人狼物語 三日月国


205 【身内】いちごの国の三月うさぎ

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ヤワタ4人が投票した。

ヤワタは村人の手により処刑された。

月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?

優しい光が村人たちの姿を映し出す……。人狼に怯える日々は去ったのだ!

村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

【人】 グルメライター ヤワタ

[4人分の荷物とお土産くらいなら軽自動車でも問題なくトランクに積み込める。>>2:-41
というか此方はお土産にはいちごの残りくらいしか用意できていない訳で。
宿の方にもお土産物屋はあるし、入らなければ送って貰えば良いのだ。
遠慮してほしいものを我慢するのは勿体ない。]


 やっぱりファミリー層意識だからだろうね、
 食事もぜんぶ部屋に届けてくれるみたいだよ。

 だから、チェックアウトの11時までは各自の自由ってことで。


[一緒にリザーブしているので部屋は隣同士だったが、
ファミリー向けならば防音はそこそこあるのではないだろうか。

……露天の家族風呂はどうか知らないが。]
(0) 2023/03/29(Wed) 21:00:38

【人】 グルメライター ヤワタ

[いちご農園からの道はそれぞれどのように楽しんだかが車内の話題になったけれど。
帰りは話すことがないかもしれないな。
いや惚気なら幾らでも話すんだけどね!


明日からまた同僚として働く紺色うさぎと白うさぎが
気まずくならないようにしよう、とは。
打ち合わせなしでも高野と共通認識だと思っている。]
(1) 2023/03/29(Wed) 21:01:00

【人】 瑞野 那岐

[朝食を食べて、
 少し散歩する時間くらいはあったかもしれない。
 たった一泊二日の旅行は、短くとも。
 濃厚な密度で、彼と過ごせる時間だった。

 明日からは、また日常が戻ってくる。
 帰りの車の中で、その日常の話をするのもいいけれど。

 此処は、良かったと。
 次はどこに行こうか、とか。
 寂しさを感じさせるものよりは、
 次に繋がるものを、自然と口にしていただろうか。

 彼との思い出を増やすように、一つずつ。

 そうして、硫黄の香りを嗅ぐ度に、
 きっと、この日のことを思い出してしまうだろう。
(2) 2023/04/03(Mon) 2:13:06

【人】 瑞野 那岐

[そんな、考えが過ぎったからこそ。

 旅先から戻った休み前の晩。
 ベッドの中で、彼と横たわりなら一つ提案をした。]


  ……景斗さんって、フレグランス使います?

  決まったものがなければ、
  俺が見立ててもいいですか?


[硫黄の香りを嗅いで、思い出す香りがあるように。
 特定の香りで、彼を想うのもいいかと考えて。

 俺自身は仕事中には使えないから、
 休みの日ぐらいしか使うことはないけれど。

 彼ならば仕事柄、平気かと思って。*]
(3) 2023/04/03(Mon) 2:13:50

【人】 高野 景斗

[ アラームの音で目が覚める。
 昨晩も遅くの帰宅になり、コンビニで
 出来合いのものを買って、酒を飲んで
 眠りについて。

 僅かに酒焼けした喉に炭酸水を流し込んで
 無理やりこじ開けても食欲など湧きようもない。

 それでも何も口にしないままだと、
 体も脳も覚醒を拒否するからネットスーパーで
 箱買いした野菜ジューズを流し込み、
 シャワーを浴びて出社する。

 通勤ルートの途中に、パン屋があっても、
 定食屋があっても、心惹かれる事はなく。

 出社して雑務をして、殺陣の稽古をして
 昼近くになり漸く、何か腹に入れる余裕が出てくる。

 田舎から飛び出してきて、無我夢中で
 夢への道をひた走り、寝る間も惜しんで
 生活のため働く研究生の面倒見る振りをして
 昼食に連れ出し、勢い良く平らげるのを見て
 自分も、食事に手を付ける。 ]
(4) 2023/04/03(Mon) 14:26:35

【人】 高野 景斗

[ この恩忘れません、別にそんな言葉が
 欲しかったわけじゃない。手を差し伸べたい
 気持ちがない訳では無いが、

 誰かと共に食事に来て、
 自分だけ食事をせずにいれば相手に無用な
 心配や不安を与えてしまう。

 その状況を作るために連れ出していた、
 それを知るものは既に、デビューを果たし
 テレビ、ラジオ、舞台の中だけの人間になっている。

 ――それでも時たま、感謝や弱音を口にする相手に
 自分を選ぶような後輩もいる、人への感謝を
 忘れない。それもまた業界人として成功するために
 必要な事だと思う。天狗になった瞬間に、

 その椅子は
音もなく
、消えていくものだ。 ]
(5) 2023/04/03(Mon) 14:27:02

【人】 高野 景斗

[ 午後、収録日にはラジオ局に向かい、
 当たり障りのないトークの中、
 しれっと、旬の食べ物の話題も出すが、
 それを選んで食べることはあまりない。

 週に一度から二度、あの店に顔を出す時以外は。

 仕事を終えれば、スタッフと共に、
 食事に向かう事もなくはないが、

 大抵は、自宅に戻るまでの間に
 スーパーやコンビニに寄り、出来合いを買って
 という生活だった。

 同じことの繰り返しで、恐ろしく早く歳を重ねて
 いるような気がしていた。

 それでも何かを変えようと思えるほどの、
 熱意も切っ掛けも、若さもないと、思い込んで
 ただだらりと、生きることを全うしていた。 ]
(6) 2023/04/03(Mon) 14:27:19

【人】 高野 景斗

[ そこに色を差したのが、あの日だ。

 味気ない日常にふっと湧いた悪戯心
 内緒話をするように、そっと顔を寄せて。
 名前を問われて、答えたあの日。

 あの日帰り際、良いものが見れたと
 そう言った。悪戯の行方のことではなかった事
 それは伝わらなくても当然のこと。

 良いものがみれた、
 君の良い顔がみれた

 そう伝えるには少し照れくささが勝ったものだから。


 差された色は目の覚めるような赤でも、青でも、
 黄色でもなく、黒に青が少し混じるような、
 
 優しい色。久しぶりに黒以外を見るには
 ちょうどいい、
優しい
色だった。 ]
(7) 2023/04/03(Mon) 14:28:10

【人】 高野 景斗

[ 味気ない日々に色が差したことに
 自分より先に、周りの人間が気づいた。

 なにかいいことあったんですか

 そう問われて不思議そうな表情を浮かべて
 自分で気づいてないんですかと笑われて

 例の企画のことでしょうなんて言われて
 そうだね、と曖昧に頷いて。

 自分で理由を探し当てるより、
 店に顔を出す頻度が増えたほうが、先だったが

 名前を教えて貰ったときには、理由にも
 心当たりができていた。 ]
(8) 2023/04/03(Mon) 14:28:29

【人】 高野 景斗

[ 会うたびに一つ知り、二つ知りたくなり。
 よそ行きの顔ができなくなって。

 会わない日々を数えるようになり
 気持ちが抑えきれなくなって。

 撥ね付けられる事がないから
 欲に際限がなくなって。

 二人で過ごすことのできる日々が増えて
 好きと伝えてもいい関係になっても
 思いは尽きるどころか、増す一方で。

 今日もまた、知らない事を一つ埋めて
 ほくそ笑んで。 ]
(9) 2023/04/03(Mon) 14:28:49

【人】 高野 景斗

[ 旅行から帰った後の日常。
 一年前と比べれば、全く違うが、ここ最近と
 銘打てば、そう変わりはない日々だった。

 アラームの音で目が覚める。
 昨晩も遅くの帰宅になったが、作り置きの
 おかずと、タイマー機能で炊いた米、
 春キャベツはレンジで軽く熱を加えて
 塩昆布とごま油で和えて。

 ゆっくり食事を楽しんだ後、入浴して
 眠りについて。

 目が覚めたら、炭酸水を流し込んで
 体と脳に覚醒を促して、コーヒーマシンの
 スイッチを入れ、トースターにパンを押し込み
 顔を洗って、歯を磨いて、昨晩の残りと
 マーガリン、いちごのジャム、を塗ったパン、
 粉末のスープ、で軽い朝食を取り、出社する。

 通勤ルートの途中のパン屋には、
 帰りによく寄るようになった。
 ここの食パン、彼も気に入っているから。
 明日の朝食は、これに決まりだ。 ]
(10) 2023/04/03(Mon) 14:30:12

【人】 高野 景斗

[ 翌日は休みだと連絡を取り合って
 彼を迎えにいく事にも、随分慣れた。

 
――従姉妹殿の、あたたかい目線にも。


 寝坊しても構わない日の前の晩、
 提案を受け、少し考えるように顎に手をやり ]

 唐突だね?
 いくつかあるけど、特にこれってのは
 決めてないな。

 君が見立ててくれるの?
 じゃ、君のは俺が見立てようかな。

[ 君の場合は職業柄、仕事中に使うことはないだろうけど
 まず間違いなく、その香りに触れる回数は、
 自分が一番多いと自負しているし。

 自分が使うとしても、相手もそうなるだろうから
 君が見立てる、なら少なくとも君にとって
 良いと思えるものを選んでくれるだろう。

 長く使えるようにオーダーメイドにするのも
 良いかもしれない。 ]
(11) 2023/04/03(Mon) 14:30:39

【人】 高野 景斗

[ 君が家に泊まる時、
 浴室から出てきた時なんか特に、

 自分と同じシャンプーの香りがしたりして
 密かに、どきっとしているのは、

 まだ言っていない。伝わってはいそうだが。

 なにせ浴室から出てきた後、
 必ず、短い時間でも、ぎゅうと抱きしめているので。

 そんな君が、俺の選んだフレグランスを纏う
 というの、なんだかとても、らしいことをしているように
 見えて、胸が踊ったものだから、

 乗り気、という返事をして。* ]
(12) 2023/04/03(Mon) 14:31:01

【人】 グルメライター ヤワタ

[ドライヤーの当て方は今度練習させてもらうことにして、
本人に任せて自分だけ先に部屋に戻った。
受付に内線をかけて食事と同時に布団も用意してほしいと伝える。

下膳に関しては食器を纏めて部屋の外のワゴンに積んでおけば回収してくれるらしい。
いつ仲居が訪れるか気にしながら抱き合うのは避けたかったのでありがたい。

食事はメインが鍋で刺身に茶碗蒸し、小鉢もいくつか。>>2:-43
真白の希望によっては刺身は部屋つきの冷蔵庫に一旦置かせて貰って、鍋用の電磁調理器の電源も切っておく。
畳の続き間に布団も並べてもらっているから、後は朝まで誰にも邪魔をされることはない。*]
(13) 2023/04/03(Mon) 16:52:21

【人】 瑞野 那岐

[枕に頭を凭せ掛けながら、
 思案に老ける彼の様子を眺めてた。

 唐突、と言われればそうなのかもしれない。
 だけど、自分にとってはあの旅行から戻った時から、
 考えていたものでもあったから、そう?と緩く笑みを添えた。]


  香りがあれば、いつも傍に居るような気がして。


[寝転がりなら、彼の髪を撫でる。
 風呂上がりにするシャンプーの香りも好きだけど、

 時間と場所よって変わるフレグランスはまた、
 違ったあなたを引き立たせてくれるだろうから、
 それも楽しみの一つ。

 自分が選んだ香りを纏わせながら、仕事に行く彼も。
 なにかの合間に、自身を思い出してくれたら。]
(14) 2023/04/03(Mon) 21:41:57

【人】 瑞野 那岐

[名乗りを上げれば、彼からも見立ての注文が入って。
 笑いながら、いいよ。と応えた。
 考えつく先は、同じなのかもしれない。]


  仕事中は付けられないから、休みの日だけ。


[それは、同僚も従姉妹も知らない香りになるだろう。
 だとするなら、彼と並んだときに、
 噛み合う香りがいいだろうか。

 選ぶといいながら、あまり詳しくはないけれど。
 彼に送りたいものは、いくつか検討がついていたから。

 オーダーメイドという話が、
 そういうものもあるのか、と感心しただろう。

 それはそれで、互いにまた作ることにして。]
(15) 2023/04/03(Mon) 21:42:14

【人】 瑞野 那岐

[季節は春から梅雨へ、梅雨から夏へと移り変わる頃。
 旅行のときに、話していた蛍も>>+186
 そろそろ見頃の季節がだろうか。

 師範代だという祖父は彼に厳しいのだったか。

 その話をするときだけ、彼の表情が、
 いささか強張ったようなものになったのは、
 無意識に祖父を思い出していたのかもしれない。

 家族仲が悪いわけではなさそうだけれど。
 その話も、これからは耳にする機会もあるかもしれない。

 風呂上がりに、いつも。
 彼が自身を抱き寄せるのが癖になっているみたいに。

 隣に寝転ぶ彼に、寄り添うように身を詰めて、
 まだ眠る気配のない彼を下から見上げるのは俺の癖。]
(16) 2023/04/03(Mon) 21:42:38

【人】 瑞野 那岐

 

  ……蛍を見に行くの、
  景斗さんのお爺さんの家の近くがいいな。



[寝転がりなら、ふわりと柔らかく笑って。
 少し、無茶な注文をしただろうか。

 難しいと言われたらなら、ごめん、と笑って。
 もし、彼も頷いてくれたなら、少し具体的な話をして。

 今日も彼の腕の中で、眠りにつく。]
(17) 2023/04/03(Mon) 21:42:58

【人】 瑞野 那岐

[休みを合わせた休日に、彼を引き連れて、
 デパートへ足を運んだ。
 男性だけでは、少し足を運びにくいかとも考えたけれど、
 やはり種類を求めるなら、場所を選んだほうがいい。

 いくつかの店を周りながら、
 今度はやっぱりオーダーメイドにしようと、彼が言うから。
 その時ばかりは、笑って頷いただろうか。
 ひと目につく所に連れてきてしまったことに、
 少々申し訳なさを感じながら、いろいろな香水を試して、

 ようやく選んだ香水は、どこか彼を思わせる。
 黒いシックな容器のもの。

 最初は情熱的な獣のような匂いすらするけれど、
 少し時間をおけば、フローラルな香りも混じって
 格段にマイルドな印象になる。

 何より、香りを試した際に店員の人が教えてくれた
 名前の由来がとても気に入ったものだから。]
(18) 2023/04/03(Mon) 21:43:14

【人】 瑞野 那岐

[俺にとっての日常は、優しく穏やかなものだった。
 日々代わりになく過ごすことに、不満はなく。
 慣れた道を通り抜けて、店に向かい。

 毎日のように顔を合わせる同僚たちと、
 今日はどんな料理を作ろうか。と、
 少しの不安と、半分以上の期待に胸を膨らませ、
 お客様に喜んでもらえるようなサービスを考える。

 そんな一日一日は、大した不満はなく、
 過ごしていたものだったけれど。

 ときに失敗をした夜もある。

 疲労した身体をなんとか家まで運んで、
 熱いシャワーで洗い流して、
 気持ちを切り替えようと、取り出した缶ビール。
 
 話し相手はいないから、AIシステムから流れる
 ラジオが耳の拠り所だった。]
(19) 2023/04/03(Mon) 21:43:59

【人】 瑞野 那岐

[同じ月を見ていても、
 どこか遠いもののように思えいてた世界。

 決して混じり合うことのないだろうラジオの向こう。
 それが、あるとき。

 不意に目の前に形になって現れた。

 こんなこともあるのか、なんて驚きが一番近くて。
 常連として見慣れていた姿が、一気に身近に感じた。

 
あなたの声が好きです。


 いきなりそう告げてもきっと驚かれるだろう。
 距離感は保ったまま、それでもいつか。
 伝えられたらと思っていた日々はあっという間に過ぎて。]
(20) 2023/04/03(Mon) 21:44:15

【人】 瑞野 那岐

[俺が伝えるよりも早く、彼が一歩踏み込んだ。

 好きなタイプを聞かれたときに、
 ふと頭に思い浮かんだもの。

 今思い返してみれば、少し恥ずかしい。

 だけどきっと、その時から、大切だった。
 優しくて穏やかな声を、聞いた日は。
 あの月を探した夜を思い出す。
 
 一人でいても、どこかで繋がっているような。
 ひとりじゃないと、思わせてくれた声が確かに
った。]
(21) 2023/04/03(Mon) 21:44:35

【人】 瑞野 那岐

[今は、一人ではなく、隣に貴方がいる。
 一人じゃないと教えてくれた貴方が。

 二人で過ごすことの心地良さを、
 大切な人が居ることの強さを教えてくれる。

 夏に近づいた帰り道、数歩先を進んで、
 彼が追いついてくるのを待つ。

 再び隣にならんだら、プレゼントを持っていない手を
 伸ばして、小指だけを絡めるように少しだけ繋がって。]


  ……もうすぐ、夏ですね。


[『なんでもない』ことを、
 さも日常に溶かすように口にする。

 なんでもないことが特別なように、一日一日を過ごして、
 これからも、ずっと貴方と過ごせていけるなら――。]
(22) 2023/04/03(Mon) 21:44:56

【人】 瑞野 那岐




[     ―――それは、最高の『なんでもない日』。**]



 
(23) 2023/04/03(Mon) 21:45:15

【人】 高野 景斗

[ 人は一人で死ぬものだ。 
 その考え方自体は大きく変わっていない。

 無理心中したところで、その死体が
 引き上げられたら、個と個で。

 同じ棺に入ることも、なければ
 あちらで再会できる保証も一つもない。

 だから、
ひとりでいい


 だから、ひとりが
こわい


 相反する思いはいつまで経っても
 解決することはない。それでも、その声が
 その存在が、怖さを消し去るほどの愛しさを
 教えてくれるから。 ]
(24) 2023/04/03(Mon) 22:48:40