人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

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視点:


【人】 充溢 バレンタイン

そこまで気怠そうに押し黙っていた少年は、
辺りの話題を聞いてやっと口を開く。

「──……あんまり高すぎると。
 頭をぶつけるようになる。から……、
 ……頭をぶつけないように、気をつけられる者だけが。
 高みを目指して、好き嫌いせず……食べられるんだ」

「……僕はいつでも……気を付けている……」

年齢にしては高身長とはいえ、
まだまだ伸びる気でいるようだ。
(56) 2022/04/29(Fri) 23:11:21

【人】 充溢 バレンタイン


その名前を聞いて、辺りを見渡し。
今の今まで気づいていなかったのか、
ようやく怪訝そうに首を傾げて、うーんと唸った。

「ジャステシアさんは……いないのか。
 ……様子を見たら……先生に。うん……」

まあ体調不良なのでは、と片付けて頷く。

「……ああでも、そういえば……」

何か思い当たることがあったのか、
顔をあげてそう呟けば、

「僕もわりと好き嫌いをしていたけれど……
 今は結構伸びている。……から……
 いつかのタイミングで……急に伸びるかも、よ」

なぜか身長の話題を引き摺っていた。
(66) 2022/04/29(Fri) 23:33:40

【人】 充溢 バレンタイン


右をみて、左をみて、
自分の食べるペースが周りよりも遅いことに気づき、
気持ち、ほんの早歩きぐらいで食を進めて。

食後の、ミルクをたっぷり入れたコーヒーくらいは、
ゆっくり楽しみたいものだから。

「……」

半目でパンをもそもそと食らって、
とても急いでいるようには見えない仕草で、
朝食の時間はゆるりと過ぎていく。
(72) 2022/04/30(Sat) 0:03:46

【人】 充溢 バレンタイン

「……うん……」

微かに唸る。
普段なら気にすることはなかったけど。

「寂しいかは分からないけど……
 そうだな……ジャステシアさんみたいに……
 少し、心配に思うかもしれない。
 ……慣れの問題なのは、分かっているけれど……」

今日は一人、食堂に現れていない子もいるから。

「僕は。できれば朝は……みんなの顔が見たい。
 ……僕のいち意見だから……
 不快ならば……、気にすることはないが……」

とはいえ、いつも眠たげにしているのに
いつどうやって皆の顔を見ているかは疑問だったが。
両手で緩慢にコーヒーカップを持ち上げて啜る仕草は、どことなく滑稽ではあった。
(84) 2022/04/30(Sat) 2:10:54

【人】 充溢 バレンタイン


怒号にほんのわずかに目が覚めたようで、
辺りを見回す仕草がはっきりとしていて。

うーん、と考え込むように瞼を降ろすと、
──コップ一杯の水で、錠剤を飲み下した。

「……言葉選び……が、……」

二人の怒り任せを窘めるようで。
だけどそこに二人はもういない。

人の真意総てを察せるほど聡明ではないから、
謝りに行くべきとは言えないし、
どちらが間違っていたかなんて、考えるべきでもない。

「……普通に、なる……か」

未だ波打つコーヒーに視線を戻す。薬も飲んでしまったし、
これは部屋に持ち帰っておこう。

静かな問題児は、いつも通りの眠たげな表情をしている。
もしかすれば、対照的に冷め過ぎているほどに。
(93) 2022/04/30(Sat) 4:18:13
バレンタインは、僕も、高等部になったらあんな感じになるのだろうか。
(a19) 2022/04/30(Sat) 4:43:12

充溢 バレンタインは、メモを貼った。
(a23) 2022/04/30(Sat) 14:15:32

【人】 充溢 バレンタイン


中庭の木陰に腰掛けて、幹に背中を預けぼんやりしているうちに、もう結構時間が過ぎていた。
悪戯なのかなんなのか、頭には帽子の上から花冠が飾られてあって、けれど今にも落ちてしまいそう。

「……」

読もうと思って持ってきた本は、風に吹かれ勝手に捲られていて。というか、どこまで読んだかわらなくなってしまった。
風の精が読むなら一言断りを入れてくれてもよかったのに。

そうして暫く本を見つめた後、鬱蒼と茂る森──ギムナジウムの校舎から離れたその先に、じっと視線を向ける。ジャステシアが食堂に姿を現さなかったから、噂話も一層耳にすることが増えた。

「仲良くはしなくても……いいから、
 ……せめて、……いなくならなければ……」

朝のことを思い返しているのか、あるいは何か。ともかく、暫くはそこで何をするでもなく座っている。
(99) 2022/04/30(Sat) 15:06:51

【人】 充溢 バレンタイン

>>100 トット

重そうな瞼に伏せられた瞳が、
忙しなく動くあなたの顔を捉えると、
全体的にかなり遅れてその軌跡を追う。

「……かわいい。おそろい……」

頷く。というより、かなりどうでもよさそうだ。
横に座ったのを追ったらこれまでの頭の動きに晒された花冠がついぞ頭から落ちて。

「……ではなくなった、ね。
 トット、こんな所にまで……遊びに来たのかい?」

一緒にかなり危険域まで垂れた帽子を、
頭のてっぺんに直しながら、そんな問いを投げかけた。
(101) 2022/04/30(Sat) 15:33:01

【人】 充溢 バレンタイン

>>102 トット

「寝てた……」

わざわざ外に出てきてすることがお昼寝。贅沢。
木陰にいるあたり、日光欲もあまり好みでない様子。

「……お日様を浴びると、……健康になる。
 トットは偉いね。……僕はあんまり浴びない……
 でも、出ないと身体に悪い。だよな……」

色白の顔はその証左。
籠りっきりが良くないことなのは知っているからこそ、
これに関しては少し難しそうに口元を歪めた。

「花冠は……君の方が……似合う。
 僕は……そんなに、身嗜み?気にしない、から」
(103) 2022/04/30(Sat) 16:12:47

【人】 充溢 バレンタイン

>>104 トット

「晴れている天気……うん、心地いい。
 雨も好きな方だけど……
 濡れるから外には……出られないしな……」

暖かくのどかな日和も勿論いいけど、
見た目に違わず暗く湿ったところも好き。
何より日光が眩しいから木陰にいるんだものな。

「動く、かあ……」

「病気を気にしなければ……できると思うけど……
 そんなわけにもいかないから……
 難しいか、も……ごめん」

表情こそ堅いが僅かに斜め下に目を逸らす仕草は、
言葉通りどことなく申し訳なさそうに見える。

視線を戻した時、花冠がズレていることに気づいて、
ゆっくりと腕を伸ばしてはそれを直してあげて、
うん、と満足気に頷く。自分がよくされていることだ。

「そのかわり……話すことなら、いくらでも。
 髪は……そうだな。特別な手入れはしてない、けど……
 なんでかさらさらで……重くて、落ち着く。不思議」
(105) 2022/04/30(Sat) 16:54:27