世良健人は、メモを貼った。 (a54) 2022/10/20(Thu) 16:05:39 |
【人】 白瀬 秋緒― 放課後 ― [ その日結局授業に出たかは……置いておくとして 己が放課後にどこにいたかというと、2-Aの教室の前だった ] あの……天ヶ瀬先輩って、いますか? [ 近くの生徒に声を掛ける 名前を聞かれたら嫌だなと思ってしまうのは、簡単には変えられない 天ヶ瀬は出てきてくれたか それとも、教室には居なかっただろうか? ] ……青葉先輩 えーっと…………一緒に、調理室まで、行かねーすか [ もし顔を合わせてくれたなら、そんな提案を 今日は料理部の部活はあっただろうか なくても、行くつもりだった 態々教室まで来たのは…… 調理室以外でもどこでも来ていいと言われたから、で ……調理室に向かう間だけでも、天ヶ瀬と話す機会が欲しかったのが、あった** ] (458) 2022/10/20(Thu) 16:14:38 |
白瀬 秋緒は、メモを貼った。 (a55) 2022/10/20(Thu) 16:18:20 |
【人】 軽音部 千葉郁也[中庭で遅い昼飯をとっていたのは 昼休みも終わった後の授業中だ。 そこにまだ風紀委員の後輩女子はいただろうか。>>360 先程まで話していた津崎の言っていた “ちょっと他の奴らとも色々あって“、 “言葉を尽くして呼びかけてくれる奴ら“>>235、 という言葉から推測された 津崎のことを気にかけている誰かに当てはまるのが 彼女だとは知らない。 ただ、旧校舎探索に居たことは覚えているのと、 ここ数日朝挨拶は交わしているので、 もしまだ居たならば「サボり?」と 声をかけるくらいはしたと思う。 自分も明らかサボりなので そこに咎めたりといった意図はないが。 真面目そうな風紀委員のしかも1年でも 授業サボることあるんだなと思いはすれど。 今日はあの晩の参加者にとっては 特別な日であることは確かだし、 思うところがあるのだろうとは想像はつけば、 然程意外なものを見るような目で見はしなかったと思う。]** (459) 2022/10/20(Thu) 17:10:59 |
軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。 (a56) 2022/10/20(Thu) 17:12:30 |
【人】 金海 叶冬[ 今朝はせなちゃんが保健室登校で ボクが朝から教室に入る、 不思議な日になったことを知るのは きっといまじゃなくて。 クラスメイトの中には 物珍しさに眺めている者や、 今日はあと10分で教室から消えるだとか そんな賭け事をするヒソヒソ声も聞こえます。] (460) 2022/10/20(Thu) 18:30:41 |
【人】 金海 叶冬[ ―――ボクの中の黒が笑います。 もうこんなコトともさよならできるよ、 誰もかもから、ボクを消し去る願いごとが もうすぐ叶えられるんだから。 ] (461) 2022/10/20(Thu) 18:31:13 |
【人】 金海 叶冬会いに? [ ボクにあいに来る要件が あるなんて思えないのはボクの悪癖でした。 真っ暗な心の視界から目を向けて くらやみから ぬけでようと もがいて ボクは、ボクは―― ] (463) 2022/10/20(Thu) 18:32:22 |
【人】 白瀬 秋緒[ スマホを手の中に置いたまま、昼下がりの中庭でぼんやりしていた 秋風に流される雲は、昨日の朝中庭に居たときと同じように流れていく ] え? [ 空を見上げていたから、近付いて来た相手には声を掛けられて初めて気付いた>>459 あの夜の参加者で、絵音の隣にいた人、>>1:420 あと秋月とも知り合いそうな感じで、 それからここ数日挨拶だけは交わしている人 己にとっての認識はその程度で、恐らく相手もそれは同じだろう 名前すら、グループメッセージの参加者一覧と一致していない ] …………あー ……そう、すね [ 一瞬遅れて、言葉の意味を理解する 昼休みと違って、今は人もおらず静かな中庭 スマホの時計に目を落とす とっくにチャイムの鳴っている時間だった つまり……サボった意識すら、なかった 普段の己を知る者ならば、その反応にそこまで違和感はないかもしれないが 「真面目な風紀委員の女子」と認識しているならば、些かぼんやりしているようには見えたかもしれない ] (464) 2022/10/20(Thu) 18:39:24 |
【人】 白瀬 秋緒先輩もサボり、すか [ 風紀委員の時とは違う、気怠げで雑な口調で お互いサボりの相手に、咎められるとは思っていない 昨日の午前中、盛大にサボった人を知っているから、この先輩がサボっていることも、特に違和感はない と、同じことを考えながら、ふと、思い出したことがある まだ昼休みだった時、切羽詰まった顔で走っているこの人を見た気がする>>231 旧校舎方面に行っていたことまでは、中庭からは分からないし、 その時は己も絵音からのメッセージでそれどころではなかったから、何か思うことはしなかったけれど ] ……何かあったんですか、昼休み [ ものすごく唐突な問い掛けだったかもしれない 己にとっては、それがサボりの原因なのだろうか、という単純な疑問なのだが 絵音の隣に居たから二年生だろう、と認識していたし、友人なのかもしれない、までは推測は出来る 絵音に対して働きかけた何かがあるんだろうな、という推測もあったけれど>>357 ひとつひとつの考えは繋がっておらず、 絵音の事を聞いたつもりは、全く、なかった* ] (465) 2022/10/20(Thu) 18:40:12 |
【人】 大木慎之介─ Last day・放課後 ─ [今日はLast day、 何を願うか考えられる最終日。 願い事を叶えるために、 旧校舎に向かう人がいる日。 旧校舎探検から始まった非日常が、 降って湧いた重い悩みが終わる日。 大木はぼんやり校舎内を散歩していた] (466) 2022/10/20(Thu) 18:46:41 |
【人】 大木慎之介[散歩をしていて階段に差し掛かったとき。 大木の脳裏に、ふと 昨日の昼休みに背中に届いた言葉が蘇った。 『明日は旧校舎に居るのだろうな』>>291 確かに、大木はそうしようと考えていた。 大木は秋月の考えてることがわからないなんて 思っていたのに、秋月はお見通しのようだ。>>293 もっとも、大木は迷ってもいた。 皆がちゃんと帰ってくるか確かめて 自分が安心したいという思いはあれど、 覗き見をするようで気が引けるのも事実で。 早々に校舎を離れ、日常を過ごしながら みんなに明日があることを 祈っていようかとも思ったのだ] (467) 2022/10/20(Thu) 18:47:05 |
【人】 大木慎之介[けれど大木には、背中に届いた言葉とその少し前の 言葉とを合わせて思ってしまったことがあった。 その切実そうな言葉の重ね方に、>>290 まるで『自分を見守りに来てほしい』と 請われているかのようだ、と。 そう思ってしまったからには、行くことにはなりそうだ。 秋月とは“兄同士”、人に甘えづらい性分同士。 それで頼られている可能性を考えてしまったら、 放り出せるわけがなかった。 考えすぎなら後で笑い話にすればいいだけなのだから。 それに、他にも旧校舎から戻ってきてほしい人がいる。 白瀬、未國、その友達。 他の人たちにだって、できたら明日を迎えてほしい。 そう思うとやはり、 どこかから見守っていたい気分になった。 願いを叶えようとする人々の邪魔にだけは ならないようにして] (468) 2022/10/20(Thu) 18:47:35 |
【人】 大木慎之介[校舎内を歩きながら、昨日の昼休みを思い返す。 『それが“兄”だろう?』>>287 秋月に問われた言葉に、大木は答えられなかった。 きょうだいのどちらか一方を 偏重する親を想像しづらかった。 世の中にそういう親がいるらしいのは知っている。 白瀬の親もそうらしい。>>2:309 けれど大木の両親は違うのだ。 体験したことのない扱いは、やはり実感できない。 だから兄弟が溺れていて弟が迷わず助けられたなら、 それは岸に近かったとか、体を抱えやすいとか、 先に手早く助けられそうな理由があった、 という考えのほうが大木の脳裏には浮かぶ。 簡単に助けられそうなほうと大変そうなほう、 両方を助けたいなら、まず簡単なほうからだろう。 そして次に大変なほうへ手を伸ばすのだ。 一人でも多く助けたいと思うなら、そうなるはずである] (469) 2022/10/20(Thu) 18:47:55 |
【人】 大木慎之介[兄だから我慢しなきゃいけない、 弟を守らなきゃいけない、そういう局面だってある。 それは大木も理解することだ。 少なくとも大木の感覚で言えば、きょうだいは どうしても歳下が優先されやすい。 年齢差があれば尚更。 歳下のほうが、より手助けを必要とするから。 けれどそれは、愛情の差ではないのだ。 少なくとも、大木が育った家庭ではそうだ。 そう実感できる環境で兄弟ともに育ってきた。 やはり大木は恵まれているのだろう。 仲のいい親子で、仲のいい兄弟で、平等に愛を恵まれ、 幸せに暮らしていると言えるのだろう。 失う前でも幸せに気付ける機会はあるものだ>>1:305] (470) 2022/10/20(Thu) 18:48:14 |
【人】 大木慎之介[そうやっていろいろ思い出していると、 どうしても 考えたくないこと にまで辿り着く。 本当に作るのか? 秋月に? 卵焼きを? 時間を巻き戻してあの瞬間だけやり直したい── 大木は割と真剣に思った。 幽霊に頼もうかともちょっとだけ思った。 いくら友達に未来があってほしかったとはいえ、 勢いでしていい約束ではなかったのではないか? 当時の大木は全く自覚していないことだったが、 あのときはだいぶ冷静さを欠いていたようである。 とはいえ、あれが“意地悪”と表現されるあたり、>>289 友達が未来に確証を持てないでいるらしいと感じた。 友達の未来への希望になるならと思うと、 とても打ち消せはしなかった]* (471) 2022/10/20(Thu) 18:49:03 |
【人】 大木慎之介[そこまで考えてふと思い出す。 昨日の放課後、小鳥遊の頭を撫でたとき 聞こえたささやかな憎まれ口を。>>319 そのとき大木は苦笑しか浮かべられなかった。 けれど苦笑が浮かんだ時点で、 肯定だったのかもしれない。 自己犠牲精神というわけではないのだが、 大木はつい人のことばかり考えてしまいがちだ。 それは自分に余裕がある分、 追い詰められてはいない分なのだろう。 そしてそういったことが嫌いでもなかった。 『損な役回り』ともあまり思ったことがなかった ……が、今は少々実感してしまった。 他の友達と深く考えずにした約束のせいで]* (472) 2022/10/20(Thu) 18:49:19 |
大木慎之介は、メモを貼った。 (a57) 2022/10/20(Thu) 18:53:57 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地── 3d ── [人もまばらな朝の学校。 俺は教室へは向かわずに、旧校舎へと向かった。 手には、コンビニのビニール袋。 あの夜、皆で辿った道を、 今度は一人でなぞる。] ……や。 逢いに来たよ。 ──────幽霊さん。 [彼女は笑った。] (475) 2022/10/20(Thu) 19:35:32 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 よ……っと、 [近くから、古びた机と椅子を拝借してきて、 それを幽霊さんのそばに据え付ける。 コンビニのビニール袋から、 紙のお皿と紙コップを取り出した。 それから表面に『昆布』って書かれたおにぎりを 取り出してフィルムを剥いて、海苔を巻いて。 紙のお皿に乗せる。 紙のコップには、『天然水』ってかかれた ペットボトルから水を注ぐ。 それらを、幽霊さんの前に置く。] ごめんね、さすがにお花はなくって。 [代わりにビニール袋から取り出したのは、 花柄のハンカチ。 即席の、お供えだ。] (476) 2022/10/20(Thu) 19:35:48 |
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