人狼物語 三日月国


255 【身内RP】猫様としもべのもしもの夢【R18G】

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視点:


月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
XXXが無残な姿で発見された。

伝承は真実だった。異形の刃を持つ魔物“人狼”は、確かに存在するのだ。

もはや村人たちに猶予は無い。早く人狼を見つけ出し、処刑しなければ。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ない……。

現在の生存者は、◯◯◯、マオ、レグナの3名

マオは、レグナからもらった満月の髪飾りを今でも大事につけている。
(a0) 2024/04/10(Wed) 5:48:06

【置】 救いなんていらない マオ


マオが可愛がられたがりなのは
自由な仙人として生きながらも、性質が猫のままだからだ。

捨てられて傷を負った黒猫が、拾われて
とっても大事に育てられてきたのだから。

集団生活をしていた時だって、遊んで、ごはんをくれと
いろんなひとにねだっていた。
面倒見の良いレグナには特にしもべ扱いが顕著だったけれど
一緒に時を過ごすうちに、情を抱くようになった。

でも、愛してほしいと思うようになったきっかけは些細なことだった。はじめて人と喧嘩をして、嫌われたって思って、それは嫌だって気づいた。
レグナの怒った顔、苦し気な顔、刺すような瞳がくるしくて。

嫌いにならないでって愛してほしいってわがままを言った。

しょうがないなと涙をぬぐってくれて
レグナの思う愛のかたちを教えてくれた。

──マオには知らなかった愛を知ったのだ。

これは猫のする、子孫を残すためのものとはすこし、ちがう。
あこがれる人間のする、
なのかもしれなかった。
(L0) 2024/04/11(Thu) 5:19:40
公開: 2024/04/11(Thu) 5:20:00