人狼物語 三日月国


65 【ペアRP】記憶の鍵はどこ?【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人


到着:文月 美鶴

【人】 文月 美鶴

[
 やっぱり家は落ち着く。
 自分で持てるって言っても、潤さんは譲ってくれないので
 荷物は持ってもらっていたけれど。
 持ってもらってたけど……
 疲れました、というのが正直な気持ちだった私は
 お疲れさん、と声をかけてくれた潤さんに
                         ]

    つかれた……

[
 と、正直に言うのだった。
 ちなみに私は荷解きがすごく苦手だ。
                  ]*
(3) 2021/03/31(Wed) 0:21:26

【人】 文月 美鶴

[
 潤さん…私の恋人。
 今は一緒に暮らしているけれど、
 前はアパートのお隣さんだった。
 まあそのころからこうして出かけている。
 理由…?
 ……私からは黙秘。

 ぎゅっと抱きしめられれば
 くたりと体を預けて 
                     ]
(6) 2021/03/31(Wed) 1:02:19

【人】 文月 美鶴

    んー……
    もう寝たい……

[
 用意されたら無下にはできないから
 お風呂には入るけど。
 ただ疲れてるから
 髪乾かすのめんどくさいなーとか思ったりはする。
 正直一人ならベッドにダイブして寝ていると思う。

 撫でられれば心地よさに目を細めていた。
 荷造りだって私はたまに…時々忘れ物するのだけれど
 荷解きがそれ以上に苦手だって知られてるからか、
 別に知らなくてもするのか…いや知らなくてもするんだろう。
 とにかく、片付けに関しては
 頼ってはいるものの、
 全部やろうとする彼を毎度止めていたり。
                            ]*
(7) 2021/03/31(Wed) 1:03:32

【人】 文月 美鶴

[
 促されれば入る、入るけど。
 抱きしめられて離れがたくなるのは仕方ないと思う。
 少しの間そうしてたら唇を重ねられて
                         ]

    んぅ…
    入る……あ、そうだ。
    私の分は自分で片付けるから!!

[
 一応念押しはしておく。けどお風呂に入ってる間に
 されてしまえば止める手立てがないので。
 むぅ…と頬を膨らませてお礼を言うことになるのだ。
                         ]
(10) 2021/03/31(Wed) 1:51:00

【人】 文月 美鶴

[
 シャワーを浴びて、湯船につかる。
 なんだかんだで入ればさっぱりするし
 気持ちいいもの。
 ただ、最近お風呂のたびに思うところがあって。
                        ]

    気のせい、かな……

[
 胸元に手を当ててぽつりと。
 あまり長湯してものぼせてしまうので、
 考え事はそう長くも続かず。

 お風呂から上がれば、ドライヤー片手に
 潤さん次どうぞ、と譲ることになる。
 長い髪からはほんのり桜の香り。
 あまり香りが強いシャンプーは好きじゃないから
 これくらいがいい。
 髪を乾かすのは、自分でするって言うけど、
 ドライヤーを取られたら乾かしてもらうことになる。
 彼がお風呂に入ろうと視界からいなくなったら、
 ベッドなりソファなりに横になろうとしてしまうかな。
                            ]*
(11) 2021/03/31(Wed) 1:54:13
文月 美鶴は、メモを貼った。
(a1) 2021/03/31(Wed) 14:52:16

【人】 文月 美鶴

[
 朝ぎりぎりまで寝てることが多くて、
 しっかりしてる彼に起こされることが多いというか、
 平日はほぼそう。
 休日は起こされない……起きれてるわけじゃない。
 起きるまで寝てるだけ。
 同棲してて良かったなって思うことの一つに
 私が寝てるときに来客が来ても平気だなー…
 なんてそんなこと思ったり…
 いやごめんなさい感謝してます。

 荷解きが下手なのはもうぐうの音も出ない。
 潤さんがいなければ
 私の荷解きが完了するのは
 たぶん一週間後とかになってるから。
                   ]

    もう…潤さんが何でもできるから…

[
 ささやかな反論をしつつ。
 体型の変化は、気のせいにしたい、けど。
 気のせいじゃないような所まで来ている気がする。
 変わって困るというよりは……
 
戸惑う
のほうが正しい、のかな。

            
だって私は――…

                     ]
(26) 2021/03/31(Wed) 15:15:17

【人】 文月 美鶴

[
 自分でするって言っても潤さんは
 髪を乾かしてくれる。
 私が眠い時は髪生乾きでも
 気にしない人種なのがばれてるから。
 というか、こんな自堕落なのになんで…
 なんで好きになってくれたんだろうって
 いまだにちょっと思ったりする。
                    ]

    うーん……
    潤さんが一緒ならどこでも楽しいし…
    なんなら外出しなくてもいいよ?

[
 質問にはちょっと困る。
 どこでもいいだと困らせてしまうのは確かなんだけど
 でも実際、潤さんが傍にいれば私はそれで幸せ。
 別に外出しなくたって構わない。
 眠ってしまっても大丈夫なようにと
 ベッドのほうに寝ころんでいた私は
 抱きつかれて潤さんのほうへすり寄った。
 そしてちょっと聞いてみたいことを。
                    ]
(27) 2021/03/31(Wed) 15:16:38

【人】 文月 美鶴

[
 潤さんが作るご飯はいつもおいしい。
 食べると元気が出るし、
 朝ご飯を抜いたりしていた前に比べて
 健康的になった気がする。
 夜帰ってくるのは私のほうが早いから、
 夜ご飯は作ってるけど、
 潤さんが作ったほうが美味しいんだろうなとは思う。
 もちろん上手くなる努力は怠ってないけど。
                       ]
(30) 2021/03/31(Wed) 16:32:24

【人】 文月 美鶴

    
    可愛くは……。
    な、防音とかそういうことじゃなくて…!

[
 可愛いって言われるのは嬉しい。
 可愛いって一言で言いくるめられてしまうのも確か。
 でも、でもね……。
 
 
なんでだろう、が消せない私もどこかにいる。



 普通に家でのんびりする発想を持ってないのかな。
 とか思いつつ。
 確かに前のアパートだと
 ちょっと大きな声を出したりしたら
 隣の部屋には筒抜けだったと思う。

 潤さんの腕の中はあったかくて落ち着く。
 
ずっと、こうしていられたらいいのにって

 いつも思うんだ。
                       ]*
(31) 2021/03/31(Wed) 16:34:52

【人】 文月 美鶴

[
 美味しいってほめてくれる潤さんを見てると
 もっと美味しいもの作りたいって素直に思う。
 もっと喜んでほしいって頑張りたくなるんだ。
 私が潤さんのためにできることって
 そう多くない、し。
 つい、甘えたくなってしまって
 頼りすぎてるような気がするから。
 それもあってできることはしたいって思う。
                      ]

    ……うん。ありがとう。

[
 どうしても言葉少なになってしまう。
 嬉しい。嬉しいし、そうしてかけられた
 沢山の可愛いは、確実に私の中に積み重なっている。


 
――――でも。



 
一番下にあるものを

 
取り払えた訳じゃないから。


 潤さんの言葉は、
 
本当の意味で私を変えられない。

                      ]*
(40) 2021/03/31(Wed) 18:03:30

【人】 文月 美鶴

[
 
変われなくて、ごめんなさい。

 あなたの
言葉
贈り物
も、
も。
 全部ちゃんと受け取っているのに。
 
受け取っているはずなのに。


 それでも根本が変わらないのは。
 可愛くない、から
 よくて可愛いのかな?って
 疑問形にしかならないのは。
 
 
可愛いって心の底から思えないのは――



 
私がクモの巣のような

 
過去に囚われているからかも、しれない。

                    ]
(44) 2021/03/31(Wed) 18:39:38

【人】 文月 美鶴

[
 話してほしい、とねだったら、
 潤さんは話し始めてくれた。
 それは、出会ったころまで、遡る。
                  ]*
(45) 2021/03/31(Wed) 18:39:59

【人】 文月 美鶴

    ―出会った時の話―

[
 私、文月美鶴は休日グダグダと過ごすタイプだ。
 昼まで寝たりとか普通にするし、
 ベッドから下りるのが夕方になる、なんてザラ。
 要はかなり自堕落な生活をしているわけで。
 今日だって昼過ぎまでベッドでうとうとしていた。
 そんな自堕落な人の天敵は……

    ピンポーン。

 急な来客だ。見事に起こされてしまった。
                         ]

    んー………
(46) 2021/03/31(Wed) 18:41:58

【人】 文月 美鶴

[
 大きく伸びをひとつ。せっかく寝ていたのに。
 不機嫌なまま、ちょっと待ってくださーいと、
 玄関に向かって言っておく。
 今の服装は思いっきりパジャマ。
 急いで人目についても耐えうる服に着替えて、
 髪を梳かす時間もメイクをする時間も与えられなかった私は、
 そのまま玄関先へ出て来客対応をすることにした。
 急な来客はほんと勘弁して欲しいものだ。
 いや、昼まで寝てた私が若干悪いのかもしれないけど。

 玄関先に行ってドアスコープ越しに確認。
 知らない男性だった。
 新聞とか宗教の勧誘ならスルーするつもりでいたけれど、
 たぶん違う…と思う。
 正直どんな人か分からない以上、
 あんまり出たくないけど待ってるようだし一応出る。
                           ]

    お待たせしてすみません。
    何のご用でしょうか?
(47) 2021/03/31(Wed) 18:43:08

【人】 文月 美鶴

[
 そう聞けば、訪ねてきた男性は、
 忽那と名乗って菓子折を差し出してきた。
 隣に引っ越してきたから挨拶を、ということだったみたい。

 …………私の睡眠返して欲しい

 とは流石に言えないけど若干不機嫌なのは隠せなかった。
                            ]*

    あ……わざわざありがとうございます。

  
(48) 2021/03/31(Wed) 18:43:41

【人】 文月 美鶴

[
 受け取ったしこれで用も済んだかなと思っていたら
 名前を聞かれた。
 ……差し支えあります、
 なんて言ったらどうなるのかなとか
 そんな意地悪な考えは残念ながら浮かばなかったので
                          ]

    …………文月、美鶴です。

[
 不本意ながら名乗った。しかも、
 相手は名字しか言っていないのにフルネームで。
                        ]*
(50) 2021/03/31(Wed) 18:55:15

【人】 文月 美鶴

[
 相手の名前を聞いて、自分の職場は教えず。
 素敵な名前、っていうのもお世辞にしか聞こえない。
 もういいですか、と半ば失礼な形にはなったけど
 会話を切り上げて扉を閉めた。それが、最初の出会い。
                          ]

    ……美形だったな。

[
 扉を閉めて菓子折を開けずに机に置きつつ、
 ぽつりとつぶやく。

 あれは間違いなく学内とか社内で
 ファンクラブが出来るタイプのイケメンだ。
 女性にモテるタイプで……取り合いとか発生する。
 そんな男性って自分みたいな地味な女が関わると
 ことごとくめんどくさいことになる…。
 そう、私は思っているから、第一印象は…
                        ]

    関わらないようにしよう

[
 という至極失礼なものだった。
 一目惚れなんて、そんなの二次元でしか
 有り得ないと思っていたし何より。

 
その対象が私になるなんてあり得ない。

                   ]
(52) 2021/03/31(Wed) 19:27:47

【人】 文月 美鶴

[
 相手が好意を持ってくれているなどと知る由もなく、
 挨拶をされれば返す程度で
 あまり関わらないようにしていた。
 そんな感じで警戒していたはずなのだけれど、
 ずっと良き隣人を貫いている彼と接しているうちに
 段々とこちらも態度は柔らかくなっていって。
 最終的には友達かな、
 と思える程度にはなったけど。

 それでも恋愛的な好意に気づいていなかったのは、
 
……気づけたかもしれないのに

 
気づかなかったのは。

                        ]
(53) 2021/03/31(Wed) 19:29:16

【人】 文月 美鶴

[
 私にはそんな好意が向くことなどないと。
 そんな根拠のない確信を持っていたから。
 だって私は……。
                    ]

    
可愛くない、から。


[
 ……どうしても自分が可愛いと思えない理由も
 可愛くなろうという努力をしなかった理由も
 確かに、あって。
 だからたまにちらりと見える気がする好意には
 無意識のうちに蓋をしていた。
                       ]*


    
私なんかが好かれるわけない

 
 
(54) 2021/03/31(Wed) 19:30:25

【人】 文月 美鶴

[
 運命の出会いだなんてちっとも思ってなかった。
 むしろ、面倒だなって思った。
 私みたいな地味で可愛くもない女が、
 あんな美形といたらきっと疎まれて…

   
――――……。

                       ]


   
 関わらないで、欲しかった。



[
 野菜のおすそ分けを受け取ったりしたこともあった。
 でもそれは、相手が落ち込むようなそぶりを見せたから
 渋々受け取っただけだった。
 まあ、受け取ったら食べたんだけど。
 あの時の菓子折りも実は貰ってすぐ開けなかったし
 結果として賞味期限間近に食べてたりした。
 食べたくなかったけど、食べ物に罪はないから。

 好かれる理由も思いつかないし、何故私に関わるのかと
 出会ってから一年くらいはそう思ってた。
 友達にさえ、なりたいとは思ってなかった。
                           ]*
(75) 2021/03/31(Wed) 22:42:25

【人】 文月 美鶴

[
 なんで関わるんだろうって思いは消えない。
 好意なんて感じ取れるはずもなかったし。
 私は関わらないようにしようとしてたから。

 
 結構、失礼な態度を取ってたはずなのに。
 それなのに彼はお節介を焼いてくるし、
 挨拶を欠かさなかった。
 
 たぶん悪い人じゃないんだろうな。
 うすうすはそう思っていても、
 私は関わりたくないって思い続けてた。
 話したくないって思ってた。
 
もう、面倒は嫌だったから。

 
 貴方の価値観を知る機会が出来るまでは
 私はずっと避け続けてた
                    ]*
(80) 2021/03/31(Wed) 22:58:02

【人】 文月 美鶴

[
 仕事関連で私は特に悩みはなかった。
 異性絡みの面倒ごとも、職場ではなかったし。
 だから、隣人との距離をはかりかねていたことが
 悩みと言えば悩みだった。 
 だって、明らかに失礼な態度を取ってるのは
 私のほうだったから。
                       ]

    
手紙……?


[
 いつも明るく振る舞っていた隣人が
 訪ねてきたかと思えば、
 手紙を黙って差し出してきた。
 何事だろう、
 
ついに私の非礼に対して物申しに来たのかと

 一瞬思ってしまったけど。
 当たり前だけどそんなことではなかった。
                     ]
(87) 2021/03/31(Wed) 23:47:59

【人】 文月 美鶴

   
   ……。

[
 なんで私なんだろう。
 そう思った。だって聞いてもらうだけなら
 親だったり別の人だって……。
 私なんかじゃなくてもって、思ったけど。

 あんな顔見せられて、薄情にはなれなかった。
 ……でも、仲良くなるのを警戒していた私が
 返した答えはこう。
                     ]
                     

『話を聞いたら、貴方は元気になるんですか?
 私なんかよりもいい人、いると思いますけど。
 
何故私なのか教えてもらえるなら
、いいですよ。』

[
 書かれたIDにそんなメッセージを送った。
 ああ、これでもしまずいなと思ったら
 携帯ごと変えよう。

 そう思ってた。あとから思い返せば
 なんてひどい女なんだ、と思われても
 仕方のない文面だった。
                    ]*
(88) 2021/03/31(Wed) 23:49:31

【人】 文月 美鶴


    ………。
    変な人。ていうか。

    お世辞は言えないし表情に全部出るし?
    もしかして私に対して失礼では???

[
 ………なんて思ったりはしたけど残念なことに
 全部事実だ。
…あの人、私の事よく見てる。


 ……私がいい、なんて言われることなかった。
 それに、あの文面からは下心とかは見えなくて
 本当に話を聞いてほしがってるだけって感じがして。
 聞くだけならいいかな、って思った。
                        ]

  『……教えてくれたら聞くって約束だったので。
   好きなだけどうぞ。』

[
 やりとりの最後は、ご所望通りに「お疲れ様です」だった。
                            ]*
(91) 2021/04/01(Thu) 0:56:38

【人】 文月 美鶴

[
 話を聞くといっても、続きを促すような言葉以外
 何にも、肯定も否定の言葉もかけなかった。
 内容は半分も頭に入ってない。
 要は、真面目に聞いてなかった。
 でも、頷きも何もいらないって言ったのは向こう。
 吐き出してすっきりするなら私の言葉なんて要らないだろうし。
 それに……。
 思ってもいない言葉を連ねるより、
 何も言わないほうが誠実な気がした。
 あの文面は>90が誠実だったらからこその、対応。
 
 結果、相手がすっきりしたのかどうかは知らない。
 私は、本当に嫌だったことは吐き出せないから。
 
吐き出せずに、ずっといたから――――。

 メッセージには、
                       ]

    『私なんかでいいなら』

[
 と返した。変な人だなって思ったけど、
 でも、あまり真面目には聞いてなかった話の端々から
 感じ取れる貴方の価値観は…
 悪い印象を持てなかったから。
 そして、弱いところを、隙を見せられてしまったから。
 
 それが意図的であったなら、ずるい人だと思う。 
 私はほっとけるほど冷たくなれないから。
                      ]
(106) 2021/04/01(Thu) 10:47:45

【人】 文月 美鶴

[
 こちらの本意ではなかったけど
 確かに距離は詰まってた。
 そのことがあってからは、
 少なくとも冷たい態度は取ってなかったつもり。
 普通に挨拶して、世間話をしたがるようなら
 適度に付き合おうと思うくらいには、なってた。
                       ]*
(107) 2021/04/01(Thu) 10:48:16

【人】 文月 美鶴

[
 彼の思惑通りに警戒を解いてしまったわけで
 そういう意味では私はすごく単純だった。
 美鶴さん、と呼ばれたときも最初こそ驚いたけど
 他の部屋の人のこともそう呼んでいると知れば
 
 ああ、そういう人なんだな
 
 としか思わなくて。
 ただ、私は一貫して「忽那さん」と呼んでた。
 別に他の人のことも名字で呼んでたから
 合わせただけ。それにただの隣人としての
 距離感なら、その呼び名でいいはず。
 もう少し、踏み込んだ関係…
 友達になっても、潤さんとは呼ばなかったけど。
                       ]
(116) 2021/04/01(Thu) 17:10:08

【人】 文月 美鶴

    ―今に戻って―


    なっ、家宝って…!
    あれは色々貰ったもののお返しとか
    非礼のお詫びとかそういうやつで…

    
そもそもあの時の私は………。

    
リアルイケメン信じてなかったって言うか…

    
てか、あの相談意図的…?

    
ずるい……騙された……


[ 
 潤さんが私の気を引くためにあれこれしてた話を聞いて
 私は耳まで真っ赤になっていたと思う。 
 息はしてるけど…!そのせいでつい余計なことを……。
 ぶつぶつ言ってしまったけど潤さんどこまで聞いたかな…。

 ああ、リアルイケメンが基本信用できないのはほんと。
 イケメンが裏切らないのは二次元だけ…
 だと思ってた時期が私にもありました、はい。
 今…?
私の恋人世界一かっこいいと思ってますが何か?

                           ]*
(117) 2021/04/01(Thu) 17:13:47

【人】 文月 美鶴

    ……私そんなに非常識じゃないですー!
    あの時はすみませんでした……。

[
 イケメンに関わりたくないのも、
 イケメンを信用できないのも私の都合だし、
 潤さんを見ての行動じゃなかったから、失礼だったと思う。
 それでも私を好きでいてくれたのは……
 今でもちょっと変だと思うけど。

 笑われてるのは私が変なことばっかり言ってるからだろう。
 自覚はあるんだけど……
 潤さんの冗談にも素で反応してしまうし、
 私はこの人にかなわないって思う。
                        ]
(125) 2021/04/01(Thu) 21:44:53

【人】 文月 美鶴

 
    …それ、は……。

[
 わかりやすく動揺した。
 顔が見える状態だったならぎゅうっと抱きついて隠す。
 ……なんで、がどこまで指すのかわからないけれど。
 
 
ぜんぶ、なら言えない。

                          ]
(126) 2021/04/01(Thu) 21:45:19

【人】 文月 美鶴

[
 
私なんかが好かれるわけない


      ・・・・・
 そう、私は思っていた。
 だから私は……貴方の気持ちを聞くのが
 ほんとは怖かったんだと思う。
 だって、私はただ一緒にいたかったから。
 貴方と友達でいられるなら、それでもいいのかなって
 私はそう思ってたんだ。
 友達としての貴方は――…。


 でも、それでも聞きたいって思うくらい
 私はいつの間にか貴方に惹かれてた。

 なんでかって?

 ――――――――……。
                         ]
(127) 2021/04/01(Thu) 21:47:08

【人】 文月 美鶴


    
    貴方の気持ちを確信することは出来なかったけれど
    自分の気持ちは確信することが出来たから。

    貴方の一緒にいたいって言葉がなければ
    私はきっと貴方と友達でいることを選んだと思う。


[
 これで応えたことにはならないだろうけど。
 貴方だってずるいことしたんだから。
 これくらいのずるい答えは許してほしい。
                     ]*
(128) 2021/04/01(Thu) 21:47:49

【人】 文月 美鶴


[
 罪悪感に胸がちくりと痛んだ。
 これでは答えになってないことも、
 頭のいい潤さんが何か察してるのに、
 優しさからなのか聞いてこないことも。
 胸が苦しくなる。
 
 大したことじゃないって笑われるかもしれない
 そんなことを思うとますます言えない。
 些細なことの積み重ねがいつしか
 私の認識を変えてしまっただけ、なんて。
 
 言えるわけ、ないから。
                       ]
(131) 2021/04/01(Thu) 22:40:21

【人】 文月 美鶴

 
 
    私も、
潤さんが好き。


[
 罪悪感でしばらく顔を上げられずにいたけれど
 髪をなでられておそるおそる顔を上げれば
 額に口づけが落とされて。
 幸せで、しあわせで、…申し訳なくて。
        
 その罪悪感をぬぐいたくて
 好きって伝えたくて
 自分から唇を重ねた。
 潤さんが許してくれるのなら、
 触れるだけではない、深い口づけを。]*
(132) 2021/04/01(Thu) 22:41:08

【人】 文月 美鶴

[
 潤さんにいつもされてばかりで、
 私からはめったにしない。
 だから困惑させているかもしれない。
 
 罪悪感を消すためのキスなんて、
 なんて自分勝手なんだろう。
 もちろん好きって気持ちが大半。
 でもその中に混じって、別の何かがあることに
 彼は気づいてしまうんだろうか。
                      ]

    ……っ、じゅん、さん……

[
 もし冷静に考えられてしまうのなら、
 
それは、嫌だから。

 
 明確に、意図を持って告げる。
                  ]
(135) 2021/04/01(Thu) 23:02:41

【人】 文月 美鶴

[
 ふ、と口角を少し上げる。
 なんとなく潤さんの目の色が変わったような
 そんな気がして。
 ……案の定押し倒されたし。
 思考を奪えるのなら、それでいい。
 ちょっと悪いことしてる気分だけど。
                    ]*
(137) 2021/04/02(Fri) 1:29:29

【人】 文月 美鶴

   
 ―  ―


[

 
何度も愛されているのに


    
その愛を確信できてないなんて言ったら


        
貴方はどう思うんだろう。



 
確かに受け取っているはずなのに。

 
それなのに――――。

                      
 ]
(175) 2021/04/02(Fri) 22:58:03

【人】 文月 美鶴

[
 罪悪感を拭いたかった。
 貴方に深く考えてほしくなかった。
 結局のところそれはその場しのぎに過ぎない。
 悪いことに悪いことを重ねて、
 疚しさが拭えるわけ、ない。
 
 だから――。
                       ]

    
……て、ごめんなさい……


[
 こんなに愛してもらってるのに、
 
私、だめだな、貴方にふさわしくないかも

 なんて思ったら苦しくなってきて
 ずるい言動へ謝罪を無意識に口にして、
 私は意識を手放した。
                     ]*
(176) 2021/04/02(Fri) 22:59:41
 




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