人狼物語 三日月国


109 毒房のその先で

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視点:


貴戸 高志2票
鏡沼 創1票

処刑対象:貴戸 高志、結果:成功

後追死:闇谷 暁(絆相手:貴戸 高志

[犠牲者リスト]
該当者なし

決着:人狼の勝利

【恋】 探偵 闇谷 暁









穏やかに眠る貴方の頬に、そっと唇を落とす。
久々の夜更かし。互いに散々求め合った後。

自然とあなたの目が覚めるまで、起こすことは無い。
(?0) 2021/11/27(Sat) 0:18:08

【人】 探偵 闇谷 暁




朝───というよりは、昼に近い時間帯。

す、す、す……とゆるやかに寝室の襖が開き、
跳ねた寝癖、乱れた衣服のまま
壁に身を委ねつつ廊下を歩く男の姿がある。
闇谷暁(寝起きフォルム)だ。


「りょ……かがみ、ぬま……、
 ……………風呂………………めし……」


一先ずシャワーを浴びたい。
その後に食事を用意する。

そのような意図の言葉を吐きたかったが
喉は掠れているし、何より半分くらいまだ夢の中。

「…………」

くあ、と欠伸をひとつ。
ずるずると風呂場に向かっていった。

朝兼昼ご飯が用意されるまで、
まだ時間が掛かりそう。
(0) 2021/11/27(Sat) 0:19:12
闇谷 暁は、寝起きが悪い。今は比較的規則正しく生活している。でも、今日は寝坊をした。
(a0) 2021/11/27(Sat) 0:20:39

鏡沼 創は、お腹がすいたなぁと思いました。ご飯が食べたいなぁ(チラッチラッ)(念)
(a1) 2021/11/27(Sat) 1:17:38

【人】 迷彩 リョウ

>>0

目が覚める。部屋を見渡す。
悪夢を見たが、それ以上に帰って来れたという安堵が大きかった。
珍しく身体の上に乗っていた毛布から出る。素足で静かな廊下を歩きながらも、何か違和感があった。
浴室の方からやってくる貴方へ、小さく声をかける。

「……おはよ」

同時に違和感の正体に気付き、満足気な笑みが溢れてしまった。
普段ならとっくに朝食が作られている時間帯だ。
洗濯機は低く唸り、台所からは美味しそうな匂いがして、朝のニュースを映したテレビの音が聞こえる筈だ。家が静まり返っているのだから、企みは成功したのだろう。
(1) 2021/11/27(Sat) 8:05:24

【人】 探偵 闇谷 暁

>>1

「………ああ、リョウ。
 お早う、よく眠れたか?」

あなたの顔を見ればいつも通りに挨拶し、
それから少し気恥ずかしそうに視線を逸らす。

「……いつもお前に、背中を押して貰ってる。
 なんだ、その……ありがとう。
 高志ならまだ寝てるから、騒がしくしないようにな。」

しー、と唇へ人差し指を当てる。

「朝……もう昼か。
 何食べたい?」
(2) 2021/11/27(Sat) 12:49:57
鏡沼 創は、美味しいやつが食べたいの念を送った。美味しいやつが、いいです。
(a2) 2021/11/27(Sat) 12:51:10

【人】 迷彩 リョウ

>>2

「うん、ちゃんと寝れた。いつもより寝相良かったっぽいし。
 ……どういたしまして?」

奇跡的に寝相が良かった為、客人も無事である。もう一人について聞けば、寝室の方をちら、と見て微笑んだ。

「……ふふ、珍しいね。わかった、テレビつけないでおく。
 そうだなあ、うーん……あ。

 昨日スーパーで、炒飯みたいなやつ試食したんだけどね。
 なのに炒飯みたいな味しなくてさ、でも美味しかったからまた食べたいな〜って。名前はわかんないんだけど」
(3) 2021/11/27(Sat) 21:03:50
迷彩 リョウは、ピラフのことを言っている。
(a3) 2021/11/27(Sat) 21:04:06

【人】 探偵 闇谷 暁

>>3

「そうか、良かった。」

これで貴方が寂しがったならば
どうしようかと思っていた。

わし、と貴方の頭上へ手を伸ばし、撫でる。
貴方が自分の背を越す前から
変わらず行われる、労う為の動作。


「………
炒飯みたいなやつ?

 何だ………?
 分かっ…………た。やってみる。」

美味しいものが食べたい念も受け取った。
我々とてそれなりに深い付き合いだ。
『炒飯みたいなやつ』とフンワリした注文を受けても
23%ぐらいは伝わっている。

(4) 2021/11/28(Sun) 15:41:47

【人】 探偵 闇谷 暁


とんとん、
  ぐーぐー、
    じゃばばば、
             きゅっ



台所からは包丁を扱う音。
洗面所からは洗濯機が唸る音。
時々、水が流れた後に水道を捻る音。

テレビが静かな分、
ご近所の井戸端会議や談笑なんかも
僅か聞こえてくるのだろう。

……なんて穏やかな日常。


少し時間を置いて、
鶏肉が香ばしく焼けていき、
ケチャップ、それからバターの匂いが家中に広がっていく。
探偵が導き出したメニューは……
ケチャップライス
だ。

じきにケチャップライスとだし巻き玉子に
昨日のポテトサラダを添えたプレートを4人分、居間へ運んで来る。

「鏡沼、美味しいやつ(多分)だぞ。
 リョウ、これで………合ってるか……?
 あー、流石にそろそろ高志も起こした方が良いな………。」
(5) 2021/11/28(Sun) 15:54:30
闇谷 暁は、合っていない。
(a4) 2021/11/28(Sun) 15:54:46

【人】 迷彩 リョウ

 
実を言うと。
ケチャップの香りがしてきた時点で違う気がしたし、伝わらなかったことに気付いてしまった。

「オレが食べたやつは赤くなかったよ。何だろう、見た目は本当に炒飯みたいだったけど……。

 
あ!
そういやソレにはグリンピース入ってた。炒飯には入ってないのに!」

重要な情報が増えた。他の具材はよく覚えていないが、グリンピースだけは我慢して飲み込んだ記憶がふと蘇る。

ちなみに漂ってくる良い匂いを嗅いでいたお陰もあり、もうケチャップライスの気分になってしまっていた。

「いただきま〜す。
 ……んむ!こっちも美味しい。オムライスの中身みたい。

 コジコジは……ツッキーが起こしに行った方が良くない?」
(6) 2021/11/28(Sun) 16:48:52

【人】 探偵 闇谷 暁


「炒飯みたいでグリンピース……、
 うーん、今度一緒に買い物行くか。」

その時に、あれこれ考えながら
共に見て周れば良い。
ちなみに66+23%ほど理解が進んだ。

「美味いなら良かった。
 …………、
 ……寝かせておいてやりたかったけど、
 もう良い時間だしな。分かった。」

濡れた手をタオルで拭い、
とん、とん、と階段を登っていく。
(7) 2021/11/28(Sun) 17:14:02
闇谷 暁は、もうだいたい分かった。ピラフだ。
(a5) 2021/11/28(Sun) 17:14:40

【恋】 探偵 闇谷 暁



「……高志、」


寝室。
夢の中に居る貴方の肩を揺すり、覚醒を促す。

「高志、昼だぞ。
 リョウも鏡沼も起きてる……昼食出来てるぞ。」
(?1) 2021/11/28(Sun) 17:25:28

【恋】 貴戸 高志

「…………ん」

掠れた音が唇からこぼれて落ちるも、意味のある言葉にはならなかった。

ここ数日嫌と言うほど夢を見ていたのに今日は見なかった。深い深い眠りの底に沈んで、離れがたい温かな安寧に包まれて。
このままずっと気持ちのいい場所に浸っていたいと、普段は強靭な知性と意思で固められ姿を見せずにいた素直な本音が駄々をこねる。

ああ、でも。

『……高志、』

何より好きな声がする。
それなら、自分がいく世界は一つしかない。
(?2) 2021/11/28(Sun) 17:55:04

【恋】 貴戸 高志

己の肩を揺する手を掴もうとする。
掴めたならそのままくいと軽く引っ張るだろうし、そうじゃなくても楽しげな色を含んだ吐息が溢れるだろう。

「………………ふふ」

かさりと控えめな音を連れて緩慢に体を起こす。
枝垂れた藤の花のような髪が肌を、服を、貴方の手をそうっと撫ぜていく。でも、髪だけでは全て隠すことは叶わないから紫色の瞳はもう一つの花が少年の体に咲いているのを捉えてしまうかもしれない。

喉から首、そして肩にかけて。滑らかな肌の上。貴方からもらった名前のない赤い愛の花を抱いたまま、小豆色の瞳はこの上なく嬉しげに弧を描いた。

「おはよう、あかつき」

いつも通りの冷静さは、まだ少しだけ海の底。
(?3) 2021/11/28(Sun) 17:55:42

【人】 鏡沼 創

「ごはん」

美味しそうな匂いに、ねむねむしていた頭がやっと起きる。

「オムライス……じゃなくて、ケチャップライスと卵焼きだねぇ」

卵焼きじゃなくてだし巻き卵である。

「いただきま〜す。先に食べてるね〜」

出された物に早速手をつけながら、見送りの姿勢。
今日も全力で甘えている。ごはんおいし〜〜〜。
(8) 2021/11/28(Sun) 18:51:33

【恋】 探偵 闇谷 暁


「わっ、」

手を掴まれれば、貴方に引かれるまま体勢を崩しかけて、ぐっと踏み留まる。
視界がくゆる先には、藤色をかき分けて
首元には見覚えのある赤い花が咲いていた。


「…………おは、よ」

昨晩の出来事を思い出せば
ほのかに頬を染めて貴方を見据えた。

「あー、と……
 舐めていいか、それ。」

傷をそっと指さす。
自分の異能は体液を変化させること。
主な使い道は、傷薬として使用する程度。
……貴方ならば、よく見知った異能だ。

「そのままだと痛い、と、思う……し。」
(?4) 2021/11/28(Sun) 19:00:50

【恋】 貴戸 高志

ほのかに顔を赤らめる恋人が可愛らしく思わず頬が緩む。

ひりつく痛みが無いと言えば嘘になるが、我慢できないほどではないし何より貴方から貰ったものだと思えば些細な痛みすらも愛しく思えてしまう。

「……そうだな。頼んでもいいか?」

でも、こうした方が貴方と触れ合える。

本心をこっそり隠して貴方にお願いした。捕らえていた手を離し、くたりと全身の力を抜く。
(?5) 2021/11/28(Sun) 19:25:21

【恋】 探偵 闇谷 暁


「う………ん、」

離れた貴方の手を追いかけ、掴む。

そのまま覆い被さって、まるで喰らいつくように口を開き
昨晩付けた痕を追いかけるように、なぞるように、
リップ音を鳴らしながら……あなたの傷口へ舌を這わせて行く。

制御するほどでも無い、ささやかな異能。

そうして暫くの間、
静かな和室に水音が響いていく。



「…………っぷは、」

一通りあなたを堪能すれば
ゆっくりと顔を上げて貴方の表情を窺う。
傷口くらいは、少しマシになっただろうか。
(?6) 2021/11/28(Sun) 20:24:09

【恋】 貴戸 高志

「…………ぁ、…………ぅ」

貴方の力が己の傷を癒してくれるものだと分かっていても、齎される方法は昨夜の出来事を彷彿とさせるもので。
舌が肌を這うたびに体は震え、じくりと奥底から熱が込み上げてきそうになる。すっかり芽生え、花開いてしまった被捕食者としての破滅的な快楽は忘れられそうにない。

「……っは…………ありがとう、暁……」

行為を終えて唇が離れる頃には僅かに瞳が蕩けつつあった。けれど眠りの海に揺蕩っていた理性などは何とか手元に戻ってきたのだろう、その口ぶりは普段通りの落ち着きを見せ始めている。

「……ふふ、それにしても珍しいな。普段起きるのが遅い暁が朝早く、それも俺よりも先に起きるなんて。
俺が起こすと約束したのに、すまないな……それで、今は何時だ……?」

なんということでしょう。この少年、まだ朝と呼ばれる時間帯だと思っている。
(?7) 2021/11/29(Mon) 15:56:53

【恋】 探偵 闇谷 暁


にこ、と穏やかな笑みを向けて。

窓の外からは眩い日光がふたりを照りつけてきて
青い空に白い雲が穏やかに流れていく。

とろけるように此方を見上げられれば、
可愛らしいな、とその頬へ手を這わせ、添える。


「昼の14時だ。」



昨晩はお楽しみで
よく眠っておられましたね。
(?8) 2021/11/29(Mon) 16:03:23

【恋】 貴戸 高志

なんて穏やかな時間なのだろう。
恋人の優しげな笑みで胸の内がそっと温められていく。先程の身を焦すような熱ではなく、包み込んでくれるような和やかな温もり。

愛しいそれを享受しながら、今日一日どう過ごそうか思案する。そうか、今は14時だから……。

「…………は?」

今なんて?

「昼の14時?」


ゆうべはおたのしみでしたね。
(?9) 2021/11/29(Mon) 16:08:31
貴戸 高志は、慌てて飛び起きた。移動もなんかよろよろしていた。
(a6) 2021/11/29(Mon) 16:10:08

貴戸 高志は、暁に身支度整えてくると手短に伝えて風呂場へ向かったのだった……。
(a7) 2021/11/29(Mon) 16:13:57

【人】 貴戸 高志

すっかり明るい時間帯。
何やら客人や家族がいる居間の外から慌てたような忙しない足音が響く。

それからしばらくした後、三人がよく見かけているであろう溌剌とした雰囲気を纏う少年が居間にやってきた。

「おはようすまない寝坊した」


クソデカボイスも健在である。
ただ、シャワーを浴びた後髪を乾かす時間を十分に取らなかったのか少しだけしっとりまとまっているし、普段通りの様子とは言え声が若干掠れていた。

ケチャップライスにだし巻き卵、それからポテトサラダが並ぶ食卓の席に着く。
朝早く起きて食事を用意出来なかった事への申し訳なさがちょっぴりあったけれど、ねぼすけな恋人が自分より早く起きて動いていたという珍しさと愛しさにもほんの少し心が躍っていたのは確かだった。
(9) 2021/11/29(Mon) 16:21:42
闇谷 暁は、苦笑。幸せそうに眉を下げた。
(a8) 2021/11/29(Mon) 16:36:24

【人】 迷彩 リョウ

「おはよ〜。いいんじゃない?たまにはさ」

丁度食べ終えた早食いの少年は、シンクへ皿を下げていた。
最後にやって来た家族へお茶を注いだコップを置く。
勿論自分で淹れたものではないが、いつかは淹れるところからできるようになりたいと思っている。


「あ、オレ昨日のこと忘れない内に手紙書いてくる。
 何かあったら呼んで〜」

階段を上がり、自室へ帰っていく。
手紙は少年の日課である。
頻繁に書いたものを、おおよそ月に一度の頻度で投函していた。遠出をした時は文量が多い為その限りではない。
(10) 2021/11/29(Mon) 16:47:50
闇谷 暁は、迷彩 リョウの頭をひとつ撫でた。
(a9) 2021/11/29(Mon) 16:51:12

迷彩 リョウは、頭を撫でられるのが好きだ。幾つになっても。
(a10) 2021/11/29(Mon) 16:51:47

貴戸 高志は、迷彩 リョウの頭をひとつ撫でた。
(a11) 2021/11/29(Mon) 16:52:01

迷彩 リョウは、いつか二人の頭を撫でられるくらい、頼れる大人になろうと思う。
(a12) 2021/11/29(Mon) 16:53:19

貴戸 高志は、もうがらんどうの夢を見ることはないだろう。
(a13) 2021/11/29(Mon) 17:12:58

貴戸 高志は、弱くても、分からなくても、もう平気だ。線の外に、足を踏み出せる。
(a14) 2021/11/29(Mon) 17:14:57

貴戸 高志は、大切な者たちを、愛している。
(a15) 2021/11/29(Mon) 17:15:17

迷彩 リョウは、家族と共に暮らせることが“当たり前”ではないと知っている。
(a16) 2021/11/29(Mon) 20:21:09

迷彩 リョウは、だから強くなりたい。
(a17) 2021/11/29(Mon) 20:21:21

迷彩 リョウは、支えるのではなく、共に歩く為に。
(a18) 2021/11/29(Mon) 20:21:43