人狼物語 三日月国


84 【R18G】神狼に捧ぐ祀【身内】

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視点:


【人】 よろず屋 シラサワ

「今年はうちの屋台は無しやなぁ。
 まぁ、しゃあないわな、これじゃ。」
カラリと木製のブレスレットが揺れる。
"神託"の可能性があるとあっては、一つ所には留まっていられない。屋台の主人がいなくなる可能性では島民は屋台を出させてはくれない。

まぁ、個人間の軽い商売ぐらいは止められへんやろ。

「あぁ、ユヅルはんやないか。
 今年も宿は忙しそうやな。」

「モクレンはん、忙しそうやな?
 五十鈴の娘さん、今年も帰って来てるで。」

なんてにこやかに島民に声をかけてくる。
数年前に移り住んだ余所者だ。
余所者だからと冷たく対応するだろうか?
若者だからそういう偏見を持ってないと対応するだろうか。
(8) 2021/07/20(Tue) 0:10:33
よろず屋 シラサワは、メモを貼った。
(a8) 2021/07/20(Tue) 0:50:56

【人】 よろず屋 シラサワ

「そうなんよ。年一の稼ぎ時や言うのになぁ。
 しゃあないから今年の土産屋台用の品、
 馴染みさんに渡してもうたわ。
 そっちの屋台で売ってもらえるようにてな。
 "アタリ"か分からんかったから用意だけはしとったんよ。」

島民の間でモクレンに対して囁かれる噂もなんのその。
顔は広く、悪客でも無ければ平等に接している。

「…毎年ちゃあんと里帰りするんはえらい子やなぁ。
 じーさんばーさん捕まって
 『婿取れ』やら言われんかったらええけどな。」

五十鈴の悪態は祭りの雑踏に飲まれて届かなかったかもしれない。
そう言って男はモクレンの隣で笑った。

「舞手? あぁ、あれそうなんか。よう分かるなぁ。
 俺は"舞が苦手"やさかい、よう分からんかったな。」
(14) 2021/07/20(Tue) 1:12:40

【人】 よろず屋 シラサワ

どうやらありがたい話、今の所挨拶をした島民は
シラサワに偏見を持っていないようだ。

「せやねんなぁ、"これ"やとどうしてもな。
 屋台主が途中で抜けるかもなったら許可できん言うてな。」

そう言って長い袖を捲り、ユヅルにブレスレットを見せた。
どうせ島民同士だ、隠すことは出来ない。

…まぁ儲からん言われても、本島戻る気ないんやけどな。

「言うて、元からうちの店にあるもんを
 欲しい言うヒトに売るんはなんも言われへんやろ。
 旦那はんにも、入用あったらよろしゅうてな?」
(15) 2021/07/20(Tue) 1:28:36

【人】 よろず屋 シラサワ

>>2
>>19
「せやなぁ、ま、三日の辛抱や。
 言うても島が潤えば廻り廻ってそのうちこっちにも
 入って来るさかい、悪い事だけやあらへんな。

 その為にも、旦那はんとこも儲けてもらわんとな?」

首を振るユヅルに朗らかに答える。
言ってしまえば経済循環で、この祭りで島が潤えば、
終わった後に消費が増えるだろうという見込みだ。

そう思わんとやってられんのもあるけどなぁ。

「所で、ユヅルはんはまだ若い思うんやけど、
 島の外、出たりしようとかは思うてないんか?」

先程五十鈴を見た故か、ユヅルにそう話を振る。
眼鏡の位置を平手で直しつつ、一瞬だけ空を仰ぎ見た。


ありふれた表面的な会話はアザミに届くだろうか?
今も神狼の元暮らす島民たち。

そちらと目が会えば、男は朗らかに手を振り挨拶し、
ユヅルに『あちらはんは宿あるんやろか』
と、話を振ったりなどするだろう。
彼女をヒトで無きと思っておらず、偏見も無く。
(24) 2021/07/20(Tue) 9:54:35

【人】 よろず屋 シラサワ

>>25
>>27
「なるほどなぁ、確かに島外は色々とあるな。
 気持ちはわからんでもないよ。うちも島に来た時は、
 商売敵があんまおらんのに拍子抜けしたしな。
 まぁ、代わりに伝手も無かったけどな。」

そう言って屈託無く笑った。色々あるにはあるが、
都会の喧騒や競い事は確かに無縁の土地だ。

「褒めても飴ちゃんぐらいしか出えへんで?
 商いは笑顔が大事やからな。
 まぁ、言うてまだ余所者扱いされることもあるんよ。」

大人しいええ子やわ。
ええ子は飴ちゃんあげよか飴ちゃん、いるか?

どこからともなく飴を出しつつ片手の扇子を畳み、
それの先端で自分の頬を突きあげ、口角を上げて見せる。

「せやと思うんやけどなぁ。
 …お、リェンはんが声かけに行ったな。」

可能ならユヅルとリェンの元に向かおうか、どうする?
(28) 2021/07/20(Tue) 14:15:19

【人】 よろず屋 シラサワ

>>29
「沙華はんやないか。今年も本島からご苦労さんやなぁ。
 吹き込むやなんてそないなこと言わんでなぁ、
 単純に俺は気になっただけやで? 島の若者がな?」

沙華の割り込みにも屈しない笑み。
商売人は精神が柔くてはやってられないのだ。
それが例え年上相手だろうとも。

所でシラサワは181cmのそこそこの長身だが、
沙華はどれぐらいの身長だろうか?
168cmのユヅルと並んでいると差が目立つ。

「バレたなぁ、今年はうちの屋台出せんから言うて、
 仕入れの方を事前に手伝ったんよ。

 言うてちゃあんと島土産の方もやったで?
 木彫りやら貝殻細工の屋台、あったやろ?」

まぁ"アタリ"なるまでは
うちの屋台で売るつもりやってんけど。

「まぁその辺の量はおいおいな。
 ……へぇ、沙華はんは分かるんか?」

未だ100年に一度と言われるのを
目の当たりにしたことの無い男はそう沙華に問いかけた。
(30) 2021/07/20(Tue) 15:42:05

【人】 よろず屋 シラサワ

>>31
>>33
>>34
「長はんが何考えとるかは俺も知りたいこっちゃやなぁ。
 伝統で毎年のこと言うても、なかなかに独特や。」

元々外を知る身故の言葉でもある。

いやはや、ユヅルとシキの前で繰り広げられる言葉の応酬。
もしかすれば毎年の事なのかもしれない。
シキには見慣れぬ光景だろうが。

「商売人は強かでないと生きていかれへんからなぁ。
 図太く生きるで? うちの商売の需要が、
 この島にある限りはな。」

そんなことを言いつつ、沙華のブレスレットを見やる。
合わせるように見上げる二人に少し屈み、
己も長袖から自分のブレスレットを見せる。

「今年はようよう近い人間が"アタリ"やな。俺もやけど。
 話、聞けるんならそのうち聞きたい所やなぁ、
 情報かて価値あるもんやさかいに。

 ユヅルはん、コラーダ好きか? 欲しかったら言うてや。
 サービスするよう屋台に言伝ぐらいは出来るわ。」
(36) 2021/07/20(Tue) 17:12:41

【人】 よろず屋 シラサワ

>>38
「シキはんもか。」

シキのブレスレットが見えれば、男がそう口にする。
シキの名前を知っている辺り、
この男と会話をしたことがあるかもしれない。

島のよろず屋。日用品や食料を売っており、
この祭に本島からの飲食物を仕入れたとなれば、
本島にあった何かしらを求めて店に来たことがあるのかも。

「まぁ、"祭りを楽しんだら"ええよ。」

滅多に何かしら起きる訳やないしな。
たいていブレスレットなんてつけとるだけで終わる。
…終わると思いたいもんやなぁ。
(42) 2021/07/20(Tue) 18:48:29

【人】 よろず屋 シラサワ

「…と、そろそろ夜が落ちるなぁ。」

顔を上げ、そんなことを呟くと、
シラサワは皆に別れを告げて歩き始める。

この男はおそらく自分の自宅兼店に居ることだろう。
(54) 2021/07/20(Tue) 20:54:27