人狼物語 三日月国


233 【身内】恋と薬と副作用

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到着:サーチャー ゼクス

【人】 サーチャー ゼクス

[ 二人結ばれたあの日から、
 俺とネスは特に生活を変えること無く
 ベロイヒテンの一員として日々を過ごしていた。

 変わったことと言えば、
 自然と二人で過ごすことが多くなったこと。

 恋人という存在にうかれる時期真っ最中の俺は、
 今日という休息日もまた
 ネスと二人でのんびりと休日を謳歌していた。>>1 ]
 
 
 ああ、部屋の中が温かいからかもな。
 外の無視はもう氷虫くらいしか見ないけど…
 
 
[ コーヒーを二人分淹れてきてくれた恋人に、
 さんきゅ。と小さく言ってカップを受け取る。 ]
(3) 2023/11/22(Wed) 13:51:29

【人】 サーチャー ゼクス

[ ネスの作ったものに抵抗があるわけもなく、
 香ばしく華やかなコーヒーに口をつける。
 小難しいことなんてわからないが、
 それでも苦味と酸味が飲みやすくて良い味だと思った。
 
 こく、こく、と二口ほど飲み込んで口を離した時。
 
 徐ろにネスの口から振られた言葉に、
 喉の奥が変な音を立てた。>>2 ]
 
 
 
ッん
ゴ……ゲッホ……っ
 
 …は…………はあ!?
 
 
[ ふわふわと白い髪に可愛い顔をした俺の恋人。
 俺に抱かれ、ここ最近も何度も可愛い姿を見せてくれて
 そしてきらきらとした綺麗な目で俺を見てくれる…
 強くて、時々男らしくて、大好きな……
 
 そんなネスが、今なんつった? ]
(4) 2023/11/22(Wed) 13:52:46

【人】 サーチャー ゼクス

 
 
 え、まってくれお前なんか入れたのか?
 なぁ……!!
 
 いや……飲む方に興味って……
 こ、困ったこともねえし俺が飲むよりネスが飲んだほうが
 絶対エロくて可愛いからそっちの方が……
 
 
な…な、なんで俺に…!?


 てかマジで入れたのか?!
 
 
[ コーヒーの入ったマグカップは一旦テーブルの上だ。
 今のところまだ俺の体に変化らしい変化はない……
 気がする……気がするけども。
 自信はない。そんな発想自体がなかった。
 まさか俺がそういうものに侵される事があるだなどと。
 
 一旦はその言葉の真偽を確かめなきゃならないと、
 カップとネスの顔を何度も交互に見るのだった。** ]
(5) 2023/11/22(Wed) 13:55:32

【人】 サーチャー ゼクス

[ ネスの調合師としての腕は、
 普段のギルドでの活動でよく知っている。
 だからこそ、今自分の目の前にあるコーヒーを
 たとえ少しでも口にしてしまったという事がどういう事か。
 
 一先ず嘘か本当か確かめるために問いかければ、
 即座の否定は返ってこない。
 
 驚いてコーヒーと恋人を交互に見つめる俺を
 ネスがどんな気持で見ているかなんて
 今の俺には想像すらできていなかった。>>7 ]
 

 お、おい……。
 
[ 真面目そうな顔で俺を見るネスに、
 どうなんだ、と再度口を開きかけ ]
(9) 2023/11/22(Wed) 19:53:28

【人】 サーチャー ゼクス

[ ネスの手が触れて、意識が引き戻された。
 触れられた所が熱い、ような。
 
 いやこれは薬のせいなのか、
 それとも今聞いたネスの囁きのせいなのか。
 
 微笑んで俺を見るネスに、
 む……と口をへの字に曲げた。>>8 ]
 
 
 ……よりによってこの俺に
 こんなモン使うとか……
 
 んなの……
 
[ 不満……があるわけがない。
 むしろへの字を描いていた口はじわじわと緩み、
 次第に片頬で笑む形になる。 ]
(10) 2023/11/22(Wed) 19:54:28

【人】 サーチャー ゼクス

[ まだ温かい…というよりは
 熱いと言ったほうが正しいコーヒーを、
 再び掴んでゆっくりと傾ける。
 
 実際にその中に薬が入っているかどうかなんて知らないが
 しかし例え入っていようと居なかろうと
 このコーヒーがネスが淹れたものならば
 飲まないという選択肢はないのだ。
 
 撫でられた手を掴み、指を絡めて握る。
 空になったマグカップの中身を彼に見せ ]
 
 
 ──で、
 ……飲んだら俺、どーなっちまうの。
 
[ 淹れたコーヒーの効能をもっと詳しく教えろと
 じっとその目を見つめて指を撫でた。* ]
(11) 2023/11/22(Wed) 19:55:39

【人】 サーチャー ゼクス

[ 例えこれがコーヒーでなく
 あからさまにそうだとわかる薬瓶だったとして。
 
 それがネスが俺のために作った物だというのなら
 きっと俺は同じように飲み干していたんだろう。
 
 空になったマグカップ。
 その中にあったのがただのコーヒーなのか
 もしくは彼の言う通りの媚薬なのか。
 
 効果が出るより先にネスの手に指を絡めれば、
 どこか惑うように震える彼が可愛かった。>>13
 
 体はまだ変わっていない。
 
 否、仄かに灯り始めた熱はあれど
 それが薬によるものかはわからない。 ]
 
 
 ……うん?
 
[ じっとネスの顔を見つめて
 彼が俺に飲ませたものの効能を尋ねれば。
 赤く頬を染めたネスが、ぽつぽつと口を開いた。>>14 ]
(15) 2023/11/22(Wed) 21:00:58

【人】 サーチャー ゼクス

 
 
 ──へぇ……。
 
 
[ 指が絡んだ手を、俺から視線をそらすようにネスが見る。
 
 効能を聞きながら、
 彼の目線が絡むその手を軽く引き上げて
 
 その綺麗な指先に口付けた。 ]
 
 
 ……、
 
[ もう少し、引き寄せる。
 手の甲、手首にも 同じように唇を落として吸い付き
 ちゅ、と小さなリップ音を彼に聞かせ ]
 
 
 本当だ。
 
[ ふっと眉を上げ、悪戯に笑った。 ]
(16) 2023/11/22(Wed) 21:01:29

【人】 サーチャー ゼクス

[ ネスの爪の先に歯を立てる。
 彼の人差し指を煙草に見立てるように、
 指で挟んだまま唇に咥え
 幾度も吸っては、物足りなそうに彼を見て ]
 
 
 結構強いな。この薬。
 
[ 最後に一度、舌で指の腹を舐めてから
 漸くその手を開放した。
 
 自分の体を燻る熱は、きっと自然なもの。
 薬によるものではない……とは思いつつも
 椅子から立ち上がるとネスの肩に手を置いた。]
 
 
 
 …なぁ、ネス。
 
 
 
[ 彼を触れる手すらも熱く感じるのは
 紛れもない自分の欲のせいだろう。* ]
(17) 2023/11/22(Wed) 21:02:05

【人】 サーチャー ゼクス

[ 好きな人の色々な所にキスしたくなる薬。

 実際の効果があるなしに関わらず
 ネスがそう願ってくれたというのを聞いてしまえば
 込み上げるのは愛しさでしかない。
 
 指先に触れ、口付けを落とせば
 ただでさえ赤く染まっていた顔がどんどん色づくから。 ]
 
 
 ふは、可愛い……。
 
 
[ つい笑みが溢れてしまう。
 
 もっともっと触れたくなる。
 その顔が見たい。
 薬を盛られているわけでもないのに、
 どこか色めいた声を漏らすその顔が。>>18 ]
(20) 2023/11/22(Wed) 22:25:54

【人】 サーチャー ゼクス

[ ”色々な所へのキス”を
 手首から先で終えてしまう気など毛頭ない。
 
 ただでさえ俺は、
 隙があればネスの体に触れたいのだから。
 
 歩み寄る。
 俺を見上げるネスの肩に触れると、
 俺と同じ熱を持った彼の瞳と目が合った。 ]
(21) 2023/11/22(Wed) 22:26:06
サーチャー ゼクスは、メモを貼った。
(a1) 2023/11/23(Thu) 12:52:02