【人】 操り人形 ラサルハグ>>4:234 ゲイザー(四日目) 静かに、そして圧のある返事にくすりと笑う。 ラサルバグに動じた様子はない。 「俺が嘘をついていない証拠はない。 証明できるかはあなたの行動次第だ。 ……話したものはみな死体となった。 アンタレスとシトゥラ。 彼らの死は俺のせいかもしれない」 ゲイザーの指摘はもっともで、 疑心を持たれて良いことはない。 目線を下げて低めた声が嘘をねじこんで交わす。 死人に口なし。彼らとラサルハグの関係の真偽なんて、 「嘘であること」の証明と同じく、悪魔の証明といえよう。 「叩き潰すなら構わない。 抵抗せず、すべて受け入れよう。 俺が嘘をついた証拠と引き換えに」 それから彼女自身の目的へ向かうべく、 その場は別れただろうか。 (53) 2021/04/25(Sun) 9:43:00 |
ラサルハグは、街中を歩いている。 (a78) 2021/04/25(Sun) 12:43:07 |
【人】 人形 ラサルハグ街中。 大きな箱を乗せた台車をひくラサルハグの姿があった。 箱の口は開いていて、 ラッピングされたいくつものギフト袋で満たされている。 人々の視線にちくちくしたトゲが混ざっていても、 落ち着きのない空気が広がっていても、 気に留める様子はない。 幾度も同じ箇所を曲がり、 同じ道を幾度も進んでいるので 誰かに観測されたかもしれない。 それすらラサルハグにとってはどうでもよかった。 (72) 2021/04/25(Sun) 12:55:36 |
ラサルハグは、ゲイザーを見た。 (a82) 2021/04/25(Sun) 12:56:00 |
ラサルハグは、気に留めなかった。 (a83) 2021/04/25(Sun) 12:56:18 |
ラサルハグは、心ここに在らずだ。 (a84) 2021/04/25(Sun) 12:56:24 |
ラサルハグは、睨まれても気にしない。 (a87) 2021/04/25(Sun) 12:58:27 |
ラサルハグは、会議場で[みえないひとたち]の方向を向いている (a116) 2021/04/25(Sun) 19:27:15 |
ラサルハグは、ぼんやりしている (a117) 2021/04/25(Sun) 19:27:39 |
ラサルハグは、立ち上がり、ホワイトボードへ向かう。 (a118) 2021/04/25(Sun) 19:28:41 |
ラサルハグは、キファのいる方向を見ている。能面みたいな顔で、口を開くこともなく。 (a120) 2021/04/25(Sun) 19:29:48 |
ラサルハグは、手を振る棒人間の絵を描いた。席に着いた。 (a125) 2021/04/25(Sun) 19:58:02 |
【人】 人形 ラサルハグ>>129 ハマル 呼びかけに緩慢に頭を上げた。 少年の視線がこの数日で変わったことなど、 まったく気にも留めず。 「こんにちは、ハマル」 あなたを認識すればいつものラサルハグだ。 よく知るものでなければ変化に気づけない、 感情の振り幅の小さな。 「具合は、悪くない。依頼品を運んでいる。 そう、運んで…………」 俯けば、長い髪が表情を隠す。 「サダルはどこに住んでいるのだったか。 彼を待たせてしまっている」 サダルの死が会議場で明らかになったことは、 関係者であれば知っていることなのに、 まるで生きた彼を探すような口ぶりでいう。 平坦なその声に、感情は伺えなかったろう。 (130) 2021/04/26(Mon) 2:15:08 |
【人】 人形 ラサルハグ>>132 ハマル 「……そう、だったな」 指摘を受けても無機質な男に変化は見えない。 「『スクリプト』は自身の用意した台本に殺された。 自分自身を殺すために彼が求めたものはもし望むものがいれば俺は 違う"俺は"考える必要がないそれは/*Role『Sorcerer』*/ の役割じゃない」操り人形に結ばせた糸を強く引いたように、 ぐわんと頭が引き上がる。 変わらぬ顔の青の瞳は波紋ひとつなく、金を見つめた。 「そうか。サダルに羊を見せたのはあなたか」 『ハマルに牧場を見せてもらったら羊に囲まれたくなりました』 彼の筆跡が脳裏によぎる。 ギフト袋のひとつを手に取りリボンを解く。 羊のぬいぐるみが顔を覗かせた。 抱えられる程度の大きすぎず小さすぎないもの。 「そう、これは彼からの依頼で。 あなたは彼と親しかったのか」 (133) 2021/04/26(Mon) 9:43:20 |
ラサルハグは、ヌンキを、 (a174) 2021/04/26(Mon) 13:17:32 |
ラサルハグは、ヌンキを ──────? (a175) 2021/04/26(Mon) 13:17:49 |
ラサルハグは、ヌンキの部屋を探している。 (a176) 2021/04/26(Mon) 13:18:07 |
【人】 人形 ラサルハグ>>ヌンキの部屋の前 ヌンキの部屋の前、扉をノックする。反応はない。 入れ違いに彼は部屋を出た後だった。>>a172 扉の隙間、手紙を挟む。 手紙にはこう書かれている。 『吾は見つからない。諦めろ。 だが気に病むことはない。 見えなくったって、吾は此処にいる』 最後の一文が欠けていることを除けば、 そっくりそのままキファから聞いた内容 >>+72 を 記したものだ。 それからヌンキとよく似た愛らしい人形を、 バランスをとってドアノブに座らせた。 扉に背をもたれ、ドアノブに足をかけられる。 そのくらいの大きさだ。 人形は『ひとり』を慰めてくれる。 しかしその題材に彼本人を選んだ理由は、その悪趣味さは、 ラサルハグもわかっていない。 『人形ではない』 という言葉が印象深く残ったからだろうか。 (135) 2021/04/26(Mon) 13:29:11 |
ラサルハグは、宿を出ていく。ぼんやりしている。 (a180) 2021/04/26(Mon) 13:37:14 |
ラサルハグは、なにかを感じ取った。 (a186) 2021/04/26(Mon) 14:03:08 |
【人】 人形 ラサルハグ>>144 ヌンキ 「キファから。親しい間柄ではないのか?」 まさかのキファからだ。 平然とした顔で尋ねる様子に嫌味も揶揄もない。 ──第三者が見る限りでは。 「用意してる間に姿は見えなくなったから 忙しくしていたかもしれない」 言葉に嘘偽りはない。 ラサルハグは常に死者が見えるわけではない。 目の前にいたと思えば不意に認識外へ移行し、 また唐突に視界に移る。 そして 一連の挙動に違和感を持つこともない。 代弁する言葉はシステムから悪意の干渉を受ける。 「人形は嫌いか。ならば悪かった。 あなたと先の二人の関係は知らないが、 やはりキファとは親しかったのだろう。 俺は親しい人と別れた時、人形になりたかった。 だから……────?」 だからといって『悲しむ本人』を模すなど まずありえない。 あなたが苛立っていることに気づきながら、 その原因の一端であると思いもしないようだ。 (145) 2021/04/26(Mon) 19:35:35 |
人形 ラサルハグは、メモを貼った。 (a221) 2021/04/26(Mon) 20:07:53 |
【人】 人形 ラサルハグ>>150 ヌンキ 人形と揶揄されても「そうか」と肯定するだけであるが、 続いて出された名に、はじめて意思をもった瞳が、 あなたに向けられた。 「どういう……」 メレフとの付き合いは長い。 彼が いくら軽薄で軟派な男 これ身内匂わせ+気安い関係だから使える暴言っていうあたしの萌えポイント 『愛』なんて気安く振りまく男に思えなかった。 思いたくなかった。 「あなたは、彼と関係をもったということか?」 声は静かながら語調は強い。 胸に渦巻くものが怒りか落胆か、あるいはその両方か。 経験の少ない身は振り回されるしかできない。 「メレフとなにがあった。 いいや、彼の方からしたということか……。 答えてくれ、ヌンキ」 (151) 2021/04/26(Mon) 21:21:12 |
ラサルハグは、薬指に指輪をつけている。 (a235) 2021/04/26(Mon) 21:22:52 |
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