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【人】 一匹狼 “楓”どこか行く宛あるのか? 椿。 [手を引かれるままに歩み始めながら、楽しげな彼女の後ろ姿へと声をかける。 行く宛なく散策というのも楽しかろうが、懐かしい人との再会を経ても、彼の内にはまだ『休みたい』という感覚は残っていた>>31] 行く宛無いなら、鍵がある。 あちこち建ってる小屋の鍵じゃねェか? ……どうやって手に入れたか覚えてねーけど。 [空いた片手で懐の鍵を取り出し、彼女に見せる。鍵には大きなキーホルダーがついて、そこに番号が刻印されている。 道行く先には番号の書いた背の高い立て札がいくつもあった。鍵の番号と立て札の番号を合わせれば、その先の小屋で鍵が使える可能性は高いだろう。 手に入れた過程を覚えていない鍵というのは実に怪しげなものではあるが、彼はなんとなく感じているのだ。ここに危険はないと。>>30 夢の中では奇妙な出来事に遭遇しても疑問を抱かないもの。彼のこの感覚は、そういったものに似ていると言えるだろう。これが本当に夢の中なのかは、また別の話であるが]** (102) 2023/03/01(Wed) 12:53:07 |
【人】 緑山 美海>>98 お腹が周りが気になってきたので、一緒に散歩をする機会が増えつつある。 幸せ太りと言い訳しておこう、貴方の焼くパンが美味しすぎるのが悪いんだ。 「自然のおやつだね、楽しそう」 「私は学校まで電車通勤だったからな、おやつと言えば自販機のアイスくらい?」 でも、買い食いすると先生に怒られるんだよね、と苦笑した。 当たり前だけど育った過去は違う。だから、こういう違いを話しながら貴方のことを知る機会が好きなんだ。 ポケットに詰め込まれたお花を見ながら、紙コップに落書きでもしようかな。と考えたり。 似顔絵を描いたり、名前を書いたりすれば、手作りの花瓶の出来上がりだ。 まぁ、それも目的地に着いてからのお話。さくさくと、今は歩みを進めよう。 (103) 2023/03/01(Wed) 13:28:00 |
【人】 緑山 美海暫く歩いて、(>>99)視界に白くて大きなものが見えれば。 「ね、ね、宗太郎、あれじゃない?」 くいっくいっと繋いだ手を引っ張って、早く行こうと急かす。 今度は私が子供みたいにはしゃいで。 「お〜」と感嘆の声が被った。 「外はテントなのに、中はホテルみたいだね」 「過ごしやすそうだし、最高じゃん」 キャンプ初心者、雑誌や写真でしか見たことがないテントを見て瞳をきらきらと輝かせる。 この為に来た!といった感じだ。 ズボンのポケットからスマホを取り出せば、テントの写真を撮って。 『はい、ちーず』なんてスマホを向けて、貴方がポーズを取ってくれるなら写真が増えたみたい。* (104) 2023/03/01(Wed) 13:32:41 |
【人】 鈴木 深江[生まれ故郷は海辺の村で、育ちもそこだ。 けれど大人になり長くは山で暮らしていた。 現在は都会の安アパートに住んでいるが、 山の近くでまた暮らすのも良いかと話し 良さそうな場所を探して小旅行を繰り返している。 今回もその最中。 山の麓へ遊びに来た延長で山へと入り その奥にキャンプ場があるのをたまたま見つけ、] このような所があったんか。 予約がないと駄目かの? [と、同居相手に目配せ、話をする。 行ってみるかと話はまとまり、管理小屋へと向かう道すがら、親切な誰かに話しかけられ>>0場所などを把握する。 別れ際、軽く会釈をして挨拶をした。*] (105) 2023/03/01(Wed) 14:15:32 |
鈴木 深江は、メモを貼った。 (a14) 2023/03/01(Wed) 14:22:26 |
【人】 緑山 宗太朗話に「えぇ〜、いいな〜。」等と相槌を打ちながら。>>103 「アイスの自販機とか、栄えてる方まで行かないと無かったぜ。」 素直に羨んだ。隣の芝生は青く見える。電車で通えるってのがより羨ましく思える、元自転車通学の男。 自分の境遇と別の人の境遇を比べるのは興味深くて楽しくて、それが好きな人のまだ知らない話ならば、尚聞けるのが嬉しくて。 道中は都会あるあるとか、そんなふうな話を強請ったかも。 お礼は宗太朗選りすぐりの田舎あるあるだ。道中は自分の過去と貴女の過去の交換会が開かれたかもしれない。 ポケットに入れた花が、時折顔を出しては2人の話に聞き耳を立てていた。 (106) 2023/03/01(Wed) 15:00:31 |
【人】 緑山 宗太朗はしゃぐ声に(>>104) 「あれっす!」 と眼前を指さして答えた。びしっ。あれっ! 体は引かれるがままに。 声が被れば「あっ!美海が俺の真似した〜」って、それはそれは嬉しそうに絡んできたとか。 咄嗟に出た声が被るのって、仲がいい証拠って感じで、結構良いと思う。 キラキラした目とウキウキした顔を (連れて来れて良かった〜) なんて考えながら微笑ましげに眺めていて…… おっと写真の合図。はいっチーズでしっかりピースサインを向けた。 「写真タイム?次一緒に撮ろ〜ぜ」 せっかくだからとねだって、貴女の肩をさっきまで繋いでいた手で寄せて、スマホの画面に2人で写ろうとしたとか。* (107) 2023/03/01(Wed) 15:02:20 |
【人】 黒崎柚樹……そうだね。 水辺に行くのは明るくなってからの方が良いかも。 [道中に見た地図には湖があったし、コテージを示す印が湖畔に複数あるのが見てとれた。 随分と広大な敷地を擁しているようで、ぽつぽつとかなりのゆとりをもって建てられているらしいコテージはけっこうな森の奥にもあるようで。 遊ぼうと思えばいくらでも遊べそうな、素敵な空間。 アスリート的には、早朝のジョギングがいかにも気持ちよさそうだな、とも。 …………普通にデートで来たかったな。 心中ぼやいたところで、それを解決してくれる天使が現れてくれるはずもなく。] (108) 2023/03/01(Wed) 15:18:11 |
【人】 黒崎柚樹[とりあえず荷物の確認をと、私もベッド上に色々出してみた。 陸上部の合宿に持って行くのとほぼ同じ、Tシャツにジャージにパーカー……と使い込んだものばかり。 悲しいほどに凹凸がない、ほぼ真っ平らな己の胸には必要ないのではとすら思われるスポーツブラも何枚か。 まあそんなものだろうと思いつつ、] ベッドの左右にこだわりとか無いから、大丈夫。 [案外人の顔をよく見ている武藤に、己の表情の変化を見咎められたのを誤魔化すように、ぶっきらぼうに返しておいた。 失敗したなと思ったのは、料理が出来ることをさらりと告げてしまったこと。 あの美術館でそう告げた時には既に自分が女であることを告げた後だったし、もう諸々隠し立てするのは止めようと思ってからの事だった。 だから、今の武藤に言うことではなかったかもしれない。] あー……うち、母子家庭で。弟もいて。 母親が看護師で忙しいから、食事作り、やってる。 [だから家庭料理っぽいのしかできないけど、と早口で言い添えておいた。] (109) 2023/03/01(Wed) 15:20:23 |
【人】 黒崎柚樹[でもまさか、オムライス食べたいと言い出すとは思わなかった。武藤の中では、つい先刻食べたメニューじゃなかったのかな。 何か思い出したのかな……と、ほんの数瞬、武藤の顔を見つめてしまったけれど。] まあ……バーベキューするなら、下ごしらえはしたいかな。 下味つけたりとか。 [火を熾してただ肉焼いて塩かタレつけて食うでも充分美味しいだろうけど。 冷蔵庫の中には自分の好物のスペアリブまで入ってたから、焼くなら色々してみたい的なこだわりは、正直、あったりはするものだから。] そういえば、下の棚も見た? 酒もあったよ。 [誰の好みなんだろうね。チューハイとかビールとか。 キャンプには今ひとつそぐわない、カルーアミルクと日本酒の瓶まであったことには苦笑いするしかなかった。] (110) 2023/03/01(Wed) 15:21:58 |
【人】 黒崎柚樹[武藤がオムライス言い出したから、フライパンとボウルと……と調理器具の有無を確認し出した私に、「卵何個くらい?」なんて問いかけが飛んできて。] とりあえず1人2個。 [贅沢に1人3個使ってもいいけど、と続けた言葉に被せるように、「なんか少なくない?」と返されて、再び私は武藤の顔を見返してしまう。 うん、私、"あの時"は「とりあえず6個」って言ったよね。 3人分サイズのを一度に作ろうとしてたから。 なんなんだろう。これ。ちらちらと、"先の時間"の武藤が見える。 あの時も一緒に──というか私が半ば強制的に手伝わせて──オムライスを作った。一緒に食べて、その後、少しだけサシ飲みもした。 その少し後、武藤が現実に戻れることになって。 ────そして。] (111) 2023/03/01(Wed) 15:23:26 |
【人】 黒崎柚樹………………っ。 [私は。 私からは、何も言わない。 この状況は、天使か神かの気まぐれかもしれないけれど、武藤が望んだ状況なのかもしれなくて。 だったらと、私はとことん"武藤の今"に合わせていくつもりでいた。] いや……とりあえず米だけ研いどく。 米が炊けないと何も始まらないし。 [吸水させたりにいくらか時間がかかるし、少しだけ外に出てみる?と、慣れた手つきで3合分の米を研ぐ。 炊飯器にセットして、30分後に炊飯が始まるように設定しておいた。 外に出ると言っても川辺が暗かったりしたら危ないんだけど、キャンプ場なのだし、それなりに照明はついていたりするんだろうか。*] (112) 2023/03/01(Wed) 15:24:43 |
【人】 片連理 “椿” ええ。ですから、逢いに来たのです。 [椿はそれだけ、答えた。彼女自身にも、何が起こっているのかはよくわからない。願いがあり、それが叶ったという、それだけだ。 実のところ、楓から受け取ったカードは片割れが大事に持っていた。が、あのあとすぐに、片割れはもう椿については行けないほどに弱ってしまっていた。自分の目の届かないところに一人で行かせたくなかった彼は椿をどこにも行かせず自分の元に留め置いた。それで結局、カードは椿の手には渡らないままになった。だから、彼女がこの場所にたどり着いたのは、一種の奇跡のようなものなのかもしれない。 椿は楓の手を引いて、湖とは逆の方向へと歩いてゆく。特にあてがあるわけでもなかったが、点在する建物の方へと向かう。] (113) 2023/03/01(Wed) 15:31:48 |
【人】 片連理 “椿” 鍵、ですか? [歩きながら、楓が数字の刻まれた板のついた鍵を椿に見せた。椿はその鍵と、先にある建物とを見比べて、にこりと笑う。] よかった、歩き出してはみたものの、行くあてもなく困っていたのです。 [困っていた、というのはほとんど嘘であるが、あてがないのは本当だ。もしあの建物の中に入れないのであれば、どこか夜露を避けられる場所を探してそのままさすらうつもりだった。せっかく会えたというのに、夜の森で二人して獣にでも襲われてしまったら元も子もない。楓にとってみれば現実味のない奇妙な出来事ではあっただろうが、もうすでに長いこと夢の中に生きているような椿にしてみれば、このくらいのことは日常に起こりうることだ。だから、ことさら不思議がることもない。] (114) 2023/03/01(Wed) 15:32:33 |
【人】 片連理 “椿” ここですね? [先程見た鍵の番号と同じ番号の記された建物を見つけると、椿は楓から離れて小走りに建物に近づいていった。 三角屋根の質素な丸木小屋だが、家族連れが住むにも問題ないほどには大きい。二階建てで、屋根の高い位置に窓が見える。さらに屋根裏部屋があるかもしれない。右側は広いテラスになっていて、そこに小さな丸いテーブルと、椅子がいくつか並んでいるのが見える。 椿は入口の前の短い階段を上り、扉についた窓から中を覗き込んだ。中は広いリビングになっているようだが、ここからではまだよく見えない。窓に張り付いていた椿は楓を振り返り、早く開けてくださいまし、と言わんばかりに目を輝かせた。]** (115) 2023/03/01(Wed) 15:33:34 |
【人】 緑山 美海>>107 「真似してないよ、宗太郎が真似したんじゃん」 なんて子供っぽい馬鹿みたいなやり取りをして、くすくすと無邪気に笑う。 パシャリ、貴方の微笑んでる顔もしっかり撮れたようだ。 これも大切な思い出のひとつだね。 「宗太郎っていつもピースサインだよね」 「···え、私も一緒に?」 肩を抱き寄せられれば、傍に寄って。 貴方の真似をして控えめにピースマークを作れば、柔らかく微笑む。 「はい、ピース」 こういう写真が私のスマホのフォルダにたくさんある、どれも私のお気に入りなんだ。 写真はあまり得意じゃなかったけど、貴方と一緒に写るのは好きだよ。 (116) 2023/03/01(Wed) 16:30:24 |
【人】 緑山 美海ぱしゃぱしゃと、充分に写真撮影が終われば。 中のソファの座り心地を確かめたり、冷蔵庫を開けてみたり、またテントの外装を眺めに外に行ったり。 きらきらとした瞳は、さらに輝きを増していき。 「旅行の時に宿につくとわくわくするけどさ、今日は特別だね」 「テントの中ってこうなってるんだ、素敵」 大満足なお嫁さんはにこにこな笑みを浮かべる。 「宗太郎はキャンプとかよくしてたんだっけ、まずは荷物整理から始めた方がいいかな?」* (117) 2023/03/01(Wed) 16:31:35 |
【人】 一匹狼 “楓”[落ち着いた足取りで階段を上がり、入口の扉に鍵を差し込む。 鍵は無事回り、解錠できた。扉を開けると中に照明を見つけ、ひとつひとつ灯して歩きながら内部を見て回る。 一階はリビングとキッチン、二階は寝室で、二階の片隅には屋根裏への梯子があった。 ……そして] あ……。 [呟きとともに、彼は(3)1d3つあるベッドの脇に歩み寄った。 そこには彼が“いつもの旅”で持ち歩く簡素な手荷物があったのだ。 記憶こそ朧げだが、一度ここへ来て荷物を置いたようだ。ならばこの小屋を借りる契約をしてから来たのだろう。彼はそのように判断した]* (121) 2023/03/01(Wed) 16:55:53 |
【人】 武藤景虎[人の荷物をジロジロ見るつもりもないけど、くっきーもベッドの上に服を並べて確認しているところが視界に入って>>109、体育会系の合宿みたいな服が多いな、とは。 まあ、山だしキャンプだから動きやすい格好のが良いのかも。 並べられた服の中に半端な丈のランニングみたいなのも視界の端に入ったが、畳んであるだけなのだろうと特に気には留めなかった。] そうなんだ? 部活忙しいだろうに、家帰ったら飯も作ってるのはすごいな。 弟いるのはなんかわかる気がするわ。 [孝行息子というやつだろうか。 だからしっかりしてんのかな。 くっきーの料理ができる理由を聞いて>>109納得する。 家庭料理っぽいものができた方が実用的だからいいんじゃない?と、早口で付け足された謙遜めいた言葉に返して。 今みたいな時とか役に立つんだし。 オレと似たようなスキルしかない相手と一緒だったらこんなとこまで来てカップ麺とか食う羽目になったかもしれんし、オレとしてはありがたい話だ。] (122) 2023/03/01(Wed) 17:05:55 |
【人】 武藤景虎[とはいえ、味見だけ手伝うはさすがに、何食か作ることになるなら申し訳ないし、手伝えそうと根拠なく思ったのがオムライスだった。 その割に、米を炊かなければいけないことも失念していたのだが。>>112 勝手に炊けてるわけないのにな。 なぜかそんな気でいた。 なんとなく米に味つけたり、炒めたり、卵焼いたりするところしかイメージになくてって言ったらどんだけ料理知らないんだと呆れられるかもしれない。] 下味をつける……。料理っぽい。 [ただ焼けばいいと思ってたバーベキューについても、こだわりがあるみたいで。>>110 きっとその方が美味いんだろうし、そういう準備もしてからのが良さそうだなと頷いた。] (123) 2023/03/01(Wed) 17:06:21 |
【人】 武藤景虎酒あった?ちゃんと見てなかった。 じゃあ酒盛りできるな! [それは嬉しい知らせだなと思わずテンションは上がってしまう。 バーベキューならビールがやっぱ合うんだろうけど、甘い酒があるのは嬉しいな。 くっきーはすごい飲むんだっけ。 図らずもサシ飲みする機会がこんな早く来るとは思わなかったけど、普通に飲むだけにはなるのかもしれない。 で、すっかり忘れてた米は炊かないと食えない件。 くっきーが手慣れた様子で米を研ぐのを眺めて、吸水が必要とかいうのも、時間かかるものなんだなってことは把握したので。 外に出てみるのには同意した。>>112] (124) 2023/03/01(Wed) 17:07:22 |
【人】 武藤景虎結構広そうだから見て周るだけでも面白そうだしな。 [川やら湖は明るくなってから行くってことで>>108、時間はいっぱいあるみたいだし。 そう思ってから、明日からもずっと二人なんだろうかと疑問が出てくる。 どっかで皆と合流すんのかな、とぼんやり思っていたものの、もし合流しなかったら四六時中二人でいることになるんだが? くっきーは元々研究室の懇親会にも顔を出してなかったし、他人と長い時間一緒にいて気疲れしたりしないだろうか。] くっきーが走れそうなコースがあるか見とくのもいいかもな。 [走りに行けばストレスも発散できるだろうし、と思って。 ただ、走るなら明るいうちがいいだろうから、それも明日になってからにしとこう、とは。 夜は夜で星とかも見えるんだろうし、散策するのには良さそうだとベッドから腰を上げる。] (125) 2023/03/01(Wed) 17:08:16 |
【人】 武藤景虎あ、でも危ないから一人で出るのはやめとこうな。 [どうしてそう思ったんだろう、ただのキャンプ場なのに。 いや、夜とかは視界が悪いし、迷ったりしたら困るからと付け加える。 照明がなかったり少ないとこがあるようなら、スマホのライトがあれば大丈夫じゃね?とスマホを取り出して。] これだけでもかなり明るいし。 あ、くっきーのスマホ壊れかけなんだっけ。 [カメラやメール機能はやばくても、ライト機能くらいは生きてんのかな。 オレのがあれば別行動しなければ大丈夫か、とは。] (126) 2023/03/01(Wed) 17:09:07 |
【人】 武藤景虎[コテージの外に再び出ると、まだ真っ暗ってほどではなさそうだったろうか。 いくらか星は瞬き始めてはいるから、歩いてるうちにはもっと見えるようになりそうだ。] なんか暗いと思ったら、今日って月見えない日なんだ。 [ぐる、と空を仰いで見渡してみる。 時間的に見えないってわけじゃなさそうだし。 少し濃くなりつつある薄暗闇の中、木々のざわめきと室内よりは少し大きく聞こえる川の音以外は、静寂に近い山の中に足を踏み出して。] こんだけ静かだと大声出したくなるな。 [いや、出さないよ? 他のコテージの灯りも遠目にちらほら見えるし。] 暗いし足元危ないから、手でも繋いでく? [そう言って手を差し出してみたけど、くっきーは多分断るだろうな。]* (127) 2023/03/01(Wed) 17:11:06 |
【人】 緑山 宗太朗子供っぽい振る舞いの貴女に >>116 「真似してないですぅ〜」 と更に子供っぽいのを返した男。 堂々巡りになる可能性も秘めている言葉だ、男はこういうじゃれ合いも好きだった。 「いいじゃん!咄嗟に出しやすいし、定番がやっぱ1番じゃん?」 2人で移る時、次はチョキの形を横にして、目の横らへんに配置。同じピースだけど、ちょっとだけ工夫したそう。 フォルダの中身にちょっとした変化を加えられるかもしれない。 お嫁さんと揃えた方がいいかな?と通常のピースサインverも追加されたとか。 「いいんだぜ〜俺が小顔ポーズとかやってあげても?」 顎にVの字にした指をちょっと食い込ませるやつだ。どっちにしろ手はチョキの形。相当ビクトリーサインが好きなのかも。 撮影会の記録の中に1枚だけ小顔(?)になった男もいるかもしれない。 (128) 2023/03/01(Wed) 17:52:06 |
【人】 緑山 宗太朗撮影会>>117 が終われば、色々と確かめて回っている様子のお嫁さんを眺めて、ソファに腰かけた。 (ホテルっぽいってのは言えてるかもな) 電子機器の類は……持ち込んだ物か、吊り下げ電気と電子レンジぐらいか。 木の葉の掠れる音に耳をすませば、少しだけ前の記憶も呼び覚まされるようで。 今でも鮮明に克明に思い出せる。あの場所も木々が生い茂って、ここより静かな場所だった。 最初は思い出す度……悲しいだとか、悔しいだとかの気持ちの強かったように思う。 しかし時が経つにつれ、負の感情は徐々に薄れて行った。だからって良い思い出とは、手放しには言えないけれど。 それでも、大事な思い出。隣で一緒に笑ってくれる人と、出会うきっかけとなった出来事だから。 飾られたコップの中の花を見て、ほんのりと慈愛を纏わせて微笑んだ。 新緑はあっちの方が記憶に残ってるけど、野花はこっちの方が綺麗だな。 (129) 2023/03/01(Wed) 17:54:33 |
【人】 緑山 宗太朗「 え? 」 物思いに耽ってたのを取りやめて、そちらへ顔を向けた。 「そうっすね〜。俺もこんなんに泊まるのは、あんま経験ないし……」 きょろっと周りを見渡した。 「なんか、より非日常って感じ?……気に入ってくれた?」 満足気な顔を顔を見て尚、感想を求めた。言葉でもちょっと聞いてみたかったから。 疑問には、 「そうっすねぇ……準備は早ければ早い程、明日楽できるぜ。」 「着火剤とかは貰ってこないとかなー」 との返答を腕組付きで返して、腕を伸ばしてソファの上でうむむと伸びている。* (130) 2023/03/01(Wed) 17:56:39 |