人狼物語 三日月国


112 【R18】アルステラのもとに婚姻を

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視点:


【人】   リー   

──過去の話


[ 興味を持ったことを素直に話す彼女は
  とても輝いていたような気がした。
  文献からでは得られない現実的感想を、
  コンが教えたあげることで
  また彼女から輝かしい羨望のような眼差しを
  浴びることができていたから。

  これだけ会話が楽しかったのだから
  また会いたいと思ってしまうのは
  人間として普通のことだと言える。
  まだそこに特別な感情がなくても、
  話したい、と思うだけの良い感情がある。  ]


   会いたくないと言われるまで、会おう。
   それまでは、聞きたいことを聞いてくれ。


[ 驚きのような表情を見た時はくすりと笑って。
  けれども、仮面を外していなかったので
  彼女にはそこまで表情が見えていなかった。
  仮面をつけていたコンに、物怖じしなかった。
  その事実も彼女に興味を示した一因だったよう。 ]


(1) 2021/12/05(Sun) 10:13:26

【人】   リー   




   可愛い俺のデイジー……
   いつまでも、俺の心はお前と一緒だ。
   お前の心も、俺と一緒にいてくれ。
   
           ────
愛している



[ 好きだと、何度伝えても伝えたりない。
  このままふたりで逃げようか。
  そんなことをいうだけの土地勘も伝手もないリーは
  彼女のことを手放すしかなかった。

  それからすぐのこと。
  コンにも婚儀の話が舞い降りてきた。
  シャーレンというヴィス族でも有力な家庭の一人娘。
  どれだけわがままに育てられたのかと
  どうしてか、この時だけは偏見に塗れた考えを
  悲哀に満ちた頭の中で巡らせていた。     ]*



(2) 2021/12/05(Sun) 10:14:31

【人】   コン   

──婚儀の前


[ 彼女の手を取って、コンは新居の中へ。

  一緒に中を見たいというよりも、
  焚べる予定にしていた仮面を彼女に見せたかった。
  それが、夢ではない証拠になるから。  ]


   ………そんなに嬉しそうな表情を
   外で見せてはいけないだろうが。

   
             
デイジー




(25) 2021/12/05(Sun) 14:27:43

【人】   コン   



[ 家の中で、誰もいないことを確認したコンは
  あの最後の日のようにぎゅっと抱きしめて
  まだあのときまでの名前で彼女のことを呼ぶ。

  それは、あなたのことをまた教えて、と
  伝えるためのちょっと卑怯な技。
  仮面は彼女の背後にある机の上。
  まだ、気づかせたくはない気持ちが残る。  ]*




(26) 2021/12/05(Sun) 14:28:07

【人】   コン   

──婚儀の宴


[ 別に、つけなくても良かったけれど
  焚べる前に、とコンは人前でつけていた仮面を
  宴の時にまたつけてきた。

  けれども、食事のときには邪魔になるので
  そろそろ外すかとしていた時、
  反対側に座っていた青年、少年?とにかく、
  ヴィスの男に席替えを問われた。>>24   ]


   ………わかった。ここは譲ろう。


[ 席を代われば彼女の隣に密着するよう座り、
  仮面を彼女とは反対側にずらして
  その綺麗な瞳に顔を近づけ、
  乾杯をしようと何か飲み物を手に取ったか。 ]



(29) 2021/12/05(Sun) 15:20:29

【人】   コン   




   シャーレン、どちらが好き?
   仮面がある俺と、ない俺と。



[ 別にどちらでも良かったけれど、
  そこから初めてしっかりとした食事を
  ふたりで共にすることが出来たのなら、
  楽しかったということで特に問題はない。

  長たちも酒が入れば若人たちの距離感を
  気にすることもないだろうから、
  コンも遠慮はしなかった。       ]*



(30) 2021/12/05(Sun) 15:20:52

【人】   コン   

──婚儀の前


   俺の、本当の名前は…………



            コン


   さっき、読んでくれたその名前が
   俺の本当の名前だ。


[ 頬を撫で、久々の再会とこれからの明るい未来を
  彼女の瞳を通して見られた気がする。
  コンは改めて、シャーレンと名前を呼び
  偽名を使っていたことを謝った。

  勿論、それは彼女を抱きしめたまま。
  密着することをやめないままに。     ]


(33) 2021/12/05(Sun) 15:44:55

【人】   コン   




   君の後ろに、仮面はある。
   ……見たいか?それとも、
   つけた方がいいか?


[ 彼女が望むことなら何だってする。
  コンは何がいい?と聞いて、
  宴の前の2人だけの時間を少しだけ
  満喫したそうな表情をしていたことだろう。 ]*




(34) 2021/12/05(Sun) 15:45:50

【人】   コン   

──婚儀の宴


   どうした、俺の姫。
   隣に来ては悪いことでもあったか?


[ 少しいたずら心もあり、くっと酒を一口飲み
  名前を呼ばれれば顔を近づけて見て。
  対面している状態とはどこか違い
  慌てているような感じさえある。

  彼の意地悪な問いに
  彼女はとてもいい返しをしてきた。
  その事実は覆されるものではなく、
  コンは喜びもあり仮面を外し、
  彼女に手渡して柔らかな手に触れる。  ]


   そんなに嬉しいことを言ってくれるとは…
   俺はとても幸せになるらしい。


(70) 2021/12/05(Sun) 19:44:19

【人】   コン   




   ………焚べるつもりだったが、
   そんなに気に入ってくれるのなら
   うちのどこかに飾ろうか。


[ 彼女の笑顔で酒がうまいと感じる。
  あれほどまでに酸っぱかった果実も
  彼女を目にしていると甘い。

  彼女を軸に生活が進むのかと思うと
  数週間前の己が哀れにさえ思え、
  案ずるなと言うことができるのなら
  言ってさらに混乱させてやりたいと
  頭の隅で思うのだった。      ]*
 



(71) 2021/12/05(Sun) 19:44:39

【人】   コン   

──婚儀の前


   すまなかった……
   あの時は、保身に走った。
   流石に気づかれていたか、偽名を使ったこと。

   愛らしい花の名前も偽名とはな。
   ……よかった、本当に。


[ 唇を軽く重ねたけれど、
  安堵が漏れて少し震えたかもしれない。
  何度も名前を呼ばれてもよばれ足りない。
  彼女の名前を何度呼んでも、呼び足りない。

  そんな感情を胸に、彼女の希望に応えるため
  抱きしめていた彼女のことをくるりと回転させ
  机の上のものを見せてあげた。       ]



(76) 2021/12/05(Sun) 20:24:03

【人】   コン   



   これで、本物だと…確認してほしい。
   つけたいのならつけてあげよう。


[ 彼女の次なる要望に応えるために、
  仮面を彼女の頭の横につけるよう紐を結ぶ。
  彼女の一部として、コンが日常的につけていた
  仮面がそこにいるというだけで幸せを噛み締めるのに
  これから先、彼女と生活する場所だと思うと
  既にこの場所さえ愛おしくなってきた。

  家の中を探索して、仲睦まじくしていると
  コンの妹を含めた数人に時間を告げられた。
  そして彼女に仮面を返してもらい、
  仮面をつけたコンとして”最後の”場所へ
  彼女と共に行こうと手を差し伸べるのだった。  ]*


(77) 2021/12/05(Sun) 20:24:24

【人】   コン   

──婚儀の宴


   そこまで焦る姿は初めて見た。
   そう言う表情をこれからも見せてくれるな?


[ くすくすと笑って、焦る彼女が
  さらに可愛らしく見えてしまったコン。
  それからどうしようかと考えていると
  誰かを囃し立てる声が聞こえて、
  声がした方を見ると、
  ジャヤートが自分の嫁を膝に乗せていた。

  恥ずかしいだろうな、と思いながらも
  次第に慣れる、とも思った。
  だからこそ、彼女に囁かれると
  その内容に不思議と同意してしまった。  ]



(102) 2021/12/05(Sun) 22:05:36

【人】   コン   



   普通なら、男の俺が言うべきセリフだろうが…
   一緒に幸せになればいいんだ。
   お互いを気遣うことで、幸せになれるのだから。

   それはそうと、あの少女は顔見知りか?


[ 彼女ならあの膝に座らされている人物のことを
  知っているだろうと思い、
  何の気無しに質問を振ってみた。
  まさか、自分の話をされた相手とは
  つゆほどにも思っていなかったようだが。  ]
 



(103) 2021/12/05(Sun) 22:06:08

【人】   コン   



   そんなに咳込むほどか……?

   シャーレン以外と番になっていたなら、
   本当に焚べていた。
   それだけ思い出深く、思い出してしまう。
   楽しかったあの海辺のことを。

   忘れたかったわけではない。
   ……寧ろ、焚べたことで自分の中で
   鮮明に覚えていたかった。


[ 大きな声を出せるのかと、
  コンは彼女の新しい一面をまた知る。
  どこか淡々と説明をして、
  彼女の提案には大きく縦に首を振った。

  居間に飾れば、時折2人で思い出に耽り
  子供が大きくなれば、
  2人でその思い出を語ることになるだろう。
  家族とは、そうやって繋がるものだと
  コンは思っている。故にか。
  密着している彼女の体が熱を帯び、
  瞳がとろんとし始めているような気がして、
  家に戻るか、と耳元で尋ねてみた。    ]*


(104) 2021/12/05(Sun) 22:08:05

【人】   コン   

──婚儀の宴


   それもそうか。…では、うまく引き出せるように
   俺も気を抜かずに生活しようか。


[ コンが彼女より一枚上手だとしても、
  コンが見たい表情を引き出せるとは限らない。
  だからこそ、いつでも気は抜けないものだ。
  それは緊張や張り詰めているわけではなく、
  いろんな表情をその目で見ていたいという
  強欲の表れであり、コン自体は落ち着いている。

  ジャヤートが膝に乗せていたので、
  コンもやってみるかと考えたが、
  そこまで密接にしていると他の輩にも
  彼女の恥ずかしがる可愛い姿を見せてしまう。
  そう思うと嫌だなと思い、
  体を寄せるまででコンはやめておく。   ]


(152) 2021/12/06(Mon) 10:18:17

【人】   コン   



   ……本当に、そういうところ好きだな。
   芯がある女性は更に魅力的に見える。

   マンユゥか。
   紹介のときに話を聞いていなかったのが
   露呈してしまったな。
   妹分か………ジャヤートと一緒だ。
   奴は俺からしてみれば弟分のようなもの。


[ そう話して、お互いの妹・弟分の婚姻へ
  乾杯をしようとお酒を一杯煽る。
  それは些細だけれども、2人の絆を少し強くするはず。
  残念ながら、ジャヤートには話したことがない。
  リルの人間ではないことを隠したとしても
  根掘り葉掘り来そうな気がして、
  話す気にはならなかった。          ]


(153) 2021/12/06(Mon) 10:18:47

【人】   コン   




   この仮面が、ここまで思い出深くなったのは
   本当にシャーレンのせいだぞ。

   ……焚べらずに済んでよかった。


[ ふっと笑って、彼女の手のなかにある仮面を
  優しい眼差しで見つめ、苦しい選択をせずに済んで
  安堵した声で呟いたことだろう。

  そして、コンの提案に素直に頷いた彼女とともに
  この宴の席を離れようと彼女を支え、
  手を握り2人揃って、一声かけその場を後にする。 ]


   酔いが回ってきたようだから先に失礼する。

   また明日からも、よろしく頼む。

   *


(154) 2021/12/06(Mon) 10:20:18
 




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