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【人】 跼蹐 カナイ「………エマさん、戻って来ませんね」 定期的に集まる為、指定された時間になるかどうかという頃。 集まった人々を見渡して、その中に提案者の姿が見えなくて。 ふと、そんな呟きが口を衝いて出た。 「…何かあったんでしょうか…?それとも…」 (0) 2022/05/31(Tue) 21:31:49 |
【人】 跼蹐 カナイ「僕も……外には篝屋さんと出たきりで。 エマさんの事は…その時には見掛けなかった、はずです」 おずおずと答えて、また一つ周囲を見回した。 彼女の姿を見ていない、という証言ばかりが集まる事に なんとなく気が引ける思いではあったのだけれど。 ここで答えを濁しても意味がない。 「……脱出経路の確認に 時間が掛かってるだけならいいんですけど…」 勢い良く寝落ちした知り合いの方を見て、 それから、再び外へ向かう様子にお気を付けて、と声を掛けた。 (7) 2022/05/31(Tue) 22:07:57 |
【人】 跼蹐 カナイ一人、二人、三人と会議室を後にする背を見送った。 「……僕も残ります。 篝屋さんも寝たままですし…起きてます?」 見えない場所で事が起きてしまうのは恐ろしくて。 今はじっとしている方がよほど落ち着かないけれど、 残っている面々が留守番と探索どちらを選ぶかは半々くらい。 自分は残っておいた方が得策のように思えた。 いくらか充電の減ったスマホを充電しつつ、 綺麗に寝落ちを決めた知り合いの様子を見つつ。 暫くはそうして時折会議室に残った面々の様子を窺っていた。 (13) 2022/05/31(Tue) 22:39:54 |
カナイは、聞こえた声は……幻聴ではなさそうだ、と思った。 (a4) 2022/05/31(Tue) 22:44:43 |
【人】 跼蹐 カナイ「………聞こえてました、よ。 疲れてて……何か聞き間違えたのかと思ったんですけど ええと…『ストレスで倒れても誰も面倒見てくれない』と。 神陰間さんはどうでしたか……?」 ふと零された疑問に遠慮がちにそう答えて、 タブレットの文面から同じものを聞いたらしい、と推測した 少女の方へちらりと視線を向けた。 (18) 2022/06/01(Wed) 0:19:34 |
【人】 跼蹐 カナイ「独り言にしては距離があるのに随分はっきり聞こえましたし… 聞き間違えにしても殆ど同じ内容を聞くというのは……」 「あるとすれば僕達が覚に目覚めたとか……」 心を読む事でおなじみ、妖怪のあれ。 そんな現実逃避じみた冗談は置いておくとして。 「……どういうことなんでしょう…?」 置いておいても、わからない事しかわからない。 (20) 2022/06/01(Wed) 0:36:27 |
【人】 跼蹐 カナイ「…………、 あっ 突っ込まないでおこうと思ったのに…… 」諸行無常。古来より情けは人の為ならずとも言います。 聞こえなかったフリは通らないのだ。 「…どうぞ、寝られるなら寝てしまった方が良いと思います… 僕は……ちょっと疲れただけで、眠気はないので……」 (25) 2022/06/01(Wed) 1:07:06 |
【人】 跼蹐 カナイ「………外から…? 僕は何も聞こえなかったような気がしますけど…… ……神陰間さんは…?」 毛布を受け取り小さく礼を言いつつ、少し訝しげに。 この会議室は防音対策がしっかりとされているようで、 裏を返せば外からの物音も──勿論大きなものは聴こえるけれど。 ごく些細なものであれば殆ど聞こえない……ような。 「……どのみち用心した方がいいのは、そうなんですよね…」 何れにしても、それはそう。 会議室の扉に近い方へ椅子を一脚移動させて、 座ったまま毛布を被って目を閉じた。 寝入りこそしないけれど、疲労は少しましになると思いたい。 (28) 2022/06/01(Wed) 2:45:38 |
【人】 跼蹐 カナイ暫く座ったままじっとしていた。 伊縫と結木のやり取りには耳を傾けど、口は挟まずに。 今複数人で話し掛けるとより混乱させてしまいそうだと思って。 その後に奈尾の声がすれば開いたドアにふと目を向けて、 その格好を見れば ひっ、と少々引き攣った声を上げた。 とはいえつい驚いてしまっただけなので、それだけ。 「………僕、ちょっと見て来ます……」 それからまた少し周囲の様子を窺って、 今この場所を空けて良いものか、どうか。 幾許か逡巡の後に篝屋の後を追う事にしたようだった。 (47) 2022/06/01(Wed) 13:31:32 |
カナイは、気絶は睡眠の内に入らないと思います。 (a29) 2022/06/01(Wed) 19:22:17 |
【人】 跼蹐 カナイ「………う〜ん……」 篝屋の様子を見に行った後、会議室に戻って来てからの事。 ホワイトボードに書き付けられたあれやそれやを見て、 疑うわけではないけど、なんとも現実感の薄い話だ、と。 そんな事を思いながら暫くの間控えめな音量で唸っていた。 その後にふとカエルだの猫だの犬だの落書きの一角を見て、 2くらいの出来の毛布おばけのようなものを書き足しておいた。 (65) 2022/06/02(Thu) 3:39:28 |
カナイは、あの、これは、違うんです。 (a36) 2022/06/02(Thu) 3:39:46 |
カナイは、悲しきモンスターを創造してしまったかも…… (a37) 2022/06/02(Thu) 3:41:10 |
跼蹐 カナイは、メモを貼った。 (a38) 2022/06/02(Thu) 4:00:01 |
カナイは、周りが上手すぎるだけなのでは?そんな気がしてきた。 (a43) 2022/06/02(Thu) 4:26:11 |
【人】 跼蹐 カナイ「やっぱりお腹は空かないですけど……何ていうか、 あんまり食べないのも胃によくなさそうですよね…」 挑戦者が現れました! はんぺんショックをうやむやにすべく、 適当なクッキーを一枚つまみ上げた。 狐animal。 (72) 2022/06/02(Thu) 4:59:18 |
カナイは、陸の生き物部門で言えば現状はトップだ。屁理屈Fox。 (a46) 2022/06/02(Thu) 5:02:19 |
【人】 跼蹐 カナイ「……え?あ、はい…いいですけど…?」 哀れなクッキーはさくさくされた後。 受け取るか否かはまあものによるとしても── 「あの皆目見当もつかないんですがこれはいったい???」 怪しい。容れ物が試験管なのが非常に怪しさを醸し出している。 物凄く訝しげに差し出されたものを見て、 それからやっぱり笑顔の青年を見上げた。 (75) 2022/06/02(Thu) 5:16:21 |
【人】 跼蹐 カナイ「 Melon soda. 」復唱。 「わからなくはないですけど…… …わざわざ何処かから探してきたんです…?中身……」 こんな状況なのに、なのか、こんな状況だから、なのか。 そんな事を思いながら試験管をおずおずと受け取った。 すんと鼻を鳴らせば確かに香料のわざとらしい匂いがする。 (77) 2022/06/02(Thu) 5:54:15 |
カナイは、でもまあ、メロン味はメロン味でした。 (a47) 2022/06/02(Thu) 5:55:53 |
【人】 跼蹐 カナイ「……はんぺん…………」 ネコチャンに食まれているはんぺん或いは雑巾[要出典]を見て なんとも言えない顔をしていたとかなんとか。 絵、皆さんお上手ですね。つまりおれの絵って相対的に見たら 味がある(婉曲表現)というだけなんじゃないでしょうか。 そんな事はない。 「……犬も、かわいいですよ。優しいし…」 犬派、ここでは結構少数派なのかな。 ちょっと肩身が狭い感じがして独り言。 別に派閥争いとかではないんだけど、わかってても。 (87) 2022/06/02(Thu) 15:05:20 |
【人】 跼蹐 カナイ>>90 神陰間 「う……す、すみません……頼りなくて… でも、神陰間さんが少しでも安心できたならよかったです…」 タブレットをはんぺんに見立てて食んで見せるあなたに、 もう少しだけ、ぎこちなく口角を……上げられたかな? きっとあなたは何度か見た事がある、はにかみがちな笑い方。 それはそれとして。 「ん"、んんんんん………」 開いてしまった。地獄の釜の蓋的な何かが。 「………あの……えっと……あれは……」 「…………」 ぎこちない笑顔のまま冷や汗をだらだらと流し、 たっぷり10秒ほど言葉に詰まった。視線が泳ぎに泳ぎ…… 「あれは毛布のおばけです……………」 屈した。 とはいえよくよく考えてみてほしい。 自分は別に明確にはんぺんや雑巾説を肯定してはいなかった。 つまりセーフでは? あれは実際毛布のおばけなのでは? (91) 2022/06/02(Thu) 21:59:20 |
カナイは、ノリノリでデコられていくのを為す術なく見てる。諸行無常。 (a66) 2022/06/02(Thu) 23:28:36 |
カナイは、スマホを取り出して、ついでに儀式の絵の写真を撮った。 (a69) 2022/06/03(Fri) 0:40:12 |
カナイは、なんとかビスケットになる事は回避できた。危ない所だった。 (a71) 2022/06/03(Fri) 1:57:55 |
【人】 跼蹐 カナイ「………う、動物……ですか?」 「あんまり会いたくないな……」 ふと始まった話題に、殆ど独り言のようにそう零して。 不意に自分の名前が挙がればちょっと気まずそうな顔をした。 というか自分も動物語チョトワカルっぽい人だと思われてる? 「…パニックに陥ったりで、凶暴になっている動物は ペットのように手加減なんてしてくれませんから…… 普段見るものとは別物だと思った方が、いいです」 「近寄らずに済むなら、それが一番なんですけど…… 餌じゃなくても…意識を逸らすものは、あった方がいいのかも」 物音なんかで誘導して撒けるならそれが一番だ。 後輩の言葉にまあまあの肯定をして、 ほしいものリストはとりあえず頭の片隅に留めておいた。 (106) 2022/06/03(Fri) 14:13:13 |
【人】 跼蹐 カナイ「……あ、……まあ、その…もしばったり出会して、 逃げる為に怯ませるなりしなきゃってなっても、ちょっと。 咄嗟にできるかわからなくて……」 どうにも動物に対して厳しく接する事ができない質だった。 以前目指していた職はそれで諦めたのだと、 元後輩であった篝屋であれば聞いていた、かもしれない。 「探しものにしても、様子を見に行くにしても…… …気を付けてください、ね」 動物も、人も、理解によって心を通わせる事はできるけれど。 それは友好的なものにしか当て嵌まらないものだ。 とはいえわざわざ言うまでもない事とわかってはいて、 やや気後れしながらも念を押した。 (108) 2022/06/03(Fri) 15:29:24 |
カナイは、戻って来た人々が例の絵に触れない事を心の底から祈ってる。 (a77) 2022/06/03(Fri) 18:26:10 |
【人】 跼蹐 カナイ「…………」 集合時間が間近に近付く頃。 戻って来た者があればその度にほんの少し安堵して、けれど。 ──今度こそ、エマは戻って来るだろうか? やはりどこか不安な思いを抱きながら、 いつも通りに周囲を窺っている。 一人、二人、三人、………… (110) 2022/06/03(Fri) 20:14:06 |
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