人狼物語 三日月国


48 【恋愛RP】映画のおともにポップコーンはいかが?【R18】

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3年 櫻井 快人は、メモを貼った。
(a0) 2020/11/17(Tue) 7:39:44

【人】 3年 櫻井 快人

―― その夜 ――

[部室で3年生会議と言う名目の飲み会を終えて。
以前と比べれば随分と片付いた部屋へと帰った。

あの頃僕は、少しだけ広すぎる部屋が苦手で、僕が手放しがたいものをひたすらに詰め込んで狭くした巣でとぐろを巻いていたのだけれど。
少しずつ、すこしずつ、もういらないものを捨て始めて、漸く“まぁ独り暮らしの男ならこんなもんだよね”で許される程度の部屋になっている。
上面の見えるようになった机の奥に、百均で買ったコルクボードを置いた。
そこに、推しピンで留めた写真は、多分これから増えていく。

先のメールには、返事があったかなかったか。
つついとスマホの表面をなぞり、簡潔なメールを送る。]

『舞ちゃん

 まだ起きてる?』

[今日、3年生会議と言う名目で、飲むことは先に伝えてあった。
だから多分、お休みのメールは送れないかも、と。
だけど、やっぱり、ちょっとだけ、ちょっとだけ。

多分僕はまだ、舞ちゃんの前ではあんまりお酒を飲んだことがなくて、舞ちゃんはまだ、僕が酒に酔わないことを知らない。*]
(63) 2020/11/17(Tue) 23:37:36

【人】 3年 櫻井 快人

[送ったメールに程なくして返ってきた文面を確認する>>80とほぼ同時、指先は連絡先を開いてお気に入り欄の一番上をタップしていた。
数度のコール。
思ったより長かったかもしれないし、短かったかもしれない。
けれど繋がったら。]

 ただいま、舞ちゃん。
 …電話しちゃった。
 声聞きたくて。

[送られてきた短い文章は、短すぎる故に多くのことを語っていた。
多分、話したいことたくさんあるんだろうなぁとか。
きっと、飲み会だからと遠慮して…我慢してたんだろうなぁとか。
待たないでって言っておいたのに、待っちゃってたんだろうなぁ、とか。
そんなことを思ったら、電話せずにいられなくなってしまった。]

 さっきは、急にメールしちゃってごめんね。
 びっくりしたでしょ。
 でも……

[舞ちゃんが引き受けてくれて嬉しいな、って。
素直な気持ちを伝えるのは、関係を良好に保つ基本だなんて、そんな都合の良い理屈を盾に、伝える言葉に躊躇はない。
僕はただ、この子をひたすらに甘やかしたくて堪らなかった。**]
(85) 2020/11/18(Wed) 13:53:04

【人】 3年 櫻井 快人

[応答までに要したコールの数が、彼女の反応をそのまま映し出すようで、思わず笑ってしまったのは、秘密だ。>>86

『せんぱい?』
紡がれた、たった4文字の音が、僕はとても好きだから、今のところ、彼女の僕の呼び方を変えようとはしていない。
そして、卒業までちゃんと“先輩”でいようと、密かに当たり前の決意をしている僕でした。

『わたしも先輩の声が聞きたかったです』
なんて言うものだから、つい、ため息をついてしまう。
なんでそういう可愛いこと、電話口で言うかな、なんて、呟きは君に聞こえてしまったろうか。]

 ねぇ舞ちゃん。
 近いうちに、デートしよっか。

[ささやかなデートは、きっと既に何度かしている。
例えば平日の午後とか。講義の後とか。
部室からの帰り道とか。
けれど今回は、一緒に買いに行きたいものがあった。
それは、今まで付き合った誰とも、買いに行くのを意図して避けていたもの。]

 クリスマスより、前が良いな。
 半日とかでも良いんだけど…
 良かったら、舞ちゃんの1日、僕にちょうだい?

[是が貰えたら、互いの予定の確認をしよう。
多分目当てのものは、モールで買えるんじゃないかとは思う。
でも、少し遠出しても良いな。
まぁ、クリスマスも一緒に過ごせないか誘うつもりではあるけど、それは、それだしね。*]
(143) 2020/11/18(Wed) 22:25:47

【人】 3年 櫻井 快人

[彼女の声が聞きたかったのは僕だって同じだから、遅い時間に悪いなぁと思いながらも中々きれずにいたのも、やっぱりおんなじだった。>>177
けれどその小さな小さな声を正確に拾った瞬間、ああこのお誘いがしたかったんだな、と察してつい、可愛らしさに笑ってしまう。
だって、クリスマスを共に過ごしたいなんて、そんなささやかで可愛らしい願い、口にするのを躊躇しちゃうくらい、奥手なのだ、僕の舞ちゃんは。
目の前にいたら、抱きしめてしまったに違いない。]

 勿論。そのつもりだよ。

[僕だって、舞ちゃんと過ごしたいから。
イブも、当日も空けてあるよ、って。
お好きな方をどうぞ。なんなら両方でも。
櫻井の実家は放任上等なところがあるからどうにでもなるのだが、舞ちゃんのお家はどうだったろうか。
無理をさせるつもりは勿論ない。

君のお返事は、いかがだったでしょうか。

名残惜しくても、深夜を回ろうとする時計の針に気がつけば、お休みの挨拶を交わして電話を終える。
電話口の声が、余韻を引いて、きっと良い夢を招くのだ。]
(184) 2020/11/19(Thu) 19:12:04

【人】 3年 櫻井 快人

[約束のデートの日、僕は舞ちゃんを、ジュエリーショップに連れて行きました。
“本物”は、いずれね、って言いながら、ペアリングを買いたくて。
今は、銀色のメッキを施されたシルバーで。
普段から付けられるくらいのものを、2人で選んだ。(主に舞ちゃんに選んでもらった)]

 間に合わせたかったんだよね。
 クリスマスのデートに。

[今日から毎日つけててね、って、僕はちゃっかり舞ちゃんの左手薬指にペアの片割れを嵌めてあげた。
もしかしたら舞ちゃんは、僕とのお付き合いを誰にも言うつもりなかったかもしれないけれど、僕はといえば、言わずとも主張する気満々でした。ゴメンね。*]
(185) 2020/11/19(Thu) 19:12:21

【人】 3年 櫻井 快人

[指輪を嵌めてもらった手で、そのまま彼女の左手を捉えた。
そのまま、指の背に唇を触れさせる。

大事にしてねって気持ちを込めて。

指輪も、僕との縁も。
願うまでもないことだけれど、僕がそれを願っているってこと、君に少しでも伝われば良いなって、思った。

一緒に映画を見にいくとか。
お昼ご飯を一緒に食べるとか。
ちょっとおしゃれな喫茶店で、一緒にお茶をするとか。
“一緒に”を何度でも、いくつでも。
重ねていけたらって。

いつだって、終わりまでのカウントダウンをしながら繰り返した色々なことが、今は違う。
2人の手元にずっと残るものを、共有できたのは、初めてだった。

デートの終わり、僕は舞ちゃんをお家まで送り届ける。
大事にしたいからっていう建前で。
本音は、少しでも一緒にいる時間を延ばしたくて。
もし舞ちゃんのご家族に会ったとしても、ちゃんと挨拶できるくらいの心構えはあった。
何もやましいことは、していないし。
まだ。

舞さんとの未来を、真剣に考えています。
問われれば、そのくらいは答えられると思う。

ちなみに櫻井の家族は、まだ舞ちゃんの存在を知らない。
次に実家に帰った時にでも、話せたら良いなと密かに思っている。**]
(259) 2020/11/20(Fri) 13:07:40

【人】 3年 櫻井 快人

[彼女がもじもじしている時は、大抵何か言いたい言葉を躊躇している時だ。>>262
だから僕は、その可愛らしい言葉を、ゆっくりと待つことにしている。
舞ちゃんはいつも、一生懸命に考えてくれるから。
そしてだから僕は、その一生懸命な言葉に、最大限誠意を持って応えるように、している。]

 ……あー……
 うん。
 いいよ。

[少しの間の後、僕は是の返事を返す。
慌てなかったのは…いずれ彼女を僕の部屋に招く予定はあったから。
彼女から、こんなにも早くおねだりのように口にされるとは思っていなかったから、そこは密かに驚いだけど。

……あぁ、本当に。
間に合って、良かった。]
(263) 2020/11/20(Fri) 18:40:24

【人】 3年 櫻井 快人

 舞ちゃん、
 ちょっと、目瞑って?

[彼女が目を瞑ったなら、僕は鞄から小さな包みを取り出して、開く。
かさりと包み紙が囁いた後を、シャラと軽い金属の音が追いかける。
ちょっとごめんね、呟いた指先が、彼女の首筋を掠めた。
程なくして、舞ちゃんの首元を、細い鎖が彩るだろう。
そしてその先に、指輪が一つ。]

 クリスマスの時に、あげようと思ってたんだけど。

[目、開けていいよ、と囁いて、彼女の額に額を合わせる。
今日、本当に買いたかったのは、実はこちらの指輪だった。
彼女の指のサイズがわからなかったので、デートに託けてペアリングを買いに行った。
折角なので、重ね付けできるデザインを、こっそり店員さんに相談して。]
(264) 2020/11/20(Fri) 18:40:42

【人】 3年 櫻井 快人

[あんまり可愛いことを言うものだから、僕はつい、彼女の細い体を抱きしめて、額に口づけた。>>-726

その後、贈った指輪がどこに収まっていたか、
そしてクリスマスイブの夜、僕たちの間で何があったか、
それは……

僕と彼女の二人だけが知る話。
ただひとつだけ。
時を重ね、二人の薬指にはまった指輪の色が、いつしか金色になっていたことだけ、ここに記しておこうと思う。]
(334) 2020/11/20(Fri) 23:40:19

【人】 3年 櫻井 快人

―― End Roll ――

[最近、思い出せないことが増えてきた気がする。
元々片付けは得意ではなかった方だが、一度仕舞ったものがどうしたって見つからない日が増えた。
大好きだった映画のタイトルが思い出せない。
ある日は息子の名前を忘れて、以来手帳に家族の名前だけは記してある。

砂時計の隙間から、記憶の球が転がり落ちていくような、感覚。
代わりに、なにかしらの願いが叶っていれば、良いのだけれど。]

 ……舞ちゃん、

[僕がそう呼ぶと、君はきっと優しい顔をしてくれた。
時を重ねて、あまり呼ぶ事のなくなっていた名前が、するりと口から零れ落ちてしまうことがあって。
そういう時は決まって、あの日の夢を見る。

舞ちゃんって、呼んでいいかな

他の何を忘れても、自分の名前さえ思い出せない日でも、舞ちゃんって名前だけは、唇が、舌が、覚えていた。]

 悪いんだけどね、手をね……

[酷く心もとない心持がする日、差し伸べる手は、きっと握り返してもらえた。
そのことに、どうしようもない安堵を覚えて、僕はつい、穏やかな眠りについてしまう。]
(336) 2020/11/20(Fri) 23:41:11

【人】 3年 櫻井 快人

 ねぇ、舞ちゃん。

[愛しているよ。

何度だって、僕は君に愛を告げる。
何度でも。]

 あのね、話したいことが、あるんだ……

[あの日、僕が君に降参した日。
僕は、すごく久しぶりに、誰かに期待するってことをしたんだ。
それはとっても勇気のいることだったんだけどね。
まるで天使のような女の子が、僕の背中を押してくれたんだよ。
その天使の名前はね…舞ちゃんって、いうんだけど。

何度目になる同じ話なのか、僕はもう思い出せない。
ただただ鮮やかに、今だって昨日のことのように脳裏に描き出されるあの日の君を、君に救われた日を、何度でも語る…何度でも君が聞いてくれるのを、良いことに。]
(339) 2020/11/20(Fri) 23:41:47

【人】 3年 櫻井 快人

 舞ちゃんは、倖せを見つけられた?
 僕はね……

[君といられて、君と過ごせて、君がここにいてくれて。

 とっても、倖せです。

見つけた倖せに包まれて、ふわ、と笑い、眠りにつく。
何も恐れるものはなかった。
目が覚めたら、暖かいコーヒーを入れて、何度も繰り返したあの映画を観よう。
疲れたら、少しだけまどろんで、そして目覚めたらまた、名前を呼んで。

それは、穏やかで、温かな、どこまでも倖福な、夢だった。**]
(340) 2020/11/20(Fri) 23:42:45
 




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