【人】 双子 吹雪/雪菜─ 出航間近 ─ 『それでは天野さん、良い旅を』 [妹の雪菜の方はスマホを見て 出航が近付くのを確認してから彼女は一礼をする。 お話も好きだが、だからと言って アプローチも無ければその場を離れようとする。] (3) 2020/07/12(Sun) 0:09:19 |
【人】 双子 吹雪/雪菜え、え……雪菜ちゃん……? [対して姉の吹雪は見知った顔に 安心感を覚えていたからだろうか その妹の行動には驚いて少し不安そうな顔で 天野さんの方を見る。 彼が何某か行動すれば、きっと一緒にいるだろうし。 天野さんが雪菜を呼び止めても良い。 手を振って見送るなら、妹と共にその場を離れていくだろう。]* (4) 2020/07/12(Sun) 0:09:34 |
【人】 死刑囚 清浦 和人─ 船内 ─ 極楽か、ここは。 [入り込んでみればそこは楽園のような場所だった。 食べ放題飲み放題はおろか充実した施設が使い放題。 ここが海の上ということすら忘れそうになる。] 世の中、あるところはにある。 というわけか。 [思わず口端が吊り上がる。 地獄の先には天国か、それとも地獄の前の天国か。 どちらにせよ、逃亡中の身には余るほどの愉しみが待っているらしい。 デッキで潮風に身を晒しながら遠ざかる陸地を不敵な笑みで見送っていた。]* (6) 2020/07/12(Sun) 0:15:46 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a1) 2020/07/12(Sun) 0:16:55 |
花守 水葉は、メモを貼った。 (a2) 2020/07/12(Sun) 0:18:16 |
【人】 涼風 梨花ああ、背徳は蜜の味……みたいな? 別にやましいこともないし、そうするわ。 ありがとう、えー…と……。 [彼の方から掌が剥がれるまでそのままで、 名を呼ぶ為にネームプレートの所在を探しつつ。 緩く、上体を傾け。 些細な悪戯を仕掛けるよな顔で、ひそり、耳打ちを。] (9) 2020/07/12(Sun) 0:25:53 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a3) 2020/07/12(Sun) 0:49:57 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−船内− [ マティーニを受け取った彼女は 幾分場の雰囲気にも慣れたような感じがした。>>8 雰囲気と、ゲストの事前チェックの記憶が 正しければ、目の前にいる女性は このクルーズ船を企画運営する会社の 会長直々に予約を入れたその人物。 しかし、そんなことは関係ない。 クルーたちも求められれば仕事を投げ出し、 享楽の海にダイブする。 勿論、それは彼とて同じこと ] 艶やかな手をされていたので、 つい両手で挟んでしまいました。 そういう蜜の味は、中々こちらも味わえませんから。 永遠の愛を誓った相手が頭によぎるといいますし。 [ 嘘ではない。彼女の手は手入れが行き届いた、 とても触りたくなるような肌をしていた。 それと、大丈夫と暗に伝えるために。 彼女の手を離そうかと思っていると、 耳元で彼女が焚きつけてきたのだろうか。 のるか、のらないか。 彼はひとまず、マグネットタイプのネームプレートを 彼女の左手の中に隠して彼女から手を離した ] (12) 2020/07/12(Sun) 0:55:50 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗もし、私が気になるようでしたら 至る所にある電話機で その手の中のものを読み上げてください。 すぐに、向かいます。 [ ネームプレートにはありがたくも フルネームでローマ字読みが書いてある。 つまり、電話で彼の名前を読み上げたらいい。 そして、落とし物を渡す名目にでもできるように。 遠回しにそう言いつつ、 彼女が嫌がらないのであれば、 もう少し距離を縮めて、 彼女の誘いにのりたいところ ]* (13) 2020/07/12(Sun) 0:59:34 |
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。 (a4) 2020/07/12(Sun) 1:01:47 |
涼風 梨花は、メモを貼った。 (a5) 2020/07/12(Sun) 1:15:56 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a6) 2020/07/12(Sun) 2:11:38 |
【人】 天野 時雨[ ちらりとスマホに視線を移して、軽やかに 去って行こうとする雪菜>>3。 要するに、とっとと踏ん切りをつけないお前に用はないのだ と言う事。 わかりやすくて良いな、と何故か口角が上がる。 瞬間、腹が据わった気がした。 ] あぁ、ごめんごめん。 誘いも出来ずに情けない漢だろ。 [ 己の中の紳士よ、お元気で。 そう心の中で両手を合わせてから、二人に近づいて。 ] 二人は、別々に行動しても大丈夫なの? 雪菜ちゃんは誰かと約束があるように見えたんだけど。 あ、スマホ見てたからね。 [ 二人の腰に両手を回してぐいと引き寄せて、 ] お姉ちゃん、お借りしても? [ そう、高さの違う二人の耳にそっと囁いた。 ]* (14) 2020/07/12(Sun) 7:40:23 |
【人】 天野 時雨[ 腹が据わったとは言え、二人に無理強いするつもりなど 毛頭ない。 yesがもらえたのなら、不慣れな紳士の皮を被ったまま これからどうしようかと困ったように聞くだろうし、 noが聞こえたとて別段落ち込みもせず、じゃあまたと ひらひらと手を振るだろう。 メッセージアプリの連絡先の交換はしておきたいけれど。 旅は始まったばかりなのだ。 二人の細い身体に回した手は、いまだそのまま。 その表情はどんなものか、と返事を待って。 ]* (15) 2020/07/12(Sun) 8:03:32 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a7) 2020/07/12(Sun) 8:06:32 |
【人】 双子 吹雪/雪菜────っ、いえ、あの……! [>>14姉の吹雪は腰に手を回され 囁かれた言葉に顔を真っ赤にして 目線を下に下げている。 どう言う意味だろうか、とは とぼけられそうにない。 腰に回された腕におっかなびっくり手を置きながら 吹雪はどう答えようか迷っていた。 それからグラスを持っていた手で ぐいっ、とお酒を煽り空にすると お酒で更に赤らんだ顔で見上げ] …………お、お酒のせいで。 よ、よく覚えてないわ。 そんな事、言ってないと思うけど……。 [分かり辛いYesの答えだったけれど 彼には伝わるだろうか。 心配で、彼の手の辺りに自分指が所在なく触れる。] (17) 2020/07/12(Sun) 9:38:55 |
【人】 双子 吹雪/雪菜……だ、ダメよ、雪菜ちゃん……! 雪菜ちゃん、可愛いから、その。 いつも、ほら……。 [そんな様子を見て、姉の吹雪は 慌てた様子を見せる。 吹雪は、 自分の好きな人は 尽く妹の雪菜を好きになってしまうのを 少し根に持っていた。 そんな自分がもっと嫌いだったので 直ぐに反省するのだけど。 今回の失恋?も 恋人と別れたとかそんな話ではなく 気になっていた人に、先に好きな人が出来て 勝手に落ち込んで居ただけだったりする。 ちなみにその人が好きだと言った相手は同じ大学の 雪菜だったりするのだが。] (19) 2020/07/12(Sun) 9:42:22 |
【人】 双子 吹雪/雪菜ご、ごめん。 ……ダメと言うのは撤回するけど…… 天野さんは、雪菜と一緒が……いい? [不安そうな瞳は 妹と離れるのが不安なのか 2人一緒で天野を相手するのが不安なのか。 どちらが強いかは吹雪もよく分かっていないだろう。]* (20) 2020/07/12(Sun) 9:43:08 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a8) 2020/07/12(Sun) 9:44:24 |
【人】 花守 水葉―船内― [歩き回りながら他の乗客達を見ると、既に雰囲気が出来上がっているところもあれば、まだ様子見してるところもあったり。 誰でもいいから声掛けるということもなく、放浪する。 異様な雰囲気の中にありながら顔色は変えずに何気なく歩き回っているようであるが、ブラウスの胸元は彼女の左手で強く握られていた。]* (24) 2020/07/12(Sun) 10:31:24 |
【人】 双子 吹雪/雪菜[姉の吹雪は、2人か1人か。 どちらかを言葉にして欲しかった。 頬をぷく、っと膨らませて少し不満げだったけれど 天野の服の裾を掴んで、離れようとしない。 妹の雪菜は、腰に回された手から どちらを選んだのか感じていたから 少し上機嫌になっていた。 一緒の方が、もっと幸せに死ねますよ なんて軽口を挟む。] (29) 2020/07/12(Sun) 11:00:50 |
【人】 双子 吹雪/雪菜あ、わたしは、天野さんの部屋も見て見たいかも。 [未だ普通の感性が抜けきらない 姉の吹雪は、彼の部屋の様子を知りたがる。 この豪華客船に来たことで、わくわくした好奇心を 抑えきれなかったのかも知れない。] (31) 2020/07/12(Sun) 11:01:37 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a9) 2020/07/12(Sun) 11:06:45 |
【人】 涼風 梨花"これ"はその時にあなたにお返ししますわ。 ……御子柴さん。 [手元に残ったネームプレートを自身の唇に宛がい笑う。 要するに他のクルーを寄越すのは却下、という意味だが 先ほどの台詞を合わせてもきっと、伝わるだろう。 都合が悪ければこの場で断るよう言い添えて。 返事を聞いたら、それがYesでもNoでも関係なく 緩やかな足取りでその場を離れるつもり。]* (36) 2020/07/12(Sun) 11:31:44 |
【人】 涼風 梨花[通常なら、男女ふたりが通路の端で 立ち話をしていたとて通行を阻むことはないだろうが 彼のような巨躯なら、別かもしれない。>>11] あら、ごめんなさい。お邪魔だった? ……ふふ、ありがとう。 そういうあなたも。 とても、素敵だわ。 [御子柴との会話が一区切りした頃合、 独白めいた世辞が聞こえて、其方に顔を向け 随分と高い位置にある精悍な顔つきを見上げた。 日本人にしては広くて厚い肩幅や彫りの深い顔に どこか異国の血を感じながらの遣り取りは 日頃から慣れている社交的なそれの域を出ないが。 スーツの下に秘められた肉の隆起を思い描かんと するような視線は、この場で覚えた所作。]** (37) 2020/07/12(Sun) 11:50:00 |
涼風 梨花は、メモを貼った。 (a10) 2020/07/12(Sun) 11:52:31 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−船内− [ 永遠の愛が”きっと”甘い。>>34 そんな発言をする人妻に彼自身は出会ったことがない。 大抵の人妻が旦那もろとも参加して、 旦那も好き、でも遊びたい。 そう言う人ばっかりだった。 目の前の女性は、そういうわけではないかも。 もし、誘いがかかるなら引き出してみたい。 美人の人妻が、わざわざこんなところに 来てしまった理由を。 ] 営業?さぁ、どうでしょう。 ここに来る方々は、様々ですから。 [ 上手、と褒められてしまった。>>35 金を積まれたこともある。 酒に酔って襲われる形でやったことも。 こうやって、声をかけて 流れでということも勿論。 とりあえず、はぐらかしておく。 ] (38) 2020/07/12(Sun) 12:01:51 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗 [ 彼女がマティーニをひと口ずつ 減らしていくたびに、 2人の距離は短くなっていく。 少しだけ密着すると、彼女が空になったグラスを そっと彼の手の中に戻した。 その時にかすかに触れた彼女の柔な指。 グラスを戻しながら、彼女は直接オーダーを。 ネームプレートは彼女の手の中に。 それに口づけを落とす人妻は、 最高に うつくしい それに、勿論答えはひとつしかない。 ] (39) 2020/07/12(Sun) 12:03:24 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−船内− [ 久しぶりの背徳の蜜を確約することとなった彼。 船が動く前にあるはずだったミーティングに 参加することなく、仕事となった。 勿論、電話はなっていた。 バイブマナーモードのため、 ゲストと話している時には無視を決め込む。 ] はいはい、御子柴。 『どぉこほっつき歩いてんだ』 あ、ドライマティーニを10分後にってオーダー来た。 俺指名だから、他のやつに行かせんなよ。 『相変わらず仕事しねぇやつ……』 ゲストの希望には、誠心誠意応えねぇとだろ。 ……切る。 『話終わってな』 [ 電話しながら、問題がないかとみていると、 胸元を押さえながら歩いているゲストがいた。>>24 もしメディカルが必要なゲストなら、 と思って彼は女性にまた、声をかけた ] (40) 2020/07/12(Sun) 12:18:01 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗 お客様、具合の方がよろしくないのでしょうか? よろしければ、近くのソファにお座りになりませんか? [ そっと彼女の横に立って背中に手を添えながら、 近くのソファを掌で示してみる。 もし彼女が違う、と言えば距離を少し取ろう。 お願い、と言われればソファまでエスコートを。 ]* (41) 2020/07/12(Sun) 12:18:12 |
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。 (a11) 2020/07/12(Sun) 12:20:03 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a12) 2020/07/12(Sun) 12:50:14 |
花守 水葉は、メモを貼った。 (a13) 2020/07/12(Sun) 13:16:39 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ バーカウンター→A室 ────。 [妹の雪菜は首に落とされた唇を 少し目を細めて、当然のように受け止めた。 背の低い自分にキスをしてくれるのを 嬉しく思いながら、これからの事に想いを馳せた。] (46) 2020/07/12(Sun) 13:30:25 |
【人】 双子 吹雪/雪菜…… は 、わ……[姉の吹雪は 天野の所作に驚きの表情を分かりやすく浮かべる。 指についた印は彼にしかりと認識されていたようで。 それに口を付けられれば 間接的にかわされたキスに恥ずかしげに顔を伏せた。 そっ、と自分の指が唇に向かい 先程されたように唇の上を指が撫でた。] 分かったわ。 『はぁい』 [2人の姉妹は、彼の提案に肯き 同じタイミングで腰に回された腕に軽く手をかけた。] (47) 2020/07/12(Sun) 13:31:28 |
【人】 双子 吹雪/雪菜『両手に花ですか?』 [天野の部屋に向かいながら 彼の手を柔く触り、雪菜は上目遣いに見る。 悪戯のように腰に回されていた手を誘導すると 自分の胸下に軽く手の甲をぶつけさせたりして遊ぶ] (48) 2020/07/12(Sun) 13:31:47 |
【人】 双子 吹雪/雪菜バーに通ってる時は こんな事になるなんて、思いもしなかったわ……。 [しかも妹と一緒に。 こんな場所に来たのだから そういう事もあるとは思ってたけど それが顔見知り相手だとは。 今更になって一気飲みしたツケか 少し酔いが回ってきたので 吹雪は彼の身体の方に軽く体重をかけて 腕にしっかり捕まったまま歩いている。 多少歩けば 天野がいるA室の扉が見えてくるだろうか。]* (49) 2020/07/12(Sun) 13:32:18 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−船内− あぁ、それはよかった…… [ 声をかけた参加者は、胸元を掴んでいるのは 単なる癖だと返答する。>>45 そんな癖がどうして出来るのか、 不思議に思い少し距離をとって彼は話し続ける ] 癖、ですか…… 無意識に、胸元を? どういうときに、そのような癖がでるのか、 聞かせていただいても? [ ふむ、と一瞬頷いて先程胸元を掴んでいた 彼女の手を取って、視線を合わせるように 少し腰をさげて彼女に問いかけよう ]* (50) 2020/07/12(Sun) 13:32:22 |
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。 (a14) 2020/07/12(Sun) 13:33:58 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a15) 2020/07/12(Sun) 13:46:22 |
【人】 天野 時雨[ 部屋に入れば、興味深げにキョロキョロとあちこちを 見回す吹雪が見られただろうか。 それとも酔いが回ってそれどころではないだろうか。 そういうことには興味が無さそうな、妹の姿も。 ジャケットを脱ぐこともせず、まずは吹雪を、 そして雪菜の順で、脇と膝裏に腕を差し入れて ふわりと抱き上げてベッドルームの前のリビングスペースに あるソファにそっと下ろした。 柔らかい絨毯に膝をついて、その足元に手をやる。 履いているのはどんな靴だったのだろうか。 それをひとつずつ、足から外して。 顕になった白い甲に唇を付ける。 ] (55) 2020/07/12(Sun) 14:12:48 |
【人】 天野 時雨[ 自分には、性的な拘りは特になかった。 ただ相手が望むことであればなんだって応える。 それが結局己の満足なのだから。 ただ、今何故か思い出す。 あなたは、私を求めてくれない、と言って去っていった 女のことを。 頭を振って、雪菜の足先からそっと唇を滑らせ這わせよう。 左手は、吹雪と指を絡めたまま。 あぁ、手だけじゃなく身体もふたつ要るわこれ、と唸った。]* (56) 2020/07/12(Sun) 14:19:03 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a16) 2020/07/12(Sun) 14:21:59 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a17) 2020/07/12(Sun) 14:24:03 |
花守 水葉は、メモを貼った。 (a18) 2020/07/12(Sun) 14:24:25 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a19) 2020/07/12(Sun) 14:36:57 |
【人】 涼風 梨花― 個室 ― [冷房の効いた部屋へと戻ると、大きく息を吐く。 酔いが落ち着いてきたのでわかることだが、 どうやら自覚していた以上に緊張していたらしい。] 私ったら……なんてことを。 [奥様、と囁いてきた声音を反芻する。 白指に触れた感触を。麗しい、と褒めてくれた言葉を 思い出すだけで、自然と身体が火照る心地だった。 何も、誰にも後ろめたいことなんてないが。 恐らく独身であったなら、ここまで不安と高揚が ないまぜにはならなかっただろう。 後で、と言えば何時になるか解らぬから 10分、と早めに区切ったことを後悔する。 これではシャワーを浴びる時間が足りない……いや、 そんな準備万端で待ち構えるのもはしたないか? うろ、うろ。 広すぎるスイートルームを所在なく歩く。 長いようであっという間に過ぎる10分の間に 女が用意できたのは、事後に渡すチップだけ。]** (61) 2020/07/12(Sun) 14:58:59 |
涼風 梨花は、メモを貼った。 (a20) 2020/07/12(Sun) 15:02:49 |
卯波 慧は、メモを貼った。 (a21) 2020/07/12(Sun) 15:25:54 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−船内− [ 彼女は、びっくりしたり驚いたりすると こうなると空いていた右手で左腕を掴んだ。>>57 つまり、彼女は今なにか思っていたということ。 船が動き出して、彼女は何を思うか。 彼の頭の中には色々と思い浮かんだ。 衣食住。そして、色。 既に周りはそれぞれの世界に陶酔し始めている。 それを見て、健全な人間が触発されないわけがない ] 苦しいということではなかったようで、 安心しました。 …………お客様、お楽しみはこれからですから、 どうか焦らずに気になったお相手にアプローチを かけてみてくださいね。 [ 緊張しているのかどうかわからないけれど、 なんとなくアドバイスを。 人生を狂わされたなんてクレームが来ても困る。 そんなことを考えていたネームプレートのない彼。 名前を聞かれれば、答えてドリンクを回収に。 聞かれなければ、会釈をしてその場を後にしよう ]* (64) 2020/07/12(Sun) 15:37:58 |
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。 (a22) 2020/07/12(Sun) 15:40:12 |
【人】 曳山 雄吾-船内通路- >>59>>60[数分も経つ内に、視線を合わせて会話を続けることが難しくなるのは雄吾と相対した女性には良くある事だったから、それを意に介さないのもまた彼には慣れた事であった。 口元へ添えられた彼女の左手>>59には煌めく環。 品良いその指環を仔細に眺めればさぞ高価な品であろうと思いつつ、対となるべき男の姿はやはり無い。 どのような立場の女性がどのような経緯で参加したかは詮索せぬまでも、閨で肌を晒す女の姿態を思い描かずにはいられなかった。 ぎょろりとした大きな眼がブラウスとロングスカートの下を見透かすように彼女を見つめた。] (66) 2020/07/12(Sun) 16:02:26 |
【人】 卯波 慧[ 不敵な笑顔が語った天国と地獄>>65 見ている景色は同じようで違うけれど、卯波にとってもすんなりと胸に入るその言葉 ] そうだね、あそこは地獄……… [きっかけにって思った取り留めのない言葉が思わぬところで思い出したくない過去を思い出させている。 結婚詐欺、連帯保証人、分裂する家族の絆 いくつかのワードを経て出した結論に向かう一番遠い場所となるこの船を天国と聞いてコクリ、頷くその顔と視線は横目に彼を捉える ] おにーさんの言う天国ってさ ここが俗世離れするから? 忘れたいことを忘れられるから…? [どっちにしてもここはもう辛い日常から切り離された場所、そろそろ相手も欲しくなった卯波は彼に見定める。彼の正体など知らないまま*] (69) 2020/07/12(Sun) 16:55:32 |
【人】 清浦 和人で? この船は……一体何なんだ? [洋上に浮かぶ楽園。 客には豪勢なもてなし、それだけならばただの豪華客船というだけだろうが。 ここの“空気”はそうじゃない。 訳も知らず乗り込んだこの船は、どこかおかしな空気が漂っている。]* (71) 2020/07/12(Sun) 17:06:54 |
【人】 卯波 慧 なんだかワケアリ、かな? [ まるで奴隷船か何かから脱出してきたような素振りの返事>>70は、微妙に卯波の質問とは噛み合ってはいないもの ここがなにかもわかっていないような質問>>71に卯波は異質を感じてはたしてこれは冗談なのか素なのか…… 考えた卯波は彼に答えを。 ] 今言った通りだよ? ここは天国、あなたの欲の叶うところ とりわけ私が貴方のその女ってことかな [ 何者かなんて無粋なことは聞かない。手摺に背中で凭れて彼を見つめていれば風はビューっと背中から髪と裾をばさばさと揺らしていく。その髪を右手で戻しながら、佇むように彼がどうするかを小声で聞いて見届けよう。* ] (72) 2020/07/12(Sun) 17:42:15 |
【人】 曳山 雄吾―ラウンジ "プレイアデス"― [ 梨花とクルーの青年と別れた後、 雄吾はしばし船内を散策していた。 バーカウンターに時雨や美奈川姉妹の姿は既にない。 きりりとベストを着こなした短髪の女性バーテンダーへ ジントニックを求めると、三口でそれを味わい終えた。 散策の間に見かけた乗客らはいずれもそわついた雰囲気で、 航海の間に行われる交わりへの熱を宿している様子。 今しも雄吾が目にしたのは、照明の落とされたラウンジと おぼしきエリアに男女二人連れが入っていく場面である。 大胆にスリットの入った赤いドレスを着た長身の女性と、 彼女に見あった背丈の初老の男性と。 ラウンジの入り口で目元を隠す仮面を受け取り、 暗がりの中へ姿を消していった。] (73) 2020/07/12(Sun) 17:50:33 |
【人】 曳山 雄吾……ほん。 彼女はどうしていることかな。 [ 入り口から少し離れてスマホを開き、水葉へ連絡する。] 「面白そうな場所を見つけた。 仮面舞踏会のような所だ。 ラウンジまで来ないか?」 [ そうメッセージを送り、しばらく待つことにした。]* (76) 2020/07/12(Sun) 17:53:14 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ A室到着 ─ わ。全然凄いじゃない……! [天野のA室についてからは 吹雪はうろつきはしないものの 目をキョロキョロさせて室内を見渡す。 部屋のサイズに違いがあるが 調度品はそのサイズに合わせてきっちりと テーマに沿って配置されていて こう言った場所に慣れていない吹雪の目には S室、A室共に良いところだと言う感慨がある。] (77) 2020/07/12(Sun) 17:53:35 |
【人】 双子 吹雪/雪菜『時雨さん、この船のクルーになれるんじゃない? 私からのお墨付き』 [>>0:7姉の吹雪は黒のブーツで 雪菜の方は厚底のサンダル。 ホルターネックの黒いニットに、上から軽くシャツを羽織り 下は紺色のジーンズ。 恭しく傅く天野を見ていると 雪菜の胸に仄暗い気持ちが渦巻いて行く。 その上っ面を剥いで どんな欲があるのか見てみたい。 犬のように従順に、なんで言えば その通りにしてくれるのか、それともそれは嫌だと言うのか。 足先に口付けをする男を見ると 瞳が細くなり、ちりちりとしたものを胸に灯す。 どこまで苛めてやろうか。 それを怒って跳ね除けるだろうか 意外と受け入れるだろうか。 ─────そこまで考えた辺りで 隣の姉の存在を思い出して 雪菜ははぁ、と息を吐く。 (79) 2020/07/12(Sun) 17:54:19 |
【人】 双子 吹雪/雪菜[横合に見たところ、吹雪はと言えば 天野と指を絡めて手を繋いでいるのを嬉しそうにしていた。] 『お姉が初めてだから、とびっきり優しく』 (80) 2020/07/12(Sun) 17:54:55 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a23) 2020/07/12(Sun) 17:55:43 |
【人】 双子 吹雪/雪菜[天野へのオーダーは 初めての相手にするような優しい扱いを、と。 ただ、受け身とも取れるような天野の方を 少しジト目になりながら見つめていた。] (82) 2020/07/12(Sun) 17:55:51 |
【人】 双子 吹雪/雪菜ご、ごめんね、天野さん。 雪菜ちゃん、いつもは大人しい子なんだけど……。 え、っと。 わたしにできる事は、なんでも言って? [吹雪の方は手の弄り合いを楽しんだのか 漸く目線を天野の方に向ける。 それから、先ほど指先についた口紅を見つけて そっ、と唇をそこに付ける。 ちゅ、ぱと音を立てて間接的なキスを楽しんだ。]* (83) 2020/07/12(Sun) 17:56:13 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a24) 2020/07/12(Sun) 17:56:26 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a25) 2020/07/12(Sun) 17:58:44 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a26) 2020/07/12(Sun) 17:58:56 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−船内− それでは、またどこかでお会いすることがあれば。 クルーたちも、お客様の喜ぶ姿を見ることが、 幸せですから。 [ 彼は先に立ち上がって、若い女性に別れを告げる。 取り繕うことはない。 彼女に、今の彼の言葉はどう響くのだろう。 また会ったときの彼女の反応と、 表情を楽しみにしよう。 会釈をし離れる頃、彼女の携帯がなった気がする。>>76 あながち、彼女がこの空気に馴染むまでに 時間はかからなさそうだと思いながら、 近くの扉から1度バックヤードに彼は戻る ]* (86) 2020/07/12(Sun) 18:59:55 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−バック− [ おさげの女性と別れて、ロッカーに向かう途中、 彼の道を塞ぐ30代の男性が1人。 彼の眉間にはシワが寄りまくり。 一瞬笑いそうになった口元をしっかりと閉じ、 お疲れ様です、と声をかける ] 『みぃこぉしぃばぁぁぁ!!』 なんすか、課長。……また、例のおばさまからコールっすか? 『なんでお前は!巡り合わせがいいんだよ!!!』 さぁ?暫く携帯切るんで。お先。 『後で仕事変わってくれ』 [ クルーたちには特別な理由がない限り、 誰かしら”お得意様”がいる。 相手を知っている人もいれば、知らない人も。 彼の上司という人はここ数年、 厄介な太客がいてどうにかならないのかと 頭を抱えている。 太客。つまりは羽振りがいい客。 会社としても掴んでおきたい人物に 捕まったクルーは大体拝まれてる。 「ご愁傷様」の意味を込めてだが。 ] (91) 2020/07/12(Sun) 19:17:42 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗 [ 彼は通常の服に加えて、 たまにヘルプに行くカジノのディーラー服、 そしてルームサービス用の服をロッカーに 携えている。 それだけ、動かされるというだけなのだが。 ルームサービス用は、燕尾服のような 黒いジャケットとベストを支給されている。 そして、特徴としてネクタイが蝶ネクタイに変わる。 慣れた手つきで全身を着替えると、 彼はバーカウンターへと向かう。 指定されたものを引き取り、 お届けするために ] (92) 2020/07/12(Sun) 19:18:10 |
清浦 和人は、メモを貼った。 (a27) 2020/07/12(Sun) 19:30:31 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−バーカウンター− お疲れ。調子は? 「なんか、前に遊んだ人を見た気がした」 今回も遊べるといいな。 「でも、何人か声かけてきた人いたから そっちに流れるかも」 ふはっ、流石。……で? 「はいはい。詠斗さんまた後で話聞かせてくださいね」 [ バーテンのひとりとは仲がいい。 こうやって、仕事中もよく話す。 彼女がカクテルを作る姿は 流れるようで見ていて飽きない。 そんなところから、仲良くなった。 . . . 彼女からマティーニをふたつ受け取ると トレーに乗せてS室フロアへと 足を向けるのだった。 彼女が指輪を外していないことを願いながら ] (94) 2020/07/12(Sun) 19:47:22 |
卯波 慧は、メモを貼った。 (a28) 2020/07/12(Sun) 19:50:48 |
卯波 慧は、メモを貼った。 (a29) 2020/07/12(Sun) 19:57:33 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−客室廊下− [ 俗にスイートルームと呼ばれるS室A室。 大抵の客はこういう”遊び”の遊び方を知っているが、 偶に、全く知らないふしだらな輩もいる。 勿論、女性も男性も両方経験がある。 女性の時は金を積むから、だきなさいなんて 言われて、仕事が立て込んでいるから 後ほど、と言っただけでヒステリックを起こされた。 男性の時は、嫌そうにしている女性クルーに 迫り続けていた男性客にやめてくださいと 丁寧に断ったら、お客様は神様だろ、なんて 馬鹿みたいなことを言われた。 今となっては笑い話でしかないが、 そういう訳の分からない客もいることを、 知っておけ、と新しく来るクルーに 伝えるいいケースを彼はいくつも持っている ] (95) 2020/07/12(Sun) 20:39:25 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗 [ しかし恐らくの話だが、今から相手になる人妻は そういう教訓になるような相手ではなく、 寧ろ聞いた男どもが羨むような相手だろう。 彼は、トレーを持たずに手持ち無沙汰になっている 白手袋をつけた右手を見て、 彼女のあの柔らかかった肌を思い出す。 ルームサービスを持っていくときだけ、 白手袋をつけるという規則で良かったと、 今更ながら思った。 そうでなければ、 あのとき彼は肌に触れることができずに 彼女への欲が燃え上がることがなかっただろう。 ] 背徳は、誰もが気になる味。 それを与えるも、受けるも、己次第。 さぁ、…………受け取れ。 [ 彼女の部屋の前で軽く通常のネクタイで 作った蝶ネクタイを感覚で整えれば、 彼は仕事用の顔に作り替える。 そしてスイートルームに付けられた呼び鈴を ゆっくりと2度鳴らすと、 ルームサービスのお届け、と声を上げるのだった。 少し汗ばんだまま、シャワーを浴びることができずに チップだけを用意した彼女が 広い室内で待っているとは知らずに>>61 ]* (97) 2020/07/12(Sun) 20:44:00 |
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。 (a30) 2020/07/12(Sun) 20:51:06 |
【人】 曳山 雄吾―ラウンジへ― >>96はは。 これも演出の一つというやつだろう。 [ 行こうと言われれば否やはない。 狐面をした受付のクルーが示したのは、 孔雀や獅子、黒烏といった様々なモチーフの仮面。 雄吾はそれらの中から、オペラ座の怪人を模した仮面を受け取った。] 建前としては、これで誰だかわからないという事、だ。 誰が何を見聞きしようと、 こちらが誰かは知られない、という趣向かな。 さ、行こうか、何処かから来たお嬢さん。 [水葉が選んだのはどのような仮面だったろう。 雄吾は片膝を床に着かせて、 ラウンジ奥へ誘おうと左手を彼女に差しのべた。]* (98) 2020/07/12(Sun) 21:18:49 |
【人】 涼風 梨花― 個室 ─ [そういえば、彼の名を確かめはしたが 此方は名乗ることも部屋番号を伝えることも忘れていた。 『呼べば向かう』という言葉は本当だろうか。 従業員なら、ゲスト全員について把握していても おかしくはない人数ではあるが。 10分という時間が短いようで長く、やはり短い。 もしかしたら揶揄われたのかも?だとか、 そんなことを考える間にシャワー、とおろおろするうち 呼び鈴が鳴り、びく、と肩が跳ねる。 いやいや、相手はただのクルーで、女は齢28で、 夫との性交渉は無くとも生娘というわけでもない。 慌て過ぎ、そして浮かれ過ぎては勿体ないと、 扉を挟んで数度、深呼吸を繰り返し。] (99) 2020/07/12(Sun) 21:32:00 |
【人】 涼風 梨花……いらっしゃい。 ……、 [実際、どれだけ時間が経ったかなぞ解らない。 ただ、扉を開けて思わず息を飲んだ。 御子柴の装いが、先ほどとはガラリと変わっていたから。 まるで高級ホテルの給仕のように。] 時間通り、ね。 さ、入って? [ぱち、ぱち。 見惚れるよに瞬きを繰り返しながら暫しの間のあと、 繕うように笑うと、ドアを引いて中へと招く。 実際、どれほど時間が経っていたかは確認していない。] (100) 2020/07/12(Sun) 21:36:31 |
【人】 涼風 梨花[背後で扉が閉まる微かな音がしたら、 大人数人が裕に寛げるだろうスイートルームが 少しだけ狭くなったような感覚に陥った。 トレイに乗せられたグラスが二つなことに、 唇の端を上向かせ。] ふふ、 ……乾杯にも付き合ってくれるの? [まだ彼は、クルーとしての外面を保っているか。 けれど女にとっては、既に彼の立場は曖昧だ。 ひとまずはリビングスペースのソファに腰を下ろし、 白手袋で覆われた指先をじ、と見詰める。 勿論、左手の薬指には、細い指環が嵌まったまま。]* (101) 2020/07/12(Sun) 21:41:27 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−個室− [ いらっしゃい、と彼女は扉を開けた。>>100 特に、先ほどと変わらない美しい女性。 しかし、彼の服装が変わったからなのか 彼女の綺麗な瞳が何度か瞬きを繰り返した。 その瞬きが何を意味するのかは、 後から分かるだろうと思い、 彼は、失礼いたしますと口にして彼女の部屋へと 足を踏み入れ、静かに扉を閉じる ] 奥様がお望みでしたら、お付き合いいたしますよ? [ まずは、彼女が腰を下ろしたソファの手前にある テーブルの上に、彼女への同意を示しながら マティーニをふたつ、コツンと小さな音を立てて 並べ置く。すると、彼女の視線が白手袋に 向いたような気がして、 彼女の隣に腰を下ろしその手を差し出す。>>100 ] この手袋が邪魔なようでしたら、外してくださいますか? [ 全ての選択肢は彼女の権限。 そのままでいろと言われれば、 手袋をつけたまま、暫く相手をするし、 先ほど素手で彼女に触れた故に 手袋を求めないならば、 彼女に外してもらおうという算段。 まだ彼は、あえて彼女との間に距離を保って。 ]* (103) 2020/07/12(Sun) 22:10:08 |
【人】 涼風 梨花[奥様、と呼ぶ声に少しだけ苦笑い。 嫌というわけではない。純粋に呼ばれなれていないだけ。 彼から預かったネームプレートは失くさぬように クラッチバッグに入れたまま、テーブルの端にある。 対応によってはその場で返すことも考慮していたが、 少なくともグラスを二つ、持ち込んだ時点で その可能性は低いと見ようか。] あら、そのつもりで来てくれたんじゃないの? [まだ、人ひとり分ほど空いた距離であれ。 グラスがテーブルに、そして彼がソファに腰を据えると 冗談めかして笑いかけて。 差し出された掌に、また、暫く間を置く。] ──…そうね、…邪魔だわ。 [別に、何かしのフェチズムがあるわけでもない。 す、とスカートの裾を引き、少しだけ身を寄せて。 片手を彼の手首に添え、反対の手でする、する、 ゆっくり白手袋を外していこう。] (104) 2020/07/12(Sun) 22:25:55 |
【人】 曳山 雄吾―ラウンジ内― >>102[ 水葉の手を取り、受付クルーの恭しい辞儀を受けて中へ進む。 夜の暗闇かと思うほどに沈んだ照明。 だが少し経てば目が慣れて、あちらこちらに カーテンで仕切られたブースがあると気づく。] ……先客もいるようだ。 [ 声を潜めて水葉へと。 くすくす笑う女の声、喉奥に返す男の含み笑い。 時には短くいなすような戯れの響きも聞こえたか。] ここは、空きのようだな。 入るぞ。 [重ねた手をきゅっと握り、とあるブースのカーテンを捲る。 中はL字型に配置された柔らかそうなソファ、 中央にはテーブルと、ワインボトルを納めたアイスペール。] (105) 2020/07/12(Sun) 22:26:09 |
【人】 曳山 雄吾[ ソファの一角へ水葉を伴い腰かける。 肩ではなくてその手にそっと、己の手を置こうとした。] ……名前も知らないお嬢さん、と。 言うことにしようか。 [ 目だけ隠した仮面の奥で男は笑う。 口元もその声に連れて、にこりと弧を描いた。] お嬢さんはどんな期待を抱いて、 この船に乗り込んだのかな? [ 仮面を着けた同士なら、相手が誰と知る由もない。 あくまで建前の趣向とはいえ、 この空間でそれは心の帳を開くことを容易にするものだったろう。]* (106) 2020/07/12(Sun) 22:30:10 |
【人】 涼風 梨花[露となるのは、ほっそりとした夫の指とはまるで違う。 知らない男性の掌。 清潔で、器用そうで、けれど働き者の手だ。 引き抜いた手袋をテーブルの脇に置き 抵抗されなければ甲に浮かぶ静脈を辿るように 白指がつつ、と撫でるだろう。] あ、……ごめんなさい。 夫以外の人と、握手以外で触れるのは久々で、…。 [手首から、指の付け根まで行き来したところで ぱ、と離すと、カクテルグラスへと目を向ける。 乾杯しましょう?と目線で促し、ステムを摘まんで。]* (107) 2020/07/12(Sun) 22:32:08 |
卯波 慧は、メモを貼った。 (a31) 2020/07/12(Sun) 22:48:00 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−個室− [ 奥様、という言葉は彼女にぴったりだが、 本人の表情を見る限りでは、 あまり呼ばない方が良いのだろうかと、 彼は判断する。 日焼けを知らない艶のある肌。 栄養不足という言葉からは程遠い健康的な体つき。 そして、荒れを知らない唇。 奥様、と呼ぶにふさわしい人物だろう ] 梨花様に断られた場合に自棄酒にする可能性も、 あったのではないでしょうか? [ やけに嫌味ったらしくいうやつだな、と 彼自身が思った。しかし、邪魔だと言って 彼の手袋を笑みを浮かべ外す彼女を見て、 その考えは全くもって意味がなかったよう。 ] (108) 2020/07/12(Sun) 23:00:43 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗[ 距離が詰まり、彼の手があらわになると 彼女は興味深そうに浮き出る男性特有の 静脈血管を撫で上げる。>>107 少しくすぐったくて、くすっと笑ってしまった ] あぁ、いえ大丈夫ですよ。 旦那様をお持ちの方が、こうやっているところを見れば 普通の人間は不倫だと思ってしまいがちですからね。 [ 彼は、彼女の視線がカクテルグラスに向いたことで、 彼女がグラスを手に持った後に、 同じようにステムを摘み、 彼女の方にグラスを近づけてみた。 ] 晴れやかな旅になりますよう、 お手伝いをさせていただきます。 どうぞ、よろしく。 [ タバコの匂いがしていないだろうかと、 ふと彼は思ってしまった。 しかも、普通にジャケット内側に タバコとライターを入れている。 基本的に禁煙家が多いから吸わないけれど、 持っているだけで興醒めと言われても困る。 故に、バレてくれるな、と 願いながら乾杯をしようか ]* (109) 2020/07/12(Sun) 23:01:19 |
【人】 曳山 雄吾―ラウンジ内― >>110[ 水葉の唇が紡ぎ出した言葉に、仮面の奥で男は軽く目を見開く。 そういった単語が連なるとまでは、思って居なかったのだ。 だが同時に、おそらく三度の巡り合わせが導いた この状況を半ば必然的なものとして感じていた。] どのように、してあげようか。 君が名も知らぬお嬢さんであるのと同じに、 俺は君がまだ何も知らない相手だ。 [ だが、語るまでもなく自明な事柄が、一つ。 体格――膂力の、圧倒的な格差。 水葉の左手首を掴み、身体を開く方向へと押しやった。 同時に、馬乗りになる形で彼女の身体を脚で跨ごうとする。] でしょうか、と。 疑問を抱いているなら、まずは試してみると良い。 [ 雄吾のその動作を、彼女が避わす事は出来るだろう。 けれども、水葉の言葉を聞き止めた彼には、 おそらく彼女はそうはするまいという確信があった。] (111) 2020/07/12(Sun) 23:32:40 |
【人】 曳山 雄吾[ 男の手が伸びる。 水葉の着けた黒鳥の仮面に触れた。] これはまだ、取らずにおこう。 代わりに君はさらけ出すんだ。 この服の奥。 その身体の奥。心の奥に、潜んでいる欲求をな。 [ 彼女の仮面から離れた男の手は、ボタンブラウスの胸元へと。 水葉が止めなければ一つまた一つと手は進み、やがて 最後まで外しきってしまうだろう。]* (112) 2020/07/12(Sun) 23:36:39 |
【人】 涼風 梨花― 個室 ― [きっと、周囲には幸せな若奥様に見えるのだろう。 実際、何の苦労も不自由もない生活を送っている。 唯一、満たされない空虚を抱えて。] ふふ、……面白いことを言うのね。 そんな経験があるのかしら? [よほど、無礼を働かない限り、彼がそのような 自棄酒に耽るようには見えなかった。 むしろ、金を積んででも…と言う方が似合う気も。>>95 呼び方が奥様から名前に変わったこと、>>108 番号を伝えずとも正しく部屋に訪れたことから ある程度の顧客情報が行き渡っていることを認識する。 もしかしたら金持ちの婦人が道楽目的で、と 思われている可能性もあるだろうが、 それはそれで構わない気もした。] (113) 2020/07/12(Sun) 23:37:50 |
【人】 涼風 梨花[ただ、手袋を外すだけなのに ひどく疚しいことをしている気分になるのはきっと 女の中にそういった願望があるからだろう。] ……普通の人間が、ということは。 あなたはそうは思わない? [勿論、女にもそんなつもりはない。 もし、浮気だの不倫だのといった不貞を責められること があるとすれば、それは──。 身体だけでなく、心までが開いた時だろう。 擽ったそうな笑い声を契機に手を放し、 上質な薄いガラスの淵を目線の高さまで掲げる。] ええ、……此方こそ。よろしくね。 [ガラスが触れ合わぬギリギリまで寄せて、 かんぱい、と小さく呟くと軽くグラスを傾けた。 正真正銘、ドライマティーニの味が咥内に拡がる。 喉を焼くような強いアルコールに、は、と息を吐き。] おいし、 ……あら。煙草を吸うの? [ふと、鼻を擽るのは煙草の残り香。 女も、夫も喫煙はしないが、嫌煙家と言うわけでもない。] (114) 2020/07/12(Sun) 23:44:22 |
【人】 涼風 梨花[ぽつりと、浮かんだ疑問はそのまま唇から零れた。 はっとしたように、彼を見つめていた視線が 僅かそれる。 サイドを緩く結った髪から覗く耳元が赤く染まるのは、 酒のせいか、それとも羞恥からか。恐らく両方。]** (115) 2020/07/12(Sun) 23:46:39 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−個室− [ 自棄酒をした経験。 ないわけではない。 誰かにふられたなんて理由ではなく、 ただイラッとした時があって。 しかし、そんなことを言っては彼女が怯えてしまう。 そう思った彼は、首を横に振って見せた ] 残念ながら、まだそこまでお叱りを受けたこともなく。 それにしても、旦那様は美しい梨花様を置いて 他の女性にうつつを? [ わざと。揺さぶるためではなく、 彼女がなぜこのクルーズに参加したのか、 じわじわと解き明かしていくため。 彼女が1人で参加しているのは、 バックヤードのデータで確認済み。 もし教えてくれたなら、彼女の求める熱を 存分に味合わせられるのだろう ] (116) 2020/07/13(Mon) 0:05:26 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗 私の場合、こうして頂くことが 仕事のようなものですからね。 不倫だなんて、思いもしませんよ。 [ そう。こういう道楽こそが場の雰囲気を盛り上げる 細々した演出になりえるのだから、 不貞行為だなんて思うわけもない。 彼女の後に乾杯と呟けば、 ひと口、刺激的なドライマティーニを 頬張ってみた。やはり、うまい。 そう思っていると、早速バレた>>114 ] え、えぇ。…… (117) 2020/07/13(Mon) 0:06:25 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗[ 彼は彼女との距離をゼロにして、 完全に密着した。 緩く結ばれた髪の隙間から見える 真っ赤になってきている彼女の耳。>>115 それをしっかり見るために、 彼はグラスを持たない手で 彼女の垂れた髪を耳にかけ 小さく聞こえた呟きに答える。 お酒のせいか、彼女自身の呟きのせいか、 彼女の首や耳近くは熱持っているようだ ]* (118) 2020/07/13(Mon) 0:09:09 |
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。 (a32) 2020/07/13(Mon) 0:11:03 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a33) 2020/07/13(Mon) 0:55:27 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a34) 2020/07/13(Mon) 3:19:12 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a35) 2020/07/13(Mon) 6:19:51 |
卯波 慧は、メモを貼った。 (a36) 2020/07/13(Mon) 6:59:37 |
涼風 梨花は、メモを貼った。 (a37) 2020/07/13(Mon) 16:17:52 |
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。 (a38) 2020/07/13(Mon) 16:28:03 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 過去のお話・御子柴さんと ─ 『…… こほっ 』[美奈川雪菜は このサンライズクイーンには4度の乗船経験がある。 今回のを含めれば計5回。 共に乗船する相手は1.2回目だけ同じで他は全て違う。 どれも男にチケットを用意してもらっていて 二泊三日の旅全てで肌を重ねていたこともあれば 初日だけで、後は互いに別行動ということも。 これは三度目の乗船の時の話。高校を卒業した直後の話。 雪菜は初日から違和感を覚えていた。 組み敷かれ、身体の上で男が動く。 その汗をかいた背中を手で抱きしめながらも どこかふわふわとした感覚が消えなかった。 セックスの快感とは違う。 これは。] (120) 2020/07/13(Mon) 22:17:59 |
【人】 双子 吹雪/雪菜『 ……こほ、こほっ 』[……雪菜は風邪をひいた。 37度も微熱であったが、全身が気怠い。 空咳を繰り返し、喉が少し痛くなっていた。 船内にはちょっとした医療スタッフも居ただろう。 彼らに診て貰えば、ただの風邪とのこと。 人に移るものでも無いらしいし、今は安静にし 食べられるモノを食べ、飲み物をよく取ること。 そう方針を言い渡された。 連れの男は 《この部屋は好きに使うと良い。私は邪魔にならないように部屋から離れておくと》 と、颯爽と消えていった。 勿論、他の乗客との夜を過ごす為に。 ……私も逆の立場なら きっと同じことをするから何とも言わないけど。] 『…………』 [204の、A室の天井を見つめる。 まだ二日目のお昼時。誰も彼もが活動的で この部屋だけが静かさを保っている。 流石の防音性が、今は少し憎らしかった。 (121) 2020/07/13(Mon) 22:18:27 |
【人】 双子 吹雪/雪菜[私は気怠い身体を動かして 内線電話を取り、ルームサービスを頼む。 その時の電話口に出た相手が 御子柴 詠斗だった。] 『 こほ……。 A204に、お粥か何かを運んで頂けないですか。』 [雪菜はそう頼むと 大きなベッドの中に潜り込み、暫し待つのだった。]* (122) 2020/07/13(Mon) 22:18:51 |
【人】 涼風 梨花[だからだろう。 乾杯を経て、強いアルコールにくらりと傾ぐ思考。 自分の汗くささが気にならないだろうかと心配する心が 彼に残る煙草の残り香を敏感に感じ取って。 緩む理性が口にしたのはストレートな願望。 何時の間にか、互いの距離は縮まって。 着やせするタイプなのだろうか、自然と寄り添うよに 触れる身体は見かけよりも逞しく感じた。 高鳴る鼓動も伝わっておかしくない近さで。] (124) 2020/07/13(Mon) 22:29:55 |
【人】 涼風 梨花[囁かれる返事に。 髪が触れる指先にびくりと肩が跳ねる。 じ、と彼を見据える瞳が熱に熟れ。 おそるおそると伸ばす左手が、彼の細い顎から頬へと。 了承を得るのと、自ら顔を寄せるのはほとんど同じ。 躊躇いと、罪悪感と背徳を混ぜて打ち消すくちづけは、 芳醇なベルモットの香りと微かな苦みを感じた。 制止を受けなければ、掠める程度に触れて離れた唇が 再び、彼のそれと重なるだろう。 二度、三度。四度目が許されたなら、 もっと深いつながりを求め唇があわく開き、ソファについていた掌は、彼の膝から腕、肩へと伸びていく。]** (125) 2020/07/13(Mon) 22:38:39 |
涼風 梨花は、メモを貼った。 (a39) 2020/07/13(Mon) 22:40:03 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a40) 2020/07/13(Mon) 22:44:56 |
【人】 曳山 雄吾─ 閑話 ─ >>0:44[ 『バーとは、 人生に疲れはてた者の最後の止まり木である。』 雄吾はまだ学生の頃、そんな一文を何かのエッセイで読んだと記憶している。それとも、もっと直截的に、『自殺志願者の』だったろうか。 彼自身は人生に疲れを覚えたことは無かったが、 それ以来、彼は一人で、あるいは友人と、 またあるいは恋人と、様々なバーを訪れた。 それらは、 蝶タイを締めたマスターが営む正統的なバーであったり、 学生の有志が立ち上げた気のおけないバーであったり、 水底のように幻想的な照明が揺れるバーであったり、 スポットライトの下、白と黒の駒が行き交うバーであったり、 した。] (126) 2020/07/13(Mon) 23:39:21 |
【人】 曳山 雄吾[ どれだけのバーの扉を開いたことだろう。 成人して父親の会社に就職し、 いずれはそれを継ぐべき立場を明確に意識した頃。 雄吾は、繁華街から少し離れた所にある、 とあるバー>>0:44の常連と言える客になっていた。 彼が30歳を少し超えた頃だから、 かれこれ5年は通っていることになる。 初めて訪れたその日はみぞれ混じりの寒い日で、 コートの襟を立てて訪れた。 冷たい雫がスラックスまで染み込んで、 ひどく不快な気分だったことを覚えている。 雄吾よりは幾らか年上のマスターが、 コートを脱いで掛ける様子に一声、掛けた。 「寒かったでしょう。何になさいますか。」 何でも。温かいやつを。とにかく、寒かった。 そう答えたことも覚えている。] (127) 2020/07/13(Mon) 23:39:31 |
【人】 曳山 雄吾[ スツールに腰掛けて、待つことほんの二分ほど。 カウンターに肘をつき両手を組んで待っていた雄吾の前に、 一杯のマグが差し出された。 カクテルを調製したのはマスターではなく、 まだ学生のようにさえ見える若い青年だった。 実際、その時かれはまだ21歳だったのだが。 マグから立ち上る、甘く温かい香りの湯気。 カフェオレ色をしたそれは、ホットのカルーアミルクだった。 熱せられたアルコールが鼻腔をくすぐり、 馥郁としたコーヒー香が疲れた心をなだめていく。 火傷しないようにずず、と啜ると、 リキュールとミルクの甘味は 身体を中から癒していくようだった。] (128) 2020/07/13(Mon) 23:40:00 |
【人】 曳山 雄吾……美味い。おかわり、貰えるか。 [ 熱さにはすぐ慣れて、ぐいと飲み干した。 マグを替えての二杯目は、先より少しぬるい温度。 気が利く青年だ、と思った。 そこでようやく、注文以外に口を開くゆとりが生まれたことを 雄吾は感じたのであった。] お兄さん、名前は? 今のの礼に、あんたと乾杯したい。 [ 酒はそうだな、とバックの棚を眺める。 少し眺めて、こわばった筋肉をほぐすように首を捻った。 テキーラのショットはどうだ、と尋ねて、 冷凍庫から取り出されたとろりとした蒸留酒で乾杯したものである。]* (129) 2020/07/13(Mon) 23:44:30 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a41) 2020/07/13(Mon) 23:45:33 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a42) 2020/07/13(Mon) 23:50:55 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a43) 2020/07/14(Tue) 0:02:08 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a44) 2020/07/14(Tue) 0:11:46 |
卯波 慧は、メモを貼った。 (a45) 2020/07/14(Tue) 2:08:07 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a46) 2020/07/14(Tue) 2:22:22 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a47) 2020/07/14(Tue) 2:27:01 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a48) 2020/07/14(Tue) 5:57:43 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a49) 2020/07/14(Tue) 6:39:50 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a50) 2020/07/14(Tue) 7:16:08 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−過去・病人だった人と− [ この歪なクルーズ船のクルーとして、彼が働いて暫く。 作法は知らずとも、 彼は気に入られる術を手にしていた。 勿論、その時も与えられていた職は変わらない。 今と違うのはおそらく、 その当時はカジノのディーラーがなかったこと ] 外にでてぇ………… [ ルームサービスの電話でも鳴れば、 それを口実に船内へとくりだそう。 そんなことを思いながら、 彼は電話番をしていた。 時間帯によって、シフトのような感じで 決められているこの役目。 とてつもなく暇なのである。 もうすぐ交代の時間か、と 腕時計を眺めながらその時間を待っていると、 入電 2コール程間を空けて、電話を受ける。 風邪をひいたゲストからのおかゆのオーダー ] 少々お待ちくださいませ。 御子柴が、お届けに参ります。 (130) 2020/07/14(Tue) 8:14:55 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗 [ 仕事用、よそ行きの声でそう伝えると、 急いでキッチンに連絡を入れる。 味変が出来る様に梅やゆかりを、 そして体が落ち着くように 暖かいはちみつレモンと白湯を 追加で準備するように伝えた彼は 交代でやってきた電話番に 『病人介抱してくるから暫く電話に出ない』 と引き継ぎをして準備に取り掛かった ] 確か、予約自体は男の名前だったか。 こんな絶頂に誰もが盛り上がってる時に 風邪で寝込むのも、悲しいだろうな。 [ A室からのコール。 故に彼は着替える必要があった。 ロッカーで準備ができた、と キッチンサイドからの電話がないかと 気にしながら、白手袋をはめていると、 コールが入る ] 御子柴。 『お粥と飲み物のセット完成。引き取って』 了解。 (131) 2020/07/14(Tue) 8:16:39 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗 [ 鏡で身だしなみの確認をすると、 早足で引き取りに行く。 医務室の人間からも 単なる風邪 と報告を受けており、 そこまで重篤になっているわけではないだろうが、 情報によるとそこそこ若い女性とのことで、 弱った女性がどういう表情をするのか 少々気になってしまったのだ。 行為云々ではなく、食事をする時などの話だが。 ] 医務室の奴らも、報告に来た時ニヤついてたな。 [ ニヤついていたということは、 問診の時などにその女性に触れ、 それが忘れられないということだろう。 風邪をひいていなければ、引く手数多の女性。 そういうことだろう、と彼は1人理解する ] (132) 2020/07/14(Tue) 8:20:56 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−過去・204前− [ 彼はそんなわけで期待を胸に部屋にたどり着く。 若い女性を介抱する機会は、なかなか頂けない。 なので、タオル類も少し多めに持ってきた。 食事の後望まれれば、汗ばんでいるであろう その体を水に濡らした冷たいタオルで 優しく拭こうという若干邪な理由で。 姿勢を正し声を少し整えると 呼び鈴を鳴らし、彼は落ち着いた声で告げる ] ルームサービスをお持ちいたしました。* (133) 2020/07/14(Tue) 8:23:01 |
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。 (a51) 2020/07/14(Tue) 8:26:26 |
涼風 梨花は、メモを貼った。 (a52) 2020/07/14(Tue) 8:46:14 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a53) 2020/07/14(Tue) 8:53:31 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a54) 2020/07/14(Tue) 8:58:56 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a55) 2020/07/14(Tue) 9:08:32 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−現在・個室− [ 彼の揺さぶりは、少し効いたらしい。>>123 彼女の口ぶりからすると、レス。 男の方がそういうことに興味がないと見た。 セックスレスというのなら、 彼女の欲を発散できずに溜まったものは 彼女をどれだけ抑圧してきたことだろう。 それが今から発散されるのならば、 彼女はこの部屋で淫らに狂い咲く。 それこそ、改めて彼女が旦那へと 罪悪感を抱いてしまうかも などと彼は余計なことを考えた。 旦那が彼女を美しく舞う蝶に変えられなかった。 ならば、彼が彼女を蝶にしてしまおう。 そう考えていると、 彼の気持ちも更に昂りを覚える ] (134) 2020/07/14(Tue) 10:32:04 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗 [ 髪を耳にかけた彼の手は そのまま彼女を抱き寄せるように 彼女の腰へと降りていく。 そんな彼の手とは反対に、彼女の細くて美しい手は、 彼の顎を伝って頬に添えられる。 そして、試したくて仕方がなかった彼女の唇が、 彼女の方から当てられる。 柔らかくて、離したくない。 そんな気分にさせられた彼女の優しい口づけ。 口づけを続けながらグラスをテーブルに置けば、 小さく開いた彼女の唇の中へと 彼が臆することなく侵入していく。 ゆっくりと、まずはお互いの舌先を撫で合うように 絡めあい、刺激を徐々に増やしていく。 彼女が物足りないというかもしれないタイミングを見て フリーにしていた片手を彼女の太腿へ。 勿論、いきなりその隙間に手を入れるという 蛮族的なことはなしだ。 ただただ舌を絡め合いながら、 彼女は軽く腕を彼の首肩に絡め、 彼は指先を使って彼女の太腿をツッと撫でていく。 広い部屋の中に広がる、くちゅ、という口づけの音と、 その合間に漏れる男女の呼吸の音 ] (135) 2020/07/14(Tue) 10:42:30 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗っ、……ふ、…… ………… 梨花様、私の願いをひとつだけ聞いてくださいませんか。 [ 唇を離した彼は、じっと熱を帯びた瞳で 彼を見つめる”主人”へとねだった。 それはいたく簡単で、 それでいて人の心を揺るがしやすいこと ] その清らな声で、私の名前を……呼んでください。 (136) 2020/07/14(Tue) 10:52:17 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗 [ 彼女の気持ちを揺さぶるつもりは一切ない。 しかし、客側である彼女に 御子柴さん、と呼ばれ続けるのも どこかむず痒いというもの。 だから、彼女に呼んでもらいたかった。 無論、見つめ合いながらも、 彼は彼女の太腿から膝にかけてを ずっと撫で続けて、彼女の答えを待つのだった。 それはまるで、Goと言われるまで待ち続ける 忠犬のような雰囲気さえ醸すだろう ]* (137) 2020/07/14(Tue) 10:55:31 |
【人】 天野 時雨[ 寒い日だったと思う。 霙まじりの何かが空からはちらちらと舞って、 お客さんもほとんど居なくて。 俺は俺で、ぼんやりとグラスを磨いていた。 手を動かしていれば、嫌な事を思い出すことも ないだろうと思ったのに、静か過ぎる店内に流れる ジャズの音にさえ、思い出を揺り起こされて、唸る。 隣で煙草を燻らせるオーナーに言葉をかけようと 手を止めた時、木製のドアがギィ、と音を立てて 開いた。>>127 ] いらっしゃいまっ…せっ…!? [ もはや条件反射のように口から出るいつもの挨拶は スムーズには流れず、失礼極まりないことに その人を思わず凝視してしまう。] (でっか…) (138) 2020/07/14(Tue) 11:36:54 |
【人】 天野 時雨[ 今まで会った人の誰よりも大きい。 それでもすぐに、あ、いけね、と我に返って、 身体を動かすより先にオーナーの声が響く。>>127 温かい物、というオーダーに、ほんの少し悩んで、 その体躯には似つかわしくないかも知れないが、 冷え切った身体を温めるにはもってこいのカクテルを。 小さなミルクパンで、牛乳を温めて、 こちらも温めておいたマグに注ぐ。 コーヒーリキュールは、その人をちらりと見て、 普通より少し多めに入れた。 そっと混ぜて、差し出す。 すぐにおかわりを希望されれば>>129口にあったのだと 嬉しくなって。 2杯目は少し、温度を下げて、アルコールをさらに多めに。 少しは、その大きな身体が暖まっただろうか、 そう思っていると、名前を問う、穏やかな声。>>129 ] あ、天野です。 天野、時雨って言います…時間の時、に雨、で。 [ お礼に乾杯したい、そう言う彼をまじまじと見つめる。 紳士な気遣いに表情は緩んだ。] (139) 2020/07/14(Tue) 11:39:31 |
【人】 天野 時雨[ 尋ねられた酒の名前にふは、と笑って、 やっぱりこの人にはカルーアは軽すぎたかも、と苦笑して。 取り出したのはドン・フリオと言うテキーラ。 どうぞ、とカウンターに置いて、] お名前をお伺いしても? [ と尋ねた。 名前を教えてもらえたのかどうだったか。 とにかくショットグラスを軽く合わせて、 バニラとキャラメルのような甘い味と香りを 一気に煽った。] お口に合いますか? あ、これは俺の奢りです。 [ 彼のグラスに酒を満たしながら。] (140) 2020/07/14(Tue) 11:40:57 |
【人】 曳山 雄吾─過去の話・時雨のバーで─ >>138[ そう、寒い日だった。 初めてのバーを訪れる際の楽しみには、己の体格を目にした マスターやバーテンダーの反応を密かに眺めることもあったのだが、 そうさせようと思えない位に凍てつくような。 だから青年バーテンダーの動揺にも>>138気づかぬまま、 スツールに腰掛けた。 やがて供されたマグを手に包む。 その温かみに、こわばった口角がほんの少し弛んだ。 そうして同じものをもう一杯。 飲み終えた雄吾の質問に、名乗られた名前>>139を繰り返した。] 天野、時雨。時雨くんか。 風情のある良い名前だな。 今夜もそのくらいの雨なら、良かったんだが。 [ 丸い肩のボトルから、薫り高いテキーラが注がれる>>140。 右手にショットグラスをそっと持ち、 奥に佇むマスターと時雨とを、それぞれ見た。] (142) 2020/07/14(Tue) 12:40:08 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 過去・204室 ─ [>>133部屋に呼び鈴の音が響く。 どうぞ、なんて声をかけたけどそう言えばオートロックだし スタッフも鍵を持っていたとしても 自分から開けて中には入ってこないだろう。 ベッドから身を起こし、布団をどける。 青と白の縞模様のジェラピケを着て、素足にスリッパ。 下着は汗をかいてしまうのが嫌で、下しか付けてない。 ゆっくりパタパタ、と歩いてドアを内側から開ける。] 『……ありがとう、運んでくださいますか?』 [ドアに軽く寄りかかり 汗を少しかいていたのか 頬に髪の毛が張り付いている感覚がある。 彼を中に迎え入れれば、ベッド近くまで 食事を運んで欲しいと頼むだろう。 注文した覚えのないホットレモンと白湯は あちらのご厚意だろう。 雪菜はベッドまでたどり着くと 布団の中に入り、上体だけ起こす。 端の方に位置取りながら、横を向いてそのスタッフ。 (143) 2020/07/14(Tue) 12:46:22 |
【人】 双子 吹雪/雪菜[御子柴と書かれたネームプレートを見て その男に頼みごとをする。] 『身体が怠くて、腕を上げるのも大変なんです。 ……ご迷惑でなければ、食べさせてくれませんか?』 [嘘をついた。 確かに身体の熱っぽさはあるが きっと一人でご飯を食べられないほどではない。 それは人恋しさから。 少し目を俯かせたのは、そうした想いがバレないように、と。]* (144) 2020/07/14(Tue) 12:46:42 |
【人】 曳山 雄吾曳山雄吾だ。よろしく。 [ グラスを掲げ、軽く打ち合わせた。 くいと口に含むと、熟成された味わいと華やかな香気が口中に広がる。 強いアルコールは喉を灼きつつするりと食道を滑っていった。ほどなくすると、胃の腑の底あたりに小さな太陽が昇り始めるかのような熱。] 最初から奢られるわけにも、いかないだろ。 俺からも、時雨くんに何か。 マスター、お願いできるかな。 [ と、マスターが肴に持ち出す時雨の話。>>141 長い間柄なのだろう、嫌みを感じさせない距離の近さだった。] それは尚更、飲まないとな。 俺も今夜は振られたところだ。 飲めるとこまで付き合わせて貰うとするかな。 [ もっとも、俺の方は仕事の客にだ。 そう笑って、時雨が注いだ酒を口へと運ぶのだった。]* (145) 2020/07/14(Tue) 12:55:53 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a56) 2020/07/14(Tue) 13:37:28 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a57) 2020/07/14(Tue) 14:36:17 |
【人】 曳山 雄吾[ 帳簿でも付けているのか、マスターの姿は見えなかった。 空いたグラスをそのままに、時雨へぽつりと声を投げる。] ……ひどい振られかたは、俺にもあるなあ。 とりあえずでも吐き出す方が、 少しは楽になるんじゃないか。 飲み過ぎた時とおんなじで。 [ そうして、バックの棚に視線を動かす。 居並ぶボトルを目で追って、時雨へ戻した。] 一杯、何でも付けてくれ。 初対面だから言えることも、あるだろう。 ……どんなひと、だった。 時雨くんの相手というのは。 [ 彼がグラスを下げたなら、 雄吾は静かな声で《ホワイト・レディ》と口にする。 それからは無言を保って、 ショートの筈のそのカクテルを僅かだけずつ飲み始めた。 もしも時雨が語るのであれば、 雄吾は沈黙したまま、頷きや表情と共に耳を傾けるだろう。]** (147) 2020/07/14(Tue) 15:21:52 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a58) 2020/07/14(Tue) 15:24:36 |
【人】 天野 時雨[ 奢りという言葉に反応して、逆にこちらに酒を 寄越してくれようとするその人は、 曳山雄吾、と名乗った。] いや、いいんです。その酒は、 [ 慌てて手を振る。] 『フラれたから飲みたいっていうもんだから、 俺がさっき、飲めっつって、あげたんです。 良かったら付き合ってやってください。』 [ オーナーが、人好きのする笑顔でそう言って、 グラスにまた酒を満たす。 ふぅ…と息を吐いて、視線を落とす。] …本気で惚れた、女だったんです。 [ と小さく言えば、] 『いろんな女の子取っ替え引っ替えしてるから バチが当たったんだよ』 [ と笑って返される。 あんたにだけは言われたくないわ…と項垂れて。 そんなやり取りに曳山さんは笑いつつ酒を勧める。>>145 自分もフラれたのだと言う言葉に驚いて、 仕事相手のことだとわかれば拗ねた目で見た。] (148) 2020/07/14(Tue) 15:43:48 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−過去・204室内− [ 出てきた女性は、彼の半分ほど…… は言いすぎた。 しかし女性の中でも一段と低いほうだろう。 ブランドは知らないが可愛らしい寝巻きと、 備え付けのスリッパ姿で現れた女性は 汗をかきすぎてとても髪の毛が濡れている。 まずはその額の汗でも拭いてからにしようかと、 彼女の招きを受けて、 お粥が上段に、タオルが下段に乗ったカートを 引き込みながら彼女の誘導に乗る ] (149) 2020/07/14(Tue) 15:46:22 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗 [ ベッドそばに行くと、彼女はゆっくりとベッドに戻る。 上体を枕を使って起こしている彼女は、 とても病弱なお嬢様のような雰囲気を醸し出す。 そんな彼女の横にカートをセットした彼。 彼女が何も言わなければこちらから、と思っていたが 彼女は余程気怠いらしい。 嘘か真か、それに関してはどうでもいい。 食べさせてほしい>>144 そうお願いされれば、 彼は作った笑みで相槌を打った ] 私で良ければ、介抱させていただきます。 まずは、とても汗をかいていらっしゃいますし、 濡れたタオルでお顔をさっぱりさせて、 お粥を頂きませんか? [ デリバリー用の白手袋を脱ぎながら、 彼は下段に置いていたタオルのうち 1番小さいハンカチサイズの濡れたタオルを、 手にとって彼女に差し出す。 彼女が望めば、優しくその汗ばんだ顔と首筋を拭き、 彼女が自身で手に取れば、手袋をつけ直し、 お粥を食べさせる準備をするだろう ]* (151) 2020/07/14(Tue) 15:50:01 |
【人】 天野 時雨[ 自分のことを、ぽつぽつと語る。 テキーラを煽りながら、くらりとする頭で。 求められることが生き甲斐だった。 それは、例えば。 初めてだという女には、 ガラスに触れるように優しく、 年上の女性には少年のように甘えて。 M気がある女と寝れば冷徹に責めたし、 逆に加虐嗜好のある女と関係を持てば、 逆らうことのないペットのように。 どの交わりでも快感は得られたし、求められるまま 自己の性的嗜好を変化させるのは意識せずとも出来る。 あの人に、時雨の好きなようにしていいんだよ、と 言われた時。 …困ったように笑うことしか出来ず。 あなたは私を求めていない、と言われたのだ。 と言うような、話を。]* (153) 2020/07/14(Tue) 16:00:24 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a59) 2020/07/14(Tue) 16:01:51 |
【人】 曳山 雄吾─過去の話・時雨のバーで─ [ 軽く時雨が返すのに>>152、苦笑交じりの一言。] 引きずってるのが、一人だけな。 [ だからこそ聞いてみたくなったのだ。 気遣いの行き届いたこの青年が『本気で惚れた』という相手。 それが何故、ひどい振られ方をするに至ってしまったのか。 シェイカーの中で三種の材料が カツカツと小気味良い音と共に撹拌されていく。 ジンとホワイトキュラソー、レモンジュース。 ベースとなる酒をブランデーからジンに変えれば、 琥珀色のサイドカーから白い貴婦人へと名前を変える。 三角形のグラスに注がれたカクテルをそっと引き寄せ、 静かに持ち上げた。] (154) 2020/07/14(Tue) 18:38:41 |
【人】 曳山 雄吾[ ぽつぽつと語られる言葉は>>153青年の 気の行き届いたさまに納得を与えた。 淡い白色のカクテルを少しずつ口に運んでは 静かに頷き、時雨が口を開く間を待った。 テキーラのグラスが何杯呷られた頃か、 語りはひとまずの終点を迎えたようだと知る。] ……彼女も、君に求められたかった という訳なのかな。 でも、本気で惚れたというからには。 時雨くんが求めた何かは、あったんだろう。 [ それは、どんなものだったろう。 手には入れられない何か。 それとも本当は既に得ていた何か。 憶測は口にすることなく、代わりに 残り少なくなったカクテルの最後の滴をくいと仰ぐ。 グラスをコースターの上に置き、 同じものを、と差し出した。]* (155) 2020/07/14(Tue) 18:38:59 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 過去・204室内 ─ 『そう、ですね…… お願い出来ますか?』 [>>151御子柴の言葉を聞けば 髪を指先で弄り、少し気恥ずかしげに 汗を拭いてくださいと頼む。 受け取ろうとも考えたが それでは先程の、腕を上げるほど辛い、という嘘が バレてしまう。 だから雪菜は御子柴に 拭いてくれるよう頼むことになる。 濡れたタオルがべたついた汗を拭き取っていくと かなりすっきりと爽やかになりよかった。] [お粥を食べる段になるから 雪菜はゆっくりとその口を開けて 食べさせてくれるのを待つだろう。 意外と口が大きく開くことに 少し驚いたかもしれない。 その口で、時に何を咥え込んでいるのか。 この船に乗ってる以上、そんなことも想像できるだろう。]* (156) 2020/07/14(Tue) 19:56:53 |
卯波 慧は、メモを貼った。 (a60) 2020/07/14(Tue) 20:56:26 |
【人】 涼風 梨花[自然と寄り添い、腰へと這う掌と。 マティーニに濡れた煙草の香りが混じる唇が、 男の囁き通り、強張りきった女の内側を溶かしていく。 たとえ身体の繋がりなどなくても愛情さえあれば なんてとんだ強がりでしかなかった。 だからといって誰でもいいなんてケダモノにもなれず。 どれだけ飢えて渇いていたのかを思い知らされる。 薄く開いていた瞼は自然と伏せらせ、 代わりに、スマートに差し込まれた舌先を迎えるように 軽く唇を開いた。>>135] ん……、 ……ふ、ぁ… [ぎこちなさを伴ったのは始めだけ。 撫でて突く程度に絡ませていた舌が少しずつ深くなり、 物足りなさを訴えるように、女の方から 唾液を混ぜ合うほどねっとりと絡ませていけば、 夫との性交渉はなくともそれなりに経験があることは 男の方へも伝わるだろう。] (157) 2020/07/14(Tue) 21:44:16 |
【人】 涼風 梨花[徐に太腿へと滑る掌の熱に、びく、と腰が跳ねる。] ンッ、……な、ぁに…? [気づけばすっかり蕩けた表情で、 名を呼ぶ声に合わせ、微かに瞼を開く。 男の指に合わせ波打ち、布越しに撫でられる感触に、 もじ、と下肢が揺れ。 両手を男の首裏に回したまま、唾液に濡れた唇は 彼の言葉に、はく、と息づきするように蠢いた。 じりじりと燻り高まる熱が、全身に広がるのを感じる。] (158) 2020/07/14(Tue) 21:50:15 |
【人】 涼風 梨花[請われるままに紡ぐ声は、 自分でも驚くほど甘えた色を孕んでいた。 まだ、従業員とゲストの一線を越えぬかのように、 行儀良く腿を撫でるに留まる掌に視線を落とす。 既に内側は、じっとりと熱を孕んでいて。 女自身、何を欲しがっているか、期待しているか。 もうとっくにわかりきっていることを、口にする。] (159) 2020/07/14(Tue) 21:54:18 |
【人】 涼風 梨花[ぐ、と。首裏に回していた腕に力が籠る。 白指が探るようにジャケットとシャツの内側へと伸びて、 蝶ネクタイの留め金を弾く。 利口で忠実な番犬の首輪を外すような心地で。 場所は、どこでも構わなかったが とうに力の抜けた足先は、すぐには立てそうにない。]** (160) 2020/07/14(Tue) 22:00:05 |
涼風 梨花は、メモを貼った。 (a61) 2020/07/14(Tue) 22:01:47 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a62) 2020/07/14(Tue) 22:06:18 |
(a63) 2020/07/14(Tue) 23:49:06 |
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