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【人】 新妻 イクリールじゃあ私はレモンシャーベットにしようかな。 さっぱりしてて美味しそうだし。 [ブラックパスタをあらかた食べ終え、 彼の言葉を聞きながらデザートを選択。 彼はなにか頼むのだろうかと視線を向ければ 不意に苦い顔をしていて どうしたのかと首をかしげた。 話題に昇るのは春のお祭りでのこと。] ......あはは、そんなこともあったわね。 [あの日のことはもうなんだか懐かしいけど 今でも忘れることなく鮮明に覚えている。 お祭りを回っているときに彼が飛び出していって、 それで少しだけ微妙な空気になったのだ。 その後謝罪もあったわけだし、 自分としてはもう特に気にしていないのだけど 彼的にはまだ気にしているのだろうか。 懐かしみながら目を細める。] (1) 2021/07/23(Fri) 16:44:27 |
【人】 新妻 イクリール......でも、あの時はそこまで考える余裕なかったんでしょ? たられば言っても仕方ないじゃない。 村のお巡りさんとしては別に間違った行動でもないしね。 [少し意地悪い響きになってしまっただろうか。 別に責めているわけじゃない、 と示すようにくすりと笑って。] (2) 2021/07/23(Fri) 16:47:37 |
【人】 新妻 イクリールあれで、私が拗ねたじゃない。 でも開き直ったりなあなあにしたりせずに ちゃんと話を聞いて、受け止めてくれたでしょ。 その時、ああ私が好きになった人は 間違いじゃなかったなあって思ったのよ。 嬉しかったの。 これからもお互いにすれ違ったり 喧嘩したりすることもあるだろうけど、 きっとうまくやっていけそうだなって。 [夫婦になると言うのは きっと綺麗なことばかりではないだろう。 時にはぶつかってしまうこともあるかもしれない。 だから大事なのはそういう時でも お互いを大事にする気持ちを忘れずにいられるか、 だと自分は思う。] (3) 2021/07/23(Fri) 16:54:05 |
【人】 新妻 イクリールふふ、言っておくけど私、 あなたが本気で口説いてくれるのをずっと待ってたんだから。 そう簡単に愛想つかしたりなんてしないわ。 [これは今初めて話す、秘密の話。 ずっと胸に秘めていたけど、 もうそろそろ時効かなって。 悪戯っぽく微笑んで、運ばれてきたお茶を口にした。**] (4) 2021/07/23(Fri) 17:00:29 |
【人】 新妻 イクリール[続いた言葉は根耳に水だったようで、 驚いたテンガンががたんと椅子を鳴らす。 その様子にくすくすと笑いを零して] あら、言ってなかったかしら? [なーんてすっとぼけながらお茶を飲んでいたら デザートも一緒に運ばれてきたので スタッフに礼を言って。 向こうとしては看過出来ない言葉だったらしく 前のめり気味に聞き直す彼に 悪戯に目を細め、改めてその顔を覗き込む。] (9) 2021/07/23(Fri) 23:49:54 |
【人】 新妻 イクリールあはは。 今頃気付いたの? 実はあなたが思ってるよりずるい女なのよ。私。 [まあ、あの頃は彼への気持ち以外にも 都会への未練や周囲からの圧力、 色んな思いの間で揺れていて、 そこまで明確に意思があったわけではないけれど。 でも心のどこかで そうしてくれたらいいのにな、と 思っていたのは確かだ。 それまでも彼が好意を抱いてくれているのは 何となく薄っすら感じていたから、 もし本気で自分を選んでくれるのなら 何の迷いもなく行く道を決められるのにって。] (10) 2021/07/23(Fri) 23:51:39 |
【人】 新妻 イクリール改めて言われるとちょっと照れるけどね。 でも、そういうこと。 初恋の男の子が男前になって帰ってきたら、 そりゃ意識しちゃうじゃない? [これも話すのは初めてだったっけ。 レモンシャーベットを一口齧り、 嬉しそうなテンガンをにこにこと眺めていたけれど] (11) 2021/07/23(Fri) 23:54:23 |
【人】 新妻 イクリール………っ、 [続く直球な台詞には耳がぶわっと熱くなる。 それこそアイスじゃ冷やせないくらい。 周りに聞こえていないか思わず左右に視線を走らせた後、 彼をじとっとした眼差しで見つめる。] …………… もう、 (12) 2021/07/23(Fri) 23:56:26 |
【人】 新妻 イクリール......う。 そういうの、 不意に言ってくるのずるいと思う。 [軽い口調で言われた 「本気」にどきりとして、 うっすらと耳に色が乗った。] 何も手玉にとっていた覚えはないんだけどなあ。 ......こっちこそ、そんなの聞いてないわ。 あれもこれも、私に意識して欲しくてやってたなんて。 [照れを隠すように 小さく頬を膨らませた。 そりゃまだ二人とも幼い頃に、 将来はお嫁さんにしてもらう、 なんて話をしたこともあった気がしたけど、 それこそ子供の頃の話だと思うようにしていたし。 お互い途中で他の人と付き合ったりもしたし。 彼が踏み込んでこないのは そこまでの気がないからなんじゃ、って 自分の方からは思っていたから。] (16) 2021/07/24(Sat) 16:40:25 |
【人】 新妻 イクリール......悪い男ね。 [なんて、揶揄と観念を混ぜて呟いた。 実直で真面目で、悪さとは程遠い彼だけれど、 その些細な言動に乱されているのは今も昔も変わらない。] (17) 2021/07/24(Sat) 16:45:19 |
【人】 新妻 イクリール[真っ赤になっている自分を尻目に 彼がデザートをたいらげていく。 冷たいシャーベットをたいらげ、 紅茶を飲み干しても 体の中に生まれた熱は引かない。 ......それでも、コンテストに間に合わなくなっても困るから。 我慢するつもりだった。 少なくともこのときまでは。 シェフにごちそうさまでしたと一言伝え、 手を引かれてレストランを出る。 ロビーを通り越し、一旦部屋に戻ると伝える彼に え、と驚いたようにその顔を見た。] (18) 2021/07/24(Sat) 16:48:20 |
【人】 新妻 イクリール[お揃い、だなんてやり取りも 春の会話を思い出すようで少し懐かしく。 くすくす笑いを零す彼が吐く素直な台詞には 心臓がドキリと音を立てて やっぱり狡いなって思ってしまう。 そんな風に自分を想ってくれていたと知って 嬉しいのは確かだけれど、 打算なんかなにひとつなくても きっと彼に惹かれていた。 合間に尋ねられた言葉は いつかの自分の言葉への意趣返しのようで、 ふ、と小さく苦笑じみた息を漏らした。 そんなの答えなんてわかり切ってるのに。] (21) 2021/07/24(Sat) 21:23:21 |
【人】 新妻 イクリールだぁいすきよ、ばか。 [絡めた指をきゅっと握り返せば 湿度の高い肌が絡みついた。 コンテストまであと約60分。 溺れるだけって分かっていても 悪い遊びがやめられないの。*] (22) 2021/07/24(Sat) 21:24:56 |
新妻 イクリールは、メモを貼った。 (a1) 2021/07/25(Sun) 19:01:51 |
(a2) 2021/07/25(Sun) 23:27:29 |
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