人狼物語 三日月国


52 【ペアソロRP】<UN>SELFISH【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 一 夜端

 

   新入りくんに教えてやろう
   ソイツは生まれ持っての娼婦だ

   娼婦。意味わかるか?

   男に媚び諂って
   イヤラシイことして金を得る
   穢らわしい生き物なんだ

   母子揃ってな

 
(74) 2020/11/26(Thu) 22:52:20

【人】 一 夜端

 

   穢らわしいコイツの魔の手から
   カワイイ村民達を守るために
   欲の発散に付き合ってやってるというわけ

   俺は慈善事業者なんだよ


[ぐりぐりと靴底を押し付けながら
 講釈を垂れると、
 見た目だけは天使の笑みを浮かべた。]
 
(75) 2020/11/26(Thu) 22:52:41

【人】 一 夜端

 
[腕時計を持ち上げ文字盤を確認すれば
 しまった、という顔。]


   夕食の時間だ。帰るぞお前ら


[周りに声を掛け、
 ぞろぞろと教室を後にしようとする。
 止められることがあったとしても
 こちらには止まる気がない。**]
 
(76) 2020/11/26(Thu) 22:53:00

【人】 Revenger ヴィルヘルム



[ いつか約束を交わした日から、
  自分達の行先と野望を語り合う事が増えた。

  一方は奪われたものを取り返す為の復讐を。
  一方は歪んだ秩序を討ち滅ぼす為の征服を。

       誰にも明かせない筈の運命と胸の内を、
       二人だけの秘密へと替えて共有していたからこそ
       心の火は揺らがず其処に在れたのか…… ]



 ( 否。我が魂は畏れも躊躇も知らない。
   “教えられて”すらいなかったのだ。

     とは言え、至極有り触れた出生の彼奴にとっては
     多少の気休めになったのかも知れないが。 )


 
(77) 2020/11/27(Fri) 1:15:29

【人】 Revenger ヴィルヘルム

 

[ “在校生の代表として是非壇上で送辞を”────

  勿論、二つ返事で其れを断った。
  それどころか卒業式には出席すらしなかった。

  同じ学部の生徒も、そうでない由緒正しき出の者達も、
  何処へなりとも勝手に行ってしまえ……と、
  半ばやさぐれた様な心持ちがあったのは間違いない。

  皇帝家の世継ぎと云うだけで色目を使う人間ばかりで、
  ずっと息苦しい想いをして来たのだから尚更に。]


     [ 秘められたもう一つの理由は、
       『あるもの』の準備の為に忙しかったから。
       放課の度に門を出て何処か遠くへ出掛け、
       寮に帰らない日も何度かあった。 ]


 
(78) 2020/11/27(Fri) 1:15:47

【人】 Revenger ヴィルヘルム

 

[ この日が卒業式であるとは知っていたから、
  間に合わせる為にも選りすぐった駿馬を駆った。
  陽が天頂を通り過ぎればなお道を急ぐ。

  僅かな荷物と側近を連れての弾丸遠征は、
  証書を手に校舎に別れを告げる生徒がちらほら現れる頃に
  漸く目的地へと辿り着いた。

  正門の外まで続くレッド・カーペットを踏み鳴らすのは
  名残惜しそうな卒業式の靴音などではなく。

      ────其れが青毛の雄馬の蹄だと知れば、
          誰もが思わず其の背を目で追った。 ]

 
(79) 2020/11/27(Fri) 1:16:02

【人】 Revenger ヴィルヘルム

 

[ 正門前で手綱を引いた側近達の静止の声を振り切って、
  黒馬は花道を嘶きながら逆走して往き……
  花を抱えた少女の周囲を半周して止まった。>>34 ]


         お前に餞別を。


[「何故」や「どうして」を予てから突っ撥ねるように
  頭上から一方的に告げながら。
  跨っていた鞍からひらりと飛び降りれば、
  豪華な刺繍の外套が大きく翻った。

  長旅をするにはまだ肌寒い季節。
  邪魔臭いと言わんばかりに巻いていたケープを放り出し、
  自由になった懐から取り出したのは──── ]

 
(80) 2020/11/27(Fri) 1:16:15

【人】 Revenger ヴィルヘルム



 [ 刃渡り九寸にして何処までも精巧。
   黒曜石を鍛え、破邪の印を刻んだ刀身は
   見る者の顔が映り込む程に滑らかで、眩く。

   其れを納める鞘もまたぴたりと填まる様に拵えられ、
   腰に帯びれば如何なる者も騎士の佇まいに思える程。 ]



   [ 悪魔退散のルーンを懐く其れが意味する事を、
     いつか結んだ
「約束」
を、
     貴女はどうしようもなく理解している筈。 ]

 
 
(81) 2020/11/27(Fri) 1:16:44

【人】 Revenger ヴィルヘルム

 

  東方の名高い鍛冶師に打たせた品だ。
  俺の剣を造ったのも同じ刀派故にな、
  云うなれば────……弟分の様なものか。

  図体の割には恐ろしい程よく斬れる。
  持っておけ。

        ……道半ばで斃れられても困るからな。


[ いつもの様な皮肉的な笑みでありながら、
  一抹の憂いが含まれていると思えたのなら……
  其れはきっと気の所為ではないのだろう。 ]

     ( これから歩む事になる未来を知っていれば、
       祝いの言葉など上辺だとしても贈れるものか。

              決して……言えるものか。 )


 
(82) 2020/11/27(Fri) 1:18:05

【人】 Revenger ヴィルヘルム

 

[ 野次馬が囃し立てる様な歓声を上げているのは、
  贈り物に込められたメッセージを知らないから。
  恋人同士だと度々噂される身でありながら、
  相手を明確に異性として意識した事はなかった。
  ……まだ。


  遠くで抗議の声を上げる教師の声も、
  正門前で立ち往生した儘の側近達の嘆きも何処吹く風。
  今この時だけは、如何なる第三者の言葉も耳には入らず。

  幸福だった筈の陽だまりから旅立って往く彼女に
  最期に告げるのはひとつだけ。 ]


    いずれ互いの戦いに幕を引いた後、
    運命の重なる処で“また”逢おう。


[ 彼女からの恩礼の品を一目見た時は、
  その効用について思い当たる事などある筈がなかった。
  病状も養護教諭の献身の甲斐あって、
  いつかは快方へ向かうものだと思っていたから…… ]*

 
(83) 2020/11/27(Fri) 1:21:11

【人】 盗人 アシュレイ

 
 
─── 森の奥深く、謎の館にて ───



   …………ここか。


[ 森の中にうろつく魔物たちを振り払い。

  奥へ深く、深く足を踏み入れていけば
  少しばかり開けた場所に
  館がひとつ建っているのが確認出来た。

  既に日は傾きかけ
  木々が伸ばす枝の隙間から
  橙色の日差しが降り注いでいる]
 
(84) 2020/11/27(Fri) 1:53:27

【人】 盗人 アシュレイ

 
[ じっと館に鋭い視線を差し向ける。

  見た所、石造りの邸宅であり
  周囲は高い石壁で囲まれている。

  古いとも新しいとも言い切れず
  建物の壁にはそこかしこに
  蔦が這い、灰色味がかった壁を
  深い緑で飾り立てていた。

  何とも人気がなさそうな屋敷。
  けれども何故だろうか。
  近付くにつれて、背筋をぞわりと
  冷たいものが這い上がっていく。


  この建物の中に何があるというのだろう。

 
頭の奥で警鐘が鳴る。

 
これ以上足を踏み入れるのは止めろと。


──────何故?]
   

 
(85) 2020/11/27(Fri) 1:53:30

【人】 盗人 アシュレイ

 
[ これまでに危険な場所に
  足を踏み入れたことなど何度だってある。
  狂暴な魔物に襲われたことだってある。

  それなのに何故、足を進める事を躊躇うのか。


   
( 俺は恐れているのだろうか。……何を? )



  頭に考えを巡らせても理由は分からなかった]
 
(86) 2020/11/27(Fri) 1:53:34

【人】 盗人 アシュレイ

 

   「早くしないと日が暮れちまうぞ。
     さっさと行こうぜ」


[ 掛けられた声にはっと意識が浮上する。

  背後を振り向けば装備に身を包んだ
  屈強そうな男たちが三人。

  一人で向かうには危険だと考え
  村で声を掛けた冒険者らしき者たちだった]
 
(87) 2020/11/27(Fri) 1:53:38

【人】 盗人 アシュレイ

 

   ああ、そうだな……行くか。


[ 頭に浮かんだ考えを振り払うように頭を振り。


   
( らしくもない。

     
侵入する前から戦き戸惑うなどと )



  装備を確認すれば
  館へと足を踏み入れるのであった]*
 
(88) 2020/11/27(Fri) 1:53:45
到着: 亡国の歴史書

【人】 亡国の歴史書



むかし、むかし、魔法が日常的に存在する世界の中に、とても大きく偉大な国がありました。
王様は絶対的な権力を持って国の全てを掌握し、
政治、貿易────更には戦争。
圧政に溺れ、財力に溺れ、血にまで浸したその腕は自国のみに留まらず、周りの国々にまで及びます。

            
千年戦争

אלף שנות מלחמה


永遠に終わらない戦火を恐れ、人々はそんな名称を付けたと言います。
生まれつき魔力の少ない自国民の代わりに、黒煙を吐き出す工業地帯が人工的な魔法武器を生み出し続け、科学技術は神の力を超える勢いで発展を続けます。
───そんなある時、とある科学者が思わぬ大発明をし、この国を変える転機が訪れました。

「魔力を持った他国に立ち向かうのならば、
 同等の強さを此方の兵士も持ち得るべきである。
 ───人の力を超越した、獣の遺伝子を注入しよう。
 奇襲に最適な夜に……
 満月に反応する怪物を、人から作り出すのです。」


 
 
(89) 2020/11/27(Fri) 2:15:18

【人】 亡国の歴史書



      ────
月光病。


戦に不利な幼い少年兵を中心に投与され、無敵の戦争大国への礎に…変わり果てた姿へと化したものは、後にそう呼ばれるようになりました。

満月の夜に、人ではない獣に姿を変える。その影響下では猛烈な飢えを引き起こし、周囲の生物を、例え親しい者であらうと食い殺す。
変身するかどうかを自分で決めることはできず、一度変身すると自我を失う傾向にある。

同時開発された薬は気休め程度にしかならず、生物兵器を必要とした国家がそれ以上の研究を進めることなどありません。
最早人間としての扱いすらされなくなった彼等が怪我などしてしまえば、もう用済みとして処分されてもおかしくはなかったのでしょう。

ですが───……歴史に黒い記述を残したくなかった王様は、自らの手を汚すことすら拒否しました。
彼等を故郷に帰し、異常病種の怪物として差別対象になり、周りから迫害を受け、自らに死を望ませる。
悪徳な手法を使って薄暗い歴史を根元から葬り去ってしまったのです。


そこに残るのは、孤独に震える醜い怪物だけでした。
           ……それだけのはずでした。


 
(90) 2020/11/27(Fri) 2:29:11

【人】 動物擬 リヴァイ


[怪物というのは、いつの時代も忌み嫌われる存在だ。

だが、怪物は本当に全てにおいて害悪なのだろうか?
私は生まれてこの方、そうは思わなかった。
苦しむ民から税を搾り取り、悠々と暮らす貴族たち、
叶わぬ妄執に焦れる教会の上層部。
戦から帰還しても尚優しき友に石を投げる元友人。

心の臓まで腐り果てた醜き者を怪物なのだというのなら、
そんな怪物を退治すべきだというのなら、
言葉通り、鉄槌を下すべきなのは寧ろ────……]


    『君を見て疑問は確信に変わった。
     生きた屍のようにさ迷い続ける君を見る迄は
     歴史の暗部等知らずに生きていられたのに!』


 
(91) 2020/11/27(Fri) 2:38:05

【人】 動物擬 リヴァイ


 美しき獣
「Behemahに嫉妬しているだけだろう。
 あれ程強く優しい存在など居ないと言うのに。」



(怖がるのは噂を鵜呑みにする無学な阿呆共だけ!
 君は神の最高傑作、完璧な獣そのものではないか。
 他人に慈悲を与える綺麗な心まで持っているのに
 分からないやつらの目は節穴以下なのではないか?)


[だからこそ、優しき獣の友を支えるために、密かに禁忌の変身術へと手を染めた。
成功したのはひとつの奇跡。変身体に彼が飢えを感じなかったのはふたつめの奇跡。
幸運を重ねて、気休めだとしても薬を運び続けた。地獄のような月夜を二人で乗り越えられるように。]



 
(92) 2020/11/27(Fri) 2:38:21

【人】 動物擬 リヴァイ


[─────だからこそ。
有象無象に弄ばれ、裏切られ、揺らされたって、君は何も出来やしないんだ。

   君の目に浮かぶ絶望が許せなかった。
   君の目に浮かぶ涙粒が赦せなかった。
   君の目に浮かぶ往生が宥せなかった。

誰も知らない森の奥、2人っきりで過ごす時間。戦の合間に見たという広い世界を語る君は輝きに溢れていたけれど、満月が空に昇る日は実に悲しそうだった。
塵が積もれば山となるように、心に刻み込まれた傷が徐々に血飛沫を上げ、かりそめの笑顔は何時しか苦痛に塗り替えられる。
何度も、何度も、辛そうな顔をする君を見るのが辛かった。

…………故に、その扱いに耐えきれず、断頭台に自ら登ろうとする君をどうしても救いたかったから、私は……、]

      
 
(93) 2020/11/27(Fri) 2:38:57

【人】 終焉の獣 リヴァイ



        
君の呪いを私に喰わせろ。

「תן לי את הקללה שלך.」




[───腐った国家の手に落ちるくらいなら、自分が手をかけた方がマシだと思ったからこそ。
その弱々しい獣の背中に襲いかかり、力尽きるまで引き止め続けた。
眼球からは涙の代わりに血を流し、理性のあるままに貪り食らった動物もどきは、ある日を境にその術が自由に扱えなくなってしまった。……特に満月の綺麗な夜なんかには。]




 
(94) 2020/11/27(Fri) 2:39:22
離脱: 亡国の歴史書

到着: 終末論

離脱: 終末論

到着:終末論  

【人】 終末論  



ハルマゲドン

この国の終焉を望むかのように、二対の獣が交わり、互いを喰らい、殺し合い、ひとだったものが新たな化け物へと姿を変えていく。
月光病の遺伝子が含まれた血液は、少女の傷口から直に流れ込み、まだ人間であった遺伝子と結合し合い、月夜に怒りの咆哮をあげさせる。
───それは、全ての歯車を狂わせた全ての元凶へと矛先が向けられていた。


         
そして呪いは繰り返す

והקללה חוזרת על עצמה


その口を、鋭い牙を、愛しい親友──同胞──の血で染めた少女の身体は、硬い鱗で覆われている。澄んだ青眼は憤怒と狂気の混じった濁った赤に埋め尽くされて、夜の闇に一筋の光を放っていた。

────そこに立っているのは、いかなる武器も通用しない、終末を表す獣その物であった。



(95) 2020/11/27(Fri) 3:04:29

【人】 終焉の獣 リヴァイ


[孤独の牢獄に閉じ込められていた君を「守った」あの日から、二人で歩いた緑の小道を傷だらけの素足が踏むことはなくなった。
君が歩む筈だった永久の地獄を身体ごと喰らってしまった後は、この胸に宿る使命は、湧き出る飢餓の対象は、たったひとつだけ。
君の歯車を狂わせたこの国を───全て
らい尽くすこと。
ただそれだけを胸に、必要知識を詰め込む目的で学び舎に足を踏み入れていた。]

    無二の親友は喰らってしまった。
    慕ってくれた後輩の背中を黙って押して、
    寮の中の喧しい絵画との糸は絶ってしまった。
    最後に焦れていた恋心さえも燃やし尽くして
    “首席兼寮長”の少女は今、この場で“死んだ”。


[それで、良かったのだ。
月夜の冷たい光に当てられた凍土が溶けてしまえばこの決心もきっと揺らいでしまうから。
この孤独は、私の望んだものだった。
私は、誰とも寄り添えずに狂ってしまっても構わなかった。]

(これは始まる前から既に定められていたラグナロク。
 赤獅子の出逢いはただの一夜の幻で、
 重なった影は一夜の瞞しに過ぎないのだと───…… )


 
(96) 2020/11/27(Fri) 3:16:34

【人】 終焉の獣 リヴァイ



[────そんなことでは済まされなかった。]


[たった2人で明かした夜は、話す内容こそかけ離れていれど、あの日目を輝かせて過ごした夜に酷似している。
得体の知れぬものにその身を蝕まれながらもたち続ける神経は必死に笑顔を保ち続ける誰かの姿と重なってしまう。

まぼろしとするには輪郭が成り立ちすぎていて、まやかしとするには現実性がありすぎる。

全て指の隙間から零れ落ちる筈だった掌の上に、たったひとつの「約束」が残されることを、少女はまだ知らない。]*


(97) 2020/11/27(Fri) 3:25:11
終末論  は、メモを貼った。
(a12) 2020/11/27(Fri) 3:29:41

Conqueror リヴァイは、メモを貼った。
(a13) 2020/11/27(Fri) 4:03:45

【人】 帝王学部3年 ヴィルヘルム




 ( 何時からだろう。

     少しはまともな“甘え方”を覚えたのと、
     其れを向けるべき相手が彼ではない事を
     薄々感じ取る様になっていったのは。 )



 
(98) 2020/11/27(Fri) 4:15:33