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【恋】 櫛田三四子............。 [提案にぱちぱちとまばたきをした。 確かに指輪をつけていれば ある程度は虫除けというか、 そういう効果にもなるだろう。 もしかしたら黙って合コンに行ったことを まだ気にしていて、彼なりのけじめなんだろうか。 ううん、もしそうではなくても] ......あんまり普段アクセサリーとか つける方じゃないけど。 (?9) 2021/07/11(Sun) 21:30:09 |
【恋】 櫛田三四子でも、そういうのは......良いね。 宙とお揃いの指輪、ほしい。 [何せ恋する乙女だからね。 嫌だなんて、思うはずないだろう?**] (?10) 2021/07/11(Sun) 21:33:53 |
【人】 倉科 宙ははは。 でも、俺の最初の頃よりは上手かったって言ったろ。 ちゃんと上達してるし、えらいよ。 [彼女が上達するよう努力したことは知ってるし。 そうやって作ってもらうこと自体が新鮮で嬉しくて、失敗した料理も全部食べきった記憶は、まだ新しい。] ……あー…そういや叔父さん、 また三四子連れてこいって言ってたなぁ。 [子どもの頃の話とか興味持ってくれるのは嬉しいけど。 過去に、まだ上手く立ち回れなかったりした話とか、失敗とか、色々暴露されるのかと思うとちょっと頭が痛い。 彼女の家族は、俺に対してどんな反応だっただろう。 悪い印象は与えてないつもりだけど、初訪問の時はかなり緊張してたのか、ほとんど記憶が飛んでたりする。 なので、後日彼女に大丈夫だったか?と何度も聞いたのだった。] (17) 2021/07/11(Sun) 23:08:11 |
【人】 倉科 宙[そうして見合いの頃の、懐かしい話をしていたら。 思いもせず教えてもらう、あの頃の彼女からの評価に照れくさくなりながら。 もしも、の話にふといつかの部室での会話がふと過ぎる。] どうだろうなぁ。 昔もそんな話したけど、恋天使じゃなかったら そもそも、仲良くなってなかったかもしれないよな。 でも……なんとなくだけど 好かれても、三四子は避けなかったような気がするし。 意識するきっかけさえあれば、恋した……と思う。 [側にいるのが居心地よかったのは、俺も同じだった。 いつも突拍子もなくて、さばさばしてて、三四子にだけは振り回されるのも悪い気はしなくて。 恋天使じゃなく出会ったとしても。 きっと、三四子だけは心を許せる特別になっていたと思う。] (18) 2021/07/11(Sun) 23:08:21 |
【恋】 倉科 宙[そわそわ落ち着かないような、照れくさくて甘酸っぱい気分に堪えかねて、そっぽ向いて答えながら。 隣で上機嫌に笑う彼女がかわいくて、胸がきゅっとなる。 恋矢っていつまで効力があるものなんだろう。 恋天使同士でも、きっと色々な恋の形があるはずで。 できることなら、結婚して家族になって、子どもができても続いて行くそんな二人になりたいから。 今回の喧嘩のけじめ、というわけじゃないけど。 俺には大事な恋人がいるんだって、隠さず言いたいし。 彼女がもし同じような状況になった時も、恋人がいるぞって示したいなんて、単なる独占欲でしかないのだけど。] …………。 [瞬く彼女に、ごくり、と息を呑んで答えを待つ。 普段からアクセサリーをつけてる姿、見てないし。 あまり拘りを持ってる感じでもないから、断られることも想像しかけた時。] (?11) 2021/07/11(Sun) 23:08:29 |
【恋】 倉科 宙はぁー……よかった。 [彼女の答えに、一気に詰めてた息を吐いた。 気が抜けたと同時に身体の力も抜けて、肩に乗せられた頭に凭れかかってしまう。] ……じゃあ、帰ったら 次の休みは一緒に指輪選びに行こ。 [買って贈る、のもいいけど。 一緒に着けるものなら、二人で選びたい。] (?12) 2021/07/11(Sun) 23:08:49 |