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【置】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月[図書館で出会った影を思い出して、ちょっと自信が揺らぐ。] ……生きてるよね? [むしろ、私の方が幽霊だと思われていたりして。 ちょっと想像して、くすりと笑った。] (L6) 2020/10/01(Thu) 22:36:46 公開: 2020/10/01(Thu) 22:40:00 |
【置】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月 すっごい変なこと聞くんだけどさ、 ユウ君、図書室で、私のこと見てびっくりしてなかった? 意味わからなかったら、全然スルーしてほしいんだけど! [なんて、そんなこと聞いてみたり。]** (L7) 2020/10/01(Thu) 22:37:42 公開: 2020/10/01(Thu) 22:40:00 |
【人】 二年生 小林 友なんでも、しんとした、 澄みわたった夜が、星たちには、 いちばん好きなのです。 星たちは、騒がしいことは好みませんでした。 なぜというに、星の声は、 それはそれはかすかなもので あったからであります。 ─────『ある夜の星たちの話』 小川 未明 (47) 2020/10/01(Thu) 22:50:26 |
【人】 二年生 小林 友[結局「アキナ」の情報もないまま 家に帰ってきてしまった。 顔色を覗き込むような母親の顔から逃げるように 自室に籠って、俺はまた本を開くだろう。 読み慣れた本の世界に、ではなくて 目に見えない女の子との会話に夢中。 いっそ、ソシャゲの推しを引くために ウン万つぎ込んでる、とかの方が 親も心配しなかったかもしれない。 ……なんて、部屋の外から話しかけてくる か細い母さんの声を聞いて思うんだ。] (48) 2020/10/01(Thu) 22:50:44 |
【人】 二年生 小林 友「……ねえ、リビングでお茶しようよ」 …………。 「あなたが好きだった、裏のケーキ屋の バームクーヘン、あるわよ」 …………。 「ねえ、友。何かあったら話した方がいいわ」 ……何も無いよ。今、本読んでる。 「何も無いなら、それでいいから。 一緒に顔みてお茶飲もうよ」 ……本、読んでるから。 「…………そっか、ごめんね」 (49) 2020/10/01(Thu) 22:51:33 |
【人】 二年生 小林 友[─────昔、小学校の頃 俺はいじめにあっていた。 嫌なくじ引きに当たった……みたいな 特に深い理由もなくそれは始まった。 朝一番の「おはよう」に誰からも返事がなくて それを切っ掛けに、靴が無くなり 教科書やノートも消えた。 友達だと思ってた人達が、 ある日突然敵に変わる。 何故?と問うても誰も答えない。 それで……少しだけ、堪えてみようと思った。 何が原因かは分からないんだから 少し待てばまた前みたいに友達になれると思って。 待って、待って、待って、待って、 待って、待って、待って、待って…… でも全部元通りになるより先に 俺の心が折れる方が先だった。] (50) 2020/10/01(Thu) 22:52:00 |
【人】 二年生 小林 友かあさん、おれ、がっこういきたくない。 [そう、勇気を出してしぼりだした時 母さんは半狂乱になって、自分を責めてしまった。 何も気が付かずのんきに息子を学校に送り出して 暗い顔してても勇気を出せと言うばかりの 何も分かっていなかった自分を。 結局、母さんが学校に突撃して いじめは急速に収まったけど…… でも元通りにはならなくて。 というか、元通りに接しろ、なんて 俺自身が無理だった。 元通りに笑えないし、喋れない。 何話していいかも分からない。 相手の目を見た時、冷たく歪んでたらどうしよう ……そう考えたら、目すら合わせられなくなった。] (51) 2020/10/01(Thu) 22:52:31 |
【人】 二年生 小林 友[そうして小学校を卒業して 中学から、高校まで。 幸いまたいじめられることはなかったけど 一度ついたオドオドした態度は変えられない。 特にこの桐皇なんか、良い奴ばかり。 ……だけど、俺だけがずっとダメなまま。 何も心配いらないよ、母さん。 あんたの息子は今日も 良い奴にだけ囲まれて過ごしてた。] (52) 2020/10/01(Thu) 22:53:04 |
【置】 二年生 小林 友 今家に帰ってきた。 数学の磯崎の宿題たるい……。 アキナはもう終わった? 今日のこのカニは……『大きなカニ』? 俺が読んだ時には少し不気味な話だと 思ったけど……このカニは可愛い。 毎年富山のじいちゃんが カニの解禁の時期になると 「帰って来い」ってうるさいんだよね。 今年も言われると思うと気が重いけど カニ食ってる間だけは許せる不思議。 (L8) 2020/10/01(Thu) 22:54:06 公開: 2020/10/01(Thu) 22:55:00 |
【人】 二年生 小林 友[他愛のない会話だって自分でも思う。 本当に面白いやつはもっと違う話をすると思う。 それでも必死こいてる自分を どっか冷静な自分が冷ややかに 笑ってることすらある。 それでも。] (53) 2020/10/01(Thu) 22:55:17 |
【人】 二年生 小林 友[俺がバスケ部でもないし陽キャでもない ただの卓球部のクソ幽霊部員で、 教室の隅っこで震えてるだけの人間だって アキナにだけは知られたくない。 知られたく、なかった。 なのに、どうしても会ってみたくて、 勇気出して陽キャに声なんかかけて。 矛盾してるのは分かってるけど、でも。 なのに、違和感は募るばかり。] (55) 2020/10/02(Fri) 0:41:59 |
【置】 二年生 小林 友 明日の放課後の図書館、 童話の書架の前で、待ってる。 [生きてる俺を見れば、アキナも安心するかも…… 否、俺がただ違和感を払拭したいだけかもしれない。] (L11) 2020/10/02(Fri) 0:47:13 公開: 2020/10/02(Fri) 0:50:00 |
【人】 二年生 小林 友[だって、おかしいだろ。 友達とカラオケも行けない世界って? 田舎のじいちゃんが「帰ってくるな」って? 街から人が消えて、 世界中で戦争みたいにひとが死んで…… おかしいだろ。ありえないだろ。 漫画かハリウッド映画の世界みたいじゃん。] (56) 2020/10/02(Fri) 0:51:57 |
二年生 小林 友は、メモを貼った。 (a13) 2020/10/02(Fri) 0:53:32 |
【置】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月 ザキイソって三年担当じゃなかった? 先輩がめっちゃ鬼! って文句言ってた! 私のクラスは小川Tだけど、オガちゃんもオガちゃんで鬼。 (L12) 2020/10/02(Fri) 6:32:35 公開: 2020/10/02(Fri) 6:35:00 |
【人】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月[うんと甘いコーヒーを片手に、本を取り出す。 便箋を開くのは、ミルクを注ぐのに似ている。 スマートフォンに見向きもしないで、マドラーを回す時間が好きだ。] (58) 2020/10/02(Fri) 6:32:58 |
【置】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月 あんだけおいしそうなかに出しといて、 食レポさせてくれないの悲しすぎる 頭はかにでいっぱいになってるのに! 富山のかにいいなぁ! 食ってる間笑う〜(* ´艸`) あーもうかに食べたくなっちゃったよ! 全然うまくむけないんだけどね。身ごと折っちゃう。 だけど、今年は行けないんじゃない? あんまり気にされない方なの? お年寄りはこの騒ぎに敏感だからさ。 うちは九州にいて、毎年ゴールデンウィークに行ってたけど、 今年は来るなって言われたよ。 田植え手伝わされないのは良いんだけど、 めんたいこ食べられないのは寂しい。めんたいこ…… 早く、落ち着いてほしいね。 (L13) 2020/10/02(Fri) 6:34:02 公開: 2020/10/02(Fri) 6:35:00 |
【人】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月[本を返しに行かなくても返事が返ってくるのは、正直言って驚かない。 もちろん変だけど。 それよりも、端々から滲む、人と人との距離の近さ。 それは失われてしまった一年前の日常で。 ── カラオケ行ったの? まあ、禁止まではされてないけど。 失恋を励ますにしては、勇気のある場所チョイスだね。 ── おじいさんに、来いって言われる? 周りのお年寄りは、電車も怖がってたのに。 ユウ君との会話が、少しずつ、ずれていく。] (59) 2020/10/02(Fri) 6:34:29 |
【置】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月 だよね! 2020年の今を生きてるんだよね? 私は生きてる、今日も筋肉の躍動を感じる。 うーん、知ってるっていうか…… 顔も声も知らないんだけど、 たぶんそうじゃないかなって人を、図書室で見かけたんだよね。 (L14) 2020/10/02(Fri) 6:35:26 公開: 2020/10/02(Fri) 6:40:00 |
【人】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月──── あ、 [ぴ、と紙の隅が破けた。 何度もやりとりして、消しゴムをかけるうちに、少しずつ痛んだ紙は、とっても書きにくい。 ところどころ毛羽だった紙面をそっと撫でて、裏側からセロハンテープを貼る。 あとどれぐらい、ユウ君とこうやって話ができるんだろう。] (61) 2020/10/02(Fri) 6:37:20 |
【人】 Cucciolo アジダル[ 暗色の目元や体格をじろりと確認したが、その人物は 事前に把握していた面々の内に存在しなかったはずだ。 けれど自分たちが踏み入ったのは、人里離れた森の奥。 ハイキングの一般人が偶然立ち入るような場所でない。 一見して堅気で無さそうな体躯の男が 銃口を向けられて平然としている様が 場馴れかそれ以外の理由なのか、 力量を推し量る事も出来ない程度に 未熟な頃の青年には読み切れず。 ] Sigma? ……何だそれ、コードネームか。 浮浪児でももっとマシな言い訳するぜ。 僕は「どうしてここを知っている」って聞いたんだが? [ 聞きなれない響きの名を舌先で転がした。 偽名にしては疑わしすぎる音と、毅然としながら剣呑な瞳、 降伏の両腕が紐づかない。 無暗に牙を剥く幼さは見抜かれやすかった。 奴もまた青年の青さを察したのかも知れないと 勝手に奥歯を噛み締める。 ] (62) 2020/10/02(Fri) 6:46:19 |
【人】 Cucciolo アジダル[ 目撃者は処理するのが通例。不運にも通りかかった人や 動く事なかった家無したちが片付けられるところは 幾度となく見てきた。 けれどどこか甘さの捨てきれない青年は その理不尽さに都度眉根を寄せていた。 ] どうあれ、そのまま帰すってわけにゃいかないな。 [ 明らかに疑わしい人物を相手にしてもこの時もまた。 添えるだけでトリガーの指を曲げる気にはなれず、 無表情の奥底にある策略を探りながら まだ重く感じるグリップを握り直した。 軽く上げた顎を傾け後方に声を投げようと、した時だ。 背を向けていたブロンドの女はライターで目当ての紙を焼き "空虚"に武器を構えていた彼の背後に近づくと その項のあたりでフリントホイールをジャッと回す。 ] (63) 2020/10/02(Fri) 6:46:49 |
【人】 Cucciolo アジダルあ゙っッづ、ぁ!? なにしやがんだあんた!!?? [ 飛び散った火花に纏わりつかれ、項を押さえて飛び上がった。 まだオイル入ってるだろなんてことしやがると、 愕然とした顔を披露する。 銃口の狙いを一切ブレさせないまま振り返るも、 犯人は寧ろ顔面の傷跡を歪ませ怪訝な顔をするばかり。 それもそうだ。 記憶の中に存在するボスは彼を知らず、 その姿を見ること等なかったんだから。 ] は? 何と話してるって、ここにいるこいつとだけど ……いるよ!? 違う、ほらここ、 違う違う、キメてもないしトんでもないってば! [ 薬はご法度だが、と重低音で吐きつける眼の冷たさが そのまま背筋を這い上がったようだ。 血と体液に塗れているのはこちらの方だというのに、 青年はその赤く塗られた爪の色に臆して喉を鳴らす。 彼女の眼ともう一人の眼を何度も視線で往復し、 とうとう額に掌底を押し当てて唸り声をあげた。 ] (64) 2020/10/02(Fri) 6:47:02 |
【人】 Cucciolo アジダル[ なんでもいいが医者には手前でかかれよ、 そう告げたボスが部屋を出る背中を見た時の顔面は 幽霊を主張する子供のように不快を示していた。 ] ひ、拾った命だからってあんにゃろ……! [ 呟いた途端、空間の一部にノイズが走る。 ……思い出した瞬間、記憶の一部が混ざりこむ。 抱えた借金を片付けられず逃げ回った父親 →を、吊るされて揺れる様を笑った暴漢 →を、撃ち殺した背を踏んで一家を見降ろす集団 →に、啖呵を切って縋りつく少年……自分 →の、首根っこを掴んだ女……ボス →が、踏み割った英雄のフィギュア。 稼ぎ手を無くした家の、家族を守るためには それしかないように思えていた。 だから万が一にでも彼女の背中に向けないよう、 射線をずらしなが青年は彼を睨みつける。 ] (65) 2020/10/02(Fri) 6:48:59 |
【人】 Cucciolo アジダル[ 八つ当たりめいた声色で喚き散らせど、 英才教育を受けた銃口はぶれないまま。 ] 意味がわかんねえ……che palle. どう見ても堅気じゃないよな、あんた ボスのことやけに見てたが…… ……あの人にやられた霊の類? [ 入口を背にした彼は光を浴びて影を伸ばしているというのに、 これすらボスは見えなかったんだろうか。 靴の裏に着いた血をこそぎ落とすように 警戒した足取りで少し近づけば そろりと銃口をぶつけようとした。 接触の感覚があれど、なかれど 靴跡残るから外に出ろと告げる。 ] (66) 2020/10/02(Fri) 6:49:16 |
【人】 アジダル[ それからしばらく後でも、直ぐでも。 外に出たのなら思い出と体を取り戻すし、 なんなら項垂れかける男の姿だってあるに違いない。 ]* (67) 2020/10/02(Fri) 6:52:55 |
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