人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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【人】 厨房担当 那岐

[生地の上に生クリームで半円を描いて、
 もう半分にはバニラビーンズの入った
 カスタードクリームを半円。
 
 黒……、には見えないかもしれないけれど、
 小さく角切りにした生チョコ散らして、
 くるくると三角になるように丸めていく。

 円形になった天辺に散らすのは、
 紺色をしたブルーベリー。
 身から滲み出てしまう色は、少し違うけど。
 そこはご愛嬌として許して欲しい。

 黒と紺、色合いは地味かもしれないけれど。
 もちもちとした触感が好きだという条件は
 達成されているはず。]

  
  ……気づくかな。


[気づかなくても、構わない。
 美味しそうに食べる姿が見られたら。]
(175) 2023/03/16(Thu) 2:09:46

【人】 厨房担当 那岐

[作り終えて、エプロンを外して一息。
 他にも厨房を借りている同僚は居ただろうか。

 これだけの品数を作れたのは。
 自宅よりも近い場所から通う頻度が増えたから。

 彼の部屋に増えていく自分専用のもの。
 並べらた二つの歯ブラシや、
 彼には必要のない眼鏡スタンド、コンタクトケース。
 部屋から出られないようなゆるい部屋着も。

 少し手狭になってきたという声に。>>158
 多少の申し訳無さを感じながらも、
 自分のスペースが増えていくことが嬉しくて。]
(176) 2023/03/16(Thu) 2:10:12

【人】 厨房担当 那岐

[準備があったから一緒に会場に向かうことは
 出来なかったけれど、躊躇う声に。>>157


  俺が誘ったんだから、遠慮しないでください。
  それに、景斗さんも大事なお客様ですよ。
 

[そう背中を押して、部屋を出たのは今朝のこと。
 店の近くだから迷うことはないだろうけれど。]


  『場所、ちゃんと来れそうですか?』


[オフだからと、ポケットに入れたままにしていた
 スマホを取り出して、短いメッセージを送る。
 今頃ベッド脇で鳴っているかもしれない。>>160
(177) 2023/03/16(Thu) 2:10:55

【人】 厨房担当 那岐

[意外にも持ち物の置き場所を決めていない
 あの人に、傍にいたなら、
 教えることも出来たかもしれないけれど。

 ベッドルームは一つが良いと>>159
 言っていたことを思い出して、
 じわりと仄かに頬に赤みが射すのは許して欲しい。

 嫉妬深い恋人は、別々に寝ることも厭うから。
(178) 2023/03/16(Thu) 2:11:41

【人】 厨房担当 那岐


 
   
……――――、


 
[今朝送り出される時の唇の感触を思い出して、
 無意識に自身の唇を指で、なぞる。


 隣で眠る寝息を、温度を、もう知ってしまったら。
 もう手放せないのは、此方も同じ。

 スマホをポケットに戻して、顔を上げる。
 さぁ、出来上がった料理たちを、会場へ運ぼう。**]
(179) 2023/03/16(Thu) 2:15:37

【人】 厨房担当 那岐

―― 甘やかす方法 ――

[いい?と聞かれることは度々。
 聞かれなくても、困らないのに。
 恋人だと告げた後にもどこか控えめな、
 遠慮を感じていたけれど。>>168

 それが少しずつ無くなっていったのは。
 時間をかけて、言葉にすると共に、
 『 恋人には甘えたい方』を何度か実践した後のこと。

 甘やかす方もわりと好きだと気付かされたのは、最近。]
(180) 2023/03/16(Thu) 8:32:31

【人】 厨房担当 那岐

[小さく落とされた返事に思わず笑う。>>169
 やっぱり擽ったい。心も、身体も。
 なるほど、手放せなくなるというのはこういうことか。>>81
 いつかの妹の忠告を身をもって痛感しながら。

 あれだけファンから愛されている人だというのに、
 たった一人の俺の挙動一つで不安になっている。]


  ……ふ、かわい。


[やっぱり漏れてしまうのはその可愛らしさ。
 肩口に後頭部を預けたまま、手を伸ばして。
 逆手のまま、慈しむように彼の髪を撫ぜて。

 愛しい、と覚えさせらた感情が育っていく。
 最初は小さな種だったものが、少しずつ大きくなって、花開く。]
(181) 2023/03/16(Thu) 8:33:55

【人】 厨房担当 那岐

[拗ねるような声。
 本当に思っていなさそうな態度にまた、
 くすりと、笑みを含ませた。
 彼と出会ってから本当に笑うことが増えたように思う。]


  もちろん、ありますよ。
  俺が好きになった人なんだから。


[好きにならないわけが無い。
 いつまでも誰かの心に残るくらいの人なのに。
 未だに、自信が無さそうなのはどうしてだろう?>>170

 それを教えていくには、まだ時間が足りない。
 これからも、時を重ねて、じっくりと伝えていこう。

 彼が好きだというスープみたいに。
 秘密の隠し味を使って、コトコト煮込んで。
 コンソメみたいに透き通る黄金色に輝くみたいに。]
(182) 2023/03/16(Thu) 8:35:40

【人】 客 クリス

── うさぎの穴にて ──

[玲羅が共にただいま>>152と言う。
元気の良いその姿勢に、こちらの頬も綻ぶ。
遠藤さんがカップスープを勧めてくれて>>64
お値段が安い以外の利点を教えてくれた。
きっと香りも良いのだろう……
楽しみ。]


…………ね?


[お隣で、おいしいって声が聞こえる。>>154
それからまた噛み締めたように。
『幸せの味がする』>>155と。
俺は胸がいっぱいになって、玲羅に微笑みかけた。
俺の帰る場所。俺の愛する場所。そこを……
彼女も愛してくれたなら。こんなに嬉しい事は無い。]
(183) 2023/03/16(Thu) 8:36:38

【人】 厨房担当 那岐

[ようやく、少し真っ直ぐになってきた機嫌に、
 どう甘やかそうか、なんて考えながら。
 揶揄を含んで掛けた吐息に揺れる身体に目を細め、
 鼻先を頬に擦り寄せるみたいに甘えて。笑うけど。

 不意に温度の変わった音色に。>>172
 ぱちりと瞬いた。]

  
  ……ッ、  



[細められた瞳に一瞬見惚れて、気を取られ。
 子供をあやすみたい落とされる唇。
 背もたれの支えが無くなって身体が傾ぐ。

 宣戦布告にぶわりと一気に頬に、耳朶に、熱が広がって。]
(184) 2023/03/16(Thu) 8:37:04

【人】 客 クリス

[お店を出て、道を歩く。
指輪は今日も、左手の薬指に納まっていた。]


初めて会った時さ。
パスタを食べるたびにわんわん物語思い出すって話したよね。>>0:176


月を見るたびに思い出して欲しいんだけど……
玲羅。
愛してる



[ここはお外ですから。
左手を持ち上げて、薬指にキスしました。]
(185) 2023/03/16(Thu) 8:37:35

【人】 客 クリス

『月が綺麗ですね』って言うらしいよ?
高野さんがラジオで話してた。
今はまだ、毎日同じ場所に帰るわけじゃないけど……
毎日月を見るたびに思い出して?
月が綺麗だねって。俺が玲羅を愛してるって。

何時か玲羅の元に『ただいま』って帰るようになりたい。


[幸せそうに微笑んで。]


お金貯まりそうだから、お誕生日旅行行こ?
温泉とか良いな〜と思うけど、玲羅は何処が良い?
お誕生日のプレゼント、欲しい物ある?


[話は尽きないけれど。君との未来を語って。
もしも許してくれるなら、また君の家に帰りたい。
優しく甘い記憶>>129がたっぷり詰まった君の家に。
俺は玲羅を覗き込んで、小さく小首を傾げた。**]
(186) 2023/03/16(Thu) 8:37:56

【人】 厨房担当 那岐






[ もう、  彼の
しか  聞こえない。  **]
(187) 2023/03/16(Thu) 8:38:14
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a12) 2023/03/16(Thu) 8:45:45

【人】 厨房担当 シャミ

[つけるたび、私の(チエの)ことを思い出す。
これからもっと私を(チエを)好きになる。
不思議な気持ちだった。情愛も執着も、いつも自分のうちに抱え込んでおくものだったのに>>134]


 こんなに、気持ちを感じる感覚ははじめて
 香りだと言葉よりもずっと、後を引いてしまうんだな


[手を遠ざけると香りは薄くなる。
主張がキツくはないけれど、でも護られているような、抱かれているような心地がする。
体の周りに、幸福でできたホイップの層ができたみたい]
(188) 2023/03/16(Thu) 9:13:26

【人】 厨房担当 シャミ



 仕事中はつけないけど
 仕事中は君が傍にいてくれるから、いいんだよね?


[トモは友達であるし、知恵の身代わりでもあったけど、これからは、自分で選んだリボンでも飾ろうか]


 リボン、何色にしようかな
 選ぶ楽しみが出来た
(189) 2023/03/16(Thu) 9:13:33

【人】 厨房担当 シャミ

[ラッピングされた、はじめてのプレゼント>>137]


 寝る……まえ


[じっとチエを見た。
少し鼻の奥が熱い。頬も。体温が上がるのを感じる]


 夜、この香りに包まれてたら
 抱き合って眠るみたいじゃない……?


[言おうかどうか考えたけど、言った。
チエも似た夢想を得たんじゃないかと思ったから]
(190) 2023/03/16(Thu) 9:13:44

【人】 厨房担当 シャミ



 ……ふふ
 プレゼントありがとう、嬉しい
 私が選んだものも贈らせてくれないと嫌だよ


[花束と、くるぶしのコサージュで対等なのだから。
それから、店を出る頃には晴れやかな笑顔、ウッディなグリーンのミドルノート]


 ──ねえ、お腹空いてきちゃった
 何か食べさせて欲しいな


[デートの締めくくりへ向けて*]
(191) 2023/03/16(Thu) 9:14:53

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 実は出演者込みの三人組の映画会 ―

[手を振ってきた嘉数は、女学生風のワンピース>>115
 同じく集合した栗花落は、男性っぽい出で立ちだったか>>-425
 ユニセックスの気取らない服に身を包んだ速崎は、それなりに女子的な見た目。
 ……この絵面が傍目に、チャラ男ひとりにオンナノコふたりのパリピトリオに見えたとしても、速崎は気にしない。
 寧ろ都合がいいのでは。
この件で栗花落がスッパ抜かれることさえなければ、だが。]


 あ、コーラありがと〜!
 ポップコーンも食べちゃいますね!
 
( ……クラフトコーラ作れないかな。ポップコーンケーキとかも。 )



[未だオフの映画鑑賞の筈なのに、ついこういうことを考えてしまう辺りは職業病か。
 ともあれ、栗花落>>144が買ってきてくれていた映画のお供を、至って他愛ない笑顔で受け取って、席に着き――]
(192) 2023/03/16(Thu) 10:18:04

【人】 厨房担当 ゲイザー

[結局コーラもポップコーンも、半分すら減らずに大量に余ってしまった。そのくらいに、作品に没入していた。
 やはりドリンクを忘れていた嘉数>>116がどうしたかは兎も角として、速崎は厨房人のサガ故か、終演後の劇場出口で捨てることはしなかった。

 涙拭うのも忘れたまま、ストロー越しにちびちびとコーラを啜りながら、嘉数の感想>>117にうんうんと頷く。
 嘉数に余計な布教……もとい監督作品語りをこの場でしてしまうことは、幸い(?)この時の速崎の頭にはなく。
 ストローから一度口を離してから、「セロ」への感想を口にしたのだけれど――]
(193) 2023/03/16(Thu) 10:18:51

【人】 厨房担当 ゲイザー


 ん? 何に… 
 ――――!?



[「やっぱそうだった!?」>>118の一言に――「気づいた」と告げた言葉の意味を察し、咽た。コーラを口に含んだままだったら即死だった。
 とはいえ、嘉数もここで直接「セロ」や「栗花落さん」の名を挙げたりはしなかった。わざわざ外で相手の素性にダイレクトに触れないところは、あの街に居を構える『うさぎ』の者ならではか。]


 ……だろだろ〜。声優さんは、すごい。
 アニメオタクって訳じゃない私にだって、
 演技すごいんだーって、めっちゃ判るもん。


[栗花落のどこか面映ゆそうな表情も見ながら、嘉数とも「セロ」のすごさを分かち合えた嬉しさに、にっと笑みひとつ。]
(194) 2023/03/16(Thu) 10:19:40

【人】 厨房担当 ゲイザー



 感想戦は……そうだなー、
 お茶会はやっぱし、うち(『うさぎ』)でやっちゃおうよ?


[お茶会と言っても、時刻的にはディナータイムかその前のClosedかといったところだったけれど――。
 まあそんなことは気にしないとばかりに、(今日は客の立場になる)店員の気安さで、嘉数>>119と栗花落に告げる。

 うさぎの巣穴で二つのテーブルをくっつけながら三人で交わす感想戦は、映画の余韻冷めやらぬままに賑やかに。
 ――自分の中の「壁」>>103を上手く崩せなかった頃なりにも、心に陰りなく分かち合えた、楽しい一時。**]
(195) 2023/03/16(Thu) 10:20:02
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a13) 2023/03/16(Thu) 10:22:28

【人】 厨房担当 マシロ



[ 
 
別に、"責任"なんて言葉を選ばなくても
貴方になら、この肌も熱も、いくらでも。>>145


  袖のじゃれ合いや他愛ない戯れで零れる笑い声。
  耳に痛い静寂はもうどこにもなくて、
  あるのはただ、互いの笑顔と温もりのふたつだけ。

  ホールケーキが余ることはきっともう無いだろうから>>146
  冷蔵庫で嵩張る心配もしなくていいですね。>>1:58
  ああでも、パウンドケーキも良いな。
  ナッツ類やドライフルーツを入れればきっと美味しい。
  焼いてください、というおねだりは、また今度。

  ボウルを上へ置かれた恨みは、
  すこしだけ膨らんだ頬と文句言いたげな瞳で相殺だ。
  きっと次からは手の届く位置に置いてくれるだろう。
  鈍感天然同士を断った勘の良い真白さんは、
  貴方のちゃっかりした計画、気付いてますからね? ]

 
(196) 2023/03/16(Thu) 10:25:17

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 嘘ですやっぱり勘は人の色恋以外良くないのかも。>>147
  でも、食器のお皿が前と違うお揃いだってことは
  しっかり見ていました。
  白いお揃いの皿が増えたら、今度はペアも……なんて
  頭の中に早咲きの桜よりも早く生まれる欲たち。 ]


  知恵さんなら詳しいかもですね?
  よくおすすめの可愛いブランド教えて貰いますし
  そういうのも知ってそう……どうだろ。

  今度聞いてみようかな。


[ ついでに、谷底に突き落とされた仔獅子の気持ちも
  一度改めて聞いてみたいものだけれど。
  そんな風に思っていれば、続け様の言葉へ
  うっかり反応が遅れる羽目になって。 ]

 
(197) 2023/03/16(Thu) 10:25:22

【人】 厨房担当 マシロ

 


  ……そんなこと言われたら
  むしろ私の方が、ジャスミン茶のオーダー通す時とか
  思い出しちゃいそうなんですけど……。


[ そしてその時彼がもし来店していたりしたら、尚更。

  人の心臓は一生で脈打つ鼓動の数が決まっている、とか
  そんな説はきっと大嘘に違いない。
  だって、それが本当だったら
  今頃私は間違いなく、しんでしまっていると思うので。 ]

 
(198) 2023/03/16(Thu) 10:25:27

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 髪を整える自分も、袖を直す自分も
  これから先きっと いくらでも貴方へ見せる私の姿。
  写真を撮られていたことを知ることがあれば
  「あ、もう! ばか!」と、顔を赤くしてしまう気がする。

  身だしなみを整える少しの時間の中でも、
  隙間なく貴方のことを考えていることが
  よく見なくたって分かってしまう表情や目の色なのに。
  写真に残されるなんて、恥ずかしい、じゃないですか。


  あ、そっか。二人用の本棚も買い足さないと。>>148
  未来の計画が重なれば重なるほどに
  お引越しも現実味を帯びてくる。
  ……馴染みのお店で「お嫁さん」なんて紹介された日には
  顔を真っ赤にしてしまう自信しかないですね。 ]

 
(199) 2023/03/16(Thu) 10:25:35

【人】 厨房担当 マシロ

 

  もちろん、毎年焼きます。作らせてくださいね。
  夜綿さんの誕生日、好きなものいっぱい用意しましょう。
  ……ふふ。


[ 気の早いリクエストは、なんと!
  私も同じことを考えていたから、お揃いです。>>149 ]


  美味しく食べてくれる人は皆好きだけど、
  夜綿さんは、ずっと前から、もう私の特別ですよ。
  幸せプラスというか、私のね、幸せそのものなので。


[ 常連様の好みの把握は当然だけど。
  つい、貴方を目で追い掛けてしまっていた片想い時代。
  他の常連さんよりも早く、ほとんど無意識に
  貴方の好みのブレンドを覚えたこと。
  ……内緒です、これは。 ]

 
(200) 2023/03/16(Thu) 10:25:43

【人】 厨房担当 マシロ

 


  [ おねだりの結果は無事成功。>>150
    メロンの時みたいに、小さく口を開けて── ]


 
(201) 2023/03/16(Thu) 10:25:49

【人】 厨房担当 マシロ

 

  ──── …っっっ!!


  も、ばか、 やわたさんのばかっ
  ……〜っ。


[ 絶対! 今の! わざとですよね!?

  うさぎの長い耳は今日は結ばれていない代わり、
  耳元でわざと甘く囁かれた声が、ケーキより甘くて
  「ひゃ、」と肩を跳ねさせ、うさぎのように飛び退く。

  何事もなかったようにケーキを食べ進める貴方を、
  真っ赤な顔で見つめ続けるうさぎが、一羽。* ]

 
(202) 2023/03/16(Thu) 10:25:57

【人】 厨房担当 マシロ

 ― ささやかなパーティーの前に ―



[ 
ねえマジでけいちゃん気付いてない感じ?
>>109
  瑞野からの露骨な問いかけで「バレる…」と思っていた真白も
  至って普段通りの速崎へすっころびそうになった。
  いや、これは寧ろ、チャンス。
  誕生日のサプライズを悟られれば逆に声も掛け辛い。

  閉店後、かつ、パーティの直前。
  最終準備を整える面々へ「少し時間稼いでくるわ」と
  当たり障りない──けれどきっと察される──
  言葉を投げて、真白は速崎の元へ歩み寄り、手を取った ]


  ねえけいちゃん。
  ちょっとさ、二人で話そうよ。

  時間、あるでしょ。


[ パーティの準備を悟られず、二人話し合える場所。
  外まで速崎を連れ出して、夜風を浴びて、
  私は真っ直ぐにオレンジうさぎの目を見つめた。 ]

 
(203) 2023/03/16(Thu) 11:34:39

【人】 厨房担当 マシロ

 


  けいちゃん、ごめん。
  あの日勝手に傷付いたのは私で、距離置いたのも私。
  まずそれを謝らなきゃいけないこと、
  整理するのにも随分時間かかっちゃった。


[ 四月に差し掛かる直前となれば、夜も随分暖かい。
  白いリボンが風に揺れ、
  一緒にクッキーを作った時のように真面目な声音で
  背筋を伸ばし、私は言葉を紡ぎ続ける。 ]


  栗栖くんに関しては、私から言うことはないよ。
  それとこれとは前提も何もかも全く別の話。


[ 前置きもひとつ、加えて。 ]

 
(204) 2023/03/16(Thu) 11:34:53