人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―コンペ会場―


[ 人波をかき分けて会場にたどり着くと、
  すでに、そこは優雅なこの国らしからぬ、
  熱狂と歓声の渦に飲まれていた。>>1


  正直、予想外だ。
  豪奢にして閑静なホールで、
  厳格な審査員達の、針のような視線を
  浴びながら、粛々と演奏を披露するものと
  ばかり思っていたから。


  舞台は二種類用意されているようで、
  出演者の使用楽器などに合わせて
  希望を汲んでくれるようだった。>>1

  エリクソン達6人組の使う舞台は当然、屋外庭園。

  室内だと、大量の大型機材が王宮内の
  磨き上げられた床を傷つけてしまうし、
  なにしろ会場の音響が、いくら大ホールとはいえ
  彼らの使う楽器に合った設計では
  なかったからだ。 ]

大庭園が舞台となると、音の抜けの良さでは
俺らは抜群にアドを得ているな。
  
一つ、大きな懸念もあるのだが…。
(11) 2020/09/21(Mon) 2:27:58

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―楽屋へ―



[ 音楽会の出演者には、
  特設舞台の背後に、分厚いビロードの幕で囲われた
  特設の楽屋が用意されている。

  出演者に配布された『通行証』
  (藍色の地に銀糸で縫われた縦線が入ったもの
  ―宮廷楽士を表す銀と関係があるに違いない)
  を守衛に見せて許可をもらい、 


  …楽屋に足を踏み入れた。

  そこには、文字通り老若男女問わず、
  貴賤も国籍も問わず、
  さまざまな参加者がいた。
  
  豪華なドレスを纏った、
  すでに舞台慣れしてそうなソプラノ歌手が
  いるかと思えば、
  あどけない表情ながらも燕尾服を着て得意げな、
  幼い木琴奏者もいる。>>0:33


  昨日、自分が見た、
  『貴族然とした』音楽家たち>>0:26は、
  きっとほんの一部でしかなかったのだろう。 ]
(12) 2020/09/21(Mon) 2:28:28

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 自分の出番はまだ先だ。
  屋外を使うのは本日。
  時間帯は『辺りが闇に染まる頃に』と指定した。]


時間が惜しい。
俺らは、俺らがやるべき事をやるまで。

 
[ エリクソンは音楽家達のひしめく楽屋に踵を返し、
  仲間達のもとへ向かった。]*
(13) 2020/09/21(Mon) 2:29:26
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a4) 2020/09/21(Mon) 2:38:56

鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a5) 2020/09/21(Mon) 3:07:56

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―会場近くの宿にて―



[ 貸し切り可能の練習ホールがある宿を
 音楽祭開催のこの時期に取るには、
 半年以上前からの予約が必要らしい。

 エリクソンらが取った宿も例に漏れず、
 宿の1階から練習室がある地下へ伸びる階段前には、
 本番直前ぎりぎりまで練習をしていたい
 音楽祭の参加者達で溢れていた。

 6人組もその中の1組。

 六弦担当のエリクソン、
 同じく六弦でかつ下手担当のヨハン、
 コンセールカリヨン出身の四弦担当ディミトリエ、
 組打鑼鼓担当のニルソン、
 電子洋琴のノード、
 そして主歌唱担当かつフロントマンのダンテ。

 6人はめいめいに自分の楽器を荷車に括り付け、
 後ろ手にゴロゴロ…と押しながら
 さも重たそうにロビーを歩いている。 ]
(65) 2020/09/21(Mon) 19:30:54

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ エリクソンは、自国から
 電子六弦を5本持ち込んでいた。
 予備用もあるが、一番の理由は楽器毎に
 調弦と木材を変えているためだ。


 調弦を変化させ、第六弦の開放弦を
 その曲の"核"となる音に一致させると、
 弾きやすさが段違いなのだ。


 また、音の"鳴り"を最も左右する
 電子六弦の本体部分の木材は
 演奏する曲調や、メインに奏でる音域に応じて、
 品種を慎重に選んで設計されている。 ]
(66) 2020/09/21(Mon) 19:32:06

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 調弦自体は、舞台上で変えることも
 出来ると言えば出来るが、
 やはり曲と曲との間に間が空いてしまうのは
 避けたいことであった。

 エリクソン達に与えられた持ち時間は40分。
 一曲の尺はさほど長くないため、
 自己紹介>>3含め、数曲は演奏出来る。

 今回の目的は、『演奏力を評価されること』ではない。
 自分らが1から創り上げた楽曲、歌詞、演出、
 全てを総合して観客たちにぶつけ、
 圧倒させることが唯一の目的。

 したがって、持ち時間40分をどれほど
 濃密なものにし、観る者達を釘付けにするか
 が一番の課題なのだった。

 調弦する間も惜しい。]
(67) 2020/09/21(Mon) 19:32:43

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 宿は、宿泊者用以外にも、
 一般利用者向けに大小いくつもの
 練習室を解放しており、受付の前には
 今からでも予約をしたいという音楽家たちで
 ごった返していた。


 エリクソン達6人はそれを横目に見つつ、
 音楽祭招聘の返事をした直後に王室から送付
 されてきた推薦状
 (第三王子リジィのはからいだと
 いうことを、コンセールカリヨン出身のメンバー・
 四弦担当のディミトリエから聞いた)

 を片手に、何の苦労もなく宿一番の
 貸し切り専用の大ホールに入場する。]
(68) 2020/09/21(Mon) 19:33:12

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―宿の地下・貸し切りホールにて―


[ まずは持ち込んだ荷物をほどこう。

 荷車から、アタッシュケースを大きくした様な箱を
 引っ張りだし、フタ部分を下においてミを取り外す。

 中には手のひら程の大きさの機械が
 規則正しく並べられている。

 スイッチを押すことで音像を変化させられる
 位相変換器・位相増幅器・波動増減器・調和複写器・
 踏板。
 演奏しながら調音が可能な、自動調弦器。

 それらを組み合わせて、アタッシュケースのフタに
 貼り付けているのだ。
 そのまま持ち運べるし、
 機械を1から組み直す必要がなくなるため便利だ。

 すぐ隣には、予め持ち込んでおいた
 キャスター付きの棚のようなもの―ラックという―
 があり、そこに手際よく送電線を繋いでゆく。

 棚の中には、分厚い書物を横倒ししたような形をした
 平たい金属の箱がいくつも積み上げられており、

 そこからも送電線が何十と伸びて、
 また更に別の、大きな4つの黒い箱へと繋がっている。
 これが音を鳴らす装置だ。 ]
(69) 2020/09/21(Mon) 19:35:15

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 電子六弦は、それ単体ではシャカシャカとした
 貧相な金属音しか出ないが、
 本体に埋め込まれた磁気コイルが弦の振動を検知し、
 その信号がアタッシュケースの機械たちを
 通って演奏者の任意の音像に変えられ、
 ラックでそれを増幅、
 最後に4つの黒い箱に送られ、
 全く違った『音』に生まれ変わって発せられるのだ。


 機材を正確に繋ぎ、
 単調だがスキルアップに不可欠な運指練習を
 繰り返し行ったのち。


 エリクソン達6人は、直前の打ち合わせと
 通し練習を開始した。 ]



 …
 ……
 …

[ 練習は滞りなく進む。]
(70) 2020/09/21(Mon) 19:36:28

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

――申し分ない。このままの勢いで本番に
持ち込もう…

[ そう、思った矢先だった。]


ビシィッ!!!

ヴヴッ……ヴヴヴッッ……!!



[ 突発的な痛みが右の大腿部に走ったと同時に、
 六弦に繋いだ4つの箱が不快な爆音をあげたのだ。]
(71) 2020/09/21(Mon) 19:39:34

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 普段から爆音慣れしたメンバー達も
 さすがに驚いたようで、
 はっとして演奏をやめ、エリクソンを見る。

 まさかと思って、弾いていた電子六弦の裏側を見る。
 裏側には、弦の張力の均衡を保つために、
 3本のバネが付いていた…のだが。
 それが今…ものの見事にはじけ飛んでる。

 ついでに第1弦と第6弦も切れてしまっており、
 楽器から無様に垂れ下がっている有様だ。

 不運にも、壊れた電子六弦は、
 弦が一本一本独立した形式ではなかった。
 これで正確に仕上げた調弦はすべて狂ってしまった。

 それに問題がもう一つ。
 弦の変え自体は大量に持っているが、
 まさかバネがはじけ飛ぶとは… 

 バネの換えが、今、手元にないのだ。 ]
(72) 2020/09/21(Mon) 19:40:08

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 助けを求めるように、
  同じく弦担当のヨハン、ディミトリエを見る。
  しかし二人とも不安に翳った表情で
  首を横に振るだけだった。 ]


わ、わかった。すまない。
俺が自力で換えのネジを探してくるから、
お前らはいつも通りで練習を続けてくれ。

決して焦んじゃねーぞ。
必ず、必ず見つけてくるからな。


[ 仲間達にそう言い含めて、貸し切りホールの外へ出る。
  1階に上がり、ロビーを抜け、
  すっかり太陽が昇って
  明るくなった外に躍り出た。]
(73) 2020/09/21(Mon) 19:44:21

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―楽器工房へ―



[ そのまま楽器屋のありそうなメインストリート
  へ向かって、あてもないままに走って行く。
  

  色々な場所を探し回り、
  15分ほど経っただろうか。


  気づけば小さな楽器工房の前に立っていた。>>0:22
  何を専門にした工房なのか…
  そんなことを考える余裕すら、今はない。 
  息も絶え絶えに、倒れ込むかのように店に入る。


  しかし…六弦奏者の希少なこの国で、
  この楽器の修理を出来る者は、
  もしくは所見の楽器のリペアを行える腕利きは
  この工房にいるのだろうか? ]*
(74) 2020/09/21(Mon) 19:48:15
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a11) 2020/09/21(Mon) 19:52:17

鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a13) 2020/09/21(Mon) 20:52:07

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―楽器工房にて―



[ 工房内には、ヴァイオリンを持った
  客とおぼしき少女と、父親風の男性、
  そして、すらりとした長身の女性がいた。>>93
  彼女が工房の職人だろうか?


  ちょうど内側からドアを開けるところだったようで、
  爆速で見知らぬ男が突っ込んで来るのを見て
  かなり驚かせてしまっただろうと思いきや、

  彼女は冷静に客の少女親子に向きなおり、
  彼らをにこやかに見送ったようだ。 ]
(103) 2020/09/21(Mon) 23:51:30

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 工房内に入り、息を整える。
  着いたときは肺がオーバーヒートを
  起こすかと思ったが、すぐに呼吸は元通りになった。


  まぁ当然の話だ。自国や周辺国の演奏会では
  2時間以上も立ったまま通しで楽器を
  弾き続けるなんて日常茶飯事。
  日頃から持久力や筋力を鍛えるトレーニングも
  怠っていないのだから。

  
  あらためて工房の女性に向き直る。
  先ほどの客がヴァイオリンを持っていたし、
  ひょっとしたら弦楽器全般に対応できる工房
  なのかもしれない…と淡い期待を抱きながら、
  事情を説明した。  ]
  

俺のこの電子六弦なんだが…、
裏のここ…バネがあったのが…
はじけ飛んじまったんだ。 

 
[ 背負っていた電子六弦を取り出し、
  一つ一つ指差しながら説明していく。 ]
(104) 2020/09/21(Mon) 23:51:54

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

あんまし慣れないモノだってのは
分かってる。だから…


[ 破損したバネを彼女に手渡す。

  弦と釣り合うために
  作られているため、強度はそこそこ高く、
  両端に、六弦本体に引っかけるための
  輪っかがついた
  10cmほどの金属製のものだ。 ]

 
とりあえず、
『これと同じ大きさ・同じ材質・同じ強度の
ものを3つ』
作ってくれないだろうか?
(105) 2020/09/21(Mon) 23:52:36

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 取り付けるのは自分一人で出来る。
  バネのせいで全体の調整が狂ったから、
  本当は全て見てもらいたいところだが、
  そこまで無理は言えない。 ]


もし、時間がかかりそうなら、
今日の夜までに
『グランソ・シュトランド』という宿の
エリクソン宛にこれを届けてくれてもいい。


音楽祭の本番まで時間がないんだ。
頼む。やってくれるだろうか。


[ 彼女を正面から見据え、
  真摯に、そう頼み込んだ。 

  無理を言っているのは重々承知だ。
  彼女は、はたして
  引き受けてくれるだろうか。 ]*
(106) 2020/09/21(Mon) 23:55:44
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a17) 2020/09/22(Tue) 0:00:26

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―小さな楽器工房にて―



[ 工房の彼女は
  電子六弦を見て驚いた様だったが>>137
  何かアテがあるのか>>138、すぐに
  表情を引き締め、]


――『オーケー。
  見繕って今日の夜までには届ける。』


[ そう言って、快く引き受けてくれた。>>139

  その言葉を聞いて、
  先ほどから肩にのしかかった重圧と、
  体中に渦巻いてたチリチリとした焦燥が
  すっ…と音を立てて抜けていくような気がした。]


(ひとまず、助かった……。)
(146) 2020/09/22(Tue) 15:00:37

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

本当にありがとう。
恩に着る。


[ 普段の彼とはかけ離れた殊勝な態度で、
  丁重に礼を述べた。
  改めて、宿の所在地と宛名を、
  置いてあった紙に書き付け、彼女に手渡す。


  そして紙幣を10枚ほど――この国の国王が、
  溺愛してやまない王妃を>>0:n0肖像として
  描かせた、流通しているものの中で最高額の
  豪奢な紙幣だ――
  机の上に置いた。 ]
(147) 2020/09/22(Tue) 15:04:37

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 自国ならば量販店で買えるバネだが、
  今回は所見のものをイチから、
  それも今日の夜までという制限付きで作ってもらうのだ。
  感謝を込めてこのくらい支払ねば気が収まらない。


  彼女が紙幣を受け取ってくれれば、
  この工房を後にし、
  宿に戻って、練習を再開するだろう。 ]*
(148) 2020/09/22(Tue) 15:04:49
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a25) 2020/09/22(Tue) 15:07:28

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―橋の上・何かに惹きよせられて―



[ 楽器工房の彼女に
  バネを夜までに届けて貰う約束を
  取り付けられたことに一安心しながら、
  早く仲間に報告せねばと、足早に
  宿『グランソ・シュトランド』へ歩を進める。

  メインストリートを抜け、
  川を…橋を、渡る。


  昨日自分が気を持てあまして、
  煙草を吸っていた橋。>>0:5

  川に煙草を捨てた自分を、
  にこやかに笑いながらも、
  歌うことでそれとなく諭してみせた
  あの綺麗な娘のことを思い出す。>>0:11
(161) 2020/09/22(Tue) 17:34:51

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 彼女は今、どうしているだろう。


  つねに笑みを顔に貼り付けているが、
  自分が少し口調を強めただけで、
  一瞬、萎縮したように小さな体を震わせた彼女。

  教会の話をすると、
  神への信心を繰り返し口にした彼女。>>0:19
  逃げるように。諭すように。


    ……まるで、
"誰か"
に対して言い聞かせるような
  声色で…。 ]
(162) 2020/09/22(Tue) 17:35:57

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

――"誰に"対して?

   
 ――
彼女自身のように、聞こえた。 
(163) 2020/09/22(Tue) 17:36:40

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

――なぜ分かったかって?

   
 ――
俺自身が、そうだったから。
(164) 2020/09/22(Tue) 17:36:54

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 彼女の賛美歌を聴いて、神への信心を聞いて、
  明るく小綺麗に見えたこの国に来てすらも、
  自分を追いかける
抑圧の影

  見た気がした。>>0:15>>0:92 ]


   ――俺も、教会育ちだからな。


[ あぁ、どこの国だって一緒じゃあないか。
  ある種の諦観とともに、そう思った。

  だが、身に纏わり付くしがらみを打ち破ることは、
  難しくはあれど、不可能じゃない。]
 

――本当に難しいのは、その先だ。

[ 自分を省みて、誰にも聞こえない声で、
  そう独り言つ。
  だが、これは今の彼女とは何ら関係ない話。]
(165) 2020/09/22(Tue) 17:39:16

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ だから自分はあのとき、]



――
『音楽祭で会おう』




[ せめてそれだけ伝えたくて、
  その言葉だけ絞り出して、
  彼女の背中に投げかけたのだ。>>0:93 ]
(166) 2020/09/22(Tue) 17:39:43

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ その時の彼女が何を思ったかは、
  もう知る由もない。


  …彼女は振り返らなかった。

  聞こえなかったんだ。
  そう思うことにした。

  彼女は本当は聞こえてて、
  でも振り返えられなかったとは>>0:97
  知らないままに、

  あれはただ一時の、偶然の邂逅で、
  歌に揺さぶられた感情も、
  彼女に投げかけた言葉も全部
  ただの自分の勝手な思い過ごしだったのだ…と、

  それでも心に残る黒い澱を
  見ないように振り払って…。


  彼は歩を進めようとする。]
(167) 2020/09/22(Tue) 17:40:30

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ そこに…一陣の風が吹く。
  細めた目は、しかし次の瞬間、
  大きく見開かれることになる。

  引き寄せられるように、逆の方角に足が向く。
  熱狂と歓声の渦の中に、
  凜と立つその姿を見るために……。]
(168) 2020/09/22(Tue) 17:42:14

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 一陣の風に乗って…。
  コンペ会場からこの橋まで…。
  本来なら届くはずもない距離を超え…。]


――『エヴィ、と言います。』



[ 決して忘れられない、
  あの声が聞こえたから。>>151]*
(169) 2020/09/22(Tue) 17:43:50
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a26) 2020/09/22(Tue) 17:52:18

鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a27) 2020/09/22(Tue) 17:53:55

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―コンペ会場―



[ 雑踏をかき分けて、
  大庭園内の中心・特設舞台に近づいてゆく。


  現在の演目は何だろうか…
  ここからではよく見えないが、
  少なくとも、
  あの娘はまだ登壇していないようだった。


  コンペ会場は、朝方に来たときよりも、
  さらに多くの観客で、雑然と賑わっていた。


  さらに、朝来たときは見つけられなかったが、
  一般観衆のひしめく場所とは
  一線を画したところに、
  特等スペースのようなものが設けられている。 ]
(185) 2020/09/22(Tue) 22:44:05
 




情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


←↓■□フィルタ

注目:エリクソン 解除する

生存者 (8)

エリクソン
74回 残----pt

完成。

エヴィ
67回 残----pt

21時過〆を

メルーシュ
12回 残----pt

 

ニコロ
13回 残----pt

無職は笑いました

ティグレ
18回 残----pt

 

ヨシュア
33回 残----pt

 

ウェールズ
13回 残----pt

多分寝

メイレン
132回 残----pt

お疲れ様ですわ

犠牲者 (1)

オーランジュ(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

ミュシカ(3d)
10回 残----pt

管理用ダミー

突然死者 (0)

舞台 (1)

アメリア
40回 残----pt

楽しかったです。

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















(0.16 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa