人狼物語 三日月国


112 【R18】アルステラのもとに婚姻を

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視点:


到着:  コン   

【人】   コン   



[ 好きだと伝え合った相手との今生の別れ。

  それは何事にも代えられない1番の悲劇。

  そしてその相手が

  同じ場所、違う男と共に生活していたら。


  発狂してしまいそうな想像をして

  まだ知らぬその男への憎悪が積もり積もる。 ]



(39) 2021/12/02(Thu) 16:16:36

【人】   コン   




   もうすぐこの場所、この景色とも……




[ 海を眺めながら、静かに仮面を外す。

  あまり人前では外さなかったこの仮面は

  新しい住居へ持っていって焚べるものと化する。

  一息つけば、一緒について来る妹に声をかけられ

  慣れ親しんだ場所から離れることにした。   ]*



(40) 2021/12/02(Thu) 16:17:49
  コン   は、メモを貼った。
(a9) 2021/12/02(Thu) 18:01:26

【人】   コン   

────数年前: 海の見える場所で


[ コンは小さい頃から風を操ることができ、
  海辺にある彼の家系が育てていた果物を
  傷つけないように収穫して生計をたてていた。

  父親たちは海に行っていたけれど、
  彼はそれを選ばず、果物を売ることにした。
  それは多分、海に出ていては見えない世界があると
  思っていた節が彼の中にあるから。

  それだけではないけれども。 
    ]


   夜露に濡れる前に作業するか…



(62) 2021/12/02(Thu) 21:01:20

【人】   コン   




[ 木になる果実たちを個別に包み込んで
  味が良くなるように気持ちを込める。
  同じリルの人間であるジャヤートのように
  積極的に海に関わりを持つ人間を
  コンは凄く勇気のあると思っていた。

  危険と隣り合わせで迅速な対応を
  海の上でやるには、知識が足りなく
  自分を鼓舞する力が足りない。
  それ故に海にでる父親のことも尊敬し
  生き方を選ぶことの大切さを学んだつもり。

  とは言っても、海に慣れていない人間では
  ないので、もし海辺で怪しげな動きを
  している誰かがいるのであれば
  仮面をつけたまま、声をかけるために
  一歩一歩と距離を詰めていくのだった。  ]*




(63) 2021/12/02(Thu) 21:04:08
  コン   は、メモを貼った。
(a12) 2021/12/02(Thu) 21:13:59

【人】   コン   

──婚儀の日


   ジャヤートは船で護送か。
   これは面白いものが見られたものだな。


[ 残念ながら、これは誰しもが知る事実。
  船に縛り付けられた彼のことを見れば
  若気の至りとは凄いものだと知らされる。>>14
  仮面をつけていないコンというのは
  一族の人間でもあまり見たことがないので
  集まった場所に行った時は
  誰なのかと聞かれた瞬間もあった。

  もしかしたら、コンよりも少し年上の
  シオンは仮面の下を見たことがあったかも
  しれないけれど、どうだったか。      ]



(70) 2021/12/02(Thu) 21:59:09

【人】   コン   



   ………今頃、どうしているのか。
   同じように、移動しているんだろうな。


[ 親に此度の婚礼の話を出された時、
  逃げ出すことももちろん考えた。

  けれども、コンとていい歳した大人だ。
  逃げ出したところで生きていけないことくらい
  すぐに理解をして、受け入れた。
  婚姻を結ぶ相手のことを愛していけるのか、
  違う女のことを考えている男を許してくれるのか。
  好きになってしまった人間がいれば
  そういうことを考えてしまうのではないかと
  改めて道すがらに思ってしまう。

  用意された装束に袖を通して、
  新しい住処のあるお互いの中間地点まで
  移動するこの時間は、まだ苦痛。      ]*



(72) 2021/12/02(Thu) 22:00:54

【人】   コン   

──数年前


[ あの日の夜は月明かりが綺麗で、
  仮面を外そうかと思ったときだった。
  海辺にいる怪しげな人物は
  ストールを纏って顔を隠しており
  これは事情ありなのかと思い、
  コンは距離を少し保った状態で声をかけた。 ]



(91) 2021/12/02(Thu) 22:57:28

【人】   コン   



   何か怪しいものでもある?


[ その場を興味深く眺めているような気がして
  怪しいものがあったのかと声をかけた。
  それは、相手が2択になった瞬間でもある。
  ひとつ、リルの人間で家から出たことがない。
  ふたつ、リル以外の人間で海に縁がない。

  ひとつ目は聞いたことがないから、
  多分ふたつ目が正解。
  親の教育は、ヴィスの人間も同じ人間だ、という
  平等を語りかけるものだったため、
  怪しいとは思いつつも敵意はなかった。

  だから、相手からも敵意が感じられなければ
  海辺を歩いて、その日は途中まで彼女を送り
  また、と1ヶ月後くらいの日に会おうと
  約束をつけたコンはこの日、本名を言わなかった。 ]



(92) 2021/12/02(Thu) 22:58:14

【人】   リー   




     
  俺は、………リー。




(93) 2021/12/02(Thu) 23:00:02

【人】   リー   




[ ぎこちない感じで名前を伝えたため、
  相手がその名前を信じたかどうかも定かではない。
  リーという名前が出たのはどうしてか。
  言わなければよかった、後悔する時がくる。  ]*



(94) 2021/12/02(Thu) 23:00:44

【人】   コン   

──日常


[ 丹精込めて出荷し販売する果物たちは
  村の中で評判が良かったのでは、と
  コン自身自負していた面がある。

  物々交換というのも良くある話で
  例えばジャヤート。
  海で獲れたものを持って遊びに来る。
  彼の場合、来るタイミングというのは
  大技が放たれた時というのが多く、
  来るかな、と予測を立てることができていた。 ]


   肉と油と……
   これはまた大きなものを捕獲したんだな。
   何がいい、林檎、檸檬、蜜柑、なんでもある。
   好きなものを持っていけばいい。
   檸檬は頭が冷えるだろうが、
   他は蜜がたっぷりで甘いぞ。



(106) 2021/12/02(Thu) 23:34:56

【人】   コン   




[ 仮面をつけて接しているから、
  ジャヤートにとってはとっつきにくいかもしれない。
  声色だけで判断をさせている点に関しては
  少し申し訳ない、とは思いつつ外すことはしない。

  彼が何を持っていくか興味を持ちつつ、
  会話が続けば何があったのかを聞いてみるのだった。]*



(107) 2021/12/02(Thu) 23:35:22

【人】   コン   

──数年前


   あぁ……。これは、こうやって……


[ 首を傾げた仕草は、どこか愛らしく。
  ふっと笑って道具の説明を買って出る。
  それから、彼女が海水を舐めてみたいといえば
  どこか足が濡れないようなところに連れて行き
  先に指に水をつけて舐める仕草を。
  間違っても飲もうとするなと言って、
  試すかどうか眺めて待った。

  彼女の名前を聞いた後は、
  暫くその名前を口にしながら作業をして
  次に会うまでの期間がすぐに経ってしまって。 ]



(116) 2021/12/03(Fri) 0:05:59

【人】   コン   




   家族には、気づかれていないのか。
   ………気づかれそうになったら、
   会う時に教えてほしい。


[ いつか彼女に言ったこと。
  初めて会った海辺の近くに作業小屋を
  コンは用意していたため、
  徐々に仲良くなれば、
  人目を避けるために彼女をそこに連れ込んで。
  何をするわけでもなく、ただ話をするだけ。

  けれど、惹かれていく気持ちを止められなかった。
  その相手が、同じ一族の人間ではなくても。
  ]*



(117) 2021/12/03(Fri) 0:06:59

【人】   コン   

──日常


[ ジャヤートの身振りは大抵同じなので、
  本当の大きさは全くもってわからない。
  けれども、コンにまで回ってくるのなら
  それ相当に大きいものだろうと
  そうかそうか、と首を縦に振って。>>119

  檸檬の皮を剥き一口でいったジャヤートの
  表情の移り変わりをくすくすと笑って
  眺めていると、新鮮だと果実を褒められる。
  丹精込めて作っているのだから
  直球でそう言われると少し照れくさい。  ]


   そうか、ならよかった、いい顔をしている。
   またできる限り用意しておくよ。




(174) 2021/12/03(Fri) 22:11:49

【人】   コン   




   ……砂糖漬けにして乾燥させるのもいい。
   後は、酢に漬けておくのも手かもしれないな。



[ 長期保存の基本は水分をどこまで抜けるか。
  きちんと水分を抜けたなら高温多湿を避け、
  保存を心がけておけば暫くはもつ。
  ジャヤートの質問に>>120そのように答え
  コンはいつか用意する、と更に伝えて。

  食感が気に入れば、作り方も教える、と
  物々交換の延長線として懇意にするのだった。 ]*



(175) 2021/12/03(Fri) 22:12:09

【人】   コン   

── 新しい場所


[ 仮面を外したコンが到着した頃には
  ジャヤートがレイに漸く縄を解いてもらい
  談笑をしている頃で、その輪には入らず
  軽く手を振って妹と共に新居の様子を見にいく。

  コンの相手はヴィス族の中でも力がある家庭の
  1人娘らしく、なかなか甘やかされて育っているとか。
  見たことのない人物に対してとやかくは言わない。
  けれども、気になってしまうというのは
  結局のところコンも人間だからなのだろうか。 ]


   今日の宴が終わったら、きちんと帰ること。
   お前は、幸せになるんだ。
   ……俺も幸せになる、努力をする。


[ 持ってきた荷物の荷解きを任せ、
  コンは妻になるその人のことを待ってみた。

  妹は今のところ思いを寄せる人物が
  同じリルの中にいるようで、
  せめて妹くらいは、と兄心が出てしまった。
  幸せの形とは、人それぞれにあるから
  一概に言えることでは全くないのだが。  ]

(191) 2021/12/03(Fri) 23:19:20

【人】   コン   




   あまり、外に出続けたくはないんだけれどもな。



[ 日に当たるのが苦手で、仮面をあまり
  外さない生活をしていたから、
  この待っている時間が待ち遠しい。
  驚く準備はとっくの昔に出来ているので
  早く、会えたなら、誤解が解けるのに。 ]*



(192) 2021/12/03(Fri) 23:19:56

【人】   リー   

──数年前: 運命を恨むまでの幸せな時間


   海に馴染みがないと、興味が湧くんだろうか。
   ……果物は好きか?海水を舐めたままでは
   口の中が違和感だらけになるだろうから、
   何かもぎたてを渡そう。


[ 彼女の様子を見ながら、ふと思った。>>136
  口の中をさっぱりさせてあげたいと。
  だから、リーは近くの蜜柑を風の力を使い
  ひとつ収穫すると、皮を剥いて半分を彼女へ、
  そしてもう半分はリー自身が。

  甘酸っぱいその味は暫く忘れられなかった。
  約束の日は毎月訪れ、彼女との距離感も
  徐々に近づき半年くらい経った頃、
  手を重ねて、密着するようになった。    ]



(205) 2021/12/04(Sat) 0:12:04

【人】   リー   




    なら、いいんだ。
    ……敵対している部族の男と
    会っているなんて、親もいい気はしない。
    それは分かりきっているから、
    何も起きないことしか俺は願えない。


[ 海の見えるリルのほうへ彼女が来ることは
  とても危ない行為であり、
  逆のことが出来ない分気にかけることしかできない。
  惹かれると、彼女のすべてが欲しくなる。
  だから、彼女と別れることがわかった日、
  初めて唇を重ねた。でもその先に進むことはなく
  彼女が好きだと、ぬくもりで伝えて、
  悲しみを滲み出さないようにグッと堪えた。  ]*



(206) 2021/12/04(Sat) 0:12:34

【人】   コン   

──新居のそば


   終わった?…少し休憩して、
   宴の準備を手伝ってあげるんだ。
   酒は宴が始まってからにしろよ。


[ 荷解きが終わったらしい妹たちに
  ありがとうと告げると、
  念押しで新居からは退散するように言ったコン。
  誰もいない新居の中へ先に入ろうと思った時、
  視界にはよく知る相手に似た人物が入ってきた。 ]


   
デイジー……?

   そんなこと、あるのか……



[ 警戒はせずとも、小さく彼女の名前を呼ぶ。>>204
  違うと言われたなら、コンの夫婦生活は
  初日から悪い印象を生んで始まる。
  ただ、それだけなのだが、
  コンはあくまで初めましてを貫こうとする。
  周りに誰もいないことが分かれば、
  彼女を抱きしめてしまったかもしれないが。 ]*


  
(227) 2021/12/04(Sat) 7:22:57

【人】   リー   

──数年前から数週間前


   ヴィスの人間は何にでも興味持つな…
   海に関連しているならなんでも、は無理だ。
   できる限り答える。生まれてからずっと、
   この海は俺のそばにいたから。


[ 海を見ながら蜜柑を頬張るということを
  あまりしたことがないけれど、
  たまにはいいのかもしれないとリーは感じて
  眉を下げた彼女に、やりたいからやっただけ、と
  気にしないように言葉をかけてあげた。
  
  ヴィス族だから、というわけではないだろうが
  彼女はとても興味を持ったら探究心に
  駆られてしまう性分ということだけは
  このときのリーでも分かった。  ]



(264) 2021/12/04(Sat) 21:50:34

【人】   リー   




   美味しかったならよかった。
   他にも色々育ててはいるから、
   また別のものを今度はあげよう。


[ ひとりで果物を食べている時に、
  コンもこのときのことを考えて、口元を緩ませた。
  仮面の下に見えるその口元を、
  誰にも見られていなければいいのだが。

  だから彼女と別れ、食べた果実は酸っぱかった。 ]




(265) 2021/12/04(Sat) 21:51:01

【人】   リー   




   泣くな。………別れても、好きな気持ちは
   ずっとこの胸の中にある。
   俺のことを少し、覚えていてくれ。


[ 口づけをした後、彼女の瞳から涙が溢れ
  リーは、優しく彼女のことを抱きしめた。
  この温もりを覚えていてほしくて、
  いつもより少し遅くに帰してしまったが
  家族に咎められなかったかと、
  その後からずっと心配していた。     ]*




(266) 2021/12/04(Sat) 21:51:36

【人】   コン   

──新居のそば


[ まだ、気づかれてはいけない。
  お互いが納得していたとしても、
  その思いを滲ませることができるのは
  家屋の中だけである。
  初めて会うはずの2人が、
  親しげにしていては、怪しまれてしまう。 ]


   ……──────あぁ。


   リル族より出された。
   こちらから挨拶ができず許してほしい。
   道中その服では大変だったろう。
   少し婚儀の前に休まないか。


(298) 2021/12/05(Sun) 0:07:38

【人】   コン   




[ 彼女の様子を見ながら、
  一礼をうければコンも深々と礼を返す。
  山道を移動してきたと思っているコンは
  労う気持ちと、彼女の抑えきれない感情の
  表れを隠すために早めに中へ連れて行きたく
  彼女に近寄って手を差し出す。

  彼女の家族が誰もきていないとは
  考えられないので誰も入らない新居で
  彼女のことをきちんとした名前で呼びたくなった。 ]


   よければ手を握って
   俺たちの新しい家を見てみないか。
   見せたいものも、ある。


[ 彼女にあの仮面を見せたなら、
  これが夢ではないとお互いにわかるような
  そんな気がして、コンは少しだけ浮き足立つ。 ]*
  


(299) 2021/12/05(Sun) 0:08:24