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【人】 オーク フォボス― 2日目:フォボスの生態 ― >>5現在のフォボスは50%元のオーク50%闇のオークである。 どちらにも共通しているのは家族は大切にするので冬は長らく会えないと知るとそれはそれで寂しく思ってしまうが家族団らんのためだしとすぐに割り切って長期休暇のことは納得した。 あんまり家政婦みたいに働かなくて済むといいのだけれど。 タリィは努力家で勤勉家だからオークの文化も慣れてくれるだろうが問題は一度滅んでいるということだ。 フォボスが覚えているものと本能に擦り込まれているものとだと原始的な生活になってしまうだろう。 もしかするとオークの文化についての書籍もあるかもしれないが焚書になっていそうな気もする。 「ハーブティーは、草の香りがする! 味はあんまり、ないよね。 オレはなんかへーき!」 酵素が何かは知らないけどいつでも元気だからよくわからない。 食生活? 焼いたら大体食べれるし、カレー味にすれば大体食べれるんだよ。 料理による精神支配は一瞬だろう。 精神抵抗値は皆無っぽい。 ご飯の後はお昼寝をしよう。 きっといい夢が見られるだろう。 (11) 2023/06/27(Tue) 10:01:55 |
【人】 オーク フォボス「クラーケン、船襲う。 だから船で出て、狩るっぽい。 巨人先生は多分、泳いでるよ」 巨人先生が乗れる船無さそう。 海中戦闘だと結構大変だからオーソドックスな釣り戦法を教えておく。 船の上ならタリィは大活躍だろう。 凍結すれば鮮度は落ちにくいので逆にいいらしい。 「オレ昔抜いたことあるよ。 失神してた!」 >>7これは大丈夫そうと想ったら近くのヒトが当たりを引いたらしい。 当たるともう一つ貰えるみたいだけど保健室に送られたヒトが枕元にマンドラゴラスティックが置いてるのを見たらまた気絶しそうだった。 フォボスは精神抵抗は失敗したが肉体抵抗は成功したので失神しただけだった。 運ばれたヒトは精神抵抗成功したのだろう、きっと。 (12) 2023/06/27(Tue) 10:02:04 |
【人】 オーク フォボス タリィが見つめてくれるからにっこりして、腕に乗せて装飾品ブースへと向かう。 目当てのものは髪留めで、チョーカーもあったらそれも買ってつけてもらいたい。 「あのね、タリィ。聞いてほしいの」 切り出したのは装飾品を買ってまた腕にタリィを乗せて歩き出してからのこと。 「オレ、いい女だと思ったら手を出しちゃう。 今までも手を出してきた。 でもヒトはね、そうゆーのじゃないって、 たくさんお話してて、気づいた。 うっかりして、また手を出しちゃうかもだけど、 今までの分は一度、せーさんしてくるよ」 手を出さないことは難しいけれどせーばいされることはできるはずだし、理に叶っていてもイヤでしょう? タリィを覗き込みながらお願いする。 文化はこれから作ればいいのだ** (13) 2023/06/27(Tue) 10:02:21 |
【人】 オーク フォボス― アカツキとの日々の清算 ― フォボスはオークである。 闇の影響を受けていたとは言えアカツキを手籠めにしていたことは事実である。 それを当然と思っていたし互いに気持ちよかったはずなのでいいと思っていたがどうもヒトはオークとは価値観が違うようだった。 ヤってしまった過去は変えられないが清算することはできるだろう。多分。 アカツキに仕込んでいたのは【次にフォボスに勝つまではフォボスの女である】ことと【フォボスとヤるまでは忘れている】ことだ。 いつものように勝負してフォボスが敗北すればオレの女状態は解除されるだろう。 問題は記憶を失ったまま戻るのと覚えたまま戻るのどちらが良いかということだが――それを聞くにはまずべろちゅーして思い出させないといけないので難しいところである。 後は負け方なのだがどうしよーかなーと思っていると保健室からマンドラゴラスティックを持ってでてきたヒトがいたのでそれを受け取っておいた。 あとはアカツキを見つけて呼び出すだけだ。 さて、どこにいるのだろう** (15) 2023/06/27(Tue) 10:41:43 |
【人】 オーク フォボス― 2日目:雄の本能は下半身に宿っている ― >>14眉尻を下げてハの字になる眉だがヒトとは文化が違うと知ったので教えこまれると次第にハの字は消えていく。 生まれてくる予定の子どもたちの躾はどうするーと尋ねたりしてその辺りも擦り合わせる必要がありそうだ。 否定はいけない、自分は存在自体否定されたからそう思いなおす。 タリィが手伝ってくれるのは嬉しいことだし助かる。 本は文字が小さくて読みにくくて肩が凝る。 オーク帝国は増え続ける人口問題を解消するために拡大していったことは知っているが今の状況ではあんまり関係ないことだ。 何より一緒に同じことをしていることはきっと楽しい。 「せんせーは下だけはいて、およいでそー。 オレもぱっつんぱっつん。 脱がなくても、だいじょーぶ」 流石に全裸ではないと信じよう。 ぷらぷらするのはきっと邪魔だろう。 (33) 2023/06/27(Tue) 13:22:04 |
【人】 オーク フォボス そー言えば、タリィ用の水着は買ってある。 意気投合した服飾クラブの子と相談して決めたやつ。 背中が見えてるけど後は割とフィットしてくれる。 ボディラインが出てえっちいねと思う。 アーサー寮の3年時にもマンドラゴラ抜きはありますか。 あったら耳栓をありがたくもらおう。 死なないけど意識失っちゃうし。 タリィに選んだ髪留めは星がついてるやつだった。 つけてとお願いされたら喜んでつけて、似合ってる! って伝える。 チョーカーはハートマークがついたのでこれも似合ってる! かわゆだよって囁いてから腕に乗せて真面目な話をして、何を言われるかなとどきどきしてたら>>17可愛いと言われて戸惑った。 (34) 2023/06/27(Tue) 13:22:12 |
【人】 オーク フォボス「だって、タリィが悲しむの、イヤだし。 我儘なのかわゆだよ。 オレのために、我儘なの。 一回きれいきれいしてくる」 でも多分我慢しきれなくなるからやっぱり先に伝えておく。 隠れてこっそりより全部把握されておこう。 頭を抱きしめられるとおっぱいがふよんとして気持ち良い。 タリィが我慢しなくていいようにしていきたい。 本能の半分と種の保存の本能とあるかわからない理性よりもそちらの想いの狭間で歯ぎしりしそう。 飼育部の出店のところへ運んで売り子ちゃんと待っててもらう。 にへらっと手を振って――多分失神して保健室送りかな** (35) 2023/06/27(Tue) 13:22:19 |
【人】 オーク フォボス―後日談・リリス― 『グランド』の日からフォボスは変わった。 みんなの木偶人形を止めたのだ。 タリィに追い付くために、アカツキを追い放すために。 続けていた鍛錬は割と普通に強いくらいにフォボスを押し上げてくれていた。 フォボスはよく運動してよく食べる。 >>32リリスが訪れた時は丁度運動した後で腹ペコだった。 その手には何やらたくさん食べものがあってそれがリリスの美味しいと思ったものらしい。 「シュリンプロール! おいしそー! ミラーゴートのチーズは、まだ食べてない! ミルクジャムも、あるんだ!」 リリスは楽しそうに食べ物が何かを教えてくれる。 フォボスは涎をたらしそうな表情で一つ一つ受け取っていく。 (41) 2023/06/27(Tue) 14:01:09 |
【人】 オーク フォボス「お魚はよく獲れたなー、釣りしたの? 木の実はどんなのだろ。 リリスが、美味しいんなら、甘いのかな」 川の魚は毒を持ってるのは海のよりはマシ。 ただクサイから内蔵はしっかり取ったりしないとダメとか教えていこう。 「お魚捌き方知ってる? 知らないなら、焼きかたと一緒に、教えるよ。 誰かいーひと、みつけたでしょ。 りりす、いい女になったね」 くんかくんか。 ユニコーンは処女厨らしいけどフォボスはニオイが違うとわかるのだ。 女のヒトの匂いになったねーと思いながらぽやんぽやんと火起こしの準備をしよう。 もちろん食材は全部もらってしまう。 一緒に食べるかはわからないけどお腹はぺこりーなだもの** (42) 2023/06/27(Tue) 14:01:27 |
【人】 オーク フォボス アカツキを呼び出したのは訓練場だ。 『グランド』の最中にここにくる者はいない。 そしてここはアカツキの乙女を奪った場所でもある。 >>44元気に応じてくれるアカツキにフォボスは拳を握り前に突き出した。 「アカツキ、お前はいい女だ。 可愛いし、腕も立って強い。 表情豊かで、見ていて飽きない」 結局、消している記憶は起こさないようにした。 だが表在意識が覚えていなくても深層意識は覚えているだろう。 「最近は胸も尻も、大きくなったな。 それは大体、オレのせいだ。 すぐエロくなるのも、オレのせいだ。 オレの近くにいると、女はすぐそうなる。 覚えは、あるだろ。 オレは、そういう体質だ」 本当のことを教えていく。 アカツキが既に知っていることを覚えていないアカツキに伝えていく。 (45) 2023/06/27(Tue) 15:52:42 |
【人】 オーク フォボス「特に戦闘だ。 オレと戦えば戦うほどに、アカツキはエロくなるぞ。 これからもずっと手合わせしよう。 オレはお前を、好いてるからな。 もっと、もっと、エロくしてやる。 卒業する頃には子を孕ませてやるぞ」 フハハと宛ら悪の帝王のように笑おう。三段笑いだ。 両手を広げてアカツキを迎え入れるポージングをする。 嫌な好いている宣言もあったものだが好いているのは事実だ。 好いてなければここまで身体を求めてはいない。 身体を求めることこそが愛情表現なのだ。オーク的には。 (46) 2023/06/27(Tue) 15:53:29 |
【人】 オーク フォボス「お前は戦いを止められない。 ずっとオレに負けっぱなしだからな。 だからチャンスをやろう。 今日オレが勝てば、アカツキはずっとオレの女だ。 アカツキが勝てば【お前は自由だ】。 オレに勝つんだ、勝者なのだからもう戦わなくていい。 再戦も申し込まないと、約束しよう」 乙女を奪った事実は変わらないがある程度の事実を認めて討たれよう。 自由になれば【言葉】の束縛からも解放される。 どの【言葉】から解放されるのもまた自由だ。 アカツキの都合の良いようになるだろう。 だから、勝てよと願う。 今のフォボスは割と強いがデバフは受けてきている** (47) 2023/06/27(Tue) 15:53:43 |
【人】 オーク フォボス― 後日談:リリス ― >>50森の奥の小屋のヒトはあんまり知らない。 大きな先生と聞いたのは誰からだったろう。 いつも勝手にお世話になっております。 ミルクジャムの食べ方を教えてもらい、木の実の味を教えてもらう。 合わせると美味しいらしい。 タコ焼きと一緒みたいな感じだろうか。 それともオコさんだろうか。 混ぜると美味しいものは結構あると知ったのはつい最近。 リリスにいーひとができたのは本当だった。 リリスが嬉しそうなのでフォボスも破顔する。 「そっか! おめでとう! 子どもは元気な子が生まれるといいな! たんと精のつくものを食べて、 適度に運動するんだぞ」 >>51お腹を愛おしそうに撫でるものだから目を細める。 幸せでいっぱいなのだろう。 スノウが何者なのかは知らないが自分も子ども産ませたいと思うオークは普通のオークだ。 フォボスには魔力はわからぬが纏う匂いがちょっと違うので、なるほど、これが妊婦の香りと一つ学んだ。 (56) 2023/06/27(Tue) 17:10:14 |
【人】 オーク フォボス「オッケー、裁き方は見てるんだぞ。 あとで一緒に、やってみよー! でも料理は、オレは焼くしかできない! 本格的なのは……、そだ、タリィにきこ!」 拳を握りしめるリリスに魚の裁き方を伝授する。 鰓抜いて、腹を裁いて、内蔵を出して、洗って――と。 二枚卸や三枚卸、開き方も教えておくが最終的には用意していた串で口から刺して見せる。 こうしておいて焚火で焼くと美味しいのだ。 好みで塩を振ろう。 そして裁いた魚の幾ばくかをタリィに持っていって美味しく調理してもらうんだ。 その時にリリスをタリィに紹介してあげよう。 そう、それはたわわの持ち主>>-82ターコイズだった。 "タリィ、こっちはリリス! いい女だぞ! でもヒト妻だ!" と説明したりしようね* (57) 2023/06/27(Tue) 17:10:25 |
【人】 オーク フォボス 50%の本能はアカツキも求めているが、50%の本能は意地で我を通そうとしている。 いい女全てを欲する50%の本能にヒトの文化って違うと気づいた50%の本能がぶつかっている。 どちらも50%なので勝敗はない。 だから誠に勝手ながらその決着をアカツキの手に委ねることにした。 小さな呟きも残さずに耳は拾い上げている。 だが、支配されていてはそれはアカツキの幸せではないだろうことは伺える。 「わざと負けても、いいぞ。 そうしたら、ずっと可愛がってやる」 >>64全力でこさせるために煽りも入れる。 【言葉】の術は解けていても肉欲の末に芽生えた感情はあるだろう。 肉体の束縛を断ち切らせるために悪役になりきり戦おう。 ――そうして戦いの火ぶたは切って落ちた。 アカツキはその速度で懐に入ってくるが対するフォボスは予めマンドラゴラシャウトを受けており反応が鈍くなっていた。 勝負の行方は語る必要もないだろう** (73) 2023/06/27(Tue) 21:26:11 |
【人】 オーク フォボス― 2日目:女の子はロマンしかない ― >>75きっと巨人先生はノーパンなのだろう。 フォボスもまたそのことに追求することはなかった。 >>76水着を着てみてくれたら隠そうとして抱きついてくれるがそれでは他の者の視線は遮れてもフォボスの視線は遮れない。 腕と肉体の中に閉じ込めてぴっちりと包み込まれた胸はお尻を触り露出している肌に指を這わせるだろう。 そのまま人気のないところに連れ込んで水も浴びてないのに濡れた状態になる。 マンドラゴラさんとは出会えないことを祈りながら耳栓を貰うのは先のこと。 この後自分でシャウトを聞いてデバフを食らうことになるのでありがたく頂く。 >>77大好きと言われるのは大好きになりそうだ。 頑張ってくると意気揚々と出かけて悪役となろう。 家族になる君が笑顔でいられますように。 後程、>>80フルボッコにされて帰ってくるフォボスは見た目に反して朗らかに笑っていた。 戻ればまた二人でどこかを回ろうか。 ステラと会えるかなと彼女を探したり『グランド』の締めくくりに何かあれば二人で参加しよう* (81) 2023/06/28(Wed) 0:39:50 |
【人】 オーク フォボス「……パンツ見えてる、ぐふおお」 アカツキは大体スカートだ。 戦闘用の衣装もスカートなのでそんな攻撃をすればおパンツが見えてしまう。 何度も見て何度も脱がせて何度も嗅いだものだがそれでも若い雄は本能という業に逆らうことはできずにガン見して、その間に顔に直撃を食らって吹っ飛んだ。 ごろごろと何度も転がってようやく地に伏せた状態でフォボスは止まる。 意外とダメージが深いし結構痛い。 我慢我慢と唱えて痛みを堪えている。 アカツキはこれでフォボスの呪縛からは解放されただろう。 顔をあげると>>80満足気に笑う姿があり、それでも地面に伏せたままに親指を立てて答えた。 (83) 2023/06/28(Wed) 0:57:00 |
【人】 オーク フォボス「おっけー、つぎは、まけない」 手籠めには、しない。しないように気をつける。 でもうっかり手を出してしまうこともあるかもしれないがその時はまた戦おう。 アーサー寮らしく正々堂々と。 「ところで、汚れたから、水浴びするけど、 一緒に浴びる?」 少ししてようやく身体を起こすとそんなことを宣って反省してるのか変わろうとしてるのかはわからないが手を出すつもりは起きてない。 負けたばかりだから勝者に従う。 フォボスはいつもとあまり変わらぬように振る舞いながら、負けたかーとそこはとても悔しそうにしていた** (84) 2023/06/28(Wed) 0:57:08 |
【人】 オーク フォボス― 2日目:かくてロマンは腕の上に ― クラブの顧問の先生の下着事情、そして長期休暇に関しての様々なイベントは後日のお楽しみということだ。 タリィが抱きついてきたのはご褒美であるし、二人きりで見つめ合えば秘め事に耽るのも致し方ないだろう。 夏のアバンチュールはフォボスの理性を狂わすし、フォボスの理性が狂えばタリィを求めてしまうのは試験で満点を取るよりも簡単に予想できることだ。 マンドラゴラ=サン、どうしてそんなに生えてるの。 来ると身構えて肉体強化魔術を全開にしていたら意識を失わずには済んだだけ。 完全に脚にきていたし集中力も欠いていた。 あれは精神抵抗力が高くないと厳しい気がするとから笑いになってしまう。 (105) 2023/06/28(Wed) 17:50:52 |
【人】 オーク フォボス フライングドロップキックにより錐揉みで転がったフォボスは顔面の打撃痕の他にもいろいろと擦り傷だらけだった。 それでも朗らかに笑って見せて、手をあげて。 タリィが膝枕してくれると言ってくれるなら、目を見開いて驚いてから真っ赤になって照れた。 頭が大きいから重たくないだろうか。 タリィの太腿の上に頭を乗せて上を見るとおっぱいが見えた。 前屈みになってくれたら太腿との間に挟まれて幸せかもしれない。 そんなことを想いながら治癒魔法を受ける間は目を瞑って頭に触れる手の動きに心を委ねていた。 治癒が終わるとまたタリィを腕の上に乗せて歩く。 ステラが見つかれば二人は話し合うだろうか。 フォボスは話し合うところを眺めながら待っている。 女の子二人の話に男が挟まる余地はあんまりなさそうだ。 (106) 2023/06/28(Wed) 17:51:00 |
【人】 オーク フォボス 古書クラブではオーク文化の書籍を探したがあまり収穫はなかった。 書籍の数自体は沢山あったのだ。 問題はそれが別々の出典から抜粋されたもので統一化された文化を認めることができなさそうであるという点だった。 オーク文化の書籍は残念だったがステラととともに『グランド』を巡るのは変わらず楽しかった。 フィナーレを飾る魔法花火を見たいとおねだりされたら良い場所があるよとタリィを誘う。 向かった先は時計塔。 キャメロットの一番底は地下であるように、一番上は時計塔にある。 最も空に近く、最も魔法花火に近しい場所へと君を胸元に相対して抱きついてもらってから皮ベルトで固定して 「じゃ、いくよー」 残念ながらフォボスではサイズ的に時計塔に入れなかったので外壁を登っていった。 肉体強化で登るのはとてもあっさりとしたものである。 時計塔の屋根の上に座り込み、タリィにはお膝の上に座ってもらって二人で夜空を見上げて魔法花火を見た。 (107) 2023/06/28(Wed) 17:51:14 |
【人】 オーク フォボス「あれは、牧草ロールの形!」 花火を指差しては形が何かを言い合って楽しんで『グランド』が終わるまでフォボスは初めて参加する祭を楽しむことができた* (108) 2023/06/28(Wed) 17:51:22 |
【人】 オーク フォボス― 後日談:ロマンを感じて君を担ぐ ― ">>111また来年も一緒に回ろうね" 『グランド』の日、時計塔の一番上でフォボスはタリィを約束を交わした。 小鳥だと喜んで目をきらきらさせて、クラーケンだ、巨人先生だ、ライトカウだと楽しんでいるときに告げられた言葉に、 "うん!" フォボスは満面の笑みで答えて指切ではなく口づけで約束を交わした 昨年の『グランド』は未来が不安で怖くてそれでも前に踏み出してきたけれど、今年の『グランド』は未来への希望と期待が夢いっぱいで胸が膨らむ想いだ。 タリィは花火ではなくてフォボス自身といることを喜んでくれていたようだけれど、フォボスは花火とタリィとの約束に喜んでいた。 (114) 2023/06/28(Wed) 19:44:56 |
【人】 オーク フォボス 少ししてリリスからルームメイトを変更したと聞く機会があるとフォボスはタリィとルームメイトになれるようにおねだりして要望を出した。 >>109卒業までにすっかりえっちになるどころか身重になってないか心配になる提案である。 夜、タリィからフォボスのところへやってきて腕を引いて強請られた夜は朝まで求めてしうくらい正気を失っていた。 「ねー、タリィー。 オレってタリィの家族に挨拶しなくて、いいの?」 冬ごもり、長期休暇よりも長く離れることがわかっている時期に入る前にそう尋ねた。 ヒトの文化では娘を巡って父親と対峙しなければならないらしい。 そんな知識をインプットしていたのは一緒に本を見ていたタリィならわかるはず* (116) 2023/06/28(Wed) 19:45:31 |
【人】 オーク フォボス― 後日談:好きな人の家族に会いに ― 行かないままに学園を卒業してそのままタリィをかどわかしてしまうようだった。 >>123間一髪セーフというやつだろう。 >>122今夜だけではなくずっと一緒にと願ったからかルームメイトには無事なれた。 これも指きりの効果だろうか。 あの日花火に二人で目を輝かせたと想っていたけど自分が見られていた恥ずかしい一時に気づかないフォボスの純真?な心からだろうか。 タリィを抱きしめていれば寒さを感じることはない。 肉体も、心も、どちらもだ。 ルームメイトになると毎日毎晩一緒に過ごしていた。 そうなると毎晩でも交わることになりフォボスもまた匂いで危ない日を察知してその日にするなどしていたのでデキ婚になる可能性が大きかった。 そうなる前にご両親に挨拶したかったけれど長期休暇の時は致し方ないとして冬ごもりは――と想っていたら忘れていたらしい。 (128) 2023/06/28(Wed) 21:50:32 |
【人】 オーク フォボス「おおお、忘れてたならしょーがないな! 考える時間もなかったし!」 忙しい日々を過ごしていた。 だからそういうこともあるよねと頷いて理解を示す。 忙しくなってる理由はフォボスにあるのだから当然だった。 目を泳がせるタリィかわゆと想いながら、にっこにっこと微笑んで一緒に行けるとわかると首を大きく何度も縦に振った。 「うん! うん! オレ、一緒に帰る! いくよ!」 タリィの故郷はどんなところだろうか。 楽しみだなーと思いながらタリィを軽く抱き上げるとベッドIn。 飼育場の着替え小屋にならなくて良かったと思えるところは収納があることだ。 意気投合している服飾クラブの部員にもらったタリィ用の衣装はかなり多く、これらを着てもらってエッチすることが多い。 「今夜はバニーちゃんが、いいなー」 バニースーツを示して着てくれるようにお願いして今夜も熱い夜を過ごしたいねと微笑んだ。** (129) 2023/06/28(Wed) 21:50:40 |
【人】 オーク フォボス― かわゆなケモ耳メイド喫茶 ― 「タリィー、タリィー。 ケモ耳メイド喫茶いこっ! 最近ね! できたんだって! いい女もいるって! オベロン様っていうんだけど!」 >>155頭なでなでしてくれるって! と同じベッドで横になっているタリィを抱きしめながら他の女の話をし始めたかと思ったらオベロン様の話だった日があった。 行ったら行ったで――、 「でも、オレ、タリィのメイド服姿も見てみたい!」 ――と、後日、触発されたフォボスと服飾クラブの有志の手により白カチューシャに乳袋式ブラウス、腿半ばのスカートに膝上の白ニーソックス、ガーターベルトとフォボス用のタリィメイド服が誕生する切欠となる日はお日柄もよく、順番待ちするのも億劫ではない気持ちのいい一日だった* (159) 2023/06/29(Thu) 11:54:57 |
【人】 オーク フォボス― 後日談:紹介してもらいにはじめての転移 ― タリィに家族を紹介してもらえることになって最初の挨拶がデキ婚しますにならずに済んだことはヒトの一般論的にはセーフでよかった。 ちょっと抜けたところがあるらしいがそれもまたかわゆな点だ。 常にお花畑なフォボスが気づいたのはヒトの文化について覚えていっているからだろう。 このままいくと確実に卒業する頃合いにはデキている。 安全日と危険日を嗅ぎ分けてると伝えたらまた可愛く赤面したので美味しくいただいてしまったので手を打たない限りそれはほぼ確実に近しい。 冬の年末年始の流れはよくわからないのでタリィ任せだ。 挨拶回りよりも優先してくるとは思っていないので驚いてしまうだろうが最低限のマナーみたなものの習得と最大限の戦闘技術の習得は修めてある。 なんで戦う準備をしているのか問われたら、真顔でヒトの父親って娘を嫁にやらん云々ってするんじゃないの? って答えた。 (161) 2023/06/29(Thu) 12:31:50 |
【人】 オーク フォボス 毎日のお楽しみで、昼間は訓練して授業を受け、飼育クラブで魔法生物のお世話を手伝って――そう言えばタリィの机の上にはたくさん手紙があるけどあれは誰からなんだろう。 手紙を書く風習がなくやりとりもしないフォボスの机の上は綺麗なものである。 正に何もないが毎日タリィが喜んでくれる日々が幸せであんまり気にしたことはなかった。 「うん! 一緒だよ! うさぎさんはね、そうらしい! タリィはうさぎさん姿もかわゆだよ!さいこう!」 (162) 2023/06/29(Thu) 12:31:58 |
【人】 オーク フォボス タリィの故郷は北欧の森の中らしい。 話に聞くと寒いところらしく、厚着が必要らしい。 ふわもこしているタリィもとてもかわゆ。 フォボスは転移を経験するのは初めてだった。 最初は馬車で駅まで輸送されて貨物列車で運ばれて船でキャメロットに連れてこられた。 魔法の粉も初めて知って見るものだし、タリィと一緒に手を繋いで光の渦に包まれるのだそうだ。 それなら何も不安はないなと頷いて朗らかに笑った。 年末年始の長期休暇、実際に不思議な場所に辿りついて、その地の空気をくんかくんか嗅いだフォボスは大粒の涙を流すのだ。 (163) 2023/06/29(Thu) 12:32:22 |
【人】 オーク フォボス「オレ知ってる! あのね! オレが住んでたのも! こんな匂いで寒かったの! 場所はちょっと違うみたいだけど! 懐かしい場所!」 フォボスはキャメロットに連れてこられたので長年過ごした場所を覚えていなかった。 鬱蒼とした森の中であることは覚えていた。 海もそう遠くはないと知っていた。 大きな街があるとも聞いていた。 住んでたところが、タリィの故郷と似たような土地で嬉しくて、辛いとも感じない実験生物な日々だったけれど懐かしさは感じてしまう。 (164) 2023/06/29(Thu) 12:32:39 |
【人】 オーク フォボス「連れてきてくれて! ありがとお! だいすき!」 フォボスはタリィの腋下に両手を差し入れて持ち上げると雪の上をくるくる回る。 嬉しそうに、楽しそうに笑いながら* (165) 2023/06/29(Thu) 12:32:47 |
【人】 オーク フォボス― ケモミミメイド喫茶に行く ― >>160素敵と言ってくれたので早速近い内に行くことになったケモミミメイド喫茶である。 ココアを飲みながらいいこいいこしてくるらしい。 最高じゃないかな。 いい女に関しては>>-255割と同意を得られることが多いらしい。 あと、ステラとアカツキもいるし飼育クラブの売り子で手を振り返してくれた子の方もいい女とされていることは多分知っているはず。 「え? みたいよ? オレは、タリィのかわゆな姿を、全部みたい!」 自分の女だぞよ、見たいに決まっているじゃないか。 割と連日かわゆ!とか綺麗!とかタリィに言い続けてきてるフォボスである。 肯定感を少しずつあげていくのだ。 なお、合作のメイド服はフォボス的にはよく似合っていた。 写真にもじもじする姿を撮影していろんな角度から眺めてかわゆ!かわゆ!とずっと褒め続けた。 後日写真をステラに見せたり服飾クラブの心の友(女の子)に見せてかわゆ感を共有した。 その後? たくさんご奉仕してもらったよ! またその後日、執事服なフォボスがタリィに奉仕するのだけれどそれはまた別のお話らしい。* (170) 2023/06/29(Thu) 13:14:53 |
【人】 オーク フォボス― 後日談:隠れ里にオークが! ― 部活の面々の付き合いの長さというやつか。 はっぴっぴになって元からの、の度合いが増したのは『グランド』の後からということも把握されていそうであるしどんな調子か聞かれたりするのだろうか。 女の子の会話はわからないのでフォボスは肉体労働に精を出す。 3人になるとフォボスは毎日はっぴっぴだ。 最初の子も可愛いだろうしもっと欲しいと精を出す。 オークの子は強い。きっとすくすく成長するだろう。 パッパとの肉体言語での語り合いはないらしい。 フォボスはちょっとタリィの家庭が心配になった。 雄が弱いと大変というのがオーク基準である。 肉体言語ではなく精神でのどつきあいだとフォボスは敗北する。 知力での語り合いは涙目になってしまう。 相手は誰よっ! の答えは会えば分かるし大丈夫。 サプライズはあったほうがきっと楽しい! (171) 2023/06/29(Thu) 14:20:16 |
【人】 オーク フォボス 転移の秘密は内緒でも話してくれても手を繋いで転移する。 手が塞がっていないときは繋いでいるし、腕に乗ってもらっているから離れることはないだろう。 何せこのフォボス、目を離すとすぐイイ女を探しだす。 だから一緒にいる時間はすごく長くなっている。 凍土の冬は厳しい。 薄着だと凍えてしまうことは間違いない。 最初、七色に輝くローブを着て行こうとしたがきっとタリィに止められた。 流石にそれはまずいらしいがフォボスサイズの防寒具――なかったので狩ってきたレッドヘルムベアの毛皮を一頭丸ごと使ったものを羽織っている。 赤色でとても格好いい。 そんな凍土であっても匂いは感じる。 懐かしい匂いだ、この空気とこの風はキャメロットに行くまでずっと感じていたものだ。 タリィが抱きしめてくれる。 頭をぽふと撫でてぎゅっと抱きしめかえす。 (172) 2023/06/29(Thu) 14:21:11 |
【人】 オーク フォボス「うん! オレ、ここ好き!」 わーいと喜んでぶんぶん周囲を気にせず回しているといつのまにか見られていたらしい。 タリィに聞いたら弟妹たちらしい、つまりフォボスの弟妹となる子である。 「よっしゃ、ばっちこーい!」 笑顔で来い来いと手招きする。 二の腕に一人ずつひっかけてくるくる回れる。 弟妹さんヒトにしては多くない? オーク的には少ないけど、基本複数だし。 力もっちゃーなフォボスは弟妹さんを抱えたりぶんぶんしたりして遊んであげられる。 ご両親に気づくのはちょっと遅くなる。 気づいたら気づいたで開口一呼吸分で―― (173) 2023/06/29(Thu) 14:21:28 |
【人】 オーク フォボス「はじめまして! フォボスです! タリィはオレの女です! 幸せにします! よろしくおねがいします!」 もらう? もらうのは確定だしタリィは物じゃない。 ください? 物じゃないのだからもらうと一緒で違うだろう。 またするのではなくすでにそうなのだから過去形でいいはずだし、幸せにする宣誓だけでいいのでは? 頭を使うのは苦手だった* (174) 2023/06/29(Thu) 14:22:11 |
【人】 オーク フォボス― ケモミミメイド喫茶だ! ― 桃源郷。 フォボスは毎日入り浸っているのでタリィが体験した後でしてくれる方を楽しみにしていた。 ほら、オベロン様いい女だけど手を出したらヤバそうだし。 匂いくんかくんかしたら怒られそう。 料理はあんまりできないけどハートマークはかけるから自分はタリィのオムライスに書いてあげる練習しよう。 審美眼は女の子限定である。 何かのスイッチが入ったらしいタリィが何かする前に何かしていたフォボスだが、アカツキがメイド服着たらタリィ喜びそうとか思っている。 ちっちゃくて可愛いのはその通りなのだ。 フォボスからすると幼女くらいのサイズ感である。 あと速いよとか教えたりしておく。 (187) 2023/06/29(Thu) 16:34:01 |
【人】 オーク フォボス「うん! うん! いっぱい見る! かわゆなタリィが見れたら、それだけで幸せだよ」 照れながら見て欲しいと言ってくれるタリィがかわゆすぎて着る前にかわゆであることを教えてしまったりした。 何かとかわゆであることを教えているし周囲から見るとあまり実のない話をしていることもあるらしいのは飼育クラブの人の話だ。 はるぴっぴな頭なのでわりとそれだけで楽しかったりする。 ただ、自分の執事服姿が共有されているとは知らなかった。 飼育クラブの二人と仲良くなってしまうので注視したほうがいいかもしれない* (188) 2023/06/29(Thu) 16:34:04 |
【人】 オーク フォボス― 後日談:きた、挨拶した、勝った ― フォボスはクソ真面目である。 お仕事は真面目に取り組みサボるとか知らないので牧草ロールもせっせと運ぶ。 最初はいい感じの重さ(300kg)だったが運び続けたら軽く感じるようになっていた。 女の子と姦しくお話しているタリィは楽しそうなので運び終わるタイミングで視線を向けてはかわゆって思いながら次の牧草ロールを運んでいく。 そうやって運んでいるとライトカウたちに食まれるようになった。 美味しそうな匂いらしい。 フォボスからするとキミらのが美味しそうなんだが――おっと冷気が漂ってきそうだ。 もうちゃんとお肉ではないと知ってるから大丈夫。 フォボスも加減するつもりがまったくない。 セーブするお話はお互いにでないだろうからオークの影響もあってあっという間に大家族になることは間違いなさそうだ。 名前をつけるのが大変そうだ。 (191) 2023/06/29(Thu) 17:01:46 |
【人】 オーク フォボス この世界のオークは元来肉体をアピールしていい女を手に入れるので肉体言語で語り合う姿を見せるらしい。 子どもの頃に雄は肉体を惜し気もなくアピールしていた。 娘の彼ぴっぴについては心配していない。 娘より強い雄に決まっているだろうし、自然に筋肉教徒になるか氷魔術教徒になるのだから。 精神的どつきあいにはならずに済んだ。 先制攻撃のシャウトにてぱぱぴっぴが倒れてしまったこともある。 フォボスは両手に力こぶを作って高くあげたまま勝ったことをアピールする。 赤い毛皮のローブを羽織るフォボスは完全に蛮族のそれである。 このローブ、タリィが七色を止めてくれたので着てきたが良かったと思う。 一瞬ものすごい珍しい引き顔が見れたのはいい思い出だった。 そんな顔見たことない。 でも七色ローブを最初に着た時もそんな顔だった気がする。 あれクロークに入れていても光って主張してくるし羽織るを魔力を吸って光る魔力を補充する。 もはや呪いのローブであるがフォボスは気に入っていたが飼育クラブの面々にもきっと不評だった。悲しい。 (192) 2023/06/29(Thu) 17:01:55 |
【人】 オーク フォボス タリィの弟妹の名前を聞いて顔と名前はすぐに一致しない。 腕にぶらさげて回って、肩に乗せて高所の景色を見せてあげて、くんかと匂いを嗅いで覚えていく。 妹はいいとして弟諸氏を如何に筋肉族に育てあげるかが問題だな。 ぱぱぴっぴが倒れた後はママ様がご挨拶してくれたのでフォボスは雪の上に片膝をついてママ様の手を取り胸板に手を添えて礼を示す。 「よろしくお願いします、おかあさま! おかあさまがいい女で、オレは嬉しいです!」 これがロリ巨乳というやつか。 アカツキと同じくらいの背丈で恐ろしい戦闘力をしている。 タリィもこの血を引いてるということは今の見た目のままいきそうである。かわゆ。 フォボスにとっての最敬礼を示してご挨拶をするとまた弟妹たちをぶら下げて回っていこう。 何かママ様も混ざってるので腋の下に手をいれて高い高いしながらぐるぐるした。 その後、タリィがぱぱぴっぴを背負っていくらしいので腕に一人ずつと肩に一人ずつと一人背負って半分頭の上、え、まま様も? 乗せれる場所ないなー、掌の上に座ってもらってそのまま連れ帰ろう。 全員合わせても牧草ロールより軽いので楽ちんだった。 (193) 2023/06/29(Thu) 17:02:13 |
【人】 オーク フォボス― 無事、到着 ― >>190かっこいいを共有して>>200割と好感度が高いらしいが飼育クラブの面々はその辺りの観念はしっかりしてそうだ。 その辺りの観念を破壊するのがオークであるが多分大丈夫だろう。 ただうっかり夜のことまで話始めると興味を抱かれる可能性もあるので警戒心は大切だ。 一角獣より大きいとか聞いたら誰でも確認したくなるだろう。 そこは全然かわいくはないがフォボスもドラゴンのちんこを見たくあったりするしおっきいものはいいものだ。 ちなみにタリィに言われた日からそう離れずに実際に一角獣のと比べる姿があったとか。 下半身だけはだらしないがそれ以外は働き者なフォボスはポイズンフロッグ爆弾を受けてもきっとケロっとしている、けろけろだけに。 毒は効かないし、蛙は食べられる。 ご飯をくれたのかなと感謝してしまいそうだ。 ライトカウと違って投げられたならお肉と思っても大丈夫、だよね? ダメならそのときは冷気を感じるのだろう。 (204) 2023/06/29(Thu) 18:15:36 |
【人】 オーク フォボス 名づけはきっと頭を抱えそうだ。 考えるのは苦手なのだ。 でも真面目に考えるだろう。 エリザベスでもいいと思うんだ。 でもタリィの一族的には宝石の名前なんだろう。 ぱぱぴっぴはひょろひょろだがタリィは魅惑的なボディーだ。 ぼんきゅぼんだ。最高だな。 インテリ勢らしいのでフォボスは少し肩が狭い。 家の中で弟妹とボードゲームをすると完敗した。 おはじきとかなら負けないのに、物理的に。 けど、狩猟とかは得意なのでそこで挽回したい。 今なら巨人族にでも勝てる気がする。 質量は正義だが質量をどうにかする技術も覚えている、主にアカツキからパクって。 (205) 2023/06/29(Thu) 18:16:00 |
【人】 オーク フォボス 長男には今度来た時に七色ローブを見せてあげる約束をした。 ついでに七色に光るベルトもあるので一緒に見せてあげよう。 問題はどうやってタリィにバレずに運ぶかだ。 とても難しい。トランクに入れても光が漏れてきそうだ。 大きくなりたいらしいのでたくさん食べろと教えてあげた。 食べて寝て運動してたら大体育つ。 ところで魔術ってすごいな!魔法かな! 厩舎でいっかなーと思ってたらママ様の魔法で無事に館に入れた。 部屋もトロール族が泊まれる場所があるらしい。 温かいところで眠れるのは嬉しい。 (206) 2023/06/29(Thu) 18:16:08 |
【人】 オーク フォボス ご飯はいっぱい食べる。 いっぱいテーブルに並ぶとわーいと喜んだ。 山盛りの料理でもちゃんと空になる。 タリィもご飯を作ってくれるらしいので作ってもらった。 調理中にぱぱぴっぴと弟妹たちにいつも作ってもらってるって自慢する。 オムライスを何種類も作ってくれて美味しかった! 毎日幸せだと教えたかった。 ちなみにぱぱぴっぴには食後のチェスで惨敗した。 おかしいな、キング(フォボス)なら全部なぎ倒せるはずなんだけど、首を傾げるとぱぱぴっぴも首を傾げていた。* (207) 2023/06/29(Thu) 18:16:37 |
【人】 オーク フォボス― 勝って兜の緒を締める ― ガードがしっかりしていたら大丈夫だろう。 フォボスは褒めまくるので調子に乗ってしまうかもしれないがタリィならきっと大丈夫、だろう、多分。 尚、ユニ男とはとても仲が悪いようだ。 牧草ロールを持っていってもツーンとしている。 ライトカウ嬢たちには人気なのに――ハッ、雄と雌か。 ポイズンフロッグは爆弾された際だから大丈夫だろう。 野生にお帰りさせられたフロッグたちは生態系を支えてくれているに違いない。 ポイフロよりもタリィのご飯の方が圧倒的に美味しいので蛙は小腹が空いたら食べているかもしれない程度。 海が近いので海産物が一番手に入りやすい。 ネーミングセンスは追々考えていこう。 衛星の数はかなりいっぱいあるのでたくさん子が生まれても大丈夫だ。 星と宝石の名前を合わせてもいいかもしれない。 育った時に長いとつけた子に怒られそうである。 (231) 2023/06/29(Thu) 20:21:40 |
【人】 オーク フォボス ヒエラルキーはフォボスは参加していない気がする。 筋力的にはTOPだろうが知力的には底辺である。 ボードゲームは勝っても負けても楽しそうにして笑っており、長男にも喜んで教えてもらう。 男児は光るものとか音がでる玩具は大好きなのだ。 変身セットのように揃えて遊んでいるとタリィにじーと睨まれていたのでにこっと笑みを返した。 見つめてくれてるのは幸せだあと嫉妬を感知していない。 狩猟はヘラジカを素手で捕まえたりして活躍していた。 肉体強化魔術を使えるようになったフォボスにとってはヘラジカくらいは余裕である。 クラーケンはまだ試していない。 水中で丸太を素早く振れるようにならないといけない。 尊敬の眼差しを受けると照れ照れとしてしまう。 いっぱいたべろよーと言っておいたら次の休みにもついてきたら思わず目を擦るような感じになっていた。 運動はしないといけない。 チェスでふるぼっこにされて談笑した後思い思いに部屋に戻っていく流れ、フォボスも部屋に戻るとタリィがやってきたのでお出迎えした。 戻ってからずっとタリィと触れ合っていなかったのでぎゅっと抱きしめて返さない。 泊まっていこって耳元で囁いて唇を重ねた (232) 2023/06/29(Thu) 20:22:07 |
【人】 オーク フォボス― はい! ― ママ様に>>233そう問われたらフォボスは元気にそう答える。 明け透けすぎてぱぱぴっぴは小指が大惨事だった。 求めて求め返して溺れていく。 君が求めなくてもフォボスが求めるから結局は毎晩しているし君があまりにもかわゆにおねだりしてくるからフォボスの逸物は今日も元気だった。 ところでオークのお汁は美容効果があるのかもしれないと見つけたものの利用方法は特に考えていなかった。 何せ生物だし臭いし苦い。 これも二人の秘密ねとしておこう。 あんまり言いふらすと嫉妬されることになりそうだ。 ポイフロの輪唱は合わせてマンドラシャウトの絶唱も加味してはと意見を交える。 あの天にも昇るシャウトはなかなか破滅的な印象を与えてくれるだろう。 二人の間にツッコミはあまりない気がする。 かくして来年の『グランド』は中央舞台でゲリラライブが開催されるのかもしれない。 こうご期待あれ! (235) 2023/06/29(Thu) 21:31:36 |
【人】 オーク フォボス ママ様にはよろしくねと言われたのでヘラジカ含めて狩りは続けている。 匂いが辿れて深い雪にも負けずに進めるタンク系ファイターは冬の間の食料事情の改善に大いに役立てた。 ただ長男に関してはすまなかったというので次回は一緒に運動することにした。 アドバイスしてくれるタリィかわゆである。 かくして長男もマッスルの道を歩み出した。 ヒトの限界までは鍛えてみようとおもう。 まかせろーとフォボスはやる気だ。 女の子は運動より遊びかなとその辺はわからないのでお願いされたらまた肩車をして森を走り抜けたりしていたが。 ところで220歳だとオーク帝国のことを知っていたり、この付近で森に誘われた人とかの話も知っていそうである。 歯が丈夫らしいがフォボスも歯には自信がある。 何せ抜けても生えてくるからね! 種族の神秘を感じる。 (236) 2023/06/29(Thu) 21:31:42 |
【人】 オーク フォボス― ありがとう、ござい、ます! ― お返事を褒められたと思ったフォボスはまた元気よく感謝を伝えた。 ママ様に褒められて喜んでいるがぱぱぴっぴは唐突に眠りはじめてしまった。 身体がどこか悪いのかなと心配になるがタリィもママ様もスルーしてそうなので気にしないことにした。 ご飯はたくさん用意してくれるらしいのでお肉とかをたくさんとって来ようと思う。 タリィが食べたいものがあったらそれを狙ってみるのもいいかもしれない。 今夜も元気いっぱいだ! ところで北欧なのでサウナがあると思うんだ。 今日は一緒に入ろうねって約束しよう。 (247) 2023/06/29(Thu) 22:31:21 |
【人】 オーク フォボス 卒業後にどうするかはまだ一年あるのでのんびり相談したいと思う。 タリィは魔法生物を飼いたいだろうしどこかで隠れ里を開くのがいいだろうか。 でも一年に何人か子どもが増えそうな勢いでヤってるので判断が難しい。 里を開くならフォボスは外へでないといけないし、タリィ一人で育てるのは厳しいに違いない。 すると誰か一緒に誘うといいと思う次第だがいっそ飼育クラブの面々をそのまま誘うと――ああ、タリィが嫉妬しそうだ。 やはりどうしたいか話し合ってゆっくり決めよう。 フォボス的にはこの隠れ里に住んでもいいと思っている。 空気感が懐かしいし故郷のようだから。 (248) 2023/06/29(Thu) 22:31:24 |
【人】 オーク フォボス フォボス・ザ・ブートキャンプによりマッスルへの道が拓けた。 女の子は大体脚が速い子がいい時分がある。 あと太腿の筋力が強いほど持久力がいい。 何のって夜の持久力だ。 フォボスは女の子にはとても優しい。 すごく丁寧にお相手をさせて頂いて、10年後が楽しみだねと言っておく辺り。 お気に入りになっているなら遊んであげる時間も増えるが嫉妬の視線を感じるとタリィもおいでって膝の上に座ってもらって頭を撫でよう。 夜もしっかりといちゃいちゃするのだ。 (249) 2023/06/29(Thu) 22:31:30 |
【人】 オーク フォボス 長老様は知らない話もいろいろ話してくれた。 遠い南東の地にあったオーク帝国は増えすぎた人口問題を処理しきれずに暴走し包囲網を組まれて殲滅されたらしい。 伝え聞いた文化なども教えてもらったりしてタリィが記録してくれているのがありがたかった。 自分は下手に近寄らないほうがいいことくらいわかっている。 二度と足を踏み入れることがない故郷はどんな里だったのだろう。 長老宅から帰るときは頭をさげてありがとうございますと伝える。 お礼は大事、ありがとう。 歯は再生しているだけなので過信は禁物かもしれない。 でも自分もずっと20本は欲しいと思う。 自分が関わるあいさつ回りはこれくらいだろうか。 フォボスは狩猟以外することがないのでほいほいどこにでもついていく** (250) 2023/06/29(Thu) 22:31:36 |
【人】 オーク フォボス― いい笑顔に、いい笑顔を返して ― 滞在中は概ねみんな笑顔だった。 ぱぱぴっぴだけが調子が悪いみたいだったので滋養強壮にと森の中で材料を獲ってきてお酒に漬けてプレゼントした。 男親の苦悩をフォボスが知るのはまだ先だがその時はタリィが慰めてくれるだろう。 割と早く番を見つけて巣だって欲しいと願うので苦悩しないまま終わるかもしれないが――滋養強壮・精力増強効果のある酒はぱぱぴっぴを元気にしてくれるだろう。 食卓には冬の兎さんも並ぶようになったのは教えてもらった次の日からだ。 警戒心が強いうさぎさんだが捕まえると大人しい。 タリィみたいだと囁いて、またバニーさんになってとお願いしよう。 今夜もお楽しみなことは間違いない。 (273) 2023/06/30(Fri) 3:28:32 |
【人】 オーク フォボス サウナは一家に一台あるらしい。 とても便利で森の中での冷えた身体がよく温もる。 タリィと一緒に入ったときはよく温まったので卒業したら新居を近くに立ててみんなで入れるサイズで作りたい。 大きくなっても裸で付き合える、そんな家族にしよう。 フォボスは話し合いでこの隠れ里に住むことを決めた。 歓迎してくれるし自分にもできることはたくさんある。 タリィも安心できるだろうしよかったらそうしようと話そう。 オークの子の妊娠期間は出典により様々だ。 数か月のこともあればヒトと変わらぬ場合もあり、子も一人の史もあれば複数がデフォの史もある。 ヒトの見た目に近しくなっているフォボスだとヒト基準になるだろうが、精霊種を宿した時などは変動するかもしれない。 双子、三つ子はありえるの話だ。 (274) 2023/06/30(Fri) 3:28:39 |
【人】 オーク フォボス長男のマッスルロードも女の子たちも基本は足腰の強化から始まる。 いっぱい走っていっぱい歩いていっぱい走る。 最近は夏場は猛暑になるらしく普通に泳げるらしいので夏は泳ぐのもいい。 足腰を鍛えれば女の子は安産になるらしいというお話だが体力はいくらあっても困らないのである。 タリィはすぐちょろたりぃになってくれるがあんまりにもうなぎ上りだと妹たちに嫉妬しないか心配である。 いい雄を見つけるといい。 年末年始の長期休暇は充実した日々を過ごせた。 学園に戻る時はまた着ますと挨拶をして弟妹とママ様は高い高いしてぐるぐる回してあげた。 タリィと手を繋いで転移して数日たてば新年最初の授業が始まる。 (275) 2023/06/30(Fri) 3:28:46 |
【人】 オーク フォボス― 三年に、『グランド』へ向けて ― 長期休暇があけてあれよあれよと言う間に時は経過する。 そういえば九月スタートなのか四月スタートなのかはわからないが三年になるとまた後輩ができるので今度は手を出さないように気をつけて過ごしている。 フォボスは既に木偶人形ではなくなっている。 肉体的には強いが技術が拙いので全体的には中の中におさまっている。 幼い頃より日々研鑽を続けてきた技術は見よう見まねで真似てもすぐに自分のものにできるわけではない。 もっともっと強くなりたい。 アカツキとの日々は続いている。 アレなほうではなく手合わせの方だ。 定期的に開催している戦闘訓練ではいい勝負を繰り広げるようになっていただろうか。 アカツキと二人でとか聞いたらヨシツネもきそうな気がするが顔を合わせたらあの時の礼をまた言おう。 隷属から解放してくれてありがとう。よし、戦おう。 (276) 2023/06/30(Fri) 3:28:53 |
【人】 オーク フォボス タリィとステラは友達になったか。 リリスとはかわゆ連盟になっている気がする。 実に姦しい間柄である。 リリスは一足先にママになったらしい。 おめでとうと笑顔で伝えよう。 ステラはプラチナ先輩を留年させることができたのか。 それはフォボスは気づいていない。 そんなわけで飼育クラブの活動エリアの端っこで『グランド』に向けて準備が進んでいた。 企画進行タリィ、実行役フォボスというあたりだろう。 ポイズンフロッグを並べてパートに分けて歌を仕込む。 マンドラゴラも探せば学内のあちこちに生えていたので植え替えてシャウトの練習を仕込んでいく。 話をして突っ込み役不在のまま準備されているポイ☆毒輪唱隊はタリィと一緒に和やかに準備が進んでいた。 「ところで今回は、出店は、どーするのー?」 今年もミルクセーキかな。 表の方の話を振ってのんびりと過ごしていよう* (277) 2023/06/30(Fri) 3:29:04 |
【人】 オーク フォボス― 三年になる頃 ― フォボスには友はいない。 男女雌雄と性別が違えば生まれるのは友情ではなく欲であるのがオークである。 でも唯一友というべきか同志というべきか、服飾クラブの彼女は性別をかけ離れたところで意気投合している。 フォボスが考えたタリィに似合いそうな衣装が彼女の手により実現し一般化されたものを用意して『グランド』に備えているらしい。 友は居た。なんということだ。 ただどちらにしても友の作り方は知らないのでタリィとステラに関しては見守るしかなかった。 お願いの言葉を言えた時は涙ぐんで拍手した。 だってずっと不安そうだったもの。 タリィに勇気をあげられたなら何よりだ。 (291) 2023/06/30(Fri) 13:49:30 |
【人】 オーク フォボス ところで、タリィは口遣いが上手になっていた。 なんで、とは思わなくもない。 自分もまた自然と激しくはしなくなっていた。 匂いでわかった、とは言うことはない。 そんな気がするし何となくお口での回数が増えたからそうしている。 その辺りはタリィが言い出してくれるまではフォボスから言うことはない。 ちらちらと様子を伺うことが増えたがタイミングはまだらしい。 気づいていない振りを続けようとしていたら飼育クラブの女の子たちに怪しいと言われた。なんてこった。 (292) 2023/06/30(Fri) 13:49:33 |
【人】 オーク フォボス もしも子が生まれても託児所もできているだろうし、タリィの身体は子を産み育てるのに適したようにされているから心配はあまりないと思っている。 オーク、なんて生物なんだ。 ちなみに文献には全ての女と書いてあったのでもしかするとライトカウなども対象なのだろうか。 とても怪しいが流石に確かめるつもりはなかった。今日もライトカウにシープ、どちらも雌に人気のフォボスである。 (293) 2023/06/30(Fri) 13:49:42 |
【人】 オーク フォボス「チーズケーキ! ソフトクリーム! タリィのアイスは美味しいから、楽しみだなあ。 でもタリィの売り子衣装が見れないの、残念だ。 今年も気合入れたって、服飾クラブの子が言ってた」 売り子の衣装担当も任せている。 お代は素材だ。獲ってこれるものならなんでもとってきた。 今年もえろかわいい衣装らしいからあとで着てるところを見せてもらおう、後輩たちに。 そしてタリィ用の衣装ももらおう、フォボス用に。 「タリィは無理しないでね、オレがいっぱい働くから!」 にっこり笑顔で伝えてポイフロたちに上手にできたご褒美をあげていく。 二人で一緒に仕込んでいるものを披露できる日が楽しみだ。 フォボスはにっこにこで日々忙しなく働くのだった* (294) 2023/06/30(Fri) 13:49:50 |
【人】 オーク フォボス― そして、三年目の『グランド』へ ― 同志はいい仕事をしてくれるいい女だ。 いい女だが同志なのでマブダチである。 主にタリィに衣装を着せてうはうはしてるのが我らだった。 それを微笑ましく眺められてるとは思わなかったが、逆にフォボスも見守っていたのだからお相子なのだろう。 激しくなくとも気持ちよくはなれる。 サウナの時のようにじっくりと乳繰り合うのもまた良い。 口でしてもらうのも気持ち良いので子が生まれてからお返しにたくさんまた求めようと思う。 激しいのを求められたらその時はその時で。 周囲の皆に見守られながら睦まじく過ごしている。 子は肉体的には健康だろうからそちらは心配する必要はないと思われる。 心配すべきは子も大食漢だった場合だ。 エンゲル係数がまた高くなるな。 ライトカウも驚きの丈夫さであろう、流石オークの血筋だ。 ちなみにライトカウとは何もなかった。 すごい顔されずに済んだのはよかった。 (309) 2023/06/30(Fri) 20:31:09 |
【人】 オーク フォボス「生クリームも楽しみ! うん! 可愛いよ! お楽しみだね!」 タリィの分もあるからお楽しみという意味である。 クリニング屋さんは大変繁盛しているだろう。 「…………うっ、だんな、さま。 いい、響きだなあ。 えっと、オレはなんて返せばいいんだろ」 囁かれた旦那様をいうワードに身悶えする。 ハニーでいいのかな。甘そうな呼び方。 耳元で、ハニー、って囁いたりしながらそれはもう本当に幸せそうに過ごしていた。 (310) 2023/06/30(Fri) 20:31:19 |
【人】 オーク フォボス 後日、『グランド』にて。 ポイフロ&マンドラシャウトのゲリラライブイベントを開催した。 場所は大図書館の一等地。 大きな熊の仮装をしたフォボスが指揮者服姿のタリィに続いて登場し、頭や肩や腕にポイフロを乗せてお立ち台になってポーズを決めて輪唱が解き放たれた。 実に毒々しく絶叫系な輪唱は多くの生徒・先生たちを夢見心地にさせたという。 後日、二人して怒られたことはキャメロットの歴史に銘を刻んだ出来事になった。 当日はリリスとスノウの結婚式もあるらしく、 次はタリィの番だねーなどとお話をしながらいつものように腕に抱いてあっちへこっちへ指示通り進み最終日は時計塔の上に登り花火を見るのだ** (311) 2023/06/30(Fri) 20:31:26 |
【人】 オーク フォボス― 三年目の『グランド』でも君と約束を ― 氷の君だったのは最早過去の話となっている。 温かく、楽しく、官能的に過ごす間に君は春の精のような印象を受けるくらいに穏やかで温もりのある優しいいい女になっていた。 エッチなのもいいことだ。 大体フォボスのせいなので何とも言えないものがある。 目下最大のライバルはライトカウではなくて妹たちではなかろうか。 姉妹でライバルとはちょっと怖いものがある。 ところでタリィも楽しみにしてくれているらしく、その日は我慢したご褒美も兼ねてたくさん鳴いてくれていた。 可愛い声に満足だった。 ハニー、と耳元で囁きながら腰を二重の意味でブレイクしていこう。 (324) 2023/06/30(Fri) 21:41:13 |
【人】 オーク フォボス マンドラゴラシャウトのデバフを受け付けなくなったフォボスは耐性の得方になるほどと納得していた。 受ければ受けるほどに効かなくなる。 これは他の耐性もつけなければと決心したのがこの時だ。 きっと授業でも取り上げてくれるに違いない。 ケロケロ&きゃっきゃっの輪唱は倒れるくらい人気だと思ったら降ってきた雷が直撃した。 一緒に怒られてまた二人仲良くなった気がする。 怒られた後はケロっとしていたあたり雷耐性も得たかもしれない。 ウェディングドレスは二人で選ぼう。 フォボスはタキシードだろうか。作る人が大変そうである。 時計塔の上で囁かれた言葉に、にんまり笑みを浮かべてぎゅっとタリィを抱きしめる。 (325) 2023/06/30(Fri) 21:41:19 |
【人】 オーク フォボス― 子煩悩な新パパぴっぴ ― 学園を卒業して三人の子のパパぴっぴになった。 新パパぴっぴの誕生によって旧パパぴっぴはジジぴっぴになられたそうだ。 ママ様は――おっといけない、お姉さまと呼ぶらしいから気をつけないといけない。 フォボスは頭の上にテラを、両肩にマーキュリーとヴィーナスを乗せて仕事をしていることが多い。 三人の世話をしながらタリィにはその間ゆっくりしてもらおう。 今日も牧草ロールを運んで一休みにと木陰に入る。 三人をお膝の上で囲んで寝転がすと木漏れ日を受けながらすよすよと寝始める。 三人ともオークの血筋を引いている。 見た目はヒトに近しいが将来は大きくなるのだろうか。 人差し指でほっぺをぷにぷにしてたら指を掴まれた。 フォボスは何やらとても嬉しそうな表情で目を輝かせて暫くそのままで指を掴んでいる小さな手と子らを眺めていた。 「タリィ! 大変だ! おもらしされた!」 寝ている子らがそんなことになってもフォボスは楽し気にタリィの待つ家に帰ってくる。 二人で一緒に子育てをして笑顔の絶えない家庭があった** (333) 2023/06/30(Fri) 23:17:01 |
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