人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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極夜の季。異形の刃が朱に染まれば、月の女神が蒼ざめる。
地上の民は怯え、惑い、鋭き刃に蹂躙される。
女神はただただ無力を嘆き、涙を零すのみ。

――三日月国の伝承

【人】 Restaurant Madam March Hare

――たとえば、走るうさぎを追いかけて、不思議な穴に落っこちて。
大きくなったり小さくなったり、おかしなレースをしてみたり。
そんな物語を夢見たことも、おかしくって笑ったことも、きっと誰もがあるはずだから。

次は何があるんだろう。どんな事が起きるんだろう。
ときめいたいつかの気持ちを少しでも届けられるようなお店を、作りました。
(0) 2023/03/01(Wed) 0:28:24
店長 アンが参加しました。

【人】 店長 アン

[そんな気取った文言の書かれたショップカードを、戯れに手の中でくるり。
 ちょっと気恥ずかしいから作り変えようかな、と思っても、気に入っているのも事実で、結局カードケースに戻してしまう。
 まだ印刷分がそれなりに残っているし。]

……さて。
そろそろ時間かな。

[バックヤードを出て、入り口にかけてある兎シルエットのプレートを裏返す。
 CloseをOpenにすれば、今日も一日がはじまる**]
(1) 2023/03/01(Wed) 0:33:55
2023/03/01(Wed) 0:41:46

店長 アンは、メモを貼った。
(a0) 2023/03/01(Wed) 0:45:10

パイ焼き ゲイザーが参加しました。

【人】 パイ焼き ゲイザー

[これは、速崎璥が高校生だった頃の話。
 料理部の学期末パーティーの時に、高校生速崎はその伝説を作った。]


  私はスターゲイジーパイ作るね!


[ある部員はあからさまに嫌な顔をし、ある部員は「やべーわ」と嘲笑し、ある部員は「ここ日本だから!」と叫び、ある部員はよく分からないけれどなんかすごいものを作って貰えるらしいことに期待して頷いた。
 顧問の教員は「とりあえずやってみなさい」とだけ促した。 
 そして、
速崎は本当にスターゲイジーパイを焼き上げた。
]
(2) 2023/03/01(Wed) 7:25:37

【人】 パイ焼き ゲイザー


 ほら、イイ感じでしょ?
 イワシのワタをちゃんと抜いてキレイに洗えば、
 マズいとか生臭いとか全然ないんだよ。


[したり顔ですらなく、さも当然と言わんばかりの調子でこう告げる速崎だったが、実際、パーティーに出されたこのパイは「食べると美味しい」と評判になる。
 これ以来、スターゲイジーパイメニューを堂々と貫いた速崎には「ゲイザー」のあだ名がつくようになった。

 なおこの件は、大学進学後に『Madam March Hare』にバイト志望として履歴書を持ち込んだ際の自己アピール欄に、
【良質なスターゲイジーパイを作れます】
の一文という形でも書き記された。
 「速崎(ハヤサキ)」の苗字が読みにくいとか紛らわしいとかの事情もあり、速崎本人は大学でもバイト先でも、この伝説の「ゲイザー」のあだ名で呼んでくれていいと周囲に話してはいたのだが――]
(3) 2023/03/01(Wed) 7:29:15

【人】 厨房担当 ゲイザー

[そんなゲイザーこと速崎璥は、今では『Madam March Hare』に正社員として勤務している。
 通し出勤の厨房担当として、ランチメニューの仕込みをこの日も行っていた。

 スモークサーモンとほうれん草を加えたトマト風味のクリームソースを、もちもちとした食感のタリアテッレと合わせれば、本日のランチタイムのパスタメニューのひとつが出来上がる。**]
(4) 2023/03/01(Wed) 7:40:37
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a1) 2023/03/01(Wed) 7:46:01

厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a2) 2023/03/01(Wed) 7:50:34

厨房担当 マシロが参加しました。

【人】 厨房担当 マシロ

 

 
[ 美味しい食べ物ってさ、良いよね。
  それが誰かの心のこもった手料理ならもっと最高じゃん?
  手間暇掛けて作ったご飯を、ささやかでも微笑みながら
  食べてくれるだけで幸せな気持ちになれるもん。

  あ、せっかく食べて貰うなら、そりゃ出来立てだよね?
  ……お皿に乗ったまま一口分も減ってない料理は
  "もう"見たくない光景だし。

  人と会話しながら食べるご飯は味がするのに
  ひとりで食べるご飯は、静寂の空虚な味がする。
  だから私、今このお仕事、すっごく気に入ってるんだ ]
 



 
(5) 2023/03/01(Wed) 8:15:29

【人】 厨房担当 マシロ

 ― 『Madam March Hare』 店内 ―


[ 白いパフスリーブのブラウスに、黒のタイ。
  店名にもある"うさぎ"らしく髪を白リボンで結って
  膝下丈の黒スカートをぱん、と気合を入れるため一叩き。
  最後は貸与されている黒エプロンを身に付ければ
  出勤準備は完了、ランチタイムへの準備は万端だ。 ]


  おっはようございまーす!
  さ、今日も頑張っていきましょ〜っ


[ 既に出勤している同僚がいるなら、挨拶をひとつ>>4
  後、いてもいなくても店長に。
  上司への挨拶って大事だよね〜! ]
 
(6) 2023/03/01(Wed) 8:16:03

【人】 厨房担当 マシロ


 
[ そのままオープンキッチン兼カウンターへ赴き、
  昼間用の食器や調理器具の確認を進めながら。
  昼も夜も通しもお任せあれの自分は、今日は通しの日だ。
  働き始めて三年ともなれば手慣れたもので
  合間にちゃんと料理の仕込みや準備も忘れずに。

  パスタランチが昼営業は良く注文されるから
  ミートボール付きのじっくり煮込んだボロネーゼ
  濃厚クリームソースのカルボナーラに
  海老やジャガイモ、トマトで彩ったジェノベーゼ。
  デザートの準備は──

  既に出勤済みの同僚がいるなら連携を取りながら。>>4
  ご来店のお客様が来たならば、にっこり笑顔で ]
 
 
(7) 2023/03/01(Wed) 8:18:32

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ ホール担当のスタッフは既にいただろうか。
  まだいなければホール兼任としてキッチンから出て
  既に出勤済みなら、オープンキッチンも兼ねた
  カウンター越しにお声がけ。 ]


  いらっしゃいませ!
  お好きなお席へどうぞ。


[ 大咲真白の一日は、こうして始まる。** ]
 
(8) 2023/03/01(Wed) 8:23:13
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(a3) 2023/03/01(Wed) 8:32:18

アイドル レイラが参加しました。

【人】 アイドル レイラ


[そうだね、過ぎてしまえば
まるで泡沫のようだった。

ホールに響く音楽と観客の声援。
眩しいスポットライト。
緑色に光るサイリウム。]
 
(9) 2023/03/01(Wed) 8:33:26

【人】 アイドル レイラ



みんな、今まで応援してくれて
本当にありがとう!!
私たち「ピュアマーメイド」は...
この3月を持って解散します!

 
 
(10) 2023/03/01(Wed) 8:35:20

【人】 アイドル レイラ

[17才、7年前の3月。

高校を卒業するより1年早く。
私は「アイドルのローレライ」を辞め、
貝沢玲羅にーーー

月並みな言い方をすれば
"ふつうの女の子"になった。]
(11) 2023/03/01(Wed) 8:37:09

【人】 会社員 レイラ

[人生には岐路がある。
何もかも手に入れられる人なんてごくごく稀で、

大抵の人はきっと、
無意識のうちに天秤にかけて
何かを得る代わりに何かを失っている。

私があの日手放したものは
たくさんあるのかもしれないけれど、
得たものははっきりしている。

そう、それはカロリーを気にせずご飯を食べられる生活。
そして自由恋愛を咎められない権利だ。

あの日華やかな表舞台から降りた私は
とは言えこうしてなに憚ることもなく
のんびり会社の事務員をやっている。**]
(12) 2023/03/01(Wed) 8:45:56
会社員 レイラは、メモを貼った。
(a4) 2023/03/01(Wed) 8:56:00

厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(a5) 2023/03/01(Wed) 9:16:47

【人】 厨房担当 ゲイザー

―『Madam March Hare』店内―


 おっはよーマシロん!
 今日も一日頑張ろうね。

[自分より少し後に出勤してきた同僚>>6に、いつも通りの挨拶を。
 ……「いつも通り」といっても、通し出勤でないこともある(休みの日も異なるかもしれない)大咲とは、昼営業で常に一緒という訳ではない。
 それでも、勤務歴三年で厨房の扱いも慣れた大咲との、仕込みや準備の連携>>7は滞りなく進む。]


( ミートボールのボロネーゼ、濃厚カルボナーラ、
  ジェノベーゼ、サーモンクリーム……
  ランチメニュー分のはこれでよし、と )


[勿論、評判のパスタランチ以外の軽食――サンドウィッチとか、季節の野菜を用いた単品のサラダとか――の準備だって抜かりなく。
 食後もしくは軽食代わりのデザートの準備も欠かせない。アルコールこそ今の時間は出さないものの、紅茶やコーヒーの準備だってそう。]
(13) 2023/03/01(Wed) 11:25:27

【人】 厨房担当 ゲイザー

[早速この「不思議の国の扉」を開いたお客様に、大咲が笑顔で声を掛ける>>8のを耳にしながら。
 速崎の方はまだもう少しだけ、オープンキッチンとバックヤードとを行き来しながら、開店間もないキッチンの業務に勤しむ。
 イヤーマフの耳元部、トレードマークのオレンジ色の鮮やかさは、カウンター越しの客の目にも目立って映るかもしれない。]


( あっぶな。カップ罅入ってるかと思った……。
  大丈夫だな、よし )


[そう確かめ直して元の位置に戻したティーカップとソーサーには、ワンポイントとして水色のウサギのシルエットが描かれている。
 コテコテな「不思議の国」っぽい主張のないシンプルな装飾は、店内のトランプとティーセットのモチーフの存在感にも似たささやかさ。
 それらは、造りの良い木製のインテリアで統一された内装を飾りすぎず、けれども確かに、不思議な物語へときめく童心を思い起こさせるような。きっと、そんな彩りだ。**]
(14) 2023/03/01(Wed) 11:49:25
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a6) 2023/03/01(Wed) 11:50:43

フロア担当 フィエが参加しました。

【人】 フロア担当 フィエ

(10歳になる前まで住んでいた父の祖国は、とにかく食べ物がまずい事で有名だったのだと、この国に来て初めて知った。

私にとってはそうでもなかった。クランブル、ソーセージのパイ、カレー、ポリッジオートミール、フィッシュアンドチップ…
祖母の作ってくれる料理はとにかくどれも美味しかったと記憶している。
とはいえ、世間的にはお察しだろう。

イギリス料理はまずい。
これはもう不文律だ。

そして、この話をするたびにリアルでもネットでもそう言われ続けるのは、私にとっては腹に据えかねることで、なんとかこの悪評を払拭する事こそ私の生きる道で、そのために飲食店を経営するならまずは喫茶店のバイトで経験積まないとな、なんて事で、バイト先を探していたわけだが)
(15) 2023/03/01(Wed) 12:58:10

【人】 フロア担当 フィエ

そう言えば速崎さんって、ゲイザーパイが得意>>3とお聞きしたのですが……

[アリスっぽい内装、お洒落な夜の店内、何よりイギリス料理に理解の有りそうなスタッフ。
全てが私の目指す路線に合っている…気がする。

フロアスタッフでも、ドリンクやデザートは作れたりするらしいし、経験値も上がりそうだ。

というわけで、昼は調理師学校に通いながら、主に夜のシフト中心で、バイトさせてもらうようになったのだった。**]
(16) 2023/03/01(Wed) 12:58:24
フロア担当 フィエは、メモを貼った。
(a7) 2023/03/01(Wed) 13:09:43

客 葉月が参加しました。

【人】 客 葉月

[たとえば、色とりどりのマカロン。
甘くて口溶けなめらかで優しい、ふわふわした素敵なもの。
たとえば、苺の乗ったショートケーキ。
ツヤツヤでみずみずしくて、手を伸ばさずにはいられない]
(17) 2023/03/01(Wed) 13:38:39

【人】 客 葉月

[俺にとって、“女の子”ってのはそういう存在。
そんなの好きにならない方がおかしいでしょ?

マカロンは美味しい。ケーキも美味しい。

チョコもプリンもアイスの乗ったアップルパイも。
どれかひとつなんて選べない。君だってそうでしょ?]
(18) 2023/03/01(Wed) 13:39:28

【人】 客 葉月

『Miyuki:
しね


[俺の完璧な論理に対して、返ってきた文章はたったの二文字だった]

(スタンプをプレゼントして確認……あ、ブロックされてるなこれ)

[喋るウ◯コのスタンプをプレゼントしようとしたら『お相手が既に持っているスタンプです』の表示。

アサイーボウルとサラダが主食の彼女に限ってそんなわけはないので、俺の存在ごと綺麗さっぱりブロックされてしまったのだろう]
(19) 2023/03/01(Wed) 13:40:16

【人】 客 葉月

(……はあ、ミスったな。まさかLINE見られるなんて)

[ため息を吐く。8桁のパスワードを突破する解読力が彼女にあるとは思わなかった。
サバサバしていて性に奔放で、モデルでスタイルはいいけど程よく肉付きもあって。そんなところが好みだったのになあ。

LINEを閉じて、カメラアプリを鏡代わりに起動する。今朝セットした髪はまだ崩れていない。小さく口角を上げる。女の子を怖がらせたりしないように身につけた、柔らかな笑顔]
(20) 2023/03/01(Wed) 13:40:53

【人】 客 葉月

[俺の顔は中の上だ。イケメンとはギリギリ呼べない。
見た目を最大限整えて、整えてダイエットしてよく見せるための努力を最大限して、その結果限界がここだった]

「おいデブ」「お前臭いんだよ、ちゃんと風呂入ってんの?」「こっち見んなキモい」「近寄らないで」


[耳の奥で響く声を無視して、スマホをポケットにしまいこむ]
(21) 2023/03/01(Wed) 13:41:31

【人】 客 葉月

(そうだ、帰りにあのお店に寄って行こう)

[思い出すのはあの場所。
温かい空気といい匂い。きらきらと輝く空間。
……あんな場所に彼女を連れて行けたらと思っていたけれど、それは無理みたいだし]

(可愛い女の子が好きだ)
(きれいでかわいい、ふわふわしたものが好きだ)
(それの何が悪い?みんな同じだろ、言わないだけでさ)**
(22) 2023/03/01(Wed) 13:42:10