人狼物語 三日月国


138 【半突発R-18】隠り世への送り雛【飛び入り歓迎】

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【人】 走狗 狛


>>32何をしてる、と言ったミヤビは
 こちらを見ると少し動きを止めた。]


  
慣れないから好きでやってんじゃねーんだ。


[言葉遣いに対しては、そんな事を。
 けれどそんな軽口のような、冗談のような言葉も
 これから始まる事の前では
 大した緩衝材にもならないだろう。]
(55) 2022/03/18(Fri) 22:06:45

【人】 走狗 狛


  どうにもならない。

  それに。
  悪いことでも、辛いことでもないぞ。

>>34彼の言葉にはそんな事を。
 どうにもならないと、そう言ったが
 続けたのはこの宴が悪いものでは無いと言った。

 それに続けた言葉はどこまで届いたか。
 サクヤの様子がおかしい。
 彼はその相手で手一杯になるだろうから。]
(56) 2022/03/18(Fri) 22:10:03

【人】 走狗 狛

──奥の院/宴の席──

  ん?
  
  ……邪魔も何も……。

>>38むしろ混ざっても良いとまで思ったのだが
 彼の、大蜘蛛殿の目的はまた別の所にあるらしい。
 
 彼の話した内容にピンとは来ないが
 宴が始まる前に聞かれた事が関係するのだろう。

 目の前の女性がどうなるかは分からないが
 そのまま見守ろうか。]*
(57) 2022/03/18(Fri) 22:15:25

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

──奥の院>>51>>52──


(――随分、意思の強い子だ。
そして、聡い。)

[大概の者は、ただただ取り乱して全てを拒絶するか、流されて享楽にふけるかだ。
その中で彼女は、ちゃんと自分達の正体を見定めている。

生半可な言葉では、彼女の心に届かないらしい。
より強い拘束力で洗脳を掛ける事はできる。
だが、それは彼女から「拒否」の選択肢を奪ってしまう。
それは避けたい。

なら、矛先を変えよう。
彼女が安心できる相手へ、注意を逸らせばいい。]
(58) 2022/03/18(Fri) 22:25:54

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

『確かに、君は「雛」として選ばれて、隠り世に送られた。
でも、真珠ちゃんは怖がっていない。
僕たちが怖い事は何もしないと、知ってるからだ。

何より、君は一人で飛ばされたわけじゃない。
友達と一緒じゃないか。
ゆっくりと、「雛」としての自分に慣れていけばいい。
今すぐ、全てを受け入れろという訳じゃないんだ。

それでも怖いというなら、真珠ちゃんのところまでついて行こう。』

[葡萄を強請る真珠>>30を示して、もう一度暗示をかける。
彼女の警戒と恐怖を和らげる、その為にも一度好奇の視線から離れる必要もあるだろう。
真珠のいる席を示しながら、なお彼女を促した。*]
(59) 2022/03/18(Fri) 22:26:08

【人】 高校生 三國萌々子

──奥の院──>>58>>59


  …………ぅ。

[男の言葉は刺さった。
そう、私の中で今唯一と言っていい縁は
友達である真珠だけだったから。

真珠の様子は……おかしい。
おかしいけれど、真珠は真珠だと思っているから
人間だから。

今の状況は酷くても最悪では無いのだと
そう思えるから。]
(60) 2022/03/18(Fri) 22:58:19

【人】 高校生 三國萌々子


  ……い、行く……。

[>>59彼が人間なのかどうか。
その質問に彼は答えていないのに
私は既にその質問を忘れて
彼の言う通りに移動しようとした。

暗示が良く効いたのが分かるだろう。

真珠のいる席まで
お互いの姿こそ見えて、声は届くけど
多少は離れてる場所まで。]*
(61) 2022/03/18(Fri) 23:01:24
白い大蜘蛛 カガリビは、メモを貼った。
(a12) 2022/03/18(Fri) 23:04:30

高校生 三國萌々子は、メモを貼った。
(a13) 2022/03/18(Fri) 23:06:48

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

──奥の院>>60>>61──


[真珠に注意を向ける事は、正しかったらしい。
友人の事であれば、彼女は警戒心が下がる。
けれど、ここで強引な手段にでれば、彼女の暗示は解けてしまうだろう。
少しづつ、少しづつ、林檎の皮を剥くように彼女の心を曝け出していくとしよう。]
(62) 2022/03/19(Sat) 0:07:04

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ


『――…雛は愛でる為のものだ。
それに、雛は君だけじゃない。
真珠ちゃんも君と同じだ。
何もおかしくは無いし、一人で怖いことも無い。
だから、皆が君を愛でようとするのは、当たり前の事なんだよ。』


[暗示を重ねる。
疑問に思う事などないのだ、と。
彼女が置かれている状況を、受け入れさせていく。]

『怖いなら、真珠ちゃんの目の届くところに居よう。
おかしな事があれば、真珠ちゃんが止めてくれる。
そうだろう?真珠ちゃんは、君の友達なんだから。』


[全くの詭弁。
だが、今はこれでいい。
彼女が1人ではない事、助けてくれる存在がいるという、心の逃げ道。
――経験上、暗示は逃げ道を用意した方が心に入りやすい。

彼女の常識を崩しにかかるが、彼女の様子はどうだろう。*]
(63) 2022/03/19(Sat) 0:07:31
白い大蜘蛛 カガリビは、メモを貼った。
(a14) 2022/03/19(Sat) 0:19:43

【人】 夢うつつ 真珠

―隠り世・奥の院の宴席―


[これが噂に聞く満漢全席っていう物なのかな、なんて思ってしまうような料理は、ちょっとずつ摘まみ食いしているだけでも舌が蕩ける程の美味さで。

途中、萌々子>>43や面の男>>31が咎めるような声を掛けたことにも気付かず、ウットリした気分のまま常よりもさらに好き放題に、妖達と食事やスキンシップを楽しんでいた。]


……うふふ、やっぱりタダなんだぁ。
あのおじさんが、言ってた……
なんか、選ばれたら、何かあるって…
…これのことだったんだね。


[嘴の男>>54から放り込まれた小葡萄を口の中で食めば、甘ぁい蜜のような汁が迸り、ただでさえぽやっとした表情がふにゃりと蕩ける。]
(64) 2022/03/19(Sat) 0:35:55

【人】 夢うつつ 真珠


わぁ。もう一つ、くれるんですかぁ?
んー、いただき……っ。…ふあ……


[雛鳥が嘴を差し出すように、首を前に突き出して口先で実を摘まめば、唇を指で撫でられて、まだ口の中に残る汁の甘さとその指の感触に、嬉しそうな吐息を漏らす。

もっと、とねだろうとしたその時、どこかで見た覚えのある顔が現れた。>>38]


はにゃ……あ、えーっと……
あのときの、おじさん……だぁ。

どうか、したの……?


[フワフワと夢見心地で脚を崩しへたりこんだ姿勢で、両手を股の間の床につきながら、しかし何故か吸い込まれるような感覚に陥りながら、彼の瞳>>39を見つめると。]
(65) 2022/03/19(Sat) 0:36:41

【人】 夢うつつ 真珠



 『君は、隠り世の住人ではない。』



[そう告げられて、一瞬、貧血でも起こしたかのように、視界が急に小さくなって行く感覚。]


え……あ……わたし……、


[この世界の住人ではない、という言葉そのものの意味を、理解できないような顔で彼の瞳を見詰め続けるが、何かまるで、言葉の意味以上の揺らぎが自分の心に生じているような感じがして、]


  
『ここでは、好きなだけ愛を享受するといい。
 皆、君を愛でる事を望んでいる。
 欲のままに、求めるといい。』



[次の言葉が告げられた時には、もうその響きをすんなりと脳が受け入れるようになっており。いつもよりも更に薄ぼんやりとした目をしながら、嬉しそうに口を開けると、既に別の方向を向いてしまった男の方をまだぼおっと見ながら、言った。]
(66) 2022/03/19(Sat) 0:38:02

【人】 夢うつつ 真珠


……そっかぁ。ここの人、みんな……
いっぱい、可愛がってくれるんだ……
わたし、いっぱい、してもらっていいんだ……


[うっとりとした甘い声でそう言葉を吐くと、甘えるように辺りを見回して。気付けばこれまで近くにいなかった気がする萌々子が、ふと今、視界に入った>>61事に安心感を覚えながらも。

提灯の男との遣り取りを見守っていた、嘴の男>>57が目に留まると、猫のように両手を床につきながら四つ足で擦り寄って、半開きになった口を突き出し、次の果実をねだった。]


……ねぇ、もっと……ちょぉだい……?*

 
(67) 2022/03/19(Sat) 0:39:55
夢うつつ 真珠は、メモを貼った。
(a15) 2022/03/19(Sat) 0:44:53

【人】 走狗 狛

──隠り世・奥の院宴の席──

>>67果実の影響か、それとも大蜘蛛殿の言葉か。
 元から彼女は惹かれやすかったのかもしれない。]

  ……勿論。
  愛しい雛の頼みなら。

[人から、猫のように。四つ足でこちらに近づく
 彼女の頬を軽く手の甲で撫でてから
 顎に手を伸ばして軽く上を向かせると
 
 仮面を外したオレは
 果実を口に咥えて彼女に果実を口移しで渡す。]
(68) 2022/03/19(Sat) 0:54:08

【人】 高校生 三國萌々子

──奥の院──


  雛……真珠と同じ……
  愛でられる…?

  ……うぅん。いや違う。
  わ、私。私は雛じゃない。
  そんな存在じゃ……

[>>63うつらうつら、と。
先程まで恐怖でクリアだった意識は
いつの間にか霞がかかったように。

それでも、雛というのはおかしい。
愛でられるための存在に
私が成ってるのはおかしい。

そう、残った頭でなんとか
なんとか拒絶しようとして]
(69) 2022/03/19(Sat) 1:06:17

【人】 高校生 三國萌々子



  ──ぁ。

[>>67真珠と目があった気がした。
それから彼女が床に手をついて、誰か知らない男と
>>68キス……のような、そんな事をしてるのを見た。]
(70) 2022/03/19(Sat) 1:08:11

【人】 高校生 三國萌々子


 ──おかしな事があれば、真珠ちゃんが止めてくれる。
 そうだろう?真珠ちゃんは、君の友達なんだから。──

  そ……そう、かも。
  ……おかしい事は何も。

[>>63それならば
真珠が今してた事は、おかしな事ではない?
あんな姿、私は当然見たことない。]
(71) 2022/03/19(Sat) 1:10:39
高校生 三國萌々子は、メモを貼った。
(a16) 2022/03/19(Sat) 1:14:17

走狗 狛は、メモを貼った。
(a17) 2022/03/19(Sat) 3:31:12

夢うつつ 真珠は、メモを貼った。
(a18) 2022/03/19(Sat) 3:50:37

【人】 気紛れ者 空木

[咲夜の肩越しに、先ほどの長い髪の少女と狛のやりとりは視界に入っていた。
四つん這いで自ら擦り寄り、男に乞う姿も>>67
異界に足を踏み入れた当初から、危うい雰囲気を漂わせていた、あの少女。

雛としての記憶を持つ咲夜の、『雛が本当に嫌がることはしない』という言葉を思い返す>>17
真偽の程は分からないが、今頼みにできるのは、その程度で。
合意の上なら、介入することもないかと静観していたが。
真っ二つに服が切り裂かれ、衆目に露わになる姿]


  うわ……、見てらんねぇ。

[即座に視線を外して、口腔で低く呻く。
蕩けきった声をしきりと上げる様と、彼女の相手が、
境内で素朴さを見せていた男故に、干渉は控えていたが]


  こま。…あんまり酷く、しないであげてな。

[取り込み中の二人に声が届くかは分からないが、思わず呟いた]
(72) 2022/03/19(Sat) 7:00:59

【人】 気紛れ者 空木



  さっちゃん。…少しは、落ち着いた?

[ゆるゆると手遊びに艶やかな黒髪を梳いて、打ち震える彼女の耳元に囁く。
咲夜とのことも、所詮は時間稼ぎに過ぎない。
言動から、拓かれ尽くしたらしいと知る彼女の身体、
また妖の心ゆくまで弄ばれるのだろうと、容易に想像は及ぶ。

彼女はさっき、何と言ったのだったか。
地元民には聞き慣れた伝承と共に、記憶を探る。
───そう、確か。
愛でられる役目を終え、心を囚われなければ帰れると>>16]


  ねぇ。これ──…どのくらい、続くのかな。

[彼女の身体を後ろから抱き直して、肩口に顔を埋めて問う]
(73) 2022/03/19(Sat) 7:17:53
気紛れ者 空木は、メモを貼った。
(a19) 2022/03/19(Sat) 7:30:30

気紛れ者 空木は、メモを貼った。
(a20) 2022/03/19(Sat) 7:36:41

【人】 雛巫女 サクヤ

 
「…こっち。みて、ください…。」
 
 
ひどく悲しい気持ちになったのは。
 
 
「わた、私、…じょ、上手に、御奉仕…しますから…。」
 
 
じわり。目頭が熱くなって涙が滲む。
>>72先に果ててしまった身であれど。
他に目を向けられるのは自分の力不足の様な気もしてしまって。
勿論、理性では分かってる。分かっているはず。
このかくりよにいること自体が異常なのだからと。
でも。
二孔を使うことは彼を困らせることだと言う。
最後まではしない、とも言われた。
それならば?
視線が彷徨う。助けを求めるように。人を探す様に。
けれど。
改めて彼を見つめて。
 
(74) 2022/03/19(Sat) 7:44:58

【人】 雛巫女 サクヤ

 
「ほ、ほかの雛の方が良いですか?
 それともやっぱり、お兄様、お姉様方の方が…?」
 
 
私では彼を満足させられないなら。
此方を楽しげに見つめながら、手薬煉引いて待つ彼らに譲り、わたしも彼らのもとで愛でられることも考える。
もっと大人の雛の方が、彼は困らないのかもしれないし。
そんな中。
>>73新たに問いを向けられて。
どう、だったか。記憶を探る。
 
 
「…最初の時は。二日、抱かれ続けました。」
 
 
その後。いつまでいたのかは分からない。
分からなくなってしまった。
ほかの雛がどうだったのかも覚えてなくて。
 
 
「たくさん。たくさん。教えられて。
 でも。夢だから忘れろと、今までは。
 元の世界に帰るように言われて。でも。
 何度も。何度も。…でも。
 わたしはこれがもう最後。」
 
 
火照りは鎮まら無いけれど。
此方から求めることはしないのは、余所見されたことで少し気落ちしていたからだ。
(75) 2022/03/19(Sat) 7:45:21
雛巫女 サクヤは、メモを貼った。
(a21) 2022/03/19(Sat) 7:56:16

【人】 長寿桜の精霊 ユヅル

―暫し後―


「もし、もし――…。
咲夜さま。」

大蛇が一しきり彼女を愛で終えたことを確認して、声を掛ける。
狐面を被った雛と、なにやら上手くいかなかった事を見ていたからだ。>>74>>75

「何やら、気落ちされていたご様子ですので、声を掛けさせていただきました。
――…気にすることはございません、どうしても間が悪いという事はありまする。
誰が悪いという事はないのです。」

そう、間が悪かったのだ。
咲夜にも、狐面の彼にも、誰にも非は無い。

「咲夜さまは素敵な雛にございます。
それは我ら長寿桜の精霊たちが保証いたしましょう。」

彼女は巫女として、雛として、よく神社に尽くしてくれる。
無碍にするわけもない。
(76) 2022/03/19(Sat) 8:37:02
長寿桜の精霊 ユヅルは、メモを貼った。
(a22) 2022/03/19(Sat) 8:38:39

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

──奥の院──


『「雛」になる事は、怖いかい?
自分が誰かの為の物になるのが、怖いかい?』

[彼女は、「雛」という言葉に強く抵抗を示す。
これだけ暗示を重ねても、まだ理性を残している。
ーー仕立てがいがあって、大変よろしい。]

『なら、「雛」になる事は辞めてしまおう。
君が怖いのなら、無理に雛になる必要はない。』

[あっさりと認めて引き下がる。
次の逃げ道を用意して、また一つ彼女の常識を崩しにかかるとしよう。]
(77) 2022/03/19(Sat) 8:58:33
白い大蜘蛛 カガリビは、メモを貼った。
(a23) 2022/03/19(Sat) 9:03:02

【人】 気紛れ者 空木

[熱を持て余す視線を向けてきた彼女に、誰でも良いならば、と。
妖よりは優しくできるであろう自分が、手を伸ばしたが。
彼女が強請ったのは、今までとは違うもの>>74
こっちをみて、と望むいじらしい囁き。
悲しげで、どこか寂し気な眼差し。]



  ……っ、やめて。

  そういうの、俺。弱いから。

[押しとどめる言葉と裏腹に、先より低く焦った声音が零れる。
潤む瞳に目を瞠ると、直ぐに唇を押し当て、頬に伝い落ちることも許さず舌先で掬う]
(78) 2022/03/19(Sat) 9:03:13
白い大蜘蛛 カガリビは、メモを貼った。
(a24) 2022/03/19(Sat) 9:19:11

【人】 気紛れ者 空木


  そうじゃなくて…ね。全然、そうじゃない。
  分かんないかな。

  ――可愛い子に、酷いことしたくないんだよ。

[浅く被っていた面を額まで押し上げ、
濡れた瞳を間近く覗き込む。鼻先をすりと擦れ合わせ、
声を震わせる唇を自分のそれで塞ぐ>>75
一度、二度、柔らかな感触を啄んで]


  でもそれで悲しませたなら、…ごめん。

[このまま顔を見つめていると、何かまずい気がして、
簡単に手折れそうなか細い身体を、後ろから抱き直す。
肩口に顔を埋めながら聞く、彼女の返答。
妖に仕込まれた、雛としての記憶。
こんな酷なことを言わせるつもりはなかったと、苦い思いで耳を傾ける]
(79) 2022/03/19(Sat) 9:20:56

【人】 気紛れ者 空木


  それは――… 忘れた方が、いいよ。
  こんなの、全部悪い夢だ。直ぐに、覚めるよ。

[そこに彼女の意思は伴わないだろうと思える異形との睦み>>75
自分とのことも含めて、綺麗に忘れられればよいと願いを込めて紡ぎ落す。

けれど、もう夢を忘れることはないと、意思を乗せた彼女の声。
瞠目して、横顔を覗き込もうとした刹那。
横から引き剝がす腕、離れゆく体温]
(80) 2022/03/19(Sat) 9:30:30
気紛れ者 空木は、メモを貼った。
(a25) 2022/03/19(Sat) 10:00:54

気紛れ者 空木は、メモを貼った。
(a26) 2022/03/19(Sat) 10:01:35

【人】 雛巫女 サクヤ

 
>>78こう言う言葉は、どうにもいけ無いらしい。
そう。ここでは、ひとりの誰かのものにはなれない。
そうあってはならない。それを求めてはならない。
ただ私を見て。そう思っても。
目を逸らされる私が悪いのだ。
涙を唇で拭う優しさを、浅ましく求めてはいけ無い。
奉仕して。愛でられて。でも。
 
 
「ひ ど い こ と … ?」
 
 
>>79鼻先を擦り合わせられながら、本当に不思議だった。
酷いこと。なんだったっけ。
むかし。むかし。
ひどく、諦めた事が、あったのだけど。
悲しませたら。その言葉に、首を横に振った。
背中側から抱きしめられて。暖かくて。
なんだかまた泣きそうになっていた。
 
(81) 2022/03/19(Sat) 10:22:33

【人】 雛巫女 サクヤ

 
「ひどいこと…。」
 
 
ひどい、と思った時のこと。
 
 
「…これも、わるい夢、なの…?」
 
 
淫らな事。それは全て夢になった。
誰に抱かれても犯されても。それは夢の出来事で。
そんな風に作られた私が。
現実世界でも同じように。
抱かれても犯されても、それは、夢と。
忘れていた。忘れて、生きてきた。
いつも通りに。いつもと同じに。でも。
 
(82) 2022/03/19(Sat) 10:23:06

【人】 雛巫女 サクヤ

 
密かな声。後ろを振り返ろうとすれば。
もうその時にはすでに背の温もりからは遠く。
巻きつく大蛇に仮初の安息すら得ながら。
 
 
自分の裡の本当の願いに、打ちのめされる。*
 
(83) 2022/03/19(Sat) 10:24:14

【人】 雛巫女 サクヤ

 
―暫し後―
 
二孔を同時に愛でられて。
長く太く大きな体で全身を締め付けられながら。
緋袴の奥。熱を引き抜かれたばかりのそこから、とろりと蜜と白とがこぼれ落ちていた。
衣服の乱れはそれでも軽微で。
服の裾から小蛇が這い出て、ジン…と火照る肌の上を滑り行く。
 
 
「ん、…ふ、あ…。」
 
 
余韻にひく、と体を震わせた。
締め付けられるのは。強く求められている様で嬉しい。
けれど、わたしはひとりの雛ではないので。
皆に愛される雛なので。
そうしてお兄様方お姉様方が満足すれば、離れられてしまう。
より沢山の皆様方に愛でられなければいけない。
そう、教えられてきた。
だから。
…だから。
 
(84) 2022/03/19(Sat) 10:28:48