情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
【人】 規律指揮 スピカ「はい、戦いに参加します。」 退くつもりはない。戦えないわけでも、戦いを嫌うわけでもないのだから。 それに、もし暴れる人が外に出てしまって、人を殺すのは悪いことなのだから。そしてそれを止めなければいけないから。 ──それが事実かは別として。 そして、スピカにも向って雨が降るというのなら少女は反撃をする。たまたますでに散乱していた、そのなかの足元にナイフを攻撃してきたアルレシャに投げつける。 (14) 2022/03/05(Sat) 23:43:57 |
【人】 規律指揮 スピカ>>a16 アルレシャ 様子を見ていたのに、絶叫を聞いた。耳を塞ぐのを忘れたから、そんな発想をとっさに取れなかったものだからびくりと肩が跳ねる。 「アルレシャ様?楽しくないですか」 様子がさっきと変わったのが少女でもわかる。その表情は少女にも良くないように思えて、わかる。 何があったのか考えてわからなかった少女は、どうしようかとかんがえて、アルレシャの前に立って。もしアルレシャの暴れを受けても 反撃しない。 その代わり暴れないように腕をつかもうとするかもしれないが。「大丈夫ですか」 処刑は楽だが、あなたが笑っていなかったから、少し躊躇う。 (43) 2022/03/07(Mon) 3:08:44 |
【人】 規律指揮 スピカ>> 44 アルレシャ 先程までは少女にも戦意があったのに。 振り払われた自分の手を少女はただじっと見ていた。反撃を反射的にしなかった。なんでか自分を思い出したから、怖くなかった。 そのつもりはないから……しかし、処刑を行わなければいけないとも思っていた。代わりに殺せる人はもう多くない。 そう思っているのに、相手の攻撃に目が行かない。 先日の処刑対象相手に銃をおろしたときと同じ感情を持っている。あの日もそう考えていた。 「アルレシャ様」 あなたが銃等で彼女を攻撃しても、彼女は上手く避けられないだろう。屠る力を持ったまま、ただゆっくりと歩くようにアルレシャに近づいていこうとする。 だってなんだか怖くないのだ。これがもらった力であろうか。そうでもないかもしれないが。 (45) 2022/03/07(Mon) 5:08:23 |
【人】 規律指揮 スピカ避けなかった銃弾は胴体にシャツに 花 を咲かせる。それでも膝すらつかずにそのまま今日の処刑対象を見下ろしていた。その力は彼女のものではないはずだった。 英雄だとは思っていなかった。悪だとも思っていなかった。殺すかも迷っていた。攻撃もしないで怖がる人にどうしても手を出せず、それでも手を伸ばそうとしたときだった。 音が聞こえた。それを打ち破る音が聞こえた。 声は出さず 出せず ただ呼びかける音を、駆け寄る音を聴いている。 (52) 2022/03/07(Mon) 22:41:35 |
スピカは、処刑はおわったあともしばらく立っていた。傷で立てなくなるまで。 (a31) 2022/03/08(Tue) 22:07:22 |
【人】 規律指揮 スピカ少女はきょろきょろと音のする方向へついて行っている。 やがて音の主へと気づいて、何をするのか質問をするだろう。 ライブと聞けばひょこひょこついて行く。 「見てもいいですか?」と断りを入れて。 (78) 2022/03/09(Wed) 23:10:56 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新