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【人】 美術 エノ>>223 ツルギ 筆はやがて、色の多い髪を描いていく。 噴水広場にひとりぽつんと立つ絵描きを、精巧に描いていく。 「無いんだ、趣味。」 「すごいね、退屈で死んじゃいそうだ。」 暇な時どうしてたんだろう。 さほど暇な時もなかったのだろうか。 ある程度描き終えた絵に背を向けて、君に向き直った。 君の言葉を聞く。ひとつ、頷いて。 「なるほど。」 「君は物事を頑張れない人なんだ。」 「何をしても、実らないかもしれない、無駄かもしれない」 「そんな思いでいるんじゃない。」 昨日の会話を思い出しながら、そう告げた。 徒労が嫌だと言っていた、君の言葉。 「成果が出るか分からないものに、力が入れられないのかな。」 つらつら、君を理解するために。 今理解してる中での、君への印象から推測して話す。 (228) 2022/02/23(Wed) 16:42:57 |
【人】 剣道 ツルギ>>228 エノ 「退屈しないように、部活とバイトのシフト入れてる。 でも結果がすぐ得られるなら頑張るよ。 坂道をあと少しで登れそうなら、自転車を立ち漕ぎする、みたいな。 何をしても無駄とか、そんな気持ちは………まあうん、あるけど。」 目玉が空中にあるわけでもないのに、自分自身を描く君を不思議に思った。風景画だし、自分の目で見えている物だけを描くのかと考えていたから。 それを口に出すことはしない。 芸術には詳しくないし、そんなものかな、とだけ。 「エノは違う、よな。多分。 っていうか今は期待している段階…?とか…?」 他者を理解することに関しては、周囲より劣っている自信がある。 噴水から上がる水しぶきを見ながら呟いた。風があれば、小さな水滴が飛んできそうだ。 (232) 2022/02/23(Wed) 17:30:15 |
【人】 規律 ユス 何もないスペース。ぼんやり立つ青年が両手に持っているのは手帳とボールペン。 「…………」 さらさらと何かを書き込んでいく。 『 食い倒れ人形、ダビデ像、兵馬俑』 (233) 2022/02/23(Wed) 17:44:27 |
【人】 美術 エノ>>232 ツルギ 「退屈から逃れるためにするものではないと思う。」 バッサリ。 自分はどっちもやったことないけれど。 たいてい目的があるとか、好きだからやるものだと聞く。 「結果がすぐ出るような趣味があればいいのかもしれないね。」 「それか、目標を短く設定するとか。」 「例えば、そう。人と話す事。人の話を聞くこと。自分の話をすること。心を近づけてみる事。」 「そうして少しずつ段階を踏めば、いずれ理解者ができるかもしれない。」 細かな目標は大事だよ、なんて。 人生の先輩らしい事を言ってみる。 背中から見ている君は分からないだろうが、青年は自分を描く時、瞳を閉じている。 視界がどこか別の場所にあるように。 それもVRの機能の一種なのかもしれない。もしかしたら、空中に目玉があるのかも。 風景が多数を占めるこの絵は、しかし青年にとっては。 肖像画であった。 「うーん…期待……そうだね。」 「どちらかと言うと、諦められないだけかな。」 「一人でも、心から理解してくれる人がいてほしい。」 「そんな夢を諦められなくて、求めているだけ。」 「俺は君みたいに、何かに裏切られたような経験もないからね。」 風が吹いて、首筋に冷たさを感じた。 肌についた水滴を、指で拭った。 (234) 2022/02/23(Wed) 17:45:47 |
ユスは、にょきにょき生えてきたそれらを黙って見つめた。 (a98) 2022/02/23(Wed) 17:46:33 |
ユスは、このボールペンは欧州の気分なんだろうかと適当に選ばれたものを見つめた。 (a99) 2022/02/23(Wed) 17:49:32 |
ユスは、何の感慨もなく消去手続きを取った。16分後には崩れて消える。 (a100) 2022/02/23(Wed) 17:53:45 |
ユメスケは、「うわぁ……」 如何とも形容しがたい光景を見た。姿を消して歩いている時のこと。 (t33) 2022/02/23(Wed) 17:57:00 |
【人】 規律 ユス「何も感じないな」 ただ一言。それだけ呟いて手帳を閉じた。 98uの海。虚無のブランコ。落とし穴の上に立つ人。 ここで生まれた突拍子もない景色はいくつか見た。真似するようにめちゃくちゃなものを作ってみた。 同じような心情には、ならなかった。 (237) 2022/02/23(Wed) 17:58:26 |
【人】 医者の息子 カイ>>230 >>231 ツルギ 「ふうん、本気なんだ。さっき、君が何もかも諦めてるって 言ったけど撤回してやろうかな……」 何もかも諦めてるなら、わざわざ善人を選別する必要もない。 「……それって本能的に嫌悪感を抱くってことだろ。 僕は虫は好きじゃないし、そういうことはあるけど。 さっき言った人に対する嫌いと、なんか、違う……」 都会育ちのカイは、タニシの卵は見たことはないが 卵というだけでどことなく想像できるものはある。 「僕はムカつくとか、気に入らないって感じだけど 君が言う嫌いはどちらかというと、恐怖だろ」 人に対してそういう嫌いを抱くことは カイにはあまりない気がした。 (238) 2022/02/23(Wed) 18:03:56 |
【人】 剣道 ツルギ>>234 エノ 「 ングッ 。」バッサリ。 返す言葉もない。 短い目標と聞いても、あまり心が動かなかった。そんなの、ずっと終わりがないに決まってる。 しかしそれを口に出す程無礼でもなく。 「俺だって、多分諦め切れてないよ。エノより諦めてるってだけで、0じゃないと思う。 本当に諦めてたら、きっと諦めたことも忘れるんじゃないか?」 君の首筋を濡らした水しぶきは。 青年のところまで、届きそうで届かなかった。 君にとっての肖像画を、風景画としか見れていないように。 「理解者、できるといいな。」 見つかる、ではなくできる、と言った。 特に深い意図もないけど、だからこそ理解者は作るもの≠ニいう考え方が透けるかもしれない。 (239) 2022/02/23(Wed) 18:27:23 |
アクタは、「うわ……」 16分限定の何ともめちゃめちゃな光景を見た。散歩しているときのこと。 (a101) 2022/02/23(Wed) 18:40:09 |
アクタは、気に入ってねえ〜〜…… (a103) 2022/02/23(Wed) 18:53:00 |
ユスは、考える。作るべき……もの……?分からない。 (a105) 2022/02/23(Wed) 18:55:32 |
【人】 医者の息子 カイカイは昨晩はろくに眠れなかった。 広場でしばらくぶらついていれば寝れるかと思ったが 眠気なんてこないし、それなら勉強でもと思ったが そんな気分にもなれず。気付いたら夜も更けていた。 ふらふら歩いていたせいで謎の落とし穴に落ちるわ 転ぶわでふんだりけったりだった。 朝は一応朝食をとった。何故か高級焼き肉屋ができていたのは 寝不足ゆえの幻覚だと思ったので反応ができなかった。 「帰りたい……いや、帰りたくもないな……」 切実な呟きは誰にも聞こえることはない。 何もしなくても時間は過ぎ行く。会議の時間も近づく。 だからカイは気を紛らわそうとその日はほとんどずっと ひとり図書館で暇をつぶしていた。 (243) 2022/02/23(Wed) 19:11:11 |
【人】 園芸 ハナサキ>>@26 メイサイ 「もうっ!そういうの止めてくださいよ! ただでさえ平時と違って緊張しているんです!」 ぷりぷり怒っています。 冗談が通じない訳では無いが今はそういう時期らしいです。 「あー………… 誰でしょうねぇ…… 危ないから私が埋めておきますね!!!だから後の事は任せてください!!!」 勢いで押し切ろうとします。 思い切りログには残っているからすぐバレるでしょうに。 「それにしても、見学さんは本当に部外者なんですね。 私達の行動によって起こった変化も影響なしなんて。 トラブルの元になるからでしょうけど、接触は許可されているのも正直よく分かりません。 見学するだけなら一方的に姿を隠していた方が好きなだけ見られるのに」 言外に『あなたはどうしてこんな見学を?』と問うような呟き。 何もできず、何もされない。 では、何の為に? (244) 2022/02/23(Wed) 19:14:59 |
ハナサキは、ナツメとお茶を供するのは明日の合議に先延ばししました。 (a107) 2022/02/23(Wed) 19:29:55 |
エノは、自室から、裁判場に向けて歩き出した。 (a108) 2022/02/23(Wed) 19:49:53 |
【人】 演劇 アクタ>>245 ユス 「分からないだろうなあ!!? 今すぐ建ててやろうかテメェ!!!」 いつでも建てられるんだぞ、と スマホのような端末を構えて見せてやった。 きっと、何の威嚇にもなっていないだろうが。 「そっ、そうだけど……? 僕は 未来の演劇界を担う素晴らしい人材 だけど……でも、……こんな場所に建てたんじゃ意味無いだろ、 って言うか銅像から一旦考えを離してだな………!」 両手で何かを持つような動作。 それを他所に置くような動作。 「もっと自分が欲しいモン作れよ。 ヘンテコな芸術の核融合 じゃなくてさ。」君が先程生み出していたもの、 ヘンテコな芸術の核融合呼ばわり。 (246) 2022/02/23(Wed) 19:50:27 |
【人】 清掃員 カミクズ無様に自室のベッドから落ち、ごみのような気分に浸り…… それから幾つかメッセージをやり取りして。 一度解いた髪を纏め直してから、清掃員は裁判場へと向かった。 既に陽は沈んで、随分暗くなった頃の事。 向かって、でも、何となくすぐに入る気にはなれなくて。 そのまま暫く裁判場の外観をぼうっと眺めていた。 今日手に持っているのはごく一般的なほうきと、 大きめの──所謂鉄道ちりとりというやつ。 (247) 2022/02/23(Wed) 19:58:29 |
カミクズは、結局仮眠に失敗したので、寝不足だ。 (a109) 2022/02/23(Wed) 19:58:54 |
メイサイは、ユスとアクタのやりとりを微笑ましく眺めている。仲良しだね。 (t34) 2022/02/23(Wed) 20:21:15 |
ユスは、成る程これが仲良しか、とメイサイを見た。覚えておこうと思う。 (a110) 2022/02/23(Wed) 20:29:16 |
【人】 不運 フカワ>>229 ナツメ #ブランコ 「……」 キィィー…… 「あ、これどこまでも行くやつですね……? ほどほどでやめてくれないと、酔いそう。 ちょっと押さえて……あ、えっと十分、味わいました、から」 一人でやるよりはむなしくなく、正直緊張しながらのブランコは不思議な感情を味わえた。 全く笑われなかったからもあり、真剣に高校生達がブランコをするという実績も達成されてしまった。 「今、弟が高校生と……妹が中学生。 遊んでやったときは小学生……。 ……生意気というより、俺の年上の威厳が……ない感じ。 仲は、ほどほどです、 俺のプリン食べても謝られないぐらい……。 妹とは結構離れてるんで、……まあ。 ……こんな青春みたいなことはしたことありませんでした」 (251) 2022/02/23(Wed) 20:30:00 |
【置】 清掃員 カミクズどこまでも憂鬱な気持ちで裁判場を見上げていた。 気が重いけど、でも。 そろそろ覚悟を決めないといけないのだと、そう思う。 ここに来る前から、その為の時間は十分にあったのだから。 わかってるんだ、本当は踏ん切りがつかないだけだって。 だから、一度踏み出してしまえば、きっと。 (L4) 2022/02/23(Wed) 20:30:46 公開: 2022/02/23(Wed) 20:45:00 |
アクタは、仲良しじゃない!!!!!!! (a111) 2022/02/23(Wed) 20:30:53 |
ツルギは、可笑しい。 (a112) 2022/02/23(Wed) 20:35:09 |
エノは、裁判場で、再び絵を描きだした。最初の時と同じように (a113) 2022/02/23(Wed) 20:36:25 |
【人】 演劇 アクタ>>252 ユス 「 何故 ──じゃない。自分で考えろ。」 ぴしゃり、言い切って。 しっかり30秒、君の言葉を待つ。 「ふゥん。じゃ、段ボールハウスとか作れば? 引きこもり御用達〜みたいなさ、静かな一人の空間ってやつ。 ……てーことは、お前、好きなモン無いんだ?」 君の長考。提示した内容から、返ってきた答え。 それらから、そうだと決め付けて、は、と鼻で笑ってやる。失礼な奴だ。 「え、僕……? そりゃあ、演劇が好きだけど。 脚本家志望だから、紙とペン出したぐらいだな。 劇場建てたって、ここには役者の一人も居ないワケだしさ。」 ひとり──芸能人が居た気がするけれど、 あの人に手製の台本を押し付ける程、男は強気でも無かった。 (253) 2022/02/23(Wed) 20:45:41 |
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