【人】 転校生 矢川 誠壱[ ちゃっかり宣伝をして、 教室を出て、その前を通りながら 廊下の向こうへと歩いていく途中 ふと模擬店内にその姿を見れば、 少しばかり目を開くだろう。 彼がこちらに気づくなら、 口元を緩めて、顎を軽く上げて。 背中にあるベースを数度指差し、 忘れてないよね?と暗に示しつつ、 ひらひら手を振って「またあとで」を もう一度伝えるのだった。]* (216) 2020/06/15(Mon) 22:55:19 |
転校生 矢川 誠壱は、メモを貼った。 (a59) 2020/06/15(Mon) 22:58:08 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a60) 2020/06/15(Mon) 23:08:24 |
【人】 次期生徒会長候補 赤羽 神一[湿気の中で、汗が滴り落ちる。 ひたすらにタピオカなるものを茹でる 裏方の仕事だ。 それを女の子たちがドリンクに仕上げる。] 手伝えなくて悪かったな。 [隣で鍋に向かう読書男に話しかける。 彼は文化祭前の気乗りのしない表情からは 想像のつかないような爽快な顔をして ニヤッとした。 こ、こ、こ、これが!? 共に何かに打ち込み 汗を流すことの一体感なるものか!? そういうものが強い関係につながると 父の教えにあったな!?] (217) 2020/06/15(Mon) 23:12:40 |
【人】 次期生徒会長候補 赤羽 神一 (218) 2020/06/15(Mon) 23:15:33 |
【人】 光学迷彩 もも[『わたしは壁。』 彼は生徒会長を目指すリアクション芸人。] [すっかり人混みの煩わしさに三半規管が犯されてしまい、いつの間に二年生のフロアまで至ったのか覚えていない。階段はあったのだろうか、角は曲がったのだろうか、それさえ感覚麻痺でわからない。ギリギリ覚えているのは、お化け屋敷や駄菓子屋を見て一喜一憂する彼の姿だけだ>>212。] [そして、またいつの間にか2-C喫茶店の前まで辿り着き彼に席へと押し込まれていた。ここは…先輩のクラスの様だ。彼には彼の仕事があるのだろう。わたしは大人しく誘導されるままに席に着いた。] [だが、一度離れてしまった後…わたしを再び見つけることができるのだろうか?それに、席の案内役の生徒にはたぶんわたしの姿が見えていなさそう……これから誰かと相席になる可能性もありそうだ。緊張する。*] (219) 2020/06/16(Tue) 8:14:40 |
光学迷彩 ももは、メモを貼った。 (a61) 2020/06/16(Tue) 8:17:14 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ When You Wish upon a Star… もっとあいつの音に応えられますように。 手が、もう少し動きますように。 そんなことが頭に浮かんでアホか!恥ずかしいわ! と慌てて打ち消す。 歌詞を少し口ずさんで誤魔化した。 そしたらそれを読んだようにまた変化する旋律。 イルカみてぇ。と思った。 ウネって、跳ねて、飛沫を上げる、 キラキラ響く、音、音。 ] (221) 2020/06/16(Tue) 10:30:04 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗 王子様…ねぇ。 [ とっさにどうにかついて行きながら、 こいつは選曲がロマンチックな割に、 やってることはなかなかのサディスティック王子だよな、 と思ったら笑いが込み上げる。 手が攣りそうな感覚に気づかないふりは もうあまり長く出来そうになくて。 それでも。 なんて、薄く汚れた白い天井を見上げた。 ] (222) 2020/06/16(Tue) 10:32:12 |
帰宅部 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a62) 2020/06/16(Tue) 10:39:08 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗旧校舎 理科室 [ ぼちぼち戻らねーと、また委員長に チクチク文句言われるかなーと思いつつ歩き出す。 見渡せばやっぱり文化祭、いつもより ずいぶん賑やかで、そういやいつもの バイエル>>0:34 も聞こえてこないなと ちょっと残念な気持ちになる。 その時目に入った、控えめな看板>>27。 ] 【喫茶店アトリエ】 静かなひと時を過ごしたい方へ ひっそりとした空間で絵を依頼してみませんか? もちろん、喫茶店だけの利用も歓迎 場所:旧校舎、理科室 [ 下段、喫茶店だけの利用も歓迎、の文字に おおコーヒー!と声を上げて、理科室へ向かった。 ]* (226) 2020/06/16(Tue) 11:12:35 |
帰宅部 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a63) 2020/06/16(Tue) 11:32:41 |
【人】 無表情 トオル〜回想〜 [トオル10歳の6月。トオルが心臓を患って入院してすでに1年が経とうとしていた。病院での生活や看護師さん達にも慣れて、学校に行けないことへの諦めの境地に達しかけた頃だった。 彼女と会ったのは、今日のように雨の降っている日だった。病院の中庭には紫に色付いた紫陽花が雨に濡れて綺麗だった。 中庭が見える売店前のベンチに座っていると、隣のベンチで泣いている銀髪の少女に気づいた。 妹と同じくらいの歳だろうか。7-8歳くらいの小柄な少女は、自分と同じ髪の色をしている。普段なら到底話しかけることなんて出来ないだろうに、トオルは自分の持っていたレジ袋をゴソゴソとしてチロルチョコを一つ少女に差し出した。] 「これ…食べる?」 (228) 2020/06/16(Tue) 11:44:20 |
【人】 テニス部 ちあー2-Cタピオカ屋前ー [あまりの盛況ぶりに、入り口で尻込んでいると、後ろから声を掛けられる。>>218] あ、赤羽先輩、こんにちは!遊びに来ました! 凄い繁盛してますね! [まだ赤羽と話そうとしていたら、「いらっしゃいませー!入り口は邪魔になるから、こちらの空いてる席にどうぞ!」と案内役の生徒に強引に室内へと押し込まれた。 (二枚のチケットは案内役の人が持っていったので、タピオカは後から席に運ばれて来るのだろうと、ちあは判断する。) ぐいぐい押されて流されるままストンと席に着くと、相席になる形で、目の前に女の子が座っていた。>>219] (あれ?さっきの案内役の人は、「空いてる席」って言ってたけどな…?) [校章を見て、自分と同じ学年であることを確認する。] (可愛い子だな…、初めて見たけど、どこのクラスだろう?) あっ、勝手に座っちゃってごめんね? 案内役の人に勧めてられて! わたし、1-Bの如月ちあって言うんだけど、相席しても、大丈夫…ですか? [おずおずと、女子生徒に問う。 同級生だからと思い、タメ口で話しかけたものの、初対面だからという気持ちから、敬語混じりのチグハグな言葉になる。]* (229) 2020/06/16(Tue) 12:35:42 |
テニス部 ちあは、メモを貼った。 (a64) 2020/06/16(Tue) 12:37:28 |
【人】 美術部 雨蓮 しずく― 回想:7さいのしずくと少年 ― [ しずくは、曇りの日や雨の日にしか小さい頃は外に出ることができなかった。 陽の光はしずくには優しくない。肌を赤くし、目を痛める。そのため、必要な通院ですら雨か曇りの日にしか行くことができなかった。それは、必然的に少ない学校へ行ける日をさらに削ることになり、しずくはますます学校で孤立していた。 その日は、いつものように病院へ行った時。 待合室で本を読んでいた時、自分と同じ年頃の子がしずくに近づいてきた。 しずくは、お友達になれるのでは?と淡く期待した。] 「あ、あの…」 [ しずくの淡い期待は裏切られる。] 「うわぁっ!しゃべった!白髪お化けがしゃべったー!」 [ からかいよりも、本当にそう思っているようで、しずくから勢いよく逃げていった。 しずくは、悲しくて辛くて、けど病院に付き添いに来てる親に泣いているところを見せたくなくて中庭が見える売店のベンチに隠れるように泣いていた。] (230) 2020/06/16(Tue) 13:39:35 |
【人】 絵描き 要「やってます?」 男子生徒の声が聞こえた。 ふと顔を上げると、派手な色をした髪の毛が目に映る。輝き方からして元々その色ではなさそうだけど。 ふりよう……? なんて言葉が思い浮かんだが、頭から振り払う。見た目で判断するなんて、良くないよな。 やってる。ともやってないとも答えない僕に、痺れを切らしたのか、言葉を続ける。 「アイスコーヒー、ある?ここって、美術部がやってんの?」 ああ、そうか、お客さんか。 そういえば、喫茶店やってたんだっけ。 そうか、お客さんか……。 ……緊張してきた……。 「あ、アイス……あー、えっと、水だしコーヒーは無いですけど、普通のアイスなら、ございます?それで宜しいでしょうか?」 ございます?ございますであってるのか? 「私は一応美術部には所属しておりますが、まあ、幽霊みたいなものです、ので?ここは個人経営?みたいな、?」 個人経営?経営?もう意味わかんなくなってきた。 「えっとその辺の席で適当に、お待ち?ください」 こ、これで本当にいいのか……? バクバクした心臓を抑えながら、とりあえず、マッチでガスバーナーに火を灯す* (231) 2020/06/16(Tue) 13:43:35 |
【人】 美術部 雨蓮 しずく「これ…食べる?」 [ しずくは、声が聞こえた方に振り向くと、自分と同じ…いや、自分とは違って綺麗な髪の少年がチロルチョコをしずくに差し出してきていた。] 「えっ?」 [ しずくは、驚いて涙がひっこんでいた。] 「わ、わたしのことがこわくないの?」 [ しずくは、受け取るよりも前にさっきの子のようにまた、怖がられることが怖かった。自分の髪を隠すように、パーカーに着いていたフードを深めにかぶった。 そう、いつもしずくは隠していた。それが、たまたま取れていた時にその子にみつかり、拒否されてしまった。] (なんで、かぶるの忘れちゃってたんだろう…見られちゃったかな?みられちゃってるよね…なのになんで?こわくないの…?)* (232) 2020/06/16(Tue) 13:48:06 |
【人】 光学迷彩 もも[『わたしは壁。』 気に留める人なんていない。] 「こちらの空いてる席にどうぞ!」 [そう明るい営業声が聞こえた直後、わたしの目の前にストンと同じクラスの女子生徒が座った>>229。ああ、やっぱりね、という感想で特に驚きもしない。その女子はわたしより小柄なのに(わたしも155センチくらいしかないから十分小柄なはずだけど)、この学園祭を活発に楽しんでいる姿が想像できた。羽織った半被?がその補正を掛けてるのかもしれない。わたしとは正反対の子だな、と、いつも思っていた。] 「相席しても大丈夫ですか?」 [今の彼女にはわたしが見えていた。しかし、自己紹介をしてきた。まるで初対面の相手に話しかけている様子。べつに、これにも特に驚きはしない。慣れている。クラスの出し物のローテーションにさえわたしは加えられていない。それくらい、みんなから見ていつものわたしは透明な存在。] …同じクラスの如月さんっスよね。 こうやって話すのは初めてっぽいっスけど。 藤堂ももっス。1-B、いつも一番後ろの席にいるっス。 わたしで良ければ、相席は構わないっスよ〜。 [何にせよ、相席が無難な人で良かった。 心なしかホッと胸を撫で下ろしていた。*] (233) 2020/06/16(Tue) 13:50:02 |
光学迷彩 ももは、メモを貼った。 (a65) 2020/06/16(Tue) 13:52:44 |
【人】 次期生徒会長候補 赤羽 神一そうだね。 おかげさまで。>>229 [そう言った矢先、 エプロン姿でテキパキと働く女の子が ちあをももの席に案内した。 強引なものだ、少し眉を下げる。 2人が話してる様子なのを確認する。] よし、もう少しやるか。 [当面分のタピオカは茹で上がったため 赤羽は店頭に出て手伝いを始めた。*] (234) 2020/06/16(Tue) 14:05:29 |
【人】 教育実習生 青柳 慶ー1-Bー [ 彼が声をかけた店番は、 どうにも出て行った相方の方に 気を取られていたらしい。 気になっているのはいいけれども、 出来れば店番をしてほしい。 模擬店をする以上、店側と客側に分かれる。 ということは、店を回すために しっかりしなきゃいけない。 とやかく、彼がいうことではないため、 胸の内にそれは秘めておく。 ここの担任は昔の担任なので、 どこかで会えば、話してみるかもしれないが。 彼女は、声をかけられると 彼の方をもう一度見て、 特賞の的をまた立て直した。 すると、また誰かが呼びかけてきた ] (235) 2020/06/16(Tue) 14:16:46 |
【人】 教育実習生 青柳 慶「慶先生!タピオカはー?」 あんなの原価100円未満だから 大人しく自分で作っとけー。 「あー!先生それ営業妨害!!」 嘘だろ、何組? 「2-C!!!!」 ごめんごめん。 希望者はタピオカでもよーし。 [ 生徒たちが、なぜか沸いた。 タピオカは甘い。 1回だけ、2人で飲んだことがある。 ほろ苦い思い出を思い出しながら、 彼は的を見て、最後のコルクを放った。 結果は…… はずれ ] (236) 2020/06/16(Tue) 14:17:05 |