人狼物語 三日月国


221 Pledge ~sugar days~

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【人】 田臥 志麻

[この世界に「運命の番」という力にがあったとしても、
 さすがに互いの心まで読むことは叶わないだろう。

 威優がカレーを作ったのも、
 志麻がカレーを食べたいと思ったのも、
 きっと偶然が重なってのことではあるが。
 稀にそういうことがあるからこそ、嬉しくなる。

 冗談で投げかけた言葉に、冗談なのか。
 半ば本気のような振りをして応える様に。]


  へえ……、
  オレの考えてること見抜いてどうするつもり?


[片目を眇め、揶揄を重ねてみるが。]
(26) 2023/08/08(Tue) 1:35:32

【人】 田臥 志麻

[実際、そんな意思疎通が出来てしまえば、
 近頃ようやく威優の好みが分かり始めてきたとか、
 こんな風に不意に早く帰ってきてくれたりしたときに、
 妙に気分が上がってしまうことだとか。

 そんなことを考えていると知られてしまっては
 堪らないので、
 やはり、この世にそんな力がなくて良かったと思う。

 ……ないよな?

 思わず不安になってしまうぐらい、
 威優は、妙に鋭く志麻の思考を読んでくるから侮れない。]
(27) 2023/08/08(Tue) 1:36:26

【人】 田臥 志麻

[田臥家ではカレーは定番メニューだし、
 食べざかりの弟がいる為、
 基本的にはドカンとボリュームのある料理が多い。

 カレーもいつも二日分作る為に大鍋を使う。
 志麻が威優にカレーを始めて作った時にもそうした。
 皿の端に添えた福神漬けやらっきょうを、
 余り食べたことがないという威優に。
 カレーの添え物とはなんたるかを伝えたりもした。

 好みがないと言っていた威優に、
 自身の味や、常識と思っていたものを教えれば、
 彼が少しずつ興味を持ち始めることが擽ったい。]


  オレもカレー作ろうと思って選んだんだけど、
  んー……、オクラは肉巻きにして、
  パプリカときゅうりはピクルスかなー……、

  トマトと茄子足して焼きうどんでも……、


[余った食材を練り直す。
 いくつか思いつくレシピを挙げながらも、
 後は冷蔵庫の中身と相談だし、更に、
 生物は買い足さないといけないだろう。]
(28) 2023/08/08(Tue) 1:37:34

【人】 田臥 志麻

[それは明日以降に考えるとして。
 今は、目の前の『初めてのカレー』を堪能することにする。
 
 香りに刺激されて腹は空腹を訴えるが、
 まずはカレーに挑むための準備が必要だ。

 新婚夫婦のような甘い囁きを交わしあった後、
 案の定、吹き出した威優につられて笑って。]
(29) 2023/08/08(Tue) 1:38:08

【人】 田臥 志麻

[ネクタイとジャケットはダイニングに残して。
 着崩した恰好でシャワールームに向かった。

 後からついてくる威優に気づいても、
 止めることはない。
 離れる時間を僅かでも惜しむように威優は、
 隙あらば傍に居たいと口にもするし、行動も起こす。

 何せ、義従兄の番に逢う時も変装して
 ホテルまで後を追ってきたりしたので。
 
 束縛をあれほど嫌っていた志麻ではあるが、
 威優に至っては束縛されているというよりも
 大きな番犬が纏わりついてくるような感覚に近く。

 つまるところ……それが可愛いと思ってしまうので
 結局全てを許してしまっている。
(30) 2023/08/08(Tue) 1:40:05

【人】 田臥 志麻

[威優の言う通り脱衣スペースには浴衣が置いてあり。
 寝間着用、というキーワードに瞬いた。]


  そんなのあるんだ。
  ……わ、なんかさわっとしてる。
  気持ちよさそ。


[掌で触れてみて、生地の感触を確かめる。
 普通の浴衣よりも柔らかく、なるほど、寝間着と頷いた。
 ニ種類の模様違いに気づき、一つが縞模様だと気づいたら。]


  こっちがオレの?


[くすりと笑い、持ち上げて頬に押し当てる。
 さすが大守の関連会社というところか。
 その仕草からして気に入ったことは伝わるだろう。]
(31) 2023/08/08(Tue) 1:40:37

【人】 大守 威優

[夕食は別々にとることがままあるとはいえ、
朝は大体一緒に食べるし、
昼はどうしても時間がない時以外は
同じ内容の弁当を持つようにしている。

そうなれば身体が欲するもののタイミングも
似たものになるのだろう。

という夢のない推察は置いておいて。]


 見抜いて先回り出来たら
 もっと好きになってもらえるかもしれないだろう?


[実際にはわからないから、
わからないなりに相手を思ってとる行動が
心を動かすのだと――

己自身の心は知っているのだけれど。]
(32) 2023/08/08(Tue) 9:44:20

【人】 大守 威優


 焼うどん?
 夏野菜で? 食べてみたい。


[家庭用の、らっきょうが添えられたカレーだけではなく、
うどんも家政婦のレパートリーにはない。
勿論、作れるとは思うが、大体作り置きになるので
麺類は用意されないのが決まりのようになっている。

会食でうどんということもないので
人生で食べたことが数少ない。

それに野菜がどう味わいを添えるのか楽しみで
子どものように顔を輝かせた。]


 ピクルスは今日漬けてたら明日のカレーに
 添えられるかな。
 食べた後考えよう。


[いつもより早く始まる「夜」、
食後にその余裕があるかはわからない。]
(33) 2023/08/08(Tue) 9:44:42

【人】 大守 威優

[浴衣の説明という大義名分がなかったとしても
シャワールームにはついて行ったが、
ただカルガモのように後を追うだけではなく
「やること」がある方が己の執着の強さを誤魔化せる気がする。]


 そう。マルチストライプって、シャツではよく見るけど
 浴衣は珍しいよね。
 似合うよ。


[実際、志麻に「しま」模様という洒落は外して考えても
彼の為に誂えたように顔映りが良い。
生成の生地にくすんだブルーとピンク、エメラルドグリーンの
柔らかな配色は、帯ではなくベルトで結んだらまるで
ワンピースのように見えることだろう。

ちなみにもう一組はベースこそ生成で同じだが
紺一色で幾何学模様が描かれていて此方も中々浴衣としては
見かけないデザインだ。
志麻に倣うように頬の近くで「似合うか?」と当ててみた。]
(34) 2023/08/08(Tue) 9:45:17

【人】 田臥 志麻

[夕食を共にする事が少ない分、
 二人で取れる朝食の時間はどちらともなく
 示し合わせるようになり、朝の時間を過ごしている。

 威優と夜を過ごす時間が長過ぎて、起きられない時もあるが、
 それはお互いに予定のない週末であったり。
 時に夜更かしをし過ぎた月曜の朝であったり。

 弁当を作るために平日は志麻の方が早く目を覚まし、
 合わせて朝食も用意することもあれば、
 週末は寝起きから隙を見せることの無い威優が、
 ホテルのビュッフェに出てくるような
 ブランチを用意していることもあった。

 互いの生活のリズムを少しずつ把握してくると共に、
 しばらく一人暮らしに慣れていた身体が、
 人と合わせることを覚えていく。

 威優の言葉に、ぐっ、と言葉に詰まる。]



  …………これ以上…、…?

  

[そうなってしまえば、
 理性が効かなくなってしまいそうで、怖い。]
(35) 2023/08/08(Tue) 19:57:54

【人】 田臥 志麻

[焼きうどんが物珍しいのか、威優の目が輝く。
 ならば、使い道は決まったようなものだ。

 今日が週末で良かった。
 食材は痛むことなく明日の昼ご飯になるだろう。
 ハザマさんは麺類を使うことは無いが、
 志麻は乾麺を使ったり、うどんを冷凍して取り置きしている。
 麺類は一人分の食事を作るのに楽だからだ。

 食後にピクルスを作るなら、
 後でもう一度冷蔵庫の在庫を確認しておこう。]
(36) 2023/08/08(Tue) 19:58:15

【人】 田臥 志麻

[浴衣の流行や良し悪しは、
 和服に慣れてこなかった為によく分からない。

 だけど、]


 浴衣ってもっと昔風っていうか、
 名前も知らないような文様が多いのかなって思ってた。

 色の組み合わせは明るいけど、落ち着いた色だし。
 ……可愛い。


[古めかしいというよりレトロな柄は、好感を誘う。
 派手じゃないピンクの差し色が綺麗だ。
 威優が手にした幾何学模様の方は、
 もう少し色味が暗くてシックな作りだ。

 同じようなポーズを取る威優に、
 「着てるところがみたい」と、
 リクエストを投げて双眸を細めた。]
(37) 2023/08/08(Tue) 19:59:53

【人】 大守 威優

[志麻には同居にあたり此方に生活水準を合わせてもらった。
弁当や普段志麻が作るものは志麻の感覚に任せているが、
己が「合わせている」と感じたことはない。

互いをよく知る前に惹かれ合って番となったが
合わせることに志麻が疲れていたらどうしようと
時々不安になる。

大切にされている、ことはわかる。
もっと好きになってもらいたい、と求めた言葉に
意外な反応が返って来た。]


 …………うん。


[己が思うよりも、志麻は己を好いてくれているのだなと
実感して、じわり体温が上がった。
身体を重ねている時くらいしか本気の「好き」は
中々聞けないので(己が言い過ぎなだけな気もするが)、
「デレた!」という感動が強くて少し震えてしまった。]
(38) 2023/08/08(Tue) 23:43:41

【人】 大守 威優

[明日は休みだ。
カレンダー通りの休日である志麻だけではなく、
久々に此方の方も接待がない完全オフ。

こんな可愛いのを見せられて、健全に寝るなんて
出来る筈がない。
焼うどんを作ってもらう体力を残せるかどうか怪しいが
いざとなったらカレーの残りを昼に、
焼うどんは夜にしてもらおう。]


 お中元でもらったのは素麺だったか……
 焼うどんに使ううどんはどんなのを頼めば良い?
 ストックはあるか?


[志麻は一人の時に麺類を食べることが多いようなので
冷凍庫に入っていたりするだろうか。
もしないならネットスーパーで注文すれば
明日の昼までには届くだろう。]
(39) 2023/08/08(Tue) 23:44:01

【人】 大守 威優

[浴衣の着付に関しては慣れている。
大守の親族会は盆と正月の集まりの時にドレスコードで
和装が指定されることもあり、小学校高学年の頃には
既に浴衣だけではなく紋付き袴も自装できるようになっていた。]


 着物人口が増えたし、昔みたいに和裁士が手縫いするんじゃなく
 機械縫いの着物も出て来たから、素材もデザインも
 自由度が高いものが最近は多いみたいだよ。


[ピンクが配色されているがくすみカラーで落ち着いている。
男性が着ても女装には見えないが、浴衣単体で見た時に
志麻が「可愛い」と思ってくれるなら、今後もアパレル会社と
遣り取りする時の信頼度が上がる。

二人きりでいる時には志麻には「可愛いものの追求」を
諦めてほしくなかったし、
己はそれを余すところなく見たいと思っている。]
(40) 2023/08/08(Tue) 23:44:28

【人】 田臥 志麻

[生活を共にするようになって
 二人の間に差異があったのはやはり金銭感覚だ。
 居室の広さに呆れたり、戸惑ったり。
 ぞんざいに扱われていた物の値段に驚いたり。

 シーツを変える度に焼却していると聞いたときには、
 心の底から「洗えばよくね?」とツッコミが出た。

 ただ、αならではの危機管理だとか、
 彼が利用していることで回る経済だとか。
 誰かが職に就くことができると思い直せば
 それも次第に受け入れていくようになった。

 聞けばシーツに関しては危機管理だけでなく
 自身への独占欲めいたものも含まれていると
 小耳に挟んだ気がするので、何とも言えずにいる。

 彼に「合わせている」というより、
 「慣らされている」ような、感はある。]
(41) 2023/08/09(Wed) 2:47:43

【人】 田臥 志麻

[そのことに不快を感じるのではなく、
 心地良さを覚え始めていたり。
 隠された独占欲も、悪くない、と思ってしまう辺り。

 基準が彼となり、変わり始めていっている。
 威優と過ごす時間を、大切に思うように────。]
(42) 2023/08/09(Wed) 2:48:06

【人】 田臥 志麻

[志麻が「デレている」自覚がないのは
 威優がその時に口にしないから。
 口にしていたら否定するので彼の判断は正解だ。

 番犬を飼っているつもりで実際は飼われていることを
 知らないのは、本人唯一人、である。]


  あー……、素麺でも出来るな?
  けどもう、気持ちがうどんになっちゃった。

  普通のうどんでいいよ。
  茹でてあって袋に入ってるやつ。
  ストックは確か、凍らせたのが残ってるはず。


[と言いつつ、それも記憶の片隅の話。
 ちなみにネットスーパーなるものは
 同棲し始めてからその便利さを知った。

 便利なものは使わせてもらうに限る。
 ストックは増えても困らないし、
 ついでに肉も頼んでおくことにしよう。]
(43) 2023/08/09(Wed) 2:48:41

【人】 田臥 志麻

[先程の浴衣の説明の仕方で、
 彼が着物に慣れている事は分かった。

 着るに限らずその界隈にも詳しいのか、
 和裁士という初めて聞く単語に、ふぅん?と
 相槌を打って首を傾げた。

 保険会社の専務が、
 アパレル業界に明るいのは何故だろう。
 まだ詳しい事情を知らない>>25ので、
 親しい親族でもその会社に居るのかと邪推する。]
(44) 2023/08/09(Wed) 2:48:58

【人】 田臥 志麻

[志麻は可愛いものが好きだ。
 それもレースやフリルのついたものが。
 総じてそういったものの色に使われるのは、
 大抵のものが白かピンクが多い。

 故に、
ピンク=可愛い
の図式が、
 志麻の頭の中では成り立っている。]


  ……色合いと柄は威優が選んだの?


[偶然か、それとも必然か分からないが。
 業者が選んだのなら趣味が合うだろうし、
 威優が選んだなら好みを分かられている、気がする。]
(45) 2023/08/09(Wed) 2:49:25
田臥 志麻は、メモを貼った。
(a3) 2023/08/09(Wed) 2:56:41

【人】 大守 威優

[同じ大守一族でも、金銭感覚の違いはかなりある。
対外的に自分のものとして見られるものに関しては
金をかけること、というのは当主の意向もあって共通しているが、

サービスに関しては、執事や給仕係が存在する本家から
掃除だけ頼む本家跡取りの真珠星、
殆ど自力で賄える鎮守家の人々など
金の掛け方に違いがある。

己は父親にかなり金をかけて育てられたことが影響しているのか
自身でやっても難なく出来ることも外注を使う癖があった。

物を大切に扱っていないように見えた点は反省し、
管理できるもの以外は手放したり
オフの日でも外食や家政婦に作ってもらう生活は
志麻と一緒に作ったりと変わっている。

それでもまだ使用済みのシーツやその場で自力で洗える衣類以外は
(今度は主に独占欲で)焼却処分をしているし
家政婦の仕事量が減って給与が減らないよう、
キャンピングカーの掃除など新しい仕事を作り
変えられない部分もある。]
(46) 2023/08/09(Wed) 8:39:17

【人】 大守 威優

[二色の絵の具を混ぜたら別の色になるように
二人の生活にそれぞれの色を混ぜて新しい形にしたり

繋いだ手が同じ温度になるように
いつかふとした時に同じ判断が出来るような二人に
なれるといい。]
(47) 2023/08/09(Wed) 8:39:32

【人】 大守 威優

[貴重なデレを目撃し感動した気持ちを胸に仕舞う。
下手につついて機嫌を損ねたくはない。

届いたその日に食すのだからと茹でたものがパックになっている
チルドうどんと肉をカートに入れ、注文ボタンを押しておいた。]
(48) 2023/08/09(Wed) 8:40:00

【人】 大守 威優

[アパレル会社に勤めているのは父の従妹にあたる人物だ。
本家筋の姉たちにライバル意識を勝手に燃やして
近寄らなかった父だが、ライバルにならないと思っているからか
従妹には随分優しかったようで、父の死後、叔母たちよりも
可愛がってくれた。

海外勤務が多いのでまだ志麻を直接紹介できてはいないが
写真と簡単なサイズだけで新作の寝巻浴衣を用意させることが
できるのだからすごい。

選んだのか、という問いに対しては
その優秀な父の従妹の話になった。
本当ならストライプもピンクも己が選びたかったので
悔しさを滲ませつつ。]


 大守は女系家族なんだよ。


[因みに件の人物の番や子も女性である。]
(49) 2023/08/09(Wed) 8:40:17

【人】 田臥 志麻

 
[洗えば良くないか?と疑問に浮かんだ疑問は、
 違った形で彼を肯定することになる。

 もし汚してしまったシーツを顔見知りになった
 ハザマさんに綺麗に洗われていたりすれば、
 きっと顔を合わせづらかっただろう。
 
 それでも汚したシーツを焼却している頻度が、
 多いことは知られているのだが……。
 そこに至ってはもう観念している。
 
 頻度を減らす、……ことは、出来そうにないから。]

 
(50) 2023/08/09(Wed) 13:20:31

【人】 田臥 志麻

[引っ越す際にもってきた志麻の荷物は意外と少ない。
 ものにあまり執着しないのは元来の性格であり、
 収集癖のようなものもない。
 唯一拘っているのが下着ぐらいだ。

 今やネットやクラウドシステムが主流になり、
 殆どのものがサブスクで利用できる時代。

 通勤中に音楽を聴いたり、空き時間にはアプリを
 ダウンロードしてゲームで通信したしたり。
 ときには少し前に流行ったドラマを
 動画配信サービスで一気見したり。

 若者らしくスマホは手放せない生活は送っているが、
 そんな志麻が引っ越してきて目を輝かせたのは、
 大きなシアタールームである。

 JPOPが好きな志麻は時折、その場所で
 アーティストのライブ配信を見たりしているし、
 威優にも勧めたりする機会が増えている。]
(51) 2023/08/09(Wed) 13:21:04

【人】 田臥 志麻

[大守家は親族が多い。
 それは以前に参加したパーティでも理解していたが、
 まだ把握していなかった叔従母の名を出され、
 威優が可愛がられていると聞けば目を細めた。

 威優が海外留学していたのは叔従母の影響も
 あるのかもしれない。
 国内に落ち着いていないからこその発想や、
 センスに感嘆符を打ちながら勝手に好感度を上げて。
 女系家族との紹介に、ぱち、と瞬いた。
 なるほど、確かに当主も遺伝子の強そうな女性だった。]


  ……じゃあ、女の子産んだ方がいい?


[性別は選べるものではないがなんとなく口にした。
 それとも、威優のように男の子の方がいいだろうか?

 まだ、先の話ではあるけれど。
 どちらにしても可愛がることには変わりない。]
(52) 2023/08/09(Wed) 13:21:54

【人】 大守 威優

[二人でいる事に飽きる日は永遠に来ないけれど
母体のリスクを考えたら数年以内には子どもが
増えることになるだろう。

そうしたら焼却処分に回すものよりも
洗濯物が増えていくかもしれない。

そして更に数年後、数十年後には
焼却するものがなくなるかもしれない。


今のところは瞬きの間も惜しむかのように
抱き合って、贅沢な資源の使い方に溺れている。]
(53) 2023/08/09(Wed) 16:04:51

【人】 大守 威優

[女系家族にあっても父は男として生まれたし、
宛がわれた番は女性であったものの
生まれたのは己という男児だった。

母は兄弟を生みたかったらしいが
増えれば争いの種になると父が断固として
許さなかったという。
父を見ていると、兄弟がいて実際に家の中で
比べられたりしなくて良かったと思うけれど。]


 性別にこだわりはないけど、
 叶うならふたりは欲しいよ。


[弟を慈しむ志麻を見ていれば、
きょうだいも「争いの種」だけとは思えなくなったから。]
(54) 2023/08/09(Wed) 16:05:04

【人】 田臥 志麻

[威優のように可愛らがれていることもあるし、
 女系家族ではあるものの、
 女尊男卑という感じではないらしい。

 大守の中にはαだけでなくΩ性の人もいると聞く。
 性別にこだわりがないと聞いたなら、
 ふむ、と納得したように首を引いた。]


  じゃ、女の子と男の子がいいな。
  オレ似の女の子と、威優似の男の子。

  絶対可愛い。


[まるで確信を得たように言いながら、頬に口づけた。
 
 兄弟はいいものだということを知っている。
 親族は多くとも、今は母しか居ない威優の為に、
 家族を増やしたい気持ちが前々からあった。
 
 二人欲しいというのなら、望みのままに。
 密かに意気込むのは心の中だけにしておこう。]
(55) 2023/08/09(Wed) 17:31:02