人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


舞台役者 ヴィクトルは、メモを貼った。
(a3) 2019/04/12(Fri) 23:08:38

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 出し入れの手間も省ける、目に付く場所にある。
 それは丁度良い位置、高さに机があるからだ。

 リーが細かいのは今に始まったことじゃない、と
 同じく耳は傾けるが細かすぎるだろう。
 いや……お前は間違ったことないか?
 一度や二度くらいあるだろう?
 大体、あんな似た色と形をしているのが悪いんだ。
 デザインの敗北という言葉が相応しい。
 絵描きの俺が言うのだから間違いない。
 わかりやすさは万物共通で最重要。] 

 
  本当の俺の姿を知ったところで離れていくなら、
  その程度だってことだろうな。
                     
 偶  像

  自分に都合の良い、飾り物の「アイドル」を欲するなら、
  俺である必要は無い。

  俺別に女にモテたくて役者やってる訳じゃないんだがな。
  とはいえ、助言は聞いておこう。
 
(20) 2019/04/13(Sat) 2:06:49

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 言い訳必死だな、と我ながらつくづく思う。
 
いかに愛する我が友といえど、小言ラッシュは
  父親どころか小姑にランクアップしてきた感があるな。


 なんで掃除しないかって?>>0:819
 
ルンバが家出したからだよ

 懸賞で当たって俺の運絶好調だな! と調子に乗っていたら
 いつの間にか無くなってた。
 運とルンバなんて無かった。俺はショックで掃除を止めた。
 家出しなかったら、もう少し俺の家は綺麗に保たれていた
 かもしれないし、三日で飽きて動かさなくなったかもしれない。]
 

[ とはいえ、学生時代のリーを知っている身としては
 これでも随分丸くなったと思うものだが>>0:820
 
 引き篭もる前に一緒に行った居酒屋で、酔っ払いに絡まれ、
 頭に血の上った俺が突っかかろうと一触即発だった際、
 冷静に仲裁してくれたりもした。
 今では寧ろ、俺の方が気性が荒くなってしまった。


 
──この感覚。
   世話を焼いていた子供が立派に育ち、手が掛らなくなり、
   親離れしていった感覚に近いのかもしれない。]

 
(21) 2019/04/13(Sat) 2:07:00

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 学生時代から演劇に興味を持ち、
 在学中に劇団の手伝いを続ける傍ら
 卒業後正式に劇団に入ることが叶った。
 
 学業の出来は決して悪くは無かった。
 故に「劇団に入るのは勿体無い」との声も聞いたが
 現実よりも夢を追いたかった。
  
 入団後裏方を務める一方、役者としての練習も重ね
 数ヶ月で端役での出番が来た。

 評判も初めてにしては上々。 
 次もどうだと声が掛かり、出番も徐々に増え続け
 数年も経てば、念願の主役の座を射止めることも叶った。



             ── あまりにも、順風満帆過ぎた。]
 
(22) 2019/04/13(Sat) 2:07:07

【人】 舞台役者 ヴィクトル


  

 
[  世の中、そんな甘いものじゃないのにな。 ]
 
 
  
(23) 2019/04/13(Sat) 2:07:16

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 天照らし芳情の祝福を与えし太陽も
 いつかは雲隠れ、夜の帳に飲み込まれるように 
 光は光のみのまま、存在を保ち続けることは出来ない。
 


──光が存在する場所には、必ず影が存在するのだから。]

 
(24) 2019/04/13(Sat) 2:07:22

【人】 舞台役者 ヴィクトル

─ 回想 ─

 
[ 例の一件以降都会から離れ、今の家に住むようになった。
 後先何も考えず、ただ、逃げる為だけに。
 それにより、生産されることは何も無いのに。
 だが、それ以上に人と会うのが怖かった。

 ──暫くすると、奴が家に来た>>0:822。 

 連絡先は教えなかったはずなのに。
 寧ろ、一番会いたくなかった奴でもあった。
 団長か劇団員に聞いたのだろうか。
 既に何度も芝居を見に来ていた常連な上、
 友人だと紹介していたから、あっさりと教えたのだろうか。]


[ 扉越しに聞こえた声は懐かしく、そして温かく。
  
( 思えば、数日も会わなかったことも、珍しかったな。 )



  会いたくなかったはずなのに、訪ねてくれて ‶嬉しい
  と思ったなんて。
   
( こんな俺に、構ってくれるなんて。俺はまだ、一人じゃ……。 )]

 
(25) 2019/04/13(Sat) 2:16:19

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ なのに、俺は馬鹿だったから。

 下手なプライドが邪魔をして、顔を合わせる勇気が無く
 追い払ってしまった。

 分かっていた。
 心の裡では、家に招き入れ、全てを吐き出したかった。
 リーなら全てを受け入れてくれるだろう、そう信じていた。

(  ──こんな俺に手を差し伸べてくれる奴なんて……。
     大事にしないと罰が当たるというのに……。  )



 ただ、慰めてもらいたい。優しい声を掛けてもらいたい。
 寂しかった。辛かった。
 もっと幸せになりたいから、と奴の温もりが欲しかった。

 たったそれだけのことだったのに。
 


 ──── 何故俺は
   正反対の拒絶する行動≠取ったのだろう?]

 
(26) 2019/04/13(Sat) 2:16:24

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ やがて声は聞こえなくなり、足音が遠のくと
 帰ってしまったと実感し、心までひとりになってしまう。
 何の生産性もない無限ループ。
 否──俺の絶望度合いを深める生産性なら、存在するか。

 扉を開け、置き土産の荷物を手に取る。]


  ……買いすぎたとか、そんなミスする筈無いだろうに……。


[ この品揃え、明らかについでで買ったものでは無いだろう。
 
 それでも、捨てる気にはならないので家の中へと持ち帰った。
 
まさか、見られていたとは気付きもしなかったが>>0:822]

 
(27) 2019/04/13(Sat) 2:16:29

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 越してきたばかりのあばら家も、現在ほどは荒れ果てておらず
 まだ自室のベッドが寝具としての機能を果たしていた頃。

 背もたれの外れた貰い物の椅子に腰を掛け、
 未だ温もりの残っていた、差し入れのコロッケを口にする。
 衣は多少濡れていたが、衣はまださくさく感は残っていた。]


 
( ──俺が学生時代によく買ってた店のじゃないか。
    しかも、俺の好きな南瓜味を選んでるとか……。

    ……あいつ……。)



  ……っ、
……うっ、ああぁぁっー……!



[ ──間もなく、つ、と 頬を冷たいものが頬を伝った。
   次の瞬間には嗚咽が響き渡る。
   もし誰かが近くを通りかかれば、鮮明でないが聞こえただろう。

   リーは流石に立ち去ってくれた後、だと信じたいが。]
 
(28) 2019/04/13(Sat) 2:16:34

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ この時、リーが俺を見捨てないでくれたこと。
 俺の意識の向き方が、感情が、徐々に変化し始めたのは
 思えばこの時からだったのかもしれない。

 あの後も来てくれて、嬉しいはずなのに
 結局また追い払ってしまって。
 ──本当、よく愛想を尽かされなかったものだ。


 何度目の来訪時だっただろうか。
 ドアの外から声が聞こえた時。]


  ……入れよ。


[ 覇気も生気も無い声でぼそっと呟き、屋内に入ってくるのを待つ。
 いざ対面すれば、声以上にしなびた姿をした
 落ちぶれた役者の姿があっただろう。]
 
(29) 2019/04/13(Sat) 2:17:52

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
  ああ、そっちのことか。
  確かに歳食えば食うほど体型維持は厳しくなるというが。
  俺は健康管理の意味合いで捉えていたな。 
 
  適度に睡眠を取らなければ、肌も荒れ万病の元となる。
  舞台の上に立ち、最高の演技を見せる為には、
  体を万全の状態に整えるのも大事な仕事だ。
  客も皆万全の状態のショーを見たいだろう? 

  いや、謝らなくてもいいって。
  だがこれは役者だけでなく、社会人全員にも共通することだぞ。
  勿論、働きづめのリーにもな。
 

[ 全ては自分のミスだというのに、何故リーが謝るのか。
 理由も大体察せているから、大丈夫だ、と
 今度はこちらから頭を軽く撫でよう。
 
 いや、黙ってやってるがバカンス中にも仕事持ち込む方が
 余程ブラックだと思うぞ?>>0:825
 とはいえブラックの押し付け合いは畑が全然別なので、
 勝敗がつきそうには無いが。
 だから、リーの家に住むようになってからは、
 飯くらいは用意してやろうと思っていた。

 これも立派な支えになるだろう、と。
 仕事を追えて迎えてくれる人がいる。飯が用意されている。
 これらは全て、当たり前に存在するものでは無いのだから。]
 
(30) 2019/04/13(Sat) 2:23:26

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
 よし、なら旅行終わったら、マンションのプールに行こうぜ。
 人の居ない時間帯に行けばいいんじゃないか?
 深夜の3時とかなら居なさそうじゃないか?
 おもちゃも浮き輪も持ち込めるかもしれないぞ。


[ 折角の施設使わないとは勿体無い。
 子供が使用可能ならば、浮き輪や遊具も持ち込み可だろう。
 29歳児の為に宿泊先のホテルで、
 こっそり遊具でも買っておこうと心に刻む。
 
 約束を取り付けると同時に、帰りにリーの家に寄る口実も出来た。
 長い旅行になりそうだ。]

  
  言っておくが肉も好きだが魚も好きだぞ?
  名産品でないにしろ肉料理くらいはあるだろと思ってな。

  肉は腹が膨れるからな。
  体力勝負の仕事だから、スタミナは大事だ。


[ もっともな理由をつけてステーキを支持する。
 とはいえ、綺麗な景観を見るのは好きな方だ。

 
それに一番大事なのは──リーと旅行に行くことだから。


 ので、抱いた後悔は全く持って無駄になるのだが。
 肉を焼くくらいなら、それこそ帰りに家に寄った時にでも焼くぞ?]
(31) 2019/04/13(Sat) 2:23:32

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
 勿体無いお言葉、この身を賭してご主人様の為に尽くしましょう。


[ 格好良く執事風のおもてなしのフリをしてみたが。
 主人のように振る舞い、返事を返してくれたので>>0:829
 更にサービス。 
 今度また気が向いた時にやってみるか、と思ったが。
 
大体カッコつけてもこの車の持ち主はリーなんだよな。]

 
(32) 2019/04/13(Sat) 2:23:35

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
  ……言った傍からこれだ。
  無防備なまま寝やがって。
  こんなに人畜無害な見た目してるのに、な……。


[ 眠っているからと悪態を吐きつつ、やはり日々の疲れが
 溜まっているのだろうと想像する。
 停車時には愛らしい寝顔を隣でじっと眺めて。

 こいつが未来、とうか現在でも名実共に閻魔様だとか
 まず信じられないだろう、と笑みが漏れる。

 
──今では知っている人が少ない、俺が深く知っている顔──
]


( 出会った頃は、こんな風に
  一緒に旅行に行くようになるなんて。

  きっと、俺もお前も想像してなかっただろうな。)
  

[ 出会った頃の荒れ果てた姿を思い出す。
 第一印象は ‶ 
仕事じゃなきゃ、仕事でも絶対に関わりたくない奴
 =@
だったというのに。何がどうなるか分からないものだ。]**
 
(36) 2019/04/13(Sat) 2:32:56

【人】 舞台役者 ヴィクトル

─ 現在・車中 ─


[ リーの頬が随分と赤く見えるが、大丈夫かと覗き込む。
 言った傍から熱でも出してるんじゃないだろうな、と
 不安になり頬にそっと触れてみるが、やはり熱を帯びていた。
 まさか先程の執事ごっこの効果がここまでとは想定外。
 車の説明に耳を傾けながら、好きなんだなと笑顔で説明を聞く。
 とはいっても俺はあまり車に興味が無かった。
 今までは、乗れればいい動けば良いのポンコツに
 乗っていたが、貯金も溜まってきた頃。
 新たに買うのもいいか、でも高いな、とぐるぐる葛藤中。]


  ……家族、か。
  昔は水族館や遊園地やらに、遊びに連れて行ってもらったな。
  

[ 数秒間、沈黙が流れた。言葉に詰まる。
 既に居ない存在、たとえ生きていたとしても消息不明。
 しかも、きょうだいに当たる存在が同じ姓である確実性も無い。
 
 とは言いながらここは役者。
 表情と声色を明るい状態に保ち、徐々にと話題を変換させていくが。
 反応が無くなったのでふと見ると、既に眠っている姿が>>0:829]
 
(37) 2019/04/13(Sat) 2:34:25
舞台役者 ヴィクトルは、メモを貼った。
(a14) 2019/04/13(Sat) 2:38:01

舞台役者 ヴィクトルは、メモを貼った。
(a16) 2019/04/13(Sat) 2:57:30

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
── 回想・数年前の自宅にて ──


[ 何度目かの来訪で、漸く天の岩戸の扉を開けた。
 長く続けば続くほど、扉を開けることが怖くなり、
 気まずさも増していく一方。

 足を運んでくれるのも、これが最後かもしれない。
 ──これは、常日頃考えていた。
 いかに友とはいえ、この態度が長らく続けば
 愛想を尽かされても仕方がないのは理解している。]


  …………久しぶりだな。


[ 己の姿と様子を見て>>112、声を詰まらせた様子が目に見えた。
 感情を理解することが苦手な男に、このような反応をさせるとは。
 感情が見えて喜ばしいことなのか、否か。どちらにせよ
 当時の己には、それを判断する余裕も気力も無かったが。

 そのまま招き入れ、その辺りに座れよ、と青紫の絨毯を指差す。
 まだ団長から藍色のカウチを貰う前のこと。
 既に屋内は綺麗とは言い難いが、スペース的な意味では、
 引越し前である現在よりは広い。
 それでも、リーからすれば相当な荒れ具合に見えただろう。]


  良くここが分かったな。
  団長か、他の奴から場所を聞いたのか?
  ……まあ、そんなことはどうでも良い。
(132) 2019/04/14(Sun) 3:49:09

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 何も言わず失踪したのは、悪かったと思っている。
 怒るのも当然だろう>>112
 

 信用が無い訳では無かった。
 
否──勝手に反応を想像し
 会えば己の惨めさが一層強くなるだろう、と決め付け
 打ち明けることが出来なかった意味では
 ……実際、信用出来ていなかったのだろう。



 声のトーンは先程と変わらぬまま。
 夢と希望に満ちていた頃の輝きは、既に影に飲み込まれて。
 座ったことを確認すると、近くの板間に腰を下ろし、
 数秒間が経過したのち、再び口を開く。]
 
(133) 2019/04/14(Sun) 3:49:24

【人】 舞台役者 ヴィクトル

  
 

 
 
俺……やっぱ駄目だわ。




[ 消え入りそうな、か細い声で呟かれた一言は、
 奴が危惧していた状態を連想、
 それに近いものを感じさせたかもしれない>>112。]
 
(134) 2019/04/14(Sun) 3:49:30

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ その後、あの時何が起こったか。
 何故此処にいるのか、と告げようとした。

 ……が。

 出たのは言葉ではなく、嗚咽。
 あの時耳にしたものと、同じ>>114

 かつて視界に映った輝き>>0:820は既に飲み込まれ>>0:821
 子供のように、ただ只管に泣き崩れていた。
 
 
 暫くすれば落ち着きを取り戻す、までにはいかないが
 話せるまでに回復すれば、今度こそ、淡々と過去を告げ始める。]


 ……所詮俺は、この程度の奴だったってことさ……。
 俺みたいな奴と一緒にいれば、リーが腐っちまう。
 

     
だから、会いたくなかったんだ……。
   こんな姿を見せたくなかった……。


 
(135) 2019/04/14(Sun) 4:09:31

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 愛想を尽かされるだろうか。悲しいが仕方が無い。
 自分が所詮それまでの男だっただけのこと。
 実際、黙って一人で姿を晦ましたのだから、当然である。
 
 
 それでも。
 友だからこそこんな姿を見せたくなかった。
 会いたくなかった、と思い続けていたはずだったのに。

 顔が見えて、声が聞けて。実際に会うことが出来て。

 無駄なプライドと意地がいかに邪魔をしていたのか。
 愚かだったのかを痛感する。
 

 ──涙は暫く止まることは無く。
 拒まれぬなら、友の胸元に縋りつき、泣き続けていた。]**

 
(136) 2019/04/14(Sun) 4:09:40
舞台役者 ヴィクトルは、メモを貼った。
(a26) 2019/04/14(Sun) 4:12:39

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
─ 現在・車中 ─


[ 助手席で眠る友の様子を時折眺め運転を続け、早数十分。
 車中はラジオの音声と音楽が流れ続けるのみ。
 眠ったことに気付けば音量を下げる。
 エンジン音はデフォルトで小さい。
 先程、レクチャーを受けた各機能のことを思い返す。


 
( ──普通の二十代が新車で買うには
        結構な出費になるんだろうな。 )



 己の車といえば、劇団員時代に譲り受けた中古の安物だ。
 壊れてはいないから動く、使うならやると言われ使い続け早数年。
 異音が時折発生し、助手席のリクライニングは倒れないが
 一人で使う分には特に気にならなかった。
 それに当時は街中に住んでいたので、車に乗る必要が
 あまり無かったのもある。]
 
(158) 2019/04/14(Sun) 17:30:41

【人】 舞台役者 ヴィクトル


[ リーの車を運転したのは今回が初めてだ。率直な感想となると
 正直、この車と、俺が今乗っている中古を
 同じ車扱いにして良いのか、だった。

 当時は駆け出し下っ端で給料も雀の涙。
 新車を買う余裕など当然無い。
 己の身分を弁え、移動できれば良い、物を運べれば良い、
 程度の考えだった。 
 
 だが、収入も安定してきた今ならば
 新車を購入するのも悪くない、と思えた心地良さ。 
 今回この車を運転させて貰ったことに加え
 奴曰く「ファンは常に見ている」らしいから。
 
 引越しを終え、落ち着いてから購入の相談を持ちかけてみよう。
 饒舌に語っていた様子から、色々と詳しそうだ。]
 
(160) 2019/04/14(Sun) 17:30:48

【人】 舞台役者 ヴィクトル


[ 眠り続け、更に数十分が経過した。
 起こさぬよう音には気を払っていたが、沈黙が寂しくなる頃。
 眠れる王子様の瞳は未だ開かず、耳を澄ませば寝息も聞こえる。
 
 再び、ちらりと横目で表情を覗き込めば────
 思わずはっ、と息を飲む。



 
  見慣れた顔なのに──……やはり綺麗だ。

   なかなか鮮明に見えぬ赤紫の瞳は、それ以上に美しいが
   閉じても長い睫毛に筋の通った目鼻立ち、小柄な体躯。
   まさに白皙の美青年という言葉がしっくり来る。]




[ 家族の話を振られ、そういえばリーの家族のことは
 余り知らなかったと思い出す。弟がいるとは聞いていたが。
 
 既に隠すような間柄でも無い。
 どうせ俺も、奴と似たようなものを抱えている存在だ。
 故に話が聞きたければ隠すつもりも毛頭無いのだが、
 楽しさに明け暮れていた今する話では無いな、と止めたのみ。
 
 それこそ、旅行が終わった後。
 リーの家に寄った時>>118にでも語ろうか。]
 
(161) 2019/04/14(Sun) 17:30:53

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 更に時は経過する。
 既一時間程度経った頃、静寂を破りアラートが響き渡る>>122。]

 
 
……──っ!!??? 



[ 完全な不意打ちだ。あまりにも唐突過ぎて変な声が漏れた。
 そういえば言ってたな、と数秒後に思い出せたが>>120

 そして俺では無く、リーの方が目覚めたようだ>>123] 


  よう、おはよう。ぐっすりだったな。
  寝られたのなら良かった。


  ……はっ、懐かしい。
  俺がお前の代わりに土下座して客に謝った夢か?
  それとも、互いの腕を持っていってでもしたか?


[ 今となっては笑って話せる過去の話を思い出し、笑みが漏れる。
 実際、当時の印象は相当に悪かった。

 
「誰も手に追えないから、お前が面倒見てやってくれ……。」


 と店長に泣き付かれなければ
 必要最低限以外の会話すらせず、避け続けていただろう。]
(163) 2019/04/14(Sun) 17:31:45

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ アラートの警告もあり、既に一時間以上が経過した。
 休憩がてら、提案通りサービスエリアに立ち寄ることに。
 
 目的地まではまだまだ遠い。休憩も大事。
 そして、サービスエリア巡りは旅の醍醐味のひとつでもある。

 ご当地品を眺めながら歩いていると、
 オレンジをしたソフトクリームディスプレイに目を惹かれ
 蜜柑の味ソフトクリームを頼むことにしたが
 リーは何を選んだのだったか。]**
 
(164) 2019/04/14(Sun) 17:31:50
舞台役者 ヴィクトルは、メモを貼った。
(a30) 2019/04/14(Sun) 17:33:26