人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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【人】 花浅葱 エルヴィーノ

>>111 ニーノ

そういえば、今日は署内で姿を見てなかった気がする。
シエスタの時間になればよくチェスの勝負を挑んでくる青年だが、非番だったのならなるほど、そうだったかと納得して、見回りという言葉に小さく頷いて返した。

「里帰り? ……へぇ」

語られる過去の話には少しばかり意外そうな表情を浮かべる。
同僚の過去の話などあまり聞いたことがなかったから、これも初めて聞いたこと。
明るく元気で、スラムなどとは無縁で愛されて育ってきたのだろうと思っていたのに、実のところは少し違うようで。

「今はどこかに養子にでも?
 警察にまでなるなんて、随分と努力したようだね」

これは別に偏見などではない。
スラムとなると学校に通う事すら厳しいのだから、そのハンデを乗り越えたことに対する称賛だ。

#スラム
(117) 2023/09/13(Wed) 20:33:55

【人】 Chiavica テオドロ

>>114 ダニエラ

「仕事中にも用意してあげましょうか、美味しい物。
 なけなしの元気がどちらに傾くか見ものです」
「俺も別に、美味しい物が好きでないって訳ではありませんけどね。あなたのように食い意地が張ってないだけなので」

嫌味を交えながらも苦笑半分で、どことなく軟化した態度を見せる。しょうもねえという自嘲を得てしまった時点で形勢不利だ。

「ましてや好きだから同じ店に通い詰める、というほど、
 強いこだわりがあるわけでもありませんしね。
 気が向いたら来る程度が丁度いいです、俺にとっては」

「……そう言うあなたは行きつけのお店とか多そうですが。
 飽きないんでしょうねえ、色々な場所の常連だと」

到底真似できる気がしないな、と印象に過ぎない話で勝手なことを言っている。男なりのちょっかいだ。
(118) 2023/09/13(Wed) 20:41:02

【人】 黒眼鏡

>>116

「ダヴィードも、座れ座れ」

座り方を気にする様子もなく、手を拭いながら戻ってくると
手際よく準備しながらサイフォンに湯を注ぎ、火をつける。
用意する珈琲は三人分。
ふわりとあがった匂いを、ごうごうと鳴る空調が遮って。

「どうだ最近」

…雑な話題だ。
(119) 2023/09/13(Wed) 20:59:31

【人】 門を潜り ダヴィード

>>116 おふたり

「アレさーん、お邪魔しますー!
 あっ、ビスコッティがいいです……」

そわそわと落ち着かない様子で連れられてきた男が後ろに一人。
引っ張り出した新しいシャツと急いで磨いてきた靴を確かめたり、片付けを手伝った方がいいのかと視線がせわしなくうろうろしている。
(120) 2023/09/13(Wed) 21:11:38

【人】 コピーキャット ペネロペ

>>119 >>120 カフェ

「はいよ」

ずい、とビスコッティをダヴィードの方へ押しやった。
珈琲が準備される器具の音を空調の合間に聞きながら、
クラッカーをもう一枚抓み、ぱり。

「最近ねえ。
 こっちはまあいつも通りだわ。良くも悪くも
 それが一番っちゃあ一番だけどな」

「あー、アマラントの飯は美味い」

雑な近況報告。或いは営業。
そわそわと落ち着かない様子の連れに対して、
こちらはたいそう我が物顔で居る。

「そう言うアレさんの方は?
 なんか良い事の一つでもあったか?ダヴィードも」

#Mazzetto
(121) 2023/09/13(Wed) 21:29:53

【人】 黒眼鏡

>>120 >>121

「おう、喰え喰え」

黒眼鏡の生態として、
若いのが飯を食っていると嬉しそうにする。
もしかしたらおじさん全体の生態かもしれないが。

片付けに関しては「気にするな」と手をふって、
ダヴィードに座るよう促した。

「いつも通りが一番だ、商売も人生もなんもかも」

含蓄があるんだかないんだか、わからないことをいいながら。

「アマラントか、最近行ってないな。
 行ってみるか」

自分の分の珈琲も準備し終わって、カウンターに肘をつく。

「俺も……特にはねえな。
 なんだか騒がしくなりそうだが、
 デキる男の俺は仕事に常に余裕を持っている。
 つまりは問題なしってコト」

ず、と珈琲を傾けて。

「まぁそんな忙しさに向けて、お前らの様子を見たかっただけだ」

#Mazzetto
(122) 2023/09/13(Wed) 21:38:54

【人】 門を潜り ダヴィード

>>121 >>122

気を使わせてばかりではだめだ。促されるままに大人しく座る。
ビスコッティをかじり、時折提供された珈琲に浸しながら貴方達の話を聞く。

「ええと、こちらもいつも通りです。
 最近は皆大人しくなってきてるので、誰も怪我してません」

「アマラントってバーですよね。
 ご飯だけでも行っていいものですか?」

煩いことを言いはしないだろうかが、店に迷惑がかかるのはよくないため。

「噂があるみたいですね。
 ……おふたりとも、何かあれば絶対呼んでくださいね。
 何をしてても飛んできますから」

#Mazzetto
(123) 2023/09/13(Wed) 22:03:04

【人】 陽光の元で ニーノ

>>117 エルヴィーノ

シエスタの時間になればよくチェス勝負を挑み惨敗してはまたやってくるわけだが、流石の休日にまで突撃はしに来ない。
そんな男は出自を伝えても貴方の瞳の色が変わらなかったことに安堵し、息を吐いた。

「そ〜です、ここから養育院に拾ってもらって、そこから養子に。
 警察になるまでは……頑張って詰め込みました。
 恩返しできるの、それぐらいしかなかったから」

詰め込み勉強を頑張ったと胸を張るのも変な話だが、実際そうなのでそれ以外伝え方がなかった。
頬を掻きつつもつい苦笑する、頑張りはしたが記憶としては"大変だった"が真っ先に来るので。

「っていっても、なれただけで全然なんですけどね。
 報告書も文章纏めるの時間かかるし、資料渡されても読むの遅いし理解も〜……
 ……あ、だから評価甘くしてくださいって言ってるわけじゃないですよ!
 いつか追いつけるように頑張るし、ちゃんと!」

「でも……へへ。
 エルせんぱいに褒めてもらえてうれしいです。
 あんまり、出身とかでの偏見、ないんだなって」

#スラム
(124) 2023/09/13(Wed) 22:05:47

【人】 マスター エリカ

本日の
#バー:アマラント
はさして特別なこともない通常営業。
日替わりメニューや時折ある新メニュー以外には、昔からの変わらない味がずっと提供されている。

──バゲットが美味いね、マスターが焼いたのかい?
「いいや、馴染みの店のものだ 『poco a poco』と言う。
 …気に入ったのなら、明日にでも行ってみると良い」

どこかのパン屋の明日の客が一人増えるだなんて日も、ままあることなのだった。
(125) 2023/09/13(Wed) 22:11:18

【人】 拷問吏 ネロ

>>110 カンターミネ
半ばまで他人の中に埋まっていた手指を
念入りに洗いながら、喜色めいてドアの方を見る。
サテン地のタオルで手を拭きながらドアを開けた。

「ほう。好い時分だ。
 仕事終わりと同時に訪れた故、
 時報かと思うたが、持っておるな。
 ガイオが如き賭けに興じてみては如何だ」

実際、このような幸運は二割ほどであることも、
承知の上で、布で頬の赤を拭きながら言った。

「明日か、仕事が多きことは好いことだ。
 女史が手空きなら
 明日以降にむしろ手伝うてもらうのも一興か。
 切れすぎぬ刃の方が後遺症を残すというからな」

他人と共に"責め"を行うと
その酷さがさらに増すことは自覚していた。
ましてや、彼女とであるなら、それはそれは酷い有様になる。

#拷問部屋
(126) 2023/09/13(Wed) 22:20:55

【人】 コピーキャット ペネロペ

>>122 >>123 カフェ

「いいんじゃねえの、飯だけでも。
 マスターも嫌な顔はしないだろ」

憶測というよりは、断定形で。
店員として彼の店のマスターの食事への拘りを知っているから、
食に関してはそうそう客は選ばないだろうと。
この自称カフェの主がそうであるように。

「あー、例の噂か。
 下が知ってる事は当然上も知ってらあな。
 ま、この通りだよ。今はな」

いつも通り、と答えたダヴィードを顎で指し。
珈琲に砂糖一つ沈め、かき混ぜて一口。
あなたのバリスタの腕は以前より上がっただろうか。

「犬の躾も問題なしってわけだ。
 何も無けりゃそれが一番だが、
 何かあればお前にもしっかり働いてもらうだろうよ」

文字通りすっ飛んできそうな言葉には冗談ひとつ。
とはいえきちんと頼りにしてもいるらしかった。

#Mazzetto
(127) 2023/09/13(Wed) 22:35:00

【人】 法の下に イレネオ

>>93 >>94 ペネロペ

「小遣いか。なら……いい? のか。」

小遣い、という言い方をするからにはその程度のものなのだろう。
ただ、実際の労働に見合わない対価を貰ってしまえばむしろ困惑するのも事実。
貴方と依頼主が互いに納得しているならそれでいいか。いいだろう。そういう返事だった。
墓地に明かりはつくだろうか。つくならば、ちょうどその頃。白い明かりに照らされた男の顔は平静で、店に来る時のそれよりは冷たく見える。

「いいよ。」

とはいえ、答える声音の温度は変わらず。
今が不機嫌なのではなく、むしろ店に来る時が上機嫌なのだろう。そのまま、男は迷わず掃除用具を手に取った。箒やらブラシやらが煩わしそうだったから。

「探偵か。確かに、そう見えるかもな。」

貴方を伴って歩きながら、男は世間話に応じるだろう。
実際、ドラマなんかで描かれる探偵の業務と、これの仕事は似通ったところがある。
違うところは正式な許可を持つところだとか、チームで捜査に当たるところだとか、実力行使が許されることだとか、エトセトラ。たくさんあるけれど。

「惜しい。刑事だよ。」
「俺も探偵小説は好きだ。」

隠すこともなく、呑気な言いざま。

#共同墓地
(128) 2023/09/13(Wed) 22:43:00

【人】 pasticciona アリーチェ

 
仕事帰りの夜。
静かな聖堂で、ひと時の祈りの時を過ごす。

祈りを終えた後、見知ったシスターに軽く声をかけられ最近のとりとめのない近況を笑いながら話す。
子供たちに声をかけたいと少し後ろ髪を引かれる思いもあったが、それは次のミサの時にでも行えばいいと自分に言い聞かせて。

もうすぐ小さな子供たちは寝かしつける時間だと気づけば、邪魔をしてはいけないとシスターと別れた。

「……」

幼い頃から随分と可愛がってもらったこの教会は、もはやもう一つの家と言って差し支えのないこの場所だ。

そんな場所だからこそ、この聖堂にいるだけで上司に先程"いつものように"叱られた傷も少し癒えて、心穏やかに佇んでいた。

#教会
(129) 2023/09/13(Wed) 23:04:41

【人】 コピーキャット ペネロペ

>>128 イレネオ

片手が空くだけでもずいぶん違って感じますね、だとか。
そんな事を言いながら、二人用具入れまで歩く。
街灯の明かりはやや心許ない所もあれど、
近くの人や道を照らすには十分な光量だった。

「刑事さん!ううん、惜しい所で外しちゃいましたっ。
 でも、確かに探偵さんより似合って見えますね。
 ドラマや映画で見る刑事さんって感じです!」

外れた推理には少し残念そうにしながら。
とはいえあっさりと告げられた職業には納得したように、
刑事ドラマなんかも好きですよ、と
口元に空いた片手を添えて笑っていた。

「探偵でも、きっと似合ってたと思いますけどっ。
 となると、お店にいらっしゃるのはたまの休日でしたか?
 お巡りさんって、なんだか忙しそうなイメージです」

こっちの方です、と用具入れへの道を先導しながら。
他愛無い世間話をぽつりぽつりと続けていく。

店に来たあなたの方が幾分上機嫌そうに見えるものだから、
休日、或いは仕事終わりの贅沢なのかもしれないと。
さてこの推理はどうだろう。

#共同墓地
(130) 2023/09/13(Wed) 23:11:37

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>118 テオドロ

「そんなこと言うと、真に受けますよお。」
「仕事中においしいもの食べてもいいってえ。」

嫌味についても、からころと控えめな笑い声。
ひとすくいしたジェラートを口に運びながら、もちろん冗談であるのは言うまでもなかろうと思っている。

「ふふー。さすがテオドロさん。正解ですう。」
「楽しいですよお。だからその楽しいを、お裾分けできたらあって思ったんですけどお」

振られちゃいましたあ〜だなんて、やはり言葉だけは大袈裟だろう。

「じゃー通いつめなくってもいいですからあ、お疲れの時にでもまた食べに来てくださあい」
「ほら、最近っていろいろ大変じゃないですかあ。そしたら2度目はすぐ近く…だったり、しません〜?」

…推し活に余念はなさそうだ。
もしくはこれもただのだる絡みの一環かもしれない。
(131) 2023/09/13(Wed) 23:24:45

【人】 法の下に イレネオ

>>97 ダヴィード

視線の高さは一度逆転。
それにつれて男の視線や顔の角度も滑らかに移り変わる。
恭しく差し出されれば、ご苦労、と受け取った。

「これはどこの?」

食べながら喋るのは行儀が悪いとも言うが、ジェラートは口の中ですぐ溶ける。少し雑談を挟むくらいならいい、むしろ楽しめるはずだから。
ジェラートの店はいくつかあった気がする。カップに店名はあるかと目の高さに持ち上げて。

#商店街
(132) 2023/09/13(Wed) 23:29:06

【人】 法の下に イレネオ

>>130 ペネロペ

似合って見えると言われれば小さく笑みを零すだろうか。
その仕事を誇っている。その生き方を自ら選んだから。
誇示することこそないけれど、確かな矜持のある笑みだった。

「ありがとう。」

社交辞令とも思わず素直に受け取るのは、貴方と築いたと思っている・・・・・・関係によるものでもあるんだろう。
親しいとは言えない。近い関係だとは言えない。ただの店員と客の、それの模範のような距離。時たま顔を合わせ、少し話をして、また、と別れる。それだけの。

「そうだな。」
「それと、元気を出したい時とか。」

そちらは概ねあっている、と返答。
墓と墓の間の狭い通路を抜けながら、男は時々墓石に目をやった。
目をやって、すぐに逸らす。それだけ。

#共同墓地
(133) 2023/09/13(Wed) 23:53:09

【人】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

>>126 ネロ

「お。さっすが仕事が出来るアソシエーテは違うねえ。
 え、賭け?あーパスパス、ああいうの向いてないから。
 っていうか俺、勝てる勝負以外したくないし。
 最低でも勝率5割確定してないとヤダねえぇ〜」

この発言には過去、ガイオに一度誘われて乗った際に
大負けも大負けした恨み節が籠っている気がしなくもないが。

「んじゃまあ、仕事入ったらお邪魔するかな。俺みたいな
 片手間と違って『本業』の腕前も見たいし、それに――」

扉の向こう、開けもしないのに光景が目に浮かぶ。
いつものふやけた笑顔に恍惚の色を混ぜた、狂い笑み。
自身の身体を抱いて震える、その様子。

「新しい自白剤の副作用調整したかったんだよねえぇ〜」

本来、情報を扱うのが主であるこの女。
それを得る為に覚えた悪い遊び。
結局の所、悪童が虫を千切り弄ぶが如く。
ただ、対象がどうでもいい人間になっただけ。
そうして欲しがるものは、『必要な部分』吐かせたい内容だけでなく。
副次的に生まれる、『本来不必要な部分』人間の限界の情報

「あぁ〜楽しみにしよう。活きの良いのが入るのを、ね」

ひひ、と笑い。ブーツが石畳を叩く気配が遠ざかっていった。
#拷問部屋
(134) 2023/09/13(Wed) 23:56:05

【人】 拷問吏 ネロ

>>134 カンターミネ
「……心得た。
 拙も、"人間の生命維持の最小単位『人間でいられる限界』"を
 是非とも女史に披露しようと思うておったところだ」

冗談か本気か、仕入れた"箱"を見ながらそんなことを返す。

言いながら思案する。
……成程、片付けのこの折が、
最も拙が情報を抱える折ということか。
部屋の中に散乱した物も、臭いも、肌の濡れも、
それらに付随する情報こそが、女史の"主食"である。
で、あるなら、この折に部屋を訪れたことも或いは偶然とは、
とまで考えて、去りゆく背を眺め、一人部屋で屈々と哂った。

「偶然であろうな」

であるならば。
このようなところで使った機運によって、
恐らく女史の行く先の道に、
五割の確証など齎さぬことになるだろう。

「道理、道理よ」

それが、我らの生業にて。

#拷問部屋
(135) 2023/09/14(Thu) 0:33:48

【人】 コピーキャット ペネロペ

>>133 イレネオ

「いえいえ。こちらこそ、
 日頃平和を守ってくださってありがとうございますっ」

限りなく本物のようにした、うわべの言葉と笑顔を返す。
実際は都合の悪い時は都合が悪い以上のものではない。
とはいえ一般市民としての模範解答はこれなのだ。
そして、癪ではあれど都合の良い時も存在しなくはないだろう。

「じゃあ、元気を出したい時はどうぞ当店をご贔屓に!
 秋の新作も出てますから、またいらっしゃってくださいねっ」

今度は外れてはいなかった推理に、やった、と喜んで見せて。
ちゃっかりとセールストークなんかも添えた。

時折墓石を向く視線の動きは見えていたか、見えていなかったか。
見えていたとしても詮索のし過ぎは怪しまれると判断したのか、
特別言及はしないまま。

「あ、ここです!ええと、掃除用具はそっちに。
 決まった順番は無いので、一つずつ掛けていけば大丈夫です」

そうしている間に、気が付けば目的地へと着いて。
用具入れを開けば、中には様々な道具を掛ける為のフックがある。
園芸用具は数も少なく、すぐに仕舞い終わった。
掃除用具もそれよりひとつかふたつ多い程度のものだろう。

#共同墓地
(136) 2023/09/14(Thu) 0:48:51

【人】 花浅葱 エルヴィーノ

>>124 ニーノ

「何処の出身だろうと、同じ人間でしょ」

正しくは、身内だと認めた人間以外に等しくあまり興味がないともいうのだけど。
あなたに関しては、少なからず近しい場所にいる後輩だと思ってはいるらしい……が、口には出さない。

「僕自身、力仕事はあまり得意じゃないし……、キミとは真逆だけどそういうものでしょ。
 苦手なことも時間かけて自分で全部こなしてるだけ、称賛出来ることだと思うけど」

それにしても養育院か、と思いを馳せて。
一つ心当たりのある院の名前をぽつりと漏らした。

「……このあたりの養育院っていうと、警部が懇意にしてるあの?」

#スラム
(137) 2023/09/14(Thu) 1:03:59

【人】 黒眼鏡

>>123 >>127 カフェ

「そーかそーか。
 なんもねえなら、それでいい」

…もう用件は終わったのだろうか?
うんうんと頷くと、ふたりの話に耳を傾ける。

「ああ、なんかあったら呼ぶよ。
 クソ重たいガソリン缶が届いた時とかな」

ダヴィードにはそう、軽口で――けれど頼もしげに頷いて。

「お前は変なことに首を突っ込みそうだからな。
 そもそもマジで通るのかわからんが、
 どちらにせよ何か動きはあるだろう。
 しばらくは大人しくしておけ」

珈琲についても、いつも通り。
良くも悪くも特に何か変わったことがないのは、いいことなのかどうなのか。

「そうだお前ら。
 レストア終わった車が一台あるんだが?
 どっちか要るか?
 足が多くて困ることはないだろ」

……なくはなさそうだが。


#Mazzetto
(138) 2023/09/14(Thu) 2:13:46

【人】 コピーキャット ペネロペ

>>138 カフェ

「シロートに運ばせたら腰やるやつだろ、それ」

けらけらと、軽口に野暮な口を挟みつつ。
珈琲をもう一口。いつも通りの味はおそらくは良い事だ。

「ま、当面仕事は気の早い輩に蹴り入れるくらいだろうな。
 現状維持は得意技だ。犬も飼い主に似てくれりゃいいが」

また一口。そう温度が変わらない内に飲み干せば、
お代幾らだっけ、と言いかけて。

「…車ぁ?随分気の早い誕生日プレゼントだな。
 俺はともかくコイツが貰っても私有地でしか乗れないだろ
 運転手雇うんでもなきゃ暫く贅沢な鑑賞品になっちまうぞ」

コイツ、と指すのはダヴィードだ。
俺はともかく、と言う辺り自分は寄越されれば使うのだろうが。

#Mazzetto
(139) 2023/09/14(Thu) 3:31:54

【人】 門を潜り ダヴィード

>>138 >>139 カフェ

「ガソリンでも何でも。
 やれと言われればやりますよ?」

軽口に少し緊張をほぐし、力こぶを作ってみせる。
筋骨隆々とはいかないにせよ鍛えてはいるのだろう。

「大人しくお家に篭ってます。
 言いつけを破っていいことなんか今までひとつもなかった」

犬はしっかり飼い主たちの言うことを聞く。
そういう風に育ってきたし、それが幸せになる術だと知っているから。

「車……は、いただいても乗れないですね。
 ああでも、いつか3人でお出かけとか……いいなあ」

何やら別に思いを馳せている。
時が来れば免許を取る気が少し出たのかもしれない。

#Mazzetto
(140) 2023/09/14(Thu) 7:11:03

【人】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ

>>102 テオドロ 0日目

「時には人にコストを支払わせるというのも、もっと気軽な手段としてしまえるといいんだろうけどね。
 理屈としてはわかっているんだろう、きっと。手としては候補に上がらないかもしれないけど」

言われずともということではあるだろうけど。肩をすくめる。
迷惑をかけることに慣れろ、と言ってすぐに馴染めるものではないとわかっているからこその、
こうした遠回りの物言いだというのも優秀な人間には悟られてしまうものだろう。

続く話題には、もう少しばかり確かな頷きがあった。
市民に安心を与えるのは盤石たる制服姿の正々堂々とした立ち振る舞いだろうし、
同じ警官たちの士気を高めるのもまた肩を並べる自分たちの姿だ。
それを意識することの大切さは皆、制服を着るまでの道のりで厭になるほど叩き込まれる。
ただ。

「周りが優しいから、そうして気にかけられるのだというばかりでもないだろう。
 君を頼りにしているからにこそ支えさせてほしいというのは、彼らからの寄りかかりだ。
 周りに立つ人間に甘えさせてやるというのは、そういうやり方もあるのだと、
 私も年を経るにつれて目上に教えられたものだったよ」

ね、と。デスクを挟んで話す時よりはきっと多少柔らかいだろう態度を指して言う。
そうしているうちに革靴の足跡は商店の並ぶ方へと近づいていく。

#街中
(141) 2023/09/14(Thu) 8:19:28

【人】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ

>>99 ロメオ

市場に面した店ならいざ知らず、焼きたてのパンの品質はガラスで秋の空気とは区切られている。
同じ消耗品を売り捌く店でありながら、自然声をあげてアピールしなければいけない種とは異なる。
静かな店の中にある姿は合ってはいる……それを熱心と呼ぶかは、まあ、人に依るか。

「私かい? ああ……職場の子達が話題にあげていたかもしれないな。
 実際のところ外回りの途中に、どこかで聞いた気がして気になって覗いてみた次第でね。
 普段の刷り込みというのもばかにはならないね」

尋ねられれば頭の中を探る。いつのことだっただろうか。
何かしらねらいがあったわけでもなく初めての来店であるのは確かなようだ。
ここで顔を覚えたことがあとでどんなふうに響くか、なんてのはお互いでさえわからないことだ。

「……にしても訪れる客のことまで覚えているんだね、店員さん?」

#パン屋
(142) 2023/09/14(Thu) 8:31:02

【人】 門を潜り ダヴィード

>>132 イレネオ

「はは〜」

一度は取り繕った格好つけた動作もすぐ剥がれた。
持ち上げられたカップには『gattino』の文字とデフォルメされた小さな猫のイラストがある。

「子猫ちゃんからの贈り物ですよ」

なんてくすくす笑った。
穏やかで長閑な時間が流れていく。

#商店街
(143) 2023/09/14(Thu) 8:46:20

【人】 黒眼鏡

>>139 >>140 カフェ

「このトシで運ぶのキツくなってきてな〜〜。
 おーしおし、偉いぞダヴィード。体を鍛えて悪いことはない」

ダヴィードの腕を見て、ぱんぱんと嬉しそうに手を叩く。

「ああ、ふたりともそうしてくれ。
 ……いうまでもないと思うが、情報共有もしっかりな」

やっとカポらしいことを言ってから、
壁のボードにかけられたキーを指先でひっかける。

「いざという時エンジンくらいはかけられるようになっとけよ?
 俺は14の時にもう運転してたぞ」

おっさんのヤンチャ自慢が始まりつつ、キーを投げ渡す。

「じゃあペネロペ、お前持ってけ。
 で、どこでもいいから停めとけ」

どうやら、逃走手段みたいな話のようだ…。

#Mazzetto
(144) 2023/09/14(Thu) 10:43:57

【人】 コピーキャット ペネロペ

>>140 >>144 カフェ

「はいよ」

投げて寄越された鍵をしっかりキャッチ。
使える足が多いに越した事は無いのは事実、有り難く頂こう。

「アレさんと親父の若い頃を基準にしてたら
 命が幾つあっても足りねえって。
 ……ま、そのうちな、そのうち」

ヤンチャ自慢にはそら出たと言わんばかり、
いつかのお出かけにはそう返して。

「俺ほど情報共有きっちりしてる奴も居ねえって。
 んじゃそろそろお暇するわ。ダヴィード、他に用無いか?
 必要なモンあるなら頼むのは今のうちだぞ」

「ああそうそう、珈琲のお代は?幾らだっけ」

一応は客として来た手前、ちゃんと勘定はしておこうと。
車のキーをポケットに仕舞い、代わりに財布を取り出した。
上司らしく連れの分まで払ってやろうかと思いつつ。

#Mazzetto
(145) 2023/09/14(Thu) 13:43:38

【人】 黒眼鏡


>>145 ペネロペ

「行けるうちに行っとけよ。
 俺なんか腰が重くなっちまってもう」

ここ以外ではほとんど見かけることがない男は、
のんびりとカウンターに肘をつく。
君たちを見送る構えのようだ。
短いやりとりで、"仕事"上必要なことが含まれていたようには思えない。
となればやはり、顔を見たかったというのが本音なのだろう。

そのくせ、来たら来たでこの調子なのだから、
なんとも放任主義がサンダルを履いて歩いているような男である。

「ああ、知ってるよ。必要なことは言うだろう」

お前ならな、と付け加えながら…お代と言われて、手のひらを突き出す。

「いくらだっけな? 忘れたな。
 次もちゃんと顔だしたら、その時払ってもらおうか」

…おごり癖が出た。

#Mazzetto
(146) 2023/09/14(Thu) 14:24:30