人狼物語 三日月国


199 【身内RP村】ラブ♡トライアングル(仮)

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【人】 結城 朔也

―― ある日の廊下で ――


  わ、 と、……


[ 特に何があった訳ではない、なんてことない日。
  ……強いていうなら、やよいを誘う次の約束のこと、
  考えてた時。

  曲がり角に差し掛かった際、
  向こうから現れた影に気付けずに、
  ぶつかってしまった。>>90

  走っていた訳でもないし、強い衝撃ではない。>>91
  しかし相手が持っていたらしいノートの山が、
  雪崩れていく音がした。 ]
 
(1) 2023/02/13(Mon) 0:14:03

【人】 結城 朔也

 

  あ、ごめんね、拾うよ……
  ……え?
  

[ まず視線が向いたのは無惨に床に散らばるノートで。
  拾おうとしゃがみこんで、
  ――相手の言葉が止まって初めて、
  彼を見上げて、誰であったのか認識したんだ。>>91 ]


  あ……

  ……えっ、と、愛智くん、だよね
  やよいのクラスの


[ 同じように言葉が止まる。
  動きも止まって、彼を見つめていた。

  けれどそれを誤魔化すように、
  一瞬の沈黙の後、穏やかに言葉を続ける。

  名前を知ってるの、変だった?
  やよいって名前を出したのは、
  言い訳になるかもと思ったからだけど、
  無意識に牽制、してたのかもしれない。
 ]
 
(2) 2023/02/13(Mon) 0:14:40

【人】 結城 朔也

 
[ ノートを拾って、拾った分を僕が持って、
  一緒に理科実験教室まで歩いたかもしれない。

  君が名前を知らなさそうなら、僕も名乗るだろうね。 ]


  愛智くんは、学校には慣れた?


[ そんな当たり障りのないことを尋ねる優等生仕草。

  一緒にいたくない……訳じゃないんだ。
  ただどうしたって、彼といると、
  やよいのことが頭を過ぎっていく。 ]
 
(3) 2023/02/13(Mon) 0:15:08

【人】 結城 朔也

 
[ ……本当なら、僕とやよいは
  ただの幼馴染なのだと言うべきなのかもしれない。

  摘まなければいけないものではない、>>0:51
  ……摘めと言う権利なんて僕にはないのだと、
  伝えるべきなのかもしれない。

  だけど彼にだけは、
  幼馴染であるだけなのだと、
絶対に言いたくなかった。
 ]
 
(4) 2023/02/13(Mon) 0:16:20

【人】 結城 朔也

 

[ 僕には、彼女だけの幸せを願えなかった ]


 
(5) 2023/02/13(Mon) 0:16:50

【人】 結城 朔也

 

  ……何か困ったら、やよいに聞くといいよ

  やよいは優しいからね


[ 只……そう告げたのは、
  僕に残った優しさなのかもしれない。
  どうして僕は、二人を近付けようとしたんだろう。


  尤も、逐一やよいの話を出す僕に対して、
  彼がどう思ったかは分からないけれど。
  言われなくてもそうしてる、大きなお世話?
  それも、当然だろうね 
 * ]
 
(6) 2023/02/13(Mon) 0:17:27

【人】 結城 朔也

 
[ 僕がやよいを誘って、
  翌日、君が楽しそうにしているのを聞いて。>>0:92
  そんな小さな幸せが、
  僕にとっては何より嬉しいものだった。

  「なんでもない」と誤魔化されることがあっても、>>0:94
  深く追及することはしない。
  ……彼女にだって、言いたくないことぐらい、
  あると思うから。 ]
 
(7) 2023/02/13(Mon) 0:48:00

【人】 結城 朔也

 
[ 本当は、踏み込んだことを聞いてみたいけど、

  ……でも、ね、
 ]
 
(8) 2023/02/13(Mon) 0:48:36

【人】 結城 朔也

 
[
 彼女の思いを、僕は知らない。>>0:95>>0:97


  でも君が何を思おうと、
  僕は、君のことが好きなんだ。

  ……好き、なんだよ。

  信じて、くれる?
 ]
 
(9) 2023/02/13(Mon) 0:49:12

【人】 結城 朔也

 
[ けれど思いが通じ合わないのなら、
  それはいつか綻びてしまう関係なのかな ]

 
(10) 2023/02/13(Mon) 0:49:41

【人】 結城 朔也

 
[ 僕がやよいを誘うのは、みんなの前で、ではない。
  二人きりの時とか、あるいは……秘密の連絡手段、とか?
  あったかも、しれないね。 ]


  ……やよいは、


[ 二人きり、出掛けた先。
  対面に座る君に、問い掛けた。 ]
 
(11) 2023/02/13(Mon) 0:52:30

【人】 結城 朔也

 

  愛智くんのこと、好きなの?


[ 僕が
告白
を重ねた君へ、と。 ]
 
(12) 2023/02/13(Mon) 0:53:08

【人】 結城 朔也

 
[ そう、僕はやよいに  
告白
  していた

  彼が現れるまでに、何度も、何度も。 ]

 
(13) 2023/02/13(Mon) 0:54:04

【人】 結城 朔也

 
[ これはデートだよね、と、
  自信を持って思っていることがあったのは。
  誰も知らなくなっていいこと。 ]
 
(14) 2023/02/13(Mon) 0:54:45

【人】 結城 朔也

 

[ けれどもし、君から肯定が返ってくるのなら、

  僕は……諦められるのだろうか * ]

 
(15) 2023/02/13(Mon) 0:55:41

【人】 結城 朔也

 

[ だけど僕は、知ってしまった ]


 
(16) 2023/02/13(Mon) 1:05:46

【人】 結城 朔也

 
[ ―― 僕、は、

                  ……………… ]
 
(17) 2023/02/13(Mon) 1:07:17

【人】 結城 朔也

 
[ だから、ね ]


  やよい

  今度ある夏祭り、
  一緒に、行こうよ


[
 それはきっと、愛智くんからのメッセージが

  彼女に届いた後だっただろうね


  いつもの約束と同じように、
  やよいを、誘った。

  ……そうだね、彼に誘われてるかもしれない、と、
  思った故の行動、だったかもしれないね。
 ** ]
 
(18) 2023/02/13(Mon) 1:08:05

【人】 結城 朔也

―― 数日前・結城家 ――


  父さん


[ コンコン、と父さんの部屋をノックする。
  手には、コーヒーカップの乗ったトレー。
  返事はなかったけど、
  偶に机で寝ていたりすることもあるから、
  そのまま部屋に入った。 ]


  ……あれ?
  いない、のか


[ しかしそこに父さんの姿はなかった。
  なんだ、寝てる訳じゃなかったんだ、って思いながら、
  トレーを定位置に置いて、 ]
 
(47) 2023/02/13(Mon) 20:35:25

【人】 結城 朔也

 

  わ、 と、……


[ 軽くだけれど、父さんの事務机にぶつかってしまって、
  紙束が雪崩れていく音がした。

  もしかしたらそれはわりとよくあることで、
  だからこそ、愛智くんの時も、
  ノートをすぐ拾おうとしたのかもしれない。


  これは全部父さんの仕事のものだ。
  だから――見るつもりはなかった。
  見ては、いけなかったんだ。
]
 
(48) 2023/02/13(Mon) 20:35:45

【人】 結城 朔也

 

―――― え……?


 
(49) 2023/02/13(Mon) 20:36:51

【人】 結城 朔也

 
[ 見てはいけない。
  そう思うのに、紙を捲る手を止められない。

  そこに書かれた名前が、よく知る名前、だったからだ。 ]
 
(50) 2023/02/13(Mon) 20:37:19

【人】 結城 朔也

 

[ それは「桧垣やよい」のカルテだった * ]


 
(51) 2023/02/13(Mon) 20:37:44

【人】 結城 朔也

―― 現在・結城家 ――


  ……ただいま


[ 今日は……やよいが家に来る日、だった。
  その時は、家に居ようと思ってたんだけど、
  僕はうっかり、図書館で寝てしまっていたらしい。
  もうやよいは帰ってしまっただろうか。父さんは――

  そう考えていると、
  やよいがそこにいた。>>46 ]
 
(52) 2023/02/13(Mon) 20:38:41

【人】 結城 朔也

 
[ 一瞬見えた、疲れ果てたような顔。
  顔色も少し悪いように見えるけど、
  そう、君は、最近少し、体調が悪そうだった。>>33
  それを見る度、心配になる。
  ……ここ数日の間に顔を合わせていたなら、
  僕の心配は大きく顔に表れていたかもしれない。 ]


  やよ、い ……


[ 笑顔を向けてくれる君は、
  心配させまいとしているのだろうか。
  その心が愛しいけれど、
  堪らなく、痛々しい。

  ――僕の目に映る笑顔は、いつものようでありながら、
  やはりどこか、無理しているように映る。

  ……それを見た僕の様子も、
  きっと、いつも通りじゃない。 ]
 
(53) 2023/02/13(Mon) 20:39:18

【人】 結城 朔也

 

[ ごめんね、僕は、知ってしまっている ]


 
(54) 2023/02/13(Mon) 20:39:55

【人】 結城 朔也

 

[ 君の手を取ることくらいは、
  もし幼馴染であるだけであっても、許されるだろうか ]

 
(55) 2023/02/13(Mon) 20:40:31

【人】 結城 朔也

 

  やよい、

 
(56) 2023/02/13(Mon) 20:41:00

【人】 結城 朔也

 

  ……………………


 
(57) 2023/02/13(Mon) 20:41:32

【人】 結城 朔也

 

  明日の夏祭り、楽しみだね


[ 言えたのは、それだけ。 ]
 
(58) 2023/02/13(Mon) 20:42:25