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【見】 くるみ割り人形 トラヴィス「───嗚呼、嗚呼、そう! また人が消えたんだね。よくある事だ。」 かつ、かつ。 硬い靴底を鳴らして広間を歩く。 同じ円卓、同じ椅子へ腰を下ろす。 昨日と同じ今日、今日と同じ明日。 違うところがあるとすれば、 昨日はとてもとても良く眠れたことくらい。 「へえ、ハロウィンパーティ。 粋な催しだね。君達、存分に楽しんで行くと良いさ。」 完全に他人事。 使用人を呼び付け紅茶を受け取れば、 優雅にカップへ唇を付けた。 (@0) 2021/10/18(Mon) 12:38:12 |
【見】 くるみ割り人形 トラヴィス>>@1 シトゥラ 「なんだ、君も混ざりたいのかい? 彼らの宴を邪魔してはいけないよ。 代わりに私達も何か──催しでもしようか。プルーも呼んで、何か考えてみても楽しそうだね。」 他人事。 しかして、貴方の声に喜色が混ざれば話は別。 男は、貴方達を特に好いているのだから。 「嗚呼、嗚呼。 ありがとう、ちょうど軽食が欲しかったんだ。 クロワッサン……君がこうした手の込んだものを作るのは珍しいね、 パンでも焼きたい気分だったのかな?」 そこに、違和感。 男は貴方の言葉を一言一句忘れたことは無かった。 ……たった今、それは過去形となったのだが。 男は何も気付かずに、言葉を続ける。 「構わないよ。 君ならいつでも、歓迎さ。」 (@2) 2021/10/18(Mon) 15:42:57 |
【見】 くるみ割り人形 トラヴィス>>@3 シトゥラ 「私が………、」 口を噤む。 ぼんやりと視線を泳がせ、顎に触れる。 「……ああ、そうだった。 昨日はようやく長く眠れたから、呆然としていたらしい。 そう機嫌を損ねないでおくれ、私の舞台人。」 つらつらと続く貴方の言葉に、苦笑。 ぱり、さく、クロワッサンを手で割き、食む。 「東洋の食べ物は、あまり口にした覚えがないのでね。 まさか珍妙な色をしているとは思わなかったが…… 君の料理の腕は、今でも高く評価しているよ。」 → (@4) 2021/10/18(Mon) 19:27:56 |
【見】 くるみ割り人形 トラヴィス>>@3 シトゥラ さて。ハロウィンときたか。 貴方の様子はなんとも珍しく、どうやら本心から参加したかったらしい。 せめて何か、それらしい事は出来ないかと思案。 「……アップルボビングの用意でもさせようかな? 君は知っているだろうか。 林檎の実を口で取る──まあ、子供の遊びだ。」 曰く。 水を張った盤か何かに林檎を浮かべて、 ヘタに噛みついて口だけでそれを取り、数を競う……ハロウィンにはそんな余興がある。 舞台袖の自分たちには、似合いのイベント。 「カボチャは彼らが沢山使っているだろうからね。 私達は戯れた後、アップルパイでも嗜もうじゃないか。」 まあ私はやらないが。 シトゥラとプルーが戯れる姿を見たいだけだが。 故に、貴方がノーと言えばこの企画はすぐに流される。 「……密やかに楽しみたいならば、 私の自室でも飾り付けようか。 君と慎ましく過ごす時間も、私は嫌いじゃあない。 可愛らしいお誘いも貰った事だしね。」 (@5) 2021/10/18(Mon) 19:29:25 |
トラヴィスは、使用人に紅茶を用意させ、ミズガネまで運ばせた。 (t0) 2021/10/19(Tue) 12:21:34 |
トラヴィスは、使用人を手招き。部屋へキエを呼ぶように指示。 (t1) 2021/10/19(Tue) 18:12:59 |
【見】 くるみ割り人形 トラヴィス先程紅茶を運ばせた使用人が戻って来る。 更に伝言を頼まれたらしい。 >>16 「………そう、有難う。 二日酔いには紅茶が効果的と聞くから 善意のつもりではあったんだけど。 まあ、彼は素直じゃない性格だから。」 「…………」 「じゃあ、たった今増えた、次の用なのだけど。 彼の客室の場所を教えてくれ。 平気さ、私達、実は仲の良い間柄だからね。」 男は会話の間、ずっと穏やかな笑顔であった。 (@7) 2021/10/19(Tue) 18:20:18 |
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