走ることもなく、足を止めることもなく、無駄口もなく。
枷さえ見えなければ囚人である事を一瞬忘れさせるような、堂々とした足取りで会場へ辿り着く。

「罪状か。さて……賭博、殺人、死体損壊、誘拐、放火、窃盗、横領……」

賭場の運営、金銭以外の『取り立て』と『景品の用意』のために犯した罪。
何人かの仲間と働いた盗みとその隠蔽。
それと『趣味』の為に連れ去った何人かに対する加害。
他、犯した行為に名付けられた罪を淡々と空で読み上げる。

「……で、不足はあるか？言い過ぎてもいないな？
毎度の事ながら自分の罪状を並べるのは楽しいものだ」

「以上、囚人番号Y-862テンガン。宴への参加許可、感謝する」

始まりの注意にも特に反応を返さず、そこでクソシズカボイスが響けばそちらを見、ブランコに子供が乗ればそちらを見る。
壁際に立つ姿はまるで見守る看守のようだ。

>>46　バーナード
「ああいう騒ぎ方はしない」
おそらくはあなたの予想通りの返事をし。

「まだ牢にいる時と大差ない。これで騒げる方がどうかしている」
内容はともかく口調は淡々としたものだ。騒いでいる人物に対しての感情は特になさそうな。

「2体も作ったのか。型でもあるのか？」
あのサイズのチョコを手作業で複数作るものだろうか……

「正気を疑う」
参加者への嫌がらせとしか思えない。
これでもう一つ出れば確実に嫌がらせだろう。
注文してみよう。マカロン^vilを。

>>74　やだロン
ス……とマカロンを見せびらかす。
妖怪の目の前、右へ左へ泳ぐマカロン。

>>76　等身大チョコレートに向き合うといい
「いいや。大人しくしている。今回は様子見のつもりだからな」

と、口だけは模範囚のようなことを言っているが、模範囚だったことは一度もない。
現在も素行の良くない囚人が収容されるエリアにいることを知るなら信用する理由もないだろう。

>>95 猫ロン
「面白い」
ひとしきり見せびらかした後、

>>84
ちら、とそちらを見た。
期待通り本当に奪っておいたが。

>>104 ポルクス

マカロン貰えなかったから？

>>102 チョコですら強いらしいな、看守長
「俺が思いつかなくとも他の囚人が何かやらかすだろうな。
それを楽しみにしている。君は仕事が増えて大変だな」

全くウキウキはしていないものの。
既にやらかしが発生していることだし……

>>111　助かったようだな


「それでも飲みたければ次は看守にバレないよう注文するといい」
おすすめしておいた。

>>120 騒がしい看守
「こんな些細なことまで怒っていて疲れないか。
"はしゃいでいる"のだろうが、少し落ち着いたほうがいい」

煽るようなトーンではなく、諭すような口調での煽りだ。

>>129　ラサルハグ
「彼は賑やかだからな。中々。
ああ。君も"マカロン"がほしい気分になったら、同じことをしてやろう」

>>141 趣味のいい看守
「ではそのパワーを俺の区画で使ってくれ。
放っておけばそのうち毎日無礼講になりそうだ」
「そうなっても困りはしないが」

>>133 全く欲しくない。
「頼まれれば手伝うが。君が信用するかどうかだな」

そもそも依頼されるようなのは模範囚か、信用に足る関係を特定の看守と築いている囚人だろう。テンガンはどちらも当てはまらない。

>>177 ラサルハグ
「へえ。君も悪い人間じゃないか。
それと、楽しいかどうか、はやってみれば分かることだ。まあ、機会があればだが」

やってみなければ分からない、とも言い換えられる。

>>179　シトゥラ
「君がそう思っているだけ、だろう？
あそこにいる連中は俺一人いてもいなくても変わりはしない」

と、しらばっくれる。実際のことはともかく。

>>182 バーナードがんばれ
「成程。では信用して貰えるよう……まずはそれを飲むところを応援しよう。とても、真面目に」

あの看守たちと違って静かに見守る。わんこラム酒とシャンメリーを。

>>206 ラサルハグ
「それはよかったな」
とても棒読みだった。

「期待をさせて申し訳ないが。俺の参加理由など普通の囚人が参加したがる理由と同じだ」

>>208 シトゥラ
「そう思われているといざ事が起こった時関係のない件まで追求されそうだな」
肩を竦めた。どうだろうな。

粉砕……アリなのだろうか。
特に上から文句は聞こえてこないな……
「いいのか、粉砕」

>>335　ラサルハグ
「顔が喋れるわけないだろう」


「あぁ……成程」
漸く理解したものの、長々語る気もないので口を閉じ。

「確かに施設は見て回っておきたい所だ。トレーニングルーム以外も」
見て回る人間がいるならついていってしまおうか。

「さて……」
がしゃん、と大げさな音を立てて、適当なテーブルに枷を投げる。

「模擬戦についてだが。あれは武器の貸し出し等は有りなのか？それであれば多少興味はあるんだが」
特に運動不足は感じていないからな、と補足。

「承知した。回答ありがー……」
声でか……じっ……とポルクスを睨んでいる。
見ているだけかもしれない。

「煩い」
言った。

>>398　クロノ
「……模擬戦ではなく」
そちらへ声をかける。急に。

「試し撃ちはどうだ。射撃場代わりに使える場くらいあるだろう」
トレーニングルームかは知らないが。

「監視が必要な行為をする気はないが」

これもクロノが乗ればの話だ。
あるいは他の誰かが便乗すれば。
一人でやる気はないため、説明会に後から合流することもあるだろう。

「監視に射撃能力が必要とは……」
思えないが、黙っておくことにしよう。注意が煩い人間がついて来るのはお断りだ。
というようなことを考えながらの真面目顔。

>>423
「そこまでだと逆に見てみたい気もするが。大変だとよく分かった……あぁ、それらも練習しておきたいな」
麻酔銃や催涙弾。よく使ったものだ。懐かしい。