宝石コレクター(村建て人)は、メモを貼った。 2021/04/28(Wed) 18:21:32 |
【人】 舞姫 イクリール――冒険者ギルド・倉庫―― [徐々に深まる口づけ、水音の狭間 女を抱きすくめる男の背後の扉が僅かに揺れる。 この時間にギルドの倉庫に来るのは、彼に片想い しているあの子位だろう――回復職(ヒーラー)の。 イクリールは、翻弄された素振りの吐息のなかに ほんの少し笑みを漏らした] もう、…おしまい? [胸を押しつけ上目に見つめれば、それで済む。 男が、走り去っていく影に気づくことはなく 返答は蛇が絡み合うような口づけの裡に紛れていった] (5) 2021/04/28(Wed) 21:16:42 |
【人】 舞姫 イクリール[イクリールは奔放な女だが、本人なりの線引きとして パートナー持ちに手を出すことはない。 ただ。老若男女問わず誰かの思い人の存在に気づこうものなら 即ちょっかいをかける悪癖は、そこそこ知られているかもしれない。 ほんの1、2回……+(5)1d6回くらいの事なのだけど。 「さっさと結ばれるようにつついてあげたのに」 と嘯いて酒場で場外乱闘になりかけた時は危うく 出禁になるところだったものだから。 派手で軽薄な騒ぎに紛れて、イクリールが何故か特別 回復職に辛辣な事は、ほとんど表沙汰になっていないけれど] (6) 2021/04/28(Wed) 21:21:17 |
【人】 舞姫 イクリール[淫魔なんてものは、背徳と釈明の産物だ。 浮気や婚前交渉の、ていのいい言い訳。 『淫魔』のせいで純潔と仕える神の加護を失った ……という事になっている母から生まれた女は、そう言って憚らない。 14で故郷を飛び出して冒険者として落ち着くまでの 年月は、幼気な子供を擦れさせるに充分だった。 理不尽に淫魔の子と嘲られていた頃より、今はずっと自由。 イクリールは、今日も浮き世の刹那で舞っている] (7) 2021/04/28(Wed) 21:26:22 |
【人】 舞姫 イクリールはぁ、どうしようかなぁ。 [暗転。軽く遊んで、身を清め。 いつものように冒険者ギルドで駄弁る女の姿があった] ダンジョンの酒場へのお詫び、 人寄せの余興にひとさし舞ってみようかしら? [思案しながら、手遊びに短剣をくるくる回す。 真剣みのないイクリールに、受付は呆れ顔だ] えー、だめ? 一応、良い干し肉も用意しておいたんだけど。 瑞々しい土産の方が喜ばれると思わない? [今日の依頼をチェックしながら、女は花のように笑った*] (8) 2021/04/28(Wed) 21:27:29 |
舞姫 イクリールは、メモを貼った。 (a1) 2021/04/28(Wed) 21:36:48 |
舞姫 イクリールは、メモを貼った。 (a2) 2021/04/28(Wed) 21:40:15 |
【人】 規律指揮 スピカ―街のはずれ 小さな林の中― [――まだ日も昇らない、霧がかった早朝。 ひと気のない木立の中で、一人の青年が立ちすくんでいる。 まだ肌寒い空気の中、白いシャツに黒いズボン。 動きやすいが、寒さを防ぐには心もとない。 瞳を閉じ、深く息を吸って、腰に提げた刀の柄に手を掛ける。 瞼の裏に描くのは、殺意に目を血走らせた魔物の群れ。 手に武器を持って、今にもこちらに襲い掛からんとしている。 瞼をあげる。 腰を低く構えて、臨戦態勢に入る。 身体中の魔力を励起させて、刀を握った手に力を込める。] (9) 2021/04/28(Wed) 21:52:15 |
【人】 規律指揮 スピカ[―――一閃。 刀が鞘の中を走る音が聞こえたと同時、刃が朝霧を切り開く。 刀の軌跡の放射線状に冷気が放たれて、地面が凍り付く。 続けて二閃、三閃――。 刃のきらめきは止まることなく放たれ続ける。 そうして、幾重にも重ねられた斬撃に合わせて、周囲が凍り付いていく。 青年の周囲がすっかり凍り付いたところで、ようやく剣撃は止んだ。] (10) 2021/04/28(Wed) 21:52:57 |
【人】 規律指揮 スピカ―――まだ、遅い。 [刀を振り払う。 呼応するように、凍った地面が一瞬で解けて元通りになる。 冷えた朝の空気にも関わらず、至る所から汗が噴き出し、蒸気となって霧散するほどに身体が熱を持っている。 そこまでしても、まだ求めるものは遥か遠く。 構えを解いて自然体。 ゆっくりと、目を閉じる。 何千、何万と繰り返した動作。 いつか、自分の思い描く姿へと至るために、何度でも刀を振るい続ける。*] (11) 2021/04/28(Wed) 21:53:14 |
【人】 凍剣士 スピカ―冒険者ギルドー [あれから一しきりの訓練を終えて、簡単に湯あみを済ませてからいつものようにギルドへと向かう。 今日の依頼書をチェックしながら、めぼしい物を片端から手に取っていく。 ダンジョン奥深くに咲く血染花の採取、レッドドラゴンの心臓の入手、ケルベロスの首3つ――。 どれも難度が高く、報酬の弾むものばかりだ。 そんな依頼を一抱え程集め終わると、適当な空席を探して周囲を見回した。*] (12) 2021/04/28(Wed) 22:03:55 |
【人】 ローグ ギュルセル[ダンジョン探索なんてのは、もう久しくやっていない。 もっぱらダンジョン内の冒険者を襲って戦果を奪い取るばかり。 酒場で情報交換をし、狙い目の冒険者を見つけ、ダンジョン内や冒険者ギルドに帰るまでの間に追い剥ぎをする。 それが一番楽に稼げると気付いてから、そればかりやっていた。ときには同類と徒党を組んで、ときには独りで。 冒険者ギルドでは要注意人物として手配されているらしいが、それでも男を知らずあっさり襲われる間抜けは後を絶たない。 むしろ、手配されて好都合だったと言える。 それを知らない相手は無知で無防備で無警戒の、いいカモだからだ。 戦利品を奪い取るついでに慰み者にした相手も(2)1d6人くらいいたかもしれない] (13) 2021/04/28(Wed) 22:33:30 |
【人】 ローグ ギュルセル─ 町の裏酒場 ─ [冒険者ギルドから離れた裏通りの酒場。 ならず者の集う場所。 町にいる間、男が主に出入りする場所だ。 同業者と酒を酌み交わしながら、ギルドの依頼の情報交換をする。 昨日と比べて、何が減って何が増えたか。 ギルドに出入りできない男の代わりに、まだ手配されていない仲間が情報を得てくる] 派手な依頼が出てんなぁ……。 平気で受ける奴とは関わり合いたくねえ。 [ドラゴンの心臓だとかケルベロスの首だとか。>>12 それだけの依頼を平然と受けるような相手には、無防備だったとしても返り討ちにされかねない] その依頼、なくなったかどうか後で見てきてくれ。 [もしなくなっていたなら、その依頼を受けた相手とダンジョンに向かうタイミングが被るということだ。 男は面倒そうにため息をつきながら、そう仲間に声をかけた]** (14) 2021/04/28(Wed) 22:37:56 |
ローグ ギュルセルは、メモを貼った。 (a3) 2021/04/28(Wed) 22:47:26 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a4) 2021/04/28(Wed) 22:54:41 |
【人】 凍剣士 スピカ[―――そういえば。 まだ冒険者デビューを果たして直ぐの頃に、何度か追いはぎ達に集団で襲われたことがある。 最初に返り討ちにした時の人数は確か(2)1d6人ほど。 今では滅多に襲われないが、それでも油断はできない。 自分のように一人でダンジョンに潜る者など、恰好の獲物だろうから。*] (15) 2021/04/28(Wed) 22:59:46 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a5) 2021/04/28(Wed) 23:00:13 |
【人】 凍剣士 スピカ―幕間 つまらない話― 聞いたところでなんてことは無い、つまらない話ですよ。 [ある時、何故そこまで人に無関心なのかと問われて、言葉を返す。] 俺は元々孤児でしてね。 物心ついた時には、物盗りの真似事をして生きていたんですよ。 当然、そんなヤツが他人と堂々と関われるわけもなく、街の片隅に隠れて生きていました。 人と会話することすら、希でしたね。 ――そんな折です。 俺を引き取ってくれる、という人が現れました。 貧乏でちっぽけな教会の牧師でしてね、それなのに俺と似たような境遇の子供たちを大勢受け入れていたんです。 俺が冒険者を志したのはその頃からですね。 冒険そのものには大して興味はないんですが、身分に関係なく、腕さえ立つなら高額の報酬を受けることが出来る。 そうすれば、まだ教会にいる弟分たちを養うことが出来る。 牧師は最初受け取ろうとしませんでしたが、「子供たちを助ける一助にしてほしい」と言ったら、しぶしぶ受け取ってくれました。 俺が「報酬が減る」と言ってパーティを組まないのは、そういう事です。 全くと言うわけではありませんがね。 難しい依頼や、分割しても十分な報酬の場合はパーティを誘うこともある。 けれど、俺一人で十分なら俺一人の方がいいです。 (16) 2021/04/29(Thu) 0:43:21 |
【人】 凍剣士 スピカ…つまらない話だったでしょう? だから、この話はこれでお終い。 俺もこれだけ一息に話して疲れましたし、これでお開きにしましょう。 もう仕事の準備をしなければ。 それでは、さようなら。** (17) 2021/04/29(Thu) 0:43:31 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2021/04/29(Thu) 7:06:35 |
【人】 機構管理人 ルチル─ 機構最深部 ─ [機構の様子を魔鏡で全域確かめていく。 今のところ、ここを封印しようとか思っている奴らはいなそうだ。いい感じに翻弄されてくれている。 そこでのんびりしているオレの創造主によると、前回の稼働は20年ぐらい前だったらしい。 そのときのオレは、管理人なのにも関わらず、ついつい侵入者たちと遊んでしまっていた] (18) 2021/04/29(Thu) 8:22:27 |
【人】 凍剣士 スピカ―いつかの話― [初めてダンジョンに潜ってから、しばらく。 探索にも慣れて、そろそろ本格的に難しい依頼を受ける為の下準備として、ダンジョン内をマッピングがてら下見していた帰り。例のごとく追いはぎに襲われた。 自分が単独で依頼にあたることが多いのは知られ始めていたし、報酬の高いものばかり遂行しているのを隠してもいなかったから、当時はよく狙われたものだった。] 悪いんですが、今日は依頼でここに来たわけではないので、金目のものは何も持っていません。 お引き取り願えませんか? [できるなら、無用な争いは避けたい。 これで引き下がるとも思えないが、実際に持っていないのだからここで争う理由もない。 今日の追いはぎ達の人数は(6)1d6人。 その中にこういった行為にひと際手慣れた者>>13の姿があったかどうか、襲われた回数が多すぎてわからない。] (20) 2021/04/29(Thu) 8:35:43 |
【人】 凍剣士 スピカ[ゆるり、腰の刀に手をかける。 今日は人数が多い、どこから襲い掛かられても迅速に対応できるように戦闘態勢をとる。 深く、大きく息を吐いて――。 刹那、無数の斬撃が周囲を斬りつける。 刀から放たれた冷気が氷の壁となって、追いはぎ達と自分の間に立ちふさがる。 そうして自分の安全を確保すると、さっさと踵を返しその場を立ち去る。 追いはぎとはいえ、人を斬らなくて済むのなら、そちらの方がいい。 その日の事に関しては、それっきり。 以降何度も経験した、楽しくもない思い出の一つとして頭の片隅に追いやられていった。*] (21) 2021/04/29(Thu) 8:43:27 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a6) 2021/04/29(Thu) 8:45:57 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a7) 2021/04/29(Thu) 10:30:00 |
【人】 ローグ ギュルセル[──それはいつのことだったか。 新人の練習に付き合って“いつもの活動”をしていたときのこと。 ローグの男は「金目のものは持っていません」と申告する青年に出会った>>20] ……だってよ、リーダー。 [普段は持っていそうな相手に目星をつけてから襲っているが、今回の“首謀者”は新人。練習がてらのターゲット選びは、調べが甘かったのかもしれない。 さてどうしたものかと男が考え始めようとしたとき、目の前の青年は刀を構えたかと思えば目にも止まらぬような速度で空を斬り、間合いを埋めるように氷の壁を作り上げた>>21] ……追うか? [“首謀者”に問いかけてみれば、彼女は「やめとく」と首を左右に振った。 男も同意だった。本気を出させたら面倒そうな相手だからと、避けて通る相手のリストに刀使いの青年が追加された。 とはいえ、冒険者と同じくらい、ならず者たちも多くいる。他の向こう見ずな連中が繰り返し青年を襲ったのだろう。 何度も襲われては確実に返り討ちにしていく噂が知れて、今では彼に手出ししようという者は少数派だ>>15]* (22) 2021/04/29(Thu) 10:41:36 |
ローグ ギュルセルは、メモを貼った。 (a8) 2021/04/29(Thu) 10:45:31 |
【人】 舞姫 イクリールわぁ。相変わらず欲張りさんね。 スーくん、いつもいつも、疲れない? [美容と健康によろしいごぼう茶を飲みながら、 スピカ>>12ひらりと手を振ってみる] おねーさんと一服いかが? 年上は、適度に休む姿を見せるべきよ。 [彼が答えてくれるかはさておき。 見かける度にそんな誘いをかけるのは、以前スピカの事情を 聞いたことがあったから。>>16 確かに、女にとってつまらない話であった。 過去がどうあれ、弱味にもなりうる事を明かしてしまう青年の若さと真面目さが眩しすぎて、なんならちょっとムカついたから。 だから、誘うのはパーティ結成ではなくくだらないお喋りだ*] (25) 2021/04/29(Thu) 19:12:34 |
【人】 ローグ ギュルセル─ 町の裏酒場 ─ ……遅ェなぁ。 [いつもなら今頃、一足先にダンジョンに向かった仲間が内部の様子を通信魔機で知らせてくるはずだ。 だが、今日は音沙汰がない。 仲間たちと狩りの支度を整えながら待ってみるが、連絡は一向に無い] 独りで変なのに手ェ出してんのかね。 [そんな無謀なことをする奴だったろうか、と男は思考を巡らす。 短剣の刃は研ぎ終え、魔力の込められたロープも持った。 罠の解除や宝箱の鍵開けに使うロックピックも充分な量持ち、傷薬の類と携帯食も確保した。 いつでも出発はできるのだが、先に出た仲間が何も連絡を寄越さないことに不安が湧き、男は仲間たちと共に二の足を踏んでいた]** (26) 2021/04/29(Thu) 20:01:28 |
【人】 舞姫 イクリール─回想・修羅場inダンジョン酒場─ [それは当時のパーティで情報収集に訪れた時の事。 すれ違いに出ていった剣士の青年の一言が合図だった。 『もう身体は平気か? またあとで』 他愛ない言葉の含意に気づいたのはさすが恋する乙女だ] わ〜……いいバティーダデカカオsakeが勿体ないなぁ。 [「まさか一度寝ただけでああなるなんて」 という供述に激昂した侍jobが投げた杯の中身を 頭から被る。酒場で無駄にするのはマナー違反、と ややずれた気遣いで、投げられた杯と皿をひょいと受け止め 柱の周りで死の追いかけっこをする羽目になった] うーん、ごめんね? 上手くいかなかったのかしら。 さっさと結ばれるようにつついてあげたのに。 [ぺろっと酒を舐めながら放ったこれが会心の一撃だったらしく。彼女の顔色が繁殖期のホーンラビットの毛皮みたいだったのを覚えている] (27) 2021/04/29(Thu) 20:17:50 |
【人】 舞姫 イクリール[この酒場には恩義があるし、 はじめて本当の意味で酒を知ったのもここ。 出禁はご勘弁、と100%の私欲でもってイクリールは袖を翻した。 魔力や武器を使うのは不味い。>>n5 戦闘では魔力を含ませて戦力向上や妨害に用いる舞い。 舞いの良いところは、華やかかつ油断を誘えるところ。 武道の達人なら警戒されるところをスッと入り込める。 イクリールに殴りかかった勢いを生かして引き込み、くるくると2人の立ち位置が変える。変わる。刀だけは抜けないよう立ち回って、喉元を掠めた拳をいなし、転びかけた女を掬い上げ、エスコートするように一回りさせて、一礼した] ……ちょっと飲みすぎちゃったみたい! ごめんなさい、お騒がせしました。 [目を回した彼女を支えながら、白々しくにっこり微笑んだ] (28) 2021/04/29(Thu) 20:20:56 |
舞姫 イクリールは、メモを貼った。 (a9) 2021/04/29(Thu) 20:36:05 |
【人】 ローグ ギュルセル─ 回想・ダンジョン内酒場 ─ [男が商談に集中していたところ、少し離れた場所から、ばしゃりと水をぶっかけるような音が聞こえた。>>27 何事かと思ってそちらを見ると、柱の周りで追いかけっこ中の侍と舞姫がいた。 若い娘2人とあれば痴情のもつれか何かかと安易に考えながら>>23商談に戻ろうとしたが、舞姫の華麗な舞が男の目を引いた。>>28 刀を抜かせず拳をいなし、暴力に訴えるのではなく目を回らせて相手を黙らせる鮮やかな手並み。 男は日頃ギルドには近寄らないから、彼女のことを全く知らない。 だが、ご法度となっている乱闘をギリギリのところで回避した姿は強く印象に残った。 機会があれば声でもかけてみようか。 そんなことを考えながら彼女を見ていて、男の商談は一時停止となっていた]* (30) 2021/04/29(Thu) 20:46:57 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a10) 2021/04/29(Thu) 21:25:06 |
【人】 凍剣士 スピカ―冒険者ギルド― [耳に届いた声に、ちらりとだけ視線を向ける。>>25] 疲れませんね。 お気遣い、ありがとうございます。 [表情一つ変えず、ぴしゃりと言い切る。 昔から、生きるためには文字通り命がけだった。 それは、冒険者になってからも何も変わらない。 むしろ、依頼を果たせばキチンと報酬を貰えるのだから、あの頃よりはるかに恵まれている。] 貴女と一服、というのも大変魅力的ではありますが、遠慮させていただきます。 俺なんぞと話す時間がもったいないでしょう。 [彼女には一瞥もくれずに、断りを入れる。 注釈しておくが、彼女を嫌っているわけではない。 むしろ、数少ない自分の話を聞いてくれた人として、好意的に思っている方だ。 先の言葉は、この青年が心の底からそう思っている故だ。 そのまま、彼女の横を通り過ぎて空いている席に腰かけると、抱えた依頼書を一つ一つ精査していく。] (31) 2021/04/29(Thu) 22:48:53 |
【人】 凍剣士 スピカ[そうして、依頼書を精査している間に、ちろりと横目で彼女を見やる。 それからテーブルの対面。丁度空いているもう一つのイスへと目をやる。 最後にもう一度彼女を見やる。 彼女が空いている席を見つけて、どうするかはわからないけれど。 青年は、彼女を止める気も拒むつもりもないから。*] (32) 2021/04/29(Thu) 22:49:09 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a11) 2021/04/29(Thu) 22:53:59 |
【人】 騎士見習い テンガン こ、こんな生活を、あと三年も……!? [騎士見習いテンガンは挫けかけていた。 それというのもテンガンの生家であるケッセルリング家の奇妙な家訓のせいであった。 男児たるもの旅をすべし。 自分一人の力で世間を生き抜いた経験がなければ一人前の男とは言えない。 そういった精神の元、ケッセルリング家の男児は三年間冒険者として修業を積まねば騎士になることを認められないことになっていた。 テンガンは騎士になる為の修行の旅に出て、そして最初の数週間でもう心が挫けかけていた。 モンスターが強すぎるから? 否、騎士になる為に幼少の頃から剣の腕を鍛えてきたテンガンにはそんじょそこらのモンスターなど敵ではない。 では何が問題か? テンガンが耐え切れぬのは――――冒険者という生き物の粗暴さであった。] (33) 2021/04/29(Thu) 23:05:38 |
【人】 騎士見習い テンガン――冒険者ギルド―― この中から仲間を集えというのか……!? [ギルドの建物内に入った途端、むわりと臭気が鼻をついたような気がした。 頻繁に出入りしている人間にとっては何でもないかもしれないが、生まれてこの方貴族として暮らしてきたテンガンにはその空気は異物であった。 嫌だ嫌だと思うからであろうか。 ざっとギルドの中を見回したテンガンには汚いものばかりが目に付くようであった。 周囲の人間の迷惑を考えぬ大声での談笑、黄ばんだ歯、汗臭い装備……。 テンガンには冒険者のそういったもの全てが耐え切れなかった。 冒険者はパーティを組んで行動するものだというセオリーはテンガンにも理解できてはいるのだが……] かくなる上は、ソロ攻略をするしかないのか……? [血迷ったテンガンは依頼書の張られた掲示板へと視線を彷徨わせた。]* (34) 2021/04/29(Thu) 23:06:54 |
【人】 マギカメラ レヴァティー とある討伐戦 ー はいみなさんこんにちは、マギカメラです。ボルケノドン討伐戦もいよいよ大詰めになってまいりましたね。 [タッタッタと走るその足元には真っ赤な溶岩が火の粉を吹きながら垂れ流れ、耐熱魔法も耐熱装備も無にするような灼熱火口の中。 今まさに行われている超大物モンスター"ボルケノドン"の討伐現場に彼女は撮影者として参加している。] (35) 2021/04/29(Thu) 23:15:28 |
【人】 マギカメラ レヴァティ あ、良かった、間に合ったみたいです。 [並み居る猛者達が集う大規模パーティーの中で唯一彼女だけは戦うことをせずに勝手気ままに撮影するだけ、平服の格好にマイクを手に浮遊するカメラを従えて行動するのはもはや定番の光景になってきたかもしれない] あ、今すごい数の魔法が放たれました……… ………どうやらようやく決着がついた模様です。 [火口が崩れ落ちるかと思えるくらいの断末魔をあげながらボルケノドンはのたうちまわる。 トドメとばかりに首に飛びかかる戦士達の映像を真横で捉えながらその最後の断頭の様も見事に撮影してみせた。] (36) 2021/04/29(Thu) 23:16:31 |
【人】 マギカメラ レヴァティ ……お疲れ様でした。今回も激しい戦いでしたね?視聴者たちも大興奮みたいでした。ありがとうございます。 [終わればパーティーのリーダーらしき男へ労いとお礼も兼ねてのインタビュー。 彼女のカメラは世界唯一にして無二の中継映像送信魔道具【パパラッチ】 ほんの少しの魔力を支払えば誰でも簡単に彼女の映像を視聴可能だ] (37) 2021/04/29(Thu) 23:18:27 |
騎士見習い テンガンは、メモを貼った。 (a12) 2021/04/29(Thu) 23:19:31 |
【人】 凍剣士 スピカ――冒険者ギルド 少し前の話―― んっ。 [たまさか、依頼掲示板の前で見かけた男の肩を捕まえて、依頼書を突きつける。>>34 内容は、『ダンジョンに双子のミノタウロス出現、退治依頼する。※二人一組での参加を募集』。 残念ながら、自分には友達も積極的に協力してくれる仲間も少ないので、こういった不慣れな新人を捕まえる事はよくある。] んっ!! [もう一度、改めて男の目の前へと依頼書を突きつける。 依頼の内容をよく知らしめるように。 そうして、ひとしきり男に依頼書の内容を確認させた後、首根っこをひっつかんで受付嬢の元へと引きづっていく。なんなら相方が見つかった嬉しさに鼻歌なんて歌いながら。 果たして依頼が無事に受理されたのか、結果がどうなったのかは別の話。 けれど、彼の剣技を見ることが出来たなら、鍛え上げられた剣に惜しみなく賞賛を送るだろう。*] (38) 2021/04/29(Thu) 23:32:15 |
マギカメラ レヴァティは、メモを貼った。 (a13) 2021/04/29(Thu) 23:33:00 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a14) 2021/04/29(Thu) 23:34:32 |
【人】 魔女 クリスタ ― 町の魔法店にて ― ・・ 冒険者風情と組むなんて、私はまっぴら御免だね。 野蛮人は野蛮人同士で仲良くしていればいい。 君も、そうは思わないかい? [ ――― 魔術というのは、ある種の高等技術だ。 "ただ扱うだけ"なら誰にでも出来るかもしれないが、 その深奥を究めんとすると、これ以上に奥深く困難で、 しかし興味深い分野というのは存在しないと私は考える。 故に我々魔術師というのは、多くの知識と優れた知恵、 高い見識と深い教養が求められる「選ばれし者」と呼んでも おそらく過言ではないだろう。 その中でも更に上澄みの、偉大な魔女であるこの私が、 たかだかダンジョンひとつ踏破しようとするのに、 どうして仲間など必要とするはずがあろうか。] (39) 2021/04/29(Thu) 23:34:51 |
【人】 魔女 クリスタ[ 大きなつばの付いた白いとんがり帽子を揺らして、 "見た目だけは"うら若き少女然とした魔女は、 お節介な魔法店の店員にやれやれと肩をすくめる。] なあに、迷宮に潜るのだってこれが初めてじゃあない。 今までだってソロで全く問題なかったんだ。 だから、なにも心配には及ばないよ。 [ 魔法職といえど、私くらいになれば並の前衛よりも強く。 宝箱の解錠や手に入れたアイテムの鑑定は魔法で十分。 回復職は当然不要で、休息のときは結界を張ればいい。 私一人で必要な役回りは全部こなせてしまうのだから、 わざわざパーティを組む必要性など微塵も感じないと、 一匹狼気質の魔女は心のなかでせせら笑う。] (40) 2021/04/29(Thu) 23:35:28 |
【人】 魔女 クリスタ[ ――― たまに、ごく稀にではあるものの、 悪知恵の働く相手に魔力切れの隙を突かれることはある。 しかし、備えあれば憂いなし。 そういう時のために、非常用の魔法薬は複数常備してある。 ……最悪、その備えすら尽きたとしても。 非常に不本意ではあるものの、命さえ無事ならば、 己の体で安全を買うという方法だって取れる。 私だってこれだけ長生きして生娘という訳ではない。 男性経験なら一応(2)1d6人くらいはあるし、 多少乱暴されたとしても単に不快というだけのこと。] (41) 2021/04/29(Thu) 23:36:27 |
【人】 魔女 クリスタ……などという話はさておき、だ。 薬草を五束と食人樹の樹液を一瓶ぶん貰おうか。 それと、さっき頼んだ触媒は早めに用意を頼むよ。 [ 早くしないと私がダンジョンを制覇してしまうからね、と。 冗談ではなく本気のつもりで笑いかけると、 手早く支払いを済ませて店の外へと出れば。] さて、それじゃあ今日もダンジョンへ……いや。 潜る前に、少しばかり町を歩いていこうかな。 [ 遠く離れた地方から遥々ここへやってきたのだ。 たまには息抜きに観光がてら町を見て回るかと、 銀色の長髪と純白のローブを風に靡かせていた。]* (42) 2021/04/29(Thu) 23:36:51 |
魔女 クリスタは、メモを貼った。 (a15) 2021/04/29(Thu) 23:38:23 |
【人】 マギカメラ レヴァティ――"パパラッチ"について―― [映像配信番組マギカメラで使われる中継映像送信魔道具(通称"パパラッチ")は、映像を視聴者に届ける代わりに魔力を代価にいただく魔具である。 撮影者たるレヴァティには浮遊するカメラが、視聴者にはカメラ映像を投影する魔石が与えられ、魔石に魔力を与えることで映像が見られる仕組みになっている。 そしてどんな困難な状況でも撮影可能とするために魔石に与えられた魔力はすべて防御魔法に変換されて撮影者を守る。 地が割れ天が裂ける大災害級のモンスターであっても最前線で記録し得るように、魔王を倒す勇者の戦いなども後世に遺せるようにと膨大な支援のもとで産み出されたこの魔具は今では世界に普及し数千万人分もの視聴者魔力によってレヴァティは守られるまでに至っている。 ギルドでも達成確認困難な高難度クエストや貴重なモンスターの調査依頼、新ダンジョンの調査などで利用されている。] (45) 2021/04/30(Fri) 0:11:14 |
【人】 騎士見習い テンガン んっ!? [迷いあぐねていれば、突然に目の前に>>38何かを突き付けられた。 一歩下がってみれば、それは依頼書であった。 それも二人一組でないと参加不可能という。] んんっ!?!? [依頼書の内容を上から下まで読み終わったと思ったら、途端に首根っこを引っ掴まれた。 混乱している間にあれよあれよと受付で手続きが済まされる。 そうしてテンガンは突然現れた男と一緒に初めてのモンスター討伐に(強制的に)繰り出すことになったのだった。] (46) 2021/04/30(Fri) 0:14:50 |
【人】 騎士見習い テンガン――回想・とあるダンジョン―― (くそっ、いきなりミノタウロス討伐に誘う奴があるか……!) [ダンジョンに潜った両名は幸運にもと言うべきか、首尾よく『双子のミノタウロス』と遭遇した。 ビギナー冒険者のテンガンはこれほど大型のモンスターと戦闘するのは初めてのことだった。] (騎士は対人の斬り方しか学ばない。果たしてオレの剣が通用するのか!?) [柄を握る手に汗が滲む。 テンガンは息を入れると、双子のミノタウロスの一方を睨み付けた。 もう一頭は自分を無理やりここに連れてきた相棒>>38に任せた。] (47) 2021/04/30(Fri) 0:15:23 |
【人】 騎士見習い テンガン ハァッ! [一歩、踏み込み地を蹴る。 テンガンの身体はミノタウロスに向かって伸びる。 下から上に剣を振り上げた。 血飛沫、ミノタウロスが苦悶の声を上げる。 間髪入れずに振り上げたそれを今度は上から下へと振り下ろす。 高く、低く。浅く、深く。 身体の回転も利用して切りつける度に怪牛の血がダンジョンの床に飛び散る。 ミノタウロスが反撃の突撃をして来たかと思えばひらりと横に躱す。 テンガンのその体さばきは何も超反応によるものではない。 テンガンは習った型の通りに動いているだけであった。 こう動けば敵はこう動く。 こう動けば隙が少なく敵は攻めづらい。 必然、次の敵の動きはこうなる。 そこをこう斬れ。 剣を握る人間が代々伝えてきた集合知。 その型の通りにテンガンは剣を振るうだけ。 そして――それだけで敵は倒れるのだ。] ふう……。 [やがてテンガンの目の前には一頭のミノタウロスが倒れ伏していた。]** (48) 2021/04/30(Fri) 0:15:44 |
【人】 舞姫 イクリール─ 回想 ─ [顔見知りでない人間、にも種類があるけれど 冒険者の拠点なんてものは大概出入りが激しい。 商売や物見遊山に来る者も。 一攫千金を狙う冒険者も、それを狙う者だって。 恐れるのは、ただの暴力に屈する羽目になること。 命を賭け金にしない代わりに交渉の余地なく奪われるだけ、なんて不興もいいとこ。真剣に命を狙ってくるモンスターの方が慕わしいくらい。 だから、知らない大規模パーティには注意を払うし、自分の直感は大事にしている。――この人、気になる。と思った時はたいてい何かあるものだから。 あの日、目があった彼>>30もそうだった。 ただ顔が好みだったのとは違うのかって?さぁどうでしょう。機会があったら話してみようと思っていたのは本当。予想外だったのは、話しかけてしまったのが追い剥ぎの現場だったことだ] (49) 2021/04/30(Fri) 0:37:54 |
【人】 凍剣士 スピカ―冒険ギルド イクリールと― [彼女の言葉に思い切り眉をしかめる。 彼女への嫌悪ではなく、彼女の言葉への疑問から。 余白や、余暇。 そんなものがあるなら、少しでも訓練を積むか、依頼を一つでも多くこなすべきだ。 少なくとも、自分はそうしている。 だからこそ、彼女の言葉の真意が掴めず、困ってしまうのだ。] ――…いいんですか? 俺なんかと話すより、貴女を楽しませてくれる人なんていくらでもいるでしょうに。 [対面に座った彼女に、相変わらず依頼書から目を離さずに返答をする。 眺めていた依頼書は、「双頭のヒュドラ討伐」、参加条件は二人一組。 けれどそれは脇へと放る。 少し前、似たような依頼で見知らぬ騎士見習いと組んだ「双子ミノタウロス」の一件。 彼を今日も見かけられたなら、ぜひともバディを頼んだところだが、今のところまだ見かけていない。 目の前の彼女に頼んでももちろん問題ないが、彼女ほどの腕であれば、きっと自分以外にも引く手数多だろう。 だから、彼女を誘う事はしない。 彼女の邪魔はしたくない。 けれど、彼女が自分の後ろをついてくるというのであれば、別に止めるつもりもない。] (51) 2021/04/30(Fri) 0:43:22 |
【人】 凍剣士 スピカところで。 その…。 先ほどから気になっているのですが。 ――…もしかして、スーくんというのは、俺のことでしょうか? [そんな風に呼ばれた事などないものだから、確信が持てなかった。 けれど、悪い気はしない。 ――…呼ばれ慣れない言葉に、僅かに、ほんの僅かに顔は赤らむ程の気恥ずかしさは覚えてしまうけれど。] ――…えと。 こちらも、何か親しみを込めた呼び方を変えた方がいいでしょうか? その、例えば、「イル」とか? [おずおずと、彼女の様子を伺いながら。*] (52) 2021/04/30(Fri) 0:43:43 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a16) 2021/04/30(Fri) 0:46:55 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2021/04/30(Fri) 6:13:08 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2021/04/30(Fri) 6:19:15 |
【人】 凍剣士 スピカ ――回想・とあるダンジョン―― [やはり、彼は強い。 平時の僅かな所作や、使い込まれた剣の様子などからやり手である事は分かっていた。 それゆえ友好的に、実に友好的にバディに参加してもらったが、初めてであろう討伐依頼で、こちらが手を出すまでもなく獲物を仕留めて見せた。>>48 そうして、彼の技に見とれていると、背後からけたたましい嘶きが響く。 相方の戦いを観戦していた間中、ひらりひらりと煙に巻かれ続けていたもう一頭が、肉親をやられた事に怒り狂っているらしい。] 家族をやられたお前の心情は、察する。 けれど、お前も人を殺して、討伐依頼が出された。 だから、俺もお前を確実に殺す。 [そっと、刀の柄に手を置く。 右足を後ろに引いて、半身の姿勢。 もう一度、獣が叫び声を上げてこちらに一直線に突進してくる。 こちらは、ただ静かに、獣が間合いに入ってくるのを待った。 獣の動きが、随分と遅く感じる。 そうして、獣がこちらの目の前まで迫った瞬間。] (53) 2021/04/30(Fri) 7:08:29 |
【人】 凍剣士 スピカ[白刃が一撃で獣を両断する。 手数で敵を確実に追い詰めていく技とは真逆の、ただ一刀に全てを込める技。 抜き放たれた刀を軽く払うと、さっさと鞘に収めてしまう。 そのまま、腰の小刀で獣の角を刈り取ると、彼が仕留めた方の獣も同じように角を狩る。] ん。 [抱えた角の片方を、彼に押し付ける。 そうして、ここに来た時と同じく首根っこを掴んで、ダンジョンの出口を目指して彼を ドナドナ 引きずっていく。彼との出会いは、そんな風に実に充実したものだった。] (54) 2021/04/30(Fri) 7:23:54 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a17) 2021/04/30(Fri) 7:48:35 |
【人】 ローグ ギュルセル─ 回想>>49 >>50 ─ [追い剥ぎをやるのはよくあることだが、その日は普段と違うことがひとつだけあった。 ついでに輪姦と相成ったのだ。 滅多にやらないことなのだが、その日のターゲットがあまりに初々しかったもので、男たちの興が乗ってしまった。 そんなわけでお楽しみの最中、間の悪いことに「行儀悪い」などと声が聞こえた>>50] ──あ? チッ……ずらかるか。 [人が来ると言われて逃げない理由はない。 稼ぎがなくなったり捕らえられたり罰金を食らったり、そんなことになるくらいなら一時の楽しみは捨てていく。 男たちはそういう主義だったから、目撃者はいても足取りはなかなか追いづらいようだ。 目撃されること自体が稀なのもある。 手配までされていても、実質的に野放し状態だった] (56) 2021/04/30(Fri) 8:08:40 |
【人】 ローグ ギュルセル悪いなぁ、お嬢ちゃん。 せっかく大人しくしてくれたのに。 [獲物だった娘に軽いキスをひとつ。 男にはそれなりに楽しんでいたように見えていたが、本人の感想は違うのかもしれない。 突っ込んだばかりで用は済んでいないのだが、後は仲間うちの女に相手してもらおう。 人が来る前にと、男は獲物を放して衣服を整え、仲間とともに戦利品を持ってその場を足早に逃げ去った]** (57) 2021/04/30(Fri) 8:09:14 |
【人】 ローグ ギュルセル─ 回想・“パパラッチ”>>45 ─ [その便利な魔石を同胞が持ち帰ったのはいつのことだったか。 「これがあれば狙い目の冒険者がわかるっスよ!」 その同胞の言葉通り、大仕事を成し遂げて有頂天の無用心な輩を探すのには一役買ってくれた。 発信者はそのような利用は想定していないかもしれないが、“受信料”はしっかりと払っている。問題あるまい。 もっとも、男はその映像を見ることはほとんどなく、見た同胞たちの情報に頼って行動するのみだった。 男にとって、冒険者たちの華々しい活躍を眺めるのは苦痛だった。 かつて真面目に冒険していた頃を思い出すせいだろう]** (59) 2021/04/30(Fri) 8:29:40 |
【人】 騎士見習い テンガン――回想・とあるダンジョン―― なんとか倒せたか……。 [今まで稽古してきた型は人型のモンスターにも通用した。 ミノタウロスの方から勝手に剣の間合いに引き寄せられるように、綺麗に斬り払うことができた。 ふと見ると相棒の方はちょうどもう一方のミノタウロスと対峙しているところだった。>>53 腰を低くした姿勢でただじっとミノタウロスの方から突撃してくるのを待っている。 緊張感がこちらにも伝わってくるかのようだ。] あれはもしや、居合……!? [話に聞いた刀と呼ばれる得物による剣術ではないか。 息を呑んだ瞬間には白い閃光が化け物を一閃していた。 刀を鞘に仕舞う所作まで流れるように美しかった。] (60) 2021/04/30(Fri) 13:54:38 |
【人】 騎士見習い テンガン お見事、です……! [テンガンは子供のように興奮して頬を紅潮させていた。 討伐の証である角を切り取るのも忘れるほどに。 男が切り取ってくれた角を受け取ると、何故だかそのままの流れでテンガンは再び首根っこを掴まれてしまったのだった。>>54] ちょ、待って! 自分で歩けますって! 放せ、放してくれー! [冒険者はやっぱりもうこりごりだよ、とほほ……。 とは思ったものの、スピカはテンガンの貴重な知人の一人となったのだった。]* (61) 2021/04/30(Fri) 13:55:27 |
【人】 騎士見習い テンガン――冒険者ギルド―― [ギルドに足を運ぶのも慣れてきた。 少しだけここに馴染んできたかなとテンガンは誇らしい気持ちになる。 正直テンガンはスピカという冒険者のことを苦手に思っている。 何をするにも言葉足らずだし強引だ。 だがそもそもテンガンは冒険者全般が苦手だし、その中でもスピカという男はマシな方だった。 そして今現在冒険者の中で唯一の知り合いだ。 よって必然的に何か困りごとがある時はスピカに相談するか自力で解決せざるを得なかった。 今もテンガンは何枚かの依頼書を手に頭を悩ませているところだったが、スピカが>>51女性と和やかな雰囲気で会話を交わしているので声をかける機会を逃しているところだった。] (62) 2021/04/30(Fri) 14:25:51 |
【人】 騎士見習い テンガン(それにしても先輩にしては饒舌だな……) [本人を直接そう呼んだことはないが、テンガンは密かに心の中でスピカのことを先輩と呼んでいる。 その先輩が自分との会話は大体「ん」の一文字で終わらせるのに、今隣にいる赤毛の美しい女性とは楽しそうに喋っているではないか。 内心驚愕しながら無意識に聞き耳を立てていれば、先輩が>>52相手の女性をあだ名で呼ぶのが聞こえた。] (ま、まさか先輩の想い人なのか……!?) [そういう関係だとは思わなかった。 そうと分かれば聞き耳を立てているのは無粋だし、何より存在に気づかれて雰囲気を壊すような羽目になりたくない。 そそくさと依頼書を懐に仕舞うと、テンガンは気づかれぬうちにその場を退散しようとした。]* (63) 2021/04/30(Fri) 14:26:19 |
【人】 ローグ ギュルセル─ 現在・町の裏酒場 ─ [冒険者たちが多く通りがかる活気のある通りから離れた、薄汚い路地の奥。 ならず者たちの憩いの場。 それがこの酒場だ。 営業時間なんて無いようなもので、いつ行っても誰かしらが料理や酒を出す。 行き場のない孤児や乞食が住み着き、そのまま店員になっている。 付近には何でも売り買いする雑貨店がある。 商品は掘り出し物が多いことで有名だが、その一部は盗品である。 追い剥ぎ御用達の店だが、物の出所を気に留めず買いに来る冒険者もいるらしい。 中には奪われたものを買い戻しに来る人もいるとか。 治安の悪さで有名なスラム街だが、この町に慣れない者なら、そうと知らず迷い込んでしまうことがあるかもしれない] (64) 2021/04/30(Fri) 15:24:45 |
【人】 マギカメラ レヴァティー 冒険者ギルド:カウンターー こんにちは。面白い依頼入ってます? [騒がしい待ち合いからカウンター越しに受付へと訪ねてクエストリストに目を通す。 ギルドは何かと便利だ。 視聴魔石の配布をお願いしたりネタを探したり冒険者の情報などを伺ったりと。 ただ残念なのは期待に沿うような内容は今日は無いというだけで] んー…… [と唸るのはいつもの癖、すぐに行きたくなるような楽しそうな依頼が無いときにどうしようか迷ってるそんなとき。] ……この新ダンジョン攻略の依頼ですが、撮影同伴もセットで追加依頼かけておいてくれませんか?いくらか報酬は割増にするので。 [特別気にしたわけでもなく何か珍しいものでも撮影出来たらと行った感じで期待するわけでもなく追加依頼をお願いする。 撮影同行するだけで報酬1.5倍くらいにでもしておけば誰か受けてくれるだろうか。 依頼手続きを済ませればギルドを後にして宿で知らせを待とうかな?**] (67) 2021/04/30(Fri) 16:40:39 |
マギカメラ レヴァティは、メモを貼った。 (a18) 2021/04/30(Fri) 16:53:38 |
【人】 騎士見習い テンガン――冒険者ギルド―― [見つかってしまった。>>66 このまま黙って去るのも何なので、覚悟を決めて話しかけることにした。] あー、スピカさん。 実はちょっと相談があるのですが…… [スピカという名も受付嬢の人が彼をそう呼んでいるのを聞いてやっと知ったくらいだ。 その彼を愛称で呼んでいる女性は一体何者なのだろう。 やはりいい仲なのでは……と考えてしまうが表情に出さぬように努める。] この、ダンジョン攻略の依頼なのですが。 妙に割がいい気がして…… これって普通の依頼なのでしょうか? [スピカ先輩とついでのその隣の赤毛の女性にも依頼書を見せながら尋ねる。 普通のダンジョン攻略よりも報酬が頭一つ飛び抜けているのだが、それがこのダンジョンが特別難しいからなのかそれとも他に特殊な事情があるからなのか初心者のテンガンには判断できず、それでさっきから悩んでいたのだった。 悩んでいる間にギルド員さんが依頼書を張り替えていって、「撮影同伴なら報酬1.5倍」>>67とさらに条件が付け足された。]* (68) 2021/04/30(Fri) 17:52:16 |
【人】 騎士見習い テンガン――スラム街―― [スピカ先輩と赤毛の女性の二人からはどんな助言を得られただろうか。 色々と考えあぐねた結果、結局テンガンは受付で手続きを済ませ、そのダンジョン攻略の依頼を受けることにした。 撮影同伴……というのはよく分からないのでひとまず断ることにした。スピカ先輩に何か魔石の話を聞いたような気もするが、テンガンは魔術テクノロジーの話には疎いのだった。] (裏門から出た方が近いな……よし、近道しよう!) [貴族として暮らしていた時には狭苦しい路地裏を通ってみようなんて考えもしなかったが、冒険者として暮らして早数週間、テンガンはもうすっかり一端の庶民になったつもりでいた。 突っ切って真っ直ぐ裏門を目指せば近いと思ったのだが……裏路地は複雑に折れ曲がり、道分かれし、気が付いた時には自分がどの方角を向いているかも分からなくなっていた。] (69) 2021/04/30(Fri) 17:53:52 |
【人】 騎士見習い テンガン[テンガンは随分とうら寂しい場所に出てしまった。 それが俗に言うスラム街だとお坊ちゃまであるテンガンには分からなかった。 ただ、薄汚れた建物ばかり並んでいて道には犬の糞が平気で転がっている街並みを見て、場違いな場所にいるのだとは理解できた。] (あ、人がいる……) [途中、背の高い色黒の男>>65の姿を見かけた。 テンガンが毛嫌いしているタイプの粗暴そうな雰囲気の漂う男であった。 話しかけるのが躊躇われたが、他に人は見当たらない。 テンガンは覚悟を決めて笑顔を形作った。] あのー、すみません! 町の裏門ってどっちの方にありますかね? [友好的な態度さえ取っていれば道くらい教えてくれるだろう、そう思って。]* (70) 2021/04/30(Fri) 17:54:18 |
騎士見習い テンガンは、メモを貼った。 (a19) 2021/04/30(Fri) 18:14:46 |
【人】 ローグ ギュルセル[仲間を先に町の外に向かわせ、裏門を目指してのんびりと歩いていれば、道を尋ねる声がした>>70。 スラム街は入り組んでいるが>>69、慣れた者なら迷うことなどない。 場違いな奴がいるらしいと声のほうを向いてみれば、実際にその通りで男は目を瞬いた。 冒険者というより貴族のような高潔な身なりに肩をすくめ、揶揄うような声を投げる] ここはあんたみたいなのが来る場所じゃないぜ、坊や。 身包み剥いじまうぞ。 [問答無用でそうする輩もいるだろうに、このお坊ちゃまは幸運らしい。 身につけているものはそれなりの値で売れそうだし、純朴そうな雰囲気は大層可愛がられそうだ──などと、ローグの男の無遠慮な視線が目の前の騎士に向いた]** (71) 2021/04/30(Fri) 18:45:19 |
【人】 騎士見習い テンガン み、身ぐるみっ!? [予想もしていなかった返答>>71に目を丸くする。 男がこちらをジロジロと見てくる視線も謎だ。 そんなに変な格好をしているだろうかとテンガンは自分の格好を見下ろしたが、ごく普通の庶民と同じ格好にしか見えない。 実際には庶民の格好にと言うにはどうにも高級感が目立つ浮いた格好になってしまっているのだが、テンガンはそんなことには気づかない。 普通は駆け出しの冒険者はこんなに上等な装備は整えられないものだ。] (72) 2021/04/30(Fri) 19:53:51 |
【人】 騎士見習い テンガン ……本当に人の身包みを剥いでしまうような 悪党がいるのであれば、 それは騎士として、いえ、正しき冒険者として 世の為人の為に成敗しておかなければなりませんね。 [最初は面食らったものの、テンガンはニヤリと不敵な笑みを浮かべて言い放った。 剣の柄に手を置きながら人と話すのはすごく失礼なことなので柄に手をかけたりはしないが、一応いつでも戦闘態勢に移れるように心構えだけはしておく。] もちろん貴方がそうだとは言いませんが。 貴方は道を教えて下さる親切な市民です、そうでしょう? [声をかけた時とは違う意味を含ませてにこりと微笑む。 実際目の前の男が襲い掛かってきたりはしないだろうとテンガンは思っている。 そういう悪党は徒党を組むものだ。たった一人で盗賊行為をする勇気はないだろうと高を括っている。]* (73) 2021/04/30(Fri) 19:54:58 |
【人】 ローグ ギュルセル“正しき冒険者”ねぇー……? [「自分が正義だ」と言わんばかりの彼>>73は、男が最も嫌う類の人間だった。 自然と皮肉な笑みが顔に浮かぶ。 ロープで締め上げてやろうか、と思ったが思い止まった。門の先で仲間が待っているはずだからだ] 案内してやってもいいが、いくら払うんだ? [こんな上等な身なりの坊やを無事連れ出してやるには、獲物と見做して襲おうとする盗賊どもを追い払う必要がある。 それには金を払うのが手っ取り早い。 ゆえに充分な額の通行料を払ってくれるなら引き受けてやってもいいと男は考えた。 要するに、儲けが出れば何でもいいのである。 坊やに支払う気がなく自力で脱出を試みるなら、男も引き留めずにその場を去るつもりだった。 帰りは誰か盗賊どもが襲いかかるかもしれないし、狭い路地で戦うには慣れが要るだろうけれど]** (74) 2021/04/30(Fri) 20:33:17 |
ローグ ギュルセルは、メモを貼った。 (a20) 2021/04/30(Fri) 20:38:49 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a21) 2021/04/30(Fri) 20:40:37 |
【人】 舞姫 イクリール―冒険ギルド スピカと― そうね、きっと他の人とでも楽しいでしょうね。 でも、それって貴方が良くない理由にはならないもの。 [彼のささやかな表情の変化>>51を見るのは楽しい。 依頼を見極める目は相変わらず真剣。自分に向かない視線を快く感じるのがなんだか可笑しかった。 みるみる頭角を表しているスピカに気後れするほど、控えめな性質ではないけれど、この距離が一番適切なんだろうなとどこかで思っていた。時々お喋りに引き込んで、ちょっぴり楽するような。 冒険者と破落戸の間にある一線とは違ったある種のラインをスピカには感じていたから、予想外の言葉に>>52えっ、と目を瞬かせた] (75) 2021/04/30(Fri) 20:55:47 |
【人】 マギカメラ レヴァティー ギルド受付 →町の魔法店前ー では、知らせを待ちますね [依頼手続きを終えて、宿に滞在していることを伝えれば、さっそく話題にしている冒険者ら>>68を尻目にギルドの建物を後にして宿へと向かう。 途中に通る魔法店前ですれちがう白いローブとトンガリ帽子に隠れた銀髪とに目をやり、10歩過ぎたところで振り返る>>42] あれ?あの背格好どこかで見覚えあるような…? [はたしてそれは、勘違いだったか*] (77) 2021/04/30(Fri) 21:08:58 |
マギカメラ レヴァティは、メモを貼った。 (a22) 2021/04/30(Fri) 21:19:02 |
【人】 舞姫 イクリール わぁ、初めましてかしら? 踊り子のイクリールと申します、若君。 [スピカが手を振った人物を見上げれば、身形も振る舞いも 場違いな貴公子の姿。ふわりと一礼して微笑む>>68] スーくんも、もう立派に先輩してるんだ。 私も頑張らないと、新人さんに置いてけぼりになっちゃいそう。 [彼が見せてくれた依頼書を一緒に覗きこんで 撮影同伴、の文字に納得の声をあげた] あぁ! これ、マギカメラ案件なんじゃないかな。 2人はご存知?ギルドで試聴魔石が配られる事もあるの。 この間はボルケノドン討伐の中継をしていたのだけど、 姿や攻略風景なんかを映すから高額報酬なんだと思うわ。 [軽く説明>>45はしたものの、見慣れない人には伝わりにくかったと思う*] (78) 2021/04/30(Fri) 21:21:11 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2021/04/30(Fri) 21:24:40 |
舞姫 イクリールは、メモを貼った。 (a23) 2021/04/30(Fri) 21:25:03 |
マギカメラ レヴァティは、メモを貼った。 (a24) 2021/04/30(Fri) 21:26:20 |
マギカメラ レヴァティは、メモを貼った。 (a25) 2021/04/30(Fri) 21:41:41 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2021/04/30(Fri) 22:01:06 |
【人】 魔女 クリスタ[ 私の記憶が確かなら、彼女の撮影を受けたことが 今までに(1)1d6回くらいはあっただろうか。 良い意味で目立つのは決して嫌いではないし、 手っ取り早く名声を得る手段としては申し分ない。 何より、個人的には撮影の内容云々よりも、 彼女が持つその奇妙かつユニークな魔道具に興味があり。 「ちょっと術式を解析させて欲しい」だなんて、 駄目元でお願いしてみたこともあったりなどして。] 君の"機材"をじっくり解析させて貰えるのなら、 二十四時間・四六時中、私の勇姿を 撮影させてあげても構わないのだけれどね? [ なんて、冗談半分。]* (80) 2021/04/30(Fri) 22:05:44 |
魔女 クリスタは、メモを貼った。 (a26) 2021/04/30(Fri) 22:06:49 |
【人】 騎士見習い テンガン[完璧に庶民に変装できていると思い込んでいるテンガンは、イクリールと名乗る女性>>78に若君と呼ばれた時も理由が分からずドキリと動揺したほどだった。 誰から見てもバレバレだとはテンガンは露にも思っていない。 結局、イクリールという女性は初対面の人には誰にでも丁寧に「若君」と呼びかける人なのだろうと自分を納得させて、テンガンは気を落ち着かせた。 そんなテンガンだから、目の前の謎の男の視線も、皮肉げな笑み>>74の理由もまったく分かっていなかった。 自分の態度の何が可笑しいのかと頭の中に疑問符を浮かべるばかりだった。] ああ……そうか! 確かに正当な報酬は必要ですね。 [男が快く「案内してやっていい」と言ってくれたのだから、正当な報酬を払うべきだとテンガンは感じた。 男に道案内してもらえることにほっと安堵しながら、銀貨の入った革袋を取り出した。 数週間冒険者として生活を送ってきて、ここで金貨や小金貨を払うのは物価的に高すぎると流石のテンガンも学んでいる。] これくらいで足りますか? [革袋の中から無造作に掴んだ銀貨の塊が何枚あるか数えもせずに、そのまま男に差し出した。 テンガンにとって金とは一枚二枚と数えるものではなく、量で量るものだった。]** (81) 2021/04/30(Fri) 22:10:52 |
騎士見習い テンガンは、メモを貼った。 (a27) 2021/04/30(Fri) 22:18:02 |
【人】 凍剣士 スピカ[改めて、差し出された依頼書に目を通す。 なるほど、この依頼は未開拓ルートの開拓と、その様子を撮影するという事らしい。 イルの言う様に、マギカメラ絡みの案件だろう。 新人がこなすには、危険が大きすぎる依頼ではあるが、彼の実力の程は知っているし、対応できるだけの技術もある。 そう危険な事にはならないだろう。] んっ! [彼に向かって、ぐっと親指を立てる。 おおよそ、意味することは伝わると思う。*] (84) 2021/04/30(Fri) 22:20:41 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a28) 2021/04/30(Fri) 22:23:45 |
【人】 マギカメラ レヴァティ― 魔法店前 >>79>>80 ― …あ、やはりクリスタ様であってましたね いやはや…お陰様でパパラッチも調子良く… [立ち止まり振り返る姿で見間違いでないことを認識すれば続く話題で微笑むクリスタに恭しく頭を下げる。 姿形は少女なれど、レヴァティは彼女が何者であるか知っている。それは過去、貴重な古代魔法をカメラの前で見せていただいたことがあるからだ] それは嬉しい申し出ですね!でも解析は勘弁してください。貴女なら本当に解析して私のカメラを解除しかねませんから [こちらも冗談半分としたところで笑顔で切り返し、浮き従うカメラを守るように撫でている。] あ、でも普通に撮影させてくれるならいま撮りますよ? 写真は時間を永遠に遺しますから。 [などと言ってみるけれどクリスタの反応はどんなものだったか*] (85) 2021/04/30(Fri) 22:41:59 |
マギカメラ レヴァティは、メモを貼った。 (a29) 2021/04/30(Fri) 22:45:38 |
マギカメラ レヴァティは、メモを貼った。 (a30) 2021/04/30(Fri) 22:46:52 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2021/04/30(Fri) 23:08:46 |
【人】 魔女 クリスタふむ……それじゃあ、お言葉に甘えて。 軽く一枚、撮影をお願いしようかな。 [ ありのままの瞬間を写実的に切り取られた記録は、 絵画のように作者の表現が介在することなく、 後世へ末永く残り続けることだろうから。 私の姿を撮影するというのなら。] 麗しき私の魅力を、より引き立てるように写してくれるかな? [ 手を軽く掲げ、虚空から魔導杖を取り出すと、それを構え。 ひとつ婉美なポーズをとってみた。]* (87) 2021/04/30(Fri) 23:18:10 |
【人】 凍剣士 スピカ― 町の魔法店にて 少し前の話 ― [単独でダンジョンに挑む者にとって、補給はまさしく生命線だ。 特に、回復薬や毒消しなど、いくつあっても足りはしない。 必然、魔法店に入り浸る事は多い。 今日は少なくなっていた回復薬の補充と、新素材のチェック。 前回のマギカメラで、ボルケノドンが討伐されたことは知っている。 であれば、希少な素材が降ろされている可能性はある。 そして、もう一つ。] (88) 2021/04/30(Fri) 23:32:55 |
【人】 凍剣士 スピカ[店員に、小さな子袋を渡す。 中に入っているのは、自身の冷気の魔力を閉じ込めた魔石。 なんでも、自分の魔力は純度が高く、魔石の力も強いらしい。 魔道具を加工する素材にしたり、研究用としてとても貴重なのだそうだ。 とは言っても、自分は魔法を使ってはいるが、使いこなしているわけではない。 自身の魔法でできる事など、素材として提供して見返りに賃金を得る。 その程度が関の山。 今日も、握りこぶし程度の子袋を手に、店を後にする。] (89) 2021/04/30(Fri) 23:33:09 |
【人】 凍剣士 スピカ[――そうそう、素材の提供者として、身分を隠すような事はしていない。 店員に聞けば、誰の魔力が使われた魔石なのかはすぐに教えてくれる。 知りたければ、自由に知る事が出来るだろう。*] (90) 2021/04/30(Fri) 23:33:14 |
【見】 マギカメラ レヴァティ ありがとうございます! では早速準備しますね。 [>>87 2つ返事で許可が降りたことに内心驚きながらも、気の変わらぬ内にとパパラッチを静止画モードで持ち構えてポーズを決めるクリスタをパシャリ。 すぐにもカメラから出てくる写真を確かめると、それをそのまま彼女に見せて渡して] ……どうでしょうか? 納得できる仕上がりになってますか? [良ければ写真はそのままあげるつもりで伺い見る**] (@0) 2021/04/30(Fri) 23:35:52 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a31) 2021/04/30(Fri) 23:36:04 |
【人】 ローグ ギュルセル[無造作に鷲掴みにした銀貨を抵抗なく差し出すお坊ちゃまに>>81、男は面食らった。 それほど戦果を挙げている冒険者なのか、それともそれほど豊かなご身分なのか。 いずれにせよこのスラムでは格好の獲物に間違いない。 彼も抵抗はするだろうけれど、地の利がある盗賊たちが群を成して襲えばどうなっただろうか。 手助けせずに放り出したほうが面白いものが見られたかもしれなかったと少しだけ後悔しながら、男は手を差し出して銀貨の塊を受け取った] たぶん足りるだろ。 用心しろよ。 あんたが路地に引きずり込まれても助けねぇからな。 [同じ区域に住むからといって、全員が仲間なわけではない。むしろ反目し合っている相手も多い。男がそばにいようが油断はできない。 様々な意味で価値が高そうなお坊ちゃまのこと、おそらく引く手数多であろう。もちろん獲物という意味で。 男が請け負ったのはあくまで道案内。 道を通るのに邪魔なものは排除するつもりだったが、お坊ちゃまの命や貞操まで守ってやる気はなかった] (91) 2021/04/30(Fri) 23:54:47 |
【人】 ローグ ギュルセル[狭い路地を歩き出せば、すぐに子どもたちが絡み付いてきた。そんな金持ちそうな奴をなぜ襲わないんだと不満げな子どもたちへ銀貨を1枚ずつ恵み、追い払う。 それから少し歩いて、男もろとも餌食にしようとする盗賊どもに出遭い、多めに銀貨を投げて見逃してもらう。 その後も「なぜ騎士なんか連れ歩いてる」としつこく絡んでくる浮浪者を銀貨で黙らせ、少しでいいからと足に縋り付いてくる乞食にも銀貨を投げ。 行く手を阻む者たちはそうやって男が追い払ったが、お坊ちゃまは無事に後をついて来られただろうか。 裏門までの距離は、直線距離で言えば冒険者ギルドから表門より近い。>>69 だが道が入り組んでいる上、この有様では、到底“近道”にはなりえないことはお坊ちゃまにも実感できただろう。 裏門を出る頃に男の手の中に残った銀貨は、ほんの数枚だった。男1人で通り抜けるなら何の苦労も無いのだが] (92) 2021/04/30(Fri) 23:56:01 |
【人】 ローグ ギュルセル[裏門を出たところには、先に行かせた仲間が集っていた] 悪い、待たせたな。 可愛らしいお坊ちゃまの道案内をしてきた。 [男はそう言って残った銀貨を金庫番に渡す。 そのお坊ちゃまがまだ近くにいたなら、しっしっと追い払う仕草をして、仲間たちを見渡す] 連絡あったかぁ……? [尋ねてみれば、皆、首を横に振る。 酒場にいる間待っていた仲間からの連絡は>>26>>65、未だに無いらしい。 いつも通り、いつものダンジョンに向かっただけなのだが、いつもは欠かさない連絡が無い。 不穏なものを感じつつ、男も仲間たちと共にダンジョンへと足を向けた]** (93) 2021/04/30(Fri) 23:57:08 |
ローグ ギュルセルは、メモを貼った。 (a32) 2021/05/01(Sat) 0:00:33 |
【人】 魔女 クリスタ[ 写真を貰えるのなら上機嫌で受け取り、 懐へとしまい込んで。] さて、そろそろ私は失礼するよ。 これからダンジョンに潜らなければいけないからね。 ……ところで、君はこれからどうするんだい? [ 大方別の仕事でもあるのだろうけれど。 少しすれば世間話はそこそこに切り上げて、 また今度、とでも彼女に別れを告げたことだろう。]* (95) 2021/05/01(Sat) 0:49:52 |
【人】 魔女 クリスタ[ そんな独り言を耳ざとく聞きつけたのか、 その魔石の出どころについて、口の軽い店主は、 こっちから尋ねたわけでもないのに教えてくれた。 とはいえ所詮は顔も合わせたことのない他人のこと。 ふうん、と鼻を鳴らしただけで済ませたが。] しかし、これを作ったのが剣士とは。 ……なんてもったいない。 [ これだけの魔力ならば、わざわざ剣など振るわずとも 魔術師として立派に大成できるだろうに。 なんて感想を抱きながら、その冒険者の名前を ひとまず頭の片隅くらいには残しておいたのだった。]* (97) 2021/05/01(Sat) 0:53:18 |
魔女 クリスタは、メモを貼った。 (a33) 2021/05/01(Sat) 0:54:22 |
【人】 凍剣士 スピカ―冒険ギルド― [テンガンの相談に応じてから、しばらく。 依頼の吟味も終えて、めぼしい依頼だけを手に席を立つ。 まだその場にイルが居たならば、何も言わずに軽く頭を下げて。 受付嬢の元に依頼書を提出して、受注した旨を伝えた。 ――彼女が後ろをついてくるのなら、それを特に止める事もしない。**] (98) 2021/05/01(Sat) 6:01:46 |
凍剣士 スピカは、メモを貼った。 (a34) 2021/05/01(Sat) 6:45:56 |
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