人狼物語 三日月国


114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】

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視点:


【人】 魔剣持ち ヘイズ

ー昨日・噴水広場ー

バラニの語ってくれる勇者の話を聞いていた。
彼の語る勇者の人となりはまるで見てきたようで。
そういう設定だと理解しつつ、勇者の実像について納得させるだけのものがある気がした。

「僕が聞いたことがあるのは魔王討伐の話周りくらいでしたけど…
 そうですよね。勇者も人間だったんだし、僕らと同じように楽しんだり、
 悩んだりしてたかもしれないですよね。
 人間、ですもんね。」
(3) 2021/12/10(Fri) 6:16:17

【人】 魔剣持ち ヘイズ

腰の魔剣に手を当てる。今は少し変わった装飾の剣にしか見えないけれど。剣も振るえない自分の元になぜ来たのだろう。
いや、剣は練習すれば振るえるようになるかもしれないけれど。

「はい。僕がこれを持ってる事には何か意味があるはずです。
 最初は厭わしかったけど、今はそう感じるようになってきました。
 どう扱うかは僕次第、ですよね。

 …うん、ありがとう、バラニさん。すごく参考になりました。」

付け加える質問はもう、特にはない。だから、少し気分が晴れやかになるのを感じつつ、そうお礼を言った。それから、ポルクスにももう一度。
心置きなく祭りを楽しめそうだと思って、その場を後にした**
(4) 2021/12/10(Fri) 6:17:00

【人】 魔剣持ち ヘイズ

ー祭りの日・向日葵ー

裏町ではなさそうだけれど、町外れと言っても差し支えなさそうな2階建ての骨董品店。
祭りの日ではあるけれどまだ割合に早い時間。
ラヴァンドラさんを探すのは道すがら。
ポルクスからの紹介で地図を片手に訪れたら、店主だという女性の姿はあっただろうか。

「こ、こんにちは。イクリールさんはいらっしゃいますか?」

中に入れたら、辺りを見回す。マジックアイテムばかりというわけではなさそうだけれど、珍しいものはとにかく多い。魔力のなさそうな雑貨でも、面白い。

「あの、ここって銀貨は使えないんですよね。
 …見てほしいものがあって、持ってきました。
 代価になるか見てもらえませんか?」
(5) 2021/12/10(Fri) 6:36:05

【人】 魔剣持ち ヘイズ

テーブルに置くのは指先ほどの大きさのスタールビーのブローチ。山賊達のアジトで持ち出した銀貨の袋の中に紛れていた、高価だけれど何の変哲もない装飾品だ。

…裏にこのあたりの子爵家の紋章が刻まれていて、下手な場所に売れないという事を抜きにすれば。

「どう、でしょうか。」

不安げに上目でうかがっていたところ、店内を動く銀色のスライムらしきものが見えて

「わっ!これ…魔法で動いてるんですか?」

やっぱりすごいな、魔法。そう思った。

これ、何で出来てるんだろう、とふと思い、尋ねた。**
(6) 2021/12/10(Fri) 6:36:33
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。
(a1) 2021/12/10(Fri) 6:40:59

【人】 魔剣持ち ヘイズ

ー向日葵ー

店主の女性は物腰柔らかで、確かにポルクスから聞いていた通り美人だった。その正体まで悟ってはいなかったけれど、これも話通り普通の通貨でやり取りをしていないと確認すれば、「普通の人間ではないのかな」くらいの当たりはついた。

もっとも、ポルクスの紹介する人だから警戒はしなかったけれど。

「…どうでしょうか?」

自分が盗んだものでないと言え盗品には違いない。
あるいは、と思ったけれど、ここでも引き取ってくれるのは難しそうだと知ると、落胆を隠せなかった。

ただ、それとは別に思いがけない収穫を得た、と直後に理解する。

「へっ?あ、そうだったんですか?
 僕の地元だと、鉛を掘った時に出てくるんです。

 えっと、このお店にあるものなら、何でもですか?じゃあ…」
(21) 2021/12/10(Fri) 12:16:20

【人】 魔剣持ち ヘイズ

それなら改めて何か珍しそうなマジックアイテムを、何ならおすすめを…と言おうとして。

(違うだろ)

(お前の欲しいものはそうじゃないだろ)

声が聞こえた気がした。*
(22) 2021/12/10(Fri) 12:17:01
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。
(a10) 2021/12/10(Fri) 12:26:19

【人】 魔剣持ち ヘイズ

ー向日葵ー

「いえ、いいんです。
 実際、ちょっと面倒なものなので、ブローチは
 紹介してもらった方で片付けます。」

イクリールさんがどれほどカタギかは知らないけれど、迷惑を掛ける訳にはいかない。
続く答えには、多分目に見えて目をきらきらとさせただろう。

それに呼応するかのように、魔剣の魔力が膨れ上がり、マグマの泡のようにぼこり、と弾けただろうけど。

もし魔剣の事を言葉巧みに言われたら、あるいは迷ったかもしれない。ポルクスとバラニに会う前だったら。

「は…はいっ!もちろんですっ。
 というか、そのためにアルブルクからエオスまでやって来たようなものなので…」

思わず本音が漏れた。*
(34) 2021/12/10(Fri) 17:51:36
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。
(a21) 2021/12/10(Fri) 21:20:14

魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。
(a37) 2021/12/11(Sat) 1:52:35

魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。
(a41) 2021/12/11(Sat) 11:09:59

魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。
(a52) 2021/12/11(Sat) 18:24:54

【人】 魔剣持ち ヘイズ

ー祭1日目・市場街ー

向日葵での一時は、長かったような、あっという間だったような。出る頃にはきっとそれなりの時間だったはず。

ひとまず、紹介してもらった裏街でブローチは換金した。
やはりというか、足元は見られたけれど、とにかく売り捌いてしまうのが大事だったから、構わなかった。
銀貨にして十数枚か、二十枚に満たない程度。叩き売りに近いけれどこんなものだろう。

で、ようやく肩の荷が一つ降りたので祭りの散策に来ている。
(145) 2021/12/11(Sat) 18:47:11

【人】 魔剣持ち ヘイズ

後の目的と言えば、一つはサダルの店での受取。
いつでも構わないが、行かねば。

もう一つはラヴァンドラさんとの約束。
時折道行く、地元の魔術師とか、魔術関係の品物を取り扱っていそうな人に彼女の所在を尋ねたりしつつ、街行く人や品物を眺めていた。

そこまでかっちりした約束ではないし、あるいは他の人に出会っても、それはそれで楽しいもの。祭りの最中だからこその旅の醍醐味。そう思いながら**
(146) 2021/12/11(Sat) 18:49:07

【人】 魔剣持ち ヘイズ

(それにしても)

彼女>>150が勇者と魔王の戦いに因縁ある人だとは知るよしもなかった。
再び身につけた魔剣グラムベルクも、今はあの湧き上がるマグマのような魔力の滾りをひそめている。

自分には、勇者の素質はない。
仲間と共に、みんなのために。そういうことはきっとできない。

それに、魔王を共に倒すような仲間も、作ることはないだろう。
目的のために一時誰かと手を組む、せいぜいそこまで。
だから、きっと勇者の資格はない。

自分が戦うとしたら、それは自分の欲のためだ。
それでも…自分の欲する通りに行動した結果、巡り巡って他人のためになる事はあるかもしれないけれど。
(163) 2021/12/11(Sat) 19:53:30

【人】 魔剣持ち ヘイズ

たとえば、魅力的な人…

そう。それこそイクリールさんをもう一度抱くために

伝説の秘宝が必要だと言われたら。

地底の迷宮を踏破しなければならないとしたら。

知略を絞って賢者の試練に挑まなければならないとしたら。

きっと僕はやるよ。
それは、どんな手を使っても、成し遂げたいと思う、と思う*
(164) 2021/12/11(Sat) 20:07:52

【人】 魔剣持ち ヘイズ

(もっとも、息張ってみても、そのための力が
 どうしたって全然足りないんだけど)

賑わう町中、ふとついた溜息は、雑踏にかき消えた*
(165) 2021/12/11(Sat) 20:10:59

【人】 魔剣持ち ヘイズ

―祭1日目 裏街「人形屋」―

「こんにちは。店主さん…います?」

結局、大金を持ち歩いたまま過ごすというのは少し落ち着かないこともあり、先に件の店への支払いに来ていた。

裏街はやはり危険だけれど、少し気もそぞろな雰囲気もある。
ただ、この店はなんだか少し雰囲気も違っていた。

「お金持ってきましたが…」

もし店が開いていて店主がいつも通りいても、様子がおかしそう>>169なら、恐る恐る声をかけたはず*
(178) 2021/12/11(Sat) 21:16:04

【人】 魔剣持ち ヘイズ

―祭り1日目 裏街 「人形屋」―

「ええ、昨日以来ですね。」

店主の少女>>185には心なしか疲労感が見られたけれど、彼女の昨日の事情まで知るわけではない。
それに、実のところ彼女の事情に深入りする立場でもない。

彼女というよりは、他の子達と彼女の立ち位置の違いとか、そういう事は気になったけれど。

「えっと、これを。
 色を付ける分のアイテムはないので、約束通り、銀貨二袋半です。
 どうぞ。」

どす、どすと重たい音を立ててテーブルに一掴み分の銀貨がぎっしり詰まった皮袋を2つと半載せる。ブローチの売却分と合わせて、きっちり有り金の半分出した。
店主が指を鳴らして現れた子に、視線を向け、説明を聞いた。
(212) 2021/12/11(Sat) 23:23:01

【人】 魔剣持ち ヘイズ

「…お、おおう。
 確かにお伝えした通り、だと思います。
 戦闘もそこそこできるんですか?それは、すごいな…」

これは、本当にうかうかしていられなそうだ、と妙な危機感を抱いた。本当に魔剣を持っているだけになってしまう。

もっとも、一番に目を引かれたのはやっぱりたっぷり膨らんだ胸のあたりだったけれど。それからそう、下着のままではよくわからないけれど下半身と。

後は、感情や知性を感じない曇った瞳。

差し出された契約書を受け取る間も、そこは気になった。
(214) 2021/12/11(Sat) 23:23:21

【人】 魔剣持ち ヘイズ

「…えっと。扱いは、普通の人と同じで構わないものですか?

 ……はい。これを。確かにサインしました。」

そうして、彼女(?)の前に立ち、目を見つめる。

「君の名前…うん。今は曇ってるけど、緑の綺麗な目。

 今日から君の名前は『ベリル』。

 …よろしくね、『ベリル』。」

そう告げて、彼女の反応を待った*
(216) 2021/12/11(Sat) 23:24:13

【人】 魔剣持ち ヘイズ

―祭り1日目 裏街 「人形屋」―

ベリルについての説明は、簡潔でよく理解できた。

「なるほど。僕がもし死んだらベリルも、って事ですね。
 分かりました。今の話、確かに覚えておきます。」

名前を呼ぶと、さっきまで曇って視線の定かでなかった瞳に、確かに光が宿る。丁寧な、はっきりとした返答に目を見開いた。

「う、うん。僕はヘイズレク。ヘイズでいいよ。
 今日からは僕が君の御主人様…になるから。
 きちんと言うことを聞いて…は大丈夫そうかな。

 えっと。もう少し砕けた話し方でも大丈夫だよ?」
(231) 2021/12/11(Sat) 23:57:54

【人】 魔剣持ち ヘイズ

どうもマスターとしての自覚が足りないのは自分のほうかも、と思わないではなかったけれど。

服の事は、少し考える。

「…そうですね。この場で引き取る事になるんでしょうけど。
 でも、祭りはまだあるし、宿の部屋に残すのは悪いし。
 いや、でもそれはどうとでもなるか…

 …うん。すみません、ベリルに服を着せてください。」

一度宿に戻るつもりで、そう告げた**
(232) 2021/12/11(Sat) 23:59:14

【人】 魔剣持ち ヘイズ

―祭り1日目 裏街 「人形屋」―

「そっか。…うん、そう言ってくれるのは嬉しい。
 でもまあ、今日は僕もずっと宿でいるよ。
 君の、ベリルの事もきちんと知りたいし。」

健気な言い分に、逆にやっぱり放っておくのも申し訳ないな、と思い直す。それに、店主の言った事もある。
契約の安定。体液を与えるというのは、そういう事だ。

「着替えたら宿の部屋に行こう。そこでゆっくり話と、契約の安定化をしたい。」

ベリルが着替えるのを待っていた…けれど、装いはなんたか自分の想像を超えていた。
なんていうか、なんかすごかった。
(235) 2021/12/12(Sun) 0:35:53

【人】 魔剣持ち ヘイズ

「ミニスカートの…これ、貴族の屋敷とかのメイド服?
 (えっちだ…)

 うん。じゃあ、行こうか。
 店主さんの方も、お世話になりました。」

彼女にそう告げて、ベリルを連れて店を出る。
町中でメイド服は少し珍奇にも感じるけれど、祭りの最中だからさして気にはされず。

酒場の2階、宿泊しているベッドと机、椅子くらいの簡素な部屋にベリルを通す。自分はベッドに、ベリルは椅子に促す。

「えっと。ひとまずそこに腰掛けて。
 今日はゆっくり話をしよう。
 君の事も知りたいし、僕の事も話さないとね。

 でも、それより先に契約の安定化だっけ。
 …いいかな?」

彼女はこの種のことの経験を、知識をどこまで知っているのだろう。それすらまだ知らないままに、問いかけた**
(236) 2021/12/12(Sun) 0:36:38
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。
(a72) 2021/12/12(Sun) 0:38:58