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【人】 海の魔女 オトヒメ― 年明け後:デッキ ― あれは妾がまだ20代の頃じゃったかのぅ。 じゃあ今何歳じゃと? 乙女の秘密じゃ! タツミヤではそんなこと言えば笑われるがの。 良いか、おなごはいつまでも 乙女 なんじゃ!……話が反れたの (げふん) 妾は皆とは違う足を持っておっての。 おまけに皆のように歌も上手くない。 そんなコンプレックスを糧に魔法は頑張っておったから その頃でも十分な実力を持っとった。 加えて好奇心旺盛だった妾はタツミヤを抜け出し、 一人でよく冒険に行っていたのじゃ。 海は広いから数日かけることもままあった。 (138) 2022/01/04(Tue) 1:39:56 |
【人】 海の魔女 オトヒメそんなある日じゃ。 陸近くの海まで行ったときじゃの。 魔法薬を生成するのに必要なコバルトケルプが 沢山生えていての〜〜! 採取に夢中になっておったら息苦しくなってな。 後に聞けば海洋汚染が原因じゃったらしいのじゃが。 それを知らなかった妾は、 いつの間にか気を失ってしもうたんじゃ! 気が付いた時は大きな水槽の中じゃった。 数人の人間も見えた。 ……幼少期からずっと 人間は危険な生き物 教えられておった妾のその時の気持ちがわかるか? (139) 2022/01/04(Tue) 1:43:00 |
【人】 海の魔女 オトヒメふふっ、逃げ出そうと必死に暴れたのぅ。 そして魔法で水槽を破壊しようとした。 けれど人間たちは 治療中だからやめろ というのじゃ。話を聞けば近海で水生生物の大量死が起こっていての。 その調査中に妾を見つけて保護したらしい。 彼らはその国の 海洋研究チーム じゃった。 (140) 2022/01/04(Tue) 1:46:29 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[ 妾は海の知識を提供した。 皆のために水中でも息が出来る魔法薬と 足を尾びれに変える魔法薬を苦労の末完成させてからは、 一緒に海に潜って調査に付き合った。 それならばと尾びれを足に出来る薬も造り上げた。 どれも海にはない陸独自の魔法理論と魔法薬知識、材料。 人の身体の構造知識があってこそ作れた薬じゃ。 成功してからは街を歩くことも出来るようになった。 市場や図書館などを巡っていろんな人とも触れ合った。 歩く練習は大変じゃったがの…… ここら辺までは、アリアニコ殿にロマンス抜きで 話をしたことはあったかの。>>1:224 ] (142) 2022/01/04(Tue) 1:49:27 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[ 初めて雪を見た時、プランクトンと間違う妾を 其方は笑っておったな。>>0:51 わからぬことはなんでも教えてくれた。 人は真水ではなければならないことも初めて知った。 其方が体調を崩した時は悪いことをした。>>2:335 ふふ、だいぶむせておったな。 海水しか知らなんだから、真水を生成できるように 試行錯誤を繰り返したの。 あの魔法かてそうじゃ。>>2:337 妾たちと陸の者では体温が違うからのぅ。 最初はどのくらいが適温かわからず苦労したわ。 歌って欲しいと言われたこともあったの。>>1:246 何度も拒否したが一度だけ歌ったことがある。 研究所のみなはそれはもう 「お願いして悪かった」 という顔をしとったの。 それでもそれ以降も何故か其方は事あるごとに 歌って欲しいと頼んできたのぅ。 どうせ笑いものにしたかったのじゃろ? けれど、もう一度くらい歌ってあげても 良かったかもしれん。] (143) 2022/01/04(Tue) 1:51:09 |
【人】 海の魔女 オトヒメいろいろあって数年経った頃じゃ。 海の仲間が妾を見つけて タツミヤに強引に連れ帰った。 人間に捕まってると勘違いされたのじゃな。 ありがとうも、さよならさえも言えないまま、 もう陸には近づくなと タツミヤから出られないようにされた。 それは妾を守る為だったのはわかっておったが、 いくら人は恐れるものではないと説明しても 誰も信じてはくれんかったのが悲しかった。 [だからタツミヤに戻っても、 元の姿には戻らんかった。>>0:307 その頃の魔法薬の主な見返りといえば>>1:120 陸の本を読むことじゃったの。 地道であったが、徐々に人への理解も深まっていった。] (144) 2022/01/04(Tue) 1:53:16 |
【人】 海の魔女 オトヒメタツミヤから外出許可がやっと下りた時 一番に会いに行ったのじゃが…… もう研究所はなくなっていた。 妾たちと人間では時間の流れが違うから、 もうどこにもいなかったのじゃ。 ―――ただ海だけは、綺麗になっておった。 魚たちも、生き生きと泳いでおったの。 (145) 2022/01/04(Tue) 1:55:39 |
【人】 海の魔女 オトヒメ……うむ、長々と話してしまったな。 これが初代のお話じゃ。 仕事があるのに付き合わせてしまって悪かった。 お詫びにお魚さん塩クッキーを一箱やろう! 皆で食べるのじゃぞ? [アリアニコ殿に渡す分が少なくなってしまうが、 その分は次回会った時にするとしよう。 ちなみに袋の中にはあと(4)1d5箱入っておるから 安心せい! ] (147) 2022/01/04(Tue) 2:00:01 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[ もう涙などとっくの昔に枯れ果てた。 今はただ、星から一番近いこの場所で、 それを言いたかっただけなのじゃ。 妾はまだやらねばならぬことばかりじゃからな! 仮にこの汽車が南十字や石炭袋に行こうとも、 降りることはないじゃろう。 ―――いつか会えたらその時は ありがとう くらいは言わせてほしいの。]** (150) 2022/01/04(Tue) 2:11:38 |
【人】 海の魔女 オトヒメ― 歓談車 ― [そういえばリエブル殿はまだお節をつついておるかの? と気になって扉が繋がった先は歓談車。 しばらく星を見上げてしまっていたから 防寒着着用とはいえ身体もすっかり冷えてしまった。 おこたのあの熱も恋しいのじゃ。] お、車掌殿。 HAPPYNEWYEAR そうえばおみくじがあったの。 新年の運を今こそ占ってみようではないか。 [カラカラと音を立てて一本の棒が出る。 結果は大大吉omikuji。] (167) 2022/01/04(Tue) 14:12:48 |
【人】 海の魔女 オトヒメおっ、 大大吉 なんてものがあるんじゃの!これは良い年になりそうじゃ! 車掌殿にも妾の運をおすそ分けなのじゃ〜〜 [嫌がられなければ手を取って ぶんぶんと手を振ったことじゃろう。] (168) 2022/01/04(Tue) 14:16:21 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[その時はもうジブリール殿は移動した後。 後でと言ったのに彼女ともすれ違い気味じゃて。 移動中にばったり、がない分それもしょうがないかの。 その分楽しい時を過ごせているよう心の中で祈るのじゃ。 吸引の魔力をも放つおこたへと赴けば、 リエブル殿が顔を出し眠っていたところじゃったろうか。 オトヒメのおせちべんとう とメモが貼られた容器を見ればちゃんと取っておいてくれたんだの、と嬉しく思う。 有難く朝に食すとしよう。 起こさぬように斜めの位置に潜り込んではみたが どうじゃったかの。 もし起こしてしまったら少しばかり雑談をする 時間もあったじゃろうか。 どちらにせよ身体を温めるためにロゼワインを (5)1d5杯飲んでいたから、11%くらい 酔っていた妾もすぐにうとうとと魔力に負け 眠りに落ちてしまったのじゃ。]** (169) 2022/01/04(Tue) 14:24:38 |
【人】 海の魔女 オトヒメ― 歓談車両 ― [車掌殿からしても 大大吉 はかなり珍しい物らしい。>>186それは良いものを引いたと、取っていた手を離し] 礼を言われることではないぞ。 妾に長い時間付き合わせてしまったしの。 他のスタッフ殿たちもよく働いてくれた。 車掌殿こそこんな夜中までお疲れ様なのじゃ。 [飛び跳ねる傍らのスタッフ殿には頭を一撫で。>>187 生憎デッキが薄暗かったこともあり あまり見分けがつかぬでの。 クッキーを渡したのが彼 (彼女?) ならば車掌殿に話したのじゃろうとあまり疑問には思わなんだ。 そうじゃな、仮に問うて業務上の秘密と言われたとて さほど疑問には思わんじゃろうて。 なにせここには不思議が溢れておるからの。] (200) 2022/01/04(Tue) 21:16:29 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[リエブル殿の寝顔はそれはもう きゅ〜と じゃったぞ♡兎姿じゃなくてもきっときゅ〜とであろうがな。 野生の本能とでもいおうか、やはりまったく気づかれずに 潜り込むのは難しかった模様。>>198 しかしまだ半分夢の中っぽかったのに安心して] ふふ、おやすみなのじゃ。 おせちべんとうもありがとうなのじゃ。 しかと受け取ったぞ。 [もぞもぞとおこたに収まりながら感謝を述べる。 そうそう、妾はリエブル殿とは違い マンタそのものの姿にはなれんのじゃ。>>1:142 チップはただのイメージと思っとくれ。 けれど兎サイズになれるならマンタの背中に乗って 遊泳することも可能かもしれんのぅ。 と喋ったような気もするがあれは夢の中じゃったかの? いつの間にか睡魔に負けて眠りについたじゃ。]* (204) 2022/01/04(Tue) 21:39:23 |
【人】 海の魔女 オトヒメう〜〜〜ん……妾は…… 妾は美味しくないのじゃ〜〜〜… [うなされて目が覚めた。 巨大な蒸し器の中で蒸し蒸しと 蒸されている夢を見たのじゃ。 ……すまぬが水は貰えるかのぅ。 [ 新年早々とんでもない夢を見てしまった。 原因は紛れもなくおこたであろう。 寒いのも苦手じゃが乾燥も大敵な妾である。 しかし聞くところによればこれは初夢に入らぬらしい。 きっと明日は 一富士二鷹三茄子のような ありがた〜い夢が見られるはずじゃ! ほれ、ちょうど 日の出 が出る頃じゃ。良きタイミングではないか。] (215) 2022/01/04(Tue) 22:27:22 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[美しさに見惚れぽけ〜っとしていたから、 リエブル殿を起こすのをすっかり忘れておったの。] すまぬの、起こした方が良かったか。 [それでもしんみり空気を吹っ飛ばすリエブル殿じゃ。 立ち直りも早かったからさすがじゃの、と笑う。 おみくじが凶だったとしても、 それすらも吹っ飛ばして邁進するのじゃろう。 アンジェ殿にリル殿ではないか。 リル殿は明けましておめでとうじゃな。 今年もよろしくなのじゃ〜〜 [変わらずおこたに潜りながら、 覚醒しきらぬ頭で姿を見せた二人にそう声をかけた。 若いのに早起きとは感心感心。 食堂に旅立つリエブル殿を見送ったら 妾も甘酒を追加注文しておせちべんとうに手をかける。 種類がたくさんで迷ってしまうが、 まずは筑前煮をぱくりと含み、舌鼓を打ったのじゃ。]* (216) 2022/01/04(Tue) 22:33:40 |
【人】 海の魔女 オトヒメ 優雅さはリル殿には負けると思うが 色々食せて楽しかったぞ! [ちなみに妾のお気に入りは ペンギン・スノードーム じゃな!見た目の斬新さ、可愛さだけでなく、 ケーキとソルベも美味じゃった。 なかなか家でも他でも食べれぬ一品じゃ! リエブル殿にしたそんな話>>1:140をジブリール殿にも 語りながら、お弁当の情報を聞けば>>250] ほう、それは初耳じゃな! 良いことを聞いた。是非頼むとしよう。 [お弁当大使ということはもちろん知らぬが、 情報を教えてくれたことに感謝する。 ここの食事は美味しいものばかりじゃから どれにするかも悩んでしまいそうじゃな!] (256) 2022/01/05(Wed) 1:31:59 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[食事が一段落ついた頃。] そういえば、スタッフ殿に届けてもらう という手もあるのでは? [はっと気づいて思わず口に出てしまう。 直接渡せれば一番いいのじゃがすれ違いにすれ違って 渡せなんだ――!! それならば確実な方法を取り、 あちらに妾が来ていることも知らせた上で もし会えたならその時は礼を言えばいいではないか。 うむ、それでいこう! すまぬがペンはあるかのぅ? [善は急げとばかりにスタッフ殿に聞いてみるのじゃ。 もしなければアンジェ殿やジブリール殿にも伺って。 書くのは箱に直接でも良かろう(雑)] (257) 2022/01/05(Wed) 1:37:09 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[そして紙袋ごとスタッフ殿に託すのじゃ。 スタッフ殿も忙しいであろうから 多少遅れても構わないと伝えて。 ちゃんとお礼の気持ちが届くといいのぅ。]** (259) 2022/01/05(Wed) 1:49:52 |
【人】 海の魔女 オトヒメ[妾もお節を完食すれば食後のデザートを。 ここは 《御抹茶(御茶菓子付き)》 を頼もうではないか。深い緑のお抹茶に梅の花を模った茶菓子が映えておるのぅ。 ぱくりと口に含めば上品な甘さが広がってゆくのじゃ。 これぞ W A B I S A B I。 アンジェ殿やジブリール殿はペンギン・スノードームを 頼んだ様子。>>274>>277 つい二人を見守ってしまうのじゃ。] 愛いじゃろ愛いじゃろ。 [とけるような顔になるのも仕方のないことじゃて。 アンジェ殿のリアクションに笑みを零しながら、 ジブリール殿の見事な食レポを聞けたのなら 舌を巻いたことじゃろう。 今度タツミヤの料理も食レポして欲しいものじゃ。 ほろ苦いお抹茶でほっと一息ついたら もうしばしの歓談の後、お土産を物色して 一旦部屋に戻るのじゃ。]** (281) 2022/01/05(Wed) 14:09:06 |
【人】 海の魔女 オトヒメ― その後 ― [さて、妾には生存確認したい者が一人おる。 この汽車はタイミングが合わねばとことん会えぬからの。 土産を買っている時。 昼食を取っている時。 汽車が地上に帰るさまを眺めている時。 会えなければ下車後出入り口で出待ちをするじゃろう。 それでももしかしたら すれ違って会えなんだかもしれぬが もし、会えたなら] 旅人殿。 体調の方はどうじゃ。 すまぬが少し顔を貸して欲しいんじゃがのう? [笑顔 (?) でその人に詰め寄ったであろう。いわゆる校舎裏に呼び出し、というものじゃな! もちろん用事があるなら無理強いはせん。 断られたら不服な顔はするがの。] (282) 2022/01/05(Wed) 16:50:36 |
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