人狼物語 三日月国


245 【R18】×××な部屋に閉じ込められた王子様と騎士の選択

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視点:


【人】 王子 シール

──試練の洞窟──



[街道を少し進んだ後で脇道に入ると目的地に到着した。
洞窟の入口は大人が普通に歩いて入れそうな大きさで、
かなり奥まで見通せる。
地面は踏み均されていて、人工的に造られた階段等もありそうだ]


 禍々しい気配は感じないな、……行くか


[促すと、従者が先に洞窟へ足を踏み入れる。
離れないようにして、わたしもその後に続いた]


 これは……蛍石フローライトか?
 綺麗だな……


[洞窟の岩肌には光る石が含まれているようで、視界は暗いものの、夜目の魔法を使わずとも奥へと進めそうだった。
祠へ通ずる道とあって、どことなく神聖な雰囲気すら感じられる。
胸元に視線を落とせば、身に着けた花も暗がりに仄白く輝いて、励まされた]
(1) 2024/01/18(Thu) 23:17:02

【人】 王子 シール

 
 
 蛍石といえば……あ、


[黒歴史を思い出した。旅を始めたばかりの頃に商人に騙されて買ったペンダント(あとで従者が返品して返金したアレ)にも使われていたっけ。
ただし、あの石は綺麗だったけど偽物だったはず。

言いかけた言葉の続きを従者に訊かれたかもしれないが、何でもないと言って適当に誤魔化した。代わりに、]


 あれからもう、三年なんだな……


[などと感じ入るように呟けば、従者にも何か響いたか。
長旅の終わりが近づいているのもあってか、懐かしい思い出話をしながら進むのは楽しかったが、一向に変わり映えのしない光景に不安を覚えたのは従者が先だった>>88]
(2) 2024/01/18(Thu) 23:18:38

【人】 王子 シール

 

 街で聞いた感じだと、そろそろ辿り着きそうだが……


[立ち止まると、洞窟の入口からマッピングの魔法で記録していた地図を、近くの岩肌に映し出す]


 う〜ん……確かに、結構歩いてきたな……ん?


[映した地図の脇に、他とは違う色をした光る石がある。
何となく気になってそこへ近づくと、手を伸ばしてそれに触れ]
(3) 2024/01/18(Thu) 23:19:17

【人】 王子 シール

 

 
わぁっ!!



[一瞬の浮遊感。直後にこの星の重力に引っ張られる、
と思ったら、手を力強く握られた]


 
エースッ!!



[腕を目いっぱい伸ばした状態で、体が揺れる。
しかし、腕の筋が伸びて痛いと覚える間もなく、今度は二人して謎の空間へ放り出された]
(4) 2024/01/18(Thu) 23:20:17

【人】 王子 シール

[落ちる!!down
落ちる!!down
滅茶苦茶落ちてる!!!down

繋がれた手を離さないようにしながら、二人して急降下しているのは分かる。
叩きつけられる地面は一向に迫って来ないものの、落下する気持ち悪さは二日酔いの比ではなく、このままでは気絶しそうだ]


 ……ッ


[繋がったままの手を引っ張られ、落下しながら腕の中に強く抱き込まれる。
そんな風にしても、この速さでは二人とも助からないだろうに。
この状況においても、身を盾にして主を庇おうとしているのか]
(5) 2024/01/18(Thu) 23:22:56

【人】 王子 シール

[自分の方が丈夫だと伝える声>>0:90に、薄く笑って]


 ……二人とも生きていたら、褒美をつかわすぞ


[城に戻ったらな、と続ける前に、わたしは意識を手放した。*]
(6) 2024/01/18(Thu) 23:23:23

【人】 王子 シール

──どこか──


[誰かに軽く、背中を叩かれた>>0:92]


 ……んぅ、…ッ


[固い。温かい。そして痛くない。
意識が回復して目を開けると、変わった布団の上に横たわっていた……ではなく、]


 
うわぁああ!



[真下にエースが居て死ぬほどビックリした。
飛び上がるように身を起こすと、急いで従者の体から降りる]
(7) 2024/01/18(Thu) 23:51:41

【人】 王子 シール

 

 ……うっ、


[いや、今度は急に動いたせいで目眩がした。
ぐわんと頭が揺れて、膝立ちしたまま地面にぶっ倒れそうになる。
その前に従者が動いて肩を抱き止めてくれたかもしれないけど
]
(8) 2024/01/18(Thu) 23:52:21

【人】 王子 シール

[体が密着するのを避けるとか、それどころでない気がした。
今度は大人しく従者の腕の中に収まったまま、周囲を見回し状況を確認しようとする]


 えっ、怪我?>>0:92
 ないよ、どこも痛くない……エースも無事か?


[互いの無事を確認しながら、彼が言った魔法という単語頷く]
(9) 2024/01/18(Thu) 23:54:30

【人】 王子 シール

 
 
 うん?
 もしかして、ここが祠……?


[試練の洞窟の奥にある祠から、石を取ってくるのが目的ミッションだった筈だと思い出す。洞窟のあの場所に、ここへ飛ばす仕掛けがあったのだとしたら、今のこの状況は納得だが]


 落ちるのは無茶苦茶怖かったな……、
 これが恐ろしい体験、か?


[店で聞いた話を思い出しながら>>0:86今の状況に当てはめると、気持ちも少しずつ落ち着いてきた]
(10) 2024/01/18(Thu) 23:56:13

【人】 王子 シール

[もうそろそろ、立てるかな]


 ……。


[腕の中から従者の顔を、もの言いたげに見上げた。**]
(11) 2024/01/18(Thu) 23:56:35
王子 シールは、メモを貼った。
(a0) 2024/01/19(Fri) 0:02:20

【人】 王子 シール

──何のxxxな部屋──


[試練の洞窟で謎の仕掛けが発動し、
奇妙な落下に巻き込まれて気を失った後、目覚めたら二人してこの部屋に居た。
移動したては平衡感覚が狂っていて、目眩を起こして倒れる前に、従者に体を支えてもらった。
ドサクサでウエストに触った手>>17には気づかなかった。


お互いの無事を確認した後で、この場所についての考察を始める。
祠だと思ったのは、周囲がどことなく石造りの玄室めいた感じがしたからだ。
向こうの方にこの部屋で一番明るい場所があって、その中心に台座らしきものが見える。

体にどこにも異常がなくて身動きできるなら、
この部屋をもっと調べないと。
そのためにはまず、立ち上がらないと、で]
(23) 2024/01/19(Fri) 21:09:23

【人】 王子 シール

[何となくもの言いたげに従者を見上げてしまった>>11のは、
何故か自らその手を振りほどきにくいと感じてしまったからだ。
立ち上がっていいか、と許しを乞うような
視線だったかもしれない。
ただ、その目付きが剣呑めいて映ったのか、
決して咎めるつもりではなかったのに、彼が先に詫びて
手を離した>>19 何だか慌てた風にも見えて、]
 

 ……。


[ぱち、と瞬きを一つしてから、ふふっ、と軽く噴き出す。
差し伸べられた手を取って、今度は目眩がしないのを確認しながら、ゆっくりとその場に立ち上がる]
(24) 2024/01/19(Fri) 21:09:48

【人】 王子 シール

[二人で周囲を見回しながら、自分の胸元にも目を遣る。
ここまで落下したり何なりで、かなりの衝撃を受けたはずなのに、胸に着けた白い花は、花びら一つ散らされる事なく、元気よく咲き誇っていた。
そんな姿に可憐なのに頼もしいと感じてしまって、これから先に何が起きようとも勇気付けられるような、……そんな気がする]
(25) 2024/01/19(Fri) 21:12:09

【人】 王子 シール

[さて、そんなこんなで手分けして部屋について調べる事にした]


 部屋の物には触れない>>20……そうだな。
 何か発見したら、一人で勝手に触れたりしないで、
 一緒に確認してからにしよう。


[従者が真っ先に台座の方へ向かったので、自分はその周辺から確認することにした。
台座を囲むように建てられた石柱が四本あって、更に壁に近い方には床から天井まである石像が二体、左右対称に置かれている。
石像は人の形にも見えるが、この地方の宗教に纏わる神像かもしれない。二つの像の目線は、台座を見守るように向けられている]
(26) 2024/01/19(Fri) 21:13:35

【人】 王子 シール

[壁にも床にも、出入り口らしい場所が見当たらないのはすぐに分かった。閉じ込められている>>20という従者の声に、そうだな、と頷く]


 一見扉がないように見えても、こうした玄室には
 何らかの仕掛けギミックがあるはずだ。
 ここが試練の洞窟の終着点なのだとしたら、
 探索者を試す何かがあってもおかしくない……って、
コラァ!



[急に雄叫びと一緒に激しい物音が聞こえて>>21
慌ててそちらを振り返る。
壁を蹴りつける騎士の側に駆け寄って叱りつけ]


 駆け出しの冒険者でもあるまいに、
 この手の扉がそんな事で開かない事くらい分かるだろう
 あとは、ここを開くための手段を探そう。……な、


[下手に触るなと決めた後で、壁を思い切り蹴るのはいいのか、と突っ込みたいのは堪えて。
荒ぶる従者を宥めてから、再び調査を始める]
(27) 2024/01/19(Fri) 21:14:45

【人】 王子 シール

[今度は自分で台座の方へ向かい、その周辺を見回して]


 ……人が横になれそうな大きさ。
 石櫃にも見えるけど蓋はないか……やっぱり、台座か?

 ……うん?


[台座の側面を調べていた時に、
何かの文字が刻まれているのが見えた。
古代魔術語のようにも見える。文章を読み始めて、
わたしは「あっ」と声を上げた]


 エース、こちらへ来てくれ
 何か書いてある


[台座の傍らに跪いたまま、従者を呼ぶ。
彼が側に来たら、文章の続きを読み始めた]
(28) 2024/01/19(Fri) 21:15:16

【人】 王子 シール



 ……えーっと、……
 要約すると、こうなるな……?

[彫られた文字を指で辿りながら、順に読んでいく]

 新成人、おめでとう
 君には、大人になるための…試練を与える
 同じ部屋に居るもう一人と  をすること
 ……これが達成されない限り、君はこの部屋から出られない

 大人なら、誰もが行うことだ
 越えられない試練ではない

 試練が果たされた後で、君は
新たな扉
を開くだろう。
 では、……励みたまえ

[文章はここで途絶えている]
(29) 2024/01/19(Fri) 21:17:16

【人】 王子 シール

[途中で読み飛ばした部分は、わたしの知らない単語だった。
肝心のここが分からないと、何をするのかが分からない。
従者と顔を見合わせて首を傾げたが、わたしは再び「あっ」と声を上げる]


 昨日買った辞書!あれに載ってるかも


[幸いにも身に着けていたポーチは落下時にも離れずにいてくれて、早速口を開けると中から小さな辞書を取り出した]


 買って良かったな……本当に便利だ、
 えーっと……何なに、……

 ……って、……えっ


[見つけた単語に思わず挙動が停まる]
(30) 2024/01/19(Fri) 21:17:56

【人】 王子 シール

 

 ……えっ、……え?


[手元の辞書を開いた頁と、台座の文字を見比べる。
間違いない、……ということは]


 えっ、……まさか、ここで……?


[想像もしなかった内容に絶句する。
台座を最初に見た時に、人が横になれそうな大きさだと思った。>>28
これが、まさか、……]
(31) 2024/01/19(Fri) 21:18:44

【人】 王子 シール

[わたしが蒼ざめて硬直していると、傍らの従者も気がかりで声を掛けてきただろう。
伝えないわけにはいかない、か]


 いいか……、辞書に誤りがなければ、の話だぞ
 わたしが誤読をしているとかでなければ、


[と仰々しく前置いて、台座の単語と辞書の頁を並べて従者に見せて、違わない事を確認させる。その上でわたしは、散々迷った後で、従者にそっと耳打ちしただろう。
ここから脱出する手段、について…───それは、]
(32) 2024/01/19(Fri) 21:19:13

【人】 王子 シール

[散々迷った挙句に勇気を振り絞って伝えたのに、
誤読じゃないかと一蹴されて、]


 ……ウッ


[恥ずかしくて居たたまれなくて、泣きたくなってきた。
誤読だったら、どんなに良かったか。一応、似たような単語の意味を当てはめたけど、最初に読んだ物以外にしっくりこなくて、つまり最初のが最適解という事になる]
(40) 2024/01/19(Fri) 22:55:25

【人】 王子 シール

[息を吐いてその場に座り込む従者に倣って>>38
台座を背にして膝を抱えて座る。
彼の言う疑問は最もで、]


 ここを訪れた探索者が一人だった場合については、
 わたしも考えた。
 それに、ここを腕試しで訪れる冒険者も居たのだろう?
 彼らが文章の出だしにあったように新成人とは限らない

 ……それに、お前のように古代魔術語が読めない者も
 居るだろう
 要件を伝えるのに、これはあまり相応しくない……
 というか、


[言いかけて途中ではた、と気付く]
(41) 2024/01/19(Fri) 22:55:53

【人】 王子 シール



 これは、わたし・・・に向けて書かれた文なのではないか?
 わたしたちの中で、これが読めるのはわたしだけだ。
 新成人に当てはまるのも、わたし

 ここを訪れる者に合わせて、ここの文章は変わる……
 いや、文字が読めない者には別の手段で伝えるのかも?
 つまり、脱出する条件が変わる、というわけだ


[どこかでわたしたちを伺っている存在が居るかもしれないと、
その可能性に気付いて思わず背筋が震えた。
あの壁に掛かった古ぼけた人物画。
あの目はこちらの台座に向けられているのではないか。
あと、二つの石像。
あれらもここを、伺っているようで]
(42) 2024/01/19(Fri) 22:57:26

【人】 王子 シール

 

 それで、わたしに課せられた試練というのが……


[膝を抱えたまま、再びずーんと重く落ち込みかけたところで、追い打ちを掛けるように従者の問いが重なる。>>39
膝頭に押し付けた顔を上げて、従者を鋭く睨み付ける]


 そっ、そんなのっ
 で、出来るわけ、っ……ないじゃ、ないかッ

 ど、同性同士でそんなの、出来るはずがないっ
 お、お前だって、無理だろう?


[他に脱出する手段があればどんなに良いか。
まだ見つからぬ方法に、一縷の望みをかけるしかなくて。*]
(43) 2024/01/19(Fri) 22:58:04

【人】 王子 シール


(いまっ、わたしはっ、
 絶望的な思いをしているというのにっ!!)


[こちらの焦りなどお構いなく、どこか飄々としているような態度と受け答えにカチンと来る。
これが大人の男の余裕か。>>45
昨日だって、わたしを娼館に連れ込もうとした時も、何だか楽しそうにしていたな。
しかも今『どうて』って、]


 おっ、おまえっ!!
 主に対して今、無礼な事を言おうとしたなっ?
 
クッ、子どもだと思って…ッ



[大体12歳の頃から一緒に過ごしていて、わたしの周りに女ッ気一つない事は承知しているだろうに。そして、怖がらせるためにキツく睨み付けたのに、まったく堪えないどころか、軽く笑い返されて>>46]
(47) 2024/01/20(Sat) 0:05:50

【人】 王子 シール

[おまけに、]


 えっ……男同士でも多分いけるって……、
 
そんな……


 いくら成人の儀だからって……いや、これはもう
 悪戯魔法使いの悪だくみか。悪趣味め。

 というか、男同士で良かったって、何?
 お前が女だったらわたしが困るって、なんだ?


[何が良くて何が困るのか、もうさっぱりわかんない。
そして、わたしがこれだけ精神的に追い詰められているというのに、余裕ぶっこいてる風な従者の態度も気に食わない。いや、この状況においてはむしろ、頼もしいと見るべきか。
ってか従者が近づいて耳元で囁いた内容に、卒倒しそうになった。>>46]
(48) 2024/01/20(Sat) 0:06:55
王子 シールは、メモを貼った。
(a2) 2024/01/20(Sat) 1:00:32

【人】 王子 シール

[今朝、宿屋で目を覚ました時は二日酔いで最悪の気分だったけど、今の状況よりは遥かにマシだったかもしれない。風呂に入って使ったアロマの香りは、ほんの僅かだか髪にまだ残っているのに、今となってはひどく遠い昔の出来事のように思える。

朝食のウサギパイは絶品だったなぁ。
あの後、二人で街を散策したのも楽しかった。あぁ、あの頃は幸せだった……ね]


 …………。


[今は台座に背を凭れるようにして、体育座りしている。
出口が見えぬ石造りの玄室で。
何故このような事態になったのかと、境遇を嘆いても仕方がない。
何もしなければ、わたしたちはここで朽ち果てるしかない
…───やはり、ここから出ないと。]
(58) 2024/01/20(Sat) 9:37:42
王子 シールは、メモを貼った。
(a3) 2024/01/21(Sun) 0:13:34

【人】 王子 シール

 

 ……それで、
 もし、わたしが試練に挑むのを拒んだら、
 ここで、わたしと共に朽ち果てても良い…と?


[騎士からそれを聞いた時は、思わず目を瞠ったが、
要はそれだけ本気なのだと知らされて]


 ……ありがとう。
 お前のような者が仕えてくれて、
 わたしは果報者だ。

 だが、わたしの望みはここから出る事だ。
 それに、お前のような騎士をこの場で死なすには惜しい。


[そうして、二人でこの部屋から出ようと決めた。
この部屋で起きた事、見知った事は出た後ですべて忘れる事、
無かったことにする事。それらを条件にして、…───ただ、]


 そうした覚悟があった事は覚えておく。


[胸に刻む。立てた誓いと共に。
騎士へ寄せた信頼と、騎士からの忠誠心は決して変わらないと。*]
(59) 2024/01/21(Sun) 22:42:18
王子 シールは、メモを貼った。
(a5) 2024/01/21(Sun) 22:51:35

王子 シールは、メモを貼った。
(a6) 2024/01/21(Sun) 22:53:02