人狼物語 三日月国


239 【身内】ミッドナイト・カマイユ【RP】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 瑞野 那岐

[マッサージで軽くなった手をひらひらさせた後。
 宣言通り、髪と背中を洗ってもらい、
 時に指先の擽ったさに身を捩ったりして笑い。
 
 新しく出したパジャマに身を包み、風呂から上がれば
 今度はドライヤーを構えていたから、
 目を細めて浴槽の中と同じように彼の前で背を丸め、
 温風を浴びた。

 その温かさに少し眠気を誘われ、
 瞼が落ちそうになったけれど、立ち上がる気配に
 はっと意識を取り戻す。]


  ああ、帰ってきてから一緒に食べようと
  用意してたんです。
  ……全部、途中になっちゃいましたけど。


[後半は先程のキッチンでの行為を思い出して、
 俯き、朱を散らしてしまって。]
(0) 2024/01/08(Mon) 15:47:22

【人】 瑞野 那岐

[小口切りにしたネギも、冷めてしまった出汁も
 まだキッチンに残っているだろう。
 彼がそちらへ消えるなら、一緒に後を追いかけた。]


  もう新年は開けてしまいましたけど、
  食べましょうか、年越しそば。


[キッチンは先程の惨状が綺麗に片付いている。
 先程、先に彼が浴室から出た時に始末していたのか。
 事後処理ばかりを任せて申し訳なくなるけれど。

 せめて、と。
 そう笑って、改めて作り置いていた出汁に火をかけた。*]
(1) 2024/01/08(Mon) 15:47:33

【人】 瑞野 那岐


 
  実家は大晦日は、蕎麦なんです。
  足りないだろうから、蕎麦に乗せる海老天の他にも、
  野菜の天ぷらをいくつか。

  もう揚げてあるので、電子レンジで温めて貰えます?  


[ラップしてあったかぼちゃや舞茸の天ぷらを>>2:+42
 お皿ごと彼に預けて、目線でレンジを促す。

 自身がキッチンに立つようになる以前から、
 電子レンジはよく活躍していたのだろう。
 他の電子機器よりも使われている形跡があった。

 温めるだけで油分も落としてくれる高性能なレンジは
 彼のほうが使い勝手が詳しいだろう。]
(5) 2024/01/08(Mon) 21:03:42

【人】 瑞野 那岐

[言っている間にも湯が沸き立ち始め、
 蕎麦を軽く茹でてから水気を切る。

 ひと煮立ちしたそばつゆは先に器の中に。
 そして揺蕩うそばつゆの中に蕎麦を入れて葱を足す。
 仕上げに海老の天ぷらを乗せれば年越しそばの完成だ。

 二人分の蕎麦をこたつへ運ぶ間も、
 テレビからは新年の祝いの言葉が続々と流れている。
 聞き慣れない歌の中に、
 先程の番組で流れていた曲もいくつか混じっていた。]

   
  いただきます。


[彼が座るのに合わせて、一緒に両手を合わせる。]
(6) 2024/01/08(Mon) 21:03:53

【人】 瑞野 那岐

[天ぷらには塩と、蕎麦つゆで使っためんつゆを
 つけダレ用に添えていた。
 蕎麦に乗せた海老の天ぷらは普段のぱりぱりした感じより
 しとりとつゆが染み入っていて、柔らかい。

 彼が箸を付けるのを眺めながら。]


  市販で売っている本だしに
  みりんと醤油を入れただけです。

  ……ああ、でも、
  塩だけは瀬戸内の塩を少し使ったかな。


[少量の調味料にも気づいたのか、
 味覚が鋭敏になってきたように感じる彼に、
 思わず双眸を細めつつ、蕎麦を啜る。*]
(7) 2024/01/08(Mon) 21:04:23

【人】 瑞野 那岐

[年末年始の過ごし方も、しきたりも、
 育った場所や環境によって違う。
 彼が口にした二人には夏に会ったこともあり、
 名を聞いただけで張り切っている表情が浮かんだ。]
  
  
  お節って元はそういうものでしたよね。

  お誘いも、そう言ってもらえるのは嬉しいです。
  けど、……実のところは、
  息子の顔が見たいんじゃないですか?


[彼の実家には足繁く通うには距離がある。
 時折電話で連絡を取り合っているのを耳にもする。
 俺が行くことになれば、自然、息子も同伴になるだろう。]
(12) 2024/01/09(Tue) 22:25:16

【人】 瑞野 那岐

 

  また、その内。
  休みが取れればご一緒します。


[浴衣を用意してはしゃぐ姿を思い出して、表情が緩む。
 少し、昼間に会った母と重なる気がした。]
(13) 2024/01/09(Tue) 22:25:51

【人】 瑞野 那岐

[電子レンジの使い勝手と、プロの手伝いにより
 温めるだけでも天ぷらは衣がからりとしていた。

 少し癖のあるまいたけの味。
 それとは全く真逆の野菜の甘みを伝えるかぼちゃ。
 蕎麦の出汁の合間に口に放り込めば、
 さくりと、衣が割れる音がした。

 時々、この歌知ってる。という会話を挟みながらも、
 深夜の食事は進んでいく。]
(14) 2024/01/09(Tue) 22:26:04

【人】 瑞野 那岐

   
  そうですね、量も、ですけど。
  使う塩によっては結構変わりますよ。

  天ぷらを塩で食べる人が多いのも、
  そういう口の肥えた人が多いかもしれません。


[店でも洋食に限らず、和食も用意することも多い。
 天ぷらはやはり秋から冬にかけて作る機会も増える。
 塩にこだわるお客様は、使った塩を家でも使いたいと
 聞かれることも、一度や二度ではない。]
(15) 2024/01/09(Tue) 22:26:13

【人】 瑞野 那岐

[蕎麦がなくなり、残った出汁を少しだけ啜る。
 そういえば、以前店で出した料理を彼は、
 自身が下拵えしておいた野菜やスープを
 利き分けたことがあった。

 店で作ったものと同じものを食べたいというような話は、
 それこそ彼と付き合い始めた頃には数度
 あったような記憶があるけれど、
 それも、少しずつ減ってきたように思う。

 それは、自身が彼の家で作る味を覚え始めたからか、
 店との違いに気づいたからか、定かではないけれど。]
(16) 2024/01/09(Tue) 22:26:57

【人】 瑞野 那岐

 
  ごちそうさまでした。


[両手を合わせて、箸を置く。
 流れていたアイドルの歌は、トークに切り替わっている。
 明日の寝正月への誘いは魅力的だ。]


  昼過ぎまで眠るのは、いいですけど。
  起きたら、近所の小さな神社でいいので
  散歩がてらお参りにいきませんか?
 
(17) 2024/01/09(Tue) 22:27:19

【人】 瑞野 那岐

[初日の出を見るなら、
 少しゆっくりした初詣になってしまうけれど。]


  お守り、買っておきたいんです。
  交通安全の。


[一年の計は元旦にあり、というのなら、
 彼の無事を祈ること。
 用意しておくに越したことはないから。*]
(18) 2024/01/09(Tue) 22:28:04

【人】 瑞野 那岐

[少し古風にも思える高野家のしきたりは
 家系ならではか、地域の風習か。
 
 幼少の頃からキッチンに立つ従姉妹の周りを
 うろちょろしていた自身とは
 反対の暮らしをしてきたのだろう。
 買い出しも立派な仕事ですよ、と笑う。

 再び招く機会を得るほどに
 好意を得ていたのだとしたら、有り難いことだと思う。
 友人関係とは違う、同性の恋人に偏見を
 持たれなかったことに内心、安堵を覚えながら。]
(23) 2024/01/10(Wed) 21:50:18

【人】 瑞野 那岐

[休みが今までより取りやすくなる話は、
 年末の大きな仕事を引き受けた条件の一つだと
 事前に彼からは聞いていた。
 話題に上がる限り、交渉は上手くいったのだろう。]


  俺は行きたいところと言われても、
  すぐには思いつかないから、助かってますよ。


[付き合っているという自覚はない。
 寧ろ彼の興味が引くところを知るのは楽しみでもある。
 ただ、遊園地、と言われれば
 意外さに少し目を見張りつつも]

  
  遊園地は、高校以来ですね。


[耳のカチューシャをつけている姿を想像して、また笑った。]
(24) 2024/01/10(Wed) 21:50:45

【人】 瑞野 那岐

[天ぷらを塩で食べるのも、刺し身を塩で食べるのも
 飲食店で働いていればよく見かける光景の一つ。

 それでも、日本の塩の精製が世界でも有数なことは
 料理に興味がなければ知ることはないかもしれない。

 彼が興味を示すのならばその後も、
 店で使っている塩や、蕎麦に使用した銘柄を上げる。
 
 彼が仕事の話をするときのように、
 料理の話をする自身の顔は綻んでいたかもしれない。]
(25) 2024/01/10(Wed) 21:51:01

【人】 瑞野 那岐

 
  家内安全?
  それもいいですね。


[お守りは人に贈ると効果が強くなるとか。
 信憑性は定かではないが、耳にしたなら試す価値はある。
 
 好きなものならば辞める必要はない。
 けれど、再び事故は起こしてほしくはないから。
 せめても、と、持たせるのは自身の安寧の為でもある。

 くしゃりと掻き混ぜられた前髪の隙間から彼を見上げて、
 片付けを始める姿には甘えることにした。]


  ありがとうございます。
  それじゃあ、お願いします。


[キッチンに戻っていくのを見送り、
 こたつの布団を身体に引き寄せ、温もりを求め。]
(26) 2024/01/10(Wed) 21:51:17

【人】 瑞野 那岐

[食器を洗う音と共に、仄かに香り始める
 コーヒーの芳しい匂いに目を細めつつ、
 アイスへの誘いがあれば、]


  ストロベリー、あります?


[と、好みをリクエストしつつ、
 選定チは彼に任せることにして。**]
(27) 2024/01/10(Wed) 21:51:27

【人】 瑞野 那岐

   

  次の休みですか?
  日帰りなら行けると思いますけど……、
  ゆっくり決めてもいいですよ。
  せっかくのお休みですから。

[互いに決まった休みがあるような仕事ではない。
 ましてや国民的な番組に出た後ならば、
 彼の容姿に気づく人も少なからず居るだろう。

 自身はともかく、彼とその周囲の人のことを考えれば、
 少し慎重になるべきかと、柔く時間を貰って。

 今はまだ決まらぬ予定の話。
 きっと子供の頃と同じ目を輝かせている彼は、
 やはり眩しく、目を細めてしまった。]
(32) 2024/01/11(Thu) 21:28:05

【人】 瑞野 那岐

 

  ははっ、だったら商売繁盛かな。


[家内安全、健康祈願。
 どれもよく聞く祈願は、どれも自身へのものだろう。
 仕事が趣味のようなものだから、ぱっと思いついたのは
 色気も何もないものだった。
 どれを選ぶかは、起きてから決めるのもいいだろう。

 アイスを受け取り封を開ければ、
 仄かにいちごの風味付けがしてある。
 これも、頼んだわけではなかったからきっと。
 自身の好みを覚えていてくれたものだろう。

 プラスチックのスプーンで柔い場所を割り入れて、
 口に運べば、冷気と甘味が広がっていく。]
(33) 2024/01/11(Thu) 21:28:20

【人】 瑞野 那岐

 

  うん、美味しい。

  冷たいものと温かいものを交互に食べると、
  なんだか贅沢な気がしますね。


[アイスを口にしてから、コーヒーを一飲み。
 奇しくも彼が同じことを考えていたとは気づかずに。
 冷菓は口の中に溶けていく。

 朝まで続く気配の音楽番組は、気がつけば
 一区切りのエンディングを迎えていて。
 タイミングを見計らったかのような
 ベッドへの誘いに、ん、と小さく頷き、ふと。
 誘いとは違う方向に向かっている体勢に笑った。]
(34) 2024/01/11(Thu) 21:29:12

【人】 瑞野 那岐

 

  洗面所まで抱っこ?


[くす、と揶揄うような声で返事をしつつ、
 緩く首を振って自身の足で先に立ち上がりながら。]
(35) 2024/01/11(Thu) 21:29:34

【人】 瑞野 那岐

[自身たちの手元にはお守りを。
 店には熊手を持っていくときっと喜ばれることだろう。
 
 それにはまず初日の出を見て、
 昼には起きるという目標を達成してからの話。

 新年に変わり、夜も深い時間を過ぎても、
 まだ起きていたいという気持ちになるのは、
 お正月のお祝いムードが為せる技だろうか。

 アイスとコーヒーでいくらか眠気も引いて、
 カフェインを夜の闇のように飲み干していく。]
(40) 2024/01/11(Thu) 23:18:41

【人】 瑞野 那岐

[そんなに隙間に小さな贅沢を分かち合えば、
 同じ考えを彼も口にしたことに、ふわり、笑う。]


  そうですね。

  こんな時間なのに起きてる人もたくさん居て、
  新年を祝いながら、贅沢にアイスを食べて。
  
  ……幸せですね。


[恋人と過ごす正月は、いつぶりだろうか。
 手元や口元はアイスで冷えていても、
 隣は、こたつのように温かく、安堵を齎してくれていた。]
(41) 2024/01/11(Thu) 23:18:51

【人】 瑞野 那岐

[そんなやりとりを交わして、
 アイスの抜け殻はダストボックスへ。
 洗面所に後から追いつき、隣に並んで色違いの歯ブラシを。
 
 鏡越しに映る緩んだ表情に目元を和らげ、
 笑ってしまいそうになって、目をそらし。
 大人しく歯を磨き終われば、ミントの香りが漂う。

 先程汚してしまったパジャマは
 明日出かける前に洗濯をしようか。

 少し眠るのが惜しいなという気持ちも
 懐きながら、両手を広げて待ちの姿勢を作り。]
(42) 2024/01/11(Thu) 23:19:13

【人】 瑞野 那岐



  運送料はおいくらですか?


[冗談交じりにそんな問い掛けを投げて、
 彼が抱えあげてくれるのを、待った。**]
(43) 2024/01/11(Thu) 23:19:23

【人】 瑞野 那岐

[後日、聞いたラジオの報告。
 それは自身も思い当たるものだった。

 名も無い夜をいくつも積み重ねて、
 愛を囁いて、何度も恋をして。]


  ……ふ、


[収録された彼の声を聞きながら、
 後ろに凭れ掛かれば自身の体を抱き留める人が居る。]
(48) 2024/01/14(Sun) 23:59:08

【人】 瑞野 那岐

[振り返るそこには、
 初日の出という朝焼けに見た表情と同じ人。]


   
せに、してくださいね。


[身体を包み込む腕に重ねる手には、
 彼から贈られた指輪が
っていた。**]
(49) 2024/01/14(Sun) 23:59:31