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【人】 甲矢 潮音[アイツはひとつやけに熱心に造っていた。 白くてきれいなまぁるいやつ。 それだけは他のと違うのだと。 特別なお気に入り。 ────僕はそうなれないのに?] (2) 2022/06/17(Fri) 11:44:19 |
【人】 乙守 流歌[ ちっちゃなころの話だから あんまりちゃんとした 記憶じゃないかもしれない。 絵本を読んだんだっけ。 何かを見たんだっけ。 ―――それとも、 誰かに聞いたんだったっけ。 ] (5) 2022/06/17(Fri) 19:05:52 |
【人】 乙守 流歌そのこ、パパとけんかしちゃったの? ないてるのかな…… るかちゃん、そのこみつけてあげられる? [ 白の何か、のおはなしは うーん、いまいちピンときてなかった。 それのなにがとくべつで、大切なのか わかんないけど。 さびしそうにみえた。きこえた。 なまえ、よびたかった。 ] (6) 2022/06/17(Fri) 19:06:20 |
【人】 乙守 流歌[ ――寄せては返す波の音の中 ぽちゃん、静かに泡をたてて 沈む二人分の身体。 こころのおとが違うから 君なのはすぐにわかりました。 ほら、やっぱり 君なら叶えてくれました。 潰れてもう見えない瞳は この海と同じ色をしていたんですよ。 あなたはどんな瞳の色をしていたのでしょうか? 海に沈む燃えるような赤でしょうか?それとも。 嬉しい。 私は歌う事しか出来ないのに、 両手で抱きしめる事しか出来ないのに、 醜いせかいにけがされて あなたの くろだけに そまれない ] (7) 2022/06/17(Fri) 19:07:37 |
【人】 乙守 流歌[ ざぁざぁ……。 波にさらわれる骸は海の深くにさらわれてゆく。 わたしがあなたを抱きしめられたなら 2人共に沈むことができたのでしょうか。 みえないはずのひかり。 とどかないはずのいのり。 願いだけはとどいたようです。 きみのからだは、海の天井へ すいこまれるように。 分たれた白と黒の物語。 いつか また ] (9) 2022/06/17(Fri) 19:24:14 |
乙守 流歌は、メモを貼った。 (a0) 2022/06/17(Fri) 19:53:45 |
(a1) 2022/06/17(Fri) 19:57:18 |
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