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【人】 宮野 利光[ ふ、と身体を退けました。 が。 淫靡に奉仕を続ける彼女に もう一度だけ近づいて、 白い頸に紅い 花 を咲かせましょう。じゅう、と素早く噛みつくように。 気付けばいつものように屋根の上。 いっそ成仏出来ればと思うけれど 美鶴の待つ川の畔は見えぬまま。 ] (1) 2020/09/08(Tue) 12:02:28 |
【人】 六鹿 賢斗[ 露天風呂で楽しんだ後、程なくして、 僕たちは子供を授かった。 それはまるで、憑物が取れたような。 念願叶った、僕たちの子供。 嬉しくて、初めてこの目で見たときは 稀と一緒に泣いたっけ。 暫くは子育て優先になるけれど、 稀と支え合って切り盛りしていくつもり。 だってここは、一夜の楽しみを求める人間の 集いが行われる不思議な旅館だから。 ]* (3) 2020/09/09(Wed) 10:04:18 |
【人】 六鹿 稀 [ 子供を授かってから、彼女は一歩成長した。 気が強くなったといえば、そうとも言うが、 変に怖気付くことがなくなった。 新規客に声をかけられようとも、 しっかりと断りを入れるようになった。 ] それでは、本日もよろしくお願いします。 [ 子育てをしているところを、 あの人はみているだろうか。 たまに、頭の片隅に思い浮かぶ人。 噂は絶えないので、多分どこかにいるのだろう。 いつの日か、良い人に巡り会えますように。 彼女は届かぬ思いを胸に、自分の足で 立って、最愛の夫と共に、旅館を繁栄させるのだ。 ]* (4) 2020/09/09(Wed) 11:56:44 |
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