人狼物語 三日月国


198 【突発身内RP】明日世界が滅びるとしても僕たちは旅に出たい

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視点:


【人】 伊豆浦帆稀

 

  とりあえず大地の手を取って隅の方に移りながら
  LINEで伊緒に連絡することにしたけれど。

  移動途中くらいで見つけてもらったかな。
  連絡してから合流したかもしれない。

  それでも、はぐれたら良くないと言われていれば
  そういうものかと思って手は繋いだまま。

  春の陽気が少しづつ近づいているとはいえ
  まだ寒さの残る頃。
  アトラクションへの興奮のためか、大地の手は
  あったかかった。
 
(96) 2023/02/06(Mon) 16:42:42

【人】 伊豆浦帆稀

 

  はぐれた人たちと互いに顔を合わせたなら
  ほっとして息を小さく吐いた。

  不安というほどのことではなかったが、
  人混みの多い中、見つからないという可能性も
  ないこともないこともなかったかもしれないから。

  声を掛け合って、繋いだ手を離そうとしたところ
  盛大なパレードが始まる>>91


   「 わ。 」


  思わずパレードに目を向けていたら、声を上げた大地が
  繋いだままの手を引っ張り始めた。
  合わせるように足を動かし、パレードへと近づく。

  またはぐれないだろうかと少し思って
  後ろを振り返りながらも。
  視界に入ったパレードの演出にやがて
  意識はそちらへと持っていかれて。

  繋いだ手を離すことも忘れてしまえば
  綺羅びやかな夢の世界へと誘われる。**
  
(97) 2023/02/06(Mon) 16:43:41

【人】 伊豆浦帆稀

 

  踊りながら、音楽を鳴らしながら
  前を進んでいく華やかなキャラクターたち>>99

  今までこういうものに興味を持ったことは
  少なかったけれど
  堂々とした姿で魅せる動きをされると
  思わず目がそちらを向いてしまう。

  そこに横から声がかかったなら、
  寝ているところを揺すられているような
  夢見心地の気分のまま隣へと視線を移した。

  大地もこちらを向いていたのなら、
  なにやら真面目そうな顔をしていることが
  わかっただろうけれど。
 
(104) 2023/02/06(Mon) 19:59:25

【人】 伊豆浦帆稀

 

  言葉の途中で大きな音が鳴った。
  予想していなかったのでびっくりして
  ぎゅ、と繋いだ手に力を込めてしまう。

  そこでやっと、まだ手を繋いだままだったことに
  気がついて視線をそちらへと向ける。

  先程よりも多い人垣の中で、
  今離して良いのかわからなかったから
  結局そのままにしといた。
 
(105) 2023/02/06(Mon) 19:59:35

【人】 伊豆浦帆稀

 

  大地が声を上げたくまを見つけようと
  顔を上げてパレードを見ていたら
  やがて三人がやってくるだろうか>>100

  はぐれたらいけないからと手を繋いでいるのに
  他の人とはぐれそうになっていたから
  やはり大地は頭が悪いのかもしれない。


   「 皆で手を繋いだ方がいいのかな? 」


  思いついたようにぽつりと落とした声は
  誰かに拾われたかパレードの歓声に消えていったか。

  とりあえずパフォーマーとハイタッチするときには
  手は離れていたのだろう。
 
(106) 2023/02/06(Mon) 20:00:06

【人】 伊豆浦帆稀

 

  ネズミの国にお化け屋敷はない。(多分)
  けれど少しホラーなアトラクションはあったかも

  私とまひろは同盟を組んでいたように>>0:38
  耐性が低かったので>>0:33>>0:35

  入る話になったときにはえー、というような
  顔をしたかもしれないし。
  実際に入ったときにはそれこそ身を寄せ合って
  いたのかもしれない。


  なにはともあれ、楽しかったと心から言えるくらいには
  私たちは夢の国を満喫した。
  はしゃぎすぎて次の場所へ向かう電車の中では
  少しぐったりしていた者もいたり。
 
(107) 2023/02/06(Mon) 20:00:20

【人】 伊豆浦帆稀

 

  さて、夢の国を満喫したその日だったか
  それとも次の日だったか。

  様々な駅弁が集まると有名な駅を>>93
  誰かが見つけたので満場一致で向かうことになった。


   「 現物見ても、やっぱり迷う……。 」


  これはもう神様にでも任せたほうがいいのかも
  そう思って指をさしながら小声で歌っていた。

  やがて選んだものを手にしていれば
  次乗る予定の電車が来る放送が入る。

  まとめて買ってくれるという大地に甘えて
  会計をしてもらい、電車に急いで乗り込んだ。
 
(108) 2023/02/06(Mon) 20:00:32

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 そういえば、大地。
     旅行、遅刻してきたよね? 」


  と、弁当を食べる段階になったときのこと。
  既にお金は渡してあるので、要求はそちらではない。


   「 えい。 」


  大地のお弁当に箸を伸ばせば、一品中身を
  奪い取った。そのまま食べてしまったら
  もう返せないところに行ってしまう。
 
(109) 2023/02/06(Mon) 20:00:40

【人】 伊豆浦帆稀

 

  これが罰ということである。
  一回は一回なのだ。

  他の皆はどうしていたか。
  少しした後に自分の弁当に入っていた
  一品を大地の弁当に入れた。


   「 交換。 」


  育ち盛りは終わりごろかもしれなくとも
  まだまだ続く旅行でお腹が空いては困ったもの。
  自分と違う内容の弁当を食べさせてもらう、
  というのが罰の内容であった。
 
(110) 2023/02/06(Mon) 20:00:48

【人】 伊豆浦帆稀

 

  美味しい弁当に舌鼓を打って。
  物珍しい景色を眺めながら雑談や遊びに興じる。

  ちなみに、私が買った弁当はだるま弁当だ。

  初めて食べた駅弁は、青春の味として
  ずっと記憶に残ったら良いなと思う。**
 
(111) 2023/02/06(Mon) 20:00:54

【人】 伊豆浦帆稀

 

  温泉はなんか効能があるらしく白濁としていた。
  色がついている方がそれっぽいとは思っていたので
  まひろと隣合わせで浸かっている時、珍しさに
  掬っては落として、掬っては眺めて。


   「 いい湯だね。 」


  きゃーあなたの胸大きいわね〜〜
  みたいなきゃらきゃらしたことは
  多分言わない性格同士。
  
  男湯の方がどうなっているのかは知らないけれど>>102
  落ち着いた雰囲気の中景色を眺めて雑談をぽつぽつと。

  その間、大地との関係について探りをもし
  いれられでもしていたら>>114
  なんの後ろめたいこともない私は
  不思議そうな顔をしていたことだろう。
 
(134) 2023/02/07(Tue) 8:26:00

【人】 伊豆浦帆稀

 

  我慢大会をしていたならきっと
  出てくるのは女子勢より男子勢の方が遅くて。
  真っ赤になった大地と栄純にびっくりしながら
  扇げるものもないのでとりあえず牛乳を飲んでいた。

  腰に手を当て、ぐいっと一杯!

  飲み終わりには口に白いひげがつくのがお約束で
  携帯で写真を撮っては笑い声が響いただろう。
 
(135) 2023/02/07(Tue) 8:26:07

【人】 伊豆浦帆稀

  

  枕投げはどのタイミングだったか。
  見た目から予想されることも多いように
  私はあまり運動が得意ではない。

  動くことが出来ないわけではないのだが
  どうにもどんくさくのろいのだ。

  なんか騒いでるなーと思っていたら>>101
  覗きに行くことになったので>>116
  二人して男子部屋に向かってから見た光景

  とりあえず落ちていた枕をつかんで
  栄純に振りかぶった。
 
(136) 2023/02/07(Tue) 8:26:13

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 暴れるのはよくな、わぶ 」


  先程のは仲裁のための枕投げのつもりだったけれど
  栄純が枕を投げてきたので(確定)
  諫める声は顔にぶつかった枕によって中断される。

  そうしたらあとはやり返しにやり返しが重なる
  大乱闘の始まりだ。

  止める先生がいない若い者たちの戦いが
  いつ止まることになったのか。
  これも青春の1ページではあったのだろう。
 
(137) 2023/02/07(Tue) 8:26:37

【人】 伊豆浦帆稀

 

  長いようで短い旅はあっという間に過ぎていく。
  文化遺産を見に行ったり
  なんとか体験コーナーで物を作ったり
  評判の食べ物を食べたり

  色々なことを皆で経験した。
  そのたびに笑って、写真を撮って
  思い出が積み上がっていく。

  この時間が永遠に続けばいいのに。
  忘れることも、忘れられることもなく。

  今世界が滅びたら、悔いはないのだろうか。
  脳裏にはまひろの言葉が響いていた>>79
 
(138) 2023/02/07(Tue) 8:26:50

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 また、 」


  伊緒の口から気軽に零された未来の約束>>121
  また。またはあるのだろうか。
  ある、と信じて良いのだろうか。

  いちご味のアイスクリームを頬張る。
  口の中で蕩けていく酸味と甘味。


   「 うん、また。 」


  また会おうね。
  約束を確かめるように呟く声色は
  決して完全に晴れ渡ってはいないけれど。

  得たものを大事に抱えるような
  そんな響きをしていた。
 
(139) 2023/02/07(Tue) 8:26:59

【人】 伊豆浦帆稀

 

  伊緒と栄純からホワイトデーのお菓子を貰ったかな。
  大地がまひろの分を用意していて、
  皆で食べたのならそれで
  約束は終わりだと思っていた>>30

  まどろんだり思わず目を閉じてしまったり。
  疲れはしていても、旅を惜しむように
  誰かが寝ていても話す声は止まらずに。

  大地が寝ている中も普通に話していれば
  突然叫び声を上げたから驚きに肩が跳ねた>>127

  少ししてくすくすと笑ってしまう。


   「 うん、滅びないと、いいね。 」


  同意を返せるくらいにはやっぱり
  未来には続いてほしいのだろう。
 
(140) 2023/02/07(Tue) 8:27:08

【人】 伊豆浦帆稀

 

  たどり着いた終点、終わりの時間。
  LINEは出来ても、それぞれ次への準備で忙しくなる。
  これから顔を合わせることは少なくなって
  やがて何ヶ月も会わない日が出来るのだろう。

  僅かに感じる寂しさを胸に、一人、また一人と別れて
  大地とは道が一緒だったか、暗いから>>122
  送っていってもらっていたか。


   「 ……? もう貰った、 」


  よね?

  首を傾げたけれど、渡されたから素直に受け取る。
  可愛らしい型で抜かれたクッキーと、
  花模様の描かれたしおり>>130

  期待して、と言ったからにはということで
  特別に用意されたのだろうか。
  傾げた首を戻して勝手に自分で納得して。
 
(141) 2023/02/07(Tue) 8:27:15

【人】 伊豆浦帆稀

 

  楽しかった。また行きたい。
  そこまでの言葉に、素直に頷きを返す。
  好きという言葉にも、長くいたいという言葉にも
  会いに来て良いかという言葉にも頷きを返す。

  未来で同じ気持ちが続いているとは限らない。
  私も、大地も、他の皆だって。
  それでも今一緒にいたいと願う心は
  きっと嘘じゃない想いだから。

  案の定な思考回路は
  頭の悪い大地にもしっかり認知されていた>>131

  だから次の行動は全く正しい。
  誤解の生じる隙間のない言葉は
  随分大きな声に感じたけれど、もしかしたら
  そこらの家にも青春の音として聞こえたかもしれない。
 
(142) 2023/02/07(Tue) 8:27:22

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 ………………? 」


  しかし、誤解がないからといって
  飲み込めるかというと話が違うのだ。

  全く考えもしていなかった方向からやってきた
  ストレートボールに、私は握られた手をそのまま
  真っ赤な顔をした大地を見つめていた。
 
  そうして一つ言葉を落とすのだ。
 
(143) 2023/02/07(Tue) 8:27:33

【人】 伊豆浦帆稀

 


   「 お断りします…………? 」

 
(144) 2023/02/07(Tue) 8:27:45

【人】 伊豆浦帆稀

 

  疑問形なのは未だに内容が
  認識しているもので正しいのか不明なため。

  この場に誰かがいたのなら
  間に立ってくれたかもしれないけれど
  残念ながら一先ず今間に立ってくれることは
  なかったのだろう。

  大地の反応はどんなものだろうか。
  うーんと悩むように唸った声は
  それでも握られた手を振りほどかない。


   「 えっと。 」
  
 
(145) 2023/02/07(Tue) 8:27:55

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 恋の話だよね。 合ってる?
     わたし、恋ってよくわからなくて。 」


  幼い頃から男女別け隔てなく接してきた。
  それは性差が出来ても
  思春期と言われる時期になっても
  全く変わることはなく。

  男と女が違うことは知っていた。
  恋というものも、結婚というものも、知識として。

  でもそれは自分にとって遠いものだった。
  膜を貼ったように、どこか違う世界の話。


   「 ええと、だから。 」
 
(146) 2023/02/07(Tue) 8:28:06

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 想いには、応えられないかも、しれない。
     一緒になったら、大地が苦しむかも。

     ……だけど。 」
 
(147) 2023/02/07(Tue) 8:28:17

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 もし。 それでいいのなら。 」


  お付き合い前提の結婚は断るけれど
  一緒にいること自体はできると思うので。

  つっかえながら、悩みながら。
  それでも真面目に考えた言葉たちを

  彼がどう受け取るかは、神様と
  楢崎 大地だけが知っている。**
 
(148) 2023/02/07(Tue) 8:28:36

【人】 伊豆浦帆稀

 

  ちなみに。いつか考えていたように
  引っ越し前に伊緒に餞別は渡した。
  これは旅行の終わった後の話。

  なにがいいか考え、悩んで。
  渡されたのは


   「 はい、これ。 」


  手のひらサイズの木彫りの熊だ。
 
(162) 2023/02/07(Tue) 8:41:00

【人】 伊豆浦帆稀

 

  家のことは知っているので、もしかしたら
  もっと立派なものを見ているのかもしれないが
  食べてなくなるものだと寂しい
  身につけるものは学生が買えるものだと
  そこまでいいものにはならない。

  そうした思考を経由しての結果である。
  魚を咥えた木彫りの熊。
  

   「 わたしだと思って大事にしてね。
     気に入らなかったら捨てていいよ。 」


  写身というのに気軽に捨てろとも言う。
  伊緒の形を忘れないように手を取れば
  なでなでと撫で擦って別れを惜しんでいた。**
 
(163) 2023/02/07(Tue) 8:41:06