人狼物語 三日月国


242 『慰存』

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視点:


【人】 葉山 裕太郎


[サイン会からしばらくした日、自室で差し入れでいただいた紅茶を嗜みながら、さっき宅配ボックスに荷物を取りに行ったら引越し屋のトラックが止まっていたことを思い出す。

流石は人気のマンションだ、家賃も相応にするというのに直ぐに入居者がやってくる。

前の女性は静かな人だったから次もそうあって欲しいと願うばかりだと、そんなことを思っていると部屋のインターフォンが鳴り響く。

恐らくタイミング的にご挨拶だろうか。
流石に部屋着というわけにもいかず簡単な私服に着替えて扉を開けると、思いがけない相手に葉山は目を見開くのだった。]

(6) 2024/01/11(Thu) 4:11:17

【人】 葉山 裕太郎



      はーい、どちらさま…………


(7) 2024/01/11(Thu) 4:11:30

【人】 葉山 裕太郎


[世界というのは本当に狭い。まさかここで三度目の出会いが来るというのは運命のいたずらとでもいうのだろうか。

そこに居たのは、サイン会で一番にサインを貰いに来てくれた彼女だった。]


   あはは、なんだか奇遇だね


[何かを疑うわけではなく、ただの偶然だろう。
ここは人気のマンションだ。空けば誰だってやってきてもおかしくない。]

(8) 2024/01/11(Thu) 4:12:28

【人】 葉山 裕太郎



     葉山裕太郎です。よろしく、七海さん。


(9) 2024/01/11(Thu) 4:14:39

【人】 葉山 裕太郎



[どうやら今度のお隣さんとも上手くやっていけそうだ。]**


(10) 2024/01/11(Thu) 4:15:28

【人】 葉山 裕太郎

***

[とはいえ、新しいお隣さんがやってきてから特に何か変わったということも無く、葉山の生活はいつも通りだ。
朝六時に起きてモーニングルーティンをこなし、執筆をしながら時折外に気分転換に出かける。

毎週月曜日と金曜日の13時から18時の間だけは編集者との打ち合わせで家を空けるものの、他はほとんど家で執筆作業だ。

そんな味気のない生活に、親しみやすいお隣さんができたというだけのこと。

生活リズムが合うのかなんでなのか。ごみ捨てのときなんかもばったり顔を合わせることも多くて、時折七海の寝癖が直りきっていなかったりとお茶目な一面を知ることもあった。


しかしそれ以外何があるというわけでもない。
出掛ける時にいつもやっていたルーティンも健在だ。]

(11) 2024/01/11(Thu) 4:19:18

【人】 葉山 裕太郎



      窓、開けたままでいいか。


(12) 2024/01/11(Thu) 4:21:00

【人】 葉山 裕太郎


[ここはマンションの中でも中層に近い場所で、外からの空き巣など入ってこない。それに自分がいるのは角の部屋で、肝心のお隣さんもよく知っている人物。

とても七海が空き巣を働くほど生活に困窮した人間とも思えない葉山は、その警戒を強く持たず、外出時には窓を開けたまま換気をする習慣を継続し止めることはしなかった。

たとえバルコニー同士が隣接してて侵入が容易だとして、出来るのは唯一七海だけ。その七海もあまり心配が要らない。問題は無いはずだ。]**

(13) 2024/01/11(Thu) 4:22:16

【人】 葉山 裕太郎



   そうだね。>>15

         まるで神様に悪戯されたみたいだ。


(19) 2024/01/12(Fri) 13:40:20

【人】 葉山 裕太郎


[驚いた様子の彼女の反応>>15
当然といえば当然の話だ。まさかこんなことがあるなんて普通なら驚いて当たり前。

しかし葉山が更に驚いたまさかの話はその後。
七海が自分のもうひとつの顔を知っているということが何よりも驚きであった。>>16

幸いまだバレてはいなさそうなのが救いだ。
彼女に限った話ではなく、文章の書き方ひとつで人の見分けがつくような世界で、まだ誰からも同一人物を強く疑われていないのは奇跡としか言いようがない。
それもこれも、血腹に対して葉山裕太郎の名前が売れていないのが大きな理由なのだろう。]

(20) 2024/01/12(Fri) 13:44:44

【人】 葉山 裕太郎


[とはいえ自分の本来生きたかった世界で無名なおかげで身バレを防いだというのも皮肉な事だと葉山は苦笑いしたくなるのだが、それは心の内に留めておく。
ミステリー作家であることを今悟られたらさすがに困るからだ。]

   
   え、そんな偶然、あるんですか?
   気になるし後で調べてみようかな…


[七海に乗っかりながら白々しく他人の振りをしながら葉山は考える素振りを見せる。>>17
しかしそんな空気を打ち消すかのようにバターサンドを渡されて、これもまた驚きを隠せない。ちょうどお菓子が欲しかったところになんというタイミングだろうか。]

(21) 2024/01/12(Fri) 13:50:56

【人】 葉山 裕太郎



   ありがとう。
   ちょうどお茶菓子が欲しかったんです。

   実は紅茶が好きで…
   今度よかったらお茶でもしましょうね。


(22) 2024/01/12(Fri) 13:52:30

【人】 葉山 裕太郎


[引越しの挨拶にはあまりに高価な気もしたのでしっかりと礼を伝えて、その日は別れることとなるのだった。

それからしばらく、いただいたクッキーとバターサンドをお供に紅茶を嗜む時間がルーティンに追加されたのはここだけの話。
ちなみにびっくりするほど美味しくてお茶会をする時にはこれ買おうと葉山は決心したのだとか。]**

(23) 2024/01/12(Fri) 13:53:52

【人】 葉山 裕太郎

***

[朝、いつも通りごみ捨てに向かう。
ゴミ捨て場は敷地内にあるものの、構造上一度オートロックの外に出て捨てなければならない。
なんでも、ゴミの臭いが廊下まで来たら住人の気分を害するからということらしい。

そしてこのマンションは部屋の鍵とオートロックの鍵が同じ一本で完結していて、差し込み型の鍵に外付けでオートロック用のタッチキーが取り付けされている。

これのおかげでセキュリティも維持できて入居者も楽できて便利という大家さんの心優しい計らいらしいが、実は面倒なこともある。]


   うわ、やった、終わった……


[そう、忘れたら一環の終わりなのだ。
しかもいつもなら開けてくれる管理人さんも、毎週このタイミングは警備点検に向かっていて席を外している。
そして探そうにもオートロック扉の向こう側に行けないからどうしようも出来ない。

しばらくここで待ちぼうけになることを覚悟するしかなかった。]

(24) 2024/01/13(Sat) 4:04:02

【人】 葉山 裕太郎


[そんな時にこれまた偶然、ばったりと七海と出会う。こんな時に生活リズムが合うというのは救いだ。]


   七海さん、ごめん、
   鍵忘れちゃって…

   オートロック開けるから、鍵貸してくれない?


[情けなくもそんなお願いをする時もあり、徐々に忘れっぽい性格であることがバレてしまったかもしれない。

鍵を貸してもらえたのなら、後でお詫びをしに行くことになるだろう。]

(25) 2024/01/13(Sat) 4:04:41

【人】 葉山 裕太郎


[その時に何気ない世間話としてその時に聞かれたのは行きつけのお店があるかという話。
七海も大学生ということで本分は学業、あまりお店などには明るくないようだ。]


   どうだろ、俺もあんまり詳しくないけど…
   ここは俺がよく行ってる場所だよ。


[そんなに大層なお店では無いので紹介は控えめだが、葉山はスマホの画面でその店の情報を開くと、七海に見せたのだった。]

(26) 2024/01/13(Sat) 4:05:21

【人】 葉山 裕太郎

***


   本当にごめんね、
   自分を過信しすぎちゃった


[普段なら確認するのにと頬を掻きながら鍵を受け取ると、じっと鍵を見つめる、 オートロックの鍵を開けると鍵をすぐに返却する。悪意はないけど、すぐ返してあげた方が紳士的なのかと考えてのことだった。>>31

(35) 2024/01/14(Sun) 15:30:38

【人】 葉山 裕太郎


[画面を見せていると、タコの唐揚げの画像が出てくる。さすが、お目が高い。
といっても葉山がよく行っているそこはオシャレなバーとかではないのだが。]


   グルメを名乗るような柄でもないけど
   たまに無性に飲みたくなるんだよ。

   やっぱり分かる?
   唐揚げホントに美味いよ、此処。


[彼女が興味を持ったのなら食レポ紛いの反応を返す。一人で入りづらいが入ったらその辺の居酒屋よりもコスパがいい。此処は隠れた名店だ。]

(36) 2024/01/14(Sun) 15:32:31