人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

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【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ こんな時でさえハンカチを持っていないことを
  詫びるバツの悪そうな顔>>46は、
  それどころではないと言うのに、
  あぁこんな少年のような表情もなさるのだと、
  張り詰めた空気が一瞬だけ、緩んだ気がしました。

  けれどもその顔は何かを思い詰めたような
  表情へとすぐに変わって、告げられる言葉>>47

  はっ、と息を飲めば、ヨシュア様の身を
  包むお姿に、いつものハイアーム家のものと
  わかるものは何一つ無いことに気づいたでしょう。

  止めなければ、この美しい心の方にまで、
  罪を背負わせることをしてはいけない
  


  そう強く思うのに、その眼差しが射抜くように
  私の瞳を貫いて、目を逸らすことも、
  何かを言うことも出来なくて。  ]
 
(62) 2020/09/24(Thu) 16:28:29

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 言うことを聞いてくれない身体を
  なんとか動かすより先に、彼の願い>>48

  待って、とようやく伸ばすことが出来た腕は、
  彼の背中には届きません。

  その揺るがぬ意思を持った背中が
  見えなくなると、私は声を上げて。
  まるで迷子の幼子のようにぼろぼろと
  泣くのを止めることは出来ませんでした。 ]
 
(63) 2020/09/24(Thu) 16:31:08

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 差し込む光が、もう朝になっていることを
  知らせてくれて。

  ようやく顔を上げて、立ち上がります。

  上手く動かない足を引き摺りながら、
  大切な家族
  
小さな弟や妹たちの
  いる部屋へ
  



  ヨシュア様の言う通りなら、この子たちは
  ここにいてはいけない。
  
少なくとも、この子たちにとって、
  あの人は、心優しい神父様だったのだから。


  …そう言えば、その神父様は、今、
  何処にいるのでしょう。
  ここまでくる間にも、姿は見えず。
  それでも、子どもたちの部屋へ入れば、
  いつものようににっこり笑って。 ]


    ……皆、おはよう。
    今日は、皆で、この国の音楽祭を見に、

    
この教会を出ましょう
   


  **
(64) 2020/09/24(Thu) 16:35:31
教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a15) 2020/09/24(Thu) 16:38:21

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 私の愛しい兄弟は、妹が4人、弟が3人。
  一番大きな子でも十歳に足りず、
  一番のおちびちゃんはまだ四つ。
  私のただならぬ様子に驚いた子もいる
  でしょうが、ともかく手早く身の回りの
  ものを纏めて(と言ってもほとんど何も
  ありませんが)
  半ば飛び出すように教会を後にしました。


  
   
ヨシュア様の言葉を噛み締めます>>33
  急ぎ、ハイアーム家を目指して。


  ヨシュア様は、アメリア様は、ご無事だろうか。
  そればかりが頭をぐるぐると過るので
  外の爽やかなそよ風に吹かれて尚、
  私の心は曇天のまま、
  気を抜けばすぐに瞳に水膜が張る有様でした。 ]
 
(73) 2020/09/24(Thu) 20:47:50

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 何も知らない小さい子たちは
  無邪気に歌を口遊んでいます。  ]


    いつくしみふかき ともなるイエスは
    つみとがうれいを とりさりたもう
    こころのなげきを つつまずのべて
    などかはくださぬ おえるおもにを



[ あぁ、今頃は、音楽祭の2日目が
  また盛大に行われていることでしょうか。

  ハイアーム家への道のりは、
  宮廷のある通りを過ぎた先。  ]
 
(74) 2020/09/24(Thu) 20:50:59

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 息をするだけで身体中が軋んで、
  足は自分のものでは無い重い棒のよう。

  逸る気持ちと裏腹に、進まない歩み。
  苛立ちながらも歩を止めれば、
  ふいに甘さを含んだ風が吹きました。

  細い路地の先には、生き生きと揺れる
  沢山の花に囲まれてひっそり佇む、
  お花屋さんがあったのかも知れません。>>0:12

  視線を上げればそっと繋がれる、
  小さな家族の手。

  ほわりと暖かい掌に、堪えた涙がまた
  沸いてしまいそうで、無理矢理微笑んで
  ぎゅ、と握り返しました。

  教会を出て、私は、この子たちは
  これからどうなるのか、
  どうするべきなのか、
  未来の音は何も聞こえないままに。  ]
 
(75) 2020/09/24(Thu) 20:53:18

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ それでも少なくともこの国に生まれた
  運命ならば、どうか心を拠せる音に
  出会って貰いたい。

  それさえあれば、前を向いて歩いて
  行けるような、強く生きて行けるような、
  そんな音にどうか触れて貰いたい。

  左手につけたままだった番号札が、
  かさりと音を立てました。

  この子たちは、どうにか一時だけ
  宮廷へ置いてもらえないだろうか。
  それが叶うなら、その間に自分は
  ハイアーム家に向かい、大切な方々の
  無事を確認することが出来るだろうに。

  私の頭には、あの母のような、>>1:273
  メイレン様の笑みが一筋の

  ように浮かんでは消えるのでした。 ]*
 
(76) 2020/09/24(Thu) 20:57:57

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 宮廷が近づいても、今日は昨日のように
  心踊る音が漏れ聞こえることは無くて>>1
  あぁそうか、今日は屋内での舞台になるのだ
  と思い出しました。

  ヨシュア様の御覚悟や、その後の出来事>>118
  また偶然にも同じ場所へ向かっておられる
  ことはわからないまま。>>119

  ただただお二人の安否が気になって
  仕方がないのに、反して身体は重く、熱く、
  一歩を進めるのがやっと。
  目を閉じて息を大きく吐いて汗を拭いました。

  賑やかな露店や、大道芸>>2に、
  子どもたちはすっかり夢中になっていて、

  その声>>83が、私達に寄せられたものだと
  気付くのには少し時間がかかりました。 ]
 
(120) 2020/09/25(Fri) 13:06:19

【人】 教会住みの娘 エヴィ

 
    あ…昨夜の。


[ 声を掛けて下さったその方>>83が、
  ゆうべどのようなことをして下さったのか
  >>53>>61など知る由もなく、
  小さな会釈をして俯きました。

  腫れて、傷だらけの、
  酷い顔をしているでしょうから。  ]


    いえ、迷子と言う事ではないのですが…。
    あ、この子たちは、教会の子です。
    私の、妹や弟で。

    
   
え…っと。
    神父様が、あの、音楽祭を皆で
    見ておいでなさいと仰って下さったので、
    それで…。


[ 昨晩の悍しい出来事を伝えることは出来ず、
  詰まりながらそう答えました。
  既に、ご存知のこととは思いも寄らず。>>36


    あの、音楽祭へ行かれるのですか?*
  
(121) 2020/09/25(Fri) 13:10:28

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 宮廷の庭園には昨日のような大勢の
  人だかりは無く、私が心を、体を、
  酷く震わせたあの光景はやっぱり
  まるで夢だったかのよう。

  それでも耳を済ませば、やはり風に乗って
  微かに此処まで運ばれてくるのは、
  人々の希望を抱いて響く、清らな音。 ]


    あの、私。
    この子たちを、音楽祭が行われている
    宮廷内へ連れて行きたいのです。


[ 意を決して、隣に立つ方へ>>83
  そう伝えましょう。

  昨日私を夢の舞台へ上げて下さった方と
  同じかは、顔をきちんと把握出来ない
  距離でしたのでわかりませんでしたが、
  コンペ裏方、の腕章を付けた方が整理券を
  配っていらっしゃるのが見えました。 ]
 
(163) 2020/09/25(Fri) 23:01:24

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 人数分の整理券を頂くために、
  その方のところへ歩み寄るのも、
  随分と時間がかかります。
  それでもなんとか近くへ行くことが出来れば、
  たくさんの子供たちを連れて宮廷内へ
  入っても良いか尋ねてみたでしょう。

  問題が無いようなら、お礼を伝えて。
  はしゃぐ子どもたちに、しぃー、と
  人差し指を唇に当てて、笑んで。

  会場内には、私が案じて止まぬ方が
  いらっしゃったのでしょうか。>>128

  もし、お顔を目にすることが叶うなら、
  その揺るがぬ意志を宿した瞳が見つめる
  光を、向ける眼差しの意味を、
  どうか失っていませんように、と
  心から祈ったことでしょう。

  また、手首の番号札がかさりと鳴いて、
  無意識のうちにそっと包むように触れました。 ]*
 
(164) 2020/09/25(Fri) 23:07:03
教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a43) 2020/09/25(Fri) 23:12:21

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 少しの注意を守れば子供を連れて行っても
  問題ない、と教えて頂ければ>>165
  私はお礼を伝えて頭を軽く下げました。


  
   
また、そよぐ風が私の髪を揺らし、
  先程と同じ>>75甘い香が鼻腔を擽ります。

  す、と視線を泳がせてみれば、そこには今日も、
  小さくて可愛らしい花束がたくさん入った
  籠を抱えて、それでも他の露店や大道芸人>>2
  のように商売に勤しむというよりは、
  まるで散歩でもするように歩く、
  お花屋さん>>1:291の姿が目に入ったでしょうか。

  丈の長い作業着>>1:295の、変わらない柔和な笑み。
  その手抱えられた籠には、鮮やかな色。
  昨夜からずっと、色が失せた世界を彷徨って
  いるような気がしていた私に、それは本当に
  眩しく輝いて。

  暫くじっと見つめた後、小さな花束を幾つか
  買う為に声をかけたことでしょう。  ]
 
(167) 2020/09/26(Sat) 6:29:46

【人】 教会住みの娘 エヴィ


  
 いつかのお花屋さん 
  


[ いつだって教会に飾るお花は、
  細い路地にひっそりと佇むお花屋さん>>0:12
  にお願いしていました。

  私はお花のことをあまり詳しく知りません
  でしたが、店主の方が見繕って
  束にしてくださる花々は、
  季節によってその種類を、色を、
  また香まで変えて、色彩のない日常に
  鮮やかな煌めきをもたらしてくれるので、
  私はお花屋さんの御使い事は
  決して嫌いではありません。


  …店主の方は、不思議な雰囲気を
  纏う方でした。>>1:26
 
(168) 2020/09/26(Sat) 6:32:41

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 穏やかに笑む表情は柔らかく。
  花々に触れる指先の動きは舞うように
  滑らかで、眼差しは深く、澄んでいて。

  なんとなくその瞳で、私の濁った心の中までも
  見透かされているような気がして、
  何度訪れても視線を上手く合わせることが
  出来ずにただ花束をお願いし、
  帰るだけの私。
  そんな妙な私にも何と声を掛けて問うこともなく
  ただ、穏やかに微笑みをくれるのでした。

  …時には渡した代金では到底買えない程の
  たくさんの美しい花束を持たせてくれることも、
  あったかも知れません。  ]*
 
(169) 2020/09/26(Sat) 6:35:43
教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a45) 2020/09/26(Sat) 6:39:36

教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a51) 2020/09/26(Sat) 13:33:30

【人】 教会住みの娘 エヴィ


  
 優しい方と 
  


[ 宮廷への入り口で帰宅、と仰るその方>>175は、
  明るい陽の下で改めて良く見れば、
  そのお召し物も上等なご様子で、
  なぜそのような方が私を気にかけて
  くださるのか、内心小首を傾げます。

  昨日大層お世話になった方だとは
  知らなかったこととは言え、
  なんて失礼だったのでしょう。

  送られる言葉
  
うちのもの、や、
  宮廷内で、と言う
  
>>175には
  また驚いて、目玉をぱちくりと何度も瞬き、
  伏せていた顔を上げました。   ]
 
(214) 2020/09/26(Sat) 16:26:04

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ と、突如背後にリズミカルな蹄の音、
  そうしてまた一人、豪奢なお姿の方が
  馬車から降りられます。>>176

  なにか小さく呟かれたようですが、
  言葉までは聞こえません。

  子どもたちを見ておいてあげようと
  言う>>177言葉に眉根は寄りますが、
  その眼差しは優しげで、少し安心しました。

  …それでも、子どもたちときたら
  何かを感じているのか。
  私にぴったりくっついて、
  離れようとしません。

  困ったように笑って、その方々を見やり。
  有難いご提案の辞退を申し上げました。

  お気を悪くされていないと良いのですが。 ]
 
(215) 2020/09/26(Sat) 16:28:57

【人】 教会住みの娘 エヴィ


    …あの、少し騒がしいのですけど、
    よければこの子たちと一緒に、私を
    宮廷まで連れて行ってくださいませんか。

    
   
私、ちょっと
    転んでしまって、歩くのが少し、
    おぼつかないので。

    ご迷惑で無ければ、ですが…


[ そう言って、また困ったように笑って。 ]
 
(216) 2020/09/26(Sat) 16:30:26

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ その方のお返事はどうであったか、
  もし頷いてくださっていたなら有難く
  ご一緒させて頂いたでしょう。

  宮廷内の舞台は、それはそれは広くて>>0
  もしも子どもたちが走り回って
  はぐれてしまえばもう二度と会えないのでは
  と思うくらい。

  見たこともない程大きなシャンデリアが
  いくつも天井を彩って>>0、その天井には
  国にちなんだ伝説が描かれた絵が、
  あぁ、素晴らしくって。
  息を飲んでそのまま呼吸を忘れてしまいそう。

  身体の痛みもその時は一瞬忘れて、
  うっとりと見上げていた視線を下ろして、

  何気なく、見渡した、人混みの中、


  
   
!!!     
    ]
 
(217) 2020/09/26(Sat) 16:34:18

【人】 教会住みの娘 エヴィ

 


   
ヨシュア様!!!>>181




 
(218) 2020/09/26(Sat) 16:38:13

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 案じ続けていたその方のお顔を目にして。

  近くだったか、離れていたか、どちらにしても
  もう、矢も盾も堪らず、駆け寄ったことでしょう。]



    
   
ご無事で、いらしたのですね
    ……本当に、良かった
   



[ 安堵でぼやける視界の先。
  私の言葉を遮るように差し出されたのは、
  
いつかと同じ、傷薬
   
  ]
 
(219) 2020/09/26(Sat) 16:39:04

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ あの日と異なるのは、
  
手向けられる、
  言葉
   



  胸の奥から、激流のように湧き上がり、
  押し寄せる感情を堪えたつもりでした。
  けれどやっぱり双眸から滴となって流れ出て
  結局なにも言えずに嗚咽が漏れるだけ。

  なにも聞けず、なにも知らず、
  問う勇気もないままに。
  ヨシュア様の瞳を見上げればそれは、
  
私の知っているものとは少し、
  色を変えていて
   


  その奥にあるこの方の、胸の内を
  推し量れたらとどれほど願ったでしょうか。

  おずおずと、薬を受け取る際、
  微かに指が触れました。

  その手を、ぎゅっと握りしめて、
  
行かないでください
と、
  言えればどんなに
   
 ]
 
(220) 2020/09/26(Sat) 16:42:49

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 
さようなら


  と

  告げるヨシュア様は

  確かに
笑んでいて、

 
  それは、今まで見た中で

  
一番美しい笑みだ、
と思いました
   
 ]*
 
 
(221) 2020/09/26(Sat) 16:45:54

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ いつの前にか、音楽祭は終わりが
  近づいていました。

  人混みの中消え行くヨシュア様の背中を
  思い出しては、やはり今からでも
  あとを追わねばと心は騒ぐのに、
  反して身体は鉛のような重さを増し、
  ぐらりと眩む頭に時折吐き気すら
  覚える為体。

  
  すっかり音楽祭に夢中の子どもたちを見れば
  心には少し、穏やかな気持ちが蘇ります。
  ヨシュア様を追うため、場を離れることを
  この子たちになんと説明するべきかと
  思案しつつ目線を彷徨わせた先に、   ]

 
(222) 2020/09/26(Sat) 17:14:24

【人】 教会住みの娘 エヴィ



    
  
   
あぁ、神様、
>>@40
 


 
(223) 2020/09/26(Sat) 17:14:54

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 陶器よりも白くなったお顔、
  強く噛みしめ過ぎたせいで血が滲む唇。>>@40

  今にも手折れそうな花のようでいて、
  けれど凛と立つ意思をを纏う、その姿は
  
  私を、好きだと言ってくださった、
 
  ただ一人の
   
     ]
 
(224) 2020/09/26(Sat) 17:18:38

【人】 教会住みの娘 エヴィ




    
   
アメリア様!!




 
(225) 2020/09/26(Sat) 17:19:19

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 声は、手は、届くでしょうか。

  近くに寄ることが叶うならば、
  その身体を抱きとめて。

  私がアメリア様のお身体の具合を伺うより
  ずっと早く、

  今にも倒れてしまいそうなご様子なのに
  
それでも案じる方
の行先を
  知らぬかと問われれば、ぐ、と息を詰めて。

  今、伝えるべきは、お身体の心配ではなく。 ]



    …先程、こちらでお会いしました。
    まだ、遠くには、行かれていないと思います。



[ そう、伝えたでしょう。  ]*
 
(226) 2020/09/26(Sat) 17:22:25
教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a55) 2020/09/26(Sat) 17:24:36

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 手を取り合い、抱き合っていて尚、
  迷い子のような途方に暮れた声がぽつり、
  と聞こえました>>@43


  
  
この、国から、出る…



  嗚呼やはり、ヨシュア様のご覚悟は、
  そうだったのでしょう…

  不思議と、驚きはありませんでした。
  
  先程の、別れの挨拶とともに
  送られた言葉、

  込められた、思い、

  美しい、笑み
   




       いいえ。
       このままではいけない。
       絶対に。

 
(272) 2020/09/26(Sat) 23:56:17

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ やはりどうしてもヨシュア様を追わなければ、
  と顔を上げた私に、力のこもった声。>>@44
  は、と振り返れば、ここまで共に来て
  くださったあの方>>241に、アメリア様が
  芯のある瞳で尋ねていらっしゃいました。 ]


     アメリア様…


[ 先程から緩みっぱなしの涙腺がまた
  視界を滲ませます。
  それでも、エヴィは、とこちらを
  ちらり見るアメリア様の視線は>>@47
  僅かに不安に揺れていて。

  告げられる言葉は、その揺れとは正反対の、
  私の身を案じて下さるもの。
  けれど。  ]
 
(273) 2020/09/26(Sat) 23:57:53

【人】 教会住みの娘 エヴィ



    …アメリア様の、お顔の色と比べれば
    私のほうがまだマシです。


[ そう言って、にやりと笑えば、
  アメリア様はどんなお顔をされたでしょう。

  ぐい、と身体を寄せて、
  私はアメリア様に続こうとするのでした。 ]*
 
(274) 2020/09/26(Sat) 23:58:32
 




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