人狼物語 三日月国


230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら

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【人】 寿ホ儀 直青

>>197

[珍しい気配が接近していた。作業を止め、ノックの音を待ってから直青はそれに応える。こちらから扉を開け、借り物の部屋へ招き入れた。]

 どうぞ。

 生憎とお出し出来るものは
 精製水か炭酸水しかありませんが。

[ソファを勧める。直青は起立したままだ。]

 体調はもう宜しいようですね。
 "普段通り"という意味ではありますが。

 ────それで?


 
あなたは雷恩に自殺を手伝わせたいのですか



*
(207) 2023/11/22(Wed) 1:41:41

【人】 寿ホ儀 直青

-研究棟 某日-


[『浮草生命研究所』の本体とも言えるであろう研究棟。部外者の立入を禁じているらしいそこへと、直青は足を運んだ。

ウキクサ博士。
所長にして、筆頭研究員。
或いは研究所そのものと言っても良かった。

受付らしき人員は見当たらない。
直青は構わず所内を進んだ。望む姿はすぐに捉えた。]


 博士。お時間をいただけますか。

 「現環境に適応可能な人体構造」に関して
 僕とあなたは有益な情報交換が出来る筈だ。


[単刀直入に切り出す。
挨拶が必要とも思えなかった。]

*
(208) 2023/11/22(Wed) 1:56:45
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。
(a50) 2023/11/22(Wed) 2:02:04

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ 去り行く相手を振り返ることさえできず、>>203
   機械はただ逡巡するしかなかった。
   人真似をしても、機械の視界は変わらぬというのに。


   それでも機械は辻褄を合わせるように
   人の様に瞬きをし、表情を深く曇らせた。


   是非、見解、沈黙。
   問えば解が返って来るのは当然のことだった。
   ましてや己らは"機械"である。


   ――ならば、この
戸惑い
は何だというのか。
 

   機械の片目が静かに閉じる。
   監視システムの眼は、あらゆる"表面"を覗くもの。
   それ以上の眼など持てる筈がなかった。

   だが、―――― 
あぁ、親愛なる我が"友"よ。
 ]
 
(209) 2023/11/22(Wed) 2:29:38

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

   ――お前は今、何を視ているんだ?   *


 
(210) 2023/11/22(Wed) 2:30:38
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。
(a51) 2023/11/22(Wed) 2:41:32

【人】 言ト霊 羅生

>>170
  ─ 『光の形』 ─
 


 こんにちは。


[

南国の鳥の様に美しく反射する髪色へ声を掛けた。旧型の、光を模した名前の彼、へ。

反発を感じればそれだけの間を空けるし、そうでないならば隣へ。彼が目を向けた空間へ同じく視線を移した。重たい色合いの景色と対に在るような、『楽園』の名に相応しい鮮やかな景色。美しいですね、と忌憚の無い感想を口にして。

雷恩は、今あの何処かに居るんでしょう。少女と共に。

]


 あなたが植物を御好きなのは、
 そういう『造形設定』なんですか?


*
(211) 2023/11/22(Wed) 4:10:18
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。
(a52) 2023/11/22(Wed) 4:38:48

【人】 研究機員 フランクル

ー浅い微睡みの中でー


ぼんやりとした人影が複数人歩いている。

それらは人間の形をしているが平面的で、緑やピンクや黄色のぼんやりとしたモザイク色をしている。

3次元的に静かに歩いてそれぞれ違うドアに入っていった。

……ドアは炎に包まれているものもあり、俺は危険だとおもったのに、止めることは出来なかったんだ……。


 まるでそこに俺は居ないみたいだった。
(212) 2023/11/22(Wed) 6:01:46

【人】 研究機員 フランクル

>>143

ー研究所内、直青と。ー


俺は何をこんなに恐れているのだろう?


目の前の彼は特に怒ってはいないようだ。少しの安堵と、何だろう。警戒とも違う、チリチリとしたものを感じる。

これ以上近寄ってはいけない。
力を借りないといけない。


[……身体の中が騒がしい……]

きっと敵ではない。そう判断した俺は、お言葉に甘えて床掃除を手伝ってもらった。

 俺がどうあるのか?なんて考えたことなかったからさ。
 『こう』なる前のことは覚えてないんだ。

 少し思い出したような気がしたけど……。
 俺が何人かいるんて、おかしな話じゃないか?

 俺はこうして、一人で考えて行動してるのにさ……。
(213) 2023/11/22(Wed) 6:39:07

【人】 研究機員 フランクル

考えたくない、考えてはいけないような。
ずっと目を背けていられるなら、それでいいんじゃないのか……?


俺はハッとして螺子を閉め直す。また漏れだすとこだった。

 頭が漏れるのはよくあることなんだ。気にしないでいいよ。
 すぐに再生出来るからね。
その度に少し記憶が途切れる気もするけど。

 身体は頑丈なんだ。問題ないさ。

━━好奇心。探求心。
ウキクサ博士から感じるものを、彼、直ちゃんさんからも感じ取った。

彼は恐らく敵ではない。恐れることはないと自分に言い聞かせた。
(214) 2023/11/22(Wed) 6:39:30

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 ― 現在:楽園の端に、三つ ―


 [ 骨組みに囲われたガラスは巨大な窓のようで。
   その中心にいた機械は彼と同じ挨拶と共に、>>211
   その右側へと己を寄せた。

   窓の向こうは決して美しい景色ではなかったし、
   彼がそれに特別関心を払うとも思っていなかった。

   ――事実、隣へと並んだ彼は
   機械の仕草に合わせて、この楽園への賛辞を贈った。


  
しかし、機械に"偶然"などあるのか?



   機械がこの場を分け合ったのは、
   彼方の世界を知る彼に期待していたからに他ならない。

  
<設計思想> <創造主> <自我> ―――― そして、
 ]
 
(215) 2023/11/22(Wed) 7:01:40

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

   ……己は、これらを特別好きとは思っていません。
   ただそれは、己から切り離せないものです。

   そのように『設定うなが』されたのだと言うのであれば、
   確かに、そうなのかもしれません。


 [ 機械は傍らに並ぶ記録装置もうひとりを見た。
   最早、ここより生じる設定でさえ無いかもしれない。
   この自我を得るより前から、共に在ったのだから。 ]
 

   ……あなたはどうでしょう。植物は好きですか?


 [ 思えば、雷恩や桜花と違って、
   彼らがここを好むような様を見たことはなかった。
   決して多くの言葉を交わして来たわけでもなかったが。


  
瞬間、機械は己らが酷く不思議な
生き
物に見えた。


 
(216) 2023/11/22(Wed) 7:03:52

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ 当然だ。己たちは生き物ではない。

   この大地にこそ生きるが、その生まれは、在り方は――

   ・・・

   混線した像と信号が思考を走る。 >>203>>209>>210
   機械はその意識を消去した。その裏を巡る嫌悪感と共に。

   消去された意識は、さながら写真のように切り取られ、
   その背丈よりも大きな記録装置へと落ちて行く。
   付随して、機械は己にある筈のない眩暈を覚えた。

   ……それでも機械は上の空にはならない。
   あの鮮やかな論理の線は、
   いつだって混沌の先にあるのだと知っていたから。 ]*
 
(217) 2023/11/22(Wed) 7:07:04

【人】 研究機員 フランクル

>>190

ーある日研究所内にて、メディウムと。ー


メディウムに博士に診てもらったら、と言われる。
自分では普段通りなんだけどな。

頬を紅らめて目を反らし、普通だと彼女は言う。

……もしかして、俺も何か違っているのかな?

 メディウムがそう言うなら、俺もウキクサ博士に検査してもらってみるよ。

彼女の記憶はきっと大事なものなんだと思う。
彼女の無意識の声。定期検査中に時折顕れるその声を、俺は興味深く聞いていたんだ。

俺にもそんなものがあればいいと、夢想しながら。
(218) 2023/11/22(Wed) 7:07:40
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。
(a53) 2023/11/22(Wed) 7:23:36

【人】 巫凪 桜花

[するすると流れるように、羅生が衣を解いていく仕草は、
優雅でさえある>>176
目を愉しませる所作を具えた指先が、
グローブの下から露わになる。

ただ従順に首肯して、触れてくれる彼の手に身を任せるのも
また、昔から変わらない。拒むことは、選択肢にさえ上らない故]


[身の中心に直に重なる、柔らかで、けれど確かな感触。
移ろう体温が隅々まで侵食してゆく充足に、陶然と眦がゆるみ、睫毛が頬へと臥せる]


  …。今だって、できるでしょ。

[その時ばかりは、ちらと視線を持ち上げ、
拗ねた声音を聞かせて>>177]
(219) 2023/11/22(Wed) 8:05:22

【人】 巫凪 桜花

[手を伸ばさずとも届く距離に、寄り添うように腰掛ける彼。
頬に触れる唇>>179
それが受容の証だと感じるのは、刷り込みですらなく、
只の己の願望かも知れない。

けれど、彼の仕草は、揺らぐ心をそっと揺すって。
つい、沈めていたもうひとつの本音が滑り落ちた]



  ――…ここは、いやだ。

[魅了された、確かに。

けれど此処にいると、何かが変わってしまう気がする。
ずっと変わって欲しくないものが、少しずつ。
それは雷恩だけではない。予感が、する。

種は、いつ蒔かれていたのだろう。或いは、始まりから?
この身の内にさえ、根を巡らせて巣食う何かを感じる。
それはきっと、新人類として『望ましくないもの』だ]
(220) 2023/11/22(Wed) 8:17:12

【人】 巫凪 桜花



   かえり、たい。 みんなと、

[帰りたい。還りたい。――どこに?
きっと自分はもう、大地には還れない。赦されない。
ヒトに、近づき過ぎた]


 …例えば、旧人類を殲滅したとして。
 雷恩が、種が、根差せる大地を見つけたとして、

[仮定を連ねる、色のない声。
彼の左目、蓮を象るそれに、指先だけでかすか触れる]
(221) 2023/11/22(Wed) 8:28:34

【人】 巫凪 桜花

 そこに羅生は、みんなは、いるの。
 いてくれるの、ずっと。
 それは、触って、笑って、話してくれるみんな、なの?


 そうじゃないなら、俺は…―――


[今、何を言おうとした?

思考が走るより先に、迸った言葉。
芒洋としていた身に巣食う虚が、急速に形をとろうとする。
己の思考の行き着く先は――これ以上はだめだ。絶対に]
(222) 2023/11/22(Wed) 8:31:12

【人】 巫凪 桜花



 …きもち、わるい

[呪詛を吐き出しそびれた口唇を、きつく掌で塞ぐ]


 何も、考えたくない。知りたくない。

[広い世界など、なにも>>179]


   羅生、

[縋るように、溺れるように。
空を彷徨う手が、この名をくれた彼を求めた*]
(223) 2023/11/22(Wed) 8:44:13
巫凪 桜花は、メモを貼った。
(a54) 2023/11/22(Wed) 8:45:15

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 深夜:病棟自室(直青) ─

[オレは直ちゃんにどう評価されているか知らない。>>183
 
 けれどおかしなことだとは思う。
 だってオレたちの親も■人類なのに旧人類の殲滅を掲げるなんて。自滅するためだったんだろうか、自己嫌悪、罪悪感? 人類は自殺をしようとする生物で、──
 
 思考プロセスは突然途絶えて、オレは何を考えていたかを“忘れた”]
 
 
  そうなんだ……設計、ってあの子たちにもあるんだ。
  わかった、羅生に明日聞いてみるね。
  
  
[新人類がどうやって生み出されているのか、オレは全く知らない。それはオレが戦闘AIである以上、知ることができない知識だ。仮に誰かが説明してくれたとしても、理解は難しいんだろうと思う。
 本部の判断はそういうものだよね。しばらく様子見、その期限は未定、ってところだろうか]
 
(224) 2023/11/22(Wed) 8:46:34

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[ゆっくり背中を撫で下ろす手は、人類を落ち着かせようとする仕草。オレはそうされても思うことは特にないんだけれど。
 直ちゃんは本当に人類に接するために造られているんだ、と実感する。
 
 気付いたことがあれば報告をと言われて>>184


  あ、そうだ……あの所長、確かこう言ってた……
  「旧人類の心をそのままに進化させたい」って。
  詳しくは行動記録ログで確認して。

  それって魂は大地と繋がらないままなんじゃない?
  
  
[正確な言葉は違ったはずだ。>>126
 けどオレはそのように理解した。直ちゃんの解釈はどうなるんだろう。それが気になったけれど。
 
 いつの間にかスリープモードのタイマーが起動されていたことにオレは全然気付いていなくて、不意に意識が途絶えるようにして眠ってしまった]*
 
(225) 2023/11/22(Wed) 8:46:50

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 朝:病棟 ─
 
[目が覚めたとき、思考はだいぶクリアだった。昨夜感じた混乱はどこにも残っていない。
 スリープで直るものと思っていなかったけれど、もしかしたらただのスリープじゃなかったのかもしれない。
 
 再発しない保証は無いんだけれど。
 あまり不安に思いすぎても仕方ないし]
 
 
  おはようー。
  羅生ー、羅生いるー?
  
  
[この時間なら廊下か部屋にいるかな、と声をかけながら近くを歩いてみた。昨夜直ちゃんに聞いた話に興味があって。>>183
 オレが探せるのは戦闘AIの位置だけなんだよ。それもリスク管理の一環とはいえ、不便だよね、本当]*
 
(226) 2023/11/22(Wed) 8:47:09

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 病棟(メディウム) ─
 
[病棟を歩き回っていたとき、少しだけ桜花ちゃんと似た匂いのする彼女──メディウムちゃんを見つけた。
 向こうはオレを探していたのか、出会い頭に問いかけてきた>>199
 
 
  え? 博士……ウキクサ?
  特に何も望んでないよ?
  
  
[何を望んでいる、と言われても……オレに思いつくものがなさすぎた。オレが少し質問したかっただけだし。

 そしてオレも、この子のことが少し気になってはいた]
 
 
  ね、キミ前に雷恩と会って話してたけど。仲いいの?
  
  
[何を話してたかまでは聞こうとしていないから知らない。邪魔する気も無かった。その結果がどんな騒ぎになったかも、オレはまだ知らない。
 ただ単純に聞いてみたかっただけなんだ。雷恩に新しく友達ができたのかと思って]**
 
(227) 2023/11/22(Wed) 8:47:39
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。
(a55) 2023/11/22(Wed) 8:49:42

【人】 言ト霊 羅生

─ 『雷恩』 ─


[

植物園で根を張る彼を>>120遠くから視覚に収める。その姿は静かで、彼をより植物たらしめていて。僕はそんな彼に長いこと触れていない。


雷恩の存在をずっと脅威に感じていた
偏っている彼に僕は落胆し続けている

『植物に偏っている』──それはしかし規定値に収まっているからこそ彼は破棄されず『新人類』としてカウントされた訳だがそれでも。

僕は僕の至らなさをその姿に見つけてしまう。

直青に瑕疵があるわけが無い。設計図通りに順を踏むことすら限界を感じてしまった自分と、それを素直に口に出来なかった己の弱さ。


次第に彼の前で上手く笑えなくなった。距離を置いた。勝手に。
勝手だね。

]**
(228) 2023/11/22(Wed) 9:50:59

【人】 言ト霊 羅生

─ 『メディウム』 ─


[

視界の端から薄浅葱の少女がひらり舞う>>191
花よりは蝶の様。どんな想いを懐いてその『樹木雷恩』へ?



──直青は、彼を『雷恩』と名付けた。

『雷』は天つ神のシンボルで、地に落ちる稲妻はすなわち神の顕現。『sintoisMécanique』のロゴでもある。

「落雷は闇雲に地を揺らす訳じゃなく先ず大地が天を喚ぶ。
 よべる天を忘れ土から離れつしまった愚かな旧人類の
 二の轍を踏まぬように」と。

偏りの三角は、四角い秩序を砕き『完全』なる五角へ向かう。
新しい世界は何時だって未知なるものが揺り起こす。



彼女は、我らの蕃神になるのだろうか。彼の救いとなるのだろうか。それは、彼自信が決めれば良いと思っていた。



その機会が訪れるまでは。>>207

]**
(229) 2023/11/22(Wed) 10:01:11
言ト霊 羅生は、メモを貼った。
(a56) 2023/11/22(Wed) 10:06:12

寿ホ儀 直青は、メモを貼った。
(a57) 2023/11/22(Wed) 12:34:39

巫凪 桜花は、メモを貼った。
(a58) 2023/11/22(Wed) 12:36:07

【人】 蕃神 雷恩

[かつてのはなし。
旧人類の植物学者はこんな研究結果を残している。

「植物には人間の感情を受信し、それを反映し
 己の糧とすることができる。」

植物学者だけではなく、観葉植物を育てていた旧人類が

「毎日話しかければ花がきれいに咲いた」
「歌を歌うとその時間に開花するようになった」

などと電子の掲示板に書き込まれた事例は多岐に渡る。

―― 人と植物とをかけ合わせ、新人類としたのは
   その事例などを鑑みた「親」達がいたからではないか ――

等々、思案することはある。
己や桜花が生まれた理由というのがそれを根拠とするのなら。
成功作はきっと、情の豊かな、桜花なのだろう。

客観的にみて、そうであると思っている。]
(230) 2023/11/22(Wed) 12:50:04

【人】 蕃神 雷恩

  もう、触れなくて いいよ。

 「――『祓』はもう、不要だ。」

[それを羅生に告げたのは。多分彼が。
桜花に向けるような笑みを”浮かべられなくなってから”

植物は、自身に向けられたものを受け止める。
それが正であれ、負であれ。
相手が自覚していようがいまいが、それを、受け止めて。
考え抜いた結果が。その発言だ。

距離を置かれる前に。自分からおいてしまおう。
そうすればこれは自我の芽生えのプロセスと処理される。

 お前が、”不具合”を起こしたのではないのだよ。

己が植物に偏っていることは自覚している。
最初に産み出されるということは、
模範となるものがないということである。

どれが正解なのかはわからない。からこそ。
己は直青の質問>>0:149に「言語化できない」と返す。
――失望を恐れている。
廃棄を恐れても、いる。
だがその恐れすら間違いであったなら。

ゆっくり、思索し根を張りながら「宿題」を考えている様は
遠目から見ても。はたまた近くから見ても。
ただの、植物たらしめているようにしか、見えないだろう>>228]
(231) 2023/11/22(Wed) 12:52:07

【人】 蕃神 雷恩

[問いかける彼女に向ける視線は常のように凪いでいる。>>191]

 ……。
 楽しむ、ということがわからない。
 それは生きるためには必要不可欠でなかったから。

[見つめる。彼女と、「貴女」をみつめる。
彼女の投げかけと。
貴女の、言葉とを”同時に聞いて”

己は珍しく、少しだけ笑みを見せた。]

 俺が頼まれて、是としたのだから
 謝らずとも良いことだ。植物の香の娘。

 ――散歩。か。
   前の段階。つまりは今日は
   浅く触れ合ってみるということだな?


[散歩。でふと思い出した桜花との会話。
どうやらこの浮草研究所には栗鼠がいるらしい。]
(232) 2023/11/22(Wed) 12:53:00

【人】 蕃神 雷恩

 栗鼠。
 ……を、知っているか。
 散歩をしている、際に。それが見れたら、良いな。
 
今度は君から、エスコートしてくれるかい?麗しい貴女。


[散歩の誘いに承諾を呈し。
はて、誰かと散歩をするというのはどうやってするのだろう。
大体、根を張るか1人で行動しているか。話しかけられて応じて。
或いは直青にメンタルケアをしてもらっているかの生活なもので。

連れ立ち、ただ歩くということをどう実行に移せばよいのか。
悩んでいる様は、かなり珍しい光景である。]
(233) 2023/11/22(Wed) 12:53:19

【人】 蕃神 雷恩

[遠目からは、承諾したというのに
ぼうっと突っ立っているように見えるだろう。>>229

まるで土より離れぬとする大樹のように*]
(234) 2023/11/22(Wed) 12:53:37
蕃神 雷恩は、メモを貼った。
(a59) 2023/11/22(Wed) 12:56:39

寿ホ儀 直青は、メモを貼った。
(a60) 2023/11/22(Wed) 13:01:26

【人】 機才博士 ウキクサ

― 研究所内 ―



  ご苦労様です、リヒトーヴ。
  後はこちらでお引き受けを。

  フランクル、事情は後で詳しく聞きましょう。


[ メディウムを運んだリヒトーヴに軽く礼をし、
  博士は取り乱しもせず患者の容態を一瞥した。
  毎朝の検査を行う中で
  こんなことは記憶の限り初めてであるはずだ。

  事例、症例、今までの検査記録を呼び出しながら
  博士の思考はくるりくるりと廻り続ける。

  AIでいうところの稼働限界が来たか。
  或いは新人類の適合反応にエラーでもあるのか。
  もしくは博士の知らないなにかか。 ]

 
(235) 2023/11/22(Wed) 18:55:24

【人】 機才博士 ウキクサ

 

[ やがて患者が目覚めるのなら、
  博士は「おはようございます」と挨拶だけを投げて
  検査に着手するための準備を始めた。>>187

  その過程で、気付いたこと・・・・・・はあれど
  敢えて口に出すことはしない。
  フランクルが手伝いたがるなら器具の用意でも頼んだし
  残り二人にも同じように指示しながら。 ]


  愛ですか。
  突飛な質問ですね、メディウム。


[ どうして愛を求めるのか。
  尋ねる患者に、博士は穏やかな声で返した。 ]

 
(236) 2023/11/22(Wed) 18:55:34