人狼物語 三日月国


246 幾星霜のメモワール

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【人】 栄枯 プリシラ

>>23 ディルク

「嫌よ、勝てないもの。
 楽しみたかった花に代えられるものなんてないですし」

合わせた両手をお腹の前に降ろして、困ったように笑う。
言葉選びはやはり、少しの冗談色が滲んではいたが。

「……ふふっ、ごめんなさい。本当に代わりを探して声を掛けてたわけじゃないのは分かってますよ。

 だから奢ってもらうのなんて悪いわ!返せるものもないし、どうしてもと言うのならもっといいタイミングにとっておいて頂戴な。食べたい物自体はいくらでもあるんだけど……」

イヤーカフに視線を向けて、それから顔へ。
近づいてきたから目で追っている、その程度の動き。

「ディルクさん、でいいんでしたよね?
 ちょっとしたら行きましょうか。あたしもお腹空いてるしね」
(27) 2024/01/27(Sat) 14:05:07

【人】 栄枯 プリシラ

「こういう畏まった場所に集められると、
 何だか変に行動を起こしづらいことありますよね」

でも神官様のお話は済んだしやっぱり大丈夫そう。

「男前と可愛い子から、
 悪魔に動く鎧まで……聖女様も随分多趣味だこと。
 あたしもそうやって色んな人集めてみたいなあ」

「それこそ、いつだってパーティが出来ちゃう!」
(28) 2024/01/27(Sat) 14:14:50

【人】 寡黙 エミール

>>20 ファリエ

「……アンタも選ばれていたんだな」

知った孤児院で働くファリエとは顔見知りだ。
孤児院の子供が迷子になっていた際に送り届けたのが縁だが、あまり人と話さぬエミールでも、慣れた人であればいくらか話はするというものだ。
いくらか高い目線を下におろして首筋あたりを見たが、流石に髪と服が邪魔で痣は確認できない。

……が。

「……うなじ。
 そんな所に痣がでたのか、アンタは」

つられて思わず自分も首筋に手を当ててしまった。
包帯を巻いてることからもバレバレだ。
(29) 2024/01/27(Sat) 14:20:17

【人】 仕立て屋 エリー

「前に頼まれた面倒な特注品みたいなの以外ならね」

肩を竦めて、シヴァを見やる。

「これでももう、一国一城の主なもんで。
 よければみんな、僕の城……って言うには小さいけど、お店に来て欲しいな」

カリナに視線を向けてから。

「専門じゃないけど、装飾品も売ってるしさ」
(30) 2024/01/27(Sat) 14:25:56
シヴァは、面倒な特注品みたいなの、の言葉にあっはっは。
(a5) 2024/01/27(Sat) 14:49:08

【人】 飄乎 シヴァ

>>26 グノウ

「め〜〜ちゃくちゃシリアスしてていっそ受けピ。
 んじゃ俺ちゃんは人に話してるつもりでいるワ」

「てか聖女様のお印の痣どっかしらに出はしてんべ?
 全然存在証明されてるくね? いや〜〜旦那が気にしてる
 ところもわからんでもないけどサ」

「まぁふつ〜に個性的なキャラしてっから、
 我此処に在りで胸張ってこ〜〜!ってね」

 痣どこにあるん〜?と一通りグノウの周囲をうろつき、背中をバシバシ叩いてひょこひょこ離れて行った。
 ちょっとてのひらいたそうな素振りもした。
(31) 2024/01/27(Sat) 14:50:07

【人】 飄乎 シヴァ

「あ〜ダーレンの旦那な、悪い人じゃねェンよ。
 態度悪くても根っこはお人好しぃ〜」

足早に立ち去った一人の話題に、にゃははと苦笑しつつ。

「そうそ、全然自由にしててオッケーよ。
 デートでもなんでもいってらっしゃ〜い!
 俺ちゃんも出店あるあたりうろつくかァ〜?」

 ふら〜と立ち去ろうとしたところにビッグニュースが聞こえ、勢いよく振り返った。

「ってエリーまぁ〜〜じでェっ!!!?!?
 そりゃおめでとさ〜〜ん!!!
 後で酒でも持ってくワ、てか飲むようになったァ?」
(32) 2024/01/27(Sat) 14:50:47

【人】 遊蕩 ディルク

>>27 プリシラ

「可憐な花にはそれぞれの輝きがあるからね。
 そこに咲く一本だけに目を奪われるような僕じゃない」

代わりではないと伝える言葉ではあるものの、告げる言葉は男の軽い性格を表しているためあまり宜しいものではない。
謝罪も悪いと思う心も不要だと感じても可笑しくない程に。

「食事に付き合ってくれるだけで僕にとっては十分だが。
 無理やりにとは言わないから、そうだね」

今日ではない次にそうさせていただくとしようか。
あるかも分からない次を勝手に楽しみとして、
名と貴女の言葉に頷き、こちらへの視線へは笑顔を向ける。

食事のタイミングは貴女に合わせた適当な時間。
ここにいる間に食べたいものが何かも問いかけて。
(33) 2024/01/27(Sat) 15:46:50

【人】 番犬 グノウ

>>31 シヴァ

「………そうか」

人として扱われることと造物として扱われることに感覚として差はないらしく、抑揚のない言葉が返る。周りを周られていても触れられていてもさして気にしないのは、己の身体の頑強さへの信望か、或いは自己保身に頓着がないかのどちらかだろう。
痣は獣を模した顎の下に存在する。故に参加者であることは明白ではある。一通り喋り離れていくシヴァを見ながら再び瞑目する。

「……………不思議な男だ」

何より、その自由な振る舞いをもってしても、他人に嫌気を抱かせないことが。過去に逢った誰よりも、造物に"不思議"という理解をさせた。
(34) 2024/01/27(Sat) 16:16:23

【人】 仕立て屋 エリー

「飲まないよ。仕事に影響出るし。
 まぁでも、スタッフに振る舞うから持ってきてくれるのは嬉しいな。
 いつでもおいで。もちろん、シヴァ以外のみんなもね」

ひらひら、手を適当に振ってシヴァを見送る。
そして、教会に残る面々を見回した。特に意味もなく。
(35) 2024/01/27(Sat) 16:27:44
シヴァは、「スタッフゥ????」と一通り驚きといくらかの反応を返してから、ひらひら、手を振り返し立ち去った。
(a6) 2024/01/27(Sat) 16:37:11

シヴァは、この直後には出店に行かなかった。
(a7) 2024/01/27(Sat) 16:37:19

【人】 白昼夢 ファリエ

「…………ええと。それは悪魔の囁きではなく?」

ロキと名乗る少女を訝し気にみつめた。
見た目も言動もどうにも信用ならない。
悪魔なんて見たことがない。
死ぬまでに関わることも無いと思っていた。

「でもお咎めがないのなら」

アンジュの言葉と実例のお蔭で多少強張った肩が下りる。
自分よりもずっと若そうな少女に気遣われるとは。
普段は子供を相手にしているからこそ微妙な情けなさ。

「私も気張らないで良い、んですよね」

確かに孤児院という狭い世界の外を窓から眺めるだけでない。
きっとこれきりならば、魔法にかけられても。
祝福のかたちが贈り物だと思えるように。
(36) 2024/01/27(Sat) 16:44:38

【人】 白昼夢 ファリエ

>>29 エミール

「幸か不幸かですけれど」

張り詰めた声がいくらか和らいだ音に変わる。
それでも朗々と語らうにはまだ及ばない。
普段の彼女とは随分と違う印象を受けるだろう。
あくまで慣れた巣の中での姿でしかなく、歳は重ねれど知らない世界の方がずっと広い。

「額なんかに出たらどうしようかと思いますよ。
 うなじくらい、目立たなくて有難いです」

隠すつもりもなかったからあっさり認めた。
同じような手の動きを見て首をかしげる。

「あなたこそ、そんなお洒落までして大変ですね」
(37) 2024/01/27(Sat) 17:07:21

【人】 仕立て屋 エリー

聞こえてくる会話に頷いて。

「確かに、頬とか額とかに浮かんでる人はいなさそうだね。
 みんな服とか髪で隠せる場所なのかな?
 怪しい場所ならそこ専用のお洒落な装飾品を仕立てるよ」

と、アピールしておいた。
(38) 2024/01/27(Sat) 18:04:09

【人】 薄荷 アンジュ

「私たちは選ばれた立場、と言っても真摯な態度であれば、きっとお許しになられると思います」

慌てている人を見ると途端に冷静になることもある。似たような感じで幾分か緊張が解けた自分は「そうですよ」と続けた。

「あくまで自然に、普段通りにしたら良いかと」
(39) 2024/01/27(Sat) 18:40:02

【人】 薄荷 アンジュ

「私は首や手のように見せやすい場所に痣は出てこなかったですが、出すのは少々恥ずかしいのですけど……隠していても大丈夫なのでしょうか。
 出すようにとは言われてはいませんけど」

着飾るアクセサリー、ワンポイント。
なるほど服飾と合わせると結構至れり尽くせりな縁となっているのだなと考えた。
(40) 2024/01/27(Sat) 18:48:31

【人】 仕立て屋 エリー

「別に出せとは言われてないからいいんじゃない?
 胸元とか太腿の上の方とかに出てたら大変だしさ。
 少なくとも僕は出せと言われても出す気はないね」

エリーの服は比較的軽装だが、露出している場所に痣は見当たらない。
つまりまぁ、見せるには脱ぐ必要が出てくるということだろう。

「だからみんなも気にしなくていいんじゃない?
 それが原因で何か起きたら文句言っちゃおうよ」
(41) 2024/01/27(Sat) 19:06:01

【人】 薄荷 アンジュ

「本当に偉い方に出せと言われたなら仕方ありませんけど……なら私も同じようにしておきます。
 少なくともここに集められたということは、同じような痣があるということですから。
 ならば私もその時は声を上げましょう。頼もしい限りです」
(42) 2024/01/27(Sat) 19:35:59

【人】 白昼夢 ファリエ

「普段通りに」

咀嚼するようにこくり。髪が前に垂れた。
無理に笑う風でもなく、口は自然と弧を描く。
彼女の中でも納得できたらしい。

「きっと聖女様も許してくれますよね。
 私としてお祭りに参加して楽しめば、私が祝福されたお返しになる」

懸念は少なくない。けれど祭りとあらば言祝ぐのが正道だろう。

「アンジュさんも素敵な聖女祭りにしましょうね」
(43) 2024/01/27(Sat) 19:58:38

【人】 仕立て屋 エリー

「聖女様も大切な国民を露出狂紛いになんてしたくないだろうしさ。
 気楽に、アンジュの言ったように普段通り過ごせばいいんじゃないかな?
 楽しんでるのを見る方が聖女様も嬉しいはずだよ」
(44) 2024/01/27(Sat) 20:12:06

【人】 白昼夢 ファリエ

「変な場所に痣が現れた方は大変ですよね。
 目立ちますし、かと言って蔑ろにできませんし」

「私もあまり露出なんてしたくありませんから、何事もなく終わってほしいです……普段通りじゃ全然なくなっちゃいますよ」
(45) 2024/01/27(Sat) 20:23:09

【人】 寡黙 エミール

>>37 ファリエ

「別におしゃれしてるわけじゃないんだが…………」

見ず知らずの人間たちから祝われるのも面倒くさくて隠しているだけの話。
うなじなら何もしなくとも隠れていただろうからそこは少し残念だが、額や頬などといった隠しようもない場所でなかっただけ幸運だったと言えよう。
はぁ、と息をついて頭をかく。
どうやら、目の前の知人は緊張しているらしい。

「……落ち着かないならなんか食いに行くか?」

とはいえ、この場のメンバーとの話が続く限りは共にこの場に残るだろう。
それくらいの気遣いは出来る男ではあった。
(46) 2024/01/27(Sat) 20:23:31

【人】 薄荷 アンジュ

「はい。それもまた聖女様へのお返しとなりましょう。
 同じ選ばれた者同士、一緒に素敵な聖女祭りにしていきましょう、ファリエさん」
(47) 2024/01/27(Sat) 20:24:54

【人】 寡黙 エミール

「ぱっと見で目立つところに痣のあるやつは今のところ見ないな」

一応女神も配慮してくれてるのかもしれない。
信仰心が強いわけじゃないからよくわからないが。
皆は何処に痣があるのだろうかと気にならないわけではないが、聞くほどでもないのでそこは黙っている様子。
(48) 2024/01/27(Sat) 20:25:32

【人】 飄乎 シヴァ

「た〜〜のも〜〜〜!! ここエリーの城ってマ?」

 痣持ちが教会に集まった翌日のどこかの時間、店先から軽い調子の声。どうやら宣言通り彼がやって来たらしい。腕には随分と立派な花束を抱えている。

「あ、店員さん? 俺ちゃんシヴァってェの、
 エリーに開店祝いに来たのサ、聞いてない?」

「え〜〜いや〜〜〜??
 店開いたのいつって昨日知ったんですよ俺ちゃ〜ん。
 お祝いとかいつにしててもいいじゃんね」

 ってことでお花飾っちゃってて〜!と、店員に花束を渡せば、店内をうろつき始めるだろう。店主が出てくる方が先かもしれないが。

#Moordag
(49) 2024/01/27(Sat) 21:38:44

【人】 仕立て屋 エリー

>>49 シヴァ
店内はほどほどの客入りで、飾られた服の注文などを店員が受けたり、ウィンドウショッピングを楽しむ客が見受けられる。
が、あなたの騒がしさで、皆一様にあなたへ視線を向けた。

「うちの可愛い店員とお客様を困らせないでくれる?」

奥の部屋から騒ぎを聞いて、店主が現れた。
タイトなパンツスタイルは、細身のエリーによく似合う。

「祝いに来るとは聞いてたけど、まさかこんな喧しいとはね。
 って、シヴァはいつでもうるさいか。
 で、何の用? 仕立て? 食事とかならもう少しで店閉めるからそれまで待ってくれるかな」

#Moordag
(50) 2024/01/27(Sat) 22:11:08

【人】 仕立て屋 エリー

「それにしても痣って浮かぶ場所に規則性とかあるのかな。
 もしあるのなら、その辺りを隠せる商品を開発したいんだけど。
 因みに僕は胸元に浮かんだよ。大体心臓の辺り」
(51) 2024/01/27(Sat) 22:12:57

【人】 薄荷 アンジュ

「私は腹部に浮かんでいます。胸元も服さえあれば隠せるので楽ではありますが、確かに他人に見せるというわけにはいきませんね……。
 痣を隠すという点では需要も少なそうですが……傷隠しにも流用はできそうですね。
 冒険者向けともなれば、彼らは生傷の堪えないお仕事ですから」
(52) 2024/01/27(Sat) 22:29:27

【人】 仕立て屋 エリー

「傷隠しは化粧で結構なんとかなるもんだけど……
 深い古傷とかはどうしようもないか。
 できたばっかりとかも触れられないし。
 アンジュはどういうのがいいとかある?
 見たことある傷とかで想像してもらってもいいんだけど」
(53) 2024/01/27(Sat) 22:41:59

【人】 薄荷 アンジュ

「子供の頃にうっかりつけた傷が大人になっても残るのもありますよね。火傷で少々大きな傷を作ったという話もありますし。

 そうですね……いっそ傷を目立たなくさせるために模様つきのシースルーやレースとか。女性向けではありますが、それでもオシャレしたいヒトというのはいると思いまして」
(54) 2024/01/27(Sat) 22:58:46

【人】 飄乎 シヴァ

>>50 エリー

「祝い事とかいっくら賑やかにしてもいいじゃんね、
 ってあっれもう閉めちゃうん? 宴会でもする??」

 適当なことを抜かしながらドンドドン。しっかりプレゼント用にラッピングされた品々がアイテムボックスから取り出され、カウンターの邪魔にならないところに置かれていく。
 教会では酒がどうのと言っていたが、半分はジュースの類だ。元々の土産は勿論、祝いの品としてメジャーな品目も見受けられる。新しく購入したのだろう。


「は冗談としてェ。いや全然普通にお客をプレイする気
 だったんだワ。コレがあんまり目に入らんように
 なるくらいの上着でも欲しいって言うか〜?」

 左手首をひょいと持ち上げる。複雑な装飾の、古びた銀の腕輪。好みがシンプルやスタイリッシュに寄っている彼の趣味には合わないものだ。

「旅してる時はまだいいんけど、
 こうやってふつーに町にいる時に
 あんまり意識したくないとこがあると言いますか」

「ただ隠すだけなら別に何でもいいんけど、
 俺ちゃん好きじゃない物は身に着けたくないし?
 それでお祝いがてら見に来たってワケ」

 あっコレは別ね!と付け足して左手をひらひら。

#Moordag
(55) 2024/01/27(Sat) 23:03:41

【人】 寡黙 エミール

「……皆ばらばらだから規則性ってのはなさそうに思うが」

首筋、うなじ、胸元、腹。
聞いてる限り同じ場所に痣がある者は今のところ居ないようだと考察して嘆息した。
同じ場所にある人が居たとしても、おそらくは偶然だと思われる。

「聖女が場所を選んだのかどうかは知らないがな……」

選んだとしたなら随分と悪趣味だなと、勝手ながら散々な人物像の聖女が思い浮かべてしまった。
いや、額とかじゃないあたりは有り難いのだが……。
(56) 2024/01/27(Sat) 23:09:10
 


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