人狼物語 三日月国


247 【身内】patience【R18】

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【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ トイレのドアがバタンと締まり、
 中から僅かな物音が聞こえてくる。
 
 耳を済ませれば、少し時間をおいた後に
 チョロチョロと瓶の中身を開ける音が聞こえてきた。
 
 腹の中身を出すことはできないのに、
 自分の尿をトイレに流すのはどんな気分なのだろう。

 
 薬品を棚に仕舞うと、ゆっくりとドアの前まで歩み寄る。
 扉一枚だけが隔てるそこで、
 彼の悩まし気な声と身じろぐ音がした。 ]
 
 
 (きっと、可愛い顔をしているのだろうな。)
 
 
[ 緩む唇は、楽しげに弧を描く。
 彼の体がどんなに追い詰められてくれているか
 考えるだけで腰に熱が籠もる。
 
 中から水音が途絶えたあたりで、
 一拍おいてトイレのドアをノックした。 ]
(?26) 2024/01/29(Mon) 22:18:02

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
 
 ──入るよ。プラチナ。
 
[ 扉を開けると、
 瓶を片手にぎゅっと前を押さえて悶える彼が目に入る。
 後ろから彼の手にある瓶をそっと受け取ると、
 空になったそれをトイレの棚に並べた。
 
 便器に向き合うように立つ彼の背に覆いかぶさり、
 やんわりとその体を抱くように前に手を伸ばす。 ]
 
 
 ……ふふ。ちゃんと我慢できているんだな。
 偉いよ。きっと今すぐにでも出してしまいたいだろうに。
 
[ ぽっこりと膨れた彼の腹を、
 ズボンの上から褒めるようにと柔らかく撫でる。
 
 軽くズボンのウエスト部を引くと、
 まだ柔らかな光を放つ紋がそこにあった。 ]
(?27) 2024/01/29(Mon) 22:18:47

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
 
 きっとあと少しだ。
 光もだいぶ弱くはなってきている。
 
[ 下着の中を確認し、
 もうすぐそこまで開放が迫っていると彼の耳に囁く。
 
 後少し。
 この尿の匂いが漂うトイレで、
 便器を前にあと少し耐えれば
 彼は責め苦から開放される。
 
 期待を煽るように、彼のズボンのボタンを外す。
 チャックまでを下ろすこと無く、
 そのまま彼の腰から手を放した。 ]
 
 
 ああ…そうだ。君に見せたいものがあったんだ。
 
[ そして、私は
 彼の体に覆いかぶさったまま、
 自分の懐から小さな水晶を取り出した。 ]
(?28) 2024/01/29(Mon) 22:19:22

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
[ 彼には見覚えがあっただろう。
 
 昼間、トイレで一度目の排尿をした時に
 私がトイレの壁にとりつけたソレ。
 
 ──記録用の水晶。]
 
(?29) 2024/01/29(Mon) 22:19:37

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
 
 どうやって使うのか、まだ見せたことがないと思ってな。

[ 昼間の行為をなぞるように壁に水晶を取り付ければ、
 チリ…と水晶が小さな音を立てる。

 プラチナが言葉を発するのが先か、
 もしくはほぼ同時に。
 
 パチン、と指を鳴らすと、
 水晶がキラリと輝いて中の記録を吐き出した。]
(?30) 2024/01/29(Mon) 22:22:57

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ 彼の眼の前の壁、ちょうどタンクの上の位置に
 昼間の光景が鮮明に写し出される。
 
 くねくねと淫らに腰を揺らし、
 震える呼吸で排尿を待ちわびる彼の愛らしい姿。
 
 衣擦れや僅かな呼吸すらも、
 まるでこの場でいま響いてるかのように再生され
 彼の目と耳に届くことだろう。 ]
 
 
 『なに、君はただこのまま気持ちよく
  全てを出してしまえばいいだけだ。』
  
 『と、撮る、なんて、何考えてっ、
  そ、そんな、ことを言われて、
  すんなりできるわけが...
あ゛ぁ゛っ...!!

  

  
 よく撮れているだろう?
 
[ 昼間の彼と私の声が響く室内。
 私の視線は映像ではなく、
 今この場のプラチナへと注がれていた。 ]
(?31) 2024/01/29(Mon) 22:23:40

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ やがて、映像は彼の排尿シーンへと移って行く。
 
 記録の中のプラチナが下着から性器を取り出し
 震える手で切っ先を便器に向けて。]

 
 せっかくだから、
 初めての鑑賞会は君と共にしたかったんだ。
 
[ 派手な水音を響かせるその一部始終が、
 まるで小さな映画のように私達の目の前で再生された。** ]
(?32) 2024/01/29(Mon) 22:29:07

【恋】 プラチナ

[ノックの音にようやく股間から手を離し、
ふ―――…と大きく息を吐く。
何とかまともに返答できるくらいは余裕を取り戻し。]

……う、うるさいな……
そ、それで、用って言うのはなんなんだ……

[揶揄するように腹を撫でられ
恥ずかしそうに眉を寄せたが。

どうやら彼の見立てでは
紋の力もだいぶ弱くはなっているらしい。
あともう少しだと言われ、否が応でも期待が高まる。
無意識に便器を見つめ、ごくんと生唾を飲み込んだ。]

(あと少し、あと少し…あと少しでおしっこの時間だ……
 あと少し我慢すればここに……お、思い切り……
 う゛……っ ま、まだ、油断するな…… 
 まだおしっこダメ………はぁあ…っ)


[もう少しだと思った瞬間に
気が緩みそうになるのを堪え
尻をくねくねさせていると、
テレベルムが懐から何かを取り出す。

一体何事かとそちらに目をやって、固まった。]
(?33) 2024/01/29(Mon) 23:14:25

【恋】 プラチナ

[見覚えのある、それは。
昼このトイレで目にしたばかりの魔道具。
ちょうどこの尿を出した時に、
一部始終を記録したという、水晶。]


―――   え、


[………何故だろう。
 それを見た瞬間、ものすごく嫌な予感がした。]
(?34) 2024/01/29(Mon) 23:16:21

【恋】 プラチナ


……て、テレベルム、まさか、キミ……
ま、待て、ちょっと待っ…!!!


[咄嗟にひったくろうと手を伸ばしても
腕のリーチは彼の方にある。

覆いかぶさられた体勢では
それ以上身動きを取ることもできず
パチン、と無情に指が鳴った。

キラキラと輝く水晶が
すぐ目の前に数時間前の光景を鮮明に写し出す。]
(?35) 2024/01/29(Mon) 23:18:36

【恋】 プラチナ

[テレベルムに煽られながら顔を真っ赤にし、
切ない顔で尿意を堪える自分。
もぞもぞ、くねくねと腰を揺らすたび
衣擦れと切羽詰まった呼吸が耳に響く。

自身の情けない姿を目の当たりにして
急速に耳が熱くなっていく。

――そして、この後。
この映像がどういう結末を迎えるかも、
当然よくよく知っているわけで……]


あ、ぁぁ、て、テレベルム、止め、てくれ、
…ほ、ほんとうに、止め、っ……


[テレベルムが後ろで何を言っているのかも
碌に耳に入ってこない。

頼むから、今、それだけは。

目を潤ませながらの祈りも虚しく、
映像の中の自分が慌てた様子で下着を下ろし、
性器を引っ張り出して、そして――]
(?36) 2024/01/29(Mon) 23:20:57

【恋】 プラチナ


〜〜〜〜〜〜〜っっっ……!!!



[ブシャーーーージョボジョボジョボと、
けたたましい水音と、気持ちよさそうな己の吐息が
狭いトイレの個室内に響き渡る。]


あ゛、ぁ゛、 ぁぁ、あぁ……っっ



[その音に。声に。光景に。
呆然と魅入りながら、喉から悲痛な声が漏れた。

ぞくぞくぞく、と背筋に震えが走り抜け、
熱いものがぶわりと腹の奥底からこみ上げる。

溜まりに溜まったおしっこが
手で握りこんで必死に堰き止めている
尿道を無理やりこじ開けて、
ぢゅぅぅぅ……と替えたばかりの下着を貫通し、
ズボンの股間部分を中心に、大きな染みを作って行く。]
(?37) 2024/01/29(Mon) 23:23:43

【恋】 プラチナ


んぐぅぅぅぅ、うぅぅぅ゛ぅ……!!!!


[そんな状態になっていても、
まだプラチナの理性は我慢を諦めていなかった。

体をくの字に曲げ、足をガクガクさせて
ぶるっぶるっと断続的に大きく震えながら
痛いくらいに前を握りしめて。]

やだ、 …やだぁぁ……!!
も、もう、がまん、いやだぁぁ
しっこ、しっこぜんぶ、したいぃぃ……!!!

[顔を真っ赤にし、ぼろぼろと涙を零しながら
最後の抵抗をするようにいやいやと首を振っていた。**]
(?38) 2024/01/29(Mon) 23:27:14

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ 彼の意思とは裏腹に、どんどん彼の膀胱に貯まっていく水分。
 あと少し我慢すれば開放できるという誘惑。
 
 私の恋人はどこまでも我慢強く、
 芯の強さがあって──愛しいのだ。
 そしてだからこそ、
 そんな彼の心を、無慈悲に揺さぶってしまいたくなる。
 
 懐から取り出した水晶を見たプラチナの目が、
 固まって釘付けになる。
 
 可哀想なプラチナ。
 君がこの先自分が何を見せられるのか気づいても、
 もう私は止めてあげられない。

 
 
 焦燥のままに私を止めようと手を伸ばす彼に微笑んで
 私は水晶の前で指を鳴らした。 ]
(?39) 2024/01/30(Tue) 0:04:16

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ 眼の前に写し出されてしまう、
 今もっとも彼が見たくないであろう彼の姿。
 
 ただ恥ずかしいだけじゃない。
 そんなものじゃない。
 
 必死に、ここまで必死に堪えてきた彼の精神を
 鷲掴んで揺らすような
 たった数時間前の彼自身の痴態。
 
 覆いかぶさった彼の顔が、一瞬で赤くなる。
 声が情けなく震え、
 これから見せられるであろう光景に嫌だと目を潤ませる彼に
 私は ]
 
 
 
 ──ダメだよ、プラチナ。
 
[ シー…、と唇の前で指を立てると
 彼の顎を指で支えて映像の方へと顔を向けさせた。]
 
 ちゃんと見なさい。君の可愛らしい姿を。
 
[ 目をそらす事は許さない。
 極上の映像と音を、全て彼の目と耳に焼き付けよう。]
(?40) 2024/01/30(Tue) 0:04:45

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ トイレの中に、映像の中の気持ちよさそうな彼の溜息と
 叩きつけるような水音が響き渡る。
 
 まるで今彼がしているかのような音を聞きながら
 私は彼の震える体を愛おしそうに抱きしめていた。
 
 腕の中の体が大きく震える。
 ぷるぷると細かく震える尻の感触で、
 今彼のズボンの下で
 何が起きてしまっているのかを察して目を細めた。 ]
 
 
 (堪らない……
  
  こんな状態になってまで、君は……)
 
 
[ 大きく体を曲げたプラチナは、
 ジョボジョボと心地よさそうな音が響く室内で
 健気に体を震わせてまだ耐えることを選んでいた。
 
 呼吸が浅い。
 もう限界で、全て漏らしてしまっても仕方がないのに。
 彼は精神力だけで、無理やり決壊を塞ぎ止めているのだ。 ]
(?41) 2024/01/30(Tue) 0:05:19

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
 
 (こんなにも大好きな君が、
  苦しそうにしているというのに)
 
 
[ 目から大粒の涙を流しながら、必死に抵抗を見せる恋人。

 こんな事をしている自分を最低だと思う一方、
 どうしようもなく興奮している自分も居た。 ]
 
 
 …プラチナ。
 
[ 恥も外聞もなく泣いておしっこがしたいのだと言う彼の頭を、
 そっと優しく撫でる。
 
 頬に伝う涙を拭ったなら、
 濡れた股間に手を伸ばした。 ]
(?42) 2024/01/30(Tue) 0:05:47

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ ジジ……と彼の手の隙間からチャックを下ろす。
 全てを下ろし切れずとも、下着の下から覗く紋に目をやった。
 
 淡い黄色の光は、もう殆ど消えかかっている。
 彼が今ここで粘ったからこそ
 ギリギリ間に合いそうなそれを見て、
 私は「よく頑張ったな」と
 股間を押さえる彼の手に指を絡めた。 ]
 
 
 ──全部出しなさい。

 
 
[ 指を絡めた彼の手を、ぐっと股間から引き剥がす。

 手が離れた瞬間に下腹部の紋は光を失い、
 彼の我慢の終わりを告げていた。** ]
(?43) 2024/01/30(Tue) 0:06:21

【恋】 プラチナ

[目を逸らしたくても叶わない。
く、と顎を上げた状態手で固定され、
滲んだ視界の先に自分の痴態が写る。

ハッハッと浅く息を吐きながら
嵐のように荒れ狂う尿意に耐えていた。
辛い。苦しい。出したい。おしっこがしたくてしたくて堪らない。
便器の目の前で、今自分が一番求めていることを
最悪の形で見せつけられてもうどうにかなりそうだった。]

(だし、たい、 したいっ……!!!
 もう、もう、やだ、しっこ、
 しっこ、させ゛でぇぇ…!!)


[あまりの切なさにぼろぼろと涙を零しながら
喘ぐようにテレベルムにしゃくりあげる。

いくら出したくないと括約筋を締め付けた所で
限界を超えて水分を貯めこんだ膀胱は
意思を無視して尿を排出してしまおうと促す。
次第に股間の感覚がなくなり
ぢゅっ、じゅぅぅ…と断続的にくぐもった音を立て、
何本もズボンに細く筋が伝っていく。]
(?44) 2024/01/30(Tue) 12:09:54

【恋】 プラチナ

[ジジ、とチャックが降りる音は
水音にかき消されて聞こえなかったけれど。

労わるように頭を撫で、頬を拭ったテレベルムが
そっと掌の腕から股間を撫でる。]

(ぜん、ぶ)


[もう我慢しなくていい。
全部出していい。思う存分おしっこしていい。
そんな声に頭の中が真っ白になり、身体が震える。]


   ―――  ぁ


[優しく促す声と共に
必死に抑えていた手を引きはがされて。
張りつめていた糸がぷつりと切れるように
全身からだらんと力が抜けた。]
(?45) 2024/01/30(Tue) 12:10:19

【恋】 プラチナ


[じゅぅぅぅぅ………じゅぃ〜〜〜〜〜……
ジョロロロロ…びちゃびちゃびちゃ……
じょぼぼぼぼぼ……!!!
]


(?46) 2024/01/30(Tue) 12:13:42

【恋】 プラチナ

[下着やズボンを下ろす余裕も
性器を引っ張りだす間もなく
ズボンの染みがみるみるうちに大きくなり
太腿を滝のように水流が流れていく。

やがて尿が水分を吸って貯えきれなくなった衣類を貫通し
ばちゃばちゃばちゃばちゃ…と
床に叩きつけられて便器に飛び散った。]


はあ…… ぁぁ…… んぁぁ……ぁ…


[広がっていく水たまりの中で呆然と立ち尽くしたまま
膀胱が空になっていく強烈な開放感に
声にならない声を漏らし、熱い息を吐いていた。]
(?47) 2024/01/30(Tue) 12:14:42

【恋】 プラチナ



(……き、きもち、いい…… あ、ぁぁ、んはぁぁあ…………♡) 


[気持ちよすぎて腰が抜けそうだ。
性器が蕩けそうな感覚すら覚え
はあぁぁ…♡と甘い息が零れる。

もう何も考えられない。
ただただ我慢していたものを全て吐き出してしまいたくて
テレベルムに凭れ掛かるようにしたまま
ビチビチと水音を響かせ、気持ちよさそうに身体を震わせていた。]
(?48) 2024/01/30(Tue) 12:18:10

【恋】 プラチナ


はぁ、はぁ…はぁ……

[荒く息をしながら、ぼんやりと下腹部を見れば
いつの間にか紋の光は消えていた。
いつ消えたのか正確には把握していないが
どうやらギリギリで持ちこたえたらしい。
はー――………と深く息を吐き。

少しの冷静さが戻ってくれば
ぐっしょり濡れた下半身の気持ち悪さが
どうしようもない虚無感を連れてくる。]

〜〜〜〜〜………っっっ

[何とか、薬が切れるまで耐えたとはいえ。
今の己の状態は誰がどう見ても
言い逃れようのないお漏らしだ。

ここまで何とか漏らさず耐えてきたのに、
とうとうやってしまった。
よりによってトイレの目の前で。
あとほんの少し持ちこたえてさえいれば、
無事トイレにすることも出来ただろうに…

どうしようもない情けなさと共に
胸に飛来するのは、――そう、怒りである。]
(?49) 2024/01/30(Tue) 12:22:40

【恋】 プラチナ


っ、………
ばかあぁっ!!!!


[叫ぶなり背後に向けて裏拳を振りかぶる。
碌に力が入らないので、当たったとして
大して痛くは無かったろうが。]

ばか!ばか!!意地が悪いにも程がある!!
もう知らんキミなんか…!!

[他の事はまだ百歩譲っても
漏れそうになっている自分の前で
放尿映像を流すのはどう考えても嫌がらせだった。
わざと漏らさせようとしたとしか思えない。

真っ赤な顔で泣きべそをかきながら罵り、
完全に拗ねてしまっているプラチナだった。**]
(?50) 2024/01/30(Tue) 12:24:12

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ 昼から何度も続く、長い長い我慢の果て。
 薬の効果が切れるまで我慢せねばならぬという
 切ない拷問のような時間の終わり。
 
 望んでも得られない快感を
 映像に寄って眼の前に見せつけられたプラチナが、
 耐えきれぬよう涙をボロボロを零して泣いている。
 
 ガクガク震える体に手を伸ばし紋を確認すれば、
 もう大丈夫だと
 彼の頬を撫でて告げた。 ]
 
 
 ───………
 
 
[ だらん、と彼の体から力が抜ける。
 今まで緊張に張り詰めて必死に堪えていた糸が、
 ぷつりと切れてしまったかのように弛緩して
 それと同時に彼のズボンの中から、
 くぐもったような水音が響いた。 ]
(?51) 2024/01/30(Tue) 14:15:29

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ ジューーー………と、勢いよく濡れて重くなる彼のズボン。
 床や便器に飛沫が飛ぶようになるまでも早く、
 まさに決壊という言葉が似合う様相だった。
 
 彼の腹に溜め込まれた水分が、
 一気に出口に集中して彼の下肢を濡らしていく。
 
 私に凭れ掛かり体を震わせるプラチナを、
 私はただ抱きしめて名を呼んだ。 ]
 
 
 
 プラチナ……。
 
[ ぽっこりと膨れていた下腹部が、
 水量に合わせてぺったりと凹んでいく。
 
 既に紋のないソコを撫で、
 彼の長い放尿と蕩ける表情を
 全て瞼に焼き付けるかのように見つめ続けた。 ]
(?52) 2024/01/30(Tue) 14:15:47

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
 
 (可愛い…
         酷いことをしているのに
   君からこんなにも目が離せない
   
  心が、おかしくなってしまいそうだ。)

 
 
(?53) 2024/01/30(Tue) 14:16:15

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ 下着を下ろす間もなく訪れた決壊は、
 やがてトイレの床に大きな水溜まりを作って終わりを告げる。
 
 ぴちょん、ぴちょん、と
 ズボンから落ちる水滴が徐々に間隔を広げ
 
 狭い個室にはプラチナの濃い尿の香りと
 彼の吐息だけが響いていた。
 
 
 抱きしめていたプラチナの体に少しずつ力が戻り、
 先程とは違う形で震えたかに思えた、その時。 ]
 
 
 
 ッ…
………!!

 
[ 大きな罵声と共に振りかぶられた彼の裏拳が、
 べちん、と私の顔に当たった。
 
 あまり力の入ってないそれは
 痛みとしてはさして無いようなものだったが、
 しかし今までプラチナに手を上げられるなど
 殆ど無かった私に衝撃を与えるには十分で。 ]
(?54) 2024/01/30(Tue) 14:16:56

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
 
 、プラチナ…
 
[ 一瞬驚きに固まって名を呼んだ後、
 幾度も私を罵る彼の顔を見る。
 
 真っ赤になり、ぽろぽろ泣きながら憤る彼に
 言い様のない感情が胸を支配して。
 
 私に当たった手を掴むと、
 再度彼の体を強く抱きしめた。
 
 自分の服が濡れるのも厭わず、
 彼の体を自分に引き寄せて
 
 ただ、震える息を吐く。 ]
 
 
 ……すまなかった。
 歯止めが効かなかった。
 
[ 流石にこれは、彼に本気で怒られても仕方がない。
 むしろ当然とも言える。
 
 自分の私利私欲のために、彼の体を好きにするなど
 殴られるのも当然のことだ、と
 頭では理解できてしまう。 ]
(?55) 2024/01/30(Tue) 14:17:24