人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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視点:


【人】 黒眼鏡

>>0:179 イレネオ

ぎらぎらと研ぎ澄まされ、突きつけられる牙に視線が合う。
柔らかく緩みすらする黒眼鏡の奥の目が、
どこか楽しさを抱えている。
若者と話すと楽しい。
その言葉通りなら、そういう感情で。

「好き嫌いはよくないね」

指は渋面を一度、くるりと空中でなぞるように回ってから
再び膝の上へと戻る。

視線は奥へ──祈りをささげる神父のほうへと向けながら、

「今夜には仕事があるよ」
「きちんと税関を通ってきた、
 法律上何の問題も無いコンテナを受け取るのさ」

海。
黒眼鏡の部署は、"港"とも呼ばれている。
ファミリーの密輸・流通、流れるものの大半を牛耳るその中核は、
船。
海に囲まれた三日月島における海運には、
黒眼鏡の息がかかった会社がそれはもう、浜の真砂のようにある。

#教会
(5) 2023/09/11(Mon) 21:29:20

【人】 黒眼鏡

>>18 イレネオ

あなたのふるまいのいちいちが、
きっと薪のようにくべられて
満足そうな笑顔の熱が保たれる。

「そう」
「法律上」

神父の言葉は、もう聞こえない。
――けれど男は、形ばかりの祈りの姿勢は崩さない。
あなたとの話よりも、そちらに半身を預けているようだ。

「イレネオくんも大事だろう、法律。
 俺もね」

だがそれは、それとして。
片手であなたに、崩したピースサインのようなものを送り。

「可能な限り守っていきたいよ、法律。
 市民の義務だ」

#教会
(22) 2023/09/11(Mon) 23:21:30

【人】 黒眼鏡

>>28 イレネオ

「それでも、祈る権利くらいは守ってくれるんだろ?」

それもまた権利だろ、と。
一度目を閉じて顔をふせる様は、
まるで黙祷しているかのようだった。

「なるほど、それじゃあ今は俺はきみに守られているわけだ。
 警察つきの礼拝も悪くないね」

ぱ、と顔を上げた時には、そんな様子はどこかにいってしまっていたけれど。

#教会
(29) 2023/09/12(Tue) 1:00:35

【人】 黒眼鏡

営業中の看板が出ているが、店主は店にいない。
……いや、たまにガレージの方から顔を出しては、表の掃き掃除をしている。
掃除をすることはできても、カウンターに座り続けることはできないようだ。
機械いじりの方が楽しいのだろうか。

#Mazzetto
(37) 2023/09/12(Tue) 8:30:12

【人】 黒眼鏡

>>40 エルヴィーノ

「これはこれは、毎度どうも」

黒眼鏡越しに笑顔を浮かべ、あなたを歓迎するように片手をあげる。

「勿論、それが仕事だからね。
 出してくるから、珈琲でも飲んで待っててくれ」

注文されれば、余計なことを問うことも無い。
珈琲をカップに注いであなたの前にだす。
そうしてから、店の奥へと荷物を取りに引っ込んでいった。

待っていれば、ほどなくして紙袋を一つ持ってくるだろう。

#Mazzetto
(44) 2023/09/12(Tue) 10:32:45

【人】 黒眼鏡

>>42 イレネオ

「昔は手の方が早かったんだがね。
 最近こっちばかり使っているから、減ったら困る」

あなたの様子を相変わらず楽し気に見つめながら、
また軽口をぽいと一つ。

「仕事熱心だね」

そう言うと、また神父の方へと座り直して目を閉じる。
それはやはり、祈っているかのようだった。

―――
――



黒眼鏡はその後、時間一杯礼拝に参加してから立ち上がる。

「俺は帰るけど、キミはどうする?」


#教会
(45) 2023/09/12(Tue) 10:46:06

【人】 黒眼鏡

>>46 イレネオ

「自働車修理をしていると、行政にも提出しているのになあ」

そんな軽口は、静謐な祈りと聖句の中に消えていって。



「そうか。それじゃあ、ここで。
 車に気をつけてな」

子供にいうような言葉をかけて、教会を出る。
……途中で、ふと。どこかへと視線を向けて、それでも立ち止まることなく歩いていった。

#教会
(47) 2023/09/12(Tue) 11:50:58

【人】 黒眼鏡

>>48 エルヴィーノ

「珈琲をきちんと飲んでくれるやつは、皆上客だ」

自動車修理業のほうと喫茶店、店の内装はそれを半々につなぎ合わせたようで妙なものだ。
なんともハードルが低いことを口にしながら、代金を受け取る。
ついでに、と包みに入ったものをいくつか、一緒に渡す。

「ついでにこれとこれ。
 あー、正真正銘ただの菓子だ。
 そっちは飴で、そっちが焼き菓子だったかな」

ここで買い物をすると、たまにこうして何かを押し付けられることがある。
別に断っても、「そう?」と引き下がるだけだ。

「ちゃんと寝るのは大事だからな。
 体には気を付けろよ」

ついでに、お節介もひとつ。

#Mazzetto
(49) 2023/09/12(Tue) 12:45:15

【人】 黒眼鏡

>>57 エルヴィーノ

「幸い、そういう客に恵まれているよ。
 まったく、いい商売だ」

暢気なことをいいながら、自分の分の珈琲もいれてカップを傾けている。

「余ってたからな。
 まぁ貰ってくれ。

 まったく、客に倒れられたら俺が困る。
 あんたの体のことだ、良い感じにやってくれよな」

特に余計なことを聞くでもない。
それでもそういうことを口に出すのは性分だろうか。

「帰りも車に気ーつけなよ。この辺、海辺で開けてるから皆スピード出しやがる」

#Mazzetto
(59) 2023/09/12(Tue) 17:05:37

【人】 黒眼鏡

>>65 エルヴィーノ

「そうだろうそうだろ、
 持ちつ持たれつというやつ」

なんとも楽しそうに笑う。
若者と話すと楽しい、などと前にこぼしたことがあるが、
本気だったのだろうか。

「万が一俺がいなくなっても、
 引き継げるようにはするがね。
 そこは…アフターサービスだ」

物騒なことを口に出しつつ、
無害をアピールするように両手を挙げて。
店の扉をからん、と空ける。

「そうしてくれ。
 情報もうちの商いだが、これはいつ入るかわからない。
 気長に待っていてくれ」

よほど暇なのか、店の外まで出てあなたの車を見送る。
手を振るでもなく声をかけるでもなく、
あなたの姿が見えなくなるまで見送っていた。

#Mazzetto
(71) 2023/09/12(Tue) 21:44:21

【人】 黒眼鏡

カウンターで暇そうにタブレットを叩いている。
すると、メールが一通ポン、と鳴った。

「ん。おー……」

かたかた。返信を打ち込むと、立ち上がる。
壁際に張ったボードにかけてあった車のキーを手に取って、
ガレージへと向かった。
ついでに、カウンターに一枚のボードをかける。

『ちょっとドライブ』

……営業中なのにドライブに行く男だ。

/*来客の方は気にせずいらしてください あなたが来る頃には戻ります
(76) 2023/09/12(Tue) 22:36:16

【人】 黒眼鏡

>>113 ペネロペ

ドライブ中のボードはちゃんととっぱらわれているが、
だからといってカウンターにいるわけではない。

「おー。
 待ってろー」


…だがどうやら奥にはいたようで、そんな声が聞こえてくる。

「おう、珈琲飲むよな」

カウンターの裏の扉から顔を出す。
つまり飲めということだが、…いつものことだ。

「そこ、クラッカー抓んでいいからな。ビスコッティも。
 ちょっと待ってろ、片づけてくる」

カウンターの上にあるものを指さしながら、手に付けたままの軍手を外してどこかに放り投げている。
車いじりの最中だったようだ。

#Mazzetto
(115) 2023/09/13(Wed) 20:14:15

【人】 黒眼鏡

>>116

「ダヴィードも、座れ座れ」

座り方を気にする様子もなく、手を拭いながら戻ってくると
手際よく準備しながらサイフォンに湯を注ぎ、火をつける。
用意する珈琲は三人分。
ふわりとあがった匂いを、ごうごうと鳴る空調が遮って。

「どうだ最近」

…雑な話題だ。
(119) 2023/09/13(Wed) 20:59:31

【人】 黒眼鏡

>>120 >>121

「おう、喰え喰え」

黒眼鏡の生態として、
若いのが飯を食っていると嬉しそうにする。
もしかしたらおじさん全体の生態かもしれないが。

片付けに関しては「気にするな」と手をふって、
ダヴィードに座るよう促した。

「いつも通りが一番だ、商売も人生もなんもかも」

含蓄があるんだかないんだか、わからないことをいいながら。

「アマラントか、最近行ってないな。
 行ってみるか」

自分の分の珈琲も準備し終わって、カウンターに肘をつく。

「俺も……特にはねえな。
 なんだか騒がしくなりそうだが、
 デキる男の俺は仕事に常に余裕を持っている。
 つまりは問題なしってコト」

ず、と珈琲を傾けて。

「まぁそんな忙しさに向けて、お前らの様子を見たかっただけだ」

#Mazzetto
(122) 2023/09/13(Wed) 21:38:54

【人】 黒眼鏡

>>123 >>127 カフェ

「そーかそーか。
 なんもねえなら、それでいい」

…もう用件は終わったのだろうか?
うんうんと頷くと、ふたりの話に耳を傾ける。

「ああ、なんかあったら呼ぶよ。
 クソ重たいガソリン缶が届いた時とかな」

ダヴィードにはそう、軽口で――けれど頼もしげに頷いて。

「お前は変なことに首を突っ込みそうだからな。
 そもそもマジで通るのかわからんが、
 どちらにせよ何か動きはあるだろう。
 しばらくは大人しくしておけ」

珈琲についても、いつも通り。
良くも悪くも特に何か変わったことがないのは、いいことなのかどうなのか。

「そうだお前ら。
 レストア終わった車が一台あるんだが?
 どっちか要るか?
 足が多くて困ることはないだろ」

……なくはなさそうだが。


#Mazzetto
(138) 2023/09/14(Thu) 2:13:46

【人】 黒眼鏡

>>139 >>140 カフェ

「このトシで運ぶのキツくなってきてな〜〜。
 おーしおし、偉いぞダヴィード。体を鍛えて悪いことはない」

ダヴィードの腕を見て、ぱんぱんと嬉しそうに手を叩く。

「ああ、ふたりともそうしてくれ。
 ……いうまでもないと思うが、情報共有もしっかりな」

やっとカポらしいことを言ってから、
壁のボードにかけられたキーを指先でひっかける。

「いざという時エンジンくらいはかけられるようになっとけよ?
 俺は14の時にもう運転してたぞ」

おっさんのヤンチャ自慢が始まりつつ、キーを投げ渡す。

「じゃあペネロペ、お前持ってけ。
 で、どこでもいいから停めとけ」

どうやら、逃走手段みたいな話のようだ…。

#Mazzetto
(144) 2023/09/14(Thu) 10:43:57

【人】 黒眼鏡


>>145 ペネロペ

「行けるうちに行っとけよ。
 俺なんか腰が重くなっちまってもう」

ここ以外ではほとんど見かけることがない男は、
のんびりとカウンターに肘をつく。
君たちを見送る構えのようだ。
短いやりとりで、"仕事"上必要なことが含まれていたようには思えない。
となればやはり、顔を見たかったというのが本音なのだろう。

そのくせ、来たら来たでこの調子なのだから、
なんとも放任主義がサンダルを履いて歩いているような男である。

「ああ、知ってるよ。必要なことは言うだろう」

お前ならな、と付け加えながら…お代と言われて、手のひらを突き出す。

「いくらだっけな? 忘れたな。
 次もちゃんと顔だしたら、その時払ってもらおうか」

…おごり癖が出た。

#Mazzetto
(146) 2023/09/14(Thu) 14:24:30