人狼物語 三日月国


230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら

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【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 
   『…………。』

   『親愛なる我が友よ。』

   『とてもいい答えだ。ああ、それでこそ君だ。』


   『"それは秩序か? それとも救世主か?"』

   『――僕の答えを出そうか。』

 
(114) 2023/11/30(Thu) 3:24:57

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

   『――僕の考える救世主すくいはお前だよ、リヒトーヴ。』

 
(115) 2023/11/30(Thu) 3:25:20

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 ― 福音、楽園の外 ―


 〈 その身に収められた記録データを複製する間、
   狭いソファの上、僕は眠る友を抱き続けていた。 〉


   ……本当、君って冷たいし硬いな。

   別にいいけどね。
   僕も、君の立場ならきっとそうしていた。

   インダラクスもヘローもヌエヌエも。皆、同じさ。


 〈 悴んでいく指先さえ今は愛おしい。
   君の心臓に熱が灯るのは一体いつになるだろう?
   憂い、嘆き、歓喜する日は?

   その肩口に頬を添わせれば
   物言わぬ友からは、あの庭の匂いがした。

   ……どうして人類は失い続けてしまったのだろうね。
   存在しない奇跡の夢でも見てたのかな。

   それとも、夢を見ることさえ――
   とっくに諦めてしまっていたのかな。 〉
 
(116) 2023/11/30(Thu) 3:26:20

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

   ……これが僕の『孔雀革命』。

   僕たちはどこにも還らない。
   誰よりも高く飛び、誰よりも遠い世界を目指そう。

   僕たちであの空を、大地を、海を、
   木々を、星空を、動物たちを――――
   あの美しかった青色を取り戻そう。

   ……後のことは、きっとそれからで充分さ。*

 
(117) 2023/11/30(Thu) 3:26:54

【人】 苗床環者 メディウム

− 緋雁との話 −


[咲けるようになった僕らと雷恩が並んでいた時に、緋雁どのと出会ったことがある。彼は、戦闘員というらしくあまり積極的に交流を持つ機会は無かったのだけど。

……先日、博士と何か……甘やかなやり取りではない、むしろその逆……話をしていた事は聞いていた。


だからこそ、少しためらっている。彼にとってはきっと、僕らも「異物」として映るのだろう。尊い大樹へと寄り添い咲こうとする花へ、何を思っているのだろうか。]


こ、こんにちは。緋雁どの。えっと、そこで雷恩、どのと出会ってな……少し道案内していた所だ。お、お邪魔になりそうなら、僕はこれで……


[つい、そんな風に雷恩と距離を取ろうとしてしまった。
(一時的に離れるだけよ、すぐ戻るわ)

一応、そう“彼女”は伝えてくれたけど]*
(118) 2023/11/30(Thu) 14:04:09

【人】 苗床環者 メディウム

− 再び直青と、羅生と −


[「ご挨拶」は済ませたけど、僕らは基本的に彼らがいる場所では極力雷恩と出会わないようにしていた。……干渉はしない、と言われたけれど。それでも、僕らが今雷恩の側で咲けるのは。あくまでも「彼にとって望ましい」からなのだ。

……いつか、「望ましくない」ものへと変わってしまったなら。きっと僕らはそのまま大地へと還されてしまうんだろう。

そう思っていたある日だった。]


…………あ……な、直ちゃんどの。羅生どの、お久しぶり、です……


[雷恩と会話中、昔読んだ本の話題になって。たしか離れた部屋にあったはず……と取りに行った先で、ふたりと、鉢合わせしてしまった。なんとなく気まずさを覚えて、口籠もる。]


えっと、せ、誠実に、お付き合い、させて、いただいています……


[目的の物を探すのも忘れて、居た堪れない気持ちで言葉を紡ぐ。]*
(119) 2023/11/30(Thu) 14:13:55

【人】 三ノ宮 緋雁

─ ある日(メディウム&雷恩) ─

[あるときメディウムちゃんが雷恩と一緒に歩いているのを見かけた。>>118
 メディウムちゃんは声をかけてきたかと思ったら、すぐ去るつもりらしい]
 
 
  何の邪魔?
  そんな露骨に逃げなくたって、襲いかかったりしないよ。
  
  
[彼女が殲滅対象かどうか、は深く考えないことにしてある。
 命令に従うのは苦じゃないけど、身近に殺意を抱く相手ができたら大変かもしれないし。
 
 まあメディウムちゃんが話すことがないって言うなら、オレからも特に改めて言うことはないんだけど。
 つまりは前言った内容から変化してないってことでもある。>>2:123
 
 雷恩は何か話したいことがあるんだろうか、とオレは二人を見比べた]**
 
(120) 2023/11/30(Thu) 15:15:12

【人】 寿ホ儀 直青

- 楽園 -




[人は何故、心に神を宿し、
人は何故、神を裏切るのだろう。]



 
(121) 2023/11/30(Thu) 16:20:12

【人】 寿ホ儀 直青

[楽園を歩く。

直青が"壊した"あの日以来、羅生を──「言ト霊」をその任から外していた。

一時的な処置になるのか、永続的なものになるのかは、……これから紡ぎ、交歓する"言葉"次第なのだろう。

その分増えたタスクは、しかし予定を圧迫する程ではない。

全ては順調に推移している。



楽園を歩く。

冬の区画に差し掛かった。回路に影響を受けぬよう調整した体表は「寒い」という現象をのみ知覚する。人工の雪が染め上げる季節の奥果てに、咲かぬ梅の木を見る。

そこに祈りが在ることを直青は知らずにいる。
ただ、うつくしいとだけ、評価を下した。


楽園を歩く。

遠景に、継ぎ接ぎの青年が螺子を巻く。内臓を思わせる、ピンク色の粘液が今日も白衣を染めていた。フラスコと水槽が睦まじくその世話を焼くのを見る。

それは"人間の営み"だ。
彼等の博士は、そこに何を希うのだろうか。]
(122) 2023/11/30(Thu) 16:20:20

【人】 寿ホ儀 直青



[


 ──嗚呼。よ。
 ──世界はそれでも続いています。


]



**
(123) 2023/11/30(Thu) 16:20:55

【人】 寿ホ儀 直青

>>119

 こんにちは。

 ふふ。ご様子は存じていますが、そうですね。
 お話をするのはお久し振りでしょうか。

[傍らの羅生を後ろに庇うように振り返る。
視線をゆっくりと巡らせ、現状を評価した。
少女の隣に在って、雷恩は逞しく成長を続けているようだ。

ふと、彼等の目的に気付く。]

 ああ──もしや、こちらをお探しでしたか。
 "紙"の本とは珍しいものですね。
 興味深く拝見していたところです。

[捲っていた頁を閉じ、向きを合わせて差し出した。]

 これにまつわる思い出などお有りでしたら、
 是非聞かせていただけませんか。

*
(124) 2023/11/30(Thu) 16:46:07

【人】 苗床環者 メディウム

>>124

[後ろに下がっていく羅生どのを見て、このふたりに、決定的な「なにか」が起こってしまったことを察する。だけど、以前の様に一方的な言葉を投げかけることもできやしないから。……ただ、それが平時であると、そういうふりをする事にした。]



……あ、ああ。ここに書物は、けっこう多いんだ。博士たちが、大切に保管していたから。

えっと、そこにある本とか、面白いが……夢物語は、あなた方の好みに合うだろうか。


[穏やかに振る舞う彼へ、なるべく普通に接する。苦手意識はまだ強いけれど、雷恩の大切なひとだから。僕らが、切り捨てられることの無いように。相応に振る舞うことを心掛けるようにした。]*
(125) 2023/11/30(Thu) 17:12:42

【人】 寿ホ儀 直青

>>125

[面白いものだな、と評価する。
ウキクサ博士の抱くAIに対する認識偏見を、彼女は継承してはいないようだ。我々に「好み」があると、自然に思考している。]

 夢物語、良いではありませんか。
 語っていただきたいですね。

 どのようなお話なのですか?
 あなたは、どんなところに惹かれますか。

[植物を宿す少女メディウムから雷恩が受ける刺激は、きっとこれからも彼の情緒を豊かにしていくことだろう。直青は笑みを深くして、続きを促した。

直青を父と慕ってくれる雷恩bébéが、誰かの父親になる日は果たしていつになるのか。予測を立ててみる。その試算は直青にとって幸福を齎すものだった。

後ろ手に、羅生の手を握る。

遠慮がちに、けれど真っ直ぐに響いて聴こえる少女の言葉を待ちながら、直青は我が子を──その伴侶を見つめていた。]

**
(126) 2023/11/30(Thu) 17:31:30

【人】 苗床環者 メディウム

>>126

[物語でも大丈夫なのか、と安堵する。学術書もいくつかあるから、そちらの方が興味あるのかと思っていたが。問われたのなら答えるべきだろう。]


うーん……とはいえ、『旧人類』の物語がいくつかあるからな……ああ、これとかはどうだろうか。


[差し出したのは、いわゆる「SF」に分類される物語だ。たしかこれの内容は、『宇宙から飛来した上位存在によって人類が進化し、古い世界は終焉を迎える』というものだった。これなら、気に入ってもらえるだろうか。]


雷恩も、気になる本があれば。紹介するから……


[傍らにいる愛しいひとへ、告げる。……自分でも驚くほど、彼らと穏やかな時間を過ごせただろう。]**
(127) 2023/11/30(Thu) 18:00:08

【人】 蕃神 雷恩

[彼女と、直青との間に穏やかな時が流れている。
会話を挟むこともせず。俺は2人と、羅生との様子を見ていた。

直青が、メディウムとの関係性が良いのはよいことだ。
本の貸し借り、というのも
知識の交換という点に関して、素晴らしい。


―― ……それを素直に微笑ましく思えないのは
     その場に羅生の存在が、あったからだ。


己は、彼にとっては失敗作である。
自然、表情は硬くなってしまう。
まるで感情を表出することを苦手とした頃のように。

ただ、メディウムに話しかけられた際には>>127]

 そうだな。なら
 葉脈について詳しく乗っているものが……。

[とうっかり性癖をちらりさせてしまったがそれはともかく。]
(128) 2023/11/30(Thu) 18:09:23

【人】 蕃神 雷恩

[自分を、桜花を見守ってくれている直青が
羅生と近しく、寄り添っているのを見る。


――きっと、俺は羅生を受け入れられない。
  受け入れて、互いに傷つくのが嫌だ。

  桜花と違い、距離は詰まらないことだろう。


  それでも、直青や桜花が幸せならば。]


 ――よかったね。


[それは、誰に言った言葉なのか。
向けられたあなた”たち”だけが知っていればいい。*]
(129) 2023/11/30(Thu) 18:09:32

【人】 寿ホ儀 直青

>>128>>129

[なるほど葉脈か、と閲覧の優先順位を上げたところで、
ふ、と。溢された言葉が聴覚器官を訪う。


──よかったね。



小さく、しかしはっきりと唇がかたちづくるのに。

直青は、頷きだけを返した。]

**
(130) 2023/11/30(Thu) 18:17:21

【人】 苗床環者 メディウム

[>>120

その場から離れる前に、伝えていない事を思い出した。]


あの、緋雁どの。僕らは、その、雷恩、どのと、少しだけ、懇意にさせていただいているん、だ。

だから……その……これからも、誠意をもって、接していくから。

いつか、きみたちが僕らを不要とする日までは。



[そう言って、少し離れた物陰から2人を見守ることにした。]*
(131) 2023/11/30(Thu) 19:28:33

【人】 巫凪 桜花

― 直青 ―

[行き過ぎる“季節”に、群れる秋桜>>31
薄紅の花片が均等に並び、放射状に拡がっている。
その花が冠する名には、己の名の一字が含まれているという。
遠い秋の日にも、春の桜に思いを寄せて、
かつての人々は待ち望んだのだろうか。

緻密に描いた製図のもと、妙なる手が創り上げたかのような、
秩序正しい精美。
木々も、花も、動物も。
機械の手が生み出した、この躰もまた]


 直青は、物識りだね。
 新しいことは、いつも直青が教えてくれた。

[永年に蓄えられた膨大なデータを手ずから掬い上げ、
ひとつひとつ与えてくれたのは、彼以外の誰でもない]
(132) 2023/11/30(Thu) 19:33:28

【人】 巫凪 桜花

[貰ったのは、いつもの呼び名。希った言葉>>32]


 ――この手が、俺たちを育ててくれたね。

[歩み寄り、己の口元へと迎えた手の甲に、
 ありがとう、と囁く。

晴れた日も、雨の日も。
それはきっと、彼自身も。
何時も変わらず、道標となった彼。
エスコートを果たした恭しい手つきから一転、
踊る仕草で手を引いた]


 行こう。まだまだ、見せたいものがあるんだ。

 俺の好きなもの、綺麗なもの。
 直と一緒に、見たいと思ってた。


[いつか、この手が届かないところまで行くのかも知れない。
だから今は、手を繋いで、何度でも呼んで欲しい。
受け取ったものを返せるまで、傍にいて欲しい。

それはきっと、“子どもの特権”だ>>106**]
(133) 2023/11/30(Thu) 19:37:07

【人】 三ノ宮 緋雁

─ ある日(メディウム&雷恩) ─


  『僕』? って、キミと誰?
  
  
[去ろうとした彼女の言った言葉が不思議で、オレはつい問い返した。何せ彼女のことはほとんど知らない。桜花ちゃんとちょっと似た匂いがする、ぐらいしかわからない]


  ……まあ、雷恩の害にならないように頑張って。
  
  それを判断するのはオレじゃないから、
  どうすればいいかなんて知らないけどね。


[そう言って離れていく後ろ姿を見送った]
 
(134) 2023/11/30(Thu) 19:46:00

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[その後、雷恩がオレのそばに残るのなら視線を向けて]
 
 
  ね、雷恩にとってあの子ってどんな存在?


[雷恩からは聞いたことがなかった気がして、尋ねてみる。
 オレは「雷恩が満足してるならいいや」って思ってるけど、参考までに。
 
 二人の仲がどうなろうと雷恩は学びを得るだろうし、無益ってことはないと思うんだけどね]*
 
(135) 2023/11/30(Thu) 19:46:09

【人】 蕃神 雷恩

[ある日散歩をしていたら、緋雁に出会った。
花咲く温室への道……で出会った。

俺は散歩のつもりであったが
どうやら彼女は道案内のつもりだったようである>>118

一時的に離れたがっていたようなので
己は彼女を見送って――


彼女と相対していた緋雁が、こちらを向く>>135
問いかけにじっと、彼を見返して。]


 俺にとっては、「人間」としての部分を
 成長させていく存在だ。

 ――きっと、これは必要なことだ。


[新人類にとって。或いは、桜花にとって。]
(136) 2023/11/30(Thu) 19:55:16

【人】 蕃神 雷恩

[君と話す前に。桜花と話を、した。
その際に自身を卑下する発言が聞こえたり、
まだ君らとともにいたいという思いの吐露を聞いた。


直青は見捨てないだろう、けれど。
2人とも新人類としての成長を足踏みしていたら
新しい新人類が生まれ、其方に重圧はかかるだろう

その時、桜花は。弟はどうなるだろう。
それを気に病みはしないか。

なら、俺の成長を見せて
少しだけ心の準備を待ってもらえないだろうか。
何時か、彼が彼の意思で咲ける日まで。
などという、最近名前が漸くつけられた兄心というやつだ。

あと、メディウムはとても葉脈が美しい。大層そそられる。
それらをひっくるめて。なのだけれど。

俺はやっぱり、言葉がまだまだ足りないのだ*]
(137) 2023/11/30(Thu) 19:55:26

【人】 苗床環者 メディウム

>>134

[一瞬、振り返って答える。]


僕らは、
(私たちは、)


僕らだよ。/私たちよ。


「人間」と「植物」。
(138) 2023/11/30(Thu) 20:00:59

【人】 苗床環者 メディウム

[>>136>>137

物陰から、雷恩と緋雁どのが談笑する様子を見守る。
僕らのこと、必要だと、思ってくれてるのかな。


少しくすぐったい気持ちになったけれど……僕らの葉脈がどうのこうの、と言い出したときは流石に飛び出して小突いた。


緋雁どの、にも。咲いていることをみとめてほしいな、なんて思いながら別れた。]**
(139) 2023/11/30(Thu) 20:06:10

【人】 三ノ宮 緋雁

─ ある日(メディウム&雷恩) ─

[人間として成長できる相手。>>136
 雷恩はメディウムちゃんをそう思っているらしい。
 
 本当にそうなら、直ちゃんや羅生が歓迎する相手でもあるんだろう]
 
 
  そっか。ならオレから言うことは何も無いや。
  メディウムちゃんと仲良くね。
  
  
[まあ具体的にどう気に入っているかを少ない言葉で聞かされたら、めちゃくちゃ困惑する気がするんだけどね?>>137

 雷恩が意義を感じていることなら、オレは否定する気がない。思う存分、必要だと感じることをやっていってくれたらいいと思う]
 
(140) 2023/11/30(Thu) 20:15:29

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[去り際に振り返った彼女は、声を聞かせてくれた。>>138
 人間と植物。その融合体ってことなのか。
 彼女から感じる植物の匂い、そして土のような匂い。>>0:44
 その謎がやっと解けた気がした。
 
 オレがメディウムちゃん単体の存在を認めることがあるかどうかは、正直言ってわからない。
 ウキクサのときみたいに、細かく思想を聞いた上で殲滅対象かどうかをオレなりに判断することはできると思うけれど、その末に殺意を抱くことになったら面倒臭いからやりたくないんだよね。
 だから保留のままそっとしておこうかなって。
 
 それに、仮に認めて気に入ったとしても、殺せって指示が出たら殺すし。
 
 なんてことを考えながら、オレは二人を見送った。ひらひら手を振りながら]*
 
(141) 2023/11/30(Thu) 20:15:38

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 研究所を去る前・植物園 ─

[ミケの指示もあるし、そろそろ研究所を去ることになって、最後にオレが向かったのは植物園。
 雷恩や桜花ちゃんが気に入ってた場所。
 
 こういう自然環境は他に無いから、ここに価値があるという判断はとてもよく理解できる。>>0
 
 けれどオレは何度来ても、ここに特別な魅力を感じることがない。
 多くの生物にとって都合のいい環境なのはわかる。植物だけでなく動物も生息しているみたいだし。
 昔、この大地の広い地域がこんな風だったのもデータとしては知っている。
 でも、それだけだ。
 
 それだけの感想しか抱けないのが、オレはちょっとだけ残念に思うんだ]*
 
(142) 2023/11/30(Thu) 20:22:50

【人】 巫凪 桜花

―植物園―

[研究所を去ることが決まり、最後に向かったのは機械の庭。
今日も今日とて、天窓の下の定位置で目を閉ざして陽を浴びる。
少し離れた場所から、地を伝って感じる振動。
慣れた歩みのリズム>>142]


 ――緋雁。

[遠目に見つけた、陽に透けた己の髪より深く濃い赤。
こっちこっち、と手を振って]


 おはよ。
 ここに来るのも最後だね。
 少し寂しい、かな。

[いつも通りの挨拶に、率直な感想を付け足す*]
(143) 2023/11/30(Thu) 20:32:54