人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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【人】 賢者 メルキオール

[



「一緒に冒険、しませんか──?」



  いつのことだったか忘れてしまったけれど
  そこから私たちの冒険は始まったの

  ……貴方は覚えているかしら?]
(78) 2020/05/15(Fri) 22:12:34

【人】 賢者 メルキオール

["ギルド"
──それは数多くの冒険者たちが夢を追い求めてくる場所。
そして、力量が十分であれば、金が手に入り、名声を得られる場所だ。


いつの時代から始まったかわからない、それほど昔からこの世界にはギルドという場所は不可欠であって、大きな街には必ずともいってギルドの支部はあった。


──これは、王都に程近い少し大きめな都市にあるとあるギルドでの物語]
(79) 2020/05/15(Fri) 22:14:27

【人】 賢者 メルキオール

─ ギルド内・掲示板前にて ─



  ……今日の仕事は何をしようかしら?


[ギルドボードの前で佇む女性が一人。
薬草集めに行商護衛、モンスター退治にペット捜索と幅広いジャンルの依頼がボードへと貼られている。
勿論ギルドランクという制度があるため受けられない依頼も存在するが、そもそもそんな依頼は受ける気もなく]
(80) 2020/05/15(Fri) 22:15:07

【人】 賢者 メルキオール



  とりあえず待ち……かしら


[相方が来るのを待とう。
おそらくまだ宿屋の布団の中で惰眠を貪ってるんでしょうけれど。


  "お昼まで待って来ないなら一人でクエストに行こう"


そんなことを思っては、ギルド併設のカフェでお茶を傾けること後どれくらいでしょうか?*]
(81) 2020/05/15(Fri) 22:16:01
賢者 メルキオールは、メモを貼った。
(a10) 2020/05/15(Fri) 22:23:08

【人】 軍医 ルーク

  ―― 
前線基地・外壁上
 ――

[ 出撃した兵士達は散会し、各々の配置につく。
 中の一隊が、前方に突出している。
 あれは、穴から降りてくる怪物の降下位置近くに陣取る
 第一部隊だろう。
 武装に身を固めながら、
 その動きは気を抜けば見失いそうなほどに疾い。
 怪物を間近に相手取る超近接部隊には、
 身体能力に優れているものが多く配属されているのか、
 あるいは、余程よく統率が取れているのか。

 彼らを見下ろす顔に表情はない――はずだ。
 地上の動きに集中していたものだから、
 固唾を飲んで事情を見守る手の中の鳥が、
 不安げにちらりと此方を見上げたことには、
 一向に気付かなかった。]
(82) 2020/05/15(Fri) 22:25:32

【人】 軍医 ルーク

[ 天の大穴から、“それ”が降りてくる。
 否、“降りてくる”というよりは――
 落下だ、落ちてくる。
 あの距離から落下しては、生き物ならばひとたまりもない。
 けれど、それは、そう
 ――言葉通りの意味で、生き物ではないのだ。
 
 けたたましい吼え声が戦場を劈き、
 『それ』が地面に着地するのと、
 砲門が火を噴くのは同時だった。

 腹の底に響く砲撃音が、耳を聾する。
 矢継ぎ早に放たれた第一陣の砲撃は、
 怪物に、あるいはその周囲に着弾し、
 爆音が轟き、土煙が巻き上がる。

 前線の人影たちは、射線上にはいない。
 砲撃部隊も味方を撃つ様な無様はすまい――という、
 そう簡単な話ではない、
 近接部隊の彼らはあれほど突出し、
 見上げるほどに巨大な怪物と相対しながら、
 同時に、味方の動きを把握しているのだろう。]
(83) 2020/05/15(Fri) 22:26:15

【人】 軍医 ルーク

[ もうもうと巻き上がる土煙、
 閃光がひらめき、戦場は地獄と化す。
 今もその残骸が残る建造物の名残が、
 怪物の前足の一撃で、がらがらと崩れ落ちた。
 ――そう、此処は、あの大穴から怪物があらわれるまでは、
 ひとが住まう土地だった。

 ここにいても、大きな白い耳はあまりにもよく音を拾う。
 破壊音、爆音、銃弾の音、ひとの声。
 晴れてゆく土煙の向こうで、“それ”の影が現れる。

 再びの咆哮。
 四つ足の怪物は進みを止め、その首はぎりりと向きを変え、
 生き物ではありえない角度で外壁を見上げ、
 基地へと狙いを定めるように、一歩ずつ近づいてくる。>>72]
(84) 2020/05/15(Fri) 22:27:11

【人】 軍医 ルーク

 
  四足歩行型――
  速度に応じて足並みを変化させている、
  歩容の再現まで完全…
  などという生易しいものじゃ、ないな、あれは。


[ 生き物にしか見えない動き、
けして生き物ではありえない、圧倒的な破壊の化身。
 その足取りを止めようと、兵士たちが攻撃を加える。
 けれど、その進みを止めるには至らない。

 四つ足の怪物が、迫って来る。
 その胸元がぱかりと開き、奥にある『なにか』が、
 戦場の何処かへと狙いを定めようとした、そのとき――]
(85) 2020/05/15(Fri) 22:27:51

【人】 軍医 ルーク

[ 戦場の中心に、白い光が膨れ上がる。
 まるで『太陽』のように、
 目が眩み、焼かれそうなほどの光量だ。
 色素の薄い瞳は、それほど光には強くない。
 けれど、目を眩しそうに細めながらも瞑ることなく、
 強く、強く、輝きを増してゆく光を見続ける。
 やがてそれは一筋に収束し――

 怪物の中央部を射抜き、消えていった。
 
 ずしん、と、
 巨体の倒れる音と舞い上がる土煙が、ここからも良く見えた。
 それからもう一つ――
 先ほど白い光が見えた場所に、赤い影ひとつ。
 そして、倒れたその影のところに、
 ばらばらと駆け寄ってゆく近接部隊の兵士たち。]
(86) 2020/05/15(Fri) 22:28:52

【人】 軍医 ルーク

 
  戻るよ。


[ きゅう、と鳥が窮屈そうな声を上げる。
 それで初めて、自分が身体に力を入れていたことに気付く。
 鳥は今の光が眩しかったようで、
 くしくしと羽で目の辺りを擦るような仕草を見せていた。
 こいつはこいつで、生き物よりも生き物らしい。
 あれはなに? と問うように此方を見上げるものだから]
(87) 2020/05/15(Fri) 22:29:35

【人】 軍医 ルーク

 
  あれかい?
  そうだなあ、極めつけの莫迦が、
  極めつけに莫迦なことをしたということだよ。
  ああ、仕方がないんだ、
  莫迦は莫迦なことをするがゆえに莫迦なんだから。


[ そんな風に言いながら、基地の中へと踵を返す。
 これから医務室に訪問者があるに違いない。
 その足取りはゆっくりしたものだったが
 ――これ以上早く歩けないのだから仕方ない――
 寄り道せずに、医務室へと戻るだろう。]*
(88) 2020/05/15(Fri) 22:30:02

【人】 軍医 ルーク

 
   ―― 
医務室
 ――

[ 長耳兎の部隊長がいつ頃目覚めたかは、
 そいつの体力次第といったところだけれど、
 少なくとも、隊長を担ぎ込んできた部下たちの阿鼻叫喚は、
 耳に入らなかったようだった。
 あの耳はさぞよく聞こえるだろうから、
 もし意識があったなら、

 なんでよりによって葬儀屋がいるんだ!? 
 誰でもいいから他の医者呼んで来い、
 うわやめろ俺たちは大した怪我なんてギャー!!!

 ――みたいな大騒ぎが、
 ことのほかよく聞こえていたはずだ。

 (もしかしたら多少夢見は悪かったかもしれない)

 戦闘があって負傷者が零ということはなく、
 暫くの間は駆け付けた他の医者たちも交えて、
 怪我人の手当てに追われた。

 急な処置を要する負傷をしたものは、ほぼいない。
 部隊の練度の賜物か、
 あるいは――被害が出る『前に』、敵を仕留めたからか。

 ある意味で一番重症だったのは、この長耳だったのだけれど、
 先ずは寝台に突っ込んで点滴の管を刺し、
 他の患者の応急手当てに当たる。]
(89) 2020/05/15(Fri) 22:31:30

【人】 軍医 ルーク

 
  君、そいつに何かあったら呼んでくれ。


[ 戸棚の横を通り過ぎがてら、
 影に隠れていたもふ玉に声をかければ、
 鳥はらじゃー! とばかりに頷いて、
 兎のベッドの下に潜り込んで隠れる。
 けれど、下にいては様子が分からないと気づいたのか、
 よいしょ、と寝台によじ登り、
 布団の中に潜り込んで、もそもそと隠れた。
 ――まあ、それはそれでいいだろう。]
(90) 2020/05/15(Fri) 22:32:11

【人】 軍医 ルーク

[ だから、そいつが目覚めたときに最初に見るのは、
 首を右に傾けるか、左に傾けるかの運次第。
 運が良ければ、人が去って医務室が静けさを取り戻した後、
 にょきっと布団から顔だけ出して添い寝を決め込む
 ぺんぎんであったろうし、
 運が悪ければ、元々ない表情を凍らせて、
 笑っていない目で口元だけを釣り上げている、
 『話が分からない』方の医者であっただろう。]


  おはよう。
  早速だけれど、問診の時間だ。
  さてその前に、聞いておこうかな。
  確か君は以前、わたしが薬を処方した際、
  『苺飴なら喜んで食べるのに』と言っていたかな。
  それを踏まえて質問だ。


[ 記憶力は良い、患者の希望は『よく覚えている』]
(91) 2020/05/15(Fri) 22:33:13

【人】 軍医 ルーク

 それほどあの薬が嫌なら、開発中の新薬か、
 中央から取り寄せた栄養剤を試そうか。
 どれも頗るよく効くよ。
 
 さて、腸が捻じれかえるほどに苦い奴と、
 胃が踊り出しそうに苦い奴と、
 それともいつものやつ、どれがいい?



[ にい、と口端が笑みの形を象る。
 三つも選択肢を用意するなんて、
 自分はなんて心優しい医者なのだろう。
 ――そう、患者の希望を覚えてはいるし、
 話もしっかりと理解するが、
 かといって希望に沿うとは限らないのである。]
(92) 2020/05/15(Fri) 22:37:12

【人】 軍医 ルーク

[ 怒るか、実験対象か。
 どう思われているかは、分からないけれど。
 答えを待ちながら、その様子をじっと見る。
 目の動き、手足の動き、問いに応えるならば声の調子。
 疲労以外に何かの症状は出ていないか?
 
 ――戦場でどう行動するかは、兵士の領分だ。
 だから、ああするべきだった、こうするべきだったと、
 口を挟むようなものではない。
 しかし、ここは医務室で、自分は医者だ。
 だから医者としての所見を述べておくことにしよう。]


   阿呆。

*
(93) 2020/05/15(Fri) 22:41:43
到着: 楊 宇静

【人】 楊 宇静



  我不回家!
    (家には帰らないってば)
   我不想说同样的话…
     (同じ話はしたくないんだよ)


[立て付けの少々悪い硝子戸は、無理矢理引けばガタガタと大袈裟に存在感をアピールする。
しかし更なる大声でそれを掻き消したなら、男は店をぐるりと見渡した。]


  ……请暂时不要给我打电话……
      (暫く電話してこないで)

 
(94) 2020/05/15(Fri) 22:43:20
兄 エーリクは、メモを貼った。
(a11) 2020/05/15(Fri) 22:43:22

【人】 楊 宇静



[舌打ちは、今しがた行われていた通話の中身のせいか、それとも。昼飯時の真っ只中、賑やかな店内に自らの座るべき席を見出だせなかったからか。

忌々しげにスマートフォンの画面を押下したなら、仕方がない。と、向かい側に人が既に座っているテーブルに腰を下ろした。]


  やぁ、ゴメンネ
  でもひとりのテーブルでは寂しいよ

  ご飯食べるとき、美味いと感じるのは
  他のひとと一緒で食べることだね


[先客>>58はちょうど食べ始めた頃合いだったろうか。
日本人のパーソナルスペースは広い。というのは知識として知ってはいたものの、この国に来てみて実際にそうだった。と、思うこと枚挙に暇がない。

私はそうは思わないけれど、彼はそうではないかも知れない。だって、顔立ちがちゃんと、この国のひとだもの。と、湯麺を啜る姿を不躾に観察しながら思う。]

 
(95) 2020/05/15(Fri) 22:45:11

【人】 楊 宇静



  叔叔、请给我平常的一个
    (おじちゃん、いつもの頂戴)


[だから、返事が素っ気なくても気にしない。勿論、何か話が膨らめば楽しいのだけれど。

兎に角今は、空いた腹をどうにかするのが先決と、エビチリとご飯の昼Cセットを頼んで、それから。]


  髪の毛、可愛いね?


[自分の首の後ろ――ちょうど先客が髪を結っている辺りと同じ位置――を人差し指で示しながら、もう一度話し掛けてみたけれど、さて。]

 
(96) 2020/05/15(Fri) 22:46:07
軍医 ルークは、メモを貼った。
(a12) 2020/05/15(Fri) 22:51:00

神置 穂村は、メモを貼った。
(a13) 2020/05/15(Fri) 23:18:03

神置 穂村は、メモを貼った。
(a14) 2020/05/15(Fri) 23:22:27

部隊長 シュゼットは、メモを貼った。
(a15) 2020/05/15(Fri) 23:40:55

軍医 ルークは、メモを貼った。
(a16) 2020/05/15(Fri) 23:45:27

到着: ミア

【人】 ミア




         覗き込んでいた。


 
(97) 2020/05/15(Fri) 23:58:36
到着:統率者 アーサー

【人】 ミア



  虚ろな顔と、色の無い瞳だった。
  いのるきもちも無いくせに、指先は十字を切っていた。
  身体の後ろから眩しい光が射してくるから、
  私の、ほそくて、おおきな影がのびるよう。

 
(98) 2020/05/16(Sat) 0:01:21

【人】 ミア





     薔薇の香りと、そうじゃない 赤のにおいと、



 
(99) 2020/05/16(Sat) 0:02:06

【人】 ミア



  きみ、如何してこんな時に来てしまうのだろう。
  きみがやって来てしまうように、
  きみを " 迎える " ひとがいるって、
  ただそれだけの話なのに。
 
  いっそ同情すらしたかもしれない。
  返事もしない そのひとへ。

 
(100) 2020/05/16(Sat) 0:02:35

【人】 ミア




       いつかのはなしだ。

         いつの はなし、だったか、


 **
(101) 2020/05/16(Sat) 0:02:51
ミアは、メモを貼った。
(a17) 2020/05/16(Sat) 0:04:15

【人】 世界の中心 アーサー



[ ──この僕に足りないものなど、
          この世にたったひとつも、無い。

          …そう、思っていた。  ]


 
(102) 2020/05/16(Sat) 0:07:14

【人】 世界の中心 アーサー


[ 何時だったろう、百万本の薔薇、なんて嘯いたのは。
  …とおいむかしのことのようにも思える。
 
  レッドカーペットなぞ踏んだことも無いのだろう、
  華奢な足先が紅を踏み散らし、
  嗚呼、 そう。 優雅 や 高貴 なんていう、
  これまでの世界を破るかのような、

  寧ろ、勇壮にさえ 見えたのだ。
  天鵞絨の破片を、血飛沫のよに身に纏う。

  知らない景色だった。 全く。 ]
 
(103) 2020/05/16(Sat) 0:07:52

【人】 世界の中心 アーサー



   
( 僕はと言えば、
     血色の葡萄酒こそ嗜みこそすれ、
     早いうちに部屋に引っ込んで、
     窓の外を眺めてばかりだった。 )


 
(104) 2020/05/16(Sat) 0:09:30
 




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