【人】 元子役 辺世 流[いつかの夕暮れ>>202] 「いや、そんな邪魔なんてこと… えっと、気づかなくてごめん。」 彼女は確かに気がついたらいる、という感じで主張は強くないイメージだったけど、これだけ畏まられるとさすがに悪い気がしてくる。 「確かに店は大変だけど…まあ、生活のためだからさ。働いてお金稼ぐのってやっぱり大変なんだって再確認してる。 綴さんも、うん。働いてお金もらってるのは同じ。だから同じくらいすごいんだよ、絶対。」 特別なことではないけど、すごい事だ。今こうなってきちんとわかった。それだけは、今自分が得たものの中で一番大事なことなのだろう。 (228) 2022/07/28(Thu) 22:16:39 |
【人】 元子役 辺世 流「あ…待って!えっと…」 離れていこうとする彼女に慌てて、何と言うべきか考える。 あたふたとして、口を開いて 「僕は…夕方はここにいるけど。 本当きれいだからさ…夕陽。 今度来た時は、一緒に見よう?」 せめてと、そう声をかけた。** (230) 2022/07/28(Thu) 22:19:29 |
【人】 元子役 辺世 流[休憩前 早乙女さんと>>208] 「小さい頃はそんな風になるよね。 僕も、実際現場で他の大人達の言ってることは難しくてあまりわからなかった気がする。」 主役が交代してからの話を全部見られるようになったのは中学に入ってからだった。その頃はもう仕事も大分減って、両親の仲も…ああ、あまり思い出したくはない。 「へえ。結構すごいドラマファンだったんだ。 あの頃の子役…そっか。結構いたんだけどな。 あ、でも有名な奴はもう子役じゃなくて普通に俳優になってるか…」 うまく子役から脱皮して立ち位置を再定義できる人間は意外と少ない。それができるのは本物だ。僕は違った。それだけだ。 でもまあ、そんな事はもう今は関係ない。 (232) 2022/07/28(Thu) 22:36:55 |
【人】 元子役 辺世 流「来た甲斐あるとまで言われると、なんか照れちゃうな。 こっちも頑張らないとね。 うん、休んできて。今度は迷わないようにね。 僕も、もう少しして人がはけたら休憩するつもり。 さすがに少し足も痛いし。 うん。話はぜひいつでも、また。 そっか。じゃあ、引き続きフロアよろしくね。 僕が言うのも何だけどみんないい人達だしさ。 お互いフォローしてやってけると思う。」 どうやら凹んでるとかそんな心配はなさそうだ、とほっとする。実際初日からは格段に成長してるのはわかるし。 というところで、思いがけない提案>>212に 「えっと、でも僕の方が下じゃあ… いや、えっと。じゃあ、名前で呼ぶね。珠梨……さん。」 僅かに気恥ずかしげになってしまったけどそう伝えて休憩に行くのを見送った** (233) 2022/07/28(Thu) 22:41:35 |
【人】 元子役 辺世 流「おーーーい。どこーーー?……あ。」 結構広い海水浴場の隅々まで探すことになるかと思いつつ声をかけて歩いていると、階段のあたりに見覚えのある姿があって 「早乙女さん…?どうしたの、こんなところで。 戻らないから探しに来たんだけど……大丈夫、歩けます? っていうか疲れてそうだけど…何か飲みます?」 日傘で日差しを遮りつつ、些か不安げにそう声をかけた* (238) 2022/07/28(Thu) 22:57:35 |
【人】 元子役 辺世 流「出会いは求めてなくて…ああ、バリバリ稼ぐんだ…すごいな。 僕も同じだけどさ。万里に強く勧められて来てる。 お金はどうしてもいるからね。」 両親がいた頃に自分名義で購入してくれたマンションの家賃が多少あるけれど、それだっていつまであるかわからない。 生活費はどうしたって働いて稼ぐ必要がある。 ヘビハラの社名は聞いたことがあっても、清姫の真の目的には気づくはずもない。 そのうちにオスカーが戻ってきて、入れ違いに休憩に行くがてら、試しに足裏に貼ってみた。 (241) 2022/07/28(Thu) 23:16:16 |
【人】 元子役 辺世 流「うわっ何これめちゃめちゃスーーってきた!!」 「あ…ありがとう蛇ヶ原さん!!これならまだまだ現役で戦える気がする!!何かお礼したいくらい! じゃあ、休憩……いってきます。」 本当に何か奢るとかそのくらいお礼する価値はあるな、と思いつつ、日陰に休憩しに行ったのだった** (242) 2022/07/28(Thu) 23:16:31 |
元子役 辺世 流は、メモを貼った。 (a48) 2022/07/28(Thu) 23:20:33 |
【人】 元子役 辺世 流「あー…ちょっと待ってて!すぐ戻るから。」 持っていた折りたたみの日傘を渡し、近くに見えた自販機にダッシュ。麦茶とスポーツドリンクのペットボトル5本を買って急いで戻ってくる。財布を持っててよかった、とこれほど思ったことはない。 「お待たせ。…飲んで。両方でもいいけど。 立てそうになるまで待ってるから、それから帰りましょっか?」 最悪熱中症か?とも思ったけど、そこまでひどく当てられたのではないかもしれない。 ただ心配は心配だったから、冷たい飲み物を渡し、隣に腰掛けて少し休むことにした** (260) 2022/07/29(Fri) 0:18:16 |
元子役 辺世 流は、メモを貼った。 (a51) 2022/07/29(Fri) 0:19:16 |
元子役 辺世 流は、メモを貼った。 (a61) 2022/07/29(Fri) 12:33:08 |
元子役 辺世 流は、メモを貼った。 (a67) 2022/07/29(Fri) 14:52:06 |
【人】 元子役 辺世 流「子どもたちが主役………やっぱり『契約のドリームランド』かな。孤児院から抜け出すために主人公と協力し合う結構いい役だったけど、肝心なとこでウミユリ型の怪物に襲われたやつ。 他にも色々見てるってことは、ドラマの『ヘンゼルとグレンデル』は見てたのかな…遠縁の女子プロレスラーに引き取られて共同生活する孤児役。孤児役多かったよな… あと『な·な·なんと』(通販番組業界に再就職したサラリーマンのミュージカル風コメディ映画)』とか…『元気な子』の時はクライマックスで女装させられたっけ…… 色々出てたんだよな、確かにあの頃は。」 食べ終わったら少しだけぶらついてもいいかなと思いつつ、少しの間昔を思い出してしみじみしていた** (297) 2022/07/29(Fri) 18:03:52 |
【人】 元子役 辺世 流話は聞いてます。鹿賀さんですよね。今日からよろしくお願いします。 えっと…僕は辺世 流。一応常勤で、テイクアウト回りとか中心に一通りやってます。わからない事は何でも聞いてください。 焼き場を大体担当してるオスカーさんと、接客とかカウンターも一通りやってる清姫…蛇ヶ原さんは去年もいたので僕より詳しいと思います。 あと、裏方とか会計とか手伝ってくれてる綴さんはさらに長いそうですけど… ともかく、よろしくお願いしますね!」 と挨拶していた。 (322) 2022/07/29(Fri) 20:38:30 |
辺世 流は、「レインボーか…いいな…」とぽつり。 (a75) 2022/07/29(Fri) 21:05:02 |
【人】 元子役 辺世 流「…よっし。」 大分客の減った店内、色々あったが割と暇を持て余している人もいそうだ。 掃除も清姫が丹念にやってくれたし。 「ちょっと外で呼び込み行ってきます。」 ビラはゴミになるからプラカード程度にはなるのだけど。 「誰か一緒に来てもいいなって人います?」 と軽く手を上げて声をかけてみた。いなければ一人ででも少し回ってくるくらいのつもりで** (383) 2022/07/29(Fri) 23:29:35 |
元子役 辺世 流は、メモを貼った。 (a82) 2022/07/30(Sat) 0:52:59 |
元子役 辺世 流は、メモを貼った。 (a83) 2022/07/30(Sat) 0:59:07 |
元子役 辺世 流は、メモを貼った。 (a84) 2022/07/30(Sat) 1:00:13 |
【人】 元子役 辺世 流[回想 早乙女さんの初日>>397>>398] 戻ってきて、ペットボトルの片方に口をつける彼女を見つめる姿は不安げだったかもしれない。しばらく見ていたが、なんとか頭も上がって、多少は話もできるようになってきたようだった。 「ああ…体が暑さ慣れしてないやつ。 わかります、僕も最初来たときは、そうだったから。 夏は、あんまり外に出てなくて。」 小さい頃外で遊びすぎて、肌がひどく焼けて両親にものすごく怒られたから、それ以降は必要がなければ夏には外に出なくなった。出るとしても折りたたみの日傘込みだ。おかげで同級生の男子からの評判はなかなかひどかった。 (407) 2022/07/30(Sat) 6:16:12 |
【人】 元子役 辺世 流「アルバイト、初めてなんだ。…そんな気はしてた。 迷惑かかってない…かはわからないけど。 ……でも、皿とかコップとかは気にするなら万里やオーナーの方の事だし。 それに、見てたけど失敗して注意されても、謝ったり申し訳無さそうにはしても、不機嫌になったりはしなかったでしょ? 入ってからすぐ辞めちゃう人も見たことあるけど、早乙女さん、そんな感じじゃなかったから。 スタッフの皆も別に気悪くしてるわけじゃないし、気にしすぎない方がいいと思う。…変に萎縮する方がまずいかも。慣れればなんとかなります。」 とまで言って、自分も経験そこまででもないのに先輩風みたいなのを吹かせすぎだな、と省みた。 (409) 2022/07/30(Sat) 6:27:49 |
【人】 元子役 辺世 流「ともかく見つかってよかった。 最悪迷子案内の方あたってみる事も考えたけど。 迷惑とかはないけど、心配はすごくしたんですよ。 …その子供さんの事、よっぽど心配だったんですね。」 困ってるとほっとけないとかそんな感じかな、と思った* (410) 2022/07/30(Sat) 6:28:03 |
【人】 元子役 辺世 流[現在] 「こちらひとなつ荘でーす。 一泳ぎで疲れた方、憩いの場にぜひどうぞー↑」 中は人もはけて随分暇な時間帯。 海の家の前、プラカードを持って砂浜を行き交う海水浴客達に声をかける。 忙しいときはとことん忙しいのだから無理に呼び込みをする必要はない…のだけれど、性分だろうか、何かしていないとなんとなく気が済まなかった。 なので、一人で外に出ている。 さすがに日傘を差すわけにはいかないから、少し影になったところからでだが。 「例の推し色レインボーフラッペ(仮称)できたらそっち全面にアピールしてもいいな… いや、裏メニューだからいいのか?まあ… えっと、休んでってくださいー↑」 汗を拭いながらしばらく外で呼び込みを続けている。夜までにはもうしばらくだけ時間はありそうだった** (420) 2022/07/30(Sat) 9:42:38 |
元子役 辺世 流は、メモを貼った。 (a88) 2022/07/30(Sat) 9:43:33 |
【人】 元子役 辺世 流「よかった。それ聞いて安心した。 そういう人も…なくはないから。 最後は体力と根性なんだよなあ…ここ。 よくわからないけどオーナーがなんかちょっと気にしてたみたいだし、早乙女さんのこと。」 言動からしてあまり世間慣れはしてないけど見るからに育ちが良さそう…だけど、その辺の事情を深く聞く段ではないと思った。初日だし。 どっちにしても体力はともかく根性はありそうだ。 「そっか…小さい頃に実際迷子になったらそりゃ不安だよね。 うん、見つかってよかった。その子も親御さんも安心しただろうな。 親御さんもできた人なんだろうな… あ、いや。…もう少し飲んで、歩けそうならゆっくり帰ろうか。」 戻ったら休憩時間は割といっぱいいっぱいな気もするけれど構わないだろう。横に腰掛けて様子を見ながら、そう告げた** (438) 2022/07/30(Sat) 10:31:55 |
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